JP5867852B2 - 小型車両のプロテクター付きマフラー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車などの小型車両のエンジンの排気系に接続される、プロテクター付きマフラー装置、特に、触媒を収納したマフラーを覆うマフラープロテクターの温度上昇を抑制すると共にマフラープロテクターのマフラー周囲への張り出しを抑制して外観性を向上させるようにした、小型車両のプロテクター付きマフラー装置に関する。
従来、自動二輪車において、触媒を収納したマフラーを覆うマフラープロテクターを二重構造として、そのマフラープロテクターの表面温度を低下させるようにしたプロテクター付きマフラー装置は公知(後記特許文献1参照)である。
特許第4400823号公報
ところが、前記特許文献1の示されるプロテクター付きマフラーは、マフラーの周囲にマフラープロテクターが大きく張り出しているため、たとえば、マフラーを乗員用シートの近傍に配置するようにした所謂アップマフラーに、このマフラープロテクターを適用する場合には、マフラープロテクターが、外方に大きく張り出して、その外観上の体裁を損なうばかりでなく、マフラーからの熱気が直接マフラープロテクターに及ぶため、マフラープロテクターの温度上昇の抑制効果をさらに高めたいという課題がある。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、マフラーの高温部の径方向外側の面を覆ってマフラープロテクターを支持する、板状のプロテクターステーを利用して、後上がりに傾斜するマフラーとマフラープロテクターとの間の熱気を、熱の対流により車両の後方へと積極的に排出させてマフラープロテクターの温度上昇を抑えてマフラープロテクター本来の遮熱機能を高め、またマフラープロテクターのプロテクターステーへの近接配置により、マフラープロテクターの外方への張り出しを抑え外観上の体裁を整えるようにして、前記課題を解決できるようにした、新規な小型車両のプロテクター付きマフラー装置を提供することを目的とする。
前記課題解決のため、請求項1記載の発明は、車体フレームの後部に懸架される後輪の上方に乗員用シートを配設し、車体フレームに搭載されるエンジンの排気ポートに連なる排気管の下流部に触媒を収納したマフラーを接続した小型車両において、
前記シートの近傍において、前記マフラーを、その長手方向を車体フレームの前後方向に沿わせて後上がりに傾斜して配置し、そのマフラーに、その高温部の径方向外側の面を覆う板状のプロテクターステーと、前記マフラーの、前記触媒を収納した部位の径方向外側の面を覆う他のプロテクターステーを、その前後方向に離間して取り付け、前記プロテクターステーと前記マフラーの上面との間には、遮熱空間と該遮熱空間の前後にそれぞれ連通する前部開口および後部開口とを、それらの横断面形状が前記マフラーの径方向外側の面の輪郭に沿って円弧状に形成し、前記プロテクターステーに、マフラーの径方向外側の面を覆うマフラープロテクターを設け、そのマフラープロテクターは、前記プロテクターステーおよび前記マフラーを覆うように延びており、その前部の中間領域には、走行風を導くための導風口を開口すると共に該導風口に走行風を導く導風路を形成し、前記導風口は、前記プロテクターステーと、前記他のプロテクターステー間の離間部分に位置することを特徴としている。
前記課題解決のため、請求項2記載の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、前記プロテクターステーの前記遮熱空間よりも径方向外方に、前記マフラープロテクターを取り付け可能な取付ステーを設けたことを特徴としている。
前記課題解決のため、請求項3記載の発明は、前記請求項1または2記載のものにおいて、前記プロテクターステーの一部が、前記マフラープロテクターよりも前記マフラーの周方向の一端側に張り出していることを特徴としている。
前記課題解決のため、請求項4記載の発明は、前記請求項1〜3のいずれかに記載のものにおいて、前記マフラープロテクターは、外側マフラープロテクターおよび内側マフラープロテクターよりなる二重構造に形成され、外側マフラープロテクターは、その前側部分に対して後側部分を耐熱性の高い材料により形成したことを特徴としている。
前記課題解決のため、請求項5記載の発明は、前記請求項1〜3のいずれかに記載のものにおいて、前記外側および内側マフラープロテクターには、前後方向にずらして導風口がそれぞれ形成されていることを特徴としている。
前記課題解決のため、請求項6記載の発明は、前記請求項4または5記載のものにおいて、二重構造のマフラープロテクターは、外側に位置する外側マフラープロテクターと、内側に位置する内側マフラープロテクターとがマフラーに取り付けられることを特徴としている。
前記課題解決のため、請求項7記載の発明は、前記請求項1〜6のいずれか1項に記載のものにおいて、前記マフラーは、その内部をセパレータにより前後方向に区画される複数の膨張室を備え、前記プロテクターステーは最後部の膨張室を含む後部領域の径方向外側の面を覆うようにされていることを特徴としている。
請求項1項記載の発明によれば、エンジンの運転による車両の走行中のみならずエンジンの停止後においても、触媒からの反応熱や排気ガスの排気熱により高温に加熱されるマフラーからの熱気は、プロテクターステーの前後部とマフラーとの間の開口を通してマフラーとプロテクターステーとの間を通り後方へ排出されて、マフラープロテクターの温度上昇を抑えてマフラーからの熱気が、乗車用シートの近傍からその外側方へ発散することによる弊害を防止することができる。また、マフラープロテクターは、プロテクターステーへの近接配置と、その小型化により、マフラーからの外方への張り出しを抑えることができ、その外観性の向上を図ることができる。
その上、マフラープロテクターは、プロテクターステーおよびマフラーを覆うように延びており、その前部の中間領域に、走行風を導くための導風口を開口したので、車両の走行中、車体の側方を流れる走行風を効率よく、マフラープロテクターとマフラーとの間に取り入れて、プロテクターステーの内側、プロテクターステーとマフラープロテクターとの間などの加熱部分を有効に冷却することができ、マフラープロテクターの小型化と外観性の向上を図ることができる。
さらに、マフラーには、プロテクターステーと、他のプロテクターステーが、その前後に離間して取り付けられ、マフラープロテクターに形成される導風口は、プロテクターステーと他のプロテクターステー間の離間部分に位置しているので、それらのプロテクターステーにより、マフラーを広く覆う大型のマフラープロテクターをマフラーに安定して支持することができる上に、それらのプロテクターステーに邪魔されずに、前記導風口からの走行風をマフラーとマフラープロテクターとの間に効率良く導くことができプロテクターステーおよびマフラープロテクターを効率良く冷却することができ、マフラープロテクターを外方へ張り出さないで済み、マフラープロテクターの小型化と外観性の向上を図ることができる。
請求項記載の発明によれば、外側マフラープロテクターは、その前側部分に対して後側部分を高い耐熱性の材料により形成したので、耐熱性の高い高価な材料の使用を必要な範囲に制限し、また耐熱性が低い反面外観性の良い廉価な材料の使用範囲を拡大することにより、耐熱性を確保しながらコストダウンと外観性の向上とを図ることができる。
請求項記載の発明によれば、二重構造の外側および内側マフラープロテクターには、前後方向にずらして導風口がそれぞれ形成されていることで、マフラープロテクターを二重構造に形成したのも拘らず、走行風を前記導風口を通してマフラーの外面に効率良く導くことができ、しかも内側マフラープロテクターの導風口は外部に露出することがなく、二重構造のマフラープロテクターの外観性を向上させることができる。
請求項記載の発明によれば、マフラープロテクターは、外側に位置する外側マフラープロテクターと、内側に位置する内側マフラープロテクターとが予め組み立てられてマフラーに取り付けられるので、マフラープロテクターは、二重構造でありながら、その組立性、メンテナンス性を向上させることができる。
請求項記載の発明によれば、エンジン停止後に、熱気の移動により最も高温となる(マフラーが後上がりに傾斜されていることによる)、最後部の膨張室を含む高温領域を、プロテクターステーにより覆うことで、プロテクターステーによる遮熱効果を高め、マフラープロテクターの温度上昇を効果的に抑えて、プロテクター付きマフラー装置の一層の小型化、外観性の向上を図ることができる。
本発明プロテクター付きマフラー装置を備えた自動二輪車の側面図 図1の2矢視の仮想線囲い部分の拡大図 本発明プロテクター付きマフラー装置の分解斜視図 本発明プロテクター付きマフラー装置の分解側面図 図2の5−5線に沿う拡大断面図 図5の6−6線に沿う断面図 図2の7線に沿う矢視図 図2の8−8線に沿う拡大断面図
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて具体的に説明する。
以下の実施の形態において、前後、左右および上下は、排気系Exが搭載される自動二輪車の進行方向を基準にしていう。
この実施の形態は、本発明のプロテクター付きマフラー装置を、自動二輪車に搭載される排気系Exに実施した場合である。
図1には、本発明に係るプロテクター付きマフラー装置を備えた、鞍乗り型の自動二輪車が示されている。パイプ部材などにより形成された車体フレーム1の前端部にはヘッドパイプ2が設けられ、このヘッドパイプ2に操向可能に支持されるフロントフォーク3には、前輪Wfが懸架される。車体フレーム1の後部には、後輪Wrを懸架したスイングアーム4が上下に揺動自在に軸架され、このスイングアーム4は、リヤクッションユニット5を介して車体フレーム1に支持される。車体フレーム1の中央下部には、走行用エンジンEが搭載されており、このエンジンEの出力軸は、動力伝達機構6を介して後輪Wrに連結される。また後輪Wrの上方において、車体フレーム1の上部には、乗員用の鞍乗り型のシートSが設けられる。
走行用エンジンEの排気ポートには、このエンジンEの運転により排出される排気ガスを外部に排出するための排気系Exが接続されている。この排気系Exは、シートSの下方を車体フレーム1の後方に延びる排気管8を備えており、この排気管8の下流端に、シートSの下方を後上がりに傾斜して後方に延長される、発明に係るプロテクター付きマフラー装置が接続される。
このプロテクター付きマフラー装置は、触媒CAを収納したマフラーMと、このマフラーMを覆う二重構造のマフラープロテクターMPと、このマフラープロテクターMPをマフラーMに取り付けるための、プロテクターステーPS1および他のプロテクターステーPS2とを備えている。
そして、エンジンEの運転によりそこから排出される排気ガスは、排気管8を通ってマフラーMに入り、ここで触媒CAを通ってHC、CO、NOxなどの有害成分が浄化されたのち、膨張室(消音室)に入り消音されて大気に排出される。また、排気ガスの排気熱や触媒CAの反応熱により高温に加熱されるマフラーMは、マフラープロテクターMPにより被覆されて、マフラーMの熱が外部へ放散されないようにされる。
まず、主に、図3、6を参照して、触媒CAを収納したマフラーMの構造について説明する。
このマフラーMは、その長手方向、すなわち排気ガスの流れ方向の上流側から下流側に向かって上向きに傾斜(後上がりに傾斜)されて、車体フレーム1に、マフラーステー26を介して支持されている。
マフラーMの外殻を構成するマフラー本体10は、上流側から下流側に向かって漸次縮径された円筒状の胴部11と、その胴部11の前端に、前端(上流端)に向かって先窄まりの截頭円錐状をなす前部12と、胴部11の後端(下流端)を閉じるエンドプレート13とより気密状に形成されており、前部12の前端(上流端)に、排気管8の後端(下流端)が接続され、エンドプレート13に、外部に開口されるテールパイプ14が接続される。
マフラー本体10の前部12内には、触媒室15が形成され、そこに触媒CAが収容されている。この触媒CAは筒状に形成されて、その前端(上流端)がマフラー本体10の前端に貫通支持されて排気管8に接続され、またその後端が、マフラー本体10内の前部12に設けた支持板16に貫通支持されている。そして、触媒CAの後端(下流端)は、マフラー本体10内に形成される膨張室17内に開口しており、触媒CAにより浄化された排気ガスは、膨張室17内に流入するようにされる。マフラー本体10の胴部11内の長手方向の中間部には、そのマフラー本体1内を第1、第2および第3膨張室171 ,172 ,173 に仕切る第1、第2のセパレータ18,19が設けられる。第1、第2のセパレータ18,19には、連通パイプ20が支持され、この連通パイプ20は、第1、第2膨張室171 ,172 を連通し、また第2のセパレータ19には、他の連通パイプ21が支持され、この他の連通パイプ21は第2、第3膨張室172 ,173 を連通し、マフラー本体10内の第1、第2および第3膨張室171 ,172 ,173 は、実質的に単一の膨張室17として機能する。また第2のセパレータ19とエンドプレート13には、アウトレットパイプ22が貫通支持され、このアウトレットパイプ22は、第3膨張室173 とテールパイプ14とを連通して、膨張室17内で消音された排気ガスを外部に排出する。
マフラー本体10の胴部11の内周面には、パンチ孔を穿設した吸音材保持板23が設けられ、その内周面と吸音材保持板23間にグラスウールなどの吸音材25が充填される。またアウトレットパイプ22の外周面にはパンチ孔を穿設した吸音材保持板24が設けられ、その外周面とアウトレットパイプ22間にグラスウールなどの吸音材25が充填される。
胴部11の上部には、マフラーステー26が固定され、このマフラーステー26を介してマフラーMは、車体フレーム1に支持される。
マフラー本体10の胴部11の、第2膨張室172 (エンジンEの停止後に最も高温になる)に対応する後部の径方向外側の面には、プロテクターステーPS1が一体に取り付けられると共にマフラー本体10の前部12(触媒CAの反応熱で高温になる)の径方向外側の面には、他のプロテクターステーPS2が一体に取り付けられる。
図3,4に示すように、プロテクターステーPS1は、マフラー本体10の胴部11の径方向外側の面の輪郭に沿うように、マフラーMの長手方向(排気ガスの流れ方向)を横切る方向の横断面形状が円弧状をなす、平面形状が四角な板状に形成されており、このプロテクターステーPS1は、マフラー本体10の胴部11の第2膨張室172 に対応する径方向外側の面に固定されている(図8参照)。プロテクターステーの前、後端縁の幅方向の中央部およびその左、右側縁には、下向きに延びる前、後取付舌片30,31および左、右取付舌片32,33が一体に突設されており、これらの取付舌片30〜33の下端がマフラー本体10の胴部11の上面にそれぞれ溶接されている。
図5,6,8に示すように、プロテクターステーPS1の左縁側は、マフラープロテクターMPよりもマフラー本体10の周方向の左端側に張り出しており、プロテクターステーPS1と、マフラー本体10の胴部11の径方向外側の面との間には、遮熱空間34が積極的に形成されている。プロテクターステーPS1の前部とマフラー本体10の胴部11の径方向外側の面との間には、遮熱空間34に連通する前部開口35が、また、プロテクターステーPS1の後部とマフラー本体10の胴部11の径方向外側の面との間には、遮熱空間34に連通する後部開口36がそれぞれ形成されている。これら遮熱空間34および前、後部開口35,36は、それらの横断面形状がマフラー本体10の径方向外側の面の輪郭に沿って円弧状に形成されている。これにより、板状のプロテクターステーPS1は、マフラーMからの排気熱が、後述するマフラープロテクターMPに伝わるのを抑制する遮熱部材として機能する。
マフラー本体10の截頭円錐形状の上部(触媒CAが収容される)には、前記プロテクターステーPS1とは、マフラーMの長手方向(排気ガスの流れ方向)に間隔をあけ他のプロテクターステーPS2が固定されている。この他のプロテクターステーPS2は、マフラー本体10の前部の径方向外側の面の輪郭に沿うように、マフラーの長手方向を横切る方向の横断面形状が円弧状をなし、平面形状が三角形状をなす板状に形成されており、プロテクターステーPS1に対して左右方向〔マフラーMの長手方向(排気ガスの流れ方向)と直交する方向〕に若干齟齬させて、マフラーMの前部12の径方向外側の面に固定されている。他のプロテクターステーPS2の前後部および側部はマフラー本体10の上面に溶接されている。
他のプロテクターステーPS2と、マフラー本体10の前部の径方向外側の面との間には、間隙が形成され、その間隙を走行風が流通するようにされている。
図3,4に示すように、プロテクターステーPS1の遮熱空間34よりも径方向外方の後端上面と、他のプロテクターステーPS2の前端の径方向外側の面には、緩衝ゴム81を有する取付ステー38,39が設けられ、これらの取付ステー38,39に、二重構造のマフラープロテクターMPがそれぞれ近接して着脱可能に取り付けられる。
つぎに、マフラープロテクターMPの構造について説明する。
マフラープロテクターMPは、外側マフラープロテクター40と、内側マフラープロテクター41とより構成されている。
外側マフラープロテクター40は、前部外側マフラープロテクター40Fと後部外側マフラープロテクター40Rとを一体結合して構成されており、前部外側マフラープロテクター40Fは合成樹脂材(ナイロン6)により一体成形され、また後部外側マフラープロテクター40Rは、前部外側マフラープロテクター40Fよりも高い耐熱性を有する合成樹脂材(ガラス繊維入りのポリプロピレンガラス)により一体成形される。前部外側マフラープロテクター40Fは、マフラー本体10の前部12および胴部11の前半部に対応する大きさを有してマフラーMの外周面に沿う円弧状に形成されて、マフラー本体10の前方(上流側)に向かって先細り形状であり、またその後端(後部外側マフラープロテクター40Rとの接続端)は、左右方向に沿う凸状の円弧面に形成されている。一方、後部外側マフラープロテクター40Rは、前部外側マフラープロテクター40Fよりも小さく形成されていて、マフラー本体10の胴部11の後半部に対応する大きさを有してマフラーMの外周面に沿う円弧面に形成されており、その前端(前部外側マフラープロテクター40Fとの接続端)は、左右方向に沿う凹状の円弧面に形成されている。前部外側マフラープロテクター40Fの長手方向(排気ガスの流れ方向)の中間領域には、走行風を導くための、左右方向に延びる外側導風口42が形成されると共にその外側導風口42に向うスコップ状の外側導風路43が形成されている。
前部外側マフラープロテクター40Fの後部裏面に設けられる一対の取付ボス44,45と、後部外側マフラープロテクター40Rの前縁に設けられる一対の取付孔46,47とを締結ネジsにより締結(図5参照)(後述の内側マフラープロテクター41を共締)して、前部外側マフラープロテクター40Fと、後部外側マフラープロテクター40Rとで外側マフラープロテクター40が形成される。前部外側マフラープロテクター40Fと後部外側マフラープロテクター40Rの外表面には、意匠的効果を高めるために相互に異色の化粧塗装が施される。
一方、内側マフラープロテクター41は、合成樹脂材(ナイロン6)により一体成形され、マフラー本体10の前部12および胴部11を覆う大きさを有して、マフラー本体10の外周面に沿う円弧面に形成されており、その前部は、マフラーMの截頭円錐形状の前部12に沿うように先細り形状に形成されている。内側マフラープロテクター41の長手方向(排気ガスの流れ方向)の中間領域には、外側マフラープロテクター40の外側導風口42よりも若干後側(排気ガスの流れ方向の下流側)に、走行風を導くための、左右方向に延びる内側導風口52が形成されると共にその内側導風口52に向うスコップ状の内側導風路53が形成されている。
内側マフラープロテクター41は、その径方向外側の面に外側マフラープロテクター40を予め組み立てたのち、マフラー本体10の上面に取り付けられる。
外側マフラープロテクター40の裏面には、前記取付ボス44,45(前、後部外側マフラープロテクター40F,40Rの締結用に兼用)の外に、他の予め組み立て用の取付ボス56,57,58が設けられ、一方、内側マフラープロテクター41の径方向外側の面には前記予め組み立て用の取付ボス44,45,56,57,58に対応して予め組み立て用の取付孔60、61,62,63,64が設けられ、これらの取付ボス44,45,56,57,58と取付孔60、61,62,63,64とをそれぞれ締結ネジsにより締結して、内側マフラープロテクター41と外側マフラープロテクター40とが一体に結合されて、二重構造のマフラープロテクターMPが予め組み立てられる。
内側マフラープロテクター41と外側マフラープロテクター40とよりなる二重構造のマフラープロテクターMPは、プロテクターステーPS1および他のプロテクターステーPS2を介してマフラー本体10の径方向外側の面に近接して組み付けられる。
プロテクターステーPS1の後端と、他のプロテクターステーPS2の前端には、取付ステー38,39が設けられ、さらにプロテクターステーPS1の後部とマフラー本体10の胴部11には、緩衝グロメット72,73がそれぞれ設けられ、一方、前記取付ステー38,39および緩衝グロメット72,73に対応して、予め組み立てられたマフラープロテクターMPには、取付孔75,76,77および支持孔78,79が開口されており、締結ボルトbを取付孔75,76,77を通して取付ステー38,39に締結(図8参照)し、また、弾性グロメット72,73を前記支持孔78,79に係合(図8参照)することにより、予め組み立てられた、マフラープロテクターMPは、マフラー本体10の径方向外側の面に近接して取り付けられる。
つぎに、この実施の形態の作用について説明する。
エンジンEの運転により発生する排気ガスは、排気管8を通ってマフラーMに導かれる。マフラーM内で、高温の排気ガスは触媒CA内に流入し、ここで、HC、CO、NOxなどの有害成分が浄化されたのち、高温に加熱された排気ガスは触媒室15をへて膨張室17へ流れる。膨張室17内では、排気ガスは、第1膨張室171 →連通パイプ20→第2膨張室172 →他の連通パイプ21→第3膨張室173 へと流れてその間に排気音が消音され、第3膨張室173 よりアウトレットパイプ22に流れ、テールパイプ14を経て外部に排出される。
ところで、エンジンEの運転による自動二輪車の走行中のみならずエンジンEの運転停止後においても、排気ガスの排気熱や触媒CAからの反応熱により高温に加熱されるマフラーMから発散する熱気は、板状の、プロテクターステーPS1および他のプロテクターステーPS2により放射方向への放散が抑えられ、またマフラーの上流側から下流側へと流れる熱風は、プロテクターステーPS1の前、後部とマフラーMとの間に形成される前、後部開口35,36を通してマフラーMの径方向外側の面とプロテクターステーPS1との間を通り後方へ排出することができ、乗車用シートSの近傍で、マフラーMの外側を覆うマフラープロテクターMPの温度上昇を抑え、シートSの近傍で、熱気が車体の外側方に発散するのを抑えることができ、特に、マフラープロテクターMPは二重構造であることで、その外側マフラープロテクター40の温度上昇を可及的に抑制することができる。これにより、マフラープロテクターMPの、マフラーMへの近接配置を可能にすると共にマフラープロテクターMの大型化に起因する、その外方への張り出しを抑えて、外観性を向上させることができ、特に、このマフラーMをシートSの近くに配置(アップマフラー)した場合に、その外観性を一層向上させることができる。
また、プロテクターステーPS1を覆うマフラープロテクターMPは、その上流側に走行風を導くための導風口42,52が開口されていることにより、自動二輪車の走行中に、車体の側方を流れる走行風を、マフラープロテクターMPの内側に効率良く導くことができ、この走行風で、プロテクターステーPS1およびマフラープロテクターMPを有効に空冷することができる。
また、プロテクターステーPS1と、他のプロテクターステーPS2が、マフラーMの前後(長手方向)に離間して取り付けられており、マフラープロテクターMPに開口される前記導風口42,52は、それらのプロテクターステーPS1,PS2の離間部分に位置にしていることにより、前記プロテクターステーPS1と、他のプロテクターステーPS2により、マフラーMを広く覆う大型のマフラープロテクターMPをマフラーMに安定して支持することができる上に、それらのプロテクターステーPS1,PS2に邪魔されずに、前記導風口42,52からの走行風をマフラーMとマフラープロテクターMPとの間に効率良く導くことができ、プロテクターステーPS1の内側やプロテクターステーPS1とマフラープロテクターMPとの間を含む加熱部分を効率良く冷却することできる。
外側マフラープロテクター40は、その前側部分である前部外側マフラープロテクター40Fに対して後側部分である後部外側マフラープロテクター40Rを高い耐熱性の材料により形成したので、耐熱性の高い高価な材料の使用を必要な範囲に制限し、また耐熱性が低い反面外観性の良い廉価な材料の使用範囲を拡大することにより、耐熱性を確保しながらコストダウンと外観性の向上とを図ることができる。
二重構造の外側および内側マフラープロテクター40,41には、前後方向にずらして外側および内側導風口42,52がそれぞれ形成されていることで、マフラープロテクターMPを二重構造に形成したのも拘らず、走行風を前記導風口42,52を通してマフラーMの外面に効率良く導くことができ、しかも内側マフラープロテクター41の内側導風口52は外部に露出ことがなく、二重構造のマフラープロテクターMPの外観性を向上させることができる。
マフラープロテクターMPは、外側に位置する外側マフラープロテクター40と、内側に位置する内側マフラープロテクター41とが予め組み立てられてマフラーMに取り付けられるので、マフラープロテクターMPは、二重構造でありながら、その組立性、メンテナンス性を向上させることができる。
エンジン停止後に、熱気の移動により最も高温となる(マフラーMが後上がりに傾斜されていることによる)、最後部の第2膨張室172 を含む領域を、プロテクターステーPS1により覆うことで、プロテクターステーPS1による遮熱効果を高め、マフラープロテクターMPの温度上昇を効果的に抑えて、プロテクター付きマフラー装置の一層の小型化、外観性の向上に寄与することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はその実施の形態に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
たとえば、前記実施の形態では、本発明にかかるプロテクター付きマフラー装置を、鞍乗り型の自動二輪車に実施した場合を説明したが、これを他の自動二輪車、自動三輪車などの小型車両にも実施できることは勿論である。
1・・・・・・・車体フレーム
8・・・・・・排気管
171 ・・・・第1膨張室(膨張室)
172 ・・・・第2膨張室(膨張室、最後部の膨張室)
173 ・・・・第3膨張室(膨張室)
34・・・・・遮熱空間
35・・・・・前部開口
36・・・・・後部開口
38・・・・・取付ステー
40・・・・・外側マフラープロテクター
40F・・・・前部外側マフラープロテクター(前側部分)
40R・・・・後部外側マフラープロテクター(後側部分)
41・・・・・内側マフラープロテクター
42・・・・・外側導風口(導風口)
43・・・・・外側導風路(導風路)
52・・・・・内側導風口(導風口)
53・・・・・内側導風路(導風路)
CA・・・・・触媒
E・・・・・・エンジン
M・・・・・・マフラー
S・・・・・・シート
MP・・・・・マフラープロテクター
PS1・・・・プロテクターステー
PS2・・・・他のプロテクターステー
Wr・・・・・後輪

Claims (7)

  1. 車体フレーム(1)の後部に懸架される後輪(Wr)の上方に乗員用シート(S)を配設し、車体フレーム(1)に搭載されるエンジン(E)の排気ポートに連なる排気管(8)の下流部に触媒(CA)を収納したマフラー(M)を接続した小型車両において、
    前記シート(S)の近傍において、前記マフラー(M)を、その長手方向を車体フレーム(1)の前後方向に沿わせて後上がりに傾斜して配置し、そのマフラー(M)に、その高温部の径方向外側の面を覆う板状のプロテクターステー(PS1)と、前記マフラー(M)の、前記触媒(CA)を収納した部位の径方向外側の面を覆う他のプロテクターステー(PS2)を、その前後方向に離間して取り付け、前記プロテクターステー(PS1)と前記マフラー(M)の上面との間には、遮熱空間(34)と該遮熱空間(34)の前後にそれぞれ連通する前部開口(35)および後部開口(36)とを、それらの横断面形状が前記マフラー(M)の径方向外側の面の輪郭に沿って円弧状に形成し、前記プロテクターステー(PS1)に、マフラー(M)の径方向外側の面を覆うマフラープロテクター(MP)を設け、そのマフラープロテクター(MP)は、前記プロテクターステー(PS1)および前記マフラー(M)を覆うように延びており、その前部の中間領域には、走行風を導くための導風口(42,52)を開口すると共に該導風口(42,52)に走行風を導く導風路(43,53)を形成し、前記導風口(42,52)は、前記プロテクターステー(PS1)と、前記他のプロテクターステー(PS2)間の離間部分に位置することを特徴とする、小型車両のプロテクター付きマフラー装置。
  2. 前記プロテクターステー(PS1)の前記遮熱空間(34)よりも径方向外方に、前記マフラープロテクター(MP)を取り付け可能な取付ステー(38)を設けたことを特徴とする、前記請求項1記載の小型車両のプロテクター付きマフラー装置。
  3. 前記プロテクターステー(PS1)の一部が、前記マフラープロテクター(MP)よりも前記マフラー(M)の周方向の一端側に張り出していることを特徴とする、前記請求項1または2記載の小型車両のプロテクター付きマフラー装置。
  4. 前記マフラープロテクター(MP)は、外側マフラープロテクター(40)および内側マフラープロテクター(41)よりなる二重構造に形成され、外側マフラープロテクター(40)は、その前側部分(40F)に対して後側部分(40R)を耐熱性の高い材料により形成したことを特徴とする、前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の小型車両のプロテクター付きマフラー装置。
  5. 前記外側および内側マフラープロテクター(40,41)には、前後方向にずらして導風口(42,52)がそれぞれ形成されていることを特徴とする、前記請求項4記載の小型車両のプロテクター付きマフラー装置。
  6. 二重構造のマフラープロテクター(MP)は、外側に位置する外側マフラープロテクター(40)と、内側に位置する内側マフラープロテクター(41)とがマフラー(M)に取り付けられることを特徴とする、前記請求項4または5記載の小型車両のプロテクター付きマフラー装置。
  7. 前記マフラー(M)は、その内部をセパレータ(18,19)により前後方向に区画される複数の膨張室(17 1 ,17 2 ,17 3 )を備え、前記プロテクターステー(PS1)は最後部の膨張室(17 2 )を含む後部領域の径方向外側の面を覆うようにされていることを特徴とする、前記請求項1〜6のいずれか1項に記載の小型車両のプロテクター付きマフラー装置。
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