JP2000233541A - インクジェットプリンタのキャリッジ駆動機構 - Google Patents

インクジェットプリンタのキャリッジ駆動機構

Info

Publication number
JP2000233541A
JP2000233541A JP3684899A JP3684899A JP2000233541A JP 2000233541 A JP2000233541 A JP 2000233541A JP 3684899 A JP3684899 A JP 3684899A JP 3684899 A JP3684899 A JP 3684899A JP 2000233541 A JP2000233541 A JP 2000233541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
scanning direction
sub
main scanning
pulley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3684899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3573993B2 (ja
Inventor
Kenji Tanaka
賢治 田中
Kei Ichimura
圭 市村
Koichi Irihara
紘一 入原
Hiroyuki Ishikura
裕之 石倉
Takuji Moto
拓司 本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3684899A priority Critical patent/JP3573993B2/ja
Publication of JP2000233541A publication Critical patent/JP2000233541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3573993B2 publication Critical patent/JP3573993B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】キャリッジにおける副走査方向の両端部に方向
及び大きさが同一の駆動力を同時に作用させてキャリッ
ジを安定した状態で円滑に移動させる。 【構成】キャリッジ2の前面2aに対向する位置に、駆
動プーリ5a及び従動プーリ5bに張架されたタイミン
グベルト3をキャリッジ2の主走査方向に平行に配置
し、タイミングベルト3の上側の水平部の一部をキャリ
ッジ2の前面2aから突出した係止部2cに係止し、キ
ャリッジ2の背面2bに対向する位置に、駆動プーリ6
a及び従動プーリ6bに張架されたタイミングベルト4
をキャリッジ2の主走査方向に平行に配置し、タイミン
グベルト4の上側の水平部の一部をキャリッジ2の背面
2bから突出した係止部2dに係止した。駆動プーリ5
aと駆動プーリ6aとを連結シャフト8aによって連結
し、駆動プーリ5aを走査用モータ9の回転軸に固定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インクヘッドから吐
出したインクによって用紙上に対する画像形成を行うイ
ンクジェットプリンタに関し、特に、インクカートリッ
ジ及びインクヘッドを搭載したキャリッジを用紙表面に
対向して主走査方向に移動させるキャリッジ駆動機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェットプリンタでは、
インクカートリッジ及びインクヘッドを搭載したキャリ
ッジを用紙の表面に対して主走査方向に往復移動させ、
この間にインクカートリッジ内のインクをインクヘッド
から用紙の表面に吐出させることにより印刷処理を行
う。このようなインクジェットプリンタにおいて、キャ
リッジを主走査方向に往復移動させるための駆動機構と
して、従来より、キャリッジの主走査方向に直交する副
走査方向の片側に、スクリューシャフト、又は、タイミ
ングベルトを介して駆動力を伝達するようにした所謂片
側駆動方式の駆動機構が用いられている。
【0003】スクリューシャフトを用いた片側駆動方式
の駆動機構は、例えば、特開平6−24001号公報に
開示されている。即ち、図8に示すように、主走査方向
に平行に軸支したスクリューシャフト81をキャリッジ
82の主走査方向に直交する方向の一方の側面近傍に配
置した貫通部材83に貫通させるとともに、主走査方向
に平行に固定されたガイドシャフト84をキャリッジ8
2の主走査方向に直交する方向の他方の側面近傍に貫通
させ、画像データに基づくインクヘッドの駆動開始後
に、用紙の副走査方向への搬送タイミングに同期してス
クリューシャフト81を回転せさることにより、キャリ
ッジ82を主走査方向に移動させるようにしている。
【0004】また、タイミングベルトを用いた片側駆動
方式の駆動機構は、図9に示すように、プーリ91a,
91bを介して主走査方向に平行に張架したタイミング
ベルト92の一部をキャリッジ93の一端に係止すると
ともに、主走査方向に平行に固定された2本のガイドシ
ャフト94,95の一方をキャリッジ93の一端側に貫
通させ、他方をキャリッジ93の他端側に当接させ、タ
イミングベルト92を張架している少なくとも一方のプ
ーリ91aをモータ96によって駆動することにより、
キャリッジ93を主走査方向に移動させるようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
片側駆動方式の駆動機構では、キャリッジにおける副走
査方向の片側にのみ供給される駆動力が、主走査方向を
含む平面における回転力としてキャリッジに作用し、キ
ャリッジに対する駆動力の作用方向が移動方向である主
走査方向から偏向する結果、キャリッジの移動時におい
てガイドシャフト等の主走査方向に平行に配置された部
材との摩擦抵抗が大きくなり、キャリッジを円滑に移動
させることができなくなり、駆動機構が早期に磨耗する
だけでなく、記録用紙における印刷位置の重複や欠落に
よって画質の低下を生じる問題があった。
【0006】また、インクヘッドに配置されたノズル数
が100〜300列程度の比較的少数である場合には、
インクカートリッジ及びインクヘッドを含むキャリッジ
の重量はさほど大きくならず、新品のインクカートリッ
ジの重量と交換直前のインクカートリッジの重量との差
はあまり大きくならないため、キャリッジの移動時に作
用する摩擦抵抗はインクカートリッジの使用期間の全期
間わたって大きく変化することはないが、印刷処理の高
速化及び画質の高解像度化にともなってインクヘッドに
配置されるノズル数が1000〜2000列程度に増加
すると、インクヘッドの構成が複雑化するだけでなく、
単位印刷時間当りのインク消費量も増加するためにキャ
リッジに搭載すべきインクカートリッジの容量も相対的
に増量する必要が生じ、新品のインクカートリッジの重
量と交換直前のインクカートリッジの重量との差が大き
くなり、インクカートリッジの使用開始直後と交換直前
とでキャリッジに作用する摩擦抵抗が大きく変化し、イ
ンクカートリッジの使用期間の全期間にわたってキャリ
ッジを安定した状態で円滑に移動させることができなく
なり、上記の駆動機構の磨耗や画質の低下の問題は大き
な問題となる。
【0007】この発明の目的は、キャリッジにおける副
走査方向の両端部に方向及び大きさが同一の駆動力を同
時に作用させることにより、主走査方向を含む平面にお
ける回転方向の力がキャリッジに作用することがないよ
うにし、キャリッジに搭載すべきインクカートリッジの
容量が増加した場合にも、インクカートリッジの使用期
間の全期間にわたって安定した状態で円滑にキャリッジ
を移動させることができ、早期に磨耗を生じたり、印刷
画質の劣化を生じることのないインクジェットプリンタ
のキャリッジ駆動機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0009】(1) インクカートリッジ及びインクヘッド
を搭載したキャリッジにおける副走査方向の両端部のそ
れぞれに方向及び大きさが同一の主走査方向の駆動力を
同一のタイミングで伝達する伝達部材を設けたことを特
徴とする(請求項1)。
【0010】この発明においては、主走査方向に移動す
るキャリッジの副走査方向の両端部のそれぞれに方向及
び大きさが同一の駆動力が同一のタイミングで供給され
る。したがって、キャリッジに供給される駆動力が主走
査方向を含む平面における回転力としてキャリッジに作
用することがなく、キャリッジの移動方向が主走査方向
に対して偏向することがない。
【0011】(2) 前記伝達部材が、キャリッジの副走査
方向の両端部のそれぞれに対向する位置に配置され、単
一の駆動源の駆動力をキャリッジにおける副走査方向の
両端部のそれぞれに伝達する部材であることを特徴とす
る(請求項2)。
【0012】この発明においては、キャリッジの副走査
方向の両端部のそれぞれに対して単一の駆動源から駆動
力が供給される。したがって、単一の駆動源の動作を制
御することによってキャリッジの副走査方向の両端部の
それぞれに方向及び大きさが同一の駆動力が同一のタイ
ミングで供給され、駆動機構の構成、及び、キャリッジ
の移動時の制御が簡略化される。
【0013】(3) (2) の発明において、前記伝達部材
が、キャリッジの主走査方向の移動範囲の全域を含む範
囲に主走査方向に平行にしてそれぞれ一対のプーリ間に
張架されるとともにキャリッジの副走査方向の両端部の
それぞれに一部が係止された2個のタイミングベルト
と、一方のタイミングベルトを張架する少なくとも一方
のプーリを他方のタイミングベルトを張架する少なくと
も一方のプーリを同軸上において連結する連結部材と、
いずれか一方のタイミングベルトを張架するいずれか一
方のプーリに回転を供給する駆動源と、から構成したも
のとすることができる。
【0014】この発明においては、キャリッジの副走査
方向の両端部のそれぞれに対向する位置に配置されたタ
イミングベルトのそれぞれに対して、同軸上に連結され
たプーリを介して駆動源の回転を供給することにより、
単一の駆動源によって2個のタイミングベルトを同一方
向、同一速度及び同一のタイミングで回転させることが
でき、装置の構成及び制御を簡略化することがてきる。
【0015】(4) 前記伝達部材が、キャリッジの副走査
方向の両端部のそれぞれに対向する位置に配置され、互
いに個別の駆動源が同一のタイミングで発生した方向及
び大きさが同一の駆動力をキャリッジにおける副走査方
向の両端部のそれぞれに伝達する部材であることを特徴
とする(請求項3)。
【0016】この発明においては、キャリッジの副走査
方向の両端部のそれぞれに対して個別の駆動源から駆動
力が供給される。したがって、キャリッジの副走査方向
の両端部のそれぞれに対向する部材を連結する部材が不
要になり、キャリッジの副走査方向の両端部のそれぞれ
に対向する部材間に他の部品を配置するためのスペース
が構成される。
【0017】(5) (4) の発明において、前記伝達部材
が、キャリッジの主走査方向の移動範囲の全域を含む範
囲に主走査方向に平行にしてそれぞれ一対のプーリ間に
張架されるとともにキャリッジの副走査方向の両端部の
それぞれに一部が係止された合計2個のタイミングベル
トと、それぞれのタイミングベルトを張架する一方のプ
ーリに大きさ及び方向が同一の回転を同一のタイミング
で供給する合計2個の駆動源と、から構成したものとす
ることができる。
【0018】この発明においては、キャリッジの副走査
方向の両端部のそれぞれに対向して配置されたタイミン
グベルトのそれぞれにプーリを介して個別の駆動源から
回転を供給することにより、2個のタイミングベルトの
間において回転を伝達するための部材を設ける必要がな
く、2個のタイミングベルトの間に他の部品を配置する
ためのスペースを構成することができ、装置の小型化を
実現できる。
【0019】(6) 前記伝達部材が、キャリッジの主走査
方向の移動範囲の全域を含む範囲においてキャリッジの
副走査方向の両端部のそれぞれに対向して配置された単
一の部材であることを特徴とする(請求項4)。
【0020】この発明においては、キャリッジの副走査
方向の両端部のそれぞれに対して、単一の伝達部材を介
して、方向及び大きさが同一の主走査方向の駆動力が同
一のタイミングで供給される。したがって、キャリッジ
の副走査方向の両端部のそれぞれに供給すべき駆動力の
伝達タイミングを同期させるための制御が不要になる。
【0021】(7) (6) の発明において、前記伝達部材
が、キャリッジの副走査方向の一端側に対向する位置に
おいてキャリッジの主走査方向の移動範囲の全域を含む
範囲からキャリッジの副走査方向の他端側に対向する位
置においてキャリッジの主走査方向の移動範囲の全域を
含む範囲に連続して複数のプーリ間に張架されるととも
にキャリッジの副走査方向の両端部のそれぞれに係止さ
れた単一のタイミングベルトと、タイミングベルトを張
架するいずれかのプーリに回転を供給する駆動源と、か
ら構成したものとすることができる。
【0022】この発明においては、キャリッジの副走査
方向の両端部のそれぞれに対して単一のタイミングベル
トを介して方向及び大きさが同一の回転力を同期したタ
イミングで供給することができ、キャリッジの副走査方
向の両端部のそれぞれに供給すべき駆動力の伝達タイミ
ングを同期させるための制御を不要にすることができ
る。
【0023】(8) (6) の発明において、前記伝達部材
が、キャリッジの副走査方向の一端側に対向する位置に
おいてキャリッジの主走査方向の移動範囲の全域を含む
範囲からキャリッジの副走査方向の他端側に対向する位
置においてキャリッジの主走査方向の移動範囲の全域を
含む範囲に連続して複数のプーリ間に張架されるととも
にキャリッジの副走査方向の両端部のそれぞれに係止さ
れた単一のワイヤと、ワイヤの両端部のそれぞれが周面
に巻回される2個の巻取プーリと、2個の巻取プーリの
それぞれに回転を供給する2個の駆動源と、から構成し
たものとすることができる。
【0024】この発明においては、キャリッジの副走査
方向の両端部のそれぞれに対して単一のワイヤを介して
方向及び大きさが同一の回転力を同期したタイミングで
供給することができ、キャリッジの副走査方向の両端部
のそれぞれに供給すべき駆動力の伝達タイミングを同期
させるための制御を不要にすることができるとともに、
伝達部材の構成を小型化できる。
【0025】
【実施の形態】図1は、この発明の第1の実施形態に係
るインクジェットプリンタのキャリッジ駆動機構の構成
を示す図である。この実施形態に係る駆動機構1は、イ
ンクヘッド及びインクカートリッジを搭載したキャリッ
ジ2の移動方向に直交する方向の両端部のそれぞれに対
して、2本のタイミングベルト3,4のそれぞれから駆
動力を供給する。
【0026】インクジェットプリンタの駆動機構1は、
キャリッジ2を主走査方向である矢印A及びB方向に往
復移動させる。カラーインクジェットプリンタでは、キ
ャリッジ2には、互いに異なる色のインクを収納した複
数のインクカートリッジが同時に搭載される。駆動機構
1には、2本のガイドシャフト11,12が、主走査方
向に平行に固定されている。一方のガイドシャフト11
はキャリッジ1の前面2aの近傍に貫通しており、他方
のガイドシャフト12はキャリッジ1の底面における背
面2bの近傍に当接している。
【0027】また、駆動機構1には、2本のタイミング
ベルト3,4が、主走査方向に平行に配置されている。
一方のタイミングベルト3は駆動プーリ5a及び従動プ
ーリ5bに張架されており、上側の水平部分の一部にお
いてキャリッジ2の前面2aから突出した係止部2cに
係止されている。他方のタイミングベルト4は駆動プー
リ6a及び従動プーリ6bに張架されており、上側の水
平部分の一部においてキャリッジ2の背面2bから突出
した係止部2dに係止されている。
【0028】一方のタイミングベルト3を張架する駆動
プーリ5aと他方のタイミングベルト4を張架する駆動
プーリ6aとは、連結シャフト8aを介して同軸上に連
結されている。また、他方のタイミングベルト3を張架
する従動プーリ5bと他方のタイミングベルト4を張架
する従動プーリ6bとは、連結シャフト8bを介して同
軸上に連結されている。これらプーリ5a,5b,6
a,6bは、同一の径にされている。駆動プーリ5a
は、走査用モータ9の回転軸に固定されている。走査用
モータ9の回転軸は、正逆両方向に回転する。
【0029】以上の構成により、走査用モータ9が回転
軸を正転させる方向に駆動されると、駆動プーリ5aが
矢印C方向に正転し、一方のタイミングベルト3が上側
の水平部分において矢印A方向に移動するように回転す
るとともに、従動プーリ5bも矢印C方向に回転する。
駆動プーリ5a及び従動プーリ5bのそれぞれの矢印C
方向の回転は連結シャフト8a及び8bを介して駆動プ
ーリ6a及び従動プーリ6bのそれぞれに伝達されるた
め、他方のタイミングベルト4は一方のタイミングベル
ト3に同期して上側の水平部分において矢印A方向に移
動するように回転する。
【0030】これとは逆に、走査用モータ9が回転軸を
逆転させる方向に駆動されると、駆動プーリ5aが矢印
D方向に正転し、一方のタイミングベルト3が上側の水
平部分において矢印B方向に移動するように回転すると
ともに、従動プーリ5bも矢印D方向に回転する。駆動
プーリ5a及び従動プーリ5bのそれぞれの矢印D方向
の回転は連結シャフト8a及び8bを介して駆動プーリ
6a及び従動プーリ6bのそれぞれに伝達されるため、
他方のタイミングベルト4は一方のタイミングベルト3
に同期して上側の水平部分において矢印B方向に移動す
るように回転する。
【0031】したがって、走査用モータ9の回転軸を正
転又は逆転させることにより、2本のタイミングベルト
3及び4が、上側の水平部分において矢印A方向又はB
方向に移動するように同期して回転する。上述のよう
に、2本のタイミングベルト3,4のそれぞれは、上側
の水平部分の一部においてキャリッジ2の前面2aから
突出した係止部2c、及び、背面2bから突出した係止
部2dのそれぞれに係止している。このため、2本のタ
イミングベルト3及び4が同期して回転すると、キャリ
ッジ2には主走査方向に直交する方向の両側において走
査方向について同一方向及び同一の大きさの駆動力が供
給され、キャリッジ2は主走査方向に往動又は復動す
る。
【0032】このように、主走査方向に往動又は復動す
る際に、キャリッジ2には、2本のタイミングベルト
3,4を介して移動方向(主走査方向)に直交する方向
の両端部に方向及び大きさが同一の駆動力が供給される
ため、この駆動力がキャリッジ2に対して移動方向を含
む平面における回転力として作用することがない。した
がって、キャリッジ2の移動方向が主走査方向から偏向
することがなく、キャリッジ2とガイドシャフト11と
の摩擦抵抗が増加することもなく、キャリッジ2を円滑
に移動させることができ、駆動機構1において早期に磨
耗を生じたり、印刷画像の劣化を生じることがない。
【0033】図2は、上記駆動機構を含むインクジェッ
トプリンタにおける印刷処理時の動作手順を示すフロー
チャートである。インクジェットプリンタに対してコン
ピュータ等の外部装置から印刷要求が入力されると(s
1)、図外の搬送部材を駆動して記録用紙を主走査方向
に直交する副走方向に搬送する(s2)。この記録用紙
の搬送により、記録用紙の表面における印刷開始位置
が、キャリッジ2に搭載されたインクヘッドに対向す
る。この後、外部装置から入力された画像データを複数
ライン毎にインクヘッドに送信し(s3,s4)、複数
ライン分の画像データの送信が終了すると、走査用モー
タ9を正転方向に駆動する(s5)。これによってキャ
リッジ2は、図1に示す矢印A方向に往動する。これと
同時に、インクヘッドを画像データに基づいて駆動し、
記録用紙の表面に複数ライン分の画像を印刷する。
【0034】s5における走査用モータ9の駆動は、キ
ャリッジ2に搭載されたインクヘッドが画像データにお
ける主走査方向の終端に達するか、又は、キャリッジ2
が予め固定的に定められた移動範囲の終端に達するま
で、継続して行われる。記録用紙の表面に対する複数ラ
イン分の画像の印刷が終了すると、走査用モータ9を逆
転方向に駆動する(s6,s7)。これによってキャリ
ッジ2は、図1に示す矢印B方向に復動する。これとと
もに、次の複数ラインの画像データが存在するか否かの
判別を行い(s8)、次の複数ラインの画像データが存
在する場合には、搬送部材を駆動して記録用紙を複数ラ
イン分だけ搬送する(s9)。次の複数ラインの画像デ
ータが存在しない場合には、搬送部材を駆動して記録用
紙を排紙トレイに排出して印刷処理を終了する(s1
0)。
【0035】以上の処理によって、インクジェットプリ
ンタの印刷処理時には、走査用モータ9の駆動によって
キャリッジ2が主走査方向を往動する間に画像データに
基づいてインクヘッドが駆動され、記録用紙の表面に画
像が複数ライン毎に印刷される。この間において、キャ
リッジ2は、副走査方向の両端部に方向及び大きさが同
一の駆動力の供給を受けることから、キャリッジ2に対
して駆動力が主走査方向を含む平面における回転力とし
て作用することがなく、ガイドシャフト11との間に生
じる摩擦力が増加したり、ガイドシャフト11との間に
がたつきを生じることがない。このため、インクヘッド
による印刷動作中においてキャリッジ2は常に円滑に走
査方向に往動し、画像の部分的な欠落や色調の変化を生
じることがなく、印刷された画質の劣化を生じることが
ない。
【0036】また、走査用モータ9に作用する負荷はキ
ャリッジ2に搭載されたインクカートリッジにおけるイ
ンク残量の変化にともなうキャリッジ2全体の重量の変
化に応じて変化するが、この走査用モータ9の負荷の変
化量はインクカートリッジの容量の増加にともなって増
加する。即ち、インクカートリッジの容量が増加する
と、新品のインクカートリッジとキャリッジ2における
交換直前のインクカートリッジとの重量差が大きくな
る。
【0037】このように、インクカートリッジの重量差
が増加した場合、従来のように、キャリッジの副走査方
向の一端側にのみ駆動力を供給する構成では、図3に示
すように、走査用モータに作用する負荷(図3では、走
査用モータに作用する負荷を走査用モータに供給される
電流値で表している。)の差はさらに大きくなる。これ
は、キャリッジの重量が増加するにともなって、キャリ
ッジの移動方向の誤差によるガイドシャフト等との摩擦
抵抗が増加するためであると考えられる。このため、従
来のキャリッジの駆動機構では、キャリッジに搭載され
たインクカートリッジの使用期間の全期間にわたって安
定した状態で円滑にキャリッジを移動させることが困難
になる。
【0038】これに対して、上記の実施形態に係る駆動
機構では、キャリッジ2の副走査方向の両端部に駆動力
を供給するようにしているため、キャリッジ2の移動方
向に誤差を生じることがなく、インクカートリッジの重
量が増加しても、走査用モータ9に作用する負荷の増加
量は僅かである。このため、上記の実施形態に係る駆動
機構によれば、インクカートリッジの容量が増加した場
合にも、キャリッジ2に搭載されたインクカートリッジ
の使用期間の全期間にわたって安定した状態で円滑にキ
ャリッジを移動させることができ、インクカートリッジ
の容量の増加をともなう印刷速度の高速化、及び、印刷
品質の高解像度化に対応することができる。
【0039】なお、上記第1の実施形態に係る駆動機構
1において、2個の従動プーリ5b,6bを連結する連
結シャフト8bは必ずしも必要ない。但し、連結シャフ
ト8bによって従動プーリ5bと従動プーリ6bとを連
結することにより、2本のタイミングベルト3,4の回
転動作を確実に同期させることができ、キャリッジ2の
副走査方向の両端部のそれぞれに供給する駆動力の大き
さの同一性をより確実に維持することができることか
ら、キャリッジ2の移動方向の誤差の発生を完全に防止
して、キャリッジ2をより安定した状態で円滑に移動さ
せることができる。
【0040】図4は、この発明の第2の実施形態に係る
インクジェットプリンタのキャリッジ駆動機構の構成を
示す図である。この実施形態に係る駆動機構20は、キ
ャリッジ2の副走査方向の両端のそれぞれに駆動力を供
給する2本のタイミングベルト3,4を張架する駆動プ
ーリ5a及び駆動プーリ6aのそれぞれを個別の走査用
モータ21,22のそれぞれの回転軸に固定したもので
ある。走査用モータ21,22としては、構成及び性能
が同一のものを使用する。
【0041】この構成において、走査用モータ21,2
2を完全に同期したタイミングで駆動することにより、
2本のタイミングベルト3,4のそれぞれからキャリッ
ジ2の副走査方向の両端部のそれぞれに方向及び大きさ
が同一の駆動力を同時に供給することができ、キャリッ
ジ2の移動方向についての誤差を発生を防止してキャリ
ッジ2を安定した状態で円滑に移動させることができ
る。
【0042】また、この構成は、2本のタイミングベル
ト3,4のそれぞれを張架するプーリを連結する連結シ
ャフトを備える必要がないため、2本のタイミングベル
ト3,4のそれぞれを張架するプーリ間に他の部品を配
置したプリンタにも適用することができる。
【0043】図5は、この発明の第3の実施形態に係る
インクジェットプリンタのキャリッジの駆動機構の構成
を示す図である。この実施形態に係る駆動機構30は、
鉛直方向に回転軸を配置した4個のプーリ33a〜33
dを設け、走査用モータ34の回転軸に固定された駆動
プーリ33aと従動プーリ33bとによってタイミング
ベルト31を張架するとともに、4個のプーリ33a〜
33dによってタイミングベルト32を張架し、タイミ
ングベルト31の水平部分の一部をキャリッジ2の前面
2aから突出した係止部2cに係止させ、さらに、タイ
ミングベルト32の主走査方向に平行な水平部分の一部
をキャリッジ2の背面2bから突出した係止部2dに係
止している。
【0044】この構成により、第1の実施形態に係る駆
動機構1における連結シャフト8a,8bを用いること
なく、単一の走査用モータ34からキャリッジ2の副走
査方向の両端部のそれぞれに方向及び大きさが同一の駆
動力を同時に供給することができる。
【0045】図6は、この発明の第4の実施形態に係る
インクジェットプリンタのキャリッジの駆動機構の構成
を示す図である。この実施形態に係る駆動機構40は、
回転軸を主走査方向に配置した駆動プーリ42,従動プ
ーリ42b,42e〜42g,42j、及び、回転軸を
副走査方向に配置した従動プーリ42c,42d,42
d,42hの計10個のプーリと、これら10個のプー
リに順に張架された1本のタイミングベルト41と、を
備えている。駆動プーリ42aは、走査用モータ43の
回転軸に固定されている。
【0046】タイミングベルト41は、キャリッジ2の
移動範囲の上方において2回屈曲された状態で張架され
ており、タイミングベルト41の主走査方向に平行な一
方の水平部分の一部をキャリッジ2の前面2aから突出
した係止部2cに係止するとともに、タイミングベルト
41の主走査方向に平行な他方の水平部分の一部をキャ
リッジ2の背面2bから突出した係止部2dに係止して
いる。なお、タイミングベルト41において係止部2c
及び2dに係止された部分は、タイミングベルト41の
回転時に同一方向に移動する。
【0047】この構成により、単一のタイミングベルト
41及び単一の走査用モータ43により、この構成によ
り、キャリッジ2の副走査方向の両端部のそれぞれに方
向及び大きさが同一の駆動力を同時に供給することがで
きる。
【0048】図7は、この発明の第5の実施形態に係る
インクジェットプリンタのキャリッジの駆動機構の構成
を示す図である。この実施形態に係る駆動機構50は、
回転軸を鉛直方向に配置したプーリ52a〜52eと、
これらのプーリ52a〜52eに張架された1本のワイ
ヤ51と、巻取プーリ52a,52eのそれぞれを回転
軸に固定した走査用モータ53,54と、を備えてい
る。ワイヤ51は、一端部において巻取プーリ52aの
周面に複数回巻回されており、他端部において巻取プー
リ52eの周面に複数回巻回されている。巻取プーリ5
2aと巻取プーリ52eとにおけるワイヤ51の巻回方
向は互いに逆方向にされている。
【0049】また、ワイヤ51は、巻取プーリ52aと
プーリ52bとの間において主走査方向に平行な部分の
一部がキャリッジ2の前面2aから突出した係止部2c
に係止されており、プーリ52dと巻取プーリ52eと
の間において主走査方向に平行な部分の一部がキャリッ
ジ2の背面2bから突出した係止部2dに係止されてい
る。また、走査用モータ53と走査用モータ54として
は、構成及び性能が同一のものを使用する。
【0050】この構成において、キャリッジ2の移動時
には、走査用モータ53,54を同時に同方向に駆動す
ることにより、ワイヤ51は巻取プーリ52a,52e
の一方の周面に巻き取られるとともに他方の周面から引
き出される。即ち、キャリッジ2を矢印A方向に往動さ
せる場合には、走査用モータ53,54を矢印E方向に
同時に駆動することにより、巻取プーリ52aの周面に
ワイヤ51が巻き取られるとともに、巻取プーリ52e
の周面からワイヤ51が同量だけ引き出される。また、
キャリッジ2を矢印B方向に復動させる場合には、走査
用モータ53,54を矢印F方向に同時に駆動すること
により、巻取プーリ52aの周面からワイヤ51が引き
出されるとともに、巻取プーリ52eの周面に同量のワ
イヤ51が巻き取られる。
【0051】この構成により、1本のワイヤ51を用い
てキャリッジ2の副走査方向の両端部に方向及び大きさ
が同一の駆動力を同時に供給することができ、駆動機構
50を小型化することができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、主走
査方向に移動するキャリッジの副走査方向の両端部のそ
れぞれに方向及び大きさが同一の駆動力を同一のタイミ
ングで供給することにより、キャリッジに供給される駆
動力が主走査方向を含む平面における回転力としてキャ
リッジに作用しないようにすることができ、キャリッジ
の移動方向が主走査方向に対して偏向することを防止し
て、常に安定した状態でキャリッジを円滑に移動させる
ことができ、駆動機構の磨耗や画像の劣化を防止するこ
とができる。
【0053】請求項2に記載した発明によれば、キャリ
ッジの副走査方向の両端部のそれぞれに対して単一の駆
動源から駆動力を供給することにより、単一の駆動源の
動作を制御することによってキャリッジの副走査方向の
両端部のそれぞれに方向及び大きさが同一の駆動力を同
一のタイミングで供給することができ、駆動機構の構
成、及び、キャリッジの移動時の制御を簡略化すること
ができる。
【0054】請求項3に記載した発明によれば、キャリ
ッジの副走査方向の両端部のそれぞれに対して個別の駆
動源から駆動力を供給することにより、キャリッジの副
走査方向の両端部のそれぞれに対向する部材を連結する
部材を不要にし、キャリッジの副走査方向の両端部のそ
れぞれに対向する部材間に他の部品を配置するためのス
ペースを構成することができ、装置の小型化を実現でき
る。
【0055】請求項4に記載した発明によれば、キャリ
ッジの副走査方向の両端部のそれぞれに対して、単一の
伝達部材を介して方向及び大きさが同一の主走査方向の
駆動力を同一のタイミングで供給することにより、キャ
リッジの副走査方向の両端部のそれぞれに供給すべき駆
動力の伝達タイミングを同期させるための処理を不要に
することができ、駆動機構の動作の制御を簡略化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るインクジェッ
トプリンタのキャリッジ駆動機構の構成を示す図であ
る。
【図2】上記駆動機構を含むインクジェットプリンタに
おける印刷処理時の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】上記駆動機構における走査用モータの負荷状態
を従来の構成に係る駆動機構と比較して示す図である。
【図4】この発明の第2の実施形態に係るインクジェッ
トプリンタのキャリッジ駆動機構の構成を示す図であ
る。
【図5】この発明の第3の実施形態に係るインクジェッ
トプリンタのキャリッジ駆動機構の構成を示す図であ
る。
【図6】この発明の第4の実施形態に係るインクジェッ
トプリンタのキャリッジ駆動機構の構成を示す図であ
る。
【図7】この発明の第5の実施形態に係るインクジェッ
トプリンタのキャリッジ駆動機構の構成を示す図であ
る。
【図8】従来のインクジェットプリンタのキャリッジ駆
動機構の構成の一例を示す図である。
【図9】従来のインクジェットプリンタのキャリッジ駆
動機構の構成の別の例を示す図である。
【符号の説明】
1,20,30,40,50−駆動機構 2−キャリッジ 3,4,31,32,41−タイミングベルト 5a,6a,33a,42a−駆動プーリ 5b,6b,33b〜33c,42b〜42j,52b
〜52d−従動プーリ 52a,52e−巻取プーリ 9,21,22,34,43,53,54−走査用モー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入原 紘一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 石倉 裕之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 本 拓司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C056 HA38 2C480 CA01 CA02 CB45 DA01 DA10 DA16 DA19 DB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクカートリッジ及びインクヘッドを搭
    載したキャリッジにおける副走査方向の両端部のそれぞ
    れに方向及び大きさが同一の主走査方向の駆動力を同一
    のタイミングで伝達する伝達部材を設けたことを特徴と
    するインクジェットプリンタのキャリッジ駆動機構。
  2. 【請求項2】前記伝達部材が、キャリッジの副走査方向
    の両端部のそれぞれに対向する位置に配置され、単一の
    駆動源の駆動力をキャリッジにおける副走査方向の両端
    部のそれぞれに伝達する部材である請求項1に記載のイ
    ンクジェットプリンタのキャリッジ駆動機構。
  3. 【請求項3】前記伝達部材が、キャリッジの副走査方向
    の両端部のそれぞれに対向する位置に配置され、互いに
    個別の駆動源が同一のタイミングで発生した方向及び大
    きさが同一の駆動力をキャリッジにおける副走査方向の
    両端部のそれぞれに伝達する部材である請求項1に記載
    のインクジェットプリンタのキャリッジ駆動機構。
  4. 【請求項4】前記伝達部材が、キャリッジの主走査方向
    の移動範囲の全域を含む範囲においてキャリッジの副走
    査方向の両端部のそれぞれに対向して配置された単一の
    部材である請求項1に記載のインクジェットプリンタの
    キャリッジ駆動機構。
JP3684899A 1999-02-16 1999-02-16 インクジェットプリンタのキャリッジ駆動機構 Expired - Fee Related JP3573993B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3684899A JP3573993B2 (ja) 1999-02-16 1999-02-16 インクジェットプリンタのキャリッジ駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3684899A JP3573993B2 (ja) 1999-02-16 1999-02-16 インクジェットプリンタのキャリッジ駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000233541A true JP2000233541A (ja) 2000-08-29
JP3573993B2 JP3573993B2 (ja) 2004-10-06

Family

ID=12481195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3684899A Expired - Fee Related JP3573993B2 (ja) 1999-02-16 1999-02-16 インクジェットプリンタのキャリッジ駆動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3573993B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279944A (ja) * 2002-09-25 2009-12-03 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置
JP2011042087A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Mimaki Engineering Co Ltd プリンタ及びプリンタの制御方法
JP2011042088A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Mimaki Engineering Co Ltd プリンタ及びプリンタの制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279944A (ja) * 2002-09-25 2009-12-03 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置
JP2011042087A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Mimaki Engineering Co Ltd プリンタ及びプリンタの制御方法
JP2011042088A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Mimaki Engineering Co Ltd プリンタ及びプリンタの制御方法
KR101343996B1 (ko) 2009-08-20 2013-12-24 가부시키가이샤 미마키 엔지니어링 프린터 및 프린터의 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3573993B2 (ja) 2004-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0673776B1 (en) Printer for supplying continuous paper to printing portion
JP2009040007A (ja) 画像記録装置
US20030085977A1 (en) Image recording method and apparatus
US20100283812A1 (en) Recording apparatus, computer-readable storage medium, computer system, and recording method
JPH06278334A (ja) 熱転写プリンタ
JP2000233541A (ja) インクジェットプリンタのキャリッジ駆動機構
JP2008058735A (ja) 記録装置及び媒体搬送方法
JP3902490B2 (ja) 画像記録装置
JP4957004B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4712930B2 (ja) 多色孔版印刷装置
JP3896844B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP2000318217A (ja) シリアル記録装置
JP2002316443A (ja) 印刷装置及び印刷補助具
JP3865040B2 (ja) 記録紙搬送量制御装置、及び記録紙搬送量制御方法
US20210086534A1 (en) Image Recording Apparatus, Control Method Thereof, and Medium Storing Program Executable By Image Recording Apparatus
JP4039007B2 (ja) インクジェット式記録装置、印刷方法、インクジェット式記録装置を有する記録システム
JP2005153147A (ja) 記録媒体搬送機構及びインクジェット記録装置
JP4348931B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP2001031283A (ja) 用紙搬送装置
JP2004243564A (ja) シリアル型記録装置
JP2011062947A (ja) 熱転写印刷装置
JP2002321411A (ja) 記録装置と記録方法
JP2002307758A (ja) 印字装置の制御装置
US20090315933A1 (en) Ink jet recording apparatus
JP2007190889A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040510

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070709

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees