JP2005153147A - 記録媒体搬送機構及びインクジェット記録装置 - Google Patents

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Kuniaki Tanaka
邦明 田中
Osamu Tamura
修 田村
Masahito Mihashi
将人 三橋
Mitsuhide Soga
光英 曽我
Hisashi Kinoshita
久之 木下
Koji Obata
耕治 小畑
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Abstract

【課題】 記録ヘッドの走査領域に記録紙を所定ピッチで搬送するインクジェット記録装置において、記録紙の後端が記録ヘッドの上流側の搬送ローラ対を通過するとき、排出ローラが多く回転することにより記録紙の搬送量が大きくなるのを防止する。
【解決手段】 記録ヘッド14の搬送方向上流側には、記録紙Pを挟持搬送する搬送ローラ34とピンチローラ36とを配設する。記録ヘッド14の下流側には、記録紙Pを挟持して搬送する排出ローラ38と拍車40とを配設する。拍車40の支持部材42にはソレノイド44が設けられており、制御手段46によってソレノイド44に通電することで、拍車40を排出ローラ38へ押圧し、又はその押圧力を解除する。制御手段46は、記録紙Pの後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過するピッチの1つ前の印字終了後に、拍車40の押圧力を一時的に解除し、記録紙Pのテンションを開放する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、インク滴を吐出するインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)の印字領域に記録媒体を所定ピッチで搬送する記録媒体搬送機構、及びこの記録媒体搬送機構を用いたインクジェット記録装置に関する。
従来から、記録媒体の搬送方向と直交する方向に往復移動するキャリッジに、記録ヘッドを搭載し、記録媒体を所定ピッチで搬送させ、キャリッジの往復移動(記録ヘッドの走査)を交互に繰り返しながら、その記録ヘッドのノズルからインク滴を吐出して、画像データに基づいた画像を記録媒体に記録(印字)するインクジェット記録装置は知られている。
このインクジェット記録装置には、図9に示すように、記録ヘッド100の走査領域に記録媒体Pが送り出されるプラテン102が設けられている。記録ヘッド100の走査領域より搬送方向上流側には、記録媒体Pを挟持搬送する搬送ローラ110とピンチローラ112とが配設されている。また、記録ヘッド100の走査領域より搬送方向下流側には、記録媒体Pを挟持搬送する排出ローラ114と拍車116とが配設されている。
このプラテン102の上面には、記録媒体Pの搬送方向に沿って複数のリブ104が設けられており、リブ104の間には、搬送方向に沿って複数の吸引孔106が形成されている。この吸引孔106の背面側にはチャンバー107が設けられており、吸引ファン108で負圧とされる。チャンバー107を負圧とすることで吸引孔106から空気を吸引し、リブ104上を搬送される記録媒体Pを吸引して記録ヘッド100と記録媒体Pとの距離を一定に保持する。
このようなインクジェット記録装置では、搬送ローラ110とピンチローラ112、及び排出ローラ114と拍車116の協調により記録媒体Pを所定ピッチでプラテン102上を搬送させる。そして、記録ヘッド100を走査することによって、プラテン102上の記録媒体Pに所定のバンド巾で印字を行う。さらに記録媒体Pを所定ピッチで搬送し、記録ヘッド100の走査により所定のバンド巾で印字することを繰り返し行い、記録媒体Pのほぼ全面に画像を形成する(例えば、特許文献1参照)。
上記インクジェット記録装置においては、記録ヘッド100の走査領域で記録媒体Pが撓まないようにするため、排出ローラ114の周速を搬送ローラ110の周速より0.4%程度増速し、記録媒体Pにテンションを加えている。別の見方をすれば、排出ローラ114は記録媒体Pの搬送中、搬送ローラ110側に引っ張られた状態で駆動している。
しかし、この構成では、記録媒体Pの後端が搬送ローラ110とピンチローラ112との間を通過するとき記録媒体Pのテンションがなくなり、排出ローラ114が搬送ローラ110側に引っ張られなくなり、排出ローラ114が記録媒体Pの搬送方向に多く回転し、その分、余計に記録媒体Pを送り出し画像を乱すことになる。この理由を図10に基づいて説明する。
図10は、排出ローラ114の軸方向端部に設けられた出力ギア120と、駆動源(図示せず)からの駆動力を伝達するアイドラギア122とが噛み合わされた状態を示している。
排出ローラ114の増速により、記録媒体Pの後端が搬送ローラ110とピンチローラ112との間を通過するまでに、記録媒体Pには強い張力が発生する。このため、図10(A)に示すように、アイドラギア122と排出ローラ114の出力ギア120との間では、出力ギア120に記録媒体Pの張力方向(記録媒体搬送方向とは逆方向)の力が働く。
一方、記録媒体Pの後端が搬送ローラ110とピンチローラ112との間を通過したときには、図10(B)に示すように、記録媒体Pの張力が開放され、その反動で出力ギア120の歯がアイドラギア122の歯との隙間Aだけ回転方向に動く。つまり、出力ギア120のバックラッシ分、記録媒体Pが搬送方向に多く搬送されてしまう。
このため、図11(B)に示すように、記録媒体Pを所定ピッチで搬送し、記録ヘッド100による所定のバンドBの印刷を繰り返し行った際に、記録媒体Pの後端が搬送ローラ110を通過するバンドTの手前側で記録媒体Pが多く搬送された分、白筋状の画質不良が発生してしまう(図11(A)は正常な状態)。なお、図11において、各セルの右側は印字結果を表し、左側は一回の走査で印字されるバンドB(印字領域)を表している。左側のバンドBも縦一列に重ならなければならないが、各走査の印字を分かり易く表現するために走査毎にオフセットして表している。
また、図12(B)に示すように、記録ヘッド100により2分割でバンドBの印字をシフトさせて重ね合わせた際には、記録媒体Pの後端が搬送ローラを通過するバンドTの手前側及びバンドT内の2箇所で、記録媒体Pが多く搬送された分、白筋状の画質不良が発生してしまう(図12(A)は正常な状態)。
このような搬送不良の対策として、排出ローラ側にエンコーダを設けて排出ローラの回転角を検出し、画像形成にフィードバックして記録媒体P上の印字位置を調整する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、他の手段として、搬送ローラ側にエンコーダを設けて搬送ローラの回転角を検出し、画像形成にフィードバックして記録媒体P上の印字位置を調整する方法も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
しかし、記録媒体Pの搬送精度に対しては搬送ローラ110の回転が支配的となるため、排出ローラ114側にエンコーダを設けると、記録媒体Pの後端が搬送ローラ110とピンチローラ112を通過する前(記録媒体Pが搬送ローラ110と排出ローラ114とにまたがって搬送されているとき)では、記録媒体Pの搬送精度が悪化する。
一方、搬送ローラ110側にエンコーダを設ける方法では、排出ローラ114の駆動系のバックラッシが考慮されていないため、所望の搬送精度を得ることは難しい。
特開2001−347710号公報 特開2002−361958号公報 特開2002−225370号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、記録ヘッドより上流側の搬送ローラとピンチローラとの間を記録媒体の後端が通過したときに、排出ローラが多く回転することにより記録媒体の搬送量が大きくなるのを防止することができる記録媒体搬送機構及びインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、インク滴を吐出する記録ヘッドの印字領域に、記録媒体を所定ピッチで搬送する記録媒体搬送機構であって、前記印字領域より搬送方向上流側に配置され、回転駆動されることにより前記記録媒体を挟持して搬送する搬送ローラ対と、前記印字領域より搬送方向下流側に配置され、前記搬送ローラ対より速い周速で回転駆動される排出ローラと、回転自在に軸支されると共に前記排出ローラへ押圧され、前記排出ローラとの間で前記記録媒体を挟持する拍車と、前記拍車の押圧力を一時的に解除又は弱くして前記記録媒体のテンションをなくし、再度、前記拍車を押圧させるテンション解除手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1の発明に係る記録媒体搬送機構では、記録媒体が搬送ローラ対と排出ローラ及び拍車にまたがって搬送されているとき(記録媒体の後端が搬送ローラ対を通過する前)には、排出ローラの周速が搬送ローラの周速よりも速いため、記録媒体にはテンションがかかっている。この状態で、テンション解除手段によって拍車の押圧力を一時的に解除又は弱くすることにより、記録媒体のテンションをなくす(開放する)。その後、拍車を排出ローラに押圧させ、記録媒体を搬送することで、記録媒体の後端が拍車と排出ローラとの間を通過するときでも、記録媒体のテンションが開放されたことにより排出ローラが多く回転するのが防止される。このため、記録媒体の搬送量が大きくなることがなくなり、白筋状の画質不良の発生が防止される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成において、前記テンション解除手段は、前記記録媒体の後端が前記搬送ローラ対を通過するピッチの一つ前の印字終了後に、前記拍車の押圧力を解除又は弱くすることを特徴としている。
請求項2の発明では、記録媒体の後端が搬送ローラ対を通過するピッチの一つ前の印字終了後に、テンション解除手段によって拍車の押圧力を解除又は弱くし、記録媒体にかかったテンションをなくす。その後、拍車を排出ローラに押圧させて記録媒体を搬送すると、次のピッチで記録媒体の後端が搬送ローラ対を通過するが、記録媒体のテンションを一旦開放しているので、記録媒体の搬送量が大きくなるのが防止される。このため、白筋状の画質不良のない画像が得られる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の構成において、前記テンション解除手段は、前記記録媒体のページ内の途中で印字がなくスキップさせるときに、前記スキップさせる搬送領域で前記拍車の押圧力を解除又は弱くすることを特徴としている。
請求項3の発明では、記録媒体のページ内の途中で印字がなくスキップさせるときに、このスキップさせる搬送領域で拍車の押圧力を解除又は弱くすることで、記録媒体のテンションをなくす。その後、記録媒体を所定ピッチで搬送する際に、記録媒体の後端が搬送ローラ対を通過しても、記録媒体のテンションが一旦開放されているので、記録媒体の搬送量が大きくなるのが防止される。このため、白筋状の画質不良の発生が防止される。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の構成において、前記テンション解除手段は、前記記録媒体の先端からの搬送量が規定値に達したときに、前記拍車の押圧力を解除又は弱くすることを特徴としている。
請求項4の発明では、記録媒体の先端からの搬送量が規定値に達したときに、拍車の押圧力を解除又は弱くすることで、記録媒体のテンションをなくす。その後、再度、記録媒体を搬送する際に、記録媒体の後端が搬送ローラ対を通過しても、記録媒体のテンションが一旦開放されているので、記録媒体の搬送量が大きくなるのが防止される。このため、白筋状の画質不良の発生が防止される。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の構成において、前記テンション解除手段は、前記記録媒体のページ内で印字データ待ちの待機時間に、前記拍車の押圧力を解除又は弱くすることを特徴としている。
請求項5の発明では、記録媒体のページ内で印字データ待ちの待機時間を利用して、拍車の押圧力を解除又は弱くすることで、記録媒体のテンションをなくす。その後、再度、記録媒体を搬送する際に、記録媒体の後端が搬送ローラ対を通過しても、記録媒体のテンションが一旦開放されているので、記録媒体の搬送量が大きくなるのが防止される。このため、白筋状の画質不良の発生が防止される。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の構成において、前記テンション解除手段は、前記記録媒体に高精細画像を印字するモードでのみ、前記拍車の押圧力を解除又は弱くすることを特徴としている。
請求項6の発明では、記録媒体に高精細画像を印字するモードでのみ、拍車の押圧力を解除又は弱くすることで、記録媒体のテンションをなくす。その後、再度、記録媒体を搬送する際に、記録媒体の後端が搬送ローラ対を通過しても、記録媒体のテンションが開放されているので、記録媒体の搬送量が大きくなるのが防止される。このため、高精細画像において白筋状の画質不良が発生するのが防止される。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の構成において、前記テンション解除手段は、前記記録媒体が所定の厚み以下であるときに、前記拍車の押圧力を解除又は弱くすることを特徴としている。
請求項7の発明では、記録媒体が所定の厚み以下であるときに、拍車の押圧力を解除又は弱くすることで、記録媒体のテンションをなくす。記録媒体が所定の厚み以下であると、記録媒体にテンションがかかりやすく、記録媒体の後端が搬送ローラ対を通過するときに搬送量が増加しやすいが、記録媒体のテンションを一旦解除することで、記録媒体の搬送精度を良好に保つことができる。このため、記録媒体の種類によって白筋状の画質不良が発生するのを防止できる。
請求項8に記載の発明に係るインクジェット記録装置は、請求項1乃至請求項7に記載の記録媒体搬送機構を備えることを特徴としている。
請求項8に記載の発明に係るインクジェット記録装置では、請求項1乃至請求項7に記載の記録媒体搬送機構を備えているので、排出ローラへの拍車の押圧力を一時的に解除又は弱くすることで、記録媒体のテンションをなくすことができる。これにより、再度拍車を押圧し、記録媒体を搬送するときに、記録媒体の後端が拍車と排出ローラとの間を通過しても、記録媒体のテンションが開放されることに起因して搬送量が増加するのが防止される。このため、白筋状の画質不良のない良好な画像が得られる。
本発明に係る記録媒体搬送機構及びインクジェット記録装置によれば、記録媒体の後端が搬送ローラ対を通過するときに、記録媒体の搬送量が大きくなるのを防止でき、記録媒体の搬送精度を良好に保つことができる。このため、白筋状の画質不良の発生を防止できる。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、最初にインクジェット記録装置10の概要を説明し、次に、本発明に係る要部について説明をする。なお、記録媒体は記録紙Pとして説明をする。また、図1及び図4において、記録紙Pのインクジェット記録装置10における搬送方向と直交する方向を主走査方向として矢印Mで表し、記録紙Pの搬送方向を副走査方向として矢印Sで表す。
図4で示すように、インクジェット記録装置10は、記録ヘッド14を搭載したキャリッジ12を備えている。このキャリッジ12の記録紙Pの搬送方向上流側(以下、単に「上流側」という場合もある)には、主走査方向にシャフト16が架設されている。また、キャリッジ12には、主走査方向に走行するタイミングベルト18の一部が固定されている。これにより、キャリッジ12はシャフト16上を主走査方向に往復移動可能に支持される構成となっている。
また、インクジェット記録装置10には、画像印刷前の記録紙Pを束にして入れておく給紙トレイ20が設けられており、その給紙トレイ20の上方には、記録ヘッド14によって画像が印刷された記録紙Pが排出される排紙トレイ22が設けられている。給紙トレイ20から図示しない給紙手段により記録紙Pが1枚ずつ給紙され、記録ヘッド14に対向する副走査方向へ所定のピッチで搬送(間欠送り)する記録紙搬送装置30へ送られる。
また、このインクジェット記録装置10には、印刷時において、各種設定を行うコントロールパネル24が設けられている。図4に示すように、インクジェット記録装置10のキャリッジ12には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色の記録ヘッド14が交換可能に搭載されている。各色の記録ヘッド14は、記録ヘッド14の下部に設けられたノズル(図示せず)がプラテン32と対向するようにキャリッジ12上に搭載されている。図2に示すように、プラテン32は、記録ヘッド14のノズル(図示せず)からインク滴が吐出され画像が形成される記録紙Pを平坦に保持する。
図1及び図2に示すように、記録紙搬送装置30には、プラテン32より記録紙Pの搬送方向上流側に、回転可能に軸支された搬送ローラ34が設けられている。搬送ローラ34と対向する位置には、複数のピンチローラ36が所定の間隔をおいて軸支されており、搬送ローラ34に従動して回転する。この搬送ローラ34とピンチローラ36の回転により、記録紙Pを挟持してプラテン32上へ搬送する。この搬送ローラ34は、金属製のシャフトの表面にセラミックをコーティングしたものである。
また、図1に示すように、プラテン32より記録紙Pの搬送方向下流側には、回転可能に軸支されたシャフト37に一定の間隔で排出ローラ38が取り付けられている。排出ローラ38と対向する位置には、支持部材42に回転可能に軸支された複数の拍車40が設けられている。複数の拍車40は、排出ローラ38を押圧するように支持されており、排出ローラ38に従動して回転する。この排出ローラ38と拍車40の回転により、画像が形成された記録紙Pを排出する。この排出ローラ38は、金属製のシャフト37の表面にEPDMゴム等の弾性体層を形成したものである。また、拍車40は金属製であり、歯の先端部が記録紙Pと接触することにより、印字後の乾ききってないインクが拍車40に転写して、さらに記録紙Pに再転写されることに起因する画質の低下もない。
図1及び図2に示すように、搬送ローラ34と排出ローラ38とは、1つのモータ50によって駆動力が伝達される。より詳細に説明すると、搬送ローラ34のシャフト35の軸方向端部には出力ギア52が取り付けられ、この出力ギア52にはギア56が噛み合わされている。ギア56と同軸上にはプーリー58が設けられている。このプーリー58はモータ50の回転軸に直結されている。また、排出ローラ38のシャフト37の軸方向端部には出力ギア54が取り付けられ、この出力ギア54には伝達ギア60が噛み合わされている。伝達ギア60と同軸上にはプーリー62が設けられ、プーリー62とプーリー58との間にベルト64が架渡されている。
これにより、モータ50から搬送ローラ34へは、ギア56を介して出力ギア52を回転させることで駆動力が伝達される。モータ50から排出ローラ38へは、ベルト64を介して伝達ギア60を回転させ、さらに出力ギア54を回転させることで駆動力が伝達される。
また、記録ヘッド14の印字領域で記録紙Pが撓まないようにするため、排出ローラ38の周速は、ギア比、プーリー比により搬送ローラ34の周速よりも約0.4%増速している。
図3に示すように、チャンネル状の支持部材42には、両端部に2つの開孔47が形成されており、本体フレーム43に設けられた2つのガイドポール48に可動自在に挿通されている。支持部材42の下面には、ソレノイド44のプランシャーが固定されており、制御手段46からの信号に基づきプランシャーを伸縮させることで支持部材42を昇降させ、拍車40を排出ローラ38へ押圧し、又は拍車40の押圧力を解除する。制御手段46は記録紙Pの搬送を制御するとともに、記録紙Pの後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過するピッチの一つ前の印字終了後に、ソレノイド44に通電させ、拍車40の押圧力を一時的に解除する。拍車40の押圧力を解除することで、記録紙Pのテンションをなくした後、再度、ソレノイド44に通電させ、拍車40を排出ローラ38に押圧させる。本実施形態では、記録紙Pの搬送時には、A4記録紙の拍車40と排出ローラ38間での引き抜き力が200gFに設定されている。
なお、本実施形態では、拍車40の排出ローラ38への押圧力を解除するように設定しているが、記録紙Pのテンションを開放することができれば、拍車40の押圧力が一時的に弱くなるような設定にしてもよい。
また、図1及び図2に示すように、プラテン32の上面には、記録紙Pの搬送方向に沿ってリブ70が並列して所定の間隔で配設されている。また、プラテン32の上面には、リブ70の間を記録紙Pの搬送方向と直交する方向に仕切り板76が形成されている。リブ70と仕切り板76とで囲まれた部分には、空気を吸引する吸引孔72が設けられている。また、プラテン32の下側には、吸引孔72と連通する吸引ダクト74が設けられ、吸引ダクト74には吸引ダクト74内を負圧にする吸引ファン(図示せず)が設けられている。吸引ファン(図示せず)を回転させることで吸引孔72から空気が吸引され、記録紙Pをリブ70上に吸着するようになっている。
以上のようなインクジェット記録装置10において、次に、本発明の作用を説明する。
記録紙Pは、記録ヘッド14の上流側と下流側で、搬送ローラ34とピンチローラ36、及び排出ローラ38と拍車40とに挟持された状態で副走査方向に所定のピッチで搬送される。図2に示すように、記録ヘッド14の走査領域では、吸引孔72から空気を吸引することで記録紙Pがリブ70上に吸着され、記録ヘッド14と記録紙Pとの距離がほぼ一定に保たれる。そして、記録ヘッド14がシャフト16上を主走査方向に移動しながら、記録紙Pに対してノズル(図示せず)からインク滴を吐出することにより、所定のバンドBの印字が行われる。
主走査方向への記録ヘッド14の1回の移動が終了すると、記録紙Pは、搬送ローラ34とピンチローラ36、及び排出ローラ38と拍車40との回転によって副走査方向に所定ピッチで搬送され、再び記録ヘッド14が主走査方向(前述とは反対方向)に移動しながら、所定のバンドBの印字が行われる。このような動作を複数回繰り返すことによって、記録紙Pのほぼ全面に画像データに基づく画像が記録される(図5の一括印字を参照)。
図2に示すように、記録紙Pが搬送ローラ34とピンチローラ36、及び排出ローラ38と拍車40とにまたがって搬送されている際には、拍車40は排出ローラ38に所定の押圧力で押圧されている。この状態では、排出ローラ38の周速が搬送ローラ34の周速よりも大きいため、記録紙Pには強いテンションがかかっている。
図5(A)に示すように、記録紙Pの後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過するピッチの一つ前の印字終了後(バンドTの印字の一つ前のバンドBの印字終了後)に、制御手段46からの信号に基づきソレノイド44に通電し、支持部材42を上昇させることで、排出ローラ38への拍車40の押圧力を解除する。これにより、記録紙Pのテンションをなくす。
その後、制御手段46からの信号に基づきソレノイド44に通電し、支持部材42を下降させることで、拍車40を排出ローラ38に押圧させる。次いで記録紙Pを所定ピッチで搬送させ、記録ヘッド14を主走査方向に移動させることで、記録紙Pに対してバンドTの印字が行われる。その際、そのピッチの搬送途中で記録紙Pの後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過するが、記録紙Pのテンションが一旦開放されているので、排出ローラ38が多く回転することがなく、記録紙Pの搬送量が大きくなるのが防止される。このため、図5(B)に示すように、記録紙Pの後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過するバンドTとその前のバンドBとの間に白筋状の画質不良が発生することがなく、高品質な画像を得ることができる。
また、第1実施形態の変形例として、図6は、記録ヘッド100により2分割印字でバンドBの印字を重ね合わせた例を示したものである。
2分割印字のときは、記録紙Pを搬送するピッチを図5の一括印字の半分のピッチとし、記録ヘッド14によるバンドBの印字を2分割でシフトさせて重ね合わせている。
図6(A)に示すように、制御手段46からの信号に基づき、記録紙Pの後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過するピッチの一つ前の印字終了後(バンドTの印字の一つ前のバンドBの印字終了後)に、ソレノイド44に通電し、拍車40の押圧力を解除する。これにより、一旦記録紙Pのテンションをなくす。
そして、拍車40を排出ローラ38に押圧させて記録紙Pを所定ピッチで搬送し、次のバンドTの印字を行う。そのとき、搬送途中で記録紙Pの後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過するが、記録紙Pのテンションが一旦開放されているので、記録紙Pの搬送量が大きくなるのが防止される。そのため、図6(B)に示すように、バンドTの手前側と中間部で白筋状の画質不良が発生することがなく、高品質な画像を得ることができる。
次に、本発明の第2実施形態を図5及び図6に基づいて詳細に説明する。
なお、第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図5に示すように、複数の拍車40を回転可能に軸支する支持部材42の両端部には、カム86が支持部材42に当接するように設けられている。カム86をモータ84によって回転させ、支持部材42を昇降させることで、拍車40の排出ローラ38への押圧力を変化させる。また、モータ84の回転は制御手段80によって制御される。本実施形態では、記録紙Pの後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過するピッチの一つ前の印字終了後に、拍車40の押圧力が弱くなるように設定されている。なお、本実施形態は、図示しないばねにより拍車40を排出ローラ38に押圧させる構成である。
また、インクジェット記録装置内で記録紙Pの紙詰まりが発生したときには、制御手段80によりモータ84を回転させ、カム86を回転させることで、拍車40の押圧力が弱くなるように設定されている。
このようなインクジェット記録装置では、記録紙Pの後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過するピッチの一つ前の印字終了後に、制御手段46によりカム86を回転させ、支持部材42を上昇させることで、排出ローラ38への拍車40の押圧力を弱くする。これにより、記録紙Pにかかっていたテンションをなくす。その後、拍車40を排出ローラ38へ押圧させ、記録紙Pを所定ピッチで搬送する。
その際、記録紙Pの後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過するが、記録紙Pのテンションが一旦開放されているので、記録紙Pの搬送量が大きくなるのを防止できる。このため、白筋状の画質不良の発生が防止され、高画質な画像を得ることができる。
また、記録紙Pの紙詰まりが発生したときには、制御手段46によりカム86を回転させ、支持部材42を上昇させることで、排出ローラ38への拍車40の押圧力を弱くする。これにより、排出ローラ38と拍車40との間に挟まれた記録紙Pを容易に除去することができる。
なお、第2実施形態では、拍車40の押圧力を弱くするように設定しているが、これに限定するものではなく、拍車の押圧力を解除する設定にしてもよい。
なお、第1及び第2実施形態では、拍車40の排出ローラ38への押圧力を可変させる手段として、ソレノイドやカムを用いたが、これに限定するものではなく、拍車40の押圧力を解除又は弱くできる構造を適宜に設定できる。
次に、本発明の他の実施形態に係るインクジェット記録装置について説明する。
第1及び第2実施形態では、記録紙Pの後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過するピッチの一つ前の印字終了後に、拍車40の押圧力を解除又は弱くしたが、このようなタイミングに限定するものではない。
例えば、記録紙Pの後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過するピッチの一つ前のピッチの搬送終了後に、拍車40の押圧力を解除又は弱くして記録紙Pのテンションをなくし、その後、バンドBの印字を行い、記録紙Pを所定ピッチで搬送してバンドTの印字を行ってもよい。
例えば、制御手段46によって記録紙Pの搬送と記録ヘッド14の印字のタイミングを制御し、記録紙Pのページ内の途中で印字がなくスキップ(ピッチ送りではなく連続搬送を意味する)させるときに、そのスキップさせる搬送領域で、拍車40の押圧力を解除又は弱くするように設定してもよい。記録紙Pをスキップさせる搬送領域で、制御手段46からの信号に基づき拍車40の押圧力を解除又は弱くすることで、記録紙Pのテンションをなくすことができる。したがって、その後の記録紙Pの搬送時に、記録紙Pの
後端が搬送ローラ34とピンチローラ36との間を通過しても、記録紙Pの搬送量が大きくなるのを防止でき、白筋状の画質不良の発生を防止できる。
また、制御手段46によって記録紙Pの搬送を制御し、記録紙Pの先端からの搬送量が規定値に達したときに、拍車40の押圧力を解除又は弱くするように設定してもよい。これにより、記録紙Pの後端側で白筋状の画質不良が発生するのを防止できる。このような構成は、特にロール紙やA3を超える用紙を用いたときに有効である。
また、制御手段46によって記録紙Pの搬送と記録ヘッド14の印字のタイミングを制御し、記録紙Pのページ内で印字データ待ちの時間(印字待機時間)が発生したときに、その待機時間中に拍車40の押圧力を解除又は弱くするように設定してもよい。印字待機時間を利用することで、拍車40の押圧力を単独で可変する時間を短縮できる。
さらに、コントロールパネル24によって記録紙Pに高画質モードが選択されたときにのみ、前述したタイミングで拍車40の押圧力を解除又は弱くするように設定してもよい。高画質モードでは、印字を2分割以上で行うため、処理時間がかかる。このように拍車40の押圧力を解除又は弱くする設定は、印字速度がもともと遅い高画質モードに適している。これにより、高精細画像を印字する際に、白筋状の画質不良が発生するのを防止できる。
さらに、インクジェット記録装置10の内部に記録紙Pの厚みを検知するセンサー(図示せず)を設け、記録紙Pが所定の厚み以下であるときに、拍車40の押圧力を解除又は弱くするように設定してもよい。厚みが小さい記録紙P(例えば、普通紙やコート紙)は、腰が弱くテンションがかかりやすいため、画質不良が発生しやすいが、前述したタイミングで拍車40の押圧力を解除又は弱くすることで、白筋状の画質不良が発生するのを防止できる。逆に厚みが大きいときは、腰が強いのでテンションがかかりにくく、テンション解除時の問題は発生しにくい。
なお、拍車40の押圧力を解除又は弱くするタイミングは、上記タイミングに限定されるものではなく、適宜に設定が可能である。
以上のような本実施形態のインクジェット記録装置10は、記録紙P上へ画像(文字を含む)を記録するものであったが、これに限定されるものではない。すなわち、記録媒体は紙に限定されるものでなく、また、吐出する液体もインクに限定されるものではない。例えば、高分子フィルムやガラス上にインクを吐出してディスプレイ用カラーフィルターを作成したり、溶接状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成したりする等、工業用的に用いられる液滴噴射装置全般に含まれる。
本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置の記録紙搬送装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置の記録紙搬送装置を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置の記録紙搬送装置を示す部分構成図である。 本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置を示す一部破断概略斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置の一括印字における拍車の押圧力を解除するタイミングを示す図である。 本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置の2分割印字における拍車の押圧力を解除するタイミングを示す図である。 本発明の第2実施形態に係るインクジェット記録装置の記録紙搬送装置を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るインクジェット記録装置の記録紙搬送装置を示す部分構成図である。 従来のインクジェット記録装置の記録紙搬送装置を示す断面図である。 従来のインクジェット記録装置における記録媒体の搬送量が大きくなる問題点を説明する図である。 従来のインクジェット記録装置で一括印字したときの白筋状の画質不良を示す図である。 従来のインクジェット記録装置で2分割印字したときの白筋状の画質不良を示す図である。
符号の説明
10 インクジェット記録装置
14 記録ヘッド
30 記録紙搬送装置
32 プラテン
34 搬送ローラ
36 ピンチローラ
38 排出ローラ
40 拍車
42 支持部材
44 ソレノイド(テンション解除手段)
46 制御手段(テンション解除手段)
50 モータ
70 リブ
80 制御手段(テンション解除手段)
84 モータ(テンション解除手段)
86 カム(テンション解除手段)

Claims (8)

  1. インク滴を吐出する記録ヘッドの印字領域に、記録媒体を所定ピッチで搬送する記録媒体搬送機構であって、
    前記印字領域より搬送方向上流側に配置され、回転駆動されることにより前記記録媒体を挟持して搬送する搬送ローラ対と、
    前記印字領域より搬送方向下流側に配置され、前記搬送ローラ対より速い周速で回転駆動される排出ローラと、
    回転自在に軸支されると共に前記排出ローラへ押圧され、前記排出ローラとの間で前記記録媒体を挟持する拍車と、
    前記拍車の押圧力を一時的に解除又は弱くして前記記録媒体のテンションをなくし、再度、前記拍車を押圧させるテンション解除手段と、
    を備えることを特徴とする記録媒体搬送機構。
  2. 前記テンション解除手段は、前記記録媒体の後端が前記搬送ローラ対を通過するピッチの一つ前の印字終了後に、前記拍車の押圧力を解除又は弱くすることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体搬送機構。
  3. 前記テンション解除手段は、前記記録媒体のページ内の途中で印字がなくスキップさせるときに、前記スキップさせる搬送領域で前記拍車の押圧力を解除又は弱くすることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体搬送機構。
  4. 前記テンション解除手段は、前記記録媒体の先端からの搬送量が規定値に達したときに、前記拍車の押圧力を解除又は弱くすることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体搬送機構。
  5. 前記テンション解除手段は、前記記録媒体のページ内で印字データ待ちの待機時間に、前記拍車の押圧力を解除又は弱くすることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体搬送機構。
  6. 前記テンション解除手段は、前記記録媒体に高精細画像を印字するモードでのみ、前記拍車の押圧力を解除又は弱くすることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体搬送機構。
  7. 前記テンション解除手段は、前記記録媒体が所定の厚み以下であるときに、前記拍車の押圧力を解除又は弱くすることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体搬送機構。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の記録媒体搬送機構を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7950658B2 (en) 2007-11-26 2011-05-31 Seiko Epson Corporation Recording medium transporting device and recording apparatus
JP2012236670A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Canon Inc シート搬送装置および記録装置
JP2013028111A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Canon Inc 記録装置
US8960893B2 (en) 2012-09-28 2015-02-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Conveying apparatus and image recording apparatus

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