JP5846750B2 - 収納箱および電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等に搭載されて、電子制御ユニットを収納するユニット収納室を備えた収納箱および電気接続箱に関するものである。
従来から、電子制御部品等を含む電子制御ユニットを収容したユニット収納室を持つタイプの電気接続箱が、提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電気接続箱は、電気制御ユニットを収容するユニット収納室のほかに、その電子制御ユニットに接続される多数の電線(ハーネス)、コネクタの収納室を有し、これらをコンパクトに纏めて車室内に装着される。そして、この電子制御ユニットがユニット収納室に収容するタイミングとしては、電気メーカや電線配索業者によって電線やコネクタ等が予め配置された電気接続箱を用意しておき、その後、その電気接続箱のユニット収納室内に自動車メーカ等が後付けによって収容している。
特開2009−100533号公報
上述した従来の電気接続箱は、解決すべき以下の問題を有している。
即ち、自動車メーカ等は用意した電子制御ユニットを、前記電気接続箱のユニット収納室に配索された電線端のコネクタに接続し、さらにこれをユニット収納室内に収めるという作業が極めて面倒である。例えば、作業者は、前記ユニット収納室内の底部付近に設置されている複数の前記電線およびこの電線端のコネクタをそのユニット収納室内に一方の手の指を挿し込んで掴み、ユニット収納室の開口部上方へ持ち上げ、その把持している電線端のコネクタを、もう一方の手で支えている電子制御ユニット背面にある複数の端子に対しそれぞれ接続(嵌合)する。この場合に、前記電線およびコネクタにはこれをユニット収納室内に引き戻そうとする力が作用しているため、比較的重い電子制御ユニットを支える手が震えることも相まって、前記コネクタと端子の前記接続作業をスムースに行い難く、作業者の作業負担が大きなものとなっていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子制御ユニットに対するコネクタの接続作業において、前記ユニット収納室内からユニット収納室の開口部上方に電線付きコネクタを持ち上げることなく、そのコネクタを電子制御ユニットの前記各端子に容易かつ迅速に接続(嵌合)可能にし、以って作業者の作業負担を大幅に軽減できる収納箱および電気接続箱を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る収納箱は、下記(1)〜()を特徴としている。
(1) 電子制御ユニットが収容されるユニット収納室が形成された収納箱であって、
前記ユニット収納室の内側を通過すると共に前記電子制御ユニットを収容する際の入り口となる収容口から引き出された電線、または、前記電線の一端に接続されたコネクタを引っ掛ける掛止部が前記ユニット収納室を囲む周囲の部材の外側表面に形成された、
こと。
) 上記()の構成の収納箱であって、
前記掛止部、前記ユニット収納室を画成する側壁の外側表面に形成されている、
こと。
) 上記()の構成の収納箱であって、
前記掛止部前記側壁から外側に向かって突設された突起である、
こと。
) 上記()の構成の収納箱であって、
前記突起前記電線を束ねるバンドの一部が引っ掛けられ
こと。
また、本発明に係る電気接続箱は、下記()を特徴としている。
) 上記(1)から()の構成のいずれか一つの収納箱が設けられた、
こと。
上記(1)の構成の収納箱によれば、コネクタを電子制御ユニットに嵌め込む際、電線またはコネクタを簡単に手に取ることができるため、その作業の負担が軽減される。更に、ユニット収納室とコネクタとの距離が短くなるため、作業の負担が軽減される。加えて、掛止部を配置する位置に関し、設計上の自由度が高まる。
上記()の構成の収納箱によれば、コネクタを電子制御ユニットに嵌め込む際、電線またはコネクタを簡単に手に取り易く、且つ、ユニット収納室とコネクタとの距離が最短となる。
上記()の構成の収納箱によれば、掛止部を設けるための設計変更が軽微で済む。
上記()の構成の収納箱によれば、掛止部への引っ掛かりが不用意に解けてしまうことを防止することができる(輸送中などに振動が加わっても、引っ掛かりが解け難い。)
上記()の構成の電気接続箱によれば、コネクタを電子制御ユニットに嵌め込む際、電線またはコネクタを簡単に手に取ることができるため、その作業の負担が軽減され、ユニット収納室とコネクタとの距離が短くなるため、作業の負担が軽減される。また、掛止部を配置する位置に関し、設計上の自由度が高まり、コネクタを電子制御ユニットに嵌め込む際、電線またはコネクタを簡単に手に取り易く、かつ、ユニット収納室とコネクタとの距離が最短となる。また、掛止部を設けるための設計変更が軽微で済むほか、掛止部への引っ掛かりが不用意に解けてしまうことを防止することができる。
本発明によれば、ユニット収納室内の電線およびこの電線端のコネクタを、ユニット収納室の開口部上方において簡単に手に取ることができ、電子制御ユニットの各端子に対する複数コネクタの接続作業の負担を軽減できる。従って、電子制御ユニットのユニット収納室内への設置作業を円滑かつ迅速に進めることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の実施形態にかかる電気接続箱(第2のロアー部材を除く。)を示す斜視図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱の分解斜視図である。 図1に示す電気接続箱を方向を変えて見た分解斜視図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱のフレームの正面図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱のフレームの平面図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱のフレームを斜め下方から見た斜視図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱の第1のロアー部材の正面図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱の第1のロアー部材の平面図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱の第1のロアー部材の斜視図である。 図7に示す第1のロアー部材を方向を変えて見た斜視図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱の第2のロアー部材の正面図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱の第2のロアー部材の平面図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱のアッパカバーの正面図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱のアッパカバーの下面図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱のアッパカバーを斜め下方から見た斜視図である。 図1に示す電気接続箱からアッパカバーを取り外した状態の斜視図である。 ユニット収納室内に出し入れされる電子制御ユニットの収容過程を示す説明図であり、図17(a)〜図17(c)はそれぞれ、その一過程を示す図である。 ユニット収納室内から引き上げたコネクタ付き電線をフレームの掛止部に仮係止した状態を示す斜視図である。 フレームに設けられる掛止部の他の実施形態を示す斜視図である。 フレームに設けられる掛止部のさらに他の実施形態を示す斜視図である。 アッパカバーに設けられる係止部の実施形態を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる収納箱および電気接続箱を、図1乃至図18を参照して説明する。本実施形態にかかる収納箱および電気接続箱は、電子制御ユニットが収容されるユニット収納室が形成された収納箱であって、該ユニット収納室の内側を通過し、前記電子制御ユニットを収容する際の入り口となる収容口から引き出された電線、または該電線の一端に接続されたコネクタを引っ掛ける掛止部が形成された構成である。
本実施形態の電気接続箱Aは、図1〜図3に示すように、収納箱であるフレーム11と、第1のロアー部材12と、第2のロアー部材13と、ベース部材14と、アッパカバー15とを備えて構成される。これらのフレーム(収納箱)11、第1のロアー部材12、第2のロアー部材13、ベース部材14、アッパカバー15は耐熱性、絶縁性、硬質の例えば合成樹脂を素材として、あるいは金属材料を併用して所定の形状、サイズに形成され、後述のような連結手段(係止部、被係止部)を用いて一体結合され、電気接続箱Aが形成される。これらのうち、フレーム11は、図4〜図6に示すように、全体として上下方向短めで環状体をなし、この環状体を構成する側壁16、17、18、19の外側面にはサイズや形状が同一または異なる複数個の被係止部11aが一体に設けられている。
ここで、側壁16、19は外方に向かって少し湾曲するような形態をなし、側壁17は平らで、側壁18は全体として大きくL字状に湾曲し、これらが環状に繋がっている。側壁17は対向する側壁19の高さに比べて、図4に示すように、下方に長めに垂下延設され、この延設部17aを含む側壁17との間に、ユニット収納室20を画成する断面コ字状(または断面矩形状)の隔壁21が側壁17に連設されている。この隔壁21はシールド効果がある金属板で構成することも可能である。また、前記環状体を構成する側壁16、18、19の内側面には、サイズや形状が異なる複数の係止部11bが一体に突設されている。
フレーム11の側壁16〜19の内側面に設けられた係止部11bおよび隔壁21の外側面に設けられた係止部21aは、前記ベース部材14の外側面に設けられた係止突起(被係止部)14aに係止されて、ベース部材14をフレーム11に保持する。また、フレーム11の側壁16〜19の外側面に設けられた被係止部11aは、第1のロアー部材12および第2のロアー部材13に設けられた後述の各係止突起12a、13aにそれぞれ係止されて、フレーム11に第1のロアー部材12および第2のロアー部材13を保持する。
側壁16の下部には後述の電線(ハーネス)導入用の切欠22が形成されている。さらに、隔壁21の下部にもフレーム11内からユニット収納室20内にコネクタ付き電線を導入する切欠24が形成されている。また、側壁18の角部には、後述のように、コネクタを取り付けた電線またはそのコネクタを掛止めする掛止部25が突設されている。
側壁18上部および側壁19上部の一部の外側面には、このフレーム11の上部開口を塞ぐアッパカバー15の下端縁を支承するリブ26が一体に突設されている。側壁18の内側には、フレーム11内に収納される電線に接続されたコネクタを装着するためのコネクタ収納枠27、28が設けられている。
前記第1のロアー部材12は、図7〜図10に示すように、底部29がV字状に凹んだ形状の有底型容器をなし、ヘの字状に曲がった側壁30および平らな側壁31〜33を持つ。そして、これらの側壁30〜33の外側面にはこれらの上端から同一距離の位置にリブ34が突設されている。このリブ34は、この第1のロアー部材12を下部に取り付ける前記フレーム11の側壁16、17の下端を支承するように機能する。このリブ34に沿った側壁30〜32の所定位置には、前記係止突起12aが一体に設けられている。この係止突起12aは前記フレーム11上の複数の被係止部11aに対応する部位に設けられ、フレーム11と第1のロアー部材12との結合時に相互に嵌合される。
さらに、側壁33には上端に開口する大きめの切欠35が形成され、この切欠35の左右部位に大小2つの被係止部12bが一体に設けられている。前記切欠35は、この第1のロアー部材12に連設される第2のロアー部材13内を通じて第1のロアー部材12内に導入されるコネクタ付きの電線(ハーネス)を、図17(a)〜図17(c)に示すようにガイドするように機能する。
前記被係止部12bは第2のロアー部材13の側方開放端の下部に、図11および図12に示すように突設された係止突起13bに対応する部位に設けられ、第1のロアー部材12に第2のロアー部材13を連結する際に、第1のロアー部材12の各被係止部12bに、第2のロアー部材13に突設された係止突起13bが嵌合接続される。なお、符号36は、側壁31の外側面に、前記リブ34に連続するように縦方向に突設された複数本の補強リブである。
また、第1のロアー部材12における側壁33の上部外側面には、起立片34aが前記リブ34の外側縁から立ち上がるように連設されている。この起立片34aは側壁33に撓みに対する強度を付与し、フレーム11内の隔壁21から受ける外力に抗するように機能する。このため、隔壁21が撓むことによって後述の電子制御ユニットのユニット収納室20内への収納作業が妨げられることを回避できる。
このように本実施形態では、ロアー部材を第1のロアー部材12と第2のロアー部材13とに2分割して、第1のロアー部材12はフレーム11内のユニット収納室20内に通じて、このユニット収納室20を除くフレーム11内および第2のロアー部材13内に対して遮断した空間を形成している。これにより、ユニット収納室20の内部を外部から熱的に遮蔽または分離でき、さらに防水性、強度を高めることができる。この結果、このユニット収納室20内に収容される電子制御ユニットの動作の安定性、信頼性を確保することができる。この場合において、フレーム11内の隔壁21の下端縁が第1のロアー部材12の側壁33と起立片34aとの間のリブ34上に支持されるため、その隔壁21の安定的な支持並びに水平方向への撓み変形の防止を図ることができる。
図11および図12は、前述の係止突起13bおよび係止突起13aを有する第2のロアー部材13を示す。この第2のロアー部材13は第1のロアー部材12との結合方向および上方が開放された有底型の容器であり、側壁37、この側壁37とともに平面視で略L字状をなす側壁38と、開口39と、円弧状の側壁40と、底部41とを有する。ここで、各係止突起13bはこれに隣接配置される第1のロアー部材12の被係止部12bに係止可能であり、係止突起13aはフレーム11の外側面にある前記被係止部11aに係止可能になっている。なお、前記側壁37、38、40および底部41は複数箇所で互いに折り曲げ形状とされて、これらの補強が図られている。
前記ベース部材14は多数のコネクタ、ヒューズ、リレーなど、主に電気部品を装着した板状のブロック体であり、このブロック体の外側面には、前述のような複数個の被係止部14aが一体に設けられている。このベース部材14はユニット収納室20を除くフレーム11内に収納可能なサイズおよび形状をなし、このベース部材14の前記被係止部14aがフレーム11内面の前記係止部11bに嵌合可能になっている。なお、ブロック体前面に位置する被係止部14aは前記隔壁21の係止部21aに係止可能となっている。
図13〜図15は、前記アッパカバー15を示し、これがフレーム11の上部開口を覆うように構成されている。このアッパカバー15は、天部42と、この天部42の周囲に連設された側壁43〜46とを備える。これらのうち天部42および側壁44は略平らに形成されているが、側壁43〜46は平面視で前記フレーム11の側壁16〜19に略合致する形状およびサイズに形成されている。側壁45は全体として平面視で略L字状をなし、側壁43、44、46とともに環状に繋がっている。
側壁43および側壁45の一部には外方に突出するように各一の係止突起15aが設けられている。これらの係止突起15aは前記フレーム11の側壁16および側壁18に設けられた各一の被係止部11aの対応位置に設けられている。従って、フレーム11の上部にアッパカバー15を被せたとき、係止突起15aが被係止部11aに対し係合可能になる。
また、このアッパカバー15において側壁43〜46の内側面には、天部42から同一距離の部位に段部47が連続するように形成され、この段部47にフレーム11の各側壁16〜19の上縁が受け入れ可能になっている。つまり、アッパカバー15は、その段部47が側壁16〜19の上縁に支承されることで、フレーム11上に安定的に装着される。また、側壁44およびこの側壁44が側壁45に連続する部分の下部に、延長壁48が垂下延設されている。
さらに、アッパカバー15の内側面には側壁44とともに矩形の空間を画成する略コ字状の隔壁49が設けられている。この隔壁49は平面視でフレーム11に設けられた隔壁21とサイズおよび形状が合致するものであり、フレーム11にアッパカバー15を被せたとき、フレーム11の隔壁21の上端縁にアッパカバー15の隔壁49の下端縁が密接する。このため、隔壁49は天部42とともにフレーム11のユニット収納室20内を上部から密閉する空間を形成する。従って、ユニット収納室20内をこれの外部との間で熱的に遮蔽するとともに、隔壁49がユニット収納室20を形成する前記隔壁21上に接合されることで、天部42がこれらに支持され、従って不用意に天部が撓む(凹む)ことを回避できる。なお、符号50は、側壁43〜46の内面に設けられた複数本の補強リブである。
かかる構成のフレーム11、第1のロアー部材12、第2のロアー部材13、ベース部材14、アッパカバー15は、次のようにして組み付けられる。まず、フレーム11の下部に第1のロアー部材12を配置してフレーム11の側壁16、17および隔壁21の下端縁を、第1のロアー部材12のリブ34上に支承させる。そして、第1のロアー部材12の外側面に設けられた係止突起12aをフレーム11下部の被係止部11aに挿し込む。このとき隔壁21の下端縁は、リブ34上にあって、しかも起立片34aと側壁33との間に介在される。このため、フレーム11内に後述のように束ねられた多数の電線から隔壁21に作用する圧力が、ユニット収納室20内に及ぶことを回避できる。つまり、隔壁21の撓み変形を防止することができる。
続いて、第2のロアー部材13の開放部側を第1のロアー部材12の側壁33側に対向させるとともに、その開放部側の大小2つの係止突起13bを第1のロアー部材12の被係止部12b内にこれらの下方から差し込む。また、これらの係止突起13bの被係止部12bへの係合操作に前後して、第2のロアー部材13の外側面にある各係止突起13aをこれに対向する位置にあるフレーム11の外側面にある被係止部11aに下方から挿し込んで係止する。これによりフレーム11、第1のロアー部材12および第2のロアー部材13が連結される。
次に、フレーム11内の上部に上方からベース部材14が挿入する。このときベース部材14の外側面に設けられた係止突起(被係止部)14aをフレーム11の内周面に設けられた係止部11bに係止する。これによりベース部材14はフレーム11内の上部に安定保持される。そして、このベース部材14を収容したフレーム11上にアッパカバー15を被せる。なお、このベース部材14下部のフレーム11内には、そのベース部材14に装着されたリレーやヒューズに接続される多数本の電線が配置される。このときアッパカバー15の各一の係止突起15aが、これらに対応する位置に臨むフレーム11の外周面にある各一の被係止部11aに係止される。これにより、アッパカバー15はフレーム11にガタツキなく装着され、最終的に図1に示すような電気接続箱Aが形成される。
この場合において、フレーム11内に隔壁21によって画成されるユニット収納室20内は、これの下部において、第1のロアー部材12のリブ34上にフレーム11の側壁16、17の一部の下端縁および隔壁21の下端縁が密接することで塞がれ、上部においてはアッパカバー15の側壁43、44の一部の下端縁および隔壁49の下端縁がフレーム11における側壁の一部の上端縁および隔壁21の上端縁に密接させることで塞がれる。
従って、ユニット収納室20内はこのユニット収納室20を除くフレーム11の内外から熱的に遮断された空間となり、電子制御ユニットが収容されるユニット収納室20と、この電子制御ユニットに接続されるコネクタ付き電線が収容されるフレーム11内との間の熱移動が規制される。
なお、電気接続箱Aは、電線をコネクタ収納室20を除くフレーム11内に前記ベース部材14とともに収容し、これらの電線の端部およびこの端部に取り付けられたコネクタは、第1のロアー部材12の切欠35およびフレーム11内の隔壁21に設けられた切欠24を介して前記ユニット収納室20内に挿入される。この収納室20内に収容されたコネクタは、自動車メーカ側が用意する電子制御ユニットの端子に嵌合される。この後、この電子制御ユニットはそのユニット収納室内に収容される。
ところで、電気接続箱Aにおけるフレーム11のユニット収納室20内に、自動車メーカが用意した電子制御ユニット63を収納する手順は、図17(a)〜図17(c)に示す通りである。まず、前記切欠24および切欠35を介してユニット収納室20内に挿入されたコネクタ61付きの電線(ハーネス)62を、図17(a)に示すように、このユニット収納室20の上方開口部側から指や治具を挿し入れて引き上げ、用意した電子制御ユニット63の端子(図示しない)に装着(嵌合)する。
そして、これらのコネクタ61および電子制御ユニット63側の端子との嵌合を確実に行った後は、図17(b)に示すように、電線62を第1のロアー部材12およびユニット収納室20内において略U字状に屈曲させながら、電子制御ユニット63をユニット収納室20内に押し込んでいく。さらに、この押し込み操作を、電子制御ユニット63の上面がユニット収納室20の開口部付近に沈むまで行う。この後、ユニット収納室20を除くフレーム11の内部に配置された多数の電線とこれらの電線の上に前述のように配置されるベース部材14の上方から、アッパカバー15をフレーム11上に被せる。
これによって自動車に搭載可能な電気接続箱Aが形成される。ところが、前記電子制御ユニット63の各端子に対する各コネクタ61の接続(嵌合)操作は、例えば一方の手で電子制御ユニット63を支え、もう一方の手で、重力によってユニット収納室20内への引き込み力が作用している電線62端のコネクタ61を強く掴んで行う必要があり、この接続作業が面倒である。
電子制御ユニットの前記保持状態にあっては、この電子制御ユニット63を支える手が空くか、あるいはその手を軽く電子制御ユニットに添えるだけで、ユニット収納室20の底部付近にある電線62およびコネクタ61をユニット収納室20の開口部に引き上げながら、電子制御ユニット63の前記端子に容易に嵌合することができる。このように電子制御ユニット63に対する全ての電線の接続作業を終了した後は、コネクタが接続された前記端子側を下方に向けた状態で電子制御ユニット63をユニット収納室20内に、図17(c)に示すように収納する。これにより、自動車メーカによる電子制御ユニット63のユニット収納室内への収納作業が効率化する。
ところで、コネクタ61および電線62は、前記電子制御ユニット63の端子に接続する直前までは、これらの重力によってユニット収納室20の底部付近に位置している。このため、コネクタ61を電子制御ユニット63の端子に接続する際には、このユニット収納室20内からその底部付近にあるいずれかのコネクタ61を摘んでユニット収納室20の開口部上方に引き上げ、その状態を維持しなければ、このコネクタ61を電子制御ユニット63の端子に接続する際に、前記コネクタ61とともに引き上げられた他のコネクタが前記重力によってユニット収納室20の底部に落下してしまう。この場合には、この落下したコネクタ61を前記端子に接続する場合に、ユニット収納室20内に沈んだコネクタ61をこれに繋がる電線とともに再び摘んで引き上げなければならず、この作業の繰り返しが極めて面倒である。
そこで、本実施形態では、ユニット収納室20内から一旦引き上げた複数のコネクタ61付きの電線62をバンド64で一纏めにして括り、掛止部としての掛止ピン(突起)25にこのバンド64を係止する。図18は、そのフレーム11における側壁18の外側面に掛止部としての掛止ピン25を突設したものを示す。この掛止ピン25は、フレーム11の成形時に、このフレーム11と同一の材料で側壁18の表面に一体に突設したり、この側壁18に対してステンレスなどの短めの金属棒を基部のみが埋設されるように設立したり、あるいは側壁18の内側からこの側壁18内にねじ込んだネジ軸を外側に突出させることによって設立される。また、バンド64は、伸縮自在なゴム製のものである。ここでは複数本の電線62をコネクタ61の首部付近で一纏めにして括った上で、バンド64を掛止ピン25に引っ掛けておく。バンド64には、長手方向に沿って複数個の丸孔(或いは、矩形状のスリットや切り目)が所定の間隔で設けられている。バンド64を掛止ピン25に引っ掛けるにあたっては、複数本の電線62を一纏めにして括った後、バンド64が交差する箇所において対面する二つの丸孔を掛止ピンによって貫通させる。そして、ユニット収納室20に電子制御ユニット63を収容するときに、バンド64を緩めるなどして必要な電線62を分離し、残りの電線62をバンド64によって括った状態で掛止ピン25に引っ掛けたまま、分離した電線62のコネクタ61を電子制御ユニット63の底面に露出している前記端子に接続する。こうして、このコネクタ61の前記端子に対する接続作業を容易、迅速に実施できる。この結果、自動車メーカ等による電子制御ユニット63の端子に対する複数のコネクタ61の接続作業を効率化できる。なお、前記バンド64としてゴムバンドや、マジックテープ(登録商標)と呼ばれる面ファスナや、樹脂製の結着バンドなど、汎用の接続用バンドを用いることができる。
尚、上述では、掛止部である掛止ピン25を収容口寄りの側壁18の上部に設立した場合を示しているが、側壁18の外側面のいずれの部位であってもよく、さらに側壁16、17の外側面の一部に設立してもよい。
図18では、フレーム11の側壁18に形成された掛止ピン25にバンド64を係止して、電線62をユニット収納室20の開口部付近に保持する場合について述べたが、この掛止ピン25以外の、前記側壁17の外側面や前記ユニット収納室20を囲む周囲の部材に設けた掛止部にバンド64を係止させることによっても、前記同様に電線62をユニット収納室20の開口部付近に保持させることができる。例えば、前記ユニット収納室20を囲むように前記フレーム11上に被せられるアッパカバー15の側壁44の外側面に、突起や鉤状部を掛止部として設け、この突起や鉤状部に複数本の電線62を纏めて括った前記バンド64の一部を係止させるようにしてもよい。以下、掛止部を形成したフレーム11の具体例について説明する。
図19は、そのフレーム11における側壁17の外側面に掛止部としての溝71を穿設したものを示す。溝71は、電子制御ユニット63がユニット収納室20に収容される方向に側壁17の一部を穿った溝である。
この場合においても、ユニット収納室20内から引き上げた複数のコネクタ61付きの電線62を、前記同様にバンド64で一纏めにして括り、前記側壁17外側面の溝71にそのバンド64の一部を引っ掛ける。そして、前記電子制御ユニット63の端子に対応する前記コネクタ61を接続する場合には、そのいずれかの電線62を、バンド64から一時的に解いて他とは分離する。そしてこの分離した電線62端のコネクタ61を電子制御ユニット63の対応する端子に接続する。
また、前記のように分離した電線62以外の他の電線62は、バンド64によって纏められて括られ、溝71に係止される。このためこれらの電線62端のコネクタ61はユニット収納室20の開口部上に臨み、このユニット収納室20内に引き戻されることはない。従って、作業者は、再びバンド64を一時的に解いて、さらに別の電線62を隣り合う他の電線62とは分離して、この電線62端のコネクタ61を電子制御ユニット63下面の対応する別の端子に接続する。この場合にも、分離した電線62以外の他の電線62は、バンド64によって纏められて括り付けられ、溝71に係止される。このためこれらの電線62端のコネクタ61はユニット収納室20の開口部上に臨み、このユニット収納室20内に引き戻されることはない。
このようにして、溝71に係止されたバンド64によって括られた全ての電線62のコネクタ61は、電子制御ユニット63の各端子に順次接続(嵌合)することができる。この場合に、各電線62のコネクタ61を電子制御ユニット63の端子に接続する際に、ユニット収納室20内から上方に引き上げた電線62が、再びユニット収納室20内に引き戻されないように一方の手で支えるという、従来のような煩わしい作業がなくなる。このため、各コネクタ61と電子制御ユニット63の端子との接続作業が効率化される。
図20は、フレーム11の側壁17の外側面に、掛止部としての略L字状をなす鉤状ピン72を設けたものを示す。この鉤状ピン72は、複数本の電線を纏めて括った前記バンド64の一部を引っ掛けることで、このバンド64が鉤状ピン72からさらに脱落し難くするとともに、このバンド64を安定保持する。この鉤状ピン72は、フレーム11と同一の材料で側壁17の表面に一体に突設したり、この側壁17に対してステンレスなどの短めの金属棒を基部のみが埋設されるように設立したり、あるいは側壁17の内側からこの側壁17内にねじ込んだネジ軸を外側に向けて突出させ、その先端を折り曲げること等によって設立される。
この場合においても、ユニット収納室20内から引き上げた複数のコネクタ61付きの電線62を、前記同様にバンド64で一纏めにして括り、前記側壁17外側面の鉤状ピン72にそのバンド64の一部を引っ掛けるとともに、その鉤状ピン72の先端部から屈曲部を介してさらに基部付近へ係止、保持させることができる。これによりバンド64は、少々の外力を受けてもL字状の屈曲部を介して簡単に外れることはない。この場合において、前記鉤状ピン72の屈曲部の屈曲方向はバンド64の抜け難さを考慮して適当に決められる。そして、電子制御ユニット63の端子に対する前記コネクタ61の接続作業は、前述のようにストレートの前記掛止ピン25を用いた場合と同様にして、コネクタ61ごとに実施される。
図21は、掛止部としてのL字状の鉤状ピン(突起)73を、前記アッパカバー15に設けたものを示す。このアッパカバー15は、前述のように、ユニット収納室20を囲むようにフレーム11上に被せられるものであり、電子制御ユニット63をユニット収納室20内に収納する場合には、フレーム11の上部から一旦外される。そして外されたアッパカバー15は、そのフレーム11上であって、ユニット収納室20の開口部付近を除く部位に寄り掛かるようにして設置される。
そこで、鉤状ピン73に、複数本の電線62を纏めて括り付けた前記バンド64の一部を引っ掛ける。この鉤状ピン73は、フレーム11と同一の材料で側壁44の表面に一体に突設したり、この側壁44に対してステンレスなどの短めの金属棒を基部のみが埋設されるように設立したり、あるいは側壁44の内側からこの側壁44内にねじ込んだネジ軸をその鉤状ピン73にねじ込んだりすることによって設立される。
この場合においても、ユニット収納室20内から引き上げた複数のコネクタ61付きの電線62を、前記同様にバンド64で一纏めにして括り、側壁44上の前記鉤状ピン73にそのバンド64の一部を引っ掛ける。そして、さらにバンド64を、その鉤状ピン73の先端部から屈曲部を介してさらに基部付近へ案内して係止、保持させる。これによりバンド64は、少々の外力が作用してもL字状に屈曲する鉤状ピン73から簡単に外れることはない。そして、電子制御ユニット63の端子に対する前記コネクタ61の接続は、前述の溝71や鉤状ピン72を用いた場合と同様にして実施される。
また、本実施の形態では、ロアー部材を第1のロアー部材12と第2のロアー部材13との2分割構成として、第1のロアー部材12はフレーム11内のユニット収納室20内に通じて、このユニット収納室20を除くフレーム11内および第2のロアー部材13内に対して遮断した空間を形成している。従って、ユニット収納室20の内部を外部から熱的に遮蔽または分離でき、さらに防水性とロアー部材の強度を必然的に高めることができる。この結果、このユニット収納室20内に収容される電子制御ユニットの動作の安定性、信頼性を確保することができる。また、フレーム11に第1のロアー部材12を装着した場合に、フレーム11内の隔壁21の下端縁が第1のロアー部材12の側壁33と起立片34aとの間のリブ34上に支持される。このため、その隔壁21の安定的な支持並びに水平方向への撓みを規制できるメリットがある。
さらに、アッパカバー15の側壁43〜46の内側面には、天部42から同一距離の部位に段部47が環状に形成され、この段部47がフレーム11の各側壁16〜19の上縁に支承される構成を持つ。このため、アッパカバー15はフレーム11に対して一部が水平方向に重なるようにして安定的に装着される。
加えて、アッパカバー15には側壁44とともに矩形の空間を画成する略コ字条の隔壁49が形成されている。このため、フレーム11にアッパカバー15を被せたときフレーム11側の隔壁21の上端縁に隔壁49の下端縁が密接し、隔壁49は天部42とともにフレーム11内のユニット収納室20内を上部から密閉する空間を形成する。この結果、ユニット収納室20内をこれの外部から熱的に遮蔽するとともに、その隔壁49が天部42を補強し、不用意に撓む(凹む)ことを回避できる。
以上のように、本実施形態では、電子制御ユニット63が収容されるユニット収納室20を有する収納箱Aにおいて、ユニット収納室20の内側を通過し、前記電子制御ユニット63を収容する際の入り口となる収容口から引き出された電線62、または該電線62の一端に接続されたコネクタ61を引っ掛ける掛止部25を備えることで、コネクタ61を電子制御ユニット63の端子に嵌め込む際、電線62またはコネクタ61を簡単に手に取ることができる。従って、前記嵌め込みおよび電子制御ユニット63のユニット収納室20内に設置のための作業負担が軽減される。
この場合において、掛止部25がユニット収納室20を画成する側壁17に形成されることで、ユニット収納室20とコネクタ61との距離が短くなるため作業の負担が軽減され、前記掛止部25がユニット収納室20を囲む周囲の部材に形成されることで、掛止部25を配置する位置に関し、設計上の自由度が高まる。また、掛止部25がユニット収納室20を画成する側壁17の外側面に形成されることで、コネクタ61を電子制御ユニット63の端子に嵌め込む際、電線62またはコネクタ61を簡単に手に取り易く、且つ、ユニット収納室20とコネクタ61との距離を最短にできる。さらに、掛止部が前記ユニット収納室20を画成する側壁17から外側に向かって突設された掛止ピン25などの突起とすることで、掛止部25を設けるための設計変更が軽微で済み、その掛止ピン(突起)25には、前記電線62を束ねるバンド64の一部が引っ掛けられるようにすることで、掛止部への引っ掛かりが不用意に解けてしまうことを防止することができる。
A 電気接続箱
11 フレーム(収納箱)
11a 被係止部
11b 係止部
12 第1のロアー部材
12a 係止突起
12b 被係止部
13 第2のロアー部材
13a 係止突起
13b 係止突起
14 ベース部材
14a 係止突起(被係止部)
15 アッパカバー
15a 係止突起
16、17、18、19 側壁
20 ユニット収納室
21 隔壁
21a 係止部
22 切欠
24 切欠
25 掛止部(掛止ピン)
26 リブ
27、28 コネクタ収納枠
29 底部
30、31、32、33 側壁
34 リブ
35 切欠
36 補強リブ
37、38、40 側壁
39 開口
41 底部
42 天部
43、44、45、46 側壁
47 段部
48 延長壁
49 隔壁
50 補強リブ
61 コネクタ
62 電線(ハーネス)
63 電子制御ユニット
64 バンド
71 掛止部(溝)
72、73 掛止部(鉤状ピン)

Claims (5)

  1. 電子制御ユニットが収容されるユニット収納室が形成された収納箱であって、
    前記ユニット収納室の内側を通過すると共に前記電子制御ユニットを収容する際の入り口となる収容口から引き出された電線、または、前記電線の一端に接続されたコネクタを引っ掛ける掛止部が前記ユニット収納室を囲む周囲の部材の外側表面に形成された、
    収納箱。
  2. 前記掛止部、前記ユニット収納室を画成する側壁の外側表面に形成されている
    請求項に記載の収納箱。
  3. 前記掛止部前記側壁から外側に向かって突設された突起である
    請求項に記載の収納箱。
  4. 前記突起前記電線を束ねるバンドの一部が引っ掛けられる、
    請求項に記載の収納箱。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の収納箱が設けられた
    電気接続箱。
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