JP2002019205A - 記録装置の紙送り装置及び該装置を備える記録装置 - Google Patents

記録装置の紙送り装置及び該装置を備える記録装置

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JP2002019205A JP2000201805A JP2000201805A JP2002019205A JP 2002019205 A JP2002019205 A JP 2002019205A JP 2000201805 A JP2000201805 A JP 2000201805A JP 2000201805 A JP2000201805 A JP 2000201805A JP 2002019205 A JP2002019205 A JP 2002019205A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】用紙の終端が紙送りローラから外れて自由状態
になった後も、用紙の終端が確実にプラテンの頂面で浮
き上がることなく進行するようにし、これにより用紙の
始端から終端にかけてペーパーギャップが常に一定にな
るような記録装置の紙送り装置を提供すること。 【解決手段】紙送りローラ19の下流側であって、記録
ヘッド21の下方に、紙送りローラ19から送られてく
る用紙Pを下側から支持するリブ25を備えるプラテン
24が設けられ、該リブ25の頂面26の上流端付近
に、紙送りローラ19を通過した用紙Pを頂面26上に
導くとともに頂面26に押し付ける用紙押さえ片49の
押圧作用部51が臨んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドの上流
側近傍に配置された紙送りローラと、記録ヘッドの下流
側近傍に配置された排紙ローラとを備える記録装置の紙
送り装置及び該装置を備えるプリンタ等の記録装置に関
し、特に用紙の終端が紙送りローラから外れたときに用
紙の終端がプラテンの頂面から浮き上がることを防止す
るための構造に係る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の記録装置は、紙送りロー
ラにより用紙を定速で送りながら印刷を行い、用紙の終
端が紙送りローラを外れた後は印刷を行うことなく、排
紙ローラにより排紙するように構成されていた。しかし
最近では用紙の終端近くまで印刷を行うというユーザニ
ーズがあり、これを実現するためには、用紙の終端が紙
送りローラから外れた後も印刷を継続しなければならな
い。
【0003】そこで紙送りローラでの用紙の搬送安定性
の向上を図るため、本出願人は既に特開平10−264
465号「プリンタの紙押さえ装置」なる特許出願に及
んでいる。この特許出願は紙押さえ板と紙押さえローラ
の併用により紙送りローラ部での用紙の浮き上がりを抑
えつつ、印字ヘッドの下へ用紙を円滑に導くというもの
である。
【0004】しかし、この出願では図5に示す如く、印
字ヘッド101に対して確実に用紙Pの先端を案内する
ために紙押さえ板102を設けたにとどまり、印字ヘッ
ド101とプラテンにおけるダイヤモンドリブ103の
頂面105との距離、即ちペーパーギャップPGを正確
に維持するという思想は開示されていない。従って、同
出願における発明の下では、用紙Pの終端が、図5に示
す如く、ダイヤモンドリブ103の頂面105から若干
浮き上がってしまうことがあり、ペーパーギャップPG
が変化してしまう。そして、ペーパーギャップPGが変
化すると記録ヘッド101のドット着弾位置がずれてし
まい、印刷画質が低下するという問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
背景に鑑みなされたものであり、記録ヘッド近傍への用
紙の案内作用だけでなく、用紙の終端が紙送りローラか
ら外れて自由状態になった後も、用紙の終端が確実にプ
ラテンの頂面で浮き上がることなく進行するようにし、
これにより用紙の始端から終端にかけてペーパーギャッ
プが常に一定になるような記録装置の紙送り装置及び該
装置を備える記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、記録ヘッドの上流側
近傍に配置された紙送りローラと、記録ヘッドの下流側
近傍に配置された排紙ローラとを備え、用紙の終端が紙
送りローラから外れた後も用紙に印刷可能な構成を備え
る記録装置の紙送り装置であって、前記紙送りローラの
下流側であって、記録ヘッドの下方には、紙送りローラ
から送られてくる用紙を下側から支持するリブを備える
プラテンが設けられ、該リブの頂面の上流端付近には、
前記紙送りローラを通過した用紙を前記頂面上に導くと
ともに前記頂面に押し付ける用紙押さえ片の押圧作用部
が臨んでいることを特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、用紙押さえ片の押圧作用
部がリブの頂面の上流端付近まで接近して設けられてい
るから、紙送りローラの直ぐ下流だけでなく、記録ヘッ
ド直下の印刷位置に至るまでの用紙の搬送安定性も維持
される。また用紙の終端が浮き上がろうとしても、用紙
押さえ片とダイヤモンドリブの頂面との挟持作用により
用紙終端の浮き上がりは完全に防止されるから、ペーパ
ーギャップが常に一定に維持され、従って記録ヘッドの
ドット着弾位置のずれが生じない。
【0008】また、本願請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載された記録装置の紙送り装置において、前記
用紙押さえ片は、前記紙送りローラの一部をなす紙送り
従動ローラを支持する支持アームに対して、用紙の搬送
路上方に位置するように設けられていることを特徴とす
るものである。本発明によれば、用紙押さえ片の支持部
材を別途設ける必要もなく、既存の部品を有効利用でき
るため、製品コストを抑えることができる。
【0009】また、本願請求項3に記載の発明は、請求
項2に記載された記録装置の紙送り装置において、前記
紙送り従動ローラは、該紙送り従動ローラの軸体の長手
方向に対して間隔をあけて串刺し状に配列されており、
前記用紙押さえ片は前記紙送り従動ローラの間に複数設
けられていることを特徴とするものである。本発明によ
れば、紙送りローラでの押圧力に何ら影響を与えること
なく、用紙の幅方向において平均的に用紙を押さえるこ
とができるとともに、押圧作用部の増加により全体とし
ても押圧作用が向上する。
【0010】また、本願請求項4に記載の発明は、請求
項1〜3のいずれかに記載された記録装置の紙送り装置
において、前記用紙押さえ片は、それ自体あるいは他の
部材との組み合わせにより所定の弾性力を有し、該弾性
力により用紙の厚さの変化に対応して前記押圧作用部の
位置を可変し得るように構成されていることを特徴とす
るものである。本発明によれば、用紙の厚さが変化した
ときに、押圧作用部の位置が自動的に上下するから、用
紙の厚さが変わる度に押圧作用部の位置を作業者が調整
する必要がない。
【0011】また、本願請求項5に記載の発明に係る記
録装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載された紙
送り装置を備えていることを特徴とするものである。本
発明によれば、押圧作用部とダイヤモンドリブにおける
頂面とによって用紙の終端を挟持することができるか
ら、用紙の浮き上がりが生じず、ペーパーギャップの変
動に起因して生じる印刷画質の低下が起こらない。従っ
てボトムマージンを極めて小さくしても、高品質な印刷
を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態に
係る記録装置の紙送り装置を備えるインクジェットプリ
ンタの側断面図であり、図2は同記録装置の紙送り装置
部分の平面図(A)及び駆動系の側面図(B)である。
また図3は同記録装置の紙送り装置の拡大平面図(a)
並びに側断面図(b)であり、図4は本発明の紙送り装
置を採用したときの紙送りローラ通過後の用紙の搬送状
態を示す説明図である。
【0013】図1において、符号1は本発明に係る記録
装置の紙送り装置を適用した記録装置の一例であるイン
クジェットプリンタを示す。インクジェットプリンタ1
は、プリンタ本体3と、該プリンタ本体3の後方上部に
設けられる給紙部5と、プリンタ本体3の前方に形成さ
れる排紙部7とを備えて成る。
【0014】給紙部5には給紙トレイ11が形成されて
おり、給紙トレイ11には複数枚の用紙Pが積載できる
ようになっている。給紙トレイ11の直ぐ下流側には給
紙ローラ13が設けられている。給紙ローラ13は、対
向する分離パッドとの間で給紙トレイ11の最上部に位
置する用紙Pを挟圧して、前方へ送り出す作用をする。
【0015】送り出された用紙Pは、下側の紙送り駆動
ローラ15及び上側の紙送り従動ローラ17から構成さ
れる紙送りローラ19に至り、そこで後述する駆動系に
より印刷工程における精密な紙送り動作を受けながら、
紙送りローラ19の下流側に位置する記録ヘッドである
印字ヘッド21へ給紙されるようになっている。
【0016】印字ヘッド21はキャリッジ23に支持さ
れており、キャリッジ23は給紙方向と直交する方向へ
往復運動できるようになっている。印字ヘッド21と対
向する位置にはプラテン24が設けられており、該プラ
テン24はキャリッジ23の移動方向に沿って間隔をあ
けて配置される複数のダイヤモンドリブ25によって構
成されている。ダイヤモンドリブ25は、印字ヘッド2
1によって用紙Pに印刷を行う際に、用紙Pを下側から
支持する作用をし、具体的には、ダイヤモンドリブ25
の頂面26がその作用を担う。
【0017】印字ヘッド21とダイヤモンドリブ25と
の距離は、用紙Pの厚さによって適宜調節できるように
なっており、これにより用紙Pはダイヤモンドリブ25
の頂面26上を滑らかに通過しながら、高品質の印刷が
行えるようになっている。印字ヘッド21で印刷された
用紙Pは、排紙部7に設けられる排紙ローラ27によっ
て順次排出される。
【0018】排紙ローラ27は、下側の排紙駆動ローラ
29及び上側の排紙ギザローラ31から構成されてお
り、用紙Pが排紙駆動ローラ29の回転駆動により引き
出されて排出される装置となっている。
【0019】ここで紙送りローラ19及び排紙ローラ2
7における各駆動ローラ15,29の駆動系及び両駆動
ローラ15,29の駆動速度の関係について説明する。
図2(B)に示す如く、プリンタ本体3には紙送りモー
タ32が設けられ、その駆動軸に設けられたピニオン3
3には紙送り駆動ギア35が歯合している。紙送り駆動
ギア35の回転軸は、紙送り駆動ローラ15の軸体37
となっている。
【0020】また、紙送り駆動ギア35と同軸的に設け
られるインナギア39には中間ギア41が歯合してお
り、該中間ギア41には排紙駆動ギア43が歯合してい
る。排紙駆動ギア43の回転軸は、排紙駆動ローラ29
の軸体45となっている。このようにして紙送りローラ
19及び排紙ローラ27における各駆動ローラ15、2
9は同一の駆動源からの駆動力を受けて駆動することが
できる。
【0021】ギア比を調整することで、排紙駆動ローラ
29の回転速度は紙送り駆動ローラ15の回転速度より
も速くなるように設定されており、従って排紙ローラ2
7の排紙速度は、紙送りローラ19の紙送り速度よりも
増速率sだけ速い速度となっている。また紙送りローラ
19による用紙押さえ力は、排紙ローラ27による押さ
え力よりも大きく設定されているため、紙送りローラ1
9と排紙ローラ27の両方が用紙を挟持している状態に
あるときの用紙搬送速度は、排紙ローラ27の排紙速度
とは関係なく紙送りローラ19の紙送り速度で規定され
るようになっている。
【0022】以下本発明の特徴的構成について説明す
る。本発明では用紙Pの終端が紙送りローラ19から外
れたときに、用紙Pの終端が浮き上がり、ペーパーギャ
ップPGが変動することを防止するために以下に説明す
るような構造を提供する。
【0023】即ち図3に示す如く、紙送り従動ローラ1
7を支持する支持アーム47に対して、用紙Pの搬送路
の上方に位置するように用紙押さえ片49が設けられて
いる。なお、図3(a)には図の複雑化を避ける観点か
ら支持アーム47は省略されている。用紙押さえ片49
は、一例としてステンレス等の金属製材料あるいは硬質
プラスチック製材料等により構成されており、その形状
は一例として図示のような肉薄板状の部材が用紙Pの搬
送路に沿うように幾分湾曲して形成されている。
【0024】図4に示す如く、用紙押さえ片49の先端
には、実質的にダイヤモンドリブ25の頂面26との間
に用紙Pを案内し挟持して用紙終端の押さえ作用を担う
押圧作用部51が形成されており、この押圧作用部51
は、紙送りローラ19の下流側に位置するダイヤモンド
リブ25の頂面26の上流端付近に臨むように配置され
ている。ここで、頂面26の上流端付近とは、頂面26
の紙送りローラ19側に位置する端部からドットの着弾
位置に相当する位置までの間、及び該端部から上流側に
僅かな距離離れた位置であって、押圧作用部51が用紙
の終端に作用したときに用紙の終端が頂面26から浮き
上がることを防止できるような位置を含む。
【0025】更に、図3に示す実施の形態では、紙送り
従動ローラ17の軸体53の長手方向に対して紙送り従
動ローラ17が間隔をあけて串刺し状に配列されてお
り、用紙押さえ片49は、各紙送り従動ローラ17の間
に1個ずつ計11個配置されている。しかし、充分な押
さえ力が得られる場合には、用紙押さえ片49の数を減
少させたり、特に大きな押さえ力がかかる箇所には用紙
押さえ片49を多く設けるなど、その数及び配置態様は
自由である。
【0026】更にまた、図3に示す実施の形態では、支
持アーム47に対して、一例としてねじりコイルバネか
らなる付勢手段55を作用させている。この付勢手段5
5は本来、支持アーム47の先端に支持されている紙送
り従動ローラ17に所定の押圧力を付与する目的で設け
られるものであるが、これと同時に支持アーム47に対
して設けられている用紙押さえ片49にも適当な弾性力
を付与して、用紙Pの厚さの変化等に対応して押圧力を
自動的に調整できるようにする作用も併せ持つ。なお、
図3(a)には図の複雑化を避ける観点からねじりコイ
ルバネからなる付勢手段55は省略されている。
【0027】勿論、用紙押さえ片49自体を板バネ等に
より構成し、それ自体で所定の弾性力を発揮できるもの
であれば、上記付勢手段55を用紙押さえ片49に弾性
力を付与するように作用させる必要はない。また微妙な
紙厚の変化等に対応したければ、別途用紙押さえ片49
だけに下向きの付勢力を付与する専用の付勢手段を追加
するようにすることも可能である。なお押圧作用部51
が、用紙Pの終端を実質的に頂面26に接触させるよう
な位置にある場合には、押圧作用部51は必ずしも頂面
26上に付勢されている必要はない。本明細書におい
て、押し付けるという用語は、このように用紙の下面が
実質的に頂面26に接触することができる作用を意味す
る。
【0028】この他、用紙押さえ片49を設ける箇所と
しては、支持アーム47に限らず、図示は省略するが適
宜のブラケットを独立して設け、そのブラケットに対し
て取り付けるようにすることも可能であるし、印字ヘッ
ド21の印刷位置(ドットの着弾位置)よりも上流側に
押圧作用部51が位置するように、印字ヘッド21ある
いはこれを駆動するキャリッジ23に対して取り付ける
ようにすることも可能である。更に支持アーム47の一
部に用紙押さえ片49の機能を持たせるようにすること
も可能である。
【0029】次に、上記実施の形態に係る本発明の作用
について説明する。給紙ローラ13によって給紙された
用紙Pは、紙送りローラ19の上流側近傍に至ると、そ
の搬送路上方に位置する用紙押さえ片49によって、そ
の上面を案内されて、紙送り駆動ローラ15と紙送り従
動ローラ17との間に導かれ、両ローラの駆動により下
流側に位置する印字ヘッド21の下方に向けて定速で搬
送される。このとき用紙Pの始端は用紙押さえ片49に
よってダイヤモンドリブ25の頂面26の上に案内され
る。
【0030】用紙Pの印刷開始端が、印字ヘッド21の
直下の所定の印刷位置に差し掛かると印刷が開始され
る。その後用紙Pの始端が、排紙ローラ27に至ると、
排紙動作が開始される一方、排紙ローラ27の搬送速度
は紙送りローラ19の搬送速度より速く設定されている
ため、用紙Pにバックテンションが掛かった状態で搬送
される。
【0031】そして、用紙Pの終端が紙送りローラ19
を外れると、今まで用紙Pに掛かっていたテンションが
急になくなり、用紙Pの終端は自由状態となるため上方
へ浮くように屈曲しがちな状態となる。しかし、本発明
ではこのような状態に至っても、用紙Pの終端は、図4
に示す如く、用紙押さえ片49における押圧作用部51
とダイヤモンドリブ25における頂面26との挟持作用
によって保持された状態にあるから、用紙Pの終端の浮
き上がりは生じず、用紙Pは、用紙の下面がダイヤモン
ドリブ25の頂面26に接触した状態を維持しながら搬
送される。
【0032】従って、用紙Pの終端が紙送りローラ19
から外れた後も、それ以前と同様に高品質な印刷を引き
続き行うことができる。このようにして例えばボトムマ
ージン3mm程度までの印刷も可能となる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、用紙の終端が紙送りロ
ーラを外れた後も、用紙の終端は用紙押さえ片における
押圧作用部とダイヤモンドリブにおける頂面とによって
挟持されているから、用紙の浮き上がりは生じず、ペー
パーギャップの変動に起因して生じる印刷画質の低下が
起こらない。従ってボトムマージンを極めて小さくして
も、高品質な印刷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る記録装置の紙送り
装置を備えるインクジェットプリンタの側断面図であ
る。
【図2】(A)は同記録装置の紙送り装置部分の上面図
であり、(B)は駆動系の側面図である。
【図3】(a)は紙送りローラ周辺の構造を示す拡大上
面図であり、(b)は紙送りローラ及び排紙ローラ周辺
の構造を示す側断面図である。
【図4】本発明の記録装置の紙送り装置における用紙の
搬送状態を示す説明図である。
【図5】従来の記録装置の紙送り装置における用紙の搬
送状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 15 紙送り駆動ローラ 17 紙送り従動ローラ 19 紙送りローラ 21 記録ヘッド 24 プラテン 25 ダイヤモンドリブ 26 頂面 27 排紙ローラ 29 排紙駆動ローラ 31 排紙ギザローラ 32 紙送りモータ 33 ピニオン 37 軸体 47 支持アーム 49 用紙押さえ片 51 押圧作用部 53 軸体 55 付勢手段 P 用紙 PG ペーパーギャップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドの上流側近傍に配置された紙
    送りローラと、記録ヘッドの下流側近傍に配置された排
    紙ローラとを備え、用紙の終端が前記紙送りローラから
    外れた後も用紙に印刷可能な構成を備える記録装置の紙
    送り装置であって、 前記紙送りローラの下流側であって、記録ヘッドの下方
    には、紙送りローラから送られてくる用紙を下側から支
    持するリブを備えるプラテンが設けられ、 該リブの頂面の上流端付近には、前記紙送りローラを通
    過した用紙を前記頂面上に導くとともに前記頂面に押し
    付ける用紙押さえ片の押圧作用部が臨んでいることを特
    徴とする記録装置の紙送り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記用紙押さえ片
    は、前記紙送りローラの一部をなす紙送り従動ローラを
    支持する支持アームに対して、用紙の搬送路上方に位置
    するように設けられていることを特徴とする記録装置の
    紙送り装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記紙送り従動ロー
    ラは、該紙送り従動ローラの軸体の長手方向に対して間
    隔をあけて串刺し状に配列されており、前記用紙押さえ
    片は前記紙送り従動ローラの間に複数設けられているこ
    とを特徴とする記録装置の紙送り装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記
    用紙押さえ片は、それ自体あるいは他の部材との組み合
    わせにより所定の弾性力を有し、該弾性力により用紙の
    厚さの変化に対応して前記押圧作用部の位置を可変し得
    るように構成されていることを特徴とする記録装置の紙
    送り装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の紙送り
    装置を備えていることを特徴とする記録装置。
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JP2009126082A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Seiko Epson Corp 被記録媒体搬送装置、及び記録装置

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JP2009126082A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Seiko Epson Corp 被記録媒体搬送装置、及び記録装置

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