JP3211707B2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JP3211707B2 JP3211707B2 JP05641297A JP5641297A JP3211707B2 JP 3211707 B2 JP3211707 B2 JP 3211707B2 JP 05641297 A JP05641297 A JP 05641297A JP 5641297 A JP5641297 A JP 5641297A JP 3211707 B2 JP3211707 B2 JP 3211707B2
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- binding band
- wire harness
- guide
- drawer guide
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/02—Details
- H02G3/06—Joints for connecting lengths of protective tubing or channels, to each other or to casings, e.g. to distribution boxes; Ensuring electrical continuity in the joint
- H02G3/0616—Joints for connecting tubing to casing
- H02G3/0625—Joints for connecting tubing to casing with means for preventing disengagement of conductors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/58—Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
- H01R13/5804—Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable comprising a separate cable clamping part
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/02—Details
- H02G3/08—Distribution boxes; Connection or junction boxes
- H02G3/081—Bases, casings or covers
- H02G3/083—Inlets
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱に係り、
詳しくは、自動車の電気回路に使用される各種電気装置
を収納する電気接続箱から引き出されるワイヤーハーネ
スの方向を規定し固定するためのワイヤーハーネス引き
出し部の構造に関するものである。
詳しくは、自動車の電気回路に使用される各種電気装置
を収納する電気接続箱から引き出されるワイヤーハーネ
スの方向を規定し固定するためのワイヤーハーネス引き
出し部の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車用の電気回路に使用される
リレーボックス（以下、Ｒ／Ｂという）やヒュージブル
リンクボックス（以下、Ｆ／Ｂという）などの各種電気
装置を収納するとともに、ワイヤーハーネス等の配線類
の接続分岐点として、自動車内に電気接続箱が設置され
ている。
リレーボックス（以下、Ｒ／Ｂという）やヒュージブル
リンクボックス（以下、Ｆ／Ｂという）などの各種電気
装置を収納するとともに、ワイヤーハーネス等の配線類
の接続分岐点として、自動車内に電気接続箱が設置され
ている。
【０００３】図５に、従来の電気接続箱５０の斜視図を
示す。図６,図７に従来の引き出しガイド５３の側面図
を示す。電気接続箱５０は射出成型により合成樹脂で形
成され、アッパーカバー５１およびロアーカバー５２か
ら構成されており、ロアーカバー５２の内部には各種電
気装置（図示略）が収納されている。
示す。図６,図７に従来の引き出しガイド５３の側面図
を示す。電気接続箱５０は射出成型により合成樹脂で形
成され、アッパーカバー５１およびロアーカバー５２か
ら構成されており、ロアーカバー５２の内部には各種電
気装置（図示略）が収納されている。
【０００４】ロアーカバー５２の外周面の１つである周
壁５２Ａからは、半円筒の樋状に形成されたワイヤーハ
ーネスの引き出しガイド５３が半円溝５４を上にして斜
め下方向に突設されている。
壁５２Ａからは、半円筒の樋状に形成されたワイヤーハ
ーネスの引き出しガイド５３が半円溝５４を上にして斜
め下方向に突設されている。
【０００５】周壁５２Ａに対する引き出しガイド５３の
突設角度Ｄは、電気接続箱５０に収納されている各種電
気装置や接続先の外部装置との位置関係によって決定さ
れている。引き出しガイド５３の先端部周縁には、周壁
５２Ａと平行な面を有するフランジ５５が形成されてい
る。
突設角度Ｄは、電気接続箱５０に収納されている各種電
気装置や接続先の外部装置との位置関係によって決定さ
れている。引き出しガイド５３の先端部周縁には、周壁
５２Ａと平行な面を有するフランジ５５が形成されてい
る。
【０００６】また、周壁５２Ａには、引き出しガイド５
３の半円溝５４の径と同じ幅の切り欠き５２Ｂが、周壁
５２Ａの上端から下端にわたって形成されている。切り
欠き５２Ｂは、半円溝５４と連続してつながるように形
成されている。
３の半円溝５４の径と同じ幅の切り欠き５２Ｂが、周壁
５２Ａの上端から下端にわたって形成されている。切り
欠き５２Ｂは、半円溝５４と連続してつながるように形
成されている。
【０００７】図６, 図７に示すように、電気接続箱５０
内に収納されている各種電気装置から引き出されている
ワイヤーハーネス５７は、切り欠き５２Ｂを介して引き
出しガイド５３の半円溝５４に案内されることで方向を
規定された状態で、電気接続箱５０の外部へと延出され
ている。
内に収納されている各種電気装置から引き出されている
ワイヤーハーネス５７は、切り欠き５２Ｂを介して引き
出しガイド５３の半円溝５４に案内されることで方向を
規定された状態で、電気接続箱５０の外部へと延出され
ている。
【０００８】引き出しガイド５３の半円溝５４の径は、
ワイヤーハーネス５７の直径に合わせて設定されてお
り、先端から末端まで一定である。ワイヤーハーネス５
７は、結束バンド（商品名；バインダー、メーカー名；
エスケイ工機）５６を用いて、引き出しガイド５３のフ
ランジ５５に係止される位置に固定されている。すなわ
ち、引き出しガイド５３に結束バンド５６を巻回するこ
とによって、ワイヤーハーネス５７を引き出しガイド５
３に固定している。そして、ワイヤーハーネス５７は、
フランジ５５によって引き出しガイド５３に対する固定
位置の設定がなされている。
ワイヤーハーネス５７の直径に合わせて設定されてお
り、先端から末端まで一定である。ワイヤーハーネス５
７は、結束バンド（商品名；バインダー、メーカー名；
エスケイ工機）５６を用いて、引き出しガイド５３のフ
ランジ５５に係止される位置に固定されている。すなわ
ち、引き出しガイド５３に結束バンド５６を巻回するこ
とによって、ワイヤーハーネス５７を引き出しガイド５
３に固定している。そして、ワイヤーハーネス５７は、
フランジ５５によって引き出しガイド５３に対する固定
位置の設定がなされている。
【０００９】言い換えれば、フランジ５５は、引き出し
ガイド５３に対するワイヤーハーネス５７の固定位置を
設定すると共に、引き出しガイド５３の先端から結束バ
ンド５６が抜け落ちるのを防止するために設けられてい
る。
ガイド５３に対するワイヤーハーネス５７の固定位置を
設定すると共に、引き出しガイド５３の先端から結束バ
ンド５６が抜け落ちるのを防止するために設けられてい
る。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】図６に示すように、結
束バンド５６でワイヤーハーネス５７を引き出しガイド
５３に固定する場合は、結束バンド５６を引き出しガイ
ド５３に対して垂直方向である矢印ｂ方向に締め付ける
のがもっとも緩みにくく確実である。
束バンド５６でワイヤーハーネス５７を引き出しガイド
５３に固定する場合は、結束バンド５６を引き出しガイ
ド５３に対して垂直方向である矢印ｂ方向に締め付ける
のがもっとも緩みにくく確実である。
【００１１】しかし、実際に作業者が締め付け作業を行
う際には、結束バンド５６に対して鉛直上向き方向であ
る矢印ａ方向に力を加えるため、結束バンド５６は、引
き出しガイド５３に対して斜めに締め付けられてしまう
場合が多い。その結果、ワイヤーハーネス５７と結束バ
ンド５６との間に隙間５７Ａが生じると共に、引きだし
ガイド５３と結束バンド５６との間にも隙間５３Ａが生
じてしまう。
う際には、結束バンド５６に対して鉛直上向き方向であ
る矢印ａ方向に力を加えるため、結束バンド５６は、引
き出しガイド５３に対して斜めに締め付けられてしまう
場合が多い。その結果、ワイヤーハーネス５７と結束バ
ンド５６との間に隙間５７Ａが生じると共に、引きだし
ガイド５３と結束バンド５６との間にも隙間５３Ａが生
じてしまう。
【００１２】この状態で自動車の走行による振動などが
電気接続箱５０に加わると、図７に示すように、結束バ
ンド５６は、矢印 ｃｄ, ｅｆ の方向に動いてしまう。
その結果、ワイヤーハーネス５７は、引き出しガイド５
３に対して固定されず、動いてしまうこととなる。
電気接続箱５０に加わると、図７に示すように、結束バ
ンド５６は、矢印 ｃｄ, ｅｆ の方向に動いてしまう。
その結果、ワイヤーハーネス５７は、引き出しガイド５
３に対して固定されず、動いてしまうこととなる。
【００１３】ところで、結束バンド５６によるワイヤー
ハーネス５７の固定位置は、電気接続箱５０の配線作業
時における配線長さの採寸基準としての役目を持ってい
る。つまり、ワイヤーハーネス５７のたるみ具合や引っ
張り具合などが、結束バンド５６の固定位置を基準とし
て調整されているのである。
ハーネス５７の固定位置は、電気接続箱５０の配線作業
時における配線長さの採寸基準としての役目を持ってい
る。つまり、ワイヤーハーネス５７のたるみ具合や引っ
張り具合などが、結束バンド５６の固定位置を基準とし
て調整されているのである。
【００１４】従って、結束バンド５６が動いてしまうと
ワイヤーハーネス５７にたるみや引っ張りが生じてしま
い、配線作業および締め付け作業の途中または作業後に
ワイヤーハーネス５７の長さを再度調整する必要があ
り、作業性低下の原因にもなる。
ワイヤーハーネス５７にたるみや引っ張りが生じてしま
い、配線作業および締め付け作業の途中または作業後に
ワイヤーハーネス５７の長さを再度調整する必要があ
り、作業性低下の原因にもなる。
【００１５】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、ワイヤーハーネスの固
定位置を正確に設定することが可能な電気接続箱を提供
することにある。
れたものであって、その目的は、ワイヤーハーネスの固
定位置を正確に設定することが可能な電気接続箱を提供
することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワイヤハーネ
スを案内して固定するために電気接続箱の周壁からワイ
ヤハーネスの引き出しガイドが突設された電気接続箱に
おいて、前記引き出しガイドは、その径が周壁側基端か
ら先端に向かって連続的に小さくなっている半円錐の樋
状をなし、前記引き出しガイドに結束バンドを巻回して
ワイヤハーネスを固定可能とすると共に、前記引出しガ
イドの先端部周縁には前記結束バンドが係止される突起
を設けたことをその用紙とする。
スを案内して固定するために電気接続箱の周壁からワイ
ヤハーネスの引き出しガイドが突設された電気接続箱に
おいて、前記引き出しガイドは、その径が周壁側基端か
ら先端に向かって連続的に小さくなっている半円錐の樋
状をなし、前記引き出しガイドに結束バンドを巻回して
ワイヤハーネスを固定可能とすると共に、前記引出しガ
イドの先端部周縁には前記結束バンドが係止される突起
を設けたことをその用紙とする。
【００１７】
【００１８】
【００１９】尚、以下に述べる発明の実施の形態におい
て、特許請求の範囲または課題を解決するための手段に
記載の「突起」は、フランジ５５または突起４に相当す
る。
て、特許請求の範囲または課題を解決するための手段に
記載の「突起」は、フランジ５５または突起４に相当す
る。
【００２０】
（第１実施形態）以下、本発明を具体化した一実施形態
を図面に従って説明する。
を図面に従って説明する。
【００２１】尚、本実施形態において、図５〜図７に示
した従来の形態と同じ構成部材については符号を等しく
してその詳細な説明を省略する。図１に、本実施形態の
電気接続箱１の斜視図を示す。図１においては、電気接
続箱１内部からワイヤーハーネス５７を引き出した状態
を示してある。
した従来の形態と同じ構成部材については符号を等しく
してその詳細な説明を省略する。図１に、本実施形態の
電気接続箱１の斜視図を示す。図１においては、電気接
続箱１内部からワイヤーハーネス５７を引き出した状態
を示してある。
【００２２】電気接続箱１において、図５に示す従来の
電気接続箱５０と異なるのは、引き出しガイド５３が、
半円錐の樋状に形成された引き出しガイド２に置き換え
られているという点にある。そして、引き出しガイド２
に結束バンド５６を巻回することによって、ワイヤーハ
ーネス５７を引き出しガイド２に固定している。
電気接続箱５０と異なるのは、引き出しガイド５３が、
半円錐の樋状に形成された引き出しガイド２に置き換え
られているという点にある。そして、引き出しガイド２
に結束バンド５６を巻回することによって、ワイヤーハ
ーネス５７を引き出しガイド２に固定している。
【００２３】引き出しガイド２は、半円錐溝３を上にし
て周壁５２Ａから斜め下方に突設されている。周壁５２
Ａに対する引き出しガイド２の突設角度Ｅは、電気接続
箱１に収納されている各種電気装置やワイヤーハーネス
５７の接続先である各種外部装置との位置関係によって
決定されている。
て周壁５２Ａから斜め下方に突設されている。周壁５２
Ａに対する引き出しガイド２の突設角度Ｅは、電気接続
箱１に収納されている各種電気装置やワイヤーハーネス
５７の接続先である各種外部装置との位置関係によって
決定されている。
【００２４】また、周壁５２Ａには、引き出しガイド２
の末端（周壁５２Ａ側）における半円錐溝３の径と同じ
幅の切り欠き５２Ｃが、周壁５２Ａの上端から下端にわ
たって形成されている。切り欠き５２Ｃは、半円錐溝３
と連続してつながるように形成されている。
の末端（周壁５２Ａ側）における半円錐溝３の径と同じ
幅の切り欠き５２Ｃが、周壁５２Ａの上端から下端にわ
たって形成されている。切り欠き５２Ｃは、半円錐溝３
と連続してつながるように形成されている。
【００２５】図２に、引き出しガイド２の平面図を示
す。図３に、引き出しガイド２の側面図を示す。図２,
図３に示すように、引き出しガイド２の径は、その末端
（周壁５２Ａ側）から先端に向かって連続的に小さくな
っている。
す。図３に、引き出しガイド２の側面図を示す。図２,
図３に示すように、引き出しガイド２の径は、その末端
（周壁５２Ａ側）から先端に向かって連続的に小さくな
っている。
【００２６】引き出しガイド２の先端部の径は、ワイヤ
ーハーネス５７の直径に合わせて設定されており、先端
部周縁には周壁５２Ａと平行な面を有するフランジ５５
が形成されている。
ーハーネス５７の直径に合わせて設定されており、先端
部周縁には周壁５２Ａと平行な面を有するフランジ５５
が形成されている。
【００２７】図３に示すように、本実施形態では、結束
バンド５６でワイヤーハーネス５７を締め付けるとき、
引き出しガイド２の径が、先端から末端に向かって連続
的に大きくなっているため、結束バンド５６は自然に引
き出しガイド２の先端方向に移動しフランジ５５で係止
される。さらに、引き出しガイド２の径が、先端から末
端にむかって連続的に大きくなっていることにより、結
束バンド５６は、引き出しガイド２の先端の結束バンド
５６の締め付け箇所の径よりも大きな径となっている末
端側の引き出しガイド２自体に係止される。このため、
結束バンド５６が、引き出しガイド２の末端側に動くこ
とはない。
バンド５６でワイヤーハーネス５７を締め付けるとき、
引き出しガイド２の径が、先端から末端に向かって連続
的に大きくなっているため、結束バンド５６は自然に引
き出しガイド２の先端方向に移動しフランジ５５で係止
される。さらに、引き出しガイド２の径が、先端から末
端にむかって連続的に大きくなっていることにより、結
束バンド５６は、引き出しガイド２の先端の結束バンド
５６の締め付け箇所の径よりも大きな径となっている末
端側の引き出しガイド２自体に係止される。このため、
結束バンド５６が、引き出しガイド２の末端側に動くこ
とはない。
【００２８】但し、結束バンド５６が引き出しガイド２
に対して斜めに締め付けられた場合は、結束バンド５６
に多少の緩みが生じ、引き出しガイド２に対して結束バ
ンド５６がわずかに動いてしまうときがある。しかし、
結束バンド５６が緩みのために動きうる距離は、引き出
しガイド２の長さ全体（先端から末端）に比べれば極め
てわずかであり、配線作業および締め付け作業時におけ
るワイヤーハーネス５７の採寸基準としては無視できる
距離である。
に対して斜めに締め付けられた場合は、結束バンド５６
に多少の緩みが生じ、引き出しガイド２に対して結束バ
ンド５６がわずかに動いてしまうときがある。しかし、
結束バンド５６が緩みのために動きうる距離は、引き出
しガイド２の長さ全体（先端から末端）に比べれば極め
てわずかであり、配線作業および締め付け作業時におけ
るワイヤーハーネス５７の採寸基準としては無視できる
距離である。
【００２９】従って、本実施形態によれば、結束バンド
５６を緩みやズレのない最適な位置で締め付けることが
可能であり、ワイヤーハーネス５７の固定位置を正確に
設定することができる。そのため、前記作業中または作
業後にワイヤーハーネス５７の長さを再度調整する必要
がなくなり、作業性を向上させることができる。
５６を緩みやズレのない最適な位置で締め付けることが
可能であり、ワイヤーハーネス５７の固定位置を正確に
設定することができる。そのため、前記作業中または作
業後にワイヤーハーネス５７の長さを再度調整する必要
がなくなり、作業性を向上させることができる。
【００３０】また、本実施形態の電気接続箱１は、従来
の電気接続箱５０と同様に射出成型により合成樹脂で形
成されるため、従来の形態から本実施形態へと生産を切
り替える際に大幅な設備投資の必要がなく、製造行程が
複雑化することもない。
の電気接続箱５０と同様に射出成型により合成樹脂で形
成されるため、従来の形態から本実施形態へと生産を切
り替える際に大幅な設備投資の必要がなく、製造行程が
複雑化することもない。
【００３１】尚、上記実施形態は、以下のように変更し
てもよく、その場合でも同様の作用および効果を得るこ
とができる。 （１）図４に示すように、フランジ５５を引き出しガイ
ド２の周縁に形成された複数の突起４に置き換える。
てもよく、その場合でも同様の作用および効果を得るこ
とができる。 （１）図４に示すように、フランジ５５を引き出しガイ
ド２の周縁に形成された複数の突起４に置き換える。
【００３２】（２）フランジ５５を引き出しガイド２の
末端から先端の間の任意の位置に形成する。以上、各実
施形態について説明したが、各実施形態から把握できる
技術的思想について、以下にそれらの効果と共に追記す
る。
末端から先端の間の任意の位置に形成する。以上、各実
施形態について説明したが、各実施形態から把握できる
技術的思想について、以下にそれらの効果と共に追記す
る。
【００３３】（イ）請求項２に記載の電気接続箱におい
て、前記突起は、前記引き出しガイドの先端部周縁に設
けられた電気接続箱。このようにすれば、結束バンドが
突起に係止されることによって、結束バンドの固定位置
を正確に設定することができる。
て、前記突起は、前記引き出しガイドの先端部周縁に設
けられた電気接続箱。このようにすれば、結束バンドが
突起に係止されることによって、結束バンドの固定位置
を正確に設定することができる。
【００３４】（ロ）請求項２に記載の電気接続箱におい
て、前記突起は、前記引き出しガイドの周縁に形成され
たフランジである電気接続箱。このようにすれば、結束
バンドが、フランジに係止されることによって、結束バ
ンドの固定位置を正確に設定することができる。
て、前記突起は、前記引き出しガイドの周縁に形成され
たフランジである電気接続箱。このようにすれば、結束
バンドが、フランジに係止されることによって、結束バ
ンドの固定位置を正確に設定することができる。
【００３５】
【発明の効果】本発明によれば、ワイヤハーネスの固定
位置を正確に設定することが可能な電気接続箱を提供す
ることができる。
位置を正確に設定することが可能な電気接続箱を提供す
ることができる。
【００３６】請求項１に記載の発明において、例えば、
結束バンドを引き出しガイドに巻回してワイヤーハーネ
スを固定する場合、引き出しガイドの径が、先端から末
端に向かって連続的に大きくなっている。そのため、結
束バンドは、引き出しガイドの先端の結束バンドの締め
付け箇所の径よりも大きな径となっている末端側の引き
出しガイド自体に係止される。従って、結束バンドが、
ワイヤーハーネスの固定位置から末端側に動くことがな
い。
結束バンドを引き出しガイドに巻回してワイヤーハーネ
スを固定する場合、引き出しガイドの径が、先端から末
端に向かって連続的に大きくなっている。そのため、結
束バンドは、引き出しガイドの先端の結束バンドの締め
付け箇所の径よりも大きな径となっている末端側の引き
出しガイド自体に係止される。従って、結束バンドが、
ワイヤーハーネスの固定位置から末端側に動くことがな
い。
【００３７】請求項２に記載の発明において、例えば、
結束バンドを引き出しガイドに巻回してワイヤーハーネ
スを固定する場合、結束バンドが突起に係止される。そ
のため、結束バンドが、引き出しガイドの先端方向に抜
け落ちることを防止することができる。
結束バンドを引き出しガイドに巻回してワイヤーハーネ
スを固定する場合、結束バンドが突起に係止される。そ
のため、結束バンドが、引き出しガイドの先端方向に抜
け落ちることを防止することができる。
【図１】一実施形態の斜視図。
【図２】一実施形態の要部平面図。
【図３】一実施形態の要部側面図。
【図４】別の実施形態の斜視図。
【図５】従来の形態の斜視図。
【図６】従来の形態の要部側面図。
【図７】従来の形態の要部側面図。
１…電気接続箱、２…引き出しガイド、３…半円錐溝、
４…突起、５１…アッパーカバー、５２…ロアーカバ
ー、５２Ａ…ロアーカバーの一周壁、５５…突起として
のフランジ、５６…結束バンド、５７…ワイヤーハーネ
ス、Ｅ…引き出しガイドの周壁に対する突設角度
４…突起、５１…アッパーカバー、５２…ロアーカバ
ー、５２Ａ…ロアーカバーの一周壁、５５…突起として
のフランジ、５６…結束バンド、５７…ワイヤーハーネ
ス、Ｅ…引き出しガイドの周壁に対する突設角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02G 3/08 B60R 16/02
Claims (1)
- 【請求項１】 ワイヤハーネスを案内して固定するため
に電気接続箱の周壁からワイヤハーネスの引き出しガイ
ドが突設された電気接続箱において、 前記引き出しガイドは、その径が周壁側末端から先端に
向かって連続的に小さくなっている半円錐の樋状をな
し、 前記引き出しガイドに結束バンドを巻回してワイヤハー
ネスを固定可能とすると共に、前記引出しガイドの周縁
には前記結束バンドに係止して、結束バンドが前記引出
しガイドの先端方向へ抜け落ちるのを防止するための突
起を設けた電気接続箱。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05641297A JP3211707B2 (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 電気接続箱 |
| US09/036,383 US6045394A (en) | 1997-03-11 | 1998-03-06 | Electrical connection box assembly with tapered projection |
| CN98107396A CN1068142C (zh) | 1997-03-11 | 1998-03-10 | 带有锥形突出物的电气接线盒组件 |
| EP98104409A EP0872936A1 (en) | 1997-03-11 | 1998-03-11 | Electrical connection box assembly with tapered projection |
| AU58332/98A AU701830B2 (en) | 1997-03-11 | 1998-03-11 | Electrical connection box assembly with tapered projection |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05641297A JP3211707B2 (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 電気接続箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10257637A JPH10257637A (ja) | 1998-09-25 |
| JP3211707B2 true JP3211707B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=13026442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05641297A Expired - Fee Related JP3211707B2 (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 電気接続箱 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6045394A (ja) |
| EP (1) | EP0872936A1 (ja) |
| JP (1) | JP3211707B2 (ja) |
| CN (1) | CN1068142C (ja) |
| AU (1) | AU701830B2 (ja) |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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