JP2002369355A - ワイヤハーネス - Google Patents

ワイヤハーネス

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  • Insulated Conductors (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスの支線の分岐配索方向を規定
方向へ正確に規制する。 【解決手段】 電線群より構成される幹線K−10の支
線S−11、S−12の分岐箇所に結束バンド10のバ
ンド部10bを周回させてバックル部10aの貫通孔1
0dに挿通して締め上げる。この際、貫通孔10dを通
過した範囲となるバンド部10bの通過部分10eを、
ワイヤハーネスW/H−10を車体へ取り付けた際にお
ける支線S−11、S−12の分岐配索方向へ突出させ
ている。突出したバンド部10bの通過部分10eに支
線S−11、S−12を沿わして、テープ巻きして支線
S−11、S−12の分岐配索方向を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤハーネスに関
し、詳しくは、ワイヤハーネスの幹線より分岐する支線
の配索経路の方向精度を高めるものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等における各種電気回路を形成す
るため、車体各所にワイヤハーネスが配索されている。
このワイヤハーネスは電線群を束ねて形成されると共
に、電気回路の形態に合わせて種々の箇所で幹線より支
線が分岐している。
【0003】図9は、従来のワイヤハーネスの生産工程
の一部を示しており、平板の図板Zより立設する治具J
にワイヤハーネスを構成する電線群D−1、D−2等を
多数布線し、所要箇所にテープTを巻き付けて結束する
と共に、クリップ、保護材、コネクタ等の種々の必要な
部品を取り付けて、図10(A)に示すワイヤハーネス
W/H−1を完成させている。
【0004】ワイヤハーネスW/H−1は、幹線K−1
より支線S−1、S−2を分岐しており、また、束ねた
電線や分岐箇所が崩れないようにテープTが巻き付けら
れている。また、ワイヤハーネスW/H−1は二次元平
面上の図板Z上で製作されるため、図10(B)(C)
に示すように、幹線K−1に対する支線S−1、S−2
の分岐方向も二次元平面上に留まり、ワイヤハーネスW
/H−1は二次元形態で構成されている。
【0005】なお、このように完成したワイヤハーネス
W/H−1は、図板上で取り付けられる各種部品の方向
等を指定して、車体への配索時における取り付け方向も
予め定められている。例えば、図10(B)(C)で、
幹線K−1の上部周面K−1aは車体への取付時に上面
側となるようにし、下部周面K−1bは車体への取付時
に下面側となるように指定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11は、ワイヤハー
ネスW/H−1を車体へ規定された方向で取り付け、配
索した状態を示している。車体へ配索されたワイヤハー
ネスW/H−1は、車体に搭載された各種機器等との接
続のため支線S−1、S−2を接続方向へ配索する必要
があり、図11では、支線S−1は上方へ、支線S−2
は左斜め下方へ配索している。
【0007】支線S−1、S−2は二次元平面上で幹線
K−1より水平方向へ延出する形態となっているため、
上記のように規定された方向への配索は、分岐方向を強
引に変更することとなり支線S−1、S−2の分岐根元
が大きく膨らみ、配索スペースを大きく占有してしまう
問題がある。このように大きな配索スペースを占有して
しまうと、配索対象の車体が小型車等であれば、充分な
配索空間を確保できずワイヤハーネスの配索自体に支障
が生じるおそれもある。
【0008】また、支線S−1、S−2の分岐方向を強
引に変更させても、束ねた電線群の復元力等により規定
通りの分岐方向への配索が妨げられ、規定の配索経路よ
りずれてしまい周囲に取り付けられた部品B−1、B−
2と干渉が生じる問題がある。特に、部品B−1、B−
2のエッジ部と干渉すると、支線支線S−1、S−2を
構成する電線を傷つけたり、最悪の場合、断線が生じる
おそれがある。このような事態を防止するには、干渉が
想定される箇所には予め保護チューブC等の保護材を外
装する必要があり、生産コストの上昇を招く問題もあ
る。
【0009】また、上記した問題に加えて、昨今の新型
自動車の開発においては、開発期間の短縮等を図るた
め、生産工程をコンピュータ上で三次元シミュレーショ
ンすることも行われている。上記生産工程のシミュレー
ションには、ワイヤハーネスの配索作業のシミュレーシ
ョンも含まれており、ワイヤハーネスの分岐も三次元的
に想定されるため、実物のワイヤハーネスも上記シミュ
レーションに準じた分岐方向を有していることが強く要
望され始めている。
【0010】本発明は、上記した問題や要望に鑑みてな
されたものであり、幹線から分岐する支線の分岐方向を
規定通りに案内規制することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、電線群より構成される幹線の支線分岐箇
所に周回させた結束バンドのバンド部をバックル部の貫
通孔へ挿通して、上記貫通孔を通過した範囲のバンド部
が上記支線の車体への配索時における分岐配索方向へ突
出させた状態で上記結束バンドを幹線に取り付けると共
に、上記突出した範囲のバンド部に上記支線を沿わして
締結手段で束ね、支線の配索方向を規制する構成として
いることを特徴とするワイヤハーネスを提供している。
【0012】このように結束バンドをバンド部が支線の
規定の分岐方向へ突出するように幹線へ取り付けると共
に支線をバンド部に締結するだけで、確実に支線を規定
の分岐方向へ案内規制することができる。結束バンド自
体は、ワイヤハーネスの製作において多々使用される何
ら特別な部材ではなく、また、サイズ等も豊富に揃った
汎用品であるので、ワイヤハーネスへの適用に要する費
用の上昇も最低限におさえることができる。
【0013】その上、結束バンドは幹線の周囲から任意
の方向へバンド部を突出させて幹線に取り付けることが
可能であるので、要求される支線の分岐方向が360
度、何れの方向でも対応してバンド部を突出できる。よ
って、このように突出したバンド部に支線を沿わして締
結するだけで支線を正確に分岐方向へ容易に配索でき
る。また、結束バンドは通常の電線等の結束に使用する
場合は、バックル部を通過した範囲のバンド部をニッパ
ー等で切除することになるが、本発明では、この通常切
除する範囲を支線の案内に使用するので、バンド部の切
除作業も不要になり、廃棄の対象となる切除したバンド
部の量も解消できる。
【0014】さらに、結束バンドは、幹線における支線
の分岐箇所となる箇所に取り付けるので、分岐箇所は結
束バンド自体で結束されることとなり、従来のように分
岐箇所が崩れないように巻き付けていたテープも不要に
でき、テープ巻き付け量も削減できる。
【0015】上記のようにして完成したワイヤハーネス
の芯線はバンド部を芯として配索方向を規制されるた
め、従来に比べて支線の分岐根元で膨らむ度合いが低減
されて、配索に必要なスペースの削減を図れる。また、
配索方向が規定通りとなることで、車体に取り付けられ
た配索箇所周囲の部品と干渉するおそれも低減でき、そ
れに伴い保護チューブ等の外装保護材の使用量もおさえ
られる。さらに、支線の配索方向が三次元的な規定通り
の方向になることで、生産工程のシミュレーションにお
けるワイヤハーネスに準じた配索形態に、実物のワイヤ
ハーネスを形成できるので、実際のワイヤハーネスの配
索作業をシミュレーションと同等に行うことができ、効
率的な配索作業を実現できる。
【0016】また、上記締結手段は、テープ、結束バン
ド、粘着シート及び面ファスナー付きバンドであること
が好ましい。これらテープ等の締結手段は全てワイヤハ
ーネスの生産工程で現在も使用されているものなので、
作業者も使い慣れており容易にバンド部と支線を束ねる
ことができる。これら締結手段の中で、テープが最も使
いやすいが、使用箇所等による制限で上記した他の部材
を使用するようにしてもよい。また、バンド部は少なく
とも先端を支線と締結するようにして、周囲の部品等と
バンド部が引っ掛からないようにすることが好適であ
る。
【0017】上記バックル部より係止手段を突設して、
幹線の支線分岐箇所を車体の被係止箇所へ上記係止手段
により係止固定している。このようにバックル部よりク
リップや係止羽根等の係止手段を突設すれば、車体側に
設けた係止穴等との係止により、幹線を分岐箇所で車体
に固定でき、固定用に幹線等に取り付ける係止部材の量
を削減できる。
【0018】なお、このように係止手段を突設した結束
バンドは、従来よりワイヤハーネス等の車体への係止固
定に広く使用されており、これらの結束バンドは様々な
寸法や種類のものが出回っているので最適なものを適宜
選択して使用すれば、わざわざ金型を起こして専用のも
のを作る必要もない。特に、係止手段はバックル部より
種々の方向に突設しているタイプがあるので、係止方向
に適したタイプのものを用いればコストの上昇も防止で
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態のワイヤ
ハーネスを図面を参照して説明する。図1は、本発明の
第一実施形態にかかるワイヤハーネスW/H−10であ
り、幹線K−10から二本の支線S−11、S−12が
分岐しており、各分岐箇所に結束バンド10を取り付け
て支線S−11、S−12の分岐配索方向を案内規制し
ている。
【0020】図2にも示すように、幹線K−10に取り
付ける結束バンド10は、通常使用される樹脂製の汎用
品であり、ブロック状のバックル部10aより一面に鋸
歯状の係止部10cを設けたバンド部10bが延在する
と共に、バックル部10aには内部にバンド部10bを
係止する係止片(図示せず)を突設させた貫通孔10d
を設けている。なお、本発明ではバンド部10bを配索
規制用に用いるため、バンド部10bの剛性が高いもの
を用いることが好ましい。
【0021】一方、結束バンド10を取り付ける前の幹
線K−10及び支線S−11、S−12は、従来同様、
組立図板上で電線群を布線して形成されている。なお、
幹線K−10より支線S−11、S−12を夫々分岐さ
せている箇所には、テープを巻き付けていない。
【0022】結束バンド10は、図3(A)(B)に示
すように、幹線K−10の支線S−11の分岐箇所とな
る根元部分K−10aにバンド部10bを周回させて、
バックル部10aの貫通孔10dに挿通して締め上げ、
結束バンド10を取り付けている。この際、バンド部1
0bの貫通孔10dを通過した範囲の部分(以下、通過
部分10eと称す)の突出方向が、支線S−11の車体
への配索時における分岐配索方向と一致するように結束
バンド10を取り付けている。
【0023】即ち、支線S−11の配索方向は図3
(B)における幹線K−10の真上方向に規定されてお
り、それに応じてバンド部10bの通過部分10eも真
上に突出させている。さらに、結束バンド10は、支線
S−11が幹線K−10の上方で真上方向に案内できる
ように、バックル部10aが幹線K−10に対して支線
S−11の分岐箇所と反対側に位置するように取り付け
ている。その結果、バンド部10bの通過部分10eは
幹線K−10の中心を通る垂直線に対して左側へオフセ
ットした位置となっている。
【0024】次に、図4(A)(B)に示すように、支
線S−11を持ち上げてバンド部10bの通過部分10
eに沿わすと共に、締結手段としてテープTを巻き付け
て通過部分10eと支線S−11を締結している。この
テープ巻きの際は、支線S−11の分岐根元S−11a
が膨れないように、できるだけバンド部10bの通過部
分10eの突出箇所の根元近辺で支線S−11とテープ
巻きしている。また、通過部分10eの先端も支線S−
11にテープ巻きして通過部分10eの先端が支線S−
11より離反して、周囲の部品等と引っ掛かるなどの不
具合が発生する事態を防止している。
【0025】このような締結により、支線S−11の分
岐配索方向は、幹線K−10の真上方向となり、規定の
配索方向と一致している。以下、幹線K−10の支線S
−12の分岐根元にも結束バンド10をバンド部10b
が支線S−12の規定の配索方向と一致する方向に突出
するように取り付けると共に、支線S−12をバンド部
10bの通過部分10eにテープTで締結すると共に、
他のコネクタやクリップ等の所要の部材を取り付け、図
1のワイヤハーネスW/H−10を完成している。
【0026】このように完成したワイヤハーネスW/H
−10を、図5に示すように車体に取り付けて配索する
と、支線S−11、S−12の配索方向は設計通りの方
向と合致しているため、周囲の部品B−1、B−2と干
渉することもなく、そのため保護チューブ等の外装保護
材も外装していない。また、支線S−11、S−12の
分岐根元の占有スペースもまた、図11の従来のワイヤ
ハーネスW/H−1に比べて低減され、スペース的に余
裕が生じている。さらに、このような配索経路は、シミ
ュレーションの配索と略同等であるため、シミュレーシ
ョン通りの配索作業も実現している。
【0027】なお、第一実施形態のワイヤハーネスW/
H−10は、上記形態以外の種々の支線の分岐箇所にも
結束バンド10を取り付けて支線の配索方向を規制する
ことが可能であり、また、バンド部と支線の締結には、
テープ以外にも結束バンド、粘着シート、面ファスナー
付きバンド等を適用することが可能である。
【0028】図6は、本発明の第二実施形態の結束バン
ドを取り付ける前の状態の幹線K−20、支線S−2
1、S−22を示しており、結束バンド20は、バック
ル部20aの一側面より係止手段として係止羽根形状の
クリップ20fを突設している。クリップ20f以外
は、第一実施形態の結束バンド10と同様に、貫通孔2
0dを有するバックル部20aより係止部20cを設け
たバンド部20bを延在している。
【0029】一方、幹線K−20、支線S−21、S−
22も第一実施形態と同様に、組立図板上で電線群を布
線して形成され、幹線K−20の支線分岐箇所にはテー
プを巻き付けていない。結束バンド20は、幹線K−2
0の支線S−21の分岐箇所にバンド部20bを周回さ
せて、バックル部20aの貫通孔20dに挿通して締め
上げ、結束バンド20を取り付けている。この際、バン
ド部20bの貫通孔20dを通過した範囲の部分(以
下、通過部分20eと称す)の突出方向が、支線S−2
1の車体への配索時における分岐配索方向(図7(A)
では真上方向)と一致するように結束バンド20を取り
付けている。また、支線S−22に対しては、第一実施
形態と同様の係止手段を突設していない結束バンド10
で分岐方向を規制してワイヤハーネスW/H−20を完
成している。
【0030】完成したワイヤハーネスW/H−20は、
図7(A)(B)に示すように、車体における被係止箇
所となる車体パネルPの係止穴Paへ結束バンド20の
クリップ20fを挿入し、ワイヤハーネスW/H−20
を結束バンド20のクリップ20fで車体へ固定してい
る。よって、第二実施形態のワイヤハーネスW/H−2
0は、支線の分岐箇所で車体へ係止する部分には、クリ
ップ20fを突設した結束バンド20を用いるようにし
て、車体への係止用のクリップ等を取り付ける数を削減
している。
【0031】なお、ワイヤハーネスW/H−20の結束
バンド20は、図7(A)(B)以外の形態にも、車体
への係止方向が相異する場合は、図8のワイヤハーネス
W/H−20’の結束バンド20’のように、バックル
部20a’からのクリップ20f’の突設方向を車体パ
ネルP’の係止穴Pa’の方向と合致する向きに突設す
るようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】上記した説明より明らかなように、本発
明のワイヤハーネスを用いると、結束バンドにより支線
の分岐配索方向を正確に規制できるため、設計通りの配
索を実現でき配索作業性の向上を図れる。また、配索を
規制するのは、ワイヤハーネスの製作に常用する結束バ
ンドなので、製造コストが大幅に上昇することもない。
さらに、分岐配索方向が正確になることで、ワイヤハー
ネスの配索箇所周辺に取り付けられている種々の部品と
干渉するおそれも低減され、ワイヤハーネスに取り付け
る保護チューブ等の外装保護材の数も削減できる。その
上、結束バンドに係止手段を突設すれば、結束バンドを
取り付けた箇所でワイヤハーネスを車体へ取り付けるこ
ともでき、車体への取付用となるクリップ等の各種係止
手段の数も低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態にかかるワイヤハーネ
スの分岐箇所の斜視図である。
【図2】 結束バンドを幹線へ取り付ける前の状態の斜
視図である。
【図3】 (A)は、結束バンドを幹線へ取り付けた状
態の斜視図であり、(B)は幹線を断面とした断面図で
ある。
【図4】 (A)は結束バンドに支線を束ねる状況を示
す斜視図であり、(B)は幹線を断面とした断面図であ
る。
【図5】 完成したワイヤハーネスを車体へ取り付けた
状態を示す幹線を断面とした概略断面図である。
【図6】 本発明の第二実施形態にかかる結束バンドを
幹線へ取り付ける前の状態の斜視図である。
【図7】 (A)(B)は、第二実施形態のワイヤハー
ネスを車体へ取り付ける状態を示す幹線を断面とした概
略断面図である。
【図8】 第二実施形態の変形例のワイヤハーネスの概
略断面図である。
【図9】 電線群を図板上の治具へ布線する状況を示す
概略図である。
【図10】 従来のワイヤハーネスであり、(A)は斜
視図、(B)は(A)におけるX方向からの概略断面
図、(C)は(A)におけるY方向からの概略図であ
る。
【図11】 従来のワイヤハーネスの車体へ取付状態の
概略断面図である。
【符号の説明】
10 結束バンド 10a バックル部 10b バンド部 10e 通過部分 W/H−10 ワイヤハーネス K−10 幹線 S−11、S−12 支線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H023 AA04 AB01 AD08 AE08 5G309 AA01 5G363 AA16 BA02 DA13 DA16 DA20 DC02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線群より構成される幹線の支線分岐箇
    所に周回させた結束バンドのバンド部をバックル部の貫
    通孔へ挿通して、上記貫通孔を通過した範囲のバンド部
    が上記支線の車体への配索時における分岐配索方向へ突
    出させた状態で上記結束バンドを幹線に取り付けると共
    に、上記突出した範囲のバンド部に上記支線を沿わして
    締結手段で束ね、支線の配索方向を規制する構成として
    いることを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 【請求項2】 上記締結手段は、テープ、結束バンド、
    粘着シート及び面ファスナー付きバンドである請求項1
    に記載のワイヤハーネス。
  3. 【請求項3】 上記バックル部より係止手段を突設し
    て、幹線の支線分岐箇所を車体の被係止箇所へ上記係止
    手段により係止固定している請求項1または請求項2に
    記載のワイヤハーネス。
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