JP6011038B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は定着装置および画像形成装置に関する。
光導電性の感光体に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー画像として可視化し、得られたトナー画像をシート状記録媒体に転写し、定着する画像形成装置は、電子複写機や光プリンタ、光プロッタ、ファクシミリ装置として広く実施されている。
近来、これらの画像形成装置は、カラー画像を形成可能なものが多い。
カラー画像を形成する場合、例えば、カラー画像を色分解し、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色成分画像に対応する静電潜像を形成し、これら静電潜像をそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色トナーで可視化し、得られるトナー画像を重ね合わせることによりカラートナー画像を得、このカラートナー画像を「転写紙やオーバヘッドプロジェクタ用のOHPシート等のシート状記録媒体」に転写し、定着してカラー画像を得るのが一般的である。
このような画像形成装置では、カラー画像のみならず、上記イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色、特に黒の「単色画像」や、これら4色のうちの2色もしくは3色を用いる「多色画像」を画像形成することもできるが、カラー画像を形成する場合も多い。
トナー画像のシート状記録媒体への定着は一般に、1対の回転体(1対のローラ、1対のベルト、ローラとベルトとの組み合わせ)により、トナー画像を形成されたシート状記録媒体を挟圧して搬送しつつ、トナー画像に熱と圧力を作用させて行なわれる。
これら1対の回転体のうち、トナー画像に接する側を「定着部材」と呼び、他を「加圧部材」と呼ぶ。定着部材と加圧部材は互いに圧接しあう。
圧接部には「ニップ(以下「定着ニップ部」と言う。)」が形成され、トナー画像を形成されたシート状記録媒体はこの定着ニップ部を通過する間にトナー画像を定着される。
トナー画像を定着されたシート状記録媒体は、定着ニップ部を抜けると定着部材から分離して搬送される。この分離は、シート状記録媒体が「腰の強い」物である場合には、腰の強さにより比較的簡単に行なわれるが、シート状記録媒体が「薄紙」で柔らかい場合には、腰の強さによる分離は難しく、定着部材に巻きつき易い。
このような「シート状記録媒体の定着部材への巻きつき」を防止するため、通常、分離爪と呼ばれる「分離部材」により、シート状記録媒体を定着部材から分離させることが行なわれている。
分離部材は、上記の分離機能を良好に発揮できるように、先端部を定着部材の表面に当接させるものが知られている。
カラー画像形成の場合、カラー画像はテキスト画像に比して所謂「ベタ部」の面積が大きく、加熱・加圧されたトナーが定着部材に強く付着し易く、シート状記録媒体が定着部材に巻きつき易い。上記分離部材は、このような巻きつきの防止に有効であるが、その機能を有効に発揮させようとすると、分離部材の「定着部材への当接圧力」が大きくなり易く、分離部材が定着部材に常接するところから、定着部材の表面を傷めやすい。このような傷は定着部材表面に、その移動方向に筋状に発生する。
このような傷が生じた定着部材を用いて定着を行なうと、形成された画像のベタ部に筋となって現れる。
このような問題を鑑み、分離部材の先端を定着部材に「微小な間隔」を隔して近接させ、定着部材に対して非接触で分離を行なうものが知られている(特許文献1、2)。
分離部材を定着部材に対して非接触としても、シート状記録媒体が「剛性が低い薄紙」で、ベタ画像が形成されている場合には、定着ニップを抜けたトナー画像はなお十分に冷却されず、強い粘着性をもち、分離部材で分離されたのち分離部材と摺擦しあう。
このため、トナー画像に対する分離部材表面の離型性を確保する必要があり、このため、分離部材の少なくともシート通過面(トナー画像を定着されたシート状記録媒体が通過する面)をフッ素樹脂で被覆したり成形したりすることが行なわれている。
しかし、フッ素樹脂は「ベタ画像のようなトナー層」と強いタック性があり、フッ素樹脂層の表面が滑らかであると、搬送される剛性の低い薄紙は、ベタ画像の部分がフッ素樹脂表面に付着して搬送を阻害され「閊かえた状態」となり、薄紙が「タックを作るように(尺取虫のように)」変形し、これが繰り返されることで、形成された画像に「キャタピラ状の模様(閊えた部分と「変形によりフッ素樹脂面から離れた部分」とが周期的に現れる。)」が現れやすい。
この問題に対処する方法として、特許文献1は「フッ素樹脂表面に複数の凹凸形状を形成」する。この凹凸形状は「高さ:5〜30μm、勾配:1〜30°の凸形状」で、これを1平方mmあたりに5〜20個設けることを提案している。
しかし、この方法の場合、シート状記録媒体が「平滑性の良いグロス紙」等の薄紙である場合、凸部に接触するベタ画像に対して接触力が凸部に集中し、ベタ画像を更に強く擦るため、凸部との摺擦で「鋭い筋状の傷」が画像に発生する。
特許文献2は、分離部材のシート通過面に「シート通過方向に対して斜行したリブ形状を形成する」ことを提案している。
しかし、この方法の場合「トナーの付着量がやや少ない場合」や「用紙の剛性がやや高い場合」に、分離部材に当接する画像部分が部分的になり、リブを斜行させても「リブ上で強く擦られる画像部分の光沢」と「擦られない画像部分の光沢」に差ができ「規則的な光沢縦ムラ」が発生し易い。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、上記「分離部材による鋭い筋状の傷やキャタピラ状の模様、規則的な光沢縦ムラの発生」を抑制できる定着装置およびこれを搭載した画像形成装置の実現を課題とする。
この発明の定着装置は、トナー画像を有するシート状記録媒体を、加熱されて回転する定着部材と、該定着部材に圧接して回転する加圧部材とにより挟圧し、加熱しつつ搬送して前記トナー画像を前記シート状記録媒体に定着する定着装置において、先端を定着部材に微小間隔を隔して近接させ、シート状記録媒体の前記定着部材への巻きつきを防止する分離部材を1以上有し、該分離部材は、少なくとも先端部とシート通過面側とがフッ素樹脂により形成されるとともに、前記先端部をなすフッ素樹脂は滑らかな表面をなし、前記分離部材のシート通過面側の前記先端部に、前記シート状記録媒体の搬送方向に直交し、分離部材幅方向の略全幅にわたる円弧形状の溝を、前記搬送方向に複数条に形成したことを特徴とする。
この発明の定着装置によれば「分離部材による鋭い筋状の傷やキャタピラ状の模様、規則的な光沢縦ムラの発生」を有効に抑制することができる。
画像形成装置の1例を説明するための図である。 定着装置の実施の1形態を説明するための図である。 定着装置の実施の別形態を説明するための図である。 溝の特徴を説明するための図である。 フッ素樹脂層の表面の粗さと傷の関係を説明するための図である。
以下、実施の形態を説明する。
なお、繁雑を避けるため、各図中において混同の恐れがないと思われるものには同一の符号を付し、説明の重複する部分は適宜に簡略化もしくは省略する。
図1を参照して、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1は、画像形成装置としてのデジタルカラー複写機の装置本体を示している。
図1において、符号1は原稿の画像情報を光学読取りするスキャナー部、符号2はスキャナー画像情報や外部画像情報に基く露光光により光走査を行う書込み部を示している。
露光光はカラー画像に対応するため、其々、黒、マゼンダ、イエロー、シアン(以下では黒のみで説明する。)があり、其々の感光体ドラム31に照射される。
感光体ドラム31の均一帯電と露光光による光走査により形成された静電潜像を現像する現像部3、感光体ドラム31上に形成されたトナー像を各色重ね合わせる中間転写ベルト30により画像形成が行われ、トナー像転写後の感光体ドラム31に残留する残留トナーは、クリーニング部36で回収される。
給紙部4の各給紙段41(各給紙段として41a、41b、41c、41dがある)から給紙されたシート状記録媒体である転写紙は、搬送路7を経由し、画像形成とのタイミングやスキュー補正後、位置をレジスト部38で軸線方向に移動し、中間転写ベルト30上のトナー画像が、2次転写部34で転写紙に転写される。
符号10は「原稿を連続してスキャナー部1に搬送するADF」、符号5は「転写紙上の未定着トナー画像を定着する定着装置を示す。
2次転写部34の位置を通過した転写紙は、搬送ベルト35により定着装置5に送られる。定着装置5は、熱と圧力とによってトナー像を転写紙に定着する。
トナー像を定着された転写紙が、排紙部6から出力画像として装置本体から排出されることにより、一連の画像形成プロセスが完了する。
以上が、カラープリンタ100による「カラー画像プリントのプロセス」の概略の説明である。
この発明の定着装置は、図1に示した画像形成装置おいては、定着装置5として実施される。
定着装置の具体的な実施の形態を以下に説明する。
定着装置は「トナー画像を有するシート状記録媒体を、加熱されて回転する定着部材と、該定着部材に圧接して回転する加圧部材とにより挟圧し、加熱しつつ搬送してトナー画像をシート状記録媒体に定着する定着装置」である。
図2(a)に定着装置の実施の1形態を示す。
図2(a)において符号50は「定着部材」を示す。定着部材50は、定着ローラ51と、この定着ローラ51を加熱するべく定着ローラ51の内部に設けられた加熱手段としての発熱源52(以下「ヒータ52」と言う。)を有している。
定着ローラ51の外周部はシリコーンゴムで構成され、その表層は「離型層をなすフッ素樹脂層」で覆われている。
符号70は「加圧部材」を示している。加圧部材70は、加圧ローラ71と、これを過熱するべく加圧ローラ71の内部に設けられたヒータ72を有している。加圧ローラ71の表面側は「フッ素樹脂による表層を設けたゴム」で被覆されている。
これら定着ローラ51、加圧ローラ71は、温度センサ53、73により表面温度を検知され、温度センサ53、73の検知結果によりヒータ52、72の点滅を制御して、各ローラ表面の温度を調整するようになっている。
なお、温度センサ53は、複数個設けられて、定着ローラの「長手方向の中央部と端部の温度」を検知している。
加圧ローラ71は、カム90により揺動調整されるレバー91により定着ローラ51に押圧され、定着ローラ51、加圧ローラ71の接触部に「圧接によるゴム部の変形」により「定着ニップ部」が形成される。
カラートナー画像ITを転写されて有する転写紙Sは、定着ローラ51と加圧ローラ71により挟圧搬送され、定着ニップ部を通過する間に、熱と圧力を受けてカラートナー画像ITを定着される。
カラートナー画像ITを定着された用紙は、定着ニップ部を抜けると、定着ローラ51から剥離(分離)し、図の左方へ搬送される。
定着ニップ部を通過した直後においては、定着の際に融解したカラートナー画像の冷却固化が未だ十分ではなく、転写紙Sは、融解トナーの粘着力により定着ローラ51の表面に張り付いている。
転写紙Sに「十分な腰の強さ」があれば、転写紙Sは、自己の腰の強さにより上記粘着力に打ち勝って定着ローラ51から剥離(分離)する。しかし、転写紙Sが「薄紙」で腰が弱い場合や、腰が強くてもトナー画像が「面積の大きいベタ部」等で、粘着力が強い場合には、転写紙Sの「定着ローラ51から剥離する力」が十分でなく「用紙分離性能が不十分」となって転写紙Sが定着ローラ51に巻きつくことがある。
定着ニップ部の出口側には、分離装置800Aと通路形成装置800Bが図の如く設けられている。
分離装置800Aは、図2(b)に示す如く、分離部材80Aをブラケット82Aに揺動可能に設けた構成となっている。
分離部材80Aは、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトン(PEK)、LCP(液晶ポリマー)、ポリフェニルスルファド(PPS)等「耐熱性の高い硬質の樹脂や、アルミニウム等の金属」により形成された基部の、定着ローラに向かう側の部分をフッ素樹脂による被覆層81A(以下、フッ素樹脂層81Aと言う。)により被覆した構造となっている。
なお、フッ素樹脂層81Aは「少なくとも先端部とシート通過面側(適性に定着ローラ51から分離した転写紙Sが搬送される面の側)と」がフッ素樹脂により形成され(フッ素樹脂により被覆され)ていればよく、分離部材80Aのように先端部全体を被覆している必要は必ずしも無い。
そして、フッ素樹脂層81Aは「滑らかな表面」をなす。
上記「フッ素樹脂」としては、耐熱性・トナー離型性共に優れる「テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)」や、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合樹脂(FEP)、四フッ化エチレン・エチレン共重合樹脂(ETFE)、ビニリデンフルオライド樹脂(PVDF)、ビニルフルオライド樹脂(PVF)及びエチレン−クロロトリフルオロエチレン樹脂(ECTFE)等を挙げることができる。
分離部材80Aは、ピン軸83Aによりブラケット82Aに回転自在に軸支され、圧縮性のスプリング84Aを介して、調整ネジ85Aによりブラケット82Aに固定されている。
調整ネジ85Aにより分離部材80Aを揺動的に調整し、図2(a)に示すように、分離部材80Aの先端部と定着ローラ51表面との微小間隔を、例えば0.2mm程度に調整する。
分離部材80Aの先端部のフッ素樹脂層81Aの表面は、前記の如く「滑らかな表面」をなすが、シート通過面側における滑らかな表面を成す部分に「シート状記録媒体の搬送方向に直交し、分離部材幅方向の略全幅にわたる溝」が、搬送方向に複数条に形成されている。
図2(c)は、分離部材80Aを「シート通紙面側」から見た状態を示す。この図に示すように、フッ素樹脂層81Aの「滑らかな表面」に複数(図の例では3本)の溝81a、81b、81c形成されている。
溝81a、81b、81cは「転写紙Sの搬送方向DSに直交し、分離部材幅方向(図の左右方向)の略全幅に亘って」形成されている。
図2(d)は、分離部材80Aの先端部に形成された複数の溝81a、81b(溝81cは図示を省略されている。)を、定着ニップ部側から見た状態を示している。
定着ニップ部を抜けた転写紙Sは、十分な腰の強さを有すれば、自力で転写ローラ51から分離し、シート通紙面に沿って搬送されていく。転写紙Sが薄紙で腰が弱いほど、用紙分離性能」は低くなり、転写ローラ51からの分離に分離部材80Aが必要となる。
定着ローラ51から分離する転写紙Sは、用紙分離性能が低くなるほど、定着ローラ51から分離する位置が、分離部材80Aの先端部に近くなる。そして、分離部材80Aの先端部の近傍で定着ローラ51から分離した転写紙Sは、分離部材80Aの先端部の「シート通紙面」側の滑らかな表面部分で摺擦されることになる。
分離部材80Aの「滑らかな表面部分」には、引用文献1記載のような「部分的な微小凸形状」がないため、この表面部分により「ベタ画像が摺擦」されても「鋭い筋状の傷」は発生しない。
た、滑らかな表面部分の先端部には、複数の溝81a、81b等が形成されているので、転写紙Sが「薄紙で、ベタ画像が形成されているような場合」に、ベタ画像が、分離部材80Aに「搬送方向の広範囲」で擦擦しても、複数の溝81a等により「接触面積を減らす」ことができ、転写紙Sの搬送が妨げられず、前述した「キャタピラ状の模様」の発生が有効に防止される。
また、分離部材80Aによる摺擦が部分的な場合でも、複数の溝81a等の存在により摺擦面(溝と溝の間の面)の形状が「搬送方向に垂直な方向に略均一な形状」となっているため「規則的な光沢縦ムラの発生」も防止できる。
説明を先に進める前に、図2(a)に示した「通路形成装置800B」について、説明する。通路形成装置800Bは、もし「転写紙Sが加圧ローラ71に巻きつく現象」が生じない場合には、図の如き構造を有する必要は無く、その場合に通路形成装置800Bが果たす機能は、定着ニップ部を抜けた転写紙Sの裏面側の搬送位置を規制する機能、即ち「通路形成機能」のみである。
転写紙Sが加圧ローラ71に巻きつく現象は、図1の画像形成装置における「両面画像形成」などの場合に生じうる。即ち、先に、転写紙の表面側に形成されたトナー画像が定着され、続いて、裏面側に形成されたトナー画像が定着される際に、表面側に定着されているトナー画像が熱を受けて再度、半ば溶融した状態となり、その粘着力により加圧ローラ71に巻きつくことが考えられる。
るいは、省資源のため「定着されたトナー画像を片面に有する転写紙の裏面」に新たなトナー画像を形成するような場合にも、転写紙の加圧ローラ71への巻きつきは起こり得る。
このような場合も考えて、説明中の実施の形態では、通路形成装置800Bも、分離装置Aと同様の構造として、加圧ローラ71からの転写紙の分離を可能とする構成としている。
図2(e)に示すように、通路形成装置800Bに「転写紙分離」機能をもたせるため、通路形成部材800Bも、分離部材80Bを、ピン軸83Bによりブラケット82Bに揺動自在に軸支し、圧縮性のスプリング84Bを介して調整ネジ85Bによりブラケット82Bに固定した構成となっている。
整ネジ85Bにより分離部材80Bを揺動的に調整し、図2(a)に示すように、分離部材80Bの先端部と加圧ローラ71表面との微小間隔を、例えば0.2mm程度に調整する。
分離部材80Bの先端部にもフッ素樹脂層81Bが形成され、その先端部の表面は「滑らかな表面」をなし、シート通過面側における滑らかな表面を成す部分に前記溝81a、81b等と同様の溝が形成されている。
図3は、定着装置の実施の別の形態を説明するための図である。
前述の如く、繁雑を避けるため、混同の恐れが無いと思われるものについては、図2におけると同一の符号を付する。
図3(a)に示す実施の形態が、図2(a)の実施の形態と異なる部分は、定着部材50Aの構成にある。即ち、図3(a)において、定着部材50Aは、無端状の定着ベルト51Cと、定着ベルト51Cを巻きかけたローラ51Aおよび加熱ローラ51Bと、加熱ローラ51Bを加熱するヒータ52を有する。
そして、前述のカム90とレバー91により、加圧ローラ71を、定着ベルト51Cを介してローラ51Aに圧接し、圧接部に定着ニップ部を形成する。温度センサ53は複数個設けられて、定着ベルト51Cの「幅方向の中央部と端部の温度」を検知する。
図3の実施の形態においては、定着部材50Aのローラ51Aは、転写紙の分離を助長するために、加圧ローラ70よりも硬度を低くし、定着ニップ部が「ローラ51Aの側に凸」となるようにし、定着ニップ部の出口部が「下向き」となるようにしている。
このように、ローラ51Aの硬度を低くしたことに伴い、ローラ51Aは「熱膨張率」が大きくなり、ローラ51Aの温度変動に伴い、ローラ径が変動しやすい。
このため、分離部材の側のみで、分離部材80Aの先端部と定着ベルト51Cの表面との微小間隔を調整しても、ローラ51Aの熱膨張により上記「微小間隔」の大きさが変動する。
これを避けるために、この実施の形態においては、以下のようにして、微小間隔の変動を防止している。
図3(b)において、符号51Cは定着ベルトを示し、ローラ51Aに巻き掛けられた部分を示している。図中の「シート通過領域」は、トナー画像を定着される転写紙が搬送されつつ通過する領域である。符号900は「支持部材」としての取り付けブラケットを示している。
図3の実施の形態では、複数(図の例では4個)の分離部材80A1、80A2、80A3、80A4が、取り付けブラケット900に取り付けられて支持されている。
なお、取り付けブラケット900に取り付けられるのは、分離部材80A1等を有する分離装置であることは言うまでも無い。
取り付けブラケット900は、その両端部に当接用突起部901、902を形成されており、この当接用突起部901、902が「シート通過領域」の外側で、定着ベルト51Cに当接し、ローラ51Aの膨張による変動に追従することにより、分離部材80A1〜80A4の先端部と定着ベルト51Cの表面との「微小間隔」を一定に保つ。
これにより、ローラ51Aの膨張に拘わらず、分離部材80A1等による分離機能を保持することができる。
取り付けブラケット900が、分離部材80A1等の定着ベルト表面との間隔を一定に保つことにより、転写紙と分離部材80A1等とが摺擦しあう力も一定に保たれ、摺擦による「画像の光沢の変動」を軽減でき、「鋭い筋状の傷やキャタピラ状の模様、規則的な光沢縦ムラの発生」をより有効に抑制できる。
なお、図3(b)には、取り付けブラケット900に、4個の分離部材(分離装置)を支持させる場合を示したが、これは1例であり、支持する分離部材の数は、3以下でも良いし、5以上でもよい。なお、取り付けブラケットを用いることは、図2に示した定着装置の場合にも有効である。
図2、図3に即して説明した実施の形態において、分離部材80A1等の構造は同一であり、分離部材の先端部の滑らかな表面に形成された「溝の形状や配置」も同様である。
図2(c)に示した例では、3本の溝81a、801b、81cが形成されている。
これ等の溝の形状は「転写紙が侵入してくる側(図の下方)に向かって凸の円弧状」である。「溝の形状」を、転写紙搬送方向に直交する「直線状」にすると、溝の段差が搬送負荷となって、分離後の搬送性能を低下させることがある。
溝の形状を、上記の如く「転写紙が侵入してくる側に向かって凸の円弧状」とすると、溝の段差部で「溝の長手方向全体に転写紙先端部が同時に突っ掛かる」ことがなく、転写紙の搬送性能を向上させることができる。
図4は、溝の形状に関する特徴を説明するための図である。
図4(a)は溝の断面形状に関する特徴を説明するための図である。
フッ素樹脂層81Aを、シート搬送方向に直交する方向から見た状態において、溝81a、81bの断面形状は「円弧形状」である。
フッ素樹脂層81Aの断面形状において、角:θa、θbは、フッ素樹脂層81Aの先端部の「シート通過面に対する傾斜角」である。これ等の傾斜角は、図示されない定着部材である定着ローラや定着ベルトに近づくに連れて大きくなっている(図示の例で、θa>θb)。
このように、傾斜角に大きい部分に形成される溝の幅が、傾斜角のより小さい部分に形成される溝の幅よりも小さくなるように設定されている。
図4(a)の例では、θa>θbであるので、傾斜角:θaを持つ部分の形成される溝81aの「溝幅」を、傾斜角:θbを持つ部分の形成される溝81bの「溝幅」よりも小さく設定している。
傾斜角:θaを有する部分に形成された溝81aの近傍では、ベタ画像が「フッ素樹脂層表面に貼りつく力」は軽減されるが、傾斜角:θbを有する部分に形成された溝81bの近傍では、貼りつく力が大きくなる。このため、溝81bの溝幅を広くとり、フッ素樹脂層表面の面積部分を小さくすることにより「貼りつく力を軽減」させる。
このようにすると、ベタ画像がフッ素樹脂層表面に貼りつく力が、傾斜角の変化に拘わらず一定に保たれ「鋭い筋状の傷やキャタピラ状の模様、規則的な光沢縦ムラの発生」を抑制する機能を安定化させることができる。
図4(a)には、溝の数を2本とし、溝81a、81bを図示したが、溝の数はこれに限らず、3本以上であってもよく、溝の形成されている部分における上記「傾斜角」が大きくなるほど、溝幅を小さくすればよい。
図4(b)は、3本の溝81a、81b、81cの溝幅の大小関係を示している。この例の場合、溝幅:Wa、Wb、Wcの大小関係は「Wa<Wb<Wc」となっている。
また、図4(a)に示したように「溝幅の小さい溝81aの溝深さ」を「溝幅の大きい溝81bの溝深さ」よりも大きくしている。
図4(b)に示す例で言えば、溝81a、81b、81cは、上記の如くこの順序で、溝幅が大きくなるので、溝深さ(Da、Db、Dcとする。)の大小関係は「Da>Db>Dc」とするのが良い。
幅の広い溝の「溝深さ」を大きくすると、搬送される転写紙の先端が突っ掛かりやすいが、幅の大きい溝の溝深さを浅くすることで、この問題を有効に回避できる。
図5は、分離部材先端部のフッ素樹脂層の粗さと「分離部材による鋭い筋状の傷やキャタピラ状の模様」の発生の有無を調べた実験結果である。
図5(a)の縦軸「傷のランク」は、「分離部材による鋭い筋状の傷」を目視で検査したときのランクを示し、横軸はフッ素樹脂表面の最大高さ:Rz(μm)を表している。
「傷ランクの4以上」では、「鋭い筋状の傷」は目視では見ることができない。
定着部材表面の温度を「設定温度」、「設定温度±5℃」の3通りとして実験したところ、図5(a)に示すように「最大高さ:15Rz(μm)以下」では、上記3通りの温度の何れにおいても、鋭い筋状の傷は見出せない。即ち、鋭い筋状の傷は「フッ素樹脂層表面の粗さ」として、最大高さ:15Rz(μm)以下とすることにより、防止できる。
図5(b)における縦軸「キャタピラランク」は、「キャタピラ状の模様」の程度を表すランクであり、ランク5では「キャタピラ状の模様」は発生しない。図5(b)の横軸は「10点平均粗さ:Rzjis」である。
「キャタピラ状の模様」は「10点平均粗さ:Rzjisが10以上」で防止される。
従って、最大高さを15Rz(μm)以下とし、10点平均粗さを10Rzjis以上にすれば、溝を設けなくても「鋭い筋状の傷の発生」は防止できる。
しかし、フッ素樹脂層は、画像との摺擦により磨耗することが考えられる。
従って、この発明では、フッ素樹脂層の表面の滑らかさを最大高さ:15Rz以下とするとともに、複数の溝を形成することにより、上記「鋭い筋状の傷やキャタピラ状の模様の発生」を有効に防止する。
「溝の最大深さ」は、一般的なフッソ樹脂のコーティング膜厚が30μmであるところから、30μm以上とするのが好ましい。なお、図4においては、フッ素樹脂層81Aの厚みを強調して厚く描いてあるため、溝の深さは、フッ素樹脂層の図示された厚さよりも小さくなっている。
IT トナー画像
S シート状記録媒体(転写紙)
50 定着部材
70 加圧部材
80A 分離部材
81A フッ素樹脂層
81a、81b、81c 溝
特開2009−031759号公報 特開2009−116298号公報

Claims (11)

  1. トナー画像を有するシート状記録媒体を、加熱されて回転する定着部材と、該定着部材に圧接して回転する加圧部材とにより挟圧し、加熱しつつ搬送して前記トナー画像を前記シート状記録媒体に定着する定着装置において、
    先端を定着部材に微小間隔を隔して近接させ、シート状記録媒体の前記定着部材への巻きつきを防止する分離部材を1以上有し、
    該分離部材は、少なくとも先端部とシート通過面側とがフッ素樹脂により形成されるとともに、前記先端部をなすフッ素樹脂は滑らかな表面をなし、
    前記分離部材のシート通過面側の前記先端部に、前記シート状記録媒体の搬送方向に直交し、分離部材幅方向の略全幅にわたる円弧形状の溝を、前記搬送方向に複数条に形成したことを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1記載の定着装置において、
    分離部材の先端部は、シート通過面に対する傾斜角が定着部材に近づくに連れて大きく、複数条の溝の幅が、前記傾斜角の増加と共に狭くなるように設定されていることを特徴とする定着装置。
  3. 請求項2記載の定着装置において、
    複数の溝の深さは、幅の増加と共に浅くなるように設定されていることを特徴とする定着装置。
  4. トナー画像を有するシート状記録媒体を、加熱されて回転する定着部材と、該定着部材に圧接して回転する加圧部材とにより挟圧し、加熱しつつ搬送して前記トナー画像を前記シート状記録媒体に定着する定着装置において、
    先端を定着部材に微小間隔を隔して近接させ、シート状記録媒体の前記定着部材への巻きつきを防止する分離部材を1以上有し、
    該分離部材は、少なくとも先端部とシート通過面側とがフッ素樹脂により形成されるとともに、前記先端部をなすフッ素樹脂は滑らかな表面をなし、
    前記先端部のシート通過面側に、シート状記録媒体の搬送方向に直交し、分離部材幅方向の略全幅にわたる溝が、前記搬送方向に複数条に形成され、
    前記分離部材の先端部は、シート通過面に対する傾斜角が定着部材に近づくに連れて大きく、前記複数条の溝の幅が、前記傾斜角の増加と共に狭くなるように設定されているとを特徴とする定着装置。
  5. 請求項4記載の定着装置において、
    複数の溝の深さは、幅の増加と共に浅くなるように設定されていることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項1〜5の任意の1に記載の定着装置において、
    分離部材の先端部のシート通過面側に形成される複数条の溝は、転写紙が侵入してくる側に向かって凸の円弧状であることを特徴とする定着装置。
  7. 請求項1〜6の任意の1に記載の定着装置において、
    定着部材が、定着ローラと、該定着ローラを加熱する加熱手段を有することを特徴とする定着装置。
  8. 請求項1〜6の任意の1に記載の定着装置において、
    定着部材が、無端状の定着ベルトと、この定着ベルトを巻きかけたローラおよび加熱ローラと、前記加熱ローラもしくは無端ベルトを加熱する手段を有し、前記ローラを前記定着ベルトを介して加圧部材に圧接することを特徴とする定着装置。
  9. 請求項1〜8の任意の1に記載の定着装置において、
    1以上の分離部材が支持部材に支持され、該支持部材が、シート通過領域外において定着部材に接触することにより、前記分離部材の先端と前記定着部材との間の微小間隔を保つことを特徴とする定着装置。
  10. 請求項1〜9の任意の1に記載の定着装置において、
    分離部材の先端部をなすフッ素樹脂の滑らかな表面が、面粗さ:15μmRz以下の滑らかな面であり、前記先端部に形成された溝の深さが30μm以上であることを特徴とする定着装置。
  11. 光導電性の感光体に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナー画像として可視化し、得られたトナー画像をシート状記録媒体に転写し、定着する画像形成を行なう画像形成装置であって、トナー画像のシート状記録媒体への定着を、請求項1〜10の任意の1に記載の定着装置を用いて行なうことを特徴とする画像形成装置。
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