JP2003237157A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2003237157A
JP2003237157A JP2002044766A JP2002044766A JP2003237157A JP 2003237157 A JP2003237157 A JP 2003237157A JP 2002044766 A JP2002044766 A JP 2002044766A JP 2002044766 A JP2002044766 A JP 2002044766A JP 2003237157 A JP2003237157 A JP 2003237157A
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JP
Japan
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roll paper
defective
recording medium
cutting
along
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Application number
JP2002044766A
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English (en)
Inventor
Naoki Otomo
直樹 大友
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール紙片を継ぎ合わせた継ぎ目等の欠陥部
分を記録媒体から自動的に除去できるインクジェットプ
リンタを提供する。 【解決手段】 本発明のインクジェットプリンタ1は、
長尺な記録媒体を長さ方向に沿って後から前へ順次搬送
しかつ記録媒体に順次画像を記録するものであって、記
録媒体の先に画像が記録された部分の後側縁部とその次
ぎに画像が記録された部分の前側縁部とを記録媒体の幅
方向に沿って切断し、各画像間の境界部分を不要切断片
として切り落とす切断手段6と、この不要切断片を回収
する回収手段7と、記録媒体の欠陥部分を検知する検知
センサAとを備えている。そして、検知センサAが欠陥
部分を検知した場合に、切断手段6によって欠陥部分の
前側及び後側のうちの少なくとも一方を記録媒体の幅方
向に沿って切断してこの欠陥部分を含む欠陥切断片を発
生させ、この欠陥切断片を回収手段7に回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタを用いてロール
紙に縁無し印刷を行う場合、ロール紙を長さ方向に沿っ
て順次搬送するとともにヘッドから各色のインクを吐出
することにより順次画像を記録し、さらに記録された画
像の左右側縁部(又は上下側縁部)をプリンタ本体に設
けられた切断手段で切断することによって、最終的に出
来上がった記録物の左右(又は上下)両端部の縁を無く
している。従って、一つの記録物(印刷物)が出来上が
る毎に、ある画像の右側縁部(後側縁部)と次ぎに記録
された画像の左側縁部(前側縁部)との間の境界部分が
ロール紙の不要な切断片として、プリンタ内部の所定部
分に溜まっていくことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、所望の長さ
を有するロール紙を製造するとき、二つ又はそれ以上の
ロール紙片の端部同士をそれぞれ継ぎ合わせて所望の長
さにすることがあり、この場合、最終的に製造されたロ
ール紙には継ぎ目が形成されていることになる。そし
て、このロール紙を用いて印刷を行った場合、プリンタ
の搬出トレイに順次印刷物が搬出されるが、正常に画像
が記録された記録物のなかに継ぎ目を有する欠陥物(カ
ットシート)が紛れ込んでしまい印刷物と欠陥物とを仕
分けしなければならず、作業者にとって面倒なものとな
っていた。
【0004】そこで、本発明の課題は、ロール紙に形成
された継ぎ目等の欠陥部分を自動的に除去できるインク
ジェットプリンタを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
長尺な記録媒体を長さ方向に沿って後から前へ順次搬送
しかつ記録媒体に順次画像を記録するインクジェットプ
リンタであって、記録媒体の先に画像が記録された部分
の後側縁部とその次ぎに画像が記録された部分の前側縁
部とを記録媒体の幅方向に沿って切断し、各画像間の境
界部分を所定の幅を有する不要切断片として切り落とす
切断手段と、前記不要切断片を回収する回収手段と、記
録媒体の欠陥部分を検知する検知手段とを備え、前記検
知手段が前記欠陥部分を検知した場合に、前記切断手段
によって前記欠陥部分の前側及び後側のうちの少なくと
も一方を記録媒体の幅方向に沿って切断して前記欠陥部
分を含む欠陥切断片を発生させ、前記欠陥切断片を前記
回収手段に回収することを特徴とする。
【0006】なお、「記録媒体」とは、例えば、ロール
状に形成された長尺な紙、樹脂製フィルム等のシート状
のものである。
【0007】請求項1記載の発明では、順次記録される
各画像間の境界部分を不要切断片として切断手段によっ
て切り落とし、発生した不要切断片を回収手段に回収で
きる構成となっている。また、この構成に加えて、検知
手段により記録媒体の欠陥部分を検知するとともに、切
断手段により該欠陥部分の前後を記録媒体の幅方向に沿
って切断し、該欠陥部分を含む記録媒体の一部を欠陥切
断片として回収手段に回収できる構成となっている。こ
のような構成によれば、例えば長尺な記録媒体としてロ
ール紙を適用した場合に、順次記録される画像間の境界
部分を不要切断片として回収できるのに加え、ロール紙
片を継ぎ合わせて形成されたロール紙の継ぎ目等の欠陥
部分をも欠陥切断片として確実に回収できる。このと
き、継ぎ目を有する欠陥物がインクジェットプリンタ外
部に搬出されることは無いので、欠陥物と正常に画像が
記録された記録物とを仕分けするという作業者の手間を
省くことができる。
【0008】また、請求項2に記載されているように、
「欠陥部分」とは、記録媒体の長さ方向に対して斜めに
形成されている等の不整な前側縁部と、予めマーキング
されたマーキング部と、のうちの少なくとも一方であ
る。
【0009】請求項2記載の発明によれば、不整な前側
縁部の後側とマーキング部の前側及び後側とのうちの少
なくとも一方を請求項1記載の切断手段によって記録媒
体の幅方向に沿って切断して欠陥切断片を発生させ、こ
の欠陥切断片を回収手段に回収することができる。な
お、「不整な」とは、記録媒体の長さ方向に対して斜め
に形成されているのに加え、記録媒体の幅方向に対して
円弧状に湾曲する部分、任意の角度で屈曲する部分等が
形成されていることも含む意味であって、「不整な前側
縁部」とは、後から前へ順次搬送される記録媒体の左側
の前側縁部と右側の前側縁部との位置が前後にずれてい
る前側縁部を意味する。また、「マーキング」とは、記
録媒体の色以外の色を付したり記録媒体自身に孔を形成
したりする意味であって、「マーキング部」とは、マー
キングにより範囲が指定された部分を意味する。
【0010】請求項3記載の発明のように、前記回収手
段は、前記不要切断片及び前記欠陥切断片を収納する容
器を有し、前記容器が、インクジェットプリンタ本体に
対して着脱可能であってもよい。この場合、作業者は、
容器をインクジェットプリンタ本体から取り外せるの
で、容器に収納された記録媒体の不要切断片及び欠陥切
断片を容易に除去することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインクジェットプ
リンタに係る実施の形態について図面を参照して説明す
る。なお、本実施の形態のインクジェットプリンタは、
ロール紙を長さ方向に沿って後から前へ順次搬送しかつ
ロール紙に順次画像を記録するものである。また、印刷
が行われるロール紙にロール紙片を継ぎ合わせた継ぎ目
が形成されている場合には、この継ぎ目に、例えば、ロ
ール紙の色以外の色を付したりロール紙自体に孔を形成
したりして予めマーキングするものとする。そして、以
下の説明においては、マーキングにより範囲が指定され
た部分を「マーキング部」という。
【0012】図1に示すように、インクジェットプリン
タ(以下「プリンタ」という。)1は、その基本構成と
して、ロール紙Rを搬送方向に搬送する搬送手段2と、
ロール紙Rの幅方向に沿って往復運動するキャリッジ3
と、キャリッジ3に搭載されかつ各色のインクを吐出す
るヘッド4と、ロール紙Rの欠陥部分を検知する二つの
検知センサAと、ロール紙Rの非印刷面を吸引保持する
プラテン5と、ロール紙Rを幅方向に沿って切断する切
断手段6と、ロール紙Rを切断した際に発生する切断片
を回収する回収手段7と、吐出されたインクをロール紙
Rに定着させる定着手段8と、上記各部材を含む各種部
材の動作を制御する制御装置9(図4参照)と、を備え
ている。
【0013】搬送手段2は、ロール紙Rの搬送経路に沿
って備えられている搬送ローラ及び搬送ベルトであっ
て、基本的に、プリンタ1本体の下方の所定位置にセッ
トされたロール紙Rを最初に搬送方向に搬送する第一搬
送ローラ2aと、プラテン5に対してロール紙Rの搬送
方向の上流側及び下流側に設けられかつ一定量の回転と
停止とを繰り返しロール紙Rを間欠的に搬送する第二搬
送ローラ2bと、切断手段6によって切断されたロール
紙Rをプリンタ1本体の下方に案内するように搬送する
第三搬送ローラ2cと、第三搬送ローラ2cによってプ
リンタ1本体の下方に搬送されたロール紙Rをプリンタ
1本体の上方に案内するように搬送する第四搬送ローラ
2dと、定着手段8内部に設けられかつ二組の駆動プー
リ及び従動プーリにそれぞれ巻回されて互いに隣接した
二つの搬送ベルト2eと、定着手段8を通過してインク
が定着したロール紙Rをプリンタ1本体の上部に設けら
れた搬出トレイ12に搬送する第五搬送ローラ2fと、
から構成されている。
【0014】なお、各搬送ローラには従動ローラが隣接
してそれぞれ設けられており、ロール紙Rが各搬送ロー
ラと各従動ローラとに挟まれた状態で各搬送ローラが回
転することにより、ロール紙Rは搬送方向に搬送される
ようになっている。また、第三及び第四搬送ローラ2
c、2dにおける最下位置の第三及び第四搬送ローラ2
c、2dは、互いに隣接する位置に配置されかつ常に互
いに逆回転する。そして、切断手段6によって切断され
たロール紙Rの後端部がこれら二つの搬送ローラに挟ま
れる位置に到達すると、これら二つの搬送ローラは、こ
のロール紙Rの後端部を挟んだ状態でそれまでの回転方
向とは逆の回転方向に回転し、第四搬送ローラ2dを繋
ぐ搬送経路に沿ってこのロール紙Rを上方に案内するこ
とができる。
【0015】キャリッジ3は、ロール紙Rの搬送方向と
略直交する方向(走査方向)に沿って往復運動を繰り返
す部材である。このキャリッジ3には各色のインクを吐
出するヘッド4が搭載されており、従って、ヘッド4
は、キャリッジ3の走査方向への往復運動に追従するよ
うになっている。このヘッド4が、キャリッジ3の走査
方向への往復運動に追従して往路方向及び復路方向に移
動しかつその移動中に各色のインクを吐出することによ
り、ロール紙Rへの印刷が行われてロール紙Rに画像が
記録されるようになっている。
【0016】検知センサAは、プラテン5を介してロー
ル紙Rの搬送方向の上流側と下流側とにそれぞれ設けら
れており、以下の説明においては、上流側の検知センサ
Aを「第一検知センサA1」といい、下流側の検知セン
サAを「第二検知センサA2」という。各検知センサA
1、A2は、発光素子及び受光素子を備える周知のフォ
トセンサであって、順次搬送されるロール紙Rの幅方向
に沿って互いに間隔を開けて二つずつ設けられている。
従って、例えば、搬送されてきたロール紙Rの前側縁部
がロール紙Rの長さ方向に対して斜めに形成されている
場合には、一方のセンサが先にロール紙Rを検知し、他
方のセンサが後からロール紙Rを検知することになる。
これに対して、ロール紙Rの前側縁部がロール紙Rの幅
方向と略平行に形成されている場合には、二つのセンサ
は略同時にロール紙Rを検知することになる。また、第
一及び第二検知センサA1、A2の対応する位置をロー
ル紙Rのマーキング部が通過したとき、各第一及び第二
検知センサA1、A2は、このロール紙Rのマーキング
部をそれぞれ検知することができるようになっている。
【0017】プラテン5は、ヘッド4と対向する位置に
設けられた部材であって、ヘッド4によるインク吐出時
にロール紙Rの非印刷面を吸引保持するものである。な
お、プラテン5の下方にはファンを備える吸引室5aが
設けられているとともに、該吸引室5aに連通する複数
の小孔からなる吸引口(図示しない。)がプラテン5の
裏側に設けられている。吸引室5aのファンを駆動させ
ることにより、プラテン5上のロール紙Rの被印刷面を
吸引して、ロール紙Rをプラテン5に密着させた状態で
搬送方向に搬送することができる。
【0018】切断手段6は、図2及び図3に示すよう
に、その基本構成として、各種部材を支持する支持部材
60(図3中斜線部参照)と、順次搬送されるロール紙
Rの幅方向に沿って移動可能な移動部61と、移動部6
1が移動するときの駆動源となるモータ62と、を備え
ている。
【0019】支持部材60は、後述する各種部材を支持
する部材である。具体的に、支持部材60は、切断手段
6におけるロール紙Rの搬送通路の上方及び下方におい
て順次搬送されるロール紙Rの幅方向に沿って延在する
部材であって、上側に配置される上支持部材60aと下
側に配置される下支持部材60bとから構成されてい
る。上支持部材60aの上突出板60c及び下支持部材
60bの下突出板60dは互いに外側に開いた状態とな
っており、ヘッド4により印刷が行われた後のロール紙
Rが切断手段6に入りやすく(通過しやすく)なってい
る。上支持部材60aは、ロータリーカッター61aを
備える移動部61を支持するとともに、移動部61を支
持した状態でロール紙Rの幅方向に沿う移動部61の移
動をガイドする機能を有する。一方、下支持部材60b
は、順次搬送されるロール紙Rの幅方向に沿って延在す
る固定カッター60eを支持する。なお、移動部61の
ロータリーカッター61aと固定カッター60eとは、
互いのカッター刃が常に重なった状態となっている。
【0020】また、図2に示すように、切断手段6の一
方の端部にはモータ62が固定され、切断手段6の両端
部にはワイヤ(図示しない。)が巻回された駆動プーリ
64a及び従動プーリ64bがそれぞれ設けられてい
る。なお、モータ62及び駆動プーリ64aの軸芯には
ギアがそれぞれ取り付けられるとともに互いのギアが常
に噛み合った状態となっており、モータ62の駆動力が
駆動プーリ64aに伝動するようになっている。そし
て、モータ62を作動させることにより、駆動プーリ6
4aが回転し、これに連動してワイヤが移動する。これ
により、ワイヤに接続された移動部61は、上支持部材
60aにガイドされて順次搬送されるロール紙Rの幅方
向に沿って移動可能となる。従って、ロータリーカッタ
ー61aと下支持部材60bに支持された固定カッター
60eとが重なり合う位置にロール紙Rが挟まれた状態
において、移動部61が移動すると、ロータリーカッタ
ー61aもロール紙Rの幅方向に沿って移動し、ロール
紙Rの幅方向に沿ってロール紙Rを切断できるようにな
っている。なお、移動部61は、順次搬送されるロール
紙Rの幅方向に沿って往路方向及び復路方向の両方向に
往復移動できるようになっている。
【0021】回収手段7は、切断手段6によってロール
紙Rを幅方向に沿って切断した際に発生するロール紙R
の切断片を回収するものであって、上下に延出する案内
通路70と、案内通路70の下方に配置される回収容器
71と、を備えている。なお、ロール紙Rの切断片は、
案内通路70に沿って落下し、回収容器71に溜まるよ
うになっている。回収容器71の両側面には、回収容器
71の外側に突出する上側の上突出部71bと、下側の
下突出部71cとが設けられている。ロール紙Rの切断
片を回収すべく回収容器71を正規の位置にセットした
状態では、これら上突出部71b及び下突出部71c
は、プリンタ1本体に備えられた上側の上係止部71d
及び下側の下係止部71eにそれぞれ係止した状態とな
っている。なお、プリンタ1本体には、斜め方向に沿っ
て直線状に形成された直線状溝部71fと、直線状溝部
71fの途中部分から分岐しかつ円弧状に形成された円
弧状溝部71gとが設けられており、円弧状溝部71g
及び直線状溝部71fの末端に上係止部71d及び下係
止部71eが設けられている。
【0022】そして、回収容器71の上突出部71bを
上方にずらして上突出部71bを円弧上溝部71gに沿
って移動させると、回収容器71は下突出部71cを支
点として回動し、回収容器71の回収口71hがプリン
タ1本体の外部に向くように傾斜した状態となる(図1
中矢印参照)。この状態において、回収手段7の下突出
部71cを上方にずらし、かつ、上突出部71b及び下
突出部71cを直線状溝部71fに沿って斜め上方に引
き出すことにより、回収容器71をプリンタ1本体から
取り外すことができるようになっている。また、回収容
器71をプリンタ1本体に取り付ける際には、上述した
手順とは逆の手順を行えばよい。このような機構によ
り、回収手段7の回収容器71はプリンタ1本体に対し
て着脱可能となり、作業者は、回収容器71に回収され
たロール紙Rの切断片を容易に除去できる。
【0023】定着手段8は、互いに隣接する搬送ベルト
2eにロール紙Rを挟んだ状態でロール紙Rを上方に搬
送するとともに、加熱によりヘッド4から吐出されたイ
ンクをロール紙Rに定着するものである。
【0024】図4に示すように、制御装置9は、CPU
91と、RAM92と、ROM93と、インターフェー
ス94a、94bと、これらを接続するシステムバスと
を備える演算処理装置を基本構成としており、さらに、
システムバスに接続される複数の駆動回路95a〜95
fを備えている。CPU91には、システムバス、イン
ターフェース94b及び駆動回路95a〜95f等を介
して上述した搬送手段2、キャリッジ3、ヘッド4、プ
ラテン5のファン、切断手段6、定着手段8及びその他
の各種部材(図4には図示しない。)が接続されてい
る。また、CPU91には、インターフェース94aを
介して操作パネル96及び二つの検知センサA(第一検
知センサA1及び第二検知センサA2)が接続されてい
る。
【0025】ROM93には、搬送手段2、キャリッジ
3及びヘッド4等を制御して印刷に関わる動作をプリン
タ1本体に行わせるための制御プログラム及びこの制御
プログラムで使用される制御データ等が格納されてい
る。CPU91は、RAM92を作業領域としてROM
93に格納された制御プログラムに従った演算を行う。
また、CPU91は、演算結果に応じた駆動信号(制御
信号)をインターフェース94b及び駆動回路95a〜
95f等を介して搬送手段2、キャリッジ3及びヘッド
4等に出力することができる。つまり、制御装置9は、
CPU91の演算によりプリンタ1本体を制御でき、こ
れによりプリンタ1本体は印刷に関わる動作を行うこと
ができるようになっている。
【0026】次に、上述した構成を備えるプリンタ1の
一連の印刷動作を説明する。なお、以下に示すように、
プリンタ1の印刷動作に係る動作は、手順(1)〜(2
0)に従って行われる。
【0027】(1)作業者は、ロール紙Rをプリンタ1
本体下方の所定位置にセットし、ロール紙Rの先端部を
第一搬送ローラ2aとこのローラに隣接する従動ローラ
との間に挟む。 (2)作業者は、操作パネル96(図4参照)のスター
トスイッチを押し、プリンタ1本体の種々の各部材を作
動させる。
【0028】(3)プリンタ1本体が作動することによ
り、第一搬送ローラ2aは回転し、ロール紙Rを搬送方
向に搬送する。この場合、ロール紙Rはプリンタ1本体
に設けられた部材10の上部を通過するが、ロール紙R
がこの部材10の上部を通過することによりロール紙R
にある程度の撓みが生じるようになっている。これによ
り、ロール紙Rに掛かる張力を緩和することができる。 (4)その後、ロール紙Rの前側縁部は第一検知センサ
A1を通過する。このとき、ロール紙Rの前側縁部がロ
ール紙Rの長さ方向に対して斜めに形成されている場合
には、第一検知センサA1は、ロール紙Rの前側縁部が
斜めに形成されていると検知し、検知信号を制御装置9
のCPU91に送信する。CPU91が該検知信号を受
信すると、CPU91はロール紙Rの前側縁部を欠陥部
分として判断して、キャリッジ3及びヘッド4等による
記録動作が行われないようにこれらキャリッジ3及びヘ
ッド4に制御信号を送信する。 (5)そして、キャリッジ3及びヘッド4等による記録
動作が行われずに、第一検知センサA1を通過したロー
ル紙Rは、二つの第二搬送ローラ2bによってプラテン
5の上部を通過するように搬送方向に搬送される。
【0029】(6)前側縁部が斜めに形成されたロール
紙Rの欠陥部分が切断手段6に到達すると、切断手段6
の移動部61が往路方向に移動し、この欠陥部分の後側
をロール紙Rの幅方向に沿って切断する。これにより、
この欠陥部分を含む欠陥切断片が発生し、この欠陥切断
片は回収手段7の案内通路70に沿って落下して回収容
器71に溜まる。 (7)その後、正回転していた二つの第二搬送ローラ2
bは、逆回転してロール紙Rを搬送方向の反対方向に戻
すように搬送する。ここで、切断手段6によって欠陥部
分が切り落とされかつロール紙Rの幅方向に略平行とさ
れたロール紙Rの前側縁部が第二検知センサA2を通過
すると、第二検知センサA2は、この前側縁部を検知し
て検知信号を制御装置9のCPU91に送信し、CPU
91がこの検知信号を受信すると、CPU91は通常の
記録動作を行うように制御する制御信号を搬送手段2、
キャリッジ3及びヘッド4等の各部材に送信する。
【0030】(8)そして、逆回転していた二つの搬送
ローラ2bは再び正回転、詳しくは一定量の正回転と停
止とを繰り返しロール紙Rを間欠的に搬送方向に搬送す
る。また、この場合に、ロール紙Rは、非印刷面がプラ
テン5により吸引保持された状態で、キャリッジ3が走
査方向に往復運動を繰り返すとともにヘッド4から各色
のインクが吐出されて印刷が行われる。すなわち、ロー
ル紙Rは、搬送方向に沿って間欠的に搬送されるととも
にヘッド4によって順次画像が記録されるようになって
いる。
【0031】(9)ロール紙Rに最初に記録された画像
が切断手段6に到達すると、この切断手段6の移動部6
1が復路方向に移動し、切断手段6はこの画像の先端部
(搬送方向における前側縁部)をロール紙Rの幅方向に
沿って切断する。この場合、一片の切断片が発生し、こ
の切断片は案内通路70に沿って落下し回収容器71に
溜まる。 (10)その後、ロール紙Rの先端部は、第三搬送ロー
ラ2cによりプリンタ1本体の下方に案内される。 (11)最初に記録された画像の印刷が終了すると、切
断手段6の移動部61は往路方向に移動し、この画像の
後端部(搬送方向における後側縁部)は切断手段6によ
りロール紙Rの幅方向に沿って切断される。これによ
り、最初に画像が記録されたロール紙R(以下「第一ロ
ール紙R1」という。)は、連続して繋がったロール紙
Rから切り離された状態となり、一枚のカットシートと
して第三搬送ローラ2cにより搬送される。なお、第一
ロール紙R1は、第三搬送ローラ2cに搬送される途中
で案内シート11に接触した状態で搬送される。
【0032】(12)そして、第一ロール紙R1の後端
部が案内シート11を通過して所定量搬送されると、第
一ロール紙R1の後端部が第三及び第四搬送ローラ2
C、2Dにおける最下位置の二つのローラに挟持された
状態で、これら二つの搬送ローラがそれまでの回転方向
とは逆の方向に回転する。これに連動して、第一ロール
紙R1の後端部は上方に移動するとともに、最下位置の
第四搬送ローラ2dのやや上方に配置された案内シート
11の側面にぶつかって搬送方向が変換される。これに
より、第一ロール紙R1は、第四搬送ローラ2dを繋ぐ
搬送経路に沿って上方に搬送される。 (13)その後、第四搬送ローラ2dにより第一ロール
紙R1が上方に搬送されると、定着手段8の入口に到達
し、搬送ベルト2eによって定着手段8内部を通過して
いく。なお、この定着手段8において、第一ロール紙R
1に吐出されたインクが第一ロール紙R1に定着する。
【0033】(14)定着手段8を通過した第一ロール
紙R1は、定着手段8から上方に送り出されて第五搬送
ローラ2fにより搬出トレイ12に搬出されるようにな
っている。以上、手順(1)〜(14)が行われること
により、最初に画像が記録された記録物が出来上がる。 (15)そして、手順(8)〜(14)に示した過程が
ロール紙Rに行われることにより、正常に画像が記録さ
れた記録物が順次搬出トレイ12に搬出されるようにな
っている。このとき、ヘッド4により、ロール紙Rには
長さ方向に沿って順次画像が記録されるが、ロール紙R
の先に画像が記録された部分とその次ぎに画像が記録さ
れた部分との境界部分を不要な切断片として切断手段6
が切り落としている。そして、切り落とされたロール紙
Rの切断片が回収手段7の回収容器71に回収されて、
順次回収容器71に切断片が溜まるようになっている。
【0034】ここで、手順(1)〜(15)に示した過
程において、ロール紙Rのマーキング部が第一検知セン
サA1を通過したときのプリンタ1の印刷動作を説明す
る。 (16)ロール紙Rのマーキング部が第一検知センサA
1を通過すると、第一検知センサA1はマーキング部を
検知し、検知信号を制御装置9のCPU91に送信す
る。CPU91がこの検知信号を受信すると、CPU9
1はロール紙Rのマーキング部を欠陥部分として判断し
て、それまで画像の記録動作を行っていたキャリッジ3
及びヘッド4等の記録動作を停止させる制御信号を、キ
ャリッジ3及びヘッド4等の各部材に送信する。そし
て、キャリッジ3及びヘッド4等の各部材の記録動作が
一時停止した状態となる。 (17)この状態において、ロール紙Rは、第二搬送ロ
ーラ2bにより搬送方向に搬送され続ける。
【0035】(18)そして、切断手段6の移動部61
が往路方向及び復路方向に沿って往復移動を繰り返し、
搬送方向に順次搬送され続けるロール紙Rは、所定の幅
をもってロール紙Rの幅方向に沿って切断される。これ
により、複数の切断片が発生し、発生した複数の切断片
は、回収手段7の案内通路70に沿って落下し回収容器
71に溜まるようになっている。この場合、マーキング
部の前側及び後側もロール紙Rの幅方向に沿って切断手
段6によって切断され、マーキング部を含む欠陥切断片
が発生する。そして、この欠陥切断片も回収手段7の案
内通路70に沿って落下し回収容器71に溜まるように
なっている。
【0036】(19)マーキング部の後側を切断する
と、それまで正回転していた二つの第二搬送ローラ2b
は、逆回転してロール紙Rを搬送方向の反対方向に戻す
ように搬送する。ここで、切断手段6によってマーキン
グ部を含む欠陥部分が切り落とされかつロール紙Rの幅
方向に略平行とされたロール紙Rの前側縁部が第二検知
センサA2を通過すると、第二検知センサA2は、この
前側縁部を検知して検知信号を制御装置9のCPU91
に送信する。CPU91がこの検知信号を受信すると、
CPU91は通常の記録動作を行うように制御する制御
信号を、搬送手段2、キャリッジ3及びヘッド4等の各
部材に送信する。
【0037】(20)これにより、逆回転していた二つ
の搬送ローラ2bは再び正回転、詳しくは一定量の正回
転と停止とを繰り返してロール紙Rを間欠的に搬送方向
に搬送し、かつ、ロール紙Rの非印刷面がプラテン5に
より吸引保持された状態で、キャリッジ3が走査方向に
往復運動を繰り返すとともにヘッド4から各色のインク
が吐出されて通常の記録動作が再度行われるようになっ
ている。
【0038】以上、本実施の形態では、順次記録される
各画像間の境界部分を不要切断片として切断手段6によ
って切り落とし、発生した不要切断片を回収手段7の回
収容器71に回収できる構成となっている。また、この
構成に加えて、第一検知センサA1によりロール紙Rの
欠陥部分(ロール紙Rの長さ方向に対して斜めに形成さ
れている前側縁部及び予めマーキングされたマーキング
部)を検知するとともに、切断手段6により該欠陥部分
の前側及び後側の少なくとも一方をロール紙Rの幅方向
に沿って切断し、該欠陥部分を含むロール紙Rの一部を
欠陥切断片として回収手段7の回収容器71に回収でき
る構成となっている。このような構成によれば、順次記
録される画像間の境界部分を不要切断片として回収でき
るのに加え、ロール紙片を継ぎ合わせて形成されたロー
ル紙の継ぎ目等の欠陥部分をも欠陥切断片として確実に
回収できる。このとき、継ぎ目を有する欠陥物がプリン
タ1外部に搬出されることは無いので、欠陥物と正常に
画像が記録された記録物とを仕分けするという作業者の
手間を省くことができる。
【0039】なお、本実施の形態では、第一検知センサ
A1がロール紙Rの欠陥部分(ロール紙Rの長さ方向に
対して斜めに形成されている前側縁部及び予めマーキン
グされたマーキング部)を検知した際に、キャリッジ3
及びヘッド4等の記録動作を一時中断させた状態でロー
ル紙Rを搬送方向に搬送し続けかつ切断手段6によりロ
ール紙Rを切断して欠陥部分を回収し、その後、欠陥部
分を除去したロール紙Rを搬送方向の反対方向に搬送し
てキャリッジ3及びヘッド4等の部材に再度記録動作を
行わせる構成としたが、このような構成に代えて、第一
検知センサA1がロール紙Rの欠陥部分を検知した際
に、キャリッジ3及びヘッド4等の記録動作を一時中断
させた状態でロール紙Rを搬送方向に搬送し、第一検知
センサA1により検知された欠陥部分を第二検知センサ
A2が検知したらキャリッジ3及びヘッド4等の部材に
再度記録動作を行わせる構成としてもよい。このとき、
搬送方向の反対方向にロール紙Rを搬送し直す必要が無
いので、一つのロール紙Rにかかる印刷時間を短縮でき
る。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、例えば、
長尺な記録媒体としてロール紙を適用した場合に、順次
記録される画像間の境界部分を不要切断片として回収で
きるのに加え、ロール紙片を継ぎ合わせて形成されたロ
ール紙の継ぎ目等の欠陥部分をも欠陥切断片として確実
に回収できる。このとき、継ぎ目を有する欠陥物がプリ
ンタ外部に搬出されることは無いので、欠陥物と正常に
画像が記録された記録物とを仕分けするという作業者の
手間を省くことができる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、不整な前側
縁部の後側とマーキング部の前側及び後側とのうちの少
なくとも一方を請求項1記載の切断手段によって記録媒
体の幅方向に沿って切断して欠陥切断片を発生させ、こ
の欠陥切断片を回収手段に回収することができる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、作業者は、
回収手段の容器に回収された記録媒体の不要切断片及び
欠陥切断片を容易に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るインクジェットプリンタを
示す断面図である。
【図2】前記インクジェットプリンタの切断手段を示す
正面図である。
【図3】前記切断手段の断面図である。
【図4】前記インクジェットプリンタの制御装置を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 搬送手段 3 キャリッジ 4 ヘッド 5 プラテン 6 切断手段 7 回収手段 71 回収容器(容器) 8 定着手段 9 制御装置 A 検知センサ A1 第一検知センサ(検知手段) A2 第二検知センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺な記録媒体を長さ方向に沿って後から
    前へ順次搬送しかつ記録媒体に順次画像を記録するイン
    クジェットプリンタであって、 記録媒体の先に画像が記録された部分の後側縁部とその
    次ぎに画像が記録された部分の前側縁部とを記録媒体の
    幅方向に沿って切断し、各画像間の境界部分を所定の幅
    を有する不要切断片として切り落とす切断手段と、 前記不要切断片を回収する回収手段と、 記録媒体の欠陥部分を検知する検知手段とを備え、 前記検知手段が前記欠陥部分を検知した場合に、前記切
    断手段によって前記欠陥部分の前側及び後側のうちの少
    なくとも一方を記録媒体の幅方向に沿って切断して前記
    欠陥部分を含む欠陥切断片を発生させ、前記欠陥切断片
    を前記回収手段に回収することを特徴とするインクジェ
    ットプリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインクジェットプリンタに
    おいて、 前記欠陥部分は、記録媒体の長さ方向に対して斜めに形
    成されている等の不整な前側縁部と、予めマーキングさ
    れたマーキング部と、のうちの少なくとも一方であるこ
    とを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のインクジェットプリ
    ンタにおいて、 前記回収手段は、前記不要切断片及び前記欠陥切断片を
    収納する容器を有し、前記容器が、インクジェットプリ
    ンタ本体に対して着脱可能であることを特徴とするイン
    クジェットプリンタ。
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