JP2005096255A - 印字装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 被印字物における印字面の検出領域を印字面の端部まで広げることで、印字可能領域を拡大することができる印字装置を提供すること。
【解決手段】 第1搬送ローラ部32とその搬送下流側に第2搬送ローラ部33を筐体11外に設け、第1搬送ローラ部と第2搬送ローラ部とでタグWを案内支持した状態で、その第1搬送ローラ部32の搬送下流側の際に位置したタグWのバーコードPを読み取るスキャナー22を設けて構成することにより、タグW端部際の印字状態の良否を検出可能とするから、タグW端部際の印字を行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 第1搬送ローラ部32とその搬送下流側に第2搬送ローラ部33を筐体11外に設け、第1搬送ローラ部と第2搬送ローラ部とでタグWを案内支持した状態で、その第1搬送ローラ部32の搬送下流側の際に位置したタグWのバーコードPを読み取るスキャナー22を設けて構成することにより、タグW端部際の印字状態の良否を検出可能とするから、タグW端部際の印字を行うことができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ラベルやタグ等の被印字物に所望の情報を印字して搬出する印字装置に関し、さらに詳しくは、印字された被印字物の印字チェック機構の改良に関する。
商品の値段・種類・製造会社・商品コード等の文字や絵柄、バーコード等をラベルやタグ等の被印字物に印字した後に、バーコード等を検証する印字装置が用いられているが、この印字装置は、搬出される際に被印字物の印字チェックを行う検出部を備えているのが一般的である。
この印字チェックは、スキャナーで当該印字装置で印字された箇所を読み取り、正確な印字がされたか否かを判断するもので、仮に、正確に印字されなかった被印字物を検出すると、印字装置は、印字不良として報知させたり、印字工程を停止させたり、あるいは、不良品を別搬出に振り分ける等の動作処理を行っている。
ここで、従来の検出部の取り付け構造、および被印字物を、図6及び図7を参照しながら簡単に説明する。
従来の検出部Cを備えた印字装置Bは、プラテンローラb1とこのプラテンローラb1の上方に対向配置された印字ヘッドb2とを備えて構成された印字部b3が筐体b4内に内装され、検出部Cは、この印字部b3の下流側に設けられた搬出口部b5の上方に位置した筐体b4から突設するように設けられている。
そして、搬出口部b5から搬出された印字済みの被印字物b6、例えばタグを読み取って印字チェックをしている。
印字チェックが終了すると、印字ヘッドb2とプラテンローラb1とで片持ち支持された被印字物b6は、支持状態が解かれることで、その自重で落下し、その下方に配設されたスタッカ(図示せず)に積層される。
従来の検出部Cを備えた印字装置Bは、プラテンローラb1とこのプラテンローラb1の上方に対向配置された印字ヘッドb2とを備えて構成された印字部b3が筐体b4内に内装され、検出部Cは、この印字部b3の下流側に設けられた搬出口部b5の上方に位置した筐体b4から突設するように設けられている。
そして、搬出口部b5から搬出された印字済みの被印字物b6、例えばタグを読み取って印字チェックをしている。
印字チェックが終了すると、印字ヘッドb2とプラテンローラb1とで片持ち支持された被印字物b6は、支持状態が解かれることで、その自重で落下し、その下方に配設されたスタッカ(図示せず)に積層される。
また、検出部を備えたこの種の印字装置と類するものとして、キャリッジシャフトと、キャリッジと、印字ヘッドと、プラテンと、第1の媒体走行路を形成するシートガイドと、媒体供給側と媒体搬出側とに配設されたフィードローラとを有するプリンタ本体と、第2の媒体走行路を形成してなるステージと、ステージの両側面に固定され且つサイドフレームに係止されるサイド板と、ステージの幅方向に渡って固定状態で配設された画像読取センサと、第2の媒体搬送路上に配設された搬送ローラとを有する画像読取装置とによって構成され、画像読取装置が、プリンタ本体のキャリッジから離間した状態で媒体供給側に配設されたイメージスキャナ付プリンタがある。
このように構成することで、キャリッジのスペース動作に伴う振動の影響と、センサ面への紙粉等の付着を防止して読取精度の向上を果たすことができる、としている(例えば特許文献1参照)。
このように構成することで、キャリッジのスペース動作に伴う振動の影響と、センサ面への紙粉等の付着を防止して読取精度の向上を果たすことができる、としている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、前者の検出部を備えた印字装置は、上記したように、印字ヘッドb2とプラテンローラb1とで被印字物b6を片持ち支持させ、この被印字物b6の筐体b4外に露出した領域に対して検出を行う構成であるため、被印字物b6の少なくとも筐体b4内に位置した領域は、検出することができない。
例えば、タグb6に印字したバーコードb7を検出する場合、図7に例示したように、検出不可能な領域Dがあるために、バーコードの印字位置が制限されている。
例えば、タグb6に印字したバーコードb7を検出する場合、図7に例示したように、検出不可能な領域Dがあるために、バーコードの印字位置が制限されている。
また、後者のイメージスキャナ付プリンタ(特許文献1)は、キャリッジのスペース動作に伴う振動の影響と、センサ面への紙粉等の付着を防止する、という目的を達成するために、有効であるものと思料するが、しかしながら、画像読み取りセンサが搬送ローラに対して搬送方向に上流側の際に配設(特許文献1図1参照)されている。
仮にこのイメージスキャナ付プリンタの技術を、検出部を備えたこの種の印字装置にそのまま適用すると、印字済みの被印字物が搬送ローラに片持ち支持された状態での印字チェックとなるため、被印字物が上下にふらついて正確な読み取りをすることができない。
つまり、このイメージスキャナ付プリンタと、スタッカに落下させるこの種の検出部を備えた印字装置とでは、その被印字物の排出方法が全く異なっている。
仮にこのイメージスキャナ付プリンタの技術を、検出部を備えたこの種の印字装置にそのまま適用すると、印字済みの被印字物が搬送ローラに片持ち支持された状態での印字チェックとなるため、被印字物が上下にふらついて正確な読み取りをすることができない。
つまり、このイメージスキャナ付プリンタと、スタッカに落下させるこの種の検出部を備えた印字装置とでは、その被印字物の排出方法が全く異なっている。
そこで本発明は、被印字物における印字面の検出領域を印字面の端部まで広げることで、印字可能領域を拡大することができる印字装置を提供することを目的とし、さらに他の目的として、被印字物の幅方向に対して検出範囲の狭い検出部を用いても、被印字物の全幅に亘って検出可能にして、低コスト化と小型軽量化をも期待できる印字装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる印字装置は、下記の技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1にかかる印字装置は、ラベルやタグ等の被印字物に所望の情報を印字する印字部と、前記印字部で印字された前記被印字物を搬出する搬出口部とを備えた印字装置において、前記搬出口部から搬出された前記被印字物の表裏面をガイドして前記被印字物を送り出す第1搬送ローラ部と、前記第1搬送ローラ部と所要の間隔をおいて搬送下流側に配設され前記被印字物の表裏面をガイドして前記被印字物を送り出す第2搬送ローラ部とを備えて構成され前記搬出口部に設けられた搬送部と、前記搬送部の上方に設けられ、前記第1搬送ローラ部と前記第2搬送ローラ部とで案内支持された状態で前記第1搬送ローラ部の搬送下流側の際に位置した前記被印字物の印字情報を検出する検出部と、を備えたことを特徴とする。
請求項2にかかる印字装置は、請求項1において、前記検出部は、前記被印字物の搬出方向と直交する左右方向に位置調整可能に構成されていることを特徴とする。
請求項3にかかる印字装置は、請求項1または2において、前記搬送部より下流に配設され、前記搬送部から搬出された前記被印字物が積層されるスタッカを備えたことを特徴とする。
すなわち、請求項1にかかる印字装置は、ラベルやタグ等の被印字物に所望の情報を印字する印字部と、前記印字部で印字された前記被印字物を搬出する搬出口部とを備えた印字装置において、前記搬出口部から搬出された前記被印字物の表裏面をガイドして前記被印字物を送り出す第1搬送ローラ部と、前記第1搬送ローラ部と所要の間隔をおいて搬送下流側に配設され前記被印字物の表裏面をガイドして前記被印字物を送り出す第2搬送ローラ部とを備えて構成され前記搬出口部に設けられた搬送部と、前記搬送部の上方に設けられ、前記第1搬送ローラ部と前記第2搬送ローラ部とで案内支持された状態で前記第1搬送ローラ部の搬送下流側の際に位置した前記被印字物の印字情報を検出する検出部と、を備えたことを特徴とする。
請求項2にかかる印字装置は、請求項1において、前記検出部は、前記被印字物の搬出方向と直交する左右方向に位置調整可能に構成されていることを特徴とする。
請求項3にかかる印字装置は、請求項1または2において、前記搬送部より下流に配設され、前記搬送部から搬出された前記被印字物が積層されるスタッカを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、第1搬送ローラ部とその搬送下流側に第2搬送ローラ部を筐体外に設けると共に、前記第1搬送ローラ部と前記第2搬送ローラ部とで案内支持された状態で、その第1搬送ローラ部の搬送下流側の際に位置した被印字物の印字情報を検出する検出部を設けて、被印字物を安定支持された状態で被印字物の縁近傍まで検出を可能としたから、被印字物における印字面の検出領域を拡大することができ、タグ後端部の際まで印字を行うことができる。
また、検出部を前記被印字物の搬出方向と直交する左右方向に位置調整可能に構成したから、例えば、バーコードのような所定の大きさのものを検出する場合に、被印字物の全幅を検出領域とするような大型の検出部に比べ、効率的に画像を読み取って画像処理することができるので、処理応答時間の短縮化を始め、検出部の低コスト化と小型軽量化ができる。
また、幅広の被印字物であっても検出部を用紙の幅方向に容易に調整することができ、確実に読みとることができる。
また、幅広の被印字物であっても検出部を用紙の幅方向に容易に調整することができ、確実に読みとることができる。
次に、本発明の実施の形態を図1乃至図5に基づいて説明をする。図中、符号Aは印字装置を、符号2は検出部を、符号3は搬送部を、夫々示す。
本実施の形態にかかる印字装置Aは、タグWにバーコードPを印字するのに好適なものを例示しており、図1〜図4に示すように、印字装置本体1と、検出部2と、搬送部3と、スタッカ4とを備えてなる。
印字装置本体1は、筐体11と、タグWを搬送する供給部(図示せず)と、この供給部によって搬送されたタグWを裏面から支持するプラテンローラ101と、このプラテンローラ101の上方に供給されたインクリボンを介してバーコードPの印字を実行する印字ヘッド102とを備えて構成された周知構造のもので、このプラテンローラ101と印字ヘッド102とで印字部10が構成されている。
このように構成された印字装置本体1は、印字部10に搬送されたタグWに、所望の情報が符号化されたバーコードPを印字し、筐体11の一部が開口して形成された搬出口部1aに排出されるようになっている。
次に本発明の要部である検出部2と搬送部3について詳細に説明する。
検出部2は、取付手段を介して取着されており、この取付手段は、第1ブラケット21と、第2ブラケット23と、を備えてなる。
第1ブラケット21は、側面視及び平面視略コ字状に折曲げ形成された板状部材であり、搬出口部1aの上方に位置した筐体11を挟み込むように、筐体11に螺着されている。
また、この第1ブラケット21は、図1及び図2に示したように、下方に向かって漸次幅狭となるように所要角度傾斜しており、後述するスキャナー22を取り付けた際に、そのスキャナー22の読み取り位置が、後述する第1ローラ322の下流側の際となるようになっている。
検出部2は、取付手段を介して取着されており、この取付手段は、第1ブラケット21と、第2ブラケット23と、を備えてなる。
第1ブラケット21は、側面視及び平面視略コ字状に折曲げ形成された板状部材であり、搬出口部1aの上方に位置した筐体11を挟み込むように、筐体11に螺着されている。
また、この第1ブラケット21は、図1及び図2に示したように、下方に向かって漸次幅狭となるように所要角度傾斜しており、後述するスキャナー22を取り付けた際に、そのスキャナー22の読み取り位置が、後述する第1ローラ322の下流側の際となるようになっている。
この第1ブラケット21の上面には、図3に示すように、平行する2つの長孔21aが幅方向に向かって設けられていると共に対向する下面には検出孔21b(図2参照)が開口され、さらに、後述するスキャナー22のケーブル22aを挿通させる開口部21cが、図4に示すように正面に設けられている。
第2ブラケット23は、板状部材を、平面視コ字状に折り曲げ形成されており、後述するスキャナー22前面を被装するようにスキャナー22の両側面に螺着されている。
検出部2は、CCDやMOS等の撮像デバイスが内装された周知構造のスキャナー22であり、前記した長孔21aを介してスキャナー22が第1ブラケット21に螺着されており、スキャナー22から延出したケーブル22aが、開口部21cを介して印字装置本体1内に設けられた制御部(図示せず)に接続されて、前記した検出孔21bを介して搬送されたタグWの表面を読み取り可能になっている。なお、読み取り位置の詳細は後述する。
また、第1ブラケット21の上面に長孔21aを設けたことで、左右方向任意にスライド可能で、任意の位置にスキャナー22を螺着することができ、読み取り位置を調整することができる。
また、第1ブラケット21の上面に長孔21aを設けたことで、左右方向任意にスライド可能で、任意の位置にスキャナー22を螺着することができ、読み取り位置を調整することができる。
搬送部3は、ガイドフレーム31と、第1搬送ローラ部32と、第2搬送ローラ部33と、ガイドロッド34と、カバー35と、を備えてなる。
ガイドフレーム31は、上面が開口するように板状部材で略箱状に枠組み形成されており、搬出口部1aの下部に位置した筐体11の一部を切欠して露出させた印字装置本体1のフレームに一端が支持されて、筐体11から突設されている。
第1搬送ローラ部32は、ガイドフレーム31に内嵌された軸受け(図示せず)を介して、第1歯付きプーリー321を端部に嵌合させた第1ローラ322を、該第1歯付きプーリー321がガイドフレーム31外に突出するように回動可能に設けると共に、プラテンローラ101に設けた歯付きプーリー(図示せず)と第1歯付きプーリー321とが第1タイミングベルト323を介して接続され、プラテンローラ101の回動と同期して該第1ローラ322が回動するようになっている。
また、第1ローラ322の上面に位置したタグWの上面を押圧させる可撓性を有する板状の押圧部材324が第1ブラケット21の下部から垂設されており、図1及び図2に示すように、第1ローラ322の上面に位置したタグWの上面を、この押圧部材324が搬出方向に湾曲してタグWをガイドさせている。
なお、本実施の形態では、板状の押圧部材324としているが、このものに限定されず、回動可能なローラで構成しても良い。
第2搬送ローラ部33は、第1搬送ローラより搬送方向下流に向かって所要の間隔をおいて配設されており、ガイドフレーム31に内嵌された軸受け(図示せず)を介して、第2歯付きプーリー331を端部に嵌合させた第2ローラ332を、第2歯付きプーリー331がガイドフレーム31外に突出するように回動可能に設けると共に、第1歯付きプーリー321と第2歯付きプーリー331とが第2タイミングベルト333を介して接続され、第1ローラ322の回動と同期して該第2ローラ332が回動するようになっている。
また、第2ローラ332の上面に位置したタグWの上面を転動させながら押圧させる第3ローラ335が、第2ブラケット23の前面に対してその上下方向に高さ調整可能に螺着されたステー334を介して設けられている。
ガイドロッド34は、タグWの裏面と線接触するようにガイドフレーム31の後端上部に固着された丸棒状を呈している。
カバー35は、一側面が開口された略箱状を呈し、第1歯付きプーリー321等が露出しないようにガイドフレーム31の両側面を被装している。
カバー35は、一側面が開口された略箱状を呈し、第1歯付きプーリー321等が露出しないようにガイドフレーム31の両側面を被装している。
スタッカ4は、搬送部3下流に配設され、第2搬送ローラ部33を通過して自然落下したタグWを滑落させて、漸次積層するように収納する所要形状に形設されている。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる印字装置Aにおける印字面の検出について説明する。なお、本実施の形態では、所望の情報が符号化されたバーコードPを、従来の印字装置によるタグWの印字位置よりもタグW後端部際に印字するものとする(図5(1)、(2)参照)。
まず、スキャナー22を印字箇所に合わせて左右方向に位置調整をする。
位置調整が完了したら、所望の情報が符号化されたバーコードPの印字を開始し、印字されたタグWを排出口部1aに向かって搬送する。
位置調整が完了したら、所望の情報が符号化されたバーコードPの印字を開始し、印字されたタグWを排出口部1aに向かって搬送する。
このときタグWと印字部10、第1搬送ローラ部32及び第2搬送ローラ部33との位置関係は、タグWの後端が印字部10に係合している状態のままタグWの先端は第1ローラ322と押圧部材324との間に挟入を開始し、プラテンローラ101と同期して回動する第1ローラ322によって排出方向へ漸次送り出される。
やがてタグWの先端は、第2ローラ332と第3ローラ335との間に挟入されるが、このとき、タグWの後端は第1ローラ322と押圧部材324との間に挟入した状態になっている。
このように、タグWの先端が第1搬送ローラ部32や第2搬送ローラ部33と係合を開始する際は、タグWの後端が第1搬送ローラ部32や第2搬送ローラ部33の後方であるプラテンローラ101や第1搬送ローラ部32に係合した状態になっている。
このように、タグWの先端が第1搬送ローラ部32や第2搬送ローラ部33と係合を開始する際は、タグWの後端が第1搬送ローラ部32や第2搬送ローラ部33の後方であるプラテンローラ101や第1搬送ローラ部32に係合した状態になっている。
そして、第2ローラ332と第3ローラ335との間に挟入したタグWは、漸次排出方向へ送り出されるとほぼ同時に、さきほど印字部10において、タグWの表面の後端部際に印字したバーコードPを、スキャナー22が押圧部材324の端部近傍で読み取る。すなわち、スキャナー22は、第1搬送ローラ部32と第2搬送ローラ部33とでタグWを案内支持した状態で、第1搬送ローラ部32の搬送下流側の際に位置したタグWのバーコードPを読み取り可能な所要の位置に配設されている。
スキャナー22で読み取られたバーコードPの画像データは、ケーブル22aを介して印字装置本体1内に設けられた制御部に伝送され、予め制御部に記録されたバーコードPの画像データと比較して正常に印字されたか否かを判断したり、あるいはバーコードPの白領域と黒領域の割合等に基づいて正常に印字されたか否かを判断する。そして、印字正常と判断した場合は、そのまま作業が続行されて漸次スタッカ4に排出・積層される。印字不良と判断した場合は、印字不良として報知させたり、印字工程を停止させたり、あるいは、不良品を別搬出に振り分ける等の動作処理を行う。
このように、本実施の形態にかかる印字装置Aは、第1搬送ローラ部32とその搬送下流側に第2搬送ローラ部33を筐体11外に設け、その第1搬送ローラ部32の搬送下流側の際に位置したタグWのバーコードPを読み取るスキャナー22を設けることにより、タグW端部際の印字状態の良否を検出可能とするから、タグW端部際の印字を行うことができる。
なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
A 印字装置
W タグ
P バーコード
1 印字装置本体
1a 搬出口部
10 印字部
101 プラテンローラ
102 印字ヘッド
11 筐体
2 検出部
21 第1ブラケット
22 スキャナー
22a ケーブル
23 第2ブラケット
3 搬送部
31 ガイドフレーム
32 第1搬送ローラ部
321 第1歯付きプーリー
322 第1ローラ
323 第1タイミングベルト
324 押圧部材
33 第2搬送ローラ部
331 第2歯付きプーリー
332 第2ローラ
333 第2タイミングベルト
334 ステー
335 第3ローラ
34 ガイドロッド
35 カバー
4 スタッカ
W タグ
P バーコード
1 印字装置本体
1a 搬出口部
10 印字部
101 プラテンローラ
102 印字ヘッド
11 筐体
2 検出部
21 第1ブラケット
22 スキャナー
22a ケーブル
23 第2ブラケット
3 搬送部
31 ガイドフレーム
32 第1搬送ローラ部
321 第1歯付きプーリー
322 第1ローラ
323 第1タイミングベルト
324 押圧部材
33 第2搬送ローラ部
331 第2歯付きプーリー
332 第2ローラ
333 第2タイミングベルト
334 ステー
335 第3ローラ
34 ガイドロッド
35 カバー
4 スタッカ
Claims (3)
- ラベルやタグ等の被印字物に所望の情報を印字する印字部と、前記印字部で印字された前記被印字物を搬出する搬出口部とを備えた印字装置において、
前記搬出口部から搬出された前記被印字物の表裏面をガイドして前記被印字物を送り出す第1搬送ローラ部と、前記第1搬送ローラ部と所要の間隔をおいて搬送下流側に配設され前記被印字物の表裏面をガイドして前記被印字物を送り出す第2搬送ローラ部とを備えて構成され前記搬出口部に設けられた搬送部と、
前記搬送部の上方に設けられ、前記第1搬送ローラ部と前記第2搬送ローラ部とで案内支持された状態で前記第1搬送ローラ部の搬送下流側の際に位置した前記被印字物の印字情報を検出する検出部と、
を備えたことを特徴とする印字装置。 - 前記検出部は、前記被印字物の搬出方向と直交する左右方向に位置調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の印字装置。
- 前記搬送部より下流に配設され、前記搬送部から搬出された前記被印字物が積層されるスタッカを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の印字装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003332739A JP2005096255A (ja) | 2003-09-25 | 2003-09-25 | 印字装置 |
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---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007296740A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Sato Corp | Rfid印字用紙用プリンター |
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JPH07177325A (ja) * | 1993-12-16 | 1995-07-14 | Canon Inc | 記録装置 |
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-
2003
- 2003-09-25 JP JP2003332739A patent/JP2005096255A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060914 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090824 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091023 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100323 |