JP2014043029A - 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 - Google Patents

液体吐出ヘッド及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014043029A
JP2014043029A JP2012185951A JP2012185951A JP2014043029A JP 2014043029 A JP2014043029 A JP 2014043029A JP 2012185951 A JP2012185951 A JP 2012185951A JP 2012185951 A JP2012185951 A JP 2012185951A JP 2014043029 A JP2014043029 A JP 2014043029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
liquid
repellent film
droplet discharge
liquid repellent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012185951A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Hashimoto
憲一郎 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2012185951A priority Critical patent/JP2014043029A/ja
Priority to US13/972,215 priority patent/US9365040B2/en
Publication of JP2014043029A publication Critical patent/JP2014043029A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/1433Structure of nozzle plates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1606Coating the nozzle area or the ink chamber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/162Manufacturing of the nozzle plates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14411Groove in the nozzle plate

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】撥液膜の剥離、磨耗によって安定した滴吐出特性が得られなくなる。
【解決手段】ノズル板3は、ノズル4となるノズル孔41を形成したノズル基材31の滴吐出面側表面31aに下地層33を介して撥液膜32が形成され、ノズル4の滴吐出面側周辺部43はノズル4のエッジ部42に向かって滑らかに凹んでおり、ノズル4のエッジ部42とノズル4の内壁面とは滑らかに繋がっており、撥液膜32は、ノズル4のエッジ部42まで均一な厚さで形成され、更にノズル4の内壁面まで形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は液体吐出ヘッド及び画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えば液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)からなる記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置としてインクジェット記録装置などが知られている。
液体吐出ヘッドにおいては、ノズルから液滴を吐出するために、ノズルの形状及び精度が滴体積や滴速度など滴吐出特性に大きな影響を与える。また、ノズルとなるノズル孔が形成されるノズル形成部材であるノズル基材の表面特性が、滴吐出特性に大きな影響を与えることも知られている。例えば、ノズル基材表面のノズル孔周辺部に液体(インク)が付着すると、滴吐出方向が曲げられ、あるいは、滴の大きさにバラツキが生じ、あるいは滴吐出速度が不安定になるなどの不都合が生じる。
そこで、ノズル基材の滴吐出側表面に撥液膜(撥インク膜)を形成することにより、ノズルの滴吐出側表面の均一性を高めることで滴吐出特性の安定化を図っている。
一方、液体吐出ヘッドにおける安定した滴吐出性を確保するため、ノズル面をゴム材料などの弾性ブレード(ワイパ)でワイピングして、ノズル周辺に付着した液体を取り除くことノズル面を清浄化する維持回復動作が行われる。
このワイピング動作の繰り返しによって、ノズル周辺の撥液膜が磨耗したり、剥がれたりして、正常な滴吐出が行えなくなる。特に、ノズルエッジでワイパの接触圧が大きくなり、撥液膜の磨耗や剥がれが生じ易くなる。
そこで、従来、ノズル孔の滴吐出側周辺部に凹部を形成したもの(特許文献1)、撥液膜の厚さをノズルエッジに向かって漸次薄くしたもの(特許文献2)、ノズル周辺部の凹部を、凹部の底面に向けて漸次小径となるテーパー面とするもの(特許文献3)が知られている。
特開2002−225298号公報 特開2006−051808号公報 特開2003−276204号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成にあっては、ノズル周辺部分の凹部の段差があるため、その段差エッジ部分でワイパの接触による負荷が大きくなり、凹部段差部分の撥液膜の磨耗や剥がれが生じ易く、また凹部内で増粘した液体の除去が困難であるという課題がある。
特許文献2に開示の構成にあっては、ノズルエッジ近傍で撥液膜の厚さが非常に薄くなるので、ノズルエッジ近傍の撥液膜の耐久性が低下して、撥液膜の磨耗や剥がれが生じ易くなる。
特許文献3に開示の構成にあっては、ノズル周辺部の凹部の外周部をテーパー形状としているので、凹部の外周部での撥液膜の磨耗や剥がれを低減できるものの、ノズルエッジ部分でエッジの角にワイパが接触するときに接触圧が大きくなり、ノズルエッジ部分の耐久性は十分ではないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、撥液膜の剥離、磨耗を低減して、安定した滴吐出特性が得られるようにする目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体吐出ヘッドは、
液滴を吐出するノズルが形成されたノズル板を備え、
前記ノズル板は、前記ノズルとなるノズル孔を形成したノズル基材の滴吐出面側表面に撥液膜が形成され、
前記ノズルの滴吐出面側周辺部は前記ノズルのエッジ部に向かって滑らかに凹んでおり、
前記ノズルのエッジ部と前記ノズルの内壁面とは滑らかに繋がっており、
前記撥液膜は、少なくとも前記ノズルのエッジ部まで均一な厚さで形成されている
構成とした。
本発明によれば、撥液膜の剥離、磨耗を低減して、安定した滴吐出特性が得られる。
本発明に係る液体吐出ヘッドの一例のノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向)の断面説明図である。 同じくノズル配列方向(液室短手方向)の断面説明図である。 本発明の第1実施形態に係るノズル板のノズル部分の拡大断面説明図である。 同ノズル板に対するワイパ部材の接触状態の説明に供する説明図である。 本発明の第2実施形態におけるノズル基材の要部断面説明図である。 本発明におけるノズル板の製造方法の一例の説明に供する断面説明図である。 本発明の第3実施形態におけるノズル基材の要部拡大断面図である。 本発明に係る画像形成装置の一例の機構部全体の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る液体吐出ヘッドの一例について図1及び図2を参照して説明する。図1は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向)の断面説明図、図2は同じくノズル配列方向(液室短手方向)の断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、流路板(液室基板、流路部材)1と、この流路板1の下面に接合した振動板部材2と、流路板1の上面に接合したノズル部材であるノズル板3とを有している。
これらによって液滴(液体の滴)を吐出する複数のノズル4がそれぞれ通路5を介して通じる複数の液室(加圧液室、圧力室、加圧室、流路などとも称される。)6、液室6にインクを供給する供給路を兼ねた流体抵抗部7、この流体抵抗部7を介して液室6と連通する連通部8を形成し、連通部8に振動板部材2に形成した供給口9を介して後述するフレーム部材17に形成した共通液室10からインクを供給する。
流路板1は、シリコン基板をエッチングして通路5、液室6、流体抵抗部7などの開口をそれぞれ形成している。なお、流路板1は、例えば、SUS基板を、酸性エッチング液を用いてエッチング、あるいは打ち抜き(プレス)などの機械加工することで形成することもできる。
振動板部材2は、各液室6に対応してその壁面を形成する各振動領域(ダイアフラム部)2aを有し、振動領域2aの面外側(液室6と反対面側)に島状凸部2bが設けられ、この島状凸部2bに振動領域2aを変形させ、液滴を吐出させるエネルギーを発生する駆動素子(アクチュエータ手段、圧力発生手段)としての積層型圧電部材12、12の柱状の圧電素子(以下、「圧電柱」という。)12A、12Bの上端面(接合面)を接合している。また、積層型圧電部材12の下端面はベース部材13に接合している。
ここで、圧電部材12は、PZTなどの圧電材料層21と内部電極22a、22bとを交互に積層したものであり、内部電極22a、22bをそれぞれ端面に引き出して、この側面に形成された端面電極(外部電極)23a、23bに接続し、端面電極(外部電極)23a、23bに電圧を印加することで積層方向の変位を生じる。この圧電部材12は、ハーフカットダイシングによる溝加工を施して1つの圧電部材に対して所要数の圧電柱12A、12Bを形成したものである。
なお、圧電部材12の圧電柱12A、12Bは、同じものであるが、駆動波形を与えて駆動させる圧電柱を圧電柱12A、駆動波形を与えないで単なる支柱として使用する圧電柱を圧電柱12Bとして区別している。この場合、図2に示すように、駆動用圧電柱12Aと支柱用圧電柱12Bとを交互に使用するバイピッチ構成でも、あるいは、すべての圧電柱を駆動用圧電柱12Aとして使用するノーマルピッチ構成のいずれでも採用できる。
これにより、ベース部材13上に駆動素子としての複数の駆動用圧電柱12Aが並べて配置された駆動素子列(駆動用圧電柱12Aの列)が2列設けられた構成としている。
また、圧電部材12の圧電方向としてd33方向の変位を用いて液室6内インクを加圧する構成としているが、積層型圧電部材12の圧電方向としてd31方向の変位を用いて液室6内インクを加圧する構成とすることもできる。
そして、圧電部材12の各駆動用圧電柱12Aの外部電極23aには駆動信号を与えるために配線手段としてのFPC15を直接接続し、このFPC15には圧電部材12の各駆動用圧電柱12Aに対して選択的に駆動波形を印加するための駆動回路(ドライバIC)16が実装されている。なお、すべての圧電柱12Aの外部電極23bは電気的に共通に接続されてFPC15の共通配線に同じく接続される。
ノズル板3は、各液室6に対応して直径10〜35μmのノズル4を構成するノズル孔が形成されたノズル基材31の液滴吐出側面(吐出方向の表面:吐出面、又は液室6側と反対の面、ノズル形成面)に撥液膜32を形成して構成している。
また、FPC15を実装した(接続した)圧電部材12及びベース部材13などで構成される圧電型アクチュエータユニットの外周側には、エポキシ系樹脂或いはポリフェニレンサルファイトで射出成形により形成したフレーム部材17を接合している。そして、このフレーム部材17には前述した共通液室10を形成し、更に共通液室10に外部からインクを供給するための供給口19を形成し、この供給口19は更に図示しないサブタンクやインクカートリッジなどのインク供給源に接続される。
このように構成した液体吐出ヘッドにおいては、例えば駆動用圧電柱12Aに印加する電圧を基準電位から下げることによって圧電柱12Aが収縮し、振動板部材2の振動領域2aが下降して液室6の容積が膨張することで、液室6内に液体が流入し、その後圧電柱12Aに印加する電圧を上げて圧電柱12Aを積層方向に伸長させ、振動板部材2をノズル4方向に変形させて液室6内の液体が加圧され、ノズル4から液滴が吐出(噴射)される。
そして、圧電柱12Aに印加する電圧を基準電位に戻すことによって振動板部材2が初期位置に復元し、液室6が膨張して負圧が発生するので、このとき、共通液室10から液室6内に液体が充填される。そこで、ノズル4のメニスカス面の振動が減衰して安定した後、次の液滴吐出のための動作に移行する。
なお、このヘッドの駆動方法については上記の例(引き−押し打ち)に限るものではなく、駆動波形の与えた方によって引き打ちや押し打ちなどを行なうこともできる。
次に、本発明の第1実施形態に係るノズル板について図3を参照して説明する。図3は同ノズル板のノズル部分の拡大断面説明図である。
ノズル板3は、ノズル4となるノズル孔41を形成したノズル基材31の滴吐出面側表面31a上に下地膜(下地層)33を成膜し、下地膜33上に撥液膜(撥液層)32を成膜したものである。ここでは、ノズル基材31はステンレスで形成している。また、下地膜33はノズル基材31と撥液膜32との密着性を向上するための膜である。
なお、ノズル基材31と撥液膜32の密着性を向上させるための下地膜33は、ノズル基材31と撥液膜32の密着性が高ければ成膜しなくとも良い。
ここで、ノズル板3のノズル4の滴吐出面側周辺部43は、滴吐出方向に沿う方向の断面形状(図3の形状)で、ノズル4の径が最小となるノズルエッジ部42に向かって滑らかに凹んだ形状に形成されている(この周辺部43の形状を凹み形状部ともいう。)。さらに、ノズルエッジ部42とノズル4の内壁面(ノズル孔41の周面)とは滑らかに繋がっている。
そして、撥液膜32は、ノズルエッジ部42まで均一な厚さで形成されている。これにより、撥液膜32の表面も、ノズル4の滴吐出面側周辺部43でノズルエッジ部42に向かって滑らかに凹んだ形状となる。
さらに、撥液膜32は、ノズルエッジ部42からノズル4の内壁面(ノズル孔41の周面)まで徐々に薄くなるように形成している。
次に、このノズル板3に対するワイパ部材の接触状態について図4を参照して説明する。図4(a)は正面説明図、(b)は側面説明図である。
ノズル板3は、ノズル4の滴吐出面側周辺部43で、ノズル板表面(ノズル板3全体の表面の意味)が滑らかに凹んだ形状となっていることから、ワイパ部材51が凹み形状部である周辺部43にも隙間なく接触し、拭き残しが生じない。また、凹み形状部である周辺部43の部分に、段差やエッジがないので、ワイパ部材51に対してダメージが少なく、ワイパ部材51の磨耗やキズが生じにくく、良好な払拭性を長期にわたって得ることができる。
このように、ノズル板3の表面に液体が付着すると、滴吐出特性が劣化するので、通常ゴムなどで形成されたワイパ部材51でノズル板3の表面を払拭(ワイピング)し、ノズル板表面3aの残留液体を除去する。このワイピング動作によって、ノズル基材31の表面31aに形成されている撥液膜32に磨耗や剥がれを生じることがある。
ここで、ノズル板3の表面は、ノズル4の滴吐出面側周辺部43がノズルエッジ部42に向かって滑らかに凹んだ形状となっているので、ノズル4の周辺部43におけるワイパ部材51による圧力が低減され、ノズル4の周辺部43のワイピングによるダメージを小さくすることができる。
そして、ノズル4の内壁面とノズル板表面の間のノズルエッジ部42にはアールが形成されて滑らかにつながっている。ノズル板表面とノズル4の内壁面との接続部分であるノズルエッジ部42においても、ワイパ部材51による撥液膜32の磨耗や剥がれのダメージを受けやすいが、ノズルエッジ部42が滑らかになっているので、ワイパ部材51によるダメージを低減することができる。
また、ノズルエッジ部42からノズル4の内壁面にかけて連続して撥液膜32が形成されているので、ワイパ部材51が接触する部分に撥液膜32の境界が存在しなくなり、ワイパ部材51の接触による撥液膜32の剥がれが生じづらくなる。
つまり、撥液膜32及び下地膜33は、ノズル4の内壁面に一部入り込ませて形成することで、ノズル4のエッジ部42が撥液膜32及び下地膜33でカバーされた状態となり、ワイパ部材51が接触する部分には、撥液膜32及び下地膜33の有無の境界が生じない。膜の磨耗や剥がれは、膜の有無の境界を基点に発生しやすく、そのような基点がワイパ部材51との接触領域にないため耐久性において好ましい。
さらに、撥液膜32はノズル基材31の表面31aにおいて均一な厚さを有して形成されているので、後に説明する製造方法を採用するとき、ノズル基材31の表面31aで空気中との水蒸気の反応、加熱時の熱の伝わり方が均一であり、ノズル基材31の表面31aへの密着性、撥液膜の撥液性・耐久性などが均一なものを得ることができるようになる。
また、ノズル4の滴吐出面側周辺部43の滑らかな凹部は、ワイパ部材51に対するダメージも小さくすることができる。
つまり、ノズル板表面にエッジのあるノズルや、凹部パターンがあると、その部分で局所的にワイパ部材の磨耗が発生する。この局所的なワイパ部材の磨耗によって、ノズル板表面で払拭不良がワイパ部材の移動方向に沿ってスジ状に発生する。
このようなスジ状の払拭不良は同じ位置に形成されるので、払拭されないで残った液体が増粘しノズル板表面に固着すると、固着した液体は、ワイピング動作によってノズル板表面上で引き伸ばされ、ノズル近傍に付着すると吐出不良につながる。
そこで、本実施形態のようにノズル4の周辺部43は滑らかな凹部とすることで、ワイパ部材が局所的に磨耗して、上述したような吐出不良が発生することを防止できる。
また、ノズル4の周辺部43に滑らかな凹部を形成することで、ジャムなどで、用紙が直接ノズル面に接触した場合に、ノズル周辺に当たりづらくするという効果も得られる。
次に、本発明の第2実施形態について図5を参照して説明する。図5は同実施形態におけるノズル基材の要部断面説明図である。
本実施形態では、ノズル基材31のノズル孔41は、ノズル板表面側に滴吐出方向に平行な直線部であるストレート部44を有している。なお、撥液膜や下地膜の図示は省略するが前記第1実施形態と同様である。
つまり、液体吐出ヘッドの吐出特性は、ノズルの孔径が滴吐出特性に大きく影響を与える。前記第1実施形態のように、ノズル4の周辺部43に滑らかな凹み形状部を形成し、ノズルエッジ部42にノズル4の内壁面とノズル板表面とを滑らかにつなぐアール形状を形成する場合、凹み量やアールの大きさのばらつきによって、ノズル4の径自体が変化し、ノズル4の径のバラツキとなる。ノズル4の径がばらつくと、滴吐出特性が大きくばらつくことになる。
そこで、本実施形態のように、ストレート部44を設けることで、凹み部分の大きさやノズルエッジ部42のアールの大きさがばらついても、ノズル4の径がばらつかなくなり、ばらつきのない滴吐出特性を得ることができる。
次に、本発明におけるノズル板の製造方法の一例について図6を参照して説明する。図6は同説明に供する断面説明図である。なお、ここでは図5で示したストレート部44を有する第2実施形態のノズル板について説明を行うが、後述するプレス加工で用いるパンチの形状以外は実施形態1のノズル板の製造方法と同じである。
図6(a)に示すように、例えば厚さ50μmのSUS材320を用意する。ここでは、ステンレス(SUS316)を使用した。
そして、図6(b)に示すように、テーパー部323とストレート部324を持つパンチ321により、ノズル位置にプレス加工する。
その後、図6(c)に示すように、プレス加工で生じた凸部分325を研磨することにより開口して、ノズル孔41を形成したノズル基材31を形成する。このとき、研磨によって、ノズル孔41の滴吐出面側周辺部には、前述したように、滑らかな凹み形状部が形成される。
次いで、図6(d)に示すように、ノズル基材31の滴吐出側に、撥液膜32の下地膜33となる例えばSiO層333を10nmスパッタにより成膜する。
図6(e)に示すように、ノズル基材31を、変性パーフルオロポリオキシセタンをフッ素系溶剤に0.02wt%混合した溶液に1時間浸漬した。その後、130℃/10分の熱処理を加え、更にその後、フッ素系溶剤により洗浄を行い、表面に結合していない余剰分を落とすことで、フッ素系撥液層332が形成される。変性パーフルオロポリオキシセタンは空気中の水蒸気と反応しSiO層333表面と結合する。
図6(f)に示すように、ノズル基材31の滴吐出側に保護材314を貼り付ける。
図6(g)に示すように、保護材314を貼り付けていない側(液室側)にOプラズマを照射し、裏側に回りこんだ撥液膜332を除去する。
図6(h)に示すように、保護材314を剥がしてノズル板3が完成する。
ここで、図6(c)の研磨工程では化学砥粒研磨を用いている。化学砥粒研磨は、機械的な研磨に、化学的砥粒を用いることによって、材料に対して、化学的にエッチング作用が加わり、微小な研磨キズやバリなどが化学的作用により除去され、非常に表面性のよい仕上がりが得られる。
この化学砥粒研磨では、化学的作用と研磨圧により尖鋭な部分が特に研磨される。そのため、ノズル周辺のエッジの尖鋭な部分は平坦な部分よりも研磨レートが大きく、ノズル周辺が前記実施形態で説明したように滑らかに凹んだ形状になる。また、ノズル板表面とノズル内ストレート部との角部分も研磨により角が取れ、滑らかにストレート部とつながる形状が得られる。これにより、前記実施形態のノズル板の形状を容易に得ることができる。
また、撥液膜332は真空蒸着によっても成膜することもできる。蒸着法を用いても、撥液膜332のノズル孔41や外周から裏側への回りこみが起こる。
また、撥液剤としてはフッ素系撥液材料を用いている。フッ素系(フルオロアルキルアルコキシシラン系)撥液材料については、いろいろな材料が知られているが、ここでは変性パーフルオロポリオキセタン、変形パーフルオロポリオキセタン又は双方の混合物(ダイキン工業製、商品名:オプツールDSX)を5nm〜20nm蒸着することで必要な撥液性を得ることができる。
撥液膜蒸着後、蒸着チャンバーより取り出すと、フッ素系撥液剤とSiO膜(下地膜)とが、空気中の水分により加水分解がなされ、SiOと化学的結合をし、フッ素系撥液膜が形成される。
なお、上記のダイキン工業社製「オプツールDSX」は、「アルコキシシラン末端変性パーフルオロポリエーテル」と称されることもある。
次に、本発明の第3実施形態について図7を参照して説明する。図7は同実施形態におけるノズル基材の要部拡大断面図である。
本実施形態では、前記第2実施形態のノズル基材31において、ノズル基材31のノズル4の周辺部分にノズル基材31の表面31aの他の部分よりも滴吐出方向に盛り上がった盛り上がり部分45を形成し、盛り上がり部分45のうちのノズル4の周辺部43に滑らかに凹んだ形状部を形成している。なお、撥液膜や下地膜の図示は省略するが前記第1実施形態と同様である。
本実施形態のノズル基材31の表面形状は、上述した製造方法において、研磨量を調整することにより作製することができる。
このように構成することで、ノズル板3に撓みが生じても、ノズル4の周辺部43へのワイパ部材と接触を確実に行うことができる。
つまり、ノズル板は製造工程或いは組立工程で撓みが生じることがある。ノズル板に撓みが生じると、ワイピング時に、ノズル板表面とワイパ部材との間に隙間が生じて、正常にワイピングできないことがある。このワイピング不良がノズル周辺部で発生すれば、ノズル周辺に拭き残しが発生し、吐出滴の吐出曲がりや吐出不良につながる。
そこで、本実施形態のように、ノズル4の周辺部分に盛り上がり部分45を有することで、ノズル4の周辺部分でワイパ部材との接触を確実に行うことができる。そして、盛り上がり部分45からノズル4にかけては滑らかに凹んだ形状部とすることで、ワイピングによる負荷はノズルの周辺部において低減され、ノズル4のごく近傍では、前記各実施形態と同様にワイピングに対して高い耐久性が得られる。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドを備える本発明に係る画像形成装置の一例について図8を参照して説明する。図8は同装置の機構部の機構部全体の概略構成図である。
この画像形成装置は、ライン型画像形成装置であり、装置本体401の内部に画像形成部402等を有し、装置本体401の下方側に多数枚の記録媒体(用紙)403を積載可能な給紙トレイ404を備えている。
そして、給紙トレイ404から給紙される用紙403を取り込み、搬送機構405によって用紙403を搬送しながら画像形成部402によって所要の画像を記録した後、装置本体401の側方に装着された排紙トレイ406に用紙403を排紙する。
また、装置本体401に対して着脱可能な両面ユニット407を備え、両面印刷を行うときには、一面(表面)印刷終了後、搬送機構405によって用紙403を逆方向に搬送しながら両面ユニット407内に取り込み、反転させて他面(裏面)を印刷可能面として再度搬送機構405に送り込み、他面(裏面)印刷終了後排紙トレイ406に用紙403を排紙する。
ここで、画像形成部402は、例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色の液滴を吐出する、フルライン型の本発明に係る液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッド411k、411c、411m、411y(色を区別しないときには「記録ヘッド411」という。)を備えている。
各記録ヘッド411は液滴を吐出するノズルを形成したノズル面を下方に向けてヘッドホルダ413に装着している。なお、フルライン型とは、1つで1ライン分を構成する場合も、複数のヘッドを千鳥状に配置して1ライン分を構成する場合のいずれも含まれる。
また、各記録ヘッド411に対応してヘッドの性能を維持回復するための維持回復機構412k、412c、412m、412y(色を区別しないときには「維持回復機構412」という。)を備えている。
そして、パージ処理、ワイピング処理などのヘッドの性能維持動作時には、記録ヘッド411と維持回復機構412とを相対的に移動させて、記録ヘッド411のノズル面に維持回復機構412を構成するキャッピング部材などを対向させる。
なお、ここでは、記録ヘッド411は、用紙搬送方向上流側から、ブランク、シアン、マゼンタ、イエローの順に各色の液滴を吐出する配置としているが、配置及び色数はこれに限るものではない。
また、ライン型ヘッドとしては、各色の液滴を吐出する複数のノズル列を所定間隔で設けた1又は複数のヘッドを用いることもできるし、ヘッドとこのヘッドにインクを供給する液体カートリッジを一体とすることも別体とすることもできる。
給紙トレイ404の用紙403は、給紙コロ(半月コロ)421と図示しない分離パッドによって1枚ずつ分離され装置本体401内に給紙され、搬送ガイド部材423のガイド面423aに沿ってレジストローラ425と搬送ベルト433との間に送り込まれる。その後、所定のタイミングでガイド部材426を介して搬送機構405の搬送ベルト433に送り込まれる。
また、搬送ガイド部材423には両面ユニット407から送り出される用紙403を案内するガイド面423bも形成されている。更に、両面印刷時に搬送機構405から戻される用紙403を両面ユニット407に案内するガイド部材427も配置している。
搬送機構405は、駆動ローラである搬送ローラ431と従動ローラ432との間に掛け渡した無端状の搬送ベルト433と、この搬送ベルト433を帯電させるための帯電ローラ434と、画像形成部402に対向する部分で搬送ベルト433の平面性を維持するプラテン部材435と、搬送ベルト433から送り出す用紙403を搬送ローラ431側に押し付ける押さえコロ436と、その他図示しないが、搬送ベルト433に付着したインクを除去するためのクリーニング手段である多孔質体などからなるクリーニングローラなどを有している。
この搬送機構405の下流側には、画像が記録された用紙403を排紙トレイ406に送り出すための排紙ローラ438及び拍車439を備えている。
このように構成した画像形成装置において、搬送ベルト433は矢示方向に周回移動し、高電位の印加電圧が印加される帯電ローラ434と接触することで帯電され、この高電位に帯電した搬送ベルト433上に用紙403が給送されると、用紙403は搬送ベルト433に静電的に吸着される。このようにして、搬送ベルト433に強力に吸着した用紙403は反りや凹凸が校正され、高度に平らな面が形成される。
そして、搬送ベルト433を周回させて用紙403を移動させ、記録ヘッド411から液滴を吐出することで、用紙403上に所要の画像が形成され、画像が記録された用紙403は排紙ローラ438によって排紙トレイ406に排紙される。
このように、この画像形成装置においては、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えているので、高速で、高画質画像を安定して形成することができる。
なお、本願において、「用紙」とは材質を紙に限定するものではなく、OHP、布、ガラス、基板などを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味であり、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含む。また、画像形成、記録、印字、印写、印刷はいずれも同義語とする。
また、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用い、例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。
また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を三次元的に造形して形成された像も含まれる。
また、画像形成装置には、シリアル型画像形成装置及びライン型画像形成装置のいずれも含まれる。
1 流路板
2 振動板部材
3 ノズル板
4 ノズル
6 個別液室
12 圧電部材
17 フレーム部材
31 ノズル基材
32 撥液膜
33 下地膜
41 ノズル孔
42 ノズルエッジ部
43 滴吐出面側周辺部
411k、411c、411m、411y 記録ヘッド

Claims (5)

  1. 液滴を吐出するノズルが形成されたノズル板を備え、
    前記ノズル板は、前記ノズルとなるノズル孔を形成したノズル基材の滴吐出面側表面に撥液膜が形成され、
    前記ノズルの滴吐出面側周辺部は前記ノズルのエッジ部に向かって滑らかに凹んでおり、
    前記ノズルのエッジ部と前記ノズルの内壁面とは滑らかに繋がっており、
    前記撥液膜は、少なくとも前記ノズルのエッジ部まで均一な厚さで形成されている
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記撥水膜は、前記ノズルの内壁面にも形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記ノズルの内壁面は、滴吐出面側に、滴吐出方向と平行な直線部分を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記ノズルの滴吐出面側周辺部は、滴吐出面の他の部分よりも滴吐出方向に盛り上がって形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを備えていることを特徴とする画像形成装置。
JP2012185951A 2012-08-25 2012-08-25 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 Pending JP2014043029A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012185951A JP2014043029A (ja) 2012-08-25 2012-08-25 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
US13/972,215 US9365040B2 (en) 2012-08-25 2013-08-21 Liquid ejection head and image forming apparatus including same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012185951A JP2014043029A (ja) 2012-08-25 2012-08-25 液体吐出ヘッド及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014043029A true JP2014043029A (ja) 2014-03-13

Family

ID=50147618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012185951A Pending JP2014043029A (ja) 2012-08-25 2012-08-25 液体吐出ヘッド及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9365040B2 (ja)
JP (1) JP2014043029A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017209828A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置
JP2019089232A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 エスアイアイ・プリンテック株式会社 噴射孔プレート、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置
JP2020023061A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 ブラザー工業株式会社 吐出プレート、ヘッド及び液体吐出装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9809024B2 (en) 2015-06-11 2017-11-07 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
US20170210129A1 (en) * 2016-01-27 2017-07-27 Tomohiro Tamai Nozzle plate, liquid discharge head, liquid discharge device, liquid discharge apparatus, and method of making nozzle plate
US10144213B2 (en) 2016-06-08 2018-12-04 Ricoh Company, Ltd. Printing apparatus, recording medium storing program, and printing method
JP2017226100A (ja) * 2016-06-21 2017-12-28 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置
CN108928118B (zh) * 2017-05-26 2020-01-14 精工爱普生株式会社 喷嘴板、液体喷射头、液体喷射装置以及喷嘴板的制造方法
JP7086569B2 (ja) 2017-11-14 2022-06-20 エスアイアイ・プリンテック株式会社 噴射孔プレート、液体噴射ヘッド、液体噴射記録装置、および噴射孔プレートの製造方法
JP2019089233A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 エスアイアイ・プリンテック株式会社 噴射孔プレートの製造方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6221551A (ja) * 1985-07-23 1987-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd インクジエツト記録ヘツド
JPH05116327A (ja) * 1991-03-28 1993-05-14 Seiko Epson Corp インクジエツト記録装置用のノズルプレ−トとその製造方法
JPH06155752A (ja) * 1992-11-19 1994-06-03 Seiko Epson Corp インクジェット記録ヘッドの撥水処理方法
JPH11320893A (ja) * 1998-05-19 1999-11-24 Citizen Watch Co Ltd インクジェットヘッド用ノズル板及びその製造方法
JP2006103220A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタのノズルプレート及びその製造方法
JP2007069381A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Canon Inc インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
JP2008149542A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Fujifilm Corp インクジェット画像形成方法、形成装置およびインク組成物
US20080313901A1 (en) * 2005-12-23 2008-12-25 Telecom Italia S.P.A. Method of Manufacturing an Ink Jet Printhead

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6488357B2 (en) * 2000-12-05 2002-12-03 Xerox Corporation Corrision resistant hydrophobic liquid level control plate for printhead of ink jet printer and process
JP2002225298A (ja) 2001-02-01 2002-08-14 Konica Corp インクジェット記録装置
GB0113639D0 (en) * 2001-06-05 2001-07-25 Xaar Technology Ltd Nozzle plate for droplet deposition apparatus
JP4096589B2 (ja) 2002-03-22 2008-06-04 コニカミノルタホールディングス株式会社 インクジェットヘッドの製造方法
KR100499132B1 (ko) * 2002-10-24 2005-07-04 삼성전자주식회사 잉크젯 프린트헤드 및 그 제조방법
JP4439319B2 (ja) 2004-04-14 2010-03-24 株式会社リコー 液体吐出ヘッド、液体カートリッジ、液体吐出装置及び画像形成装置
JP4810143B2 (ja) 2004-07-15 2011-11-09 株式会社リコー インクジェットヘッドのノズル部材、撥インク膜形成方法、インクジェットヘッド、カートリッジ、およびインクジェット記録装置
EP1775128B1 (en) 2004-07-15 2011-09-07 Ricoh Company, Ltd. Liquid jet head, method of manufacturing the liquid jet head and image forming device
JP2006289838A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Seiko Epson Corp 撥液性部材、ノズルプレート及びそれを用いた液体噴射ヘッドならびに液体噴射装置
JP5008939B2 (ja) 2006-09-29 2012-08-22 富士フイルム株式会社 ノズルプレートの製造方法、液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP4903065B2 (ja) * 2007-02-09 2012-03-21 富士フイルム株式会社 ノズルプレート及びその製造方法、並びに液体吐出ヘッド及び画像形成装置
EP2072262A1 (en) * 2007-12-21 2009-06-24 Océ-Technologies B.V. Orifice plate for an ink-jet print-head and a method for manufacturing an orifice plate
JP5387096B2 (ja) * 2008-08-27 2014-01-15 株式会社リコー 液体吐出ヘッド及び画像形成装置並びに液体吐出ヘッドの製造方法
GB0910924D0 (en) * 2009-06-25 2009-08-05 Xennia Technology Ltd Inkjet printers
US8136922B2 (en) * 2009-09-01 2012-03-20 Xerox Corporation Self-assembly monolayer modified printhead
JP5491909B2 (ja) 2010-03-08 2014-05-14 富士フイルム株式会社 インクジェットヘッドの製造方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6221551A (ja) * 1985-07-23 1987-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd インクジエツト記録ヘツド
JPH05116327A (ja) * 1991-03-28 1993-05-14 Seiko Epson Corp インクジエツト記録装置用のノズルプレ−トとその製造方法
JPH06155752A (ja) * 1992-11-19 1994-06-03 Seiko Epson Corp インクジェット記録ヘッドの撥水処理方法
JPH11320893A (ja) * 1998-05-19 1999-11-24 Citizen Watch Co Ltd インクジェットヘッド用ノズル板及びその製造方法
JP2006103220A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタのノズルプレート及びその製造方法
JP2007069381A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Canon Inc インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
US20080313901A1 (en) * 2005-12-23 2008-12-25 Telecom Italia S.P.A. Method of Manufacturing an Ink Jet Printhead
JP2008149542A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Fujifilm Corp インクジェット画像形成方法、形成装置およびインク組成物

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017209828A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置
JP2019089232A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 エスアイアイ・プリンテック株式会社 噴射孔プレート、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置
JP2022090065A (ja) * 2017-11-14 2022-06-16 エスアイアイ・プリンテック株式会社 噴射孔プレート、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置
JP2020023061A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 ブラザー工業株式会社 吐出プレート、ヘッド及び液体吐出装置
JP7063178B2 (ja) 2018-08-06 2022-05-09 ブラザー工業株式会社 吐出プレート及びヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
US20140055527A1 (en) 2014-02-27
US9365040B2 (en) 2016-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014043029A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2013063551A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5375667B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP6064470B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP6119152B2 (ja) ノズル板、ノズル板の製造方法、液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP6025052B2 (ja) 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2011018836A (ja) 圧電型アクチュエータの製造方法、及び該製造方法によって製造された圧電型アクチュエータ
JP5327435B2 (ja) 液体吐出ヘッド及びその製造方法、画像形成装置
JP2014162192A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2017213713A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
JP2013158991A (ja) 液滴吐出ヘッド、インクカートリッジおよび画像形成装置
JP5668382B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5728934B2 (ja) ヘッド回復装置及び画像形成装置
JP5338585B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2012126081A (ja) ノズル板、液滴吐出装置、画像形成装置及びノズル板の製造方法
JP2008149588A (ja) 圧電アクチュエータ、液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP5338715B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5896275B2 (ja) 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5444971B2 (ja) 圧電アクチュエータの製造方法、圧電アクチュエータ、液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5982761B2 (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
JP2012224081A (ja) ノズル部材の製造方法、液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ヘッド、画像形成装置
JP2012160692A (ja) 圧電アクチュエータ、圧電アクチュエータの製造方法、液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2011000738A (ja) 画像形成装置
JP6015043B2 (ja) ノズル板の製造方法
JP5310414B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170530