JP5289021B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5289021B2 JP5289021B2 JP2008314638A JP2008314638A JP5289021B2 JP 5289021 B2 JP5289021 B2 JP 5289021B2 JP 2008314638 A JP2008314638 A JP 2008314638A JP 2008314638 A JP2008314638 A JP 2008314638A JP 5289021 B2 JP5289021 B2 JP 5289021B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- recording
- roller
- recording head
- carriage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
複数の記録素子を有する記録ヘッドを用いて印字を行う場合、記録される画像の品位は記録ヘッド単体の性能に依存するところが大きい。例えばインクジェット記録ヘッドの場合、インク吐出口の形状や、電気熱変換体(ヒータ)等のインク吐出に利用されるエネルギを発生する素子のバラツキ等、記録ヘッド製造工程で生じる僅かな違いが、吐出されるインクの吐出量や吐出方向に影響を及ぼす。そして、これらの違いが最終的に形成される画像の濃度ムラとして画像品位を低下させる原因となりうる。
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、本発明を適用可能な記録装置の全体構成を示す模式的斜視図である。また図2は、図1の矢印A方向から見た、記録装置の全体構成を示す模式的側断面図である。シャーシ10が記録ユニット本体1の構造を支えている。インクタンク12は記録ヘッド11へ供給するインクを蓄えており、記録ヘッド11はインクタンク12から供給されたインクを吐出して記録を行う。ガイドシャフト14はキャリッジを支持しており、ガイドレール15はガイドシャフト14と平行にキャリッジ13を支持している。そしてキャリッジ13は記録ヘッド11およびインクタンク12を保持してガイドレール15に沿って走査する。
本実施形態の記録装置は、大きく分けて、給紙部、用紙搬送部、記録部、記録ヘッドメンテナンス部から成っている。ホスト装置308から記録データが送られ、I/F309を介してRAM312上にデータを格納すると、CPU310が記録動作開始指令を出して記録動作が開始する。記録動作が開始すると、まず給紙動作が行われる。
図5(a)から(d)は、記録媒体Pの搬送におけるニップ前後の搬送状態を各段階に分けて示したものである。図5(a)は、記録媒体先端検知ステップであり、PEセンサレバー66がフリー状態を示す図である。PEセンサレバー66はシャーシ10の軸受部に回転自在に支持されている。この状態では、PEセンサレバー66はPEセンサレバーばね68の作用により図の位置に付勢され、PEセンサレバー66の遮蔽板部がPEセンサ67を遮蔽している状態である。この状態から、記録媒体PがPEセンサレバー66部を通過すると、PEセンサレバー66は同図の時計方向に回転し、PEセンサ67は透過状態となって、記録媒体があることを検知出来る。
図6の記録媒体P1および記録媒体P2のそれぞれの状態で、キャリッジを走査方向(図6矢印X方向)に一定速度で走査させる。このとき、光学センサ200が記録媒体を検出してから記録媒体が無いことを検出するまで走査させる。
ΔX=X2-X1
E1=ΔX/D
以下、図面を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。
図9は、本実施形態を適用した記録装置の一部を示した簡略図である。搬送ローラ21には、排紙ローラ30からの駆動が伝達されるように紙送りローラプーリ25が設けられ、排紙ローラ30には排紙ローラギア30aが設けられ、その間にアイドラギア35が設けられている。また、排紙ローラ30の側面に対向するように、排紙ローラ30のキャリッジ走査方向の挙動を検知する位置センサ201が設けられている。
図10は、記録媒体Pが搬送ローラ21から挟持された状態から挟持を解除された状態へ移行した時の位置センサ201の出力を示している。記録媒体Pが搬送ローラ21に挟持された状態では位置センサ201の出力はV1を示し、記録媒体Pが搬送ローラ21から挟持解除された状態では位置センサ201の出力はV2を示している。したがって、検出値V1とV2の差分を変位変換定数Kにより、記録媒体Pの走査方向移動量ΔXを検出することが可能となる。すなわち、ずれ量ΔXは次の式で表わされる。
ΔX=K(V2−V1)
E2=ΔX/D
12 インクタンク
13 キャリッジ
21 搬送ローラ
22 ピンチローラ
30 排紙ローラ
31 排紙ローラ
37 ASF
39 給紙ローラ
66 PEセンサレバ
200 光学センサ
201 位置センサ
Claims (7)
- 記録媒体に対してインクを吐出する記録ヘッドと、該記録ヘッドを搭載して、所定の走査方向に往復走査するキャリッジと、前記記録媒体の搬送方向に関して前記記録ヘッドより上流側に設けられ、前記記録媒体を搬送するための第1のローラ対と、前記搬送方向に関して前記記録ヘッドより下流側に設けられ、記録媒体を搬送するための第2のローラ対と、を備えたインクジェット記録装置において、
前記記録媒体の後端部が前記第1のローラ対を通過した直後の前記記録媒体の前記走査方向に関する端部位置を検知し、当該端部位置に基づいて前記記録媒体の後端部が前記第1のローラ対を通過する前後の前記記録媒体の前記走査方向に関する位置ずれ量を検出する検出手段を備え、
前記記録媒体の後端部が前記第1のローラ対を通過した直後の走査から、前記位置ずれ量に基づいて前記記録ヘッドの吐出タイミングを補正することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記検出手段は、前記キャリッジに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記検出手段は、光学センサであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 記録媒体に対してインクを吐出する記録ヘッドと、該記録ヘッドを搭載して、所定の走査方向に往復走査するキャリッジと、前記記録媒体の搬送方向に関して前記記録ヘッドよりも上流側に設けられ、前記記録媒体を搬送するための第1のローラ対と、前記搬送方向に関して前記記録ヘッドよりも下流側に設けられ、前記記録媒体を搬送するための第2のローラ対と、を備えたインクジェット記録装置において、
前記記録媒体の後端部が前記第1のローラ対を通過する前後の、前記第2のローラ対の位置ずれ量を検出する検出手段を備え、
前記位置ずれ量に基づいて前記記録ヘッドの吐出タイミングを補正することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記検出手段は渦電流センサであることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
- 前記検出手段は、前記第2のローラ対の前記走査方向に関する位置ずれ量を検出することを特徴とする請求項4または5に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吐出タイミングの補正は、前記記録媒体の後端部が前記第1の搬送手段を通過した直後の走査から行われることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008314638A JP5289021B2 (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008314638A JP5289021B2 (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010137412A JP2010137412A (ja) | 2010-06-24 |
JP5289021B2 true JP5289021B2 (ja) | 2013-09-11 |
Family
ID=42347981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008314638A Expired - Fee Related JP5289021B2 (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5289021B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6186992B2 (ja) * | 2013-07-29 | 2017-08-30 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP6296326B2 (ja) * | 2013-07-29 | 2018-03-20 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP6900778B2 (ja) * | 2017-05-12 | 2021-07-07 | ブラザー工業株式会社 | 記録装置 |
JP6399170B2 (ja) * | 2017-08-03 | 2018-10-03 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002036532A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット記録装置及び方法 |
JP2003205654A (ja) * | 2002-01-11 | 2003-07-22 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP2005305820A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェット記録装置 |
JP2006062118A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-09 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録装置 |
JP4622400B2 (ja) * | 2004-09-08 | 2011-02-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像記録装置 |
JP4366389B2 (ja) * | 2005-12-15 | 2009-11-18 | キヤノン株式会社 | 記録装置および記録方法 |
-
2008
- 2008-12-10 JP JP2008314638A patent/JP5289021B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010137412A (ja) | 2010-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5159212B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
US7527371B2 (en) | Ink jet printing apparatus and method for controlling ink jet printing apparatus | |
US7367642B2 (en) | Image-recording device | |
US7896566B2 (en) | Printing apparatus and printing method | |
JP5729946B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2008168620A (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
JP2008049555A (ja) | 記録装置及び搬送制御方法 | |
US7744187B2 (en) | Recording apparatus | |
JP4401934B2 (ja) | 記録装置及びその制御方法 | |
JP5289021B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP3762228B2 (ja) | 記録装置および記録方法 | |
JP3684159B2 (ja) | 記録装置および記録方法 | |
JP4428970B2 (ja) | 記録装置 | |
EP1950048B1 (en) | Ink jet printer and printing method | |
JP4208604B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置における記録制御方法 | |
JP5821441B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007083500A (ja) | 記録装置 | |
JP5043327B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2006103278A (ja) | 記録装置 | |
JP2003237163A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008230764A (ja) | 印字装置 | |
JP2009137122A (ja) | 記録装置 | |
JP2006159779A (ja) | インクジェット記録装置及び記録位置合わせ方法 | |
JP2006225059A (ja) | シート搬送装置 | |
JP2003292189A (ja) | インクジェット記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20101106 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130604 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |