JP6064470B2 - 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 - Google Patents

液体吐出ヘッド及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6064470B2
JP6064470B2 JP2012201327A JP2012201327A JP6064470B2 JP 6064470 B2 JP6064470 B2 JP 6064470B2 JP 2012201327 A JP2012201327 A JP 2012201327A JP 2012201327 A JP2012201327 A JP 2012201327A JP 6064470 B2 JP6064470 B2 JP 6064470B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
liquid
liquid repellent
repellent film
wall surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012201327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014054788A (ja
Inventor
悠 木村
悠 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2012201327A priority Critical patent/JP6064470B2/ja
Priority to US14/020,038 priority patent/US8870346B2/en
Publication of JP2014054788A publication Critical patent/JP2014054788A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6064470B2 publication Critical patent/JP6064470B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/1433Structure of nozzle plates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14274Structure of print heads with piezoelectric elements of stacked structure type, deformed by compression/extension and disposed on a diaphragm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1601Production of bubble jet print heads
    • B41J2/1603Production of bubble jet print heads of the front shooter type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1606Coating the nozzle area or the ink chamber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1607Production of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/1612Production of print heads with piezoelectric elements of stacked structure type, deformed by compression/extension and disposed on a diaphragm

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

本発明は液体吐出ヘッド及び画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えば液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)からなる記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置としてインクジェット記録装置などが知られている。
液体吐出ヘッドにおいては、ノズルから液滴を吐出するために、ノズルの形状及び精度が滴体積や滴速度など滴吐出特性に大きな影響を与える。また、ノズルとなるノズル孔が形成されるノズル形成部材であるノズル基材の表面特性が、滴吐出特性に大きな影響を与えることも知られている。例えば、ノズル基材表面のノズル孔周辺部に液体(インク)が付着すると、滴吐出方向が曲げられ、あるいは、滴の大きさにバラツキが生じ、あるいは滴吐出速度が不安定になるなどの不都合が生じる。
そこで、ノズル板の滴吐出側表面に撥液膜(撥インク膜)を形成することにより、ノズルの滴吐出側表面の均一性を高めることで滴吐出特性の安定化を図っている。
そして、従来、ノズル板の表面からノズルの内壁面まで撥液膜を形成した液体吐出ヘッドが知られている(特許文献1、2)。
特開2002−219808号公報 特開2009−220471号公報
しかしながら、上述したようにノズル内壁面まで撥液膜を形成した場合、撥液膜の端部で急激に毛管力が変化するため、メニスカスが撥液膜の端部で局所的に止められるピン止めが発生して、噴射曲がりや不吐出などの滴吐出不良が生じ易くなるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、滴吐出不良の発生を低減することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体吐出ヘッドは、
液滴を吐出するノズルが形成されたノズル板を備え、
前記ノズル板は、前記ノズルとなるノズル孔を形成したノズル基材の滴吐出面側表面及び前記ノズルの内壁面の少なくとも前記滴吐出面側に撥液膜が形成され、
前記ノズルの断面形状は、前記滴吐出面側と反対側に向かってノズル径が大きくなるテーパ形状又はラウンド形状若しくは逆ラウンド形状であり、
前記ノズルの前記テーパ形状又はラウンド形状若しくは逆ラウンド形状の内壁面に形成された前記撥液膜の表面は、滴吐出面側から前記滴吐出面側と反対側に向かって連続的に単位面積当りの撥液基の数が少なくなっている
構成とした。
本発明によれば、滴吐出不良の発生を低減することができる。
本発明に係る液体吐出ヘッドの一例のノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向)の断面説明図である。 同じくノズル配列方向(液室短手方向)の断面説明図である。 本発明の第1実施形態の説明に供するノズル板のノズル部分の拡大断面説明図である。 同実施形態のノズル内壁面の撥水膜表面の親液基と撥液基の変化の一例の説明に供する説明図である。 同じくノズル内壁面の撥液膜の接触角θの余弦(cosθ)の変化の一例の説明に供する説明図である。 同じくノズル径の変化の説明に供する説明図である。 同じくノズル内の毛細管力に相当するcosθ/φの値の変化の一例の説明に供する説明図である。 同じく滴吐出時のメニスカスの状態の説明に供する説明図である。 比較例1の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。 比較例2の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。 同じくノズル内壁面の撥液膜の接触角θの余弦(cosθ)の変化の一例の説明に供する説明図である。 同じくノズル内の毛細管力に相当するcosθ/φの値の変化の一例の説明に供する説明図である 比較例3の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。 同じくノズル径の変化の説明に供する説明図である。 同じくノズル内の毛細管力に相当するcosθ/φの値の変化の一例の説明に供する説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。 同じくノズル径の変化の説明に供する説明図である。 同じくノズル内の毛細管力に相当するcosθ/φの値の変化の一例の説明に供する説明図である。 第1実施形態に係るノズル板の製造方法の一例の説明に供する模式的断面説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。 本発明の第6実施形態の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。 本発明の第7実施形態の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。 同じくノズル内壁面の撥水膜の接触角が大きすぎる場合の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。 本発明に係る画像形成装置の一例の機構部全体の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る液体吐出ヘッドの一例について図1及び図2を参照して説明する。図1は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向)の断面説明図、図2は同じくノズル配列方向(液室短手方向)の断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、流路板(液室基板、流路部材)1と、この流路板1の下面に接合した振動板部材2と、流路板1の上面に接合したノズル部材であるノズル板3とを有している。
これらによって液滴(液体の滴)を吐出する複数のノズル4がそれぞれ通路5を介して通じる複数の液室(加圧液室、圧力室、加圧室、流路などとも称される。)6、液室6にインクを供給する供給路を兼ねた流体抵抗部7、この流体抵抗部7を介して液室6と連通する連通部8を形成し、連通部8に振動板部材2に形成した供給口9を介して後述するフレーム部材17に形成した共通液室10からインクを供給する。
流路板1は、シリコン基板をエッチングして通路5、液室6、流体抵抗部7などの開口をそれぞれ形成している。なお、流路板1は、例えば、SUS基板を、酸性エッチング液を用いてエッチング、あるいは打ち抜き(プレス)などの機械加工することで形成することもできる。
振動板部材2は、各液室6に対応してその壁面を形成する各振動領域(ダイアフラム部)2aを有し、振動領域2aの面外側(液室6と反対面側)に島状凸部2bが設けられ、この島状凸部2bに振動領域2aを変形させ、液滴を吐出させるエネルギーを発生する駆動素子(アクチュエータ手段、圧力発生手段)としての積層型圧電部材12、12の柱状の圧電素子(以下、「圧電柱」という。)12A、12Bの上端面(接合面)を接合している。また、積層型圧電部材12の下端面はベース部材13に接合している。
ここで、圧電部材12は、PZTなどの圧電材料層21と内部電極22a、22bとを交互に積層したものであり、内部電極22a、22bをそれぞれ端面に引き出して、この側面に形成された端面電極(外部電極)23a、23bに接続し、端面電極(外部電極)23a、23bに電圧を印加することで積層方向の変位を生じる。この圧電部材12は、ハーフカットダイシングによる溝加工を施して1つの圧電部材に対して所要数の圧電柱12A、12Bを形成したものである。
なお、圧電部材12の圧電柱12A、12Bは、同じものであるが、駆動波形を与えて駆動させる圧電柱を圧電柱12A、駆動波形を与えないで単なる支柱として使用する圧電柱を圧電柱12Bとして区別している。この場合、図2に示すように、駆動用圧電柱12Aと支柱用圧電柱12Bとを交互に使用するバイピッチ構成でも、あるいは、すべての圧電柱を駆動用圧電柱12Aとして使用するノーマルピッチ構成のいずれでも採用できる。
これにより、ベース部材13上に駆動素子としての複数の駆動用圧電柱12Aが並べて配置された駆動素子列(駆動用圧電柱12Aの列)が2列設けられた構成としている。
また、圧電部材12の圧電方向としてd33方向の変位を用いて液室6内インクを加圧する構成としているが、積層型圧電部材12の圧電方向としてd31方向の変位を用いて液室6内インクを加圧する構成とすることもできる。
そして、圧電部材12の各駆動用圧電柱12Aの外部電極23aには駆動信号を与えるために配線手段としてのFPC15を直接接続し、このFPC15には圧電部材12の各駆動用圧電柱12Aに対して選択的に駆動波形を印加するための駆動回路(ドライバIC)16が実装されている。なお、すべての圧電柱12Aの外部電極23bは電気的に共通に接続されてFPC15の共通配線に同じく接続される。
ノズル板3は、各液室6に対応して直径10〜35μmのノズル4を構成するノズル孔が形成されたノズル基材31の液滴吐出側面(吐出方向の表面:吐出面、又は液室6側と反対の面、ノズル形成面)に撥液膜32を形成して構成している。
また、FPC15を実装した(接続した)圧電部材12及びベース部材13などで構成される圧電型アクチュエータユニットの外周側には、エポキシ系樹脂或いはポリフェニレンサルファイトで射出成形により形成したフレーム部材17を接合している。そして、このフレーム部材17には前述した共通液室10を形成し、更に共通液室10に外部からインクを供給するための供給口19を形成し、この供給口19は更に図示しないサブタンクやインクカートリッジなどのインク供給源に接続される。
このように構成した液体吐出ヘッドにおいては、例えば駆動用圧電柱12Aに印加する電圧を基準電位から下げることによって圧電柱12Aが収縮し、振動板部材2の振動領域2aが下降して液室6の容積が膨張することで、液室6内に液体が流入し、その後圧電柱12Aに印加する電圧を上げて圧電柱12Aを積層方向に伸長させ、振動板部材2をノズル4方向に変形させて液室6内の液体が加圧され、ノズル4から液滴が吐出(噴射)される。
そして、圧電柱12Aに印加する電圧を基準電位に戻すことによって振動板部材2が初期位置に復元し、液室6が膨張して負圧が発生するので、このとき、共通液室10から液室6内に液体が充填される。そこで、ノズル4のメニスカス面の振動が減衰して安定した後、次の液滴吐出のための動作に移行する。
なお、このヘッドの駆動方法については上記の例(引き−押し打ち)に限るものではなく、駆動波形の与えた方によって引き打ちや押し打ちなどを行なうこともできる。
次に、本発明の第1実施形態について図3を参照して説明する。図3は同実施形態の説明に供するノズル板のノズル部分の拡大断面説明図である。
ノズル板3は、ノズル4となるノズル孔41を形成したノズル基材31の滴吐出面側表面31a及びノズル4の内壁面(ノズル孔41の周面)に撥液膜(撥液層)32を成膜したものである(ノズル内壁面の撥液膜32を撥液膜32aとする)。なお、ノズル基材31と撥液膜32との間に、ノズル基材31と撥液膜32との密着性を向上するためのSiOなどの下地膜を成膜しても良い。
ここで、図4に示すように、ノズル内壁面の撥液膜32aの表面は、滴吐出面側から滴吐出面側と反対側(液室6側)に向かって連続的に単位面積当りの撥液基(撥水基)の数が少なくなっている。言い換えれば、ノズル内壁面の撥液膜32aは、ノズル4の内壁面では、液室側から滴吐出面に向かって連続的に単位面積当りの親液基(親水基)の数が多くなっている。
これにより、ノズル内壁面の撥液膜32aの接触角θは、滴吐出面側から液室面側に向かって連続的に小さくなり、接触角θの余弦(cosθ)は、図5に示すように、滴吐出面側から液室面側に向かって連続的に大きくなる。
一方、ノズル4の径(ノズル径)φは、ノズル4を断面形状でテーパ形状としているので、図6に示すように、滴吐出面側から液室面側に向かって連続的に小さくなる。
ここで、ノズル4内の毛細管力はノズル径φに反比例し、接触角θの余弦、すなわちcosθに比例する。したがって、本実施形態では、cosθ/φの値は、図7に示すように一定に近くなる。つまり、毛細管力は、変曲点がなく、液室面側から滴吐出面側まで連続的に変化する。
このように、ノズル4の内壁面において、毛細管力の変化が少なくなることで、図8に示すように、液室6内の液体40を加圧して液滴を吐出させるとき、ノズル4の中心(滴吐出方向の中心位置)Oに対して対称形状のメニスカス42が形成される。
これにより、滴300に分離する前の尾引き部分301はノズル4の中心位置Oとなって、滴300は滴吐出方向が曲がることなく吐出される。
ここで、比較例1について図9を参照して説明する。図9は同比較例1の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。
この比較例1では、ノズル基材31の滴吐出面側表面31aのみに撥液膜32を形成し、ノズル4の内壁面には撥液膜32を形成していない。
この比較例1では、ノズル4のエッジ部でノズル径φと接触角θが急激に変化する点、すなわち、メニスカス42が止められる点が存在することになる。そのため、滴吐出のためにメニスカス42の端部が振動した場合、部分的にメニスカス42の端部がトラップされる(これを「ピン止め」という。)。このピン止め現象は、ノズル4内の毛細管力の急激な変化によって引き起こされ、前述したように、毛細管力は、ノズル径φに反比例し、接触角θの余弦(cosθ)に比例している。
このようなメニスカス42のピン止めが発生すると、図9に示すように、滴300が分離される前の尾引き部分301がピン止めされた側に引き寄せられてノズル4の中心位置Oからずれるため、滴の形成が非対称となって、噴射曲がりが生じやすくなり、印刷画像のスジやムラの原因となる。
次に、比較例2について図10を参照して説明する。図10は同比較例2の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。
この比較例2では、ノズル基材31の滴吐出面側表面31aに撥液膜32を形成し、更にノズル4の内壁面の途中まで撥液膜32(ノズル内壁面撥液膜32b)を形成している。
この比較例2では、ノズル4内での接触角θの余弦(cosθ)は、図11に示すように、撥液膜32が無い部分と有る部分でそれぞれ一定の値を示す。そのため、cosθ/φの値は、図12に示すように、ノズル内壁面撥液膜32bのノズル内端部にあたる箇所で急激に変化し、メニスカスがとどまりやすい箇所となる。
つまり、この比較例2においても、図10に示すように、メニスカス42が局所的に止められる点が存在し、液滴吐出のためにメニスカス42の端部が振動した場合に部分的にメニスカス42の端部がトラップされる。そのため、滴の形成が非対称となって、噴射曲がりが生じやすくなり、印刷画像のスジやムラの原因となる。
次に、比較例3について図13を参照して説明する。図13は同比較例3の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。
この比較例3では、本実施形態と同様に、ノズル4の内壁面全体に撥液膜32(ノズル内壁面撥液膜32c)を形成しているが、ノズル内壁面における撥液膜32cは親液基の数が一定である。
そのため、ノズル4の入口でメニスカス42が部分的にピン止めされ、ノズル4内へ液体40が充填されず、不吐出の原因となる。
これに対し、本実施形態によれば、上述したように、ノズル4の内壁面における撥液膜32aは滴吐出面側から液室側に向けて撥液基の数が少なくなることで、毛細管力が局所的に変化する変曲点がなくなり、メニスカス42が部分的にピン止めされることがなくなり、噴射曲がりや不吐出が低減する。
次に、本発明の第2実施形態について図14を参照して説明する。図14は同実施形態の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。
本実施形態では、ノズル4の断面形状をラウンド形状としている。このラウンド形状では、ノズル径φはノズル4の滴吐出面側から液室側に向かって大きくなる。このようなノズル形状を有するノズル板は例えば電鋳法で容易に形成することができる。
また、撥液膜32はノズル4の内壁面まで形成し、前記第1実施形態と同様に、ノズル4の内壁面に形成された撥液膜32aの表面では、滴吐出面側から滴吐出面側と反対側(液室6側面)に向かって連続的に単位面積当たりの撥液基の数が少なくなっている。
このように構成したので、ノズル4のノズル径φの値が図15に示すようにカーブを描きながらも減少していくため、cosθ/φは図16に示すように、変曲点がないまま、カーブを描きながらも一定に近い値をとりつづける。
これにより、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明の第3実施形態について図17を参照して説明する。図17は同実施形態の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。
本実施形態では、ノズル4の断面形状を逆ラウンド形状としている。この逆ラウンド形状でも、ノズル径φはノズル4の滴吐出面側から液室側に向かって大きくなる。このようなノズル形状を有するノズル板は例えばエッチングで容易に形成することができる。
また、撥液膜32はノズル4の内壁面まで形成し、前記第1実施形態と同様に、ノズル4の内壁面に形成された撥液膜32aの表面では、滴吐出面側から滴吐出面側と反対側(液室6側)に向かって連続的に単位面積当たりの撥液基の数が少なくなっている。
このように構成したので、ノズル4のノズル径φの値が図18に示すようにカーブを描きながらも減少していくため、cosθ/φは図19に示すように、変曲点がないまま、カーブを描きながらも一定に近い値をとりつづける。
次に、前記第1実施形態に係るノズル板の製造方法の一例について図20を参照して説明する。図20は同説明に供する模式的断面説明図である。
まず、図20(a)に示すように、ノズル基材31の滴吐出面及び内壁面に撥液膜32を形成する。
その後、図20(b)に示すように、ノズル4の液室側からプラズマ等のエネルギーの照射51を行う。このプラズマ等のエネルギーの照射51により、撥液膜32は液室側に近い部分がより優先的にエッチングされて撥液基が除去される。
この場合、単純にプラズマ照射を行うことで、本願発明のような特性が得られるものではなく、撥液基の数が勾配をもつ特性を得るためには、撥液膜の材料や撥液膜の重合度などによって、プラズマ発生源のガス種、処理時の真空度、エネルギー(電圧・電流)・処理時間などを調整する必要がある。このときのプラズマ照射が強すぎると、内壁の撥液基はほとんど無くなり、弱すぎると撥液膜が除去されなくなる。
したがって、撥液膜の材料や撥液膜の重合度などに応じて、プラズマ照射時の上述したエネルギーや処理時間などを、撥液膜32は液室側に近い部分がより優先的にエッチングされて撥液基が除去されるように調整する。
これにより、図20(c)に示すように、ノズル4の内壁面に形成された撥液膜32aの表面は、滴吐出面側から滴吐出面側と反対側(液室側)に向かって連続的に単位面積当たりの撥液基の数が少なくなるノズル板3が得られる。
つまり、一般的に撥液膜32の接触角θは、撥液膜32を構成する分子中の撥液基の数により増減することが知られている。
例えば、撥液膜32がPFPE(パーフルオロポリエーテル)により構成されている場合、特に撥液性を示す官能基は−CF3(トリフルオロメチル)基である。撥液膜32に含まれる他の官能基と比較し、撥液基の数が連続的に減少する形状を作製することで接触角θが連続的に減少する形状を得ることになる。
このような形状を得る方法の一例として、上述したように、ノズル基材31のノズル内壁及び両面全体に撥液膜32を成膜した後、液室側からプラズマ等のエネルギーの照射51を行う。
このプラズマ等のエネルギー照射51により撥液膜32は液室側に近い部分がより優先的にエッチングされる。そのため、撥液膜32内の撥液基の数が減り、接触角θがノズル内壁で連続的に減少する形状を得ることができる。
撥液基の数を評価する方法として、飛行時間二次イオン質量分析などが有効な方法である。検出された二次イオンに含まれる撥液基由来の二次イオンが多いほど、撥液基の比率が高く、接触角θが大きい。本発明においては、ノズル断面中の撥液基が図4に示すように、液室側から滴吐出面側に向けて撥液基の数が多くなっていることが理想である。
なお、上述した製造方法は、前記第2、第3実施形態及び後述する実施形態のノズル板の撥水膜の製造方法にも同様に適用することができる。
次に、本発明の第4実施形態について図21を参照して説明する。図21は同実施形態のノズル板のノズル部分の説明図である。
本実施形態では、ノズル板3のノズル4の断面形状(ノズル基材31のノズル孔41の断面形状)を、ノズル4の滴吐出面側にノズル径φが一定である直線部分4aを有し、直接部分4aの端部から液室側に向かって拡がる(ノズル径φが大きくなる)テーパ部分4bを有する形状としている。
例えば、ノズル基材31をプレス加工してノズル4となるノズル孔41を形成する場合、上述したノズル4の形状を得るパンチは、直線部分4aとテーパ部分4bに対応する形状を有する。
ここで、直線部分4aを設けることで、ノズル孔41を形成するときにパンチの押し込み量が変化した場合でも、ノズル4の滴吐出面におけるノズル径φが変化することを防ぐことができる。
次に、本発明の第5実施形態について図22を参照して説明する。図22は同実施形態のノズル板のノズル部分の説明図である。
本実施形態では、ノズル板3のノズル4の断面形状(ノズル基材31のノズル孔41の断面形状)を、ノズル4の滴吐出面側からノズル径φが漸次大きくなるテーパ部分4bを有し、テーパ部分4bの端部から液室側に向かってノズル径φが一定の直接部分4aを有する形状としている。
上述したように、ノズル基材31をプレス加工してノズル4となるノズル孔41を形成する場合、最もパンチが折れやすくなるのは、滴吐出面付近の細い部分である。そこで、パンチが進入する側の液室付近の太い部分を増やしておくことで、パンチ折れを防ぐことができる。
次に、本発明の第6実施形態について図23を参照して説明する。図23は同実施形態のノズル板のノズル部分の説明図である。
本実施形態では、ノズル板3のノズル4の断面形状(ノズル基材31のノズル孔41の断面形状)を、ノズル4の滴吐出面側からノズル径φが一定となる直線部分4a1と、直線部分4a1の端部からノズル径φが漸次大きくなるテーパ部分4bを有し、テーパ部分4bの端部から液室側に向かってノズル径φが一定の直接部分4a2を有する形状としている。
これにより、前記第4、第5実施形態の作用効果を併せて得ることができる。
次に、本発明の第7実施形態について図24及び図25を参照して説明する。図24及び図25は同実施形態の説明に供するノズル板のノズル部分の説明図である。
液体吐出ヘッドに液体を充填したとき、図24に示すように、ノズル4内におけるメニスカス42はノズルエッジ部にて形成されていることが好ましい。
ここで、ノズル4の内壁面の接触角θが高すぎるとき、図25に示すように、液体がノズルエッジまで充填されず、ノズル4内の途中でメニスカス42が形成されるおそれがある。
そこで、ノズル4の内壁面に形成する撥液膜32aの接触角θの上限を80°以下とすることが好ましい。これにより、上述した図24に示すように、ノズル4内全体に液体を充填することができる。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドを備える本発明に係る画像形成装置の一例について図26を参照して説明する。図26は同装置の機構部の機構部全体の概略構成図である。
この画像形成装置は、ライン型画像形成装置であり、装置本体401の内部に画像形成部402等を有し、装置本体401の下方側に多数枚の記録媒体(用紙)403を積載可能な給紙トレイ404を備えている。
そして、給紙トレイ404から給紙される用紙403を取り込み、搬送機構405によって用紙403を搬送しながら画像形成部402によって所要の画像を記録した後、装置本体401の側方に装着された排紙トレイ406に用紙403を排紙する。
また、装置本体401に対して着脱可能な両面ユニット407を備え、両面印刷を行うときには、一面(表面)印刷終了後、搬送機構405によって用紙403を逆方向に搬送しながら両面ユニット407内に取り込み、反転させて他面(裏面)を印刷可能面として再度搬送機構405に送り込み、他面(裏面)印刷終了後排紙トレイ406に用紙403を排紙する。
ここで、画像形成部402は、例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色の液滴を吐出する、フルライン型の本発明に係る液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッド411k、411c、411m、411y(色を区別しないときには「記録ヘッド411」という。)を備えている。
各記録ヘッド411は液滴を吐出するノズルを形成したノズル面を下方に向けてヘッドホルダ413に装着している。なお、フルライン型とは、1つで1ライン分を構成する場合も、複数のヘッドを千鳥状に配置して1ライン分を構成する場合のいずれも含まれる。
また、各記録ヘッド411に対応してヘッドの性能を維持回復するための維持回復機構412k、412c、412m、412y(色を区別しないときには「維持回復機構412」という。)を備えている。
そして、パージ処理、ワイピング処理などのヘッドの性能維持動作時には、記録ヘッド411と維持回復機構412とを相対的に移動させて、記録ヘッド411のノズル面に維持回復機構412を構成するキャッピング部材などを対向させる。
なお、ここでは、記録ヘッド411は、用紙搬送方向上流側から、ブランク、シアン、マゼンタ、イエローの順に各色の液滴を吐出する配置としているが、配置及び色数はこれに限るものではない。
また、ライン型ヘッドとしては、各色の液滴を吐出する複数のノズル列を所定間隔で設けた1又は複数のヘッドを用いることもできるし、ヘッドとこのヘッドにインクを供給する液体カートリッジを一体とすることも別体とすることもできる。
給紙トレイ404の用紙403は、給紙コロ(半月コロ)421と図示しない分離パッドによって1枚ずつ分離され装置本体401内に給紙され、搬送ガイド部材423のガイド面423aに沿ってレジストローラ425と搬送ベルト433との間に送り込まれる。その後、所定のタイミングでガイド部材426を介して搬送機構405の搬送ベルト433に送り込まれる。
また、搬送ガイド部材423には両面ユニット407から送り出される用紙403を案内するガイド面423bも形成されている。更に、両面印刷時に搬送機構405から戻される用紙403を両面ユニット407に案内するガイド部材427も配置している。
搬送機構405は、駆動ローラである搬送ローラ431と従動ローラ432との間に掛け渡した無端状の搬送ベルト433と、この搬送ベルト433を帯電させるための帯電ローラ434と、画像形成部402に対向する部分で搬送ベルト433の平面性を維持するプラテン部材435と、搬送ベルト433から送り出す用紙403を搬送ローラ431側に押し付ける押さえコロ436と、その他図示しないが、搬送ベルト433に付着したインクを除去するためのクリーニング手段である多孔質体などからなるクリーニングローラなどを有している。
この搬送機構405の下流側には、画像が記録された用紙403を排紙トレイ406に送り出すための排紙ローラ438及び拍車439を備えている。
このように構成した画像形成装置において、搬送ベルト433は矢示方向に周回移動し、高電位の印加電圧が印加される帯電ローラ434と接触することで帯電され、この高電位に帯電した搬送ベルト433上に用紙403が給送されると、用紙403は搬送ベルト433に静電的に吸着される。このようにして、搬送ベルト433に強力に吸着した用紙403は反りや凹凸が校正され、高度に平らな面が形成される。
そして、搬送ベルト433を周回させて用紙403を移動させ、記録ヘッド411から液滴を吐出することで、用紙403上に所要の画像が形成され、画像が記録された用紙403は排紙ローラ438によって排紙トレイ406に排紙される。
このように、この画像形成装置においては、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えているので、高速で、高画質画像を安定して形成することができる。
なお、本願において、「用紙」とは材質を紙に限定するものではなく、OHP、布、ガラス、基板などを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味であり、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含む。また、画像形成、記録、印字、印写、印刷はいずれも同義語とする。
また、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用い、例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。
また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を三次元的に造形して形成された像も含まれる。
また、画像形成装置には、シリアル型画像形成装置及びライン型画像形成装置のいずれも含まれる。
1 流路板
2 振動板部材
3 ノズル板
4 ノズル
6 個別液室
12 圧電部材
17 フレーム部材
31 ノズル基材
32 撥液膜
32 ノズル内壁面の撥液膜
411k、411c、411m、411y 記録ヘッド

Claims (4)

  1. 液滴を吐出するノズルが形成されたノズル板を備え、
    前記ノズル板は、前記ノズルとなるノズル孔を形成したノズル基材の滴吐出面側表面及び前記ノズルの内壁面の少なくとも前記滴吐出面側に撥液膜が形成され、
    前記ノズルの断面形状は、前記滴吐出面側と反対側に向かってノズル径が大きくなるテーパ形状又はラウンド形状若しくは逆ラウンド形状であり、
    前記ノズルの前記テーパ形状又はラウンド形状若しくは逆ラウンド形状の内壁面に形成された前記撥液膜の表面は、滴吐出面側から前記滴吐出面側と反対側に向かって連続的に単位面積当りの撥液基の数が少なくなっている
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記ノズルの内壁面は、滴吐出面側に、滴吐出方向と平行な直線部分を有していることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記ノズルの内壁面における前記撥液膜の液体に対する静的接触角の上限が80°以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを備えていることを特徴とする画像形成装置。
JP2012201327A 2012-09-13 2012-09-13 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 Active JP6064470B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012201327A JP6064470B2 (ja) 2012-09-13 2012-09-13 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
US14/020,038 US8870346B2 (en) 2012-09-13 2013-09-06 Liquid ejection head and image forming apparatus including same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012201327A JP6064470B2 (ja) 2012-09-13 2012-09-13 液体吐出ヘッド及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014054788A JP2014054788A (ja) 2014-03-27
JP6064470B2 true JP6064470B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=50232859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012201327A Active JP6064470B2 (ja) 2012-09-13 2012-09-13 液体吐出ヘッド及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8870346B2 (ja)
JP (1) JP6064470B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6223006B2 (ja) * 2013-06-12 2017-11-01 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッドチップ及びその製造方法
JP2016083928A (ja) 2014-10-25 2016-05-19 株式会社リコー ノズル板、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP6878779B2 (ja) * 2016-06-20 2021-06-02 株式会社リコー 液体を吐出する装置、及び液体を吐出する方法
JP7310231B2 (ja) * 2019-04-01 2023-07-19 ブラザー工業株式会社 液体吐出ヘッド、及びそれを備えた液体吐出装置
JP2021084283A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 ブラザー工業株式会社 液体吐出ヘッド
JP2023018470A (ja) * 2021-07-27 2023-02-08 株式会社リコー 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置及び液体吐出ヘッドの製造方法

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11334085A (ja) * 1998-05-29 1999-12-07 Canon Inc インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法
JP4041945B2 (ja) * 2000-05-22 2008-02-06 セイコーエプソン株式会社 ヘッド部材及び撥インク処理方法並びに処理装置
JP2002219808A (ja) 2001-01-25 2002-08-06 Oki Data Corp オリフィスプレートの製造方法
WO2002081588A1 (fr) * 2001-04-02 2002-10-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Film hydrophobe et son procede de preparation, et tete a jet d'encre et dispositif d'enregistrement du type a jet d'encre utilisant celle-ci
JP4218948B2 (ja) 2002-09-24 2009-02-04 コニカミノルタホールディングス株式会社 液体吐出装置
JP3956224B2 (ja) 2002-09-24 2007-08-08 コニカミノルタホールディングス株式会社 液体吐出装置
JP4230206B2 (ja) 2002-12-06 2009-02-25 株式会社リコー 記録ヘッドの製造方法と記録ヘッド及びインクジェット記録装置
JP2005007654A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Seiko Epson Corp インクジェットヘッドの製造方法及びインクジェットヘッド
JP4021383B2 (ja) * 2003-06-27 2007-12-12 シャープ株式会社 ノズルプレート及びその製造方法
JP4222146B2 (ja) 2003-08-04 2009-02-12 ブラザー工業株式会社 ノズルプレートの製造方法
JP4492110B2 (ja) 2003-12-02 2010-06-30 ブラザー工業株式会社 インクジェットヘッドのノズルプレートの製造方法
JP4349273B2 (ja) * 2004-12-17 2009-10-21 セイコーエプソン株式会社 成膜方法、液体供給ヘッドおよび液体供給装置
JP4775265B2 (ja) 2004-12-28 2011-09-21 コニカミノルタホールディングス株式会社 液体吐出ヘッド、液体吐出装置および液体吐出方法
JP2006341451A (ja) 2005-06-08 2006-12-21 Fujifilm Holdings Corp ノズルプレートの製造方法、ノズルプレート、液体吐出ヘッド、及び画像形成装置。
JP2007105942A (ja) 2005-10-12 2007-04-26 Sharp Corp インクジェットヘッド、インク吐出装置、及び、インクジェットヘッドの製造方法
JP5008939B2 (ja) 2006-09-29 2012-08-22 富士フイルム株式会社 ノズルプレートの製造方法、液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP4903065B2 (ja) 2007-02-09 2012-03-21 富士フイルム株式会社 ノズルプレート及びその製造方法、並びに液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2008254201A (ja) 2007-03-30 2008-10-23 Fujifilm Corp ノズルプレートおよびインク吐出ヘッド、画像形成装置
JP5298516B2 (ja) * 2007-12-06 2013-09-25 パナソニック株式会社 防汚性樹脂組成物および防汚性樹脂組成物を利用した家庭電化製品筐体もしくは便座
JP5227011B2 (ja) * 2007-12-21 2013-07-03 パナソニック株式会社 コーティング用樹脂組成物及び塗装品
US8113633B2 (en) * 2008-01-31 2012-02-14 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus having same
JP5145985B2 (ja) * 2008-02-05 2013-02-20 セイコーエプソン株式会社 ノズル基板及びノズル基板の製造方法
JP5251187B2 (ja) 2008-03-18 2013-07-31 株式会社リコー 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
US8262199B2 (en) * 2008-09-30 2012-09-11 Fujifilm Corporation Droplet jetting head, method of manufacturing droplet jetting head, and droplet jetting apparatus equipped with droplet jetting head
JP6098099B2 (ja) 2011-12-13 2017-03-22 株式会社リコー 液体吐出ヘッド及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20140071203A1 (en) 2014-03-13
US8870346B2 (en) 2014-10-28
JP2014054788A (ja) 2014-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5754188B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP6064470B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP6070250B2 (ja) 液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP6256107B2 (ja) 液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP2014043029A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2013063551A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5375667B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP6083265B2 (ja) 液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP5327465B2 (ja) 液体吐出ヘッド及びその製造方法、画像形成装置
JP2011189641A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5895348B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP6455071B2 (ja) 液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP6024884B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2013063535A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2013193292A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5935597B2 (ja) 液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP5338585B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2008149588A (ja) 圧電アクチュエータ、液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP2012224081A (ja) ノズル部材の製造方法、液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP2014162083A (ja) 液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP6015043B2 (ja) ノズル板の製造方法
JP6237022B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2006082448A (ja) 液滴吐出ヘッドとインクカートリッジと画像記録装置及び液滴吐出ヘッドの製造方法
JP2014162019A (ja) 液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP2015054445A (ja) 液体吐出ヘッド、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161205

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6064470

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151