JP2021074964A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多様な種類のロールシートに対して印刷できる印刷装置を提供する。【解決手段】印刷装置は、連続するシートが巻かれたロールシートRSを回転可能に保持する保持部420と、ロールシートRSに印刷を行う印刷部と、ロールシートRSの本体SbからロールシートRSの先端Saを分離するロールガイド901と、を備える。印刷装置は、分離したロールシートRSの先端Saを印刷部へ案内する案内部600を備える。ロールガイド901は、ロールシートRSの本体Sbの外周面に当接し、ロールガイド901の先端901aからシートの厚みよりもロールシートRSの本体Sbに向けて突出するローラ902を有する。【選択図】図9

Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来、印刷装置においては、装置の小型化及びランニングコストの低減を実現するために、連続するシートが巻回されたロールシートを装置内に設置する印刷装置が知られている。このような印刷装置においては、装置内に設置されたロールシートの先端を検知するために、ロールシートを印刷時とは反対方向に回転させ、ロールシートの先端を検知する印刷装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平11−227994号公報
しかしながら、特許文献1に記載の印刷装置においては、ロールシートの先端を検知するために反射型光センサを用いており、ロールシート側に先端の目印となるマーキングが必要となり、設置可能なロールシートが限定されてしまう構成となっている。また、特許文献1に記載の印刷装置においては、ロールシートが剥離紙上に粘着層を有するシートであった場合、ロールシートの先端を本体から分離できなかった場合に、その後のロールシートの繰り出しによって剥離紙を剥離してしまう虞がある。
そこで、本発明は、多様な種類のロールシートに対して印刷できる印刷装置を提供することを目的としている。
本発明に係る印刷装置は、連続するシートが巻かれたロールシートを回転可能に保持する保持部と、前記ロールシートに印刷を行う印刷部と、前記ロールシートの本体から前記ロールシートの先端を分離する分離部と、分離した前記ロールシートの先端を前記印刷部へ案内する案内部と、を備え、前記分離部は、前記ロールシートの本体の外周面に当接し、前記分離部の先端から前記シートの厚みよりも前記ロールシートの本体に向けて突出する突出部材であって、前記先端を前記ロールシートの本体から離間させる前記突出部材を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、多様な種類のロールシートに対して印刷できる。
本発明の第1の実施形態の印刷装置を示す斜視図。 本発明の第1の実施形態の印刷装置の制御ブロック図。 (a)は、本発明の第1の実施形態の印刷部を示す正面図、(b)は、印刷部の側面図。 (a)は、本発明の第1の実施形態の搬送手段においてロールカバーを開いた状態を示す斜視図、(b)は、搬送手段のロールカバーを閉じた状態を示す斜視図。 本発明の第1の実施形態の搬送手段に設けられたモータ及びギアの構成を示す斜視図。 本発明の第1の実施形態の搬送手段の断面図。 (a)は、本発明の第1の実施形態の搬送手段に未使用のロールシートを載置した状態を示す図、(b)は、ロールシートの先端が先端検知フラグに当接する先端検知位置と、ロールガイドによって分離される先端分離位置と、にある状態を示す図。また、(c)は、ロールシートの先端が印刷部まで搬送された状態を示す図。 本発明の第1の実施形態の印刷装置が実行する給紙動作に係る制御処理を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態の搬送手段の断面図。 (a)は、本発明の第2の実施形態のロールガイドを示す拡大図、(b)は、ロールシートの先端がロールシートの本体から分離せずにロールシートが回転した状態におけるロールガイドの拡大図。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態を、図1〜図8を参照しながら説明する。まず、第1の実施形態の連続するシートが巻かれたロールシートに印刷を行う印刷装置を、図1に基づいて説明する。
[印刷装置]
図1は、第1の実施形態の印刷装置100を示す概略斜視図である。第1の実施形態の印刷装置100は、ホストPC101(パソコン)に接続され、ホストPC101から送信された画像情報に基づき、記録媒体Pへの印刷を行う。第1の実施形態の印刷装置100は、記録媒体Pに対し画像情報に応じてインクを吐出して印刷を行うインクジェット方式の印刷装置となっている。
印刷装置100は、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のインクに対応する複数の記録ヘッド306(図3参照)が記録媒体Pの搬送方向(図1中矢印A方向)と平行に配置されている。記録ヘッド306は、それぞれ各色のインクを吐出するインク吐出口としてのノズルを有し、画像情報に応じて各色のインクを吐出する。記録ヘッド306は、キャリッジ307(図3参照)に組み込まれており、記録媒体Pの搬送方向と直行する方向へのキャリッジ307の移動に同期しながらインクを吐出し、画像形成を行う。
[制御部]
図2は、印刷装置100の電気的な系統を示す制御ブロック図である。印刷装置100は、先端検知センサ604、TOFセンサ610、カバー開閉検知センサ402、給紙センサ611の検知信号を出力ポート204を介してCPU202が受信し、多岐に渡るプリンタ制御を行う。各センサの詳細については、後述する。
CPU202の各動作は、プログラムROM211に記憶された処理プログラムに基づいて実行される。プログラムROM211には、制御フローに対応する処理プログラム及びテーブルなどが記憶されている。また、CPU202は、作業用のメモリとしてワークRAM212を使用する。
印刷装置100では、ホストPC101から送信された記録データやコマンドが、インターフェースコントローラ201を介してCPU202によって受信される。CPU202は、印刷装置100の記録データの受信、記録動作、記録媒体Pのハンドリング等、印刷装置100における制御全般を行う演算処理装置である。CPU202では、受信したコマンドを解析した後に、記録データの各色成分のイメージデータをイメージメモリ203にビットマップ展開して描画する。
続いて、CPU202は、出力ポート204、モータ駆動部205を介して記録媒体Pを繰り出すロールモータ501及び記録媒体Pを搬送する用紙搬送モータ(以下、LFモータとも記載)305等を駆動し、記録媒体Pを印刷を行う記録位置に向けて搬送する。CPU202は、記録位置まで記録媒体Pの先端が搬送されたか否かをTOFセンサ610を用いて検出する。
TOFセンサ610によって記録媒体Pの先端を検出した後、CPU202は、キャリッジモータ(以下CRモータとも記載)308の動作に同期して、イメージメモリ203から対応する色の記録データを順次読み出す。そして、CPU202は、読み出した記録データを、記録ヘッド集積回路210を介して各色の記録ヘッド306に転送する。
[印刷部]
図3(a)は、第1の実施形態のシリアル型インクジェットプリンタである印刷装置100が有する印刷部300の正面図、図3(b)は、印刷部300の側面図である。
図3(a)、(b)に示すように、印刷部300は、メインフレーム301にモータ等の各種部品が組付けられている。記録媒体Pを搬送する用紙搬送ローラ(以下、LFローラとも記載)303は、用紙駆動連結部304を介してLFモータ305により駆動される。LFモータ305が駆動しLFローラ303が回転することで、記録媒体Pは、矢印A方向へ排出される。
記録ヘッド306は、キャリッジ307に搭載されており、インクチューブ311を介してインクタンク(不図示)と連結されている。キャリッジ307は、CRモータ308によりキャリッジベルト309を介してキャリッジシャフト310に沿って駆動される。
インクジェット方式の記録ヘッド306は、微細なインク吐出口、液体流路及び流路の一部に設けられるエネルギー作用部と、該エネルギー作用部にある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段と、を有する。第1の実施形態の記録ヘッド306は、エネルギー発生手段として発熱抵抗体を有する発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出させるバブルジェット(登録商標)方式を用いている。なお、記録ヘッド306は、ピエゾ素子等の電気機械変換体を用いた記録方法や、レーザ等の電磁波を照射して発熱させ、発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法であっても良い。
[搬送手段]
図4(a)は、印刷装置100の有する記録媒体Pを搬送する搬送手段400において、ロールカバー401を開いた状態を示す斜視図、図4(b)は、搬送手段400のロールカバー401を閉じた状態を示す斜視図である。図4(a)、(b)に示すように、搬送手段400は、記録媒体Pとして連続するシートが巻かれたロールシートRS(図6参照)を保持するロールシートガイド412をロールカバー401に有している。ロールカバー401は、搬送フレーム410,411に回動自在に軸支されることで、搬送手段400に対して開閉可能となっている。印刷装置100は、ロールカバー401の開閉状態について、カバー開閉検知センサ402によって検知する。
搬送手段400は、ロールシートRSの幅方向の位置を規制するスライドガイド(不図示)を有する。スライドガイドは、ロールシートRSの幅方向に移動可能に構成されており、印刷を行うロールシートRSの幅に合わせて位置決めされ、ロールシートRSの幅方向の位置を規制する。
搬送手段400は、ロールシートRSの外周面と当接し、ロールシートRSを回転駆動させる外周駆動ローラ403,404を有する。搬送手段400では、外周駆動ローラ403,404と、ロールシートガイド412と、ロールプラテン605(図6参照)と、を有する保持部420によって、ロールシートRSが載置され、回転可能に保持される。
外周駆動ローラ403,404は、LFローラ303と平行に2列設けられている。第1の実施形態において、外周駆動ローラ403,404の間隔は、ロールシートRSが最小径、つまりロールシートRSからシートが無くなり中心軸としての紙管だけとなった場合にも、安定してロールシートRSを駆動できる位置となっている。
駆動手段として2本の外周駆動ローラ403,404を有することで、搬送手段400は、ロールシートRSを駆動することに加え、ロールシートRSを搬送手段400内に載置及び保持することができる。これにより、搬送手段400は、ロールシートRSの載置、保持及び搬送に係る構造について、シンプルにすることができ、搬送手段400の設計コストを低減できる。また、印刷装置100では、搬送手段400内にロールシートRSを載置すればロールシートRSの載置、保持及び搬送が可能となることで、使用者が容易にロールシートRSをセットすることができ、良好な操作性を得ることができる。
なお、搬送手段400は、ロールシートRSを駆動する構成として、外周駆動ローラ403,404に限らず、ロールシートRSの下部を支持及び駆動する無端上のベルト部材を有していてもよい。
搬送手段400には、ロールシートRSの先端を吸引及び搬送する吸引ファン405が配設されている。吸引ファン405は、ダクト406を介してプラテン409及びロールプラテン605(図6参照)に結合されている。
搬送手段400では、載置されたロールシートRSを外周駆動ローラ403,404によって搬送する場合に、LFローラ303とピンチローラ408とによって挟持し、所定間隔で所定量の搬送を行う。搬送されたロールシートRSは、オートカッターであるカッター407によって所定の長さにカットされて排出される。第1の実施形態のカッター407は、不図示のカッター駆動部によってロールシートRSの幅方向に駆動し、ロールシートRSを所定の長さでカットする。なお、カッター407は、刃を上下方向に稼働してカットを行う構成であってもよい。
図5は、搬送手段400に設けられたモータ及びギアの構成を示す斜視図である。図5に示すように、搬送手段400は、ロールモータ501の動力が、ロールモータ501の回転軸に設けられたギア502から中間ギア503,504を介して、外周駆動ローラ403の中心軸に設けられたローラギア506に伝達される。外周駆動ローラ403は、ローラギア506にロールモータ501の動力が伝達されることで、ローラギア506と一体に回転する。
また、ロールモータ501の動力は、ローラギア506から中間ギア505を介して、外周駆動ローラ404の中心軸に設けられたローラギア507に伝達される。外周駆動ローラ404は、ローラギア507にロールモータ501の動力が伝達されることで、ローラギア507と一体に回転する。
このような構成により、搬送手段400は、ロールモータ501が駆動することで、外周駆動ローラ403,404にロールモータ501の動力が伝達され、外周駆動ローラ403,404が同期して回転駆動する。
また、図5に示すように、ギア502は、中間ギア503を介して中間ギア510に駆動連結している。中間ギア510は、中間ギア508を介してローラギア509に駆動連結している。ローラギア509は、ロールシートRSの先端を印刷部300へ向けて搬送する給紙ローラ606(図6参照)の中心軸に設けられている。
このような構成により、搬送手段400では、ロールモータ501の動力が中間ギア503,510,508を介してローラギア509に伝達され、ローラギア509と一体に給紙ローラ606が回転する。
なお、搬送手段400においては、給紙ローラ606の搬送量と外周駆動ローラ403,404の搬送量とが同じになるように、各ギアのギア比と、外周駆動ローラ403,404及び給紙ローラ606の直径と、が設定されている。
図6は、第1の実施形態の搬送手段400の断面図である。図6に示すように、搬送手段400は、保持部420に載置、保持されたロールシートRSの先端Saを、ロールシートRSの本体Sbから分離する分離部としてのロールガイド601を有している。ロールガイド601は、先端にテーパがついており、ロールシートRSの先端Saと本体Sbとの間に挿入される状態になることで、ロールシートRSの先端Saを本体Sbから分離する。また、ロールガイド601は、分離したロールシートRSの先端Saを、印刷部300へ向けて案内する案内部600にガイドする。
ロールガイド601は、搬送手段400の上部に設けられたロールプラテン605に回動可能に支持されており、ロールシートRSの本体Sbの外周面に当接している。ロールガイド601は、ロールシートRSに巻かれたシートが減少しロールシートRSの直径が図6中実線の状態から図6中破線のような状態になっていく場合において、ロールシートRSの直径の変化に追従して図6中破線の位置に向けて回動する。
ロールプラテン605は、上述したように、プラテンプレート609及びプラテン409を介して吸引ファン405(図4参照)に連結されている。搬送手段400では、吸引ファン405が動作した場合に、ロールプラテン605を介して保持部420内の空気を吸引可能となっている。ロールプラテン605を介して保持部420内の空気が吸引ファン405に吸われることで、搬送手段400では、ロールシートRSの先端Saが保持部420内に位置する場合に、図6中矢印B方向に先端Saが吸引される。
ロールプラテン605には、ロールシートRSの先端Saが当接することで移動可能な移動部材としての先端検知フラグ603が配設されている。また、ロールプラテン605には、先端検知フラグ603の移動を検知することでロールシートRSの先端Saを検知する検知部材としての先端検知センサ604が配設されている。先端検知フラグ603は、吸引ファン405によって吸引されたロールシートRSの先端Saが図6中矢印B方向に移動することで、先端Saと当接し、軸603aを中心に回動する。先端検知センサ604は、フォトインタラプタ型のセンサであり、先端検知フラグ603が先端Saと当接していない場合には、導光した状態(OFF状態)となっている。また、先端検知センサ604は、先端検知フラグ603が回動することで、先端検知フラグ603によって遮光された状態(ON状態)となる。先端検知センサ604がON状態となることで、搬送手段400では、ロールシートRSの先端Saが先端検知フラグ603と当接している、つまりロールシートRSが保持部420に保持されていることが検知される。
ロールガイド601によってロールシートRSの本体Sbから分離された先端Saを印刷部300に案内する案内部600には、印刷部300までロールシートRSを搬送する給紙ローラ606が設けられている。
また、案内部600には、給紙ローラ606にロールシートRSの先端Saが案内されたことを検知する給紙センサ611が設けられている。第1の実施形態において、給紙センサ611は、反射型光センサから構成されている。
案内部600は、ロールシートRSの搬送方向において、給紙ローラ606とLFローラ303との間の搬送路に、不図示のテンション調整部を有している。印刷装置100は、給紙ローラ606とLFローラ303の搬送速度や駆動時間、駆動タイミング等を制御することで、バックテンションを調整可能に構成されている。
案内部600において、ロールシートRSの先端Saの搬送方向下流には、印刷部300に先端Saが搬送されたことを検知するTOFセンサ610が設けられている。TOFセンサ610は、反射型光センサ及び透過型光センサから構成されている。
[ロールシートの搬送に係る制御フロー]
次に、図7、図8を用いて、印刷装置100において記録媒体としてロールシートRSを用いる場合におけるロールシートRSの搬送に係る制御フロー(給紙動作)について説明する。図7(a)は、搬送手段400に未使用のロールシートRSを載置した状態を示す図である。また、図7(b)は、ロールシートRSの先端Saが先端検知フラグ603に当接する先端検知位置Cと、ロールガイド601によって分離される先端分離位置Dと、にある状態を示す図である。また、図7(c)は、先端Saが印刷部300まで搬送された状態を示す図である。また、図8は、ロールシートRSの搬送においてCPU202が実行する制御処理を示すフローチャートである。また、以下の記載において、符号が付された各構成について、図1〜図7に記載されている。
図8に示すように、CPU202は、まず、ロールカバー401が閉じた状態であることをカバー開閉検知センサ402に検知されているか否かを判定する(S1)。この処理において、CPU202は、ロールカバー401が閉じられ搬送手段400がロールシートRSの搬送を開始可能な状態となっているか否かを、カバー開閉検知センサ402を用いて判定する。ロールカバー401が閉じた状態になっていないとカバー開閉検知センサ402が検知している場合(NO)、CPU202は、ロールカバー401が閉じた状態になったことをカバー開閉検知センサ402に検知されるまで、ステップS1の処理を繰り返す。
ロールカバー401が閉じた状態であることをカバー開閉検知センサ402に検知された場合(YES)、CPU202は、給紙センサ611がロールシートRSを検知しているか否かを判定する(S2)。この処理において、CPU202は、ロールシートRSの先端Saが、既に案内部600まで搬送されているか否かを判定している。
ステップS2の処理において、給紙センサ611がロールシートRSを検知していると判定した場合(YES)、CPU202は、TOFセンサ610がロールシートRSを検知しているか否かを判定する(S3)。この処理において、CPU202は、ロールシートRSの先端Saが、既に印刷部300まで搬送されているか否かを判定している。
ステップS3の処理において、TOFセンサ610がロールシートRSを検知していると判定した場合(YES)、CPU202は、ロールシートRSの交換が行われておらず、印刷部300までロールシートRSが搬送されていると判定する。そして、CPU202は、ロールシートRSの給紙動作を実行することなく処理を終了する。
ステップS3の処理において、TOFセンサ610がロールシートRSを検知していないと判定した場合(NO)、CPU202は、給紙動作が完了していないと判定し、給紙動作を開始する。給紙動作において、CPU202は、まず、吸引ファン405を駆動する(S4)。次に、CPU202は、ロールモータ501を駆動する(S5)。この処理において、CPU202は、ロールモータ501を正転回転(CW回転)させる。ロールモータ501がCW回転することで、搬送手段400では、外周駆動ローラ403,404が時計方向に回転し、外周駆動ローラ403,404と当接するロールシートRSが反時計方向に回転する。ロールシートRSが反時計方向に回転することで、印刷装置100では、ロールシートRSの先端Saが印刷部300に向けて繰り出される。
また、搬送手段400では、ロールモータ501が正転回転することで、給紙ローラ606が反時計方向に回転し、ロールシートRSの先端Saが印刷部300に向けて搬送される。
次に、CPU202は、LFモータ305を駆動する(S6)。この処理において、CPU202は、LFモータ305を逆転回転(CCW回転)させる。LFモータ305がCCW回転することで、搬送手段400では、LFローラ303が反時計方向に回転し、ロールシートRSの先端Saが印刷部300に向けて搬送される。
次に、CPU202は、TOFセンサ610がロールシートRSを検出したか否かを判定する(S7)。この処理において、CPU202は、外周駆動ローラ403,404、給紙ローラ606及びLFローラ303によってロールシートRSが印刷部300まで搬送されたか否かを判定している。
ステップS7の処理において、TOFセンサ610がロールシートRSを検知したと判定した場合(YES)、CPU202は、吸引ファン405の動作を停止する(S8)。そして、CPU202は、ロールモータ501の動作を停止し(S9)、LFモータ305の動作を停止し(S10)、給紙動作を終了する。
一方、所定時間が経過してもTOFセンサ610がロールシートRSを検知していないと判定した場合(NO)、CPU202は、案内部600まで搬送されたロールシートRSの先端Saの搬送にエラーが発生したと判定し、エラー処理を実行する(S11)。ステップS11のエラー処理において、CPU202は、例えば、インターフェースコントローラ201を介してホストPC100にロールシートRSの搬送に関してエラーが発生している旨を報知する情報を表示する。そして、CPU202は、エラー処理を実行した後、給紙動作を終了する。
ステップS2の処理において、給紙センサ611がロールシートRSを検知していないと判定した場合(NO)、CPU202は、TOFセンサ610がロールシートRSを検知しているか否かを判定する(S12)。この処理において、CPU202は、案内部600においてロールシートRSを検知できていないにもかかわらず、TOFセンサ610でロールシートRSが検知できてしまっているか否かを判定している。
TOFセンサ610がロールシートRSを検知していると判定した場合(YES)、CPU202は、TOFセンサ610よりも搬送方向上流側に設けられた給紙センサ611がロールシートRSを検知できていないことから、エラー処理を実行する(S13)。ステップS13のエラー処理において、CPU202は、例えば、インターフェースコントローラ201を介してホストPC100にセンサの検知状態に関してエラーが発生している旨を報知する情報を表示する。そして、CPU202は、エラー処理を実行した後、給紙動作を終了する。
一方、TOFセンサ610がロールシートRSを検知していないと判定した場合(NO)、CPU202は、搬送手段400に新たにロールシートRSがセットされた図7(a)に示す状態であると判定する。CPU202は、保持部420から印刷部300までの給紙動作を開始し、まず、吸引ファン405を駆動する(S14)。次に、CPU202は、ロールモータ501を駆動する(S15)。この処理において、CPU202は、ロールモータ501を逆転回転(CCW回転)させる。ロールモータ501がCCW回転することで、搬送手段400では、外周駆動ローラ403,404が反時計方向に回転し、外周駆動ローラ403,404と当接するロールシートRSが時計方向に回転する。また、搬送手段400では、吸引ファン405が駆動することで、ロールシートRSの先端Saが保持部420の上部近傍に位置する場合に、先端Saが図6中矢印B方向に吸引される。
次に、CPU202は、先端検知センサ604がロールシートRSの先端Saを検知したか否かを判定する(S16)。この処理において、CPU202は、吸引ファン405に吸引され図7(b)の先端検知位置Cに位置する先端Saによって先端検知フラグ603が回動し、先端検知センサ604が遮光された状態(ON状態)となったか否かを判定している。
CPU202は、先端検知センサ604が導光した状態(OFF状態)でありロールシートRSの先端Saを検知していないと判定した場合(NO)、ロールシートRSの先端Saを検知したと判定するまでステップS16の処理を繰り返す。この状態において、搬送手段400では、外周駆動ローラ403,404が反時計方向の回転を継続しており、ロールシートRSが時計方向に回転し続けている。
ステップS16の処理において、先端検知センサ604がロールシートRSの先端Saを検知したと判定した場合(YES)、CPU202は、先端検知センサ604の検知状態がロールシートRSを検知しない状態に切り替わったか否かを判定する(S17)。この処理において、CPU202は、ロールシートRSの先端Saが先端検知フラグ603に当接した状態からロールシートRSがさらに回転し、先端Saが先端検知フラグ603から離れたか否かを判定する。
ステップS17の処理において、先端検知センサ604の検知状態がロールシートRSを検知しない状態に切り替わっていないと判定した場合(NO)、CPU202は、ロールシートRSの先端Saの検知に関して異常が発生していると判定する。このため、CPU202は、エラー処理を実行する(S18)。ステップS18のエラー処理において、CPU202は、例えば、インターフェースコントローラ201を介してホストPC100にセンサの検知状態又はロールシートRSの回転状態に関してエラーが発生している旨を報知する情報を表示する。そして、CPU202は、エラー処理を実行した後、給紙動作を終了する。
一方、先端検知センサ604の検知状態がロールシートRSを検知しない状態に切り替わったと判定した場合(YES)、CPU202は、予め設定された回転時間が経過するまで待機する。そして、CPU202は、回転時間が経過し、かつ先端検知センサ604の検知状態がロールシートRSを検知しない状態に維持されているか否かを判定する(S19)。この処理において、CPU202は、先端検知センサ604によって検知された先端Saがロールガイド601によって本体Sbから分離される図7(b)に示す先端分離位置Dまで移動するのに経過する時間である回転時間が経過したか否かをまず判定する。ここで、回転時間は、ロールシートRSの直径と、外周駆動ローラ403,404の回転速度と、から設定される。また、図7(b)に示す先端分離位置Dは、ロールシートRSの先端Saが、搬送方向において、外周駆動ローラ404と、ロールガイド601と、の略中間の位置となる位置である。
ステップS19の処理において、先端検知センサ604の検知状態がロールシートRSを検知した状態に切り替わったと判定した場合(NO)、CPU202は、ロールシートRSの先端Saの検知に関して異常が発生していると判定する。このため、CPU202は、エラー処理を実行する(S20)。ステップS20のエラー処理において、CPU202は、例えば、インターフェースコントローラ201を介してホストPC100にセンサの検知状態又はロールシートRSの回転状態に関してエラーが発生している旨を報知する情報を表示する。そして、CPU202は、エラー処理を実行した後、給紙動作を終了する。
一方、先端検知センサ604の検知状態がロールシートRSを検知していない状態に維持されていると判定した場合(YES)、CPU202は、逆転回転しているロールモータ501の駆動を停止する(S21)。この処理において、CPU202は、ロールモータ501の逆転回転を停止することで、外周駆動ローラ403,404の回転を停止し、ロールシートRSの回転を停止する。先端Saが図7(b)に示す先端分離位置Dに位置した状態でロールシートRSの回転が停止することで、搬送手段400では、ロールガイド601がロールシートRSの本体Sbに当接し、かつ先端Saがロールガイド601から離隔した状態となる。
次に、CPU202は、ロールモータ501を正転回転(CW回転)させる方向に駆動開始する(S22)。ロールモータ501がCW回転することで、搬送手段400では、外周駆動ローラ403,404が時計方向に回転し、外周駆動ローラ403,404と当接するロールシートRSが反時計方向に回転する。ロールシートRSが反時計方向に回転することで、搬送手段400では、ロールシートRSの先端Saが先端分離位置Dからロールガイド601に向けて搬送される。そして、搬送手段400では、ロールシートRSが反時計方向に回転することで、ロールガイド601が先端Saと本体Sbとの間に挿入される状態となり、先端Saが本体Sbから分離される。分離された先端Saは、ロールシートRSの反時計方向の回転によって案内部600に向けて繰り出されていく。
次に、CPU202は、給紙センサ611がロールシートRSを検知したか否かを判定する(S23)。この処理において、CPU202は、給紙センサ611がロールシートRSを検知したか否かを判定することで、ロールシートRSの先端Saが給紙ローラ606に受け渡されたか否かを判定している。
ステップS23の処理において、給紙センサ611がロールシートRSを検知していないと判定した場合(NO)、CPU202は、ロールシートRSの搬送に関して異常が発生していると判定し、エラー処理を実行する(S24)。ステップS24のエラー処理において、CPU202は、例えば、インターフェースコントローラ201を介してホストPC100にロールシートRSの搬送に関してエラーが発生している旨を報知する情報を表示する。そして、CPU202は、エラー処理を実行した後、給紙動作を終了する。
一方、給紙センサ611がロールシートRSを検知したと判定した場合(YES)、LFモータ305を駆動する(S25)。この処理において、CPU202は、ステップS6の処理と略同様に、LFモータ305を逆転回転(CCW回転)させる。LFモータ305がCCW回転することで、搬送手段400では、LFローラ303が反時計方向に回転し、ロールシートRSの先端Saが印刷部300に向けて搬送される。
次に、CPU202は、TOFセンサ610がロールシートRSを検出したか否かを判定する(S26)。この処理において、CPU202は、ステップS7の処理と略同様に、外周駆動ローラ403,404、給紙ローラ606及びLFローラ303によってロールシートRSが印刷部300まで搬送されたか否かを判定している。
ステップS26の処理において、所定時間が経過してもTOFセンサ610がロールシートRSを検知していないと判定した場合(NO)、CPU202は、先端Saの搬送にエラーが発生したと判定し、エラー処理を実行する(S27)。ステップS27のエラー処理において、CPU202は、ステップS11の処理と略同様のエラー処理を実行する。そして、CPU202は、エラー処理を実行した後、給紙動作を終了する。
一方、TOFセンサ610がロールシートRSを検知したと判定した場合(YES)、CPU202は、ロールシートRSが図7(c)に示す印刷部300に到達した状態になったと判定し、吸引ファン405の動作を停止する(S28)。そして、CPU202は、ロールモータ501の動作を停止し(S29)、LFモータ305の動作を停止し(S30)、給紙動作を終了する。
このように、CPU202は、搬送手段400に載置、保持されたロールシートRSを印刷部300に給紙する制御を実行する。なお、印刷装置100では、ロールシートRSがセットされていない状態で不図示の手差しセンサによってシートを検出した場合、手差し給紙に係る制御を実行する。手差し給紙に係る制御において、CPU202は、ロールモータ501を駆動させずに、LFモータ305のみ駆動させることで、印刷部300による手差しのシートへの印刷を実行可能にする。
[第1の実施形態のまとめ]
上述したように、駆動手段としての外周駆動ローラ403,404は、ロールシートRSを印刷部300に送る方向(第1方向)と、第1方向と反対のロールシートRSを時計方向に回転させる方向(第2方向)に回転可能に構成されている。
また、印刷装置100は、吸引手段としての吸引ファン405に吸引されたロールシートRSの先端Saを、先端検知フラグ603が設けられた第1位置において先端検知センサ604によって検知する。この、先端検知フラグ603及び先端検知センサ604が、第1の実施形態における検知手段を構成する。
そして、印刷装置100は、第1位置よりも第2方向の下流側の第2位置に設けられたロールガイド601によって、ロールシートRSの先端Saを本体Sbから分離するように構成されている。
さらに、印刷装置100では、ロールシートRSの直径に追従してロールガイド601が回動することで、ロールシートRSのシートが減少しても、ロールシートRSの先端Saと本体Sbとの間にロールガイド601が挿入された状態が維持される。
このような構成により、第1の実施形態の印刷装置100は、搬送手段400の保持部420にロールシートRSをセットするだけで、ロールシートRSの先端Saが吸引ファン405に吸引され、先端検知センサ604に検知される。また、印刷装置100は、ロールシートRSの先端Saをロールガイド601によって分離し、印刷部300まで先端Saを搬送することができ、高い精度でロールシートRSの先端分離及び先端検出を行うことができる。
以上により、第1の実施形態の印刷装置100は、ロールシートRSの頭出しの際の先端Saのセット不良のリスクを低下できる。また、印刷装置100は、ロールシートRSの先端Saにマーキング等の目印を設けなくとも先端検出ができるため、ロールシートRSの構成によらず先端Saを印刷部300まで搬送でき、多様な種類のロールシートに対して印刷できる。また、印刷装置100は、容易にロールシートRSをセット可能なことで、操作性に優れ高いユーザビリティを有することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る印刷装置100について説明する。第2の実施形態の印刷装置100は、ロールガイド901の先端近傍に、回転可能に配置された回転部材としてのローラ902を有している。この点において、第2の実施形態の印刷装置100は、上述した第1の実施形態とは異なっている。その他の構成は、第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態と共通する構成要素には同符号を付して説明を省略する。
[ロールガイド]
ラベル紙やシール紙といった剥離紙上に粘着層を持ったシートが巻かれたロールシートRSである場合、印刷装置100では、先端Saの本体Sbからの分離が行えなかった場合に、先端分離を行う位置でラベル紙やシール紙が剥離する虞がある。ラベル紙やシール紙が剥離してしまった場合、印刷装置100では、ジャムの発生やラベル紙やシール紙の剥離に起因する故障が発生する虞がある。
図9は、第2の実施形態の搬送手段400の断面図である。図9に示すように、搬送手段400は、保持部420に載置、保持されたロールシートRSの先端Saを、ロールシートRSの本体Sbから分離するロールガイド901を有している。ロールガイド901は、先端901aにテーパがついており、ロールシートRSの先端Saと本体Sbとの間に挿入される状態になることで、ロールシートRSの先端Saを本体Sbから分離する。また、ロールガイド901は、分離したロールシートRSの先端Saを、印刷部300へ向けて案内する案内部600にガイドする。そして、ロールガイド901の先端901aには、ロールシートRSの本体Sbと当接し回転するローラ902が設けられている。
図10(a)は、ロールシートRSの先端Saが先端分離位置に位置する状態におけるロールガイド901の拡大図である。図10(a)に示すように、ロールシートRSは、先端Saが本体Sbから離間している場合、図10(a)において点線で示す位置に先端Saが位置する。しかしながら、ロールシートRSは、シートが粘着層を有することで、先端Saが本体Sbから離間せず、図10(a)において実線で示す位置に先端Saが位置する可能性を有する。
図10(a)に示すように、ロールガイド901は、ロールシートRSの先端Saがロールガイド901と当接せず、かつローラ902がロールシートRSの本体Sbに当接した状態において、先端901aがシートの厚みよりも離間した状態となる。つまり、ロールガイド901は、先端901aからシートの厚みよりもロールシートRSの本体に向けて、ローラ902が突出しており、先端901aと本体Sbとの間に隙間Fを有する構成となっている。この、ロールガイド901から突出し、ロールシートRSの先端Saを本体Sbから離間させるローラ902が、第2の実施形態における突出部材を構成する。
図10(a)において実線で示す位置に先端Saが位置する状態においてCPU202がロールモータ501を正転回転させた場合、ロールシートRSは、図10中矢印E方向に回転する。図10(b)は、ロールシートRSが矢印E方向に回転し、先端Saがローラ902に到達した状態を示す図である。図10(b)に示すように、ロールガイド901は、先端901aと本体Sbとの間に隙間Fがローラ902によって維持されることで、ロールガイド901の先端901aがロールシートRSの先端Saと接触しない。これにより、ロールシートRSの先端Saの剥離紙は、ロールガイド901の先端901aによって本体Sbから分離してしまうことが防止される。
[第2の実施形態のまとめ]
以上により、第2の実施形態の印刷装置100は、剥離紙上に粘着層を有するシートが巻かれたロールシートRSであっても、ロールシートRSの頭出しの際に剥離紙がロールガイド901によって剥離することを防止することができる。このため、印刷装置100は、剥離紙が剥離してしまった場合におけるジャムの発生や故障の発生を防ぐことができ、剥離紙上に粘着層を有するシートが巻かれたロールシートRSであっても、印刷することができる。
<他の実施形態>
なお、第2の実施形態において、ロールガイド901は、突出部材としてローラ902を有しているが、これに限定されない。ロールガイド901は、例えば、ロールシートRSの本体Sbの外周面に当接し、ロールガイド901の先端901aからシートの厚みよりもロールシートRSの本体Sbに向けて突出する先端901aに固定された凸部等の突出部材を有していてもよい。このように構成される場合、凸部は、先端901aから連続する曲面から構成される等、剥離紙を剥離しない低い摩擦係数を有するように構成されることが好ましい。
また、第1、第2の実施形態において、印刷装置100は、記録ヘッド306を搭載したキャリッジ307を移動させる間に印刷を行うシリアル記録方式の印刷部300を有しているが、これに限定されない。印刷装置100は、記録媒体の幅に対応した長さの記録ヘッドに対して、記録媒体を相対的に移動させつつ印刷を行うフルライン方式の印刷部を有していてもよい。
また、第1、第2の実施形態において、印刷装置100は、各種のセンサ、モータを有しているが、その具体的な構成について限定されるものではなく、他の公知のセンサ、モータによって構成されていてもよい。
また、第1、第2の実施形態において、印刷装置100は、記録媒体として、一般的な記録装置で用いられる紙(ロールシート)に印刷を行っているが、これに限定されない。印刷装置100は、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものを記録媒体として用いてもよい。
100…印刷装置:300…印刷部:403,404…外周駆動ローラ(駆動手段):405…吸引ファン(吸引手段):420…保持部:600…案内部:601,901…ロールガイド(分離部):603…先端検知フラグ(検知手段、移動部材):604…先端検知センサ(検知手段、検知部材):901a…先端:902…ローラ(突出部材、回転部材):RS…ロールシート:Sa…先端:Sb…本体

Claims (6)

  1. 連続するシートが巻かれたロールシートを回転可能に保持する保持部と、
    前記ロールシートに印刷を行う印刷部と、
    前記ロールシートの本体から前記ロールシートの先端を分離する分離部と、
    分離した前記ロールシートの先端を前記印刷部へ案内する案内部と、を備え、
    前記分離部は、前記ロールシートの本体の外周面に当接し、前記分離部の先端から前記シートの厚みよりも前記ロールシートの本体に向けて突出する突出部材であって、前記先端を前記ロールシートの本体から離間させる前記突出部材を有する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記突出部材は、前記分離部の先端近傍に回転可能に配置された回転部材である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記分離部は、前記保持部に回動可能に支持され、前記ロールシートの直径の変化に追従して回動する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記ロールシートを前記印刷部に送る第1方向と前記第1方向と反対の第2方向とに回転可能な駆動手段と、
    前記ロールシートの先端を吸引する吸引手段と、
    前記吸引手段に吸引された前記ロールシートの先端を第1位置において検知する検知手段と、を備え、
    前記分離部は、前記第1位置よりも前記第2方向の下流側の第2位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記検知手段は、
    前記ロールシートの先端が当接することで移動可能な移動部材と、
    前記移動部材の移動を検知する検知部材と、を有する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. 前記印刷部は、インクを吐出して印刷を行うインクジェット方式の印刷部である、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷装置。
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