JP5315071B2 - 鞍乗型車両の排気管構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両の排気管構造の改良に関する。
従来技術として、多気筒エンジンの各気筒から各々排気管を導出し、これらの排気管の下流端に、多気筒エンジンの気筒数と同数の独立した膨張通路に分割された1本の消音器を備えた自動二輪車の排気管構造が知られている(例えば、特許文献1(図6、図7)参照。)。
特許文献1の図6において、自動二輪車のマフラー26(「消音器26」という。符号は、同公報のものを流用する。以下同じ。)は、各気筒から導かれている3つの独立した膨張通路を有し、これらの3つの膨張通路は、各々、筒体27内の径方向に設けた隔壁30で、1膨張室31a、第2膨張室31bおよび第3膨張室31cの3つの膨張室に分割され、第1膨張室31aと第2膨張室31bとはパイプ32で連通され、第2膨張室31bと第3膨張室31cとはパイプ33で連通されている。
特許文献1の図7において、消音器26は、筒体27内を軸方向に延びる仕切板28・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)によって、3つの独立した膨張通路に分割され、これらの3つの膨張通路には、各気筒から排気管が導かれている。筒体27内に設けた3つの膨張通路の容積は、略同一である。なお、容積とは容器が受け入れることができる体積である。
ところで、多気筒エンジンを構成する各気筒は、その位置や向きが互いに異なるため、吸気効率などが異なっている。吸気効率などが異なると、気筒毎の出力は異なる可能性がある。限られたスペースにおいて、気筒毎の出力の大きさに応じた容積をもつ膨張通路があれば、エンジンの能力を引き出し、その出力が高められるので好ましい。
特許第3196953号公報
本発明は、気筒毎の出力の大きさに応じた容積をもつ膨張通路を備えた鞍乗型車両の排気管構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、多気筒エンジンの各気筒から各々排気管を導出し、これらの排気管の下流端に、板状のセパレータによって多気筒エンジンの気筒数と同数の独立した膨張通路が形成されている1本の消音器を接続した鞍乗型車両の排気管構造において、膨張通路は、一方の気筒の膨張通路と、他方の気筒の膨張通路とからなり、各気筒から導かれる膨張通路の容量は、互いに異なるようにし、一方の気筒の膨張通路は、他方の気筒の膨張通路の側にセパレータを通過して張り出すように形成することで、一方の気筒の膨張通路に設けた第1室の容量を他方の気筒の膨張通路に設けた第1室の容量と異なるようにし、一方の気筒の膨張通路と他方の気筒の膨張通路は、第1室に各々配置された触媒の後方に位置し排気ガスが通過する連通孔で連通されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、その他の気筒の膨張通路の側に張り出すように形成した部位を、1つの気筒の膨張通路の張り出し部としたときに、この張り出し部は、他の気筒の膨張通路に設けた第1室よりも多気筒エンジン側に配置したことを特徴とする。
請求項に係る発明では、多気筒エンジンは、クランク軸が車幅方向に延びており前気筒と後気筒とからなるV型エンジンであって、後気筒から導かれる膨張通路の一部を、前気筒から導かれる膨張通路の第1室として利用することで、前気筒から導かれる膨張通路の第1室の容量を、後気筒から導かれる膨張通路の第1室よりも大きくしたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、多気筒エンジンにおいて、各気筒から導かれる1本の消音器中の膨張通路の容量は、互いに異なるようにした。
多気筒エンジンを構成する各気筒は、その位置や向きが互いに異なるため、吸気効率なども異なる。吸気効率などが異なると、気筒によって出力に差異が生じる。気筒によって出力に差異が生じる場合であっても、各気筒から導かれる膨張通路の容量は、等しい場合がある。この場合に、出力の大きな気筒から導かれる膨張通路における排気ガスの吐き出しに対抗する圧力(以下、「排気背圧」とも云う。)は、大きいものになり、出力の小さい気筒から導かれる排気背圧は小さいものとなり、各気筒の能力を十分に生かすことができない場合がある。
この点、本発明では、各気筒から導かれる膨張通路の容量は、互いに異なるようにした。例えば、排気背圧の大きい側の気筒には、容量の大きい膨張通路を接続し、排気背圧の小さい側の気筒には、容量の小さな膨張通路を接続した。これにより、1本の消音器の中で適切な容量の配分ができ、エンジンの性能向上を効率良く行うことができる。
また一方の気筒の膨張通路は、他方の気筒の膨張通路の側に張り出すように形成することで、一方の気筒の膨張通路に設けた第1室の容量を他方の気筒の膨張通路に設けた第1室の容量と異なるようにした。このため、1本の消音器全体の容量を効率良く活用して、気筒ごとに膨張通路の容量を適切に配分することができる。したがって、消音器を大きくすることなく、エンジンの性能向上を効率良く行うことができる。
さらに一方の気筒の膨張通路と他方の気筒の膨張通路は、排気ガスが通過する通孔で連通されている。
各気筒ごとを分割するセパレータに通孔を設けるのみで、各気筒の膨張通路を連通させることができるので、セパレータの剛性を確保したまま、部品点数を増やすことなく、エンジンの性能向上を効率良く行うことができる。
請求項に係る発明では、他の気筒の膨張通路の側に張り出すように形成した部位を、一方の気筒の膨張通路の張り出し部としたときに、この張り出し部は、他の気筒の膨張通路に設けた第1室よりも多気筒エンジン側に配置されている。多気筒エンジンに近い側に一方の気筒から導かれる膨張通路を設けることで、膨張通路における排気ガスの吐き出しに対抗する圧力(排気背圧)を効果的に下げることが可能になる。
請求項に係る発明では、クランク軸を中心に前気筒と後気筒とが狭角に配置されたV型エンジンでは、前気筒の方が後気筒に較べて吸気効率が良いため、前気筒の出力は後気筒の出力よりも高くなる。その出力の差異に合わせて、前気筒から導かれる膨張通路の第1室の容量を、後気筒から導かれる膨張通路の第1室の容量よりも大きくすることで、膨張通路における排気背圧を下げるようにした。排気背圧が下げられれば、エンジンの出力を高めることが可能になる。また、前後の気筒の出力差を大きくすることで、排気音と出力特性に変化をもたせることができる。
本発明に係る鞍乗型車両の右側面図である。 本発明に係る鞍乗型車両に備えられている消音器の側面断面図である。 図2の作用説明図である。 本発明に係る消音器に設けた膨張通路の容積を説明する図である。 本発明に係る消音器内に設けられている連通孔の作用説明図である。 図2の変形例を説明する図である。 図2の別の変形例を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は鞍乗型車両に乗車した運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1において、鞍乗型車両としての自動二輪車10は、車体フレーム11が、前端に設けられたヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後方斜め下方に延びるメインフレーム13と、このメインフレーム13の後端部に取り付けられた左右一対のピボットフレーム15、16(手前側の符号16のみ示す。)および左右一対のリヤフレーム17、18(手前側の符号18のみ示す。)と、ヘッドパイプ12からメインフレーム13の下方を後方斜め下方に延びる左右一対のダウンフレーム21、22(手前側の符号22のみ示す。)と、これらのダウンフレーム21、22の下端から一体に後方に延びてピボットフレーム15、16の下端に結合される左右一対のロアフレーム23、24(手前側の符号24のみ示す。)とから構成され、ヘッドパイプ12にフロントフォーク26が操舵自在に取り付けられ、メインフレーム13の上部に燃料タンク27および乗員シート28が取り付けられ、ピボットフレーム15、16にスイングアーム31がピボット軸32を介してスイング自在に取り付けられ、リヤフレーム17、18にリヤフェンダ33が取り付けられ、ダウンフレーム21、22およびロアフレーム23、24にV型のエンジン35(以下、「エンジン35」とも云う。)が取り付けられ、フロントフォーク26の上端にバーハンドル37、下端に前輪38が取り付けられ、スイングアーム31の後端に後輪41が取り付けられている車両である。
そして、フロントフォーク26の上部にヘッドランプ46が設けられ、フロントフォーク26の途中に前輪38の上方を覆うフロントフェンダが取り付けられている。
エンジン35は、クランクケース51の後部に一体に変速機52を備えるパワーユニットであり、クランクケース51に、車幅方向にクランク軸53が延びており、このクランク軸53から上方斜め前方に延びる前気筒部54(以下、「前バンク54」とも云う。)と、クランク軸53から上方斜め後方に延びる後気筒部55(以下、「後バンク55」とも云う。)とを備える。
前気筒部54と後気筒部55との間には、これらの前気筒部54と後気筒部55へ混合気を供給する燃料供給装置56が配置されている。
前気筒部54は、クランクケース51の上部前部に取り付けられた前シリンダブロック57と、この前シリンダブロック57の上部に取り付けられた前シリンダヘッド58と、この前シリンダヘッド58の上方を覆う前ヘッドカバー(不図示)と、この前ヘッドカバーの周囲を覆う前オーバーヘッドカバー60とを備える。上記構成により、前気筒部54に、燃焼室としての前気筒61が形成される。
前気筒61から下方に延びた後後方に前排気管63が延びており、この前排気管63の後端部は、膨張室を構成している消音器65に連結されている。
後気筒部55は、クランクケース51の上部後部に取り付けられた後シリンダブロック67と、この後シリンダブロック67の上部に取り付けられた後シリンダヘッド68と、この後シリンダヘッド68の上方を覆う後ヘッドカバー(不図示)と、この後ヘッドカバーの周囲を覆う後オーバーヘッドカバー70とを備える。上記構成により、後気筒部55に、燃焼室としての後気筒62が形成される。
後気筒62から後方に後排気管64が延びており、この後排気管64の後端部は、消音器65に連結されている。69はプロテクタである。
すなわち、本実施例では、多気筒エンジンは、前気筒61と後気筒62とからなるV型2気筒エンジン35であって、クランク軸53が車幅方向に延びているタイプのエンジンである。
V型2気筒エンジン35は、その排気系を構成する排気装置72を備えており、排気装置72は、エンジン35から延びている排気管73と、この排気管73の下流端に接続される消音器65と、この消音器65を覆う消音器カバー75と、から構成されている。
なお、排気管73は、エンジンの前気筒部54から延びている前排気管63と、エンジンの後気筒部55から延びている後排気管64とからなる。
なお、多気筒エンジンは、本実施例では、挟角V型2気筒エンジンとしたが、多気筒エンジンの気筒数は3気筒、4気筒、5気筒、6気筒など任意に設定可能である。また、多気筒エンジンの型式は、V型に限定されず、水平対向、直列、その他の型式でも差し支えないものとする。
図2において、消音器65は、上下に区画されており、下側の膨張通路81と上側の膨張通路82とを有する。下側の膨張通路81には、前排気管の後端部83が連結され、上側の膨張通路82には、後排気管の後端部84が連結されている。
以下、消音器の詳細な構造について説明する。
消音器65は、外筒110と、この外筒110を下側に配置される下側の膨張通路81(下膨張通路81)と上側に配置される上側の膨張通路82(上膨張通路82)とに分割する第1セパレータ111と、外筒110の前端部および後端部を塞ぐ前壁部115および後壁部116と、前壁部115および後壁部116の間で、上下の膨張通路81、82を、各々、上第1室117と上第2室118と、下第1室121と下第2室122と、に分割する第2セパレータ112と、前壁部115を貫通し外筒110の軸方向で下第1室121へ延びるとともに前排気管の後端部83に連結され前バンク54で排出された排気ガスを下第1室121へ供給する第1入力パイプ123と、前壁部115と第2セパレータ112の間に配置され上第1室117を前後に分割し前部に空間125が形成されている第3セパレータ113と、この第3セパレータ113および前壁部115を貫通し、後排気管の後端部84に連結され外筒110の軸方向で容積が小さくなった上第1室117へ延びるとともに、後バンク55で排出された排気ガスを第3セパレータ113によって容積が小さくなった上第1室117へ供給する第2入力パイプ124と、前記空間125に臨むように第1セパレータ111に複数開け排気ガスをが連通可能にした通孔127・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)と、下第1室121に設けた第1触媒ユニット131と、上第1室117に設けた第2触媒ユニット132と、これらの第1触媒ユニット131と第2触媒ユニット132の後方で第1セパレータに開け下第1室121と上第1室117との間に排気ガスを連通可能にした連通孔134と、第2セパレータ112を貫通し下第2室122に臨む側に多孔穴135・・・を有し下第1室121の排気ガスを下第2室122に導く下つなぎパイプ136と、第2セパレータ112を貫通し上第2室118に臨む側に多孔穴137・・・を有し上第1室117の排気ガスを上第2室118に導く上つなぎパイプ138と、前端部に蓋部141と外周部に後多孔穴142・・・とを備え、蓋部141が下つなぎパイプ136に塞ぐように挿入され排気ガスを下第2室122から外方へ導く下テールパイプ143と、前端部に蓋部145と外周部に後多孔穴146・・・とを備え、蓋部145が上つなぎパイプ138へ塞ぐように挿入され排気ガスを上第2室118から外方へ導く上テールパイプ147と、を主要構成とする。
後気筒62から導かれ消音器65を構成している膨張通路の一部としての空間125(以下、「張り出し空間125」とも云う。)を、前気筒61から導かれる膨張通路の下第1室121として利用することで、前気筒61から導かれ消音器65を構成している膨張通路の下第1室121の容量を、後気筒62から導かれる膨張通路としての上第1室117の容量よりも大きくした。
1つの気筒の膨張通路である下側の膨張通路81とその他少なくとも1つの気筒の膨張通路である上側の膨張通路82は、排気ガスが通過する通孔127で連通されている。
各気筒ごとを分割する第1セパレータ111に通孔127を設けるのみで、各気筒の膨張通路81、82を連通させることができるので、第1セパレータ111の剛性を確保したまま、部品点数を増やすことなく、エンジン(図1の符号35)の性能向上を効率良く行うことができる。
さらに、1つの気筒の膨張通路としての下第1室121とその他少なくとも1つの気筒の膨張通路としての上第1室117とは、排気ガスが通過する連通孔134で連通されている。このような連通孔134であれば、消音器65の剛性を低下させることなく、エンジン35の出力を高めることができる。
図中、149は第2入力パイプ124と後排気管64との間をつなぐアダプタ管である。
なお、本実施例では、第1セパレータは外筒を上下に区画するものあるが、外筒を左右に分割、あるいは、気筒数に応じて、斜め上方向、斜め下方向を含め、3区画、4区画、5区画び6区画することは差し支えない。
以下、消音器カバー75について説明する。
消音器カバー75は、消音器65の外方に配置され、消音器65を覆う部材であり、前から後に、前キャップ部材151とカバー本体152と後キャップ部材153とをこの順につなげ一体化させてなる。
消音器65の前端部を構成する前壁部115から前方にステーとしての支持部155が延びており、この支持部155に前キャップ部材151が締結ねじ157を介して取り付けられている。
消音器の後端部には、排気ガスを外部に排出する下テールパイプ143と上テールパイプ147とからなるテールパイプ156が延びており、このテールパイプ156の外周に緩衝材としてのステンレス製のメッシュスペーサ158が取り付けられ、このメッシュスペーサ158に後壁部116側に設けたスライド筒部161がスライド可能に挿入されている。すなわち、消音器カバー75は、前端部の1点に止められているとともに、後端部で消音器65の熱膨張に対応できるようにテールパイプ156にスライド可能に支持されている。つまり、消音器の後端部164を構成するテールパイプ156に、消音器カバー75がスライド可能に支持されている。
テールパイプ156とスライド筒部161との間にステンレス製のメッシュスペーサ158を配置することで、ステンレス製のメッシュスペーサ158が緩衝材となって、消音器カバー75と消音器65との間に形成されている隙間が埋まるため、消音器カバー75の後端部と消音器65との間で生ずる可能性がある振動や音を抑えることができる。
すなわち、消音器カバーが支持される支持部155は、消音器の前端部163に設けられている。支持部155以外のカバー部分は、消音器65に対し所定のクリアランスをもって配置されているため、消音器カバー75に消音器65の熱が伝達され難く、また、消音器カバー75へ消音器65の振動を伝達し難くすることができる。
消音器カバー75は金属製で、表面がめっき処理されており、消音器65に設けた固定支持部155で止め、この支持部155を基準に排気ガスなどの熱によって消音器65が膨張し後方に伸びたとしても、後端部のテールパイプ156は、消音器カバー75にスライド可能に設けられているので、熱膨張に対応できる。
消音器65は、前端部163に設けた支持部155で消音器カバー75を固定し、後端部164で消音器カバー75に対しスライド可能に支持したので、例えば、中間部でスライド可能に支持されている場合に較べると、消音器カバー75の支持がバランス良く行え、消音器カバー75との間で消音器65の熱膨張をより円滑に行わせることができる。消音器65の支持がバランス良く行えると、消音器カバー75との間で消音器65の熱膨張をより円滑に行わせることができる。
消音器の後端部164は、テールパイプ156であるので、ステーなどの部材を新たに追加する必要がないため、消音器65をスライド可能にする構造が簡便となり、部品点数の増加を抑えることができる。
以上の構成からなる消音器65の作用を次に述べる。
図3において、前排気管63から膨張室を構成する下第1室121に排気ガスが流れ、その一部は、第1セパレータ111に開けた通孔127・・・を通じて上第1室117側に張り出した張り出し空間125にも流れ、下第1室121の排気ガスは、上第1室117側から戻ってきた排気ガスとともに第1触媒ユニット131を通過し、下つなぎパイプ136に設けた多孔穴135・・・を通って下第2室122に達し、下テールパイプ143に設けた後多孔穴142・・・を通って下テールパイプ143の内側に入り、下テールパイプ143後端部から外方に吐き出される。
また、後排気管64から膨張室を構成する上第1室117に排気ガスが流れ、第2触媒ユニット132を通過し、上つなぎパイプ138に設けた多孔穴137・・・を通って上第2室118に達し、上テープパイプ147に設けた後多孔穴146・・・を通って上テールパイプ147の内側に入り、上テールパイプ147後端部から外方に吐き出される。
1つの気筒の膨張通路である下第1室121は、その他の気筒の膨張通路の側である上第1室117側に張り出すように張り出し空間125を形成することで、1つの気筒の膨張通路に設けた下第1室121の容量をその他の気筒の膨張通路に設けた上第1室117の容量と異なるようにした。つまり、上第1室117の容量を下第1室121よりも小さくした。このため、消音器全体の容量を変えることなく、上第1室117の容量と下第1室121の容量を変えることができる。
他の気筒の膨張通路の側に張り出すように形成した部位である張り出し空間125を、1つの気筒の膨張通路の張り出し部166としたときに、この張り出し部166は、他の気筒の膨張通路に設けた上第1室117よりも多気筒エンジン側(V型エンジン35側)に配置されている。V型エンジン35に近い側に1つの気筒から導かれる膨張通路としての下第1室121を設けることで、排気ガスの圧力(排気背圧)を効果的に下げることが可能になる。
図1を併せて参照して、クランク軸53を中心に前気筒61と後気筒62とが狭角に配置されたV型エンジン35では、前気筒61の方が後気筒62に較べて吸気効率が良いため、前気筒61の出力は後気筒62の出力よりも高くなる場合がある。この場合に、前気筒61の出力と後気筒62の出力の差異に合わせて、前気筒61から導かれる膨張通路の下第1室121の容量を、後気筒62から導かれる膨張通路の上第1室117の容量よりも大きくすることで、膨張通路である下第1室121における排気背圧を下げるようにした。排気背圧が下げられれば、エンジン35の出力を高めることが可能になる。また、前後の気筒61、62の出力差を大きくすることで、排気音と出力特性に変化をもたせることができる。したがって、一層快適な走行が可能になる。
すなわち、消音器において、個別の室の容積を相互に調整することで、多気筒エンジンの排気系を構成する膨張通路の容量を、気筒ごとに変えることができる。したがって、消音器を大きくすることなく、エンジン35の性能向上を効率良く行うことができる。
複数の膨張通路の容量を気筒ごとに変えた点について次図で詳しく説明する。
図4(a)において、図太線171で囲まれた範囲により下第1室121の領域が示されており、図4(b)において、図太線172で囲まれた範囲により上第1室117の領域が示されている。
このように、本発明では、V型エンジン35の前後の各気筒(図1の符号61、62)から導かれ消音器65を構成する各膨張通路81、82の容量は、互いに異なるようにした。例えば、エンジン出力の大きな前気筒61には、容量の大きい膨張通路である下第1室121を接続し、前気筒61よりも出力の小さな後気筒62には、容量の小さな膨張通路である上第1室117を接続した。
すなわち、気筒ごとの出力差に合わせた容積をもつ膨張通路を割り当てるようにした。そうすると、気筒の膨張通路において、排気ガスの吐き出しに対抗する圧力(排気背圧)を下げることができる。排気背圧が下げられれば、エンジン35の出力を高めることが可能になる。
図5において、1つの気筒の膨張通路である下第1室121とその他少なくとも1つの気筒の膨張通路である上第1室117は、排気ガスが通過する連通孔134で連通されている。
多気筒エンジン35において、各気筒の燃焼タイミングは、通常、異なるものである。
図5(a)において、前気筒(図1の符号61)で燃焼が発生したとき、排気ガスは、下第1室121から下第2室117に流れ、下テールパイプ143の後端部から吐き出される。この場合に、下第1室121の排気ガスの一部は、連通孔134を通り、矢印p方向に流れて、上第1室117に移動し、その後、上第2室118に入り、上第2室118から上テールパイプ147の後端部から外部へ吐き出される。
図5(b)において、後気筒(図1の符号62)で燃焼が発生したとき、排気ガスは、上第1室117から上第2室118に流れ、上テールパイプ147の後端部から外部へ吐き出される。この場合に、上第1室117の排気ガスの一部は、連通孔134を通り、矢印q方向に流れて、下第1室121に移動し、その後、下第2室122に入り、下第2室122から下テールパイプ143の後端部から外部へ吐き出される。
複数の気筒での、点火時期をずらすと、各膨張通路81、82における排気背圧のピーク時期もずれる。連通孔134で膨張通路81、82同士を連結することにより、高圧側の排気背圧を低圧側へ逃がすことができ、排気背圧を低くすることができる。したがって、部品点数の増加を抑えつつ、消音器65の剛性を確保しながら、エンジン(図1の符号35)の性能向上を効率良く行うことができる。
以下、図6(a)〜図6(d)では、比較例、実施例および変形例について説明する。図中、触媒ユニットは省略されている。
図6(a)において、比較例が示されており、挟角Vエンジンから延びている前後2つの排気管63、64は、1つの円筒部材内に形成され各々独立した膨張通路81J、82Jを有する消音器65Jに導かれている。
多気筒エンジンを構成する各気筒は、その位置や向きが互いに異なるため、吸気効率なども異なる。吸気効率などが異なると、気筒によって出力に差異が生じる。
気筒によって出力に差異が生じる場合であっても、各気筒から導かれる膨張通路の容量は、図6(a)に示したように等しくする場合がある。この場合に、出力の大きな気筒から導かれる膨張通路における排気背圧は、出力の小さな気筒から導かれる膨張通路における排気背圧よりも大きいものになり、各気筒の能力を十分に生かすことができない可能性がある。
図6(b)において、実施例が示されており、下第1室121の一部が上方に張り出す張り出し空間125が、車両前後方向で、エンジン(図1の符号35)側に近づけた位置に設けられている。つまり、張り出し空間125は、消音器65の前端部に配置されている。
図6(c)において、変形例が示されており、張り出し空間125Cは、上第1室117Cの中間部に割って入るように配置されている。
図6(d)において、更なる変形例が示されており、張り出し空間125Dは、上第1室117Dのテールパイプ側に近づけた位置に配置されている。つまり、張り出し空間125Dは、消音器65の後端部に配置されている。
図6(a)〜図6(d)では、鞍乗型車両としての自動二輪車(図1の符号10)の排気管構造は、多気筒エンジン35の各気筒から各々排気管73を導出し、これらの排気管の下流端に多気筒エンジン35の気筒数と同数の独立した膨張通路が形成されている1本の消音器65を接続した。これらの図のうち、図6(b)〜図6(d)では、各気筒から導かれる膨張通路の容量は、互いに異なるようにした。
以上に述べた排気管構造を構成している消音器の作用を次に述べる。
図2に戻って、1つの気筒の膨張通路である下第1室121は、その他の気筒の膨張通路である上第1室117の側に張り出すように形成することで、1つの気筒の膨張通路に設けた下第1室121の容量をその他の気筒の膨張通路に設けた上第1室117の容量と異なるようにした。このため、消音器全体の容量を変えることなく、気筒ごとに膨張通路の容量を変えることができる。したがって、消音器を大きくすることなく、エンジンの性能向上を効率良く行うことができる。加えて、排気音の音質を向上することができる。
図7に他の実施例を示す。この例では、1つの気筒の膨張通路としての下側の膨張通路81Eは、その他の気筒の膨張通路としての上側の膨張通路82Eの側に張り出すように形成することで、下側の膨張通路81Eに設けた第1室である下第1室121Eの容量をその他の気筒の膨張通路に設けた第1室である上第1室117Eの容量と異なるようにした。
前述の実施例と大きく異なる点は、上側および下側の消音器を独立して配置させ、すなわち、複数の消音器に、膨張通路81E、82Eを独立して配置するとともに、これらの膨張通路81E、82Eの間に、渡りパイプ251が設けられている点にあり、その他、機能上変わるところはない。
下第1室121Eと上第1室117Eの容量を異ならせるようにしたので、消音器全体の容量を効率良く活用して、気筒ごとに膨張通路の容量を適切に配分することができる。したがって、気筒ごとに独立した消音器であっても、消音器65Eを大きくすることなく、エンジン(図1の符号35)の性能向上を効率良く行うことができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車、四輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明の排気管構造は、自動二輪車の排気管の構造に利用すると好適である。
10…鞍乗型車両(自動二輪車)、35…多気筒エンジン(V型エンジン)、53…クランク軸、61…前気筒、62…後気筒、65…消音器、73…排気管、81…膨張通路(下側の膨張通路)、82…膨張通路(上側の膨張通路)、117…第1室(上第1室)、121…第1室(下第1室)、127…通孔、166…膨張通路の張り出し部。

Claims (3)

  1. 多気筒エンジン(35)の各気筒から各々排気管(63、64)を導出し、これらの排気管(63、64)の下流端に、板状のセパレータ(111)によって前記多気筒エンジン(35)の気筒数と同数の独立した膨張通路(81、82)が形成されている1本の消音器(65)を接続した鞍乗型車両の排気管構造において、
    前記膨張通路(81、82)は、一方の気筒の膨張通路(81)と、他方の気筒の膨張通路(82)とからなり、
    前記各気筒から導かれる前記膨張通路(81、82)の容量は、互いに異なるようにし
    前記一方の気筒の膨張通路(81)は、前記他方の気筒の膨張通路(82)の側に前記セパレータ(111)を通過して張り出すように形成することで、前記一方の気筒の膨張通路(81)に設けた第1室(121)の容量を前記他方の気筒の膨張通路(82)に設けた第1室(117)の容量と異なるようにし
    一方の気筒の膨張通路(81)と前記他方の気筒の膨張通路(82)は、前記第1室(121、117)に各々配置された触媒(131、132)の後方に位置し排気ガスが通過する通孔(134)で連通されていることを特徴とする鞍乗型車両の排気管構造。
  2. 前記他方の気筒の前記膨張通路(82)の側に張り出すように形成した部位を、前記一方の気筒の前記膨張通路(81)の張り出し部(166)としたときに、この張り出し部(166)は、前記他方の気筒の前記膨張通路(82)に設けた前記第1室(117)よりも前記多気筒エンジン(35)側に配置したことを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両の排気管構造。
  3. 前記多気筒エンジン(35)は、クランク軸(53)が車幅方向に延びており前気筒(61)と後気筒(62)とからなるV型エンジンであって、
    前記後気筒(62)から導かれる前記膨張通路(82)の一部を、前記前気筒(61)から導かれる前記膨張通路(81)前記第1室(121)として利用することで、前記前気筒(61)から導かれる前記膨張通路(81)前記第1室(121)の容量を、前記後気筒(62)から導かれる前記膨張通路(82)前記第1室(117)よりも大きくしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗型車両の排気管構造
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