JP5061920B2 - 車載用の電気接続箱 - Google Patents

車載用の電気接続箱 Download PDF

Info

Publication number
JP5061920B2
JP5061920B2 JP2008013075A JP2008013075A JP5061920B2 JP 5061920 B2 JP5061920 B2 JP 5061920B2 JP 2008013075 A JP2008013075 A JP 2008013075A JP 2008013075 A JP2008013075 A JP 2008013075A JP 5061920 B2 JP5061920 B2 JP 5061920B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower cover
electric wire
wire insertion
opening
bottom wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008013075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009177927A (ja
Inventor
真吾 南部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2008013075A priority Critical patent/JP5061920B2/ja
Priority to DE200910005370 priority patent/DE102009005370B4/de
Priority to CNA2009100097203A priority patent/CN101494364A/zh
Publication of JP2009177927A publication Critical patent/JP2009177927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5061920B2 publication Critical patent/JP5061920B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/023Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
    • B60R16/0238Electrical distribution centers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は車載用の電気接続箱に関し、特に、電気接続箱の内部回路材と接続する電線群を外部へ引き出す部分における電線群の固定機構を改良するものである。
電気接続箱から引き出される電線群の固定機構に関しては、従来より種々の提案がなされており、例えば、本出願人の出願に係わる特開2000−253536号公報では、図9に示すように、ロアカバー100の周壁に設けた電線引出口101の上面に引き出しガイド102を周壁より外方に向けて突設している。該電線引き出し口101から引き出されるワイヤハーネス103を引き出しガイド102の下面に添わせて外方へ引き出し、引き出しガイド102の突出端側に設けた挿通環104に結束バンド105を通してワイヤハーネス103を引き出しガイド102に固定している。
前記特許文献1では、電線引出口の周縁より突出するガイド片の突出側で電線群と結束バンドを用いて電線群の結束とガイド片との固定とを行っているが、該ガイド片の先端と該ガイド片から引き出されると電線群との間にテープを巻き付けて電線群の結束とガイド片との固定を行っている場合も多い。
特開2000−253536号公報
前記のように、電線引出口の周縁から突設するガイド片の先端側で電線群と結束バンドやテープ巻きで固定すると、ガイド片の先端はロアカバーの周壁から距離があり、かつ、ロアカバーに結合されるケース本体内の電線接続端との間の距離が更に長くなるため、電線群の安定性が悪くなり、車両走行時の振動でガタつきが生じやすくなる。
また、電線引出口から引き出した電線をロアケースの周壁に沿って横方向に配線する場合は、電線引出口から突出させたガイド片に電線群を結束バンドやテープで固定してからロアカバーの周壁に添わせて横出しする必要があり、作業性が悪い。
特に、ロアカバーの周壁に沿って他の機器が設置されたり、車体パネルが近接し、ガイド片が他の機器や車体パネルと干渉して突出できない場合がある。その場合、機器や車体パネルと干渉しない位置にガイド片を設けなければならず、電線群を引き回して配線長さが大となったり、また、引き回す位置で他の機器と干渉する恐れもある。
本発明は、電気接続箱から引き出される電線群の配線経路として最適な箇所の周壁の外方に、干渉する機器やパネルが存在し、ガイド片を設けることが出来ない場合に好適に用いることができると共に、電線群を安定して電気接続箱より引き出すことが出来るようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、内部回路材を収容したケース本体にロアカバーを結合し、前記内部回路材に接続された電線群を通す電線挿通口を前記ロアカバーに設けている車載用の電気接続箱において、
前記ロアカバーの底壁の周縁から矩形状に切り欠いた底面開口からなる前記電線挿通口を設け、前記底面開口の1つの角部のアールに沿って円弧状のバンド通し部を設け、該バンド通し部は底面開口を囲む周縁と底壁底面との間に断面U形状の突出部を設けて形成し、
前記電線群を電線挿通口の位置で前記バンド通し部に通した結束バンドにより結束してロアカバーに保持していることを特徴とする車載用の電気接続箱を提供している。
前記のように、本発明では、ロアカバーの底壁に電線挿通口を設け、該電線挿通口の周縁に沿って設けたバンド通し部に結束バンドを通し、電線挿通口の位置で電線群を構成するワイヤハーネスを結束バンドで電線同士を結束すると同時にロアカバーに電線群を固定している。
即ち、本発明の電気接続箱では、電線挿通口を通す電線群のガイド片やカバー部をロアカバーから突設しておらず、電線挿通口の出口で結束バンドで結束してロアカバーの底壁に直接的に固定している。これにより、電気接続箱の周壁外方に干渉する機器やパネルが存在しても、電線群をロアカバーに固定することができ、ロアカバーの底壁に直接電線群を固定することにより、該固定位置からケース本体の内部回路材との接続端までの電線寸法を短くできるため、電線群をロアカバー内部で安定させることができる。
かつ、ロアカバーの底壁の電線挿通口位置で電線群を結束バンドで固定して入るため、該電線挿通口から引き出される電線の配線方向に制約を受けず、ロアカバーの底壁下面に添わせて横出しすることも容易にできる。
前記のように、ロアカバーの底壁の電線挿通口は、底壁の周縁から矩形状に切り欠いた底面開口からなり、該矩形状の底面開口の1つの角部のアールに沿って円弧状の前記バンド通し部を設け、該バンド通し部は底面開口を囲む周縁と底壁底面との間に断面U形状の突出部を設けて形成している。
前記のように、 バンド通し部を底面開口の周縁に沿って円弧形状に形成すると、 結束する電線群の外周に添わせやすくなり、 結束バンドの作業性が良くなる。
なお、結束バンドは係止片を突設した貫通穴を有する本体部から係止歯を設けたバンド部が突出し、該バンド部を前記バンド通し部に挿通し、電線群に巻き付けた後に前記貫通穴に貫通させて係止歯を係止片に係止させるものである。
前記ロアカバーの電線挿通口に連続した側面開口をロアカバーの周壁の上端より切り欠いて設け、該側面開口の一側端縁に薄肉ヒンジ部を介して側面開口を閉鎖する蓋を設けていることが好ましい。
前記のように、ロアカバーの周壁の上端から側面開口を設け、該側面開口に底壁の底面開口を連通して設け、底壁に設ける電線挿通口を貫通穴としていないことにより、貫通穴へのピンポイント的な電線群の通し作業を不要としているため、作業性を高めることができる。
本発明の電気接続箱では、ロアカバーから電線群を引き出してロアカバーの底壁に添わせた後に、ロアカバーの周壁の他側より上方へと引き出する配線経路が、電気接続箱より引き出される電線群(ワイヤハーネス)の最適経路となるものである。
よって、前記ロアカバーの周壁外面および前記ケース本体の外面と、該ケース本体から突設するブラケットとに囲まれた電線挿通部を設けると共に、該電線挿通部の下端に連続するロアカバーの底壁に電線ガイド用の窪み部を設け、前記電線挿通口を通した電線群をロアカバーの底壁に添わせ、前記窪み部を介して前記電線挿通部を通して上方に引き出している。
前記電線群を上方へ引き出す通路となる前記電線挿通部では、ロアカバーおよびケース本体の外周面がL形状に窪む屈折部があり、ケース本体の屈折部の一端側に取り付けるブラケットとで囲み、該電線挿通部に通す電線群を挿通保持している。
前述したように、本発明に係わる車載用の電気接続箱では、該電気接続箱の内部回路材と接続する電線群をロアカバーの底壁に設けた電線挿通口を通し、該開口周縁に設けたバンド通し部に挿通した結束バンドで前記電線群を結束すると共にロアカバーの底壁に直接固定しているため、電線挿通口より突設したガイド片の先端側で電線群を結束バンドで結束するよりは、電線群を安定して保持することができる。
かつ、外部機器やパネル等と干渉するために電線挿通口よりガイド片が突設できない場合においても、電線挿通口の位置で結束バンドにより結束してロアカバーに固定することができる。
さらに、電線挿通口の位置で電線群をロアカバーに固定しているため、該電線挿通口から引き出される電線群を底壁に添わせる横出しもスムーズに行うことができる利点を有する。
以下、本発明の実施形態の電気接続箱を図面を参照して説明する。
図1は上方から見た電気接続箱1の斜視図、図2(A)は下方から見た電気接続箱1の斜視図、図2(B)は電気接続箱1から引き出される電線群W(ワイヤハーネス)を示す斜視図である。
電気接続箱1は、ケース本体2の下部にロアカバー3をロック結合して取り付けると共にケース本体2の上部にアッパーカバー(図示せず)をロック結合して組み立てている。
ケース本体2の内部には、図1に示すように、リレー装着部2a、ヒューズ装着部2bを設けている。これらリレー装着部2a、ヒューズ装着部2bに取り付けるリレーおよびヒューズと接続する電線群はケース本体2からロアカバー3へと引き出し、図3に示すように、ロアカバー3の底壁3aに設けた電線挿通口5を通して外部へ引き出している。該電線挿通口5は略四角形状とし、該ロアカバー3の1つの角部に接した位置に設けている。
図2(B)に示すように、電気接続箱1の内部より電線挿通口5を通して引き出した電線群Wは、電線挿通口5を設けた側の外方に、機器(または車体パネル)Aが存在し、電線群Wを電線挿通口5より機器側の外方へは引き出せない配置となっている。
よって、電線群Wをロアカバーの底壁3aの下面に添わせて横方向へ配線し、電線挿通口5と同一辺の他方側の角部に設けた電線ガイド用の窪み3bに当接させ、ロアカバーの周壁3cの外面およびケース本体2の周壁2cの外面と、該ケース本体2から突設する第1ブラケット20とに囲まれた電線挿通部7を通して電気接続箱1の上方へと引き出している。
前記ロアカバーの底壁3aに設ける電線挿通口5は、図3(A)に示すように周壁3cから切り欠いた略矩形状としている。このように矩形状の開口とすることにより、電線群Wの外周と電線挿通口5の4隅との間に空間を形成し、電線群の挿通作業性を高めていると共にケース内部からの水抜き穴として利用できるようにしている。
電線挿通口5の周縁にリブ8を下向きに設けている。該電線挿通口5の奥側の一方側角部のアールに沿って円弧形状のバンド通し部10を設けている。
該バンド通し部10は、図6(B)に示すように、リブ8の一部から断面U形状の下向き突起を一体成形で設けて形成している。該バンド通し部10の中空部は図7に示す結束バンド12のバンド部12aを挿通できる大きさとしている。
結束バンド12は汎用品からなり、図7に示すように、係止片12bを突設した貫通穴12cを有する本体部12dから係止歯12eを設けたバンド部12aが突出し、該バンド部12aをバンド通し部10に挿通し、電線群Wに巻き付けた後に貫通穴12cに貫通させ、バンド部12aの係止歯12eを係止片12bに係止させるものである。
ロアカバー3の底壁3aに設けた電線挿通口5に連続させて、図3(B)に示すように、ロアカバーの周壁3cの上端から下端までを欠いた側面開口14を設けている。該側面開口14の一側端縁に薄肉ヒンジ部16を介して側面開口14を閉鎖する蓋17を設けている。該蓋17の先端にロック爪17aを設け側面開口14の他側端縁に設けた係止部18に電線群Wを通した後にロック結合している。
前記ロアカバーの底壁3aに設ける電線ガイド用の窪み3bは、電線挿通口5と同一辺の他方側の角部に設ける前記電線挿通部7に連通するように円弧形状の浅底として形成している。
前記電線ガイド用の窪み3bを浅底としているのは、電線群Wをロアカバーの底壁3aに沿わせて配索できるようにするためであり、電線群Wの外形の約1/3程度が窪み3b内に挿入される浅底とし、電線群Wが完全に挿入できる深さの窪みとはしていない。
このように、窪み3bを浅底としているため、ロアカバー3の内部へ窪み3bが大きく突出せず、ロアカバー3の内部の容積が減少しないためロアカバー内部での電線引き回しの自由度が増すと共にロアカバー全体の小型化にも寄与することができる。
前記ロアカバー3は、図3(A)に示すように、周壁3c−1〜3c−6からなり、周壁3c−5と3c−6によりL形状に窪む屈折部3eを形成している。また、ケース本体2は、図4に示すように、周壁2c−1〜2c−6からなり、周壁2c−5と2c−6によりL形状に窪む屈折部2eを形成している。ロアカバー3がケース本体2に組み付けられると、屈折部3eと2eが連続することで、二辺が開口となる電線挿通部7を形成する。
前記ケース本体2の屈折部2eの近傍には、電気接続箱1を車体に固定するために後述する第1ブラケット20をロック結合して取り付けている。具体的には、ケース本体2の周壁2c―4、2c―5にそれぞれ設けられた被ロック部2g−1、2g−2に第1ブラケット20のロック部20b−1、20b−2を結合している。また、ケース本体2の周壁2cの両側角部に第2ブラケット21、第3ブラケット22をそれぞれロック結合して取り付けている。
前記第1ブラケット20は、図5(A)(B)に示すように、ケース本体2の屈折部2eの一端側の角部2fに沿って周壁2c−4、2c−5を跨ぐように外嵌するL形状の取付面20aを備え、該取付面20aの内方面にそれぞれ1個のロック部20b−1、20b−2を設けている一方、ケース本体2の角部2fの両側外面に対向して周壁2c−4、2c−5のそれぞれに被ロック部2g−1、2g−2を設けている。
第1ブラケット20は取付面20aの外方面から外方へ向けて水平に延在する突出部20dを備えている。取付面20aと突出部20dは、上面視略T字形状となるように一体的に形成される。
第1ブラケット20は、前記突出部20dの一方から上向きに突出した車体固定部20fを設け、該車体固定部20fにボルト穴20gを設けている。車体固定部20fの上部から前記取付面20aの内方に向けて前記ロック部20b−2との平行線上に配置される横向き突出部20hを設け、車体固定部20fの上部と横向き突出部20hとにバンド通し穴20iと20jを設けている。第1ブラケット20のロック部20b−1、20b−2とケース本体2の被ロック部2g−1、2g−2がそれぞれ結合されると、前記突出部20dの基部20d−1が前記電線挿通部7の二辺開口のうちの一辺と対応する箇所に配置される。従って、電線挿通部7は、周壁2c−5、2c−6(3c−5、3c−6)と基部20d−1により三辺を有することになり、一辺が開口状態となっている。
前記電線挿通部7において、三辺によって区画された空間Cを通し、上向きに配線される電線群Wを2方向に分岐し、前記バンド通し穴20iと20jに通した結束バンドT1とT2で分岐させた電線群W1、W2とを夫々結束している。
ケース本体2に取り付ける前記第2、第3ブラケット21、22も第1ブラケット20と同様に、ケース本体2の角部に外嵌するL形状の取付面を備え、該取付面の両側にそれぞれ1個のロック部を設け、ケース本体2の角部の外面に設けた被ロック部とロック結合している。
前記構成からなる電気接続箱1における電線群Wの引き出し及び引き出し後の配線方法について、以下に説明する。
ケース本体2に収容するリレーおよびヒューズと接続した電線群Wを、ロアカバー3の周壁3bの側面開口14よりロアケース3内部に押し込み、該電線群Wを底壁3aの電線挿通口5より引き出す。
前記側面開口14は図6(A)に一点鎖線で示すように蓋17で塞ぎ、蓋17の先端のロック爪17aを係止部18にロックして、電線群Wをロアカバー3内に収める。
ロアカバー3の底壁3aのバンド通し部10に、図6(A)および図7(B)に示すように、結束バンド12のバンド部12aを通し、バンド部12aを電線挿通口5を挿通する電線群Wに巻き付けた後、本体部12dの貫通穴12cに通し、バンド部12aの係止歯12eを係止片12bに係止する。これにより、電線群Wを結束すると共に結束した電線群Wをロアカバー3の底壁3aの電線挿通口5の周縁に固定する。
電線挿通口5から引き出し、結束バンド12で結束固定した電線群Wを、図2(B)に示すように、底壁3aの下面に沿って横出しし、電線ガイドの窪み部3bに挿入して、電線挿通部7へと上向きに屈曲して配線する。
電線挿通部7では、ロアカバー周壁3cの屈折部3eと第1ブラケット20の三辺で区画される空間Cに挿入し、該電線挿通部7の上方で電線群Wを左右方向に分岐し、分岐線W1を第1ブラケット20に設けたバンド通し部20iに通した結束バンドT1で結束し
分岐線W2をバンド通し部20jに通した結束バンドT2で結束し、分岐線W1とW2を配線方向を固定している。
前記のように、電気接続箱1から引き出す電線群Wをロアカバー3の底壁3aに設けた電線挿通口5を通る位置で結束バンド12で結束し、底壁3aに電線群Wを直接的に固定しているため、電線群Wを安定させることができる。
かつ、電線挿通口5の位置で電線群Wをロアカバー3に固定しているため、電線挿通口5の位置か電線群Wを横出しして底壁3aにスムーズに添わせることができる。
さらに、図8中で一点鎖線で示すように、電気接続箱1の側方に機器Aがあっても、電線挿通口5から電線ガイドを突出させていないために干渉せず、かつ、底壁3aに添わせて電線群Wを配線するため、側方に配置する機器Aに影響を受けることなく、電線群Wの配線方向として最適な配線方向に配線することができる。
また、ロアカバー3の底壁に添わせた後に上向きに配線する際に、ロアカバー3の周壁3cに設けた屈折部3eと第1ブラケット20とで囲まれた電線挿通部7に通すため、ロアカバー3やケース本体2に電線ガイド手段を付設することなく、車体固定用のブラケットを利用して電線群Wを上向き配線方向に保持できる。さらに、電線群Wを上向きに通した後に分岐させた際に、第1ブラケット20に設けたバンド通し部20i、20jに通した結束バンドT1,T2で分岐線W1,W2を結束することで、分岐方向に固定することができる。
なお、車体固定用のブラケットはケース本体やロアカバーの周壁から一体的に突出させたものでもよい。
本発明の実施形態に係わる電気接続箱を上方から見た斜視図である。 (A)は電気接続箱を下方から見た斜視図、(B)は電線群を引き出した状態を示す下方から見た斜視図である。 ロアカバーを示し、(A)は底面図、(B)は側面図である。 ケース本体の平面図である。 第1ブラケットを示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 (A)はロアカバーの電線挿通口の部分の拡大図、(B)はバンド通し部の断面図である。 (A)は結束バンドを示す概略図、(B)はハンド通し部に通した結束バンドで電線群を結束している状態を示す説明図である。 電線挿通部を示す平面図である。 従来例を示す図面である。
符号の説明
1 電気接続箱
2 ケース本体
2c 周壁
2e 屈折部
2g 被ロック部
3 ロアカバー
3a 底壁
3b 電線ガイド用の窪み
3c 周壁
3e 屈折部
5 電線挿通口
7 電線挿通部
10 バンド通し部
12 T1、T2 結束バンド
14 側面開口
17 蓋
20 第1ブラケット
W 電線群
W1、W2 分岐線

Claims (3)

  1. 内部回路材を収容したケース本体にロアカバーを結合し、前記内部回路材に接続された電線群を通す電線挿通口を前記ロアカバーに設けている車載用の電気接続箱において、
    前記ロアカバーの底壁の周縁から矩形状に切り欠いた底面開口からなる前記電線挿通口を設け、前記底面開口の1つの角部のアールに沿って円弧状のバンド通し部を設け、該バンド通し部は底面開口を囲む周縁と底壁底面との間に断面U形状の突出部を設けて形成し、
    前記電線群を電線挿通口の位置で前記バンド通し部に通した結束バンドにより結束してロアカバーに保持していることを特徴とする車載用の電気接続箱。
  2. 前記ロアカバーの電線挿通口に連続した側面開口をロアカバーの周壁の上端より切り欠いて設け、該側面開口の一側端縁に薄肉ヒンジ部を介して側面開口を閉鎖する蓋を設けている請求項1に記載の車載用の電気接続箱。
  3. 前記ロアカバーの周壁外面および前記ケース本体の外面と、該ケース本体から突設するブラケットとに囲まれた電線挿通部を設けると共に、該電線挿通部の下端に連続するロアカバーの底壁に電線ガイド用の窪み部を設け、前記電線挿通口を通した電線群をロアカバーの底壁に添わせ、前記窪み部を介して前記電線挿通部を通して上方に引き出している請求項1または請求項2に記載の車載用の電気接続箱。
JP2008013075A 2008-01-23 2008-01-23 車載用の電気接続箱 Expired - Fee Related JP5061920B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008013075A JP5061920B2 (ja) 2008-01-23 2008-01-23 車載用の電気接続箱
DE200910005370 DE102009005370B4 (de) 2008-01-23 2009-01-21 Elektrisches Verteilergehäuse für Kraftfahrzeuge
CNA2009100097203A CN101494364A (zh) 2008-01-23 2009-01-23 用于机动车的电接线盒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008013075A JP5061920B2 (ja) 2008-01-23 2008-01-23 車載用の電気接続箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009177927A JP2009177927A (ja) 2009-08-06
JP5061920B2 true JP5061920B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=40794673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008013075A Expired - Fee Related JP5061920B2 (ja) 2008-01-23 2008-01-23 車載用の電気接続箱

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5061920B2 (ja)
CN (1) CN101494364A (ja)
DE (1) DE102009005370B4 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5666250B2 (ja) * 2010-11-09 2015-02-12 矢崎総業株式会社 電線固定部
JP5585777B2 (ja) * 2010-12-10 2014-09-10 住友電装株式会社 電気接続箱
JP5846750B2 (ja) 2011-03-25 2016-01-20 矢崎総業株式会社 収納箱および電気接続箱
JP5994609B2 (ja) * 2012-11-30 2016-09-21 矢崎総業株式会社 電気接続箱
CN103241197B (zh) * 2013-05-07 2015-08-12 上海沪工汽车电器有限公司 车用中央电气接线盒线束固定方法及结构
JP6309302B2 (ja) * 2014-02-20 2018-04-11 矢崎総業株式会社 電気接続箱
JP7235637B2 (ja) * 2019-10-04 2023-03-08 矢崎総業株式会社 電気接続箱
JP7420681B2 (ja) 2020-08-25 2024-01-23 古河電気工業株式会社 電気接続箱
JP7509674B2 (ja) 2020-12-18 2024-07-02 矢崎総業株式会社 電気接続箱及びワイヤハーネス
CN113401073A (zh) * 2021-07-30 2021-09-17 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种室内电器盒

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5674090A (en) * 1995-03-15 1997-10-07 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Casing for receiving electrical connection box
JP3257469B2 (ja) * 1997-09-24 2002-02-18 住友電装株式会社 電気接続箱
JP2000253536A (ja) * 1999-02-25 2000-09-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
US6126458A (en) * 1999-07-13 2000-10-03 Yazaki North America, Inc. Bussed electrical center assembly with connector pre-set
DE10353706A1 (de) * 2003-11-18 2005-06-16 Volkswagen Ag Leitungsstranghalter für einen durch eine geschlitzte Montageplatte geführten Leitungsstrang
JP2007288975A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Yazaki Corp 電気接続箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009177927A (ja) 2009-08-06
CN101494364A (zh) 2009-07-29
DE102009005370B4 (de) 2014-09-18
DE102009005370A1 (de) 2009-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5061920B2 (ja) 車載用の電気接続箱
JP4983525B2 (ja) ワイヤハーネスのプロテクタ取付構造
JP5523568B2 (ja) ワイヤハーネス配索装置
JP5768379B2 (ja) ワイヤハーネス用のプロテクタ
WO2014010698A1 (ja) プロテクタの電線結束構造
JP4353136B2 (ja) グロメット
JP2007174821A (ja) ハーネスプロテクタ
CN109309362B (zh) 保护装置
JP5067176B2 (ja) 車載用の電気接続箱
WO2012053236A1 (ja) ワイヤハーネスの外装構造
WO2013061627A1 (ja) ワイヤーハーネス配索構造部
JP2006320096A (ja) ワイヤハーネスのプロテクタ挿通構造
JP2015071333A (ja) ドア用ワイヤーハーネスモジュール
JP2012090505A (ja) ワイヤハーネス用のプロテクタ
JP4600333B2 (ja) 電気接続箱
JP2007104763A (ja) ワイヤハーネスの配索構造
JP2011010474A (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
JP5881211B2 (ja) ワイヤハーネス配索構造
JP6615631B2 (ja) ハーネスホルダ
JP3134807B2 (ja) 電気接続箱
JP2007005703A (ja) ワイヤーハーネスプロテクタ
JP2009268163A (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
US20210122307A1 (en) Protector and routing unit
JP5704446B2 (ja) ハーネスプロテクタ構造
JP3772724B2 (ja) ワイヤハーネスの配索構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees