JP3438664B2 - 電装品装着ブロック - Google Patents

電装品装着ブロック

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車内に
搭載される電装品が装着される電装品装着ブロックに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用のリレーやコネクタ等
の電装品は、電装品装着ブロックに装着された状態で車
内に搭載されている。従来、この種の電装品装着ブロッ
クの1つとして、図7に示すような電装品装着ブロック
51が知られている。
【0003】同図に示すように、この電装品装着ブロッ
ク51は、本体52と突片54とを備えている。本体5
2は箱状をなし、その上部開口端にはフランジ部53が
形成されている。そして、突片54は、フランジ部53
から水平に延びた状態で、同フランジ部53と一体的に
形成されている。突片54には、上下方向に貫通した貫
通孔55が透設されている。
【0004】この貫通孔55には、ワイヤハーネス56
を結束したクランパ57のクランプ部58が挿通可能と
なっている。このため、クランプ部58を貫通孔55に
挿通させることによって、クランパ57は突片54に固
定される。
【0005】したがって、この電装品装着ブロック51
によれば、ワイヤハーネス56が所定位置で固定される
ため、車両内への搭載時にワイヤハーネス56を所定の
搭載箇所に容易に配置することができる。また、ワイヤ
ハーネス56が振動等によって車両本体やブロック51
近辺の電子機器等の金属部に接触するなどの干渉を防止
することができる。その結果、両者の干渉に起因するワ
イヤハーネス56の断線や電流のリーク等を防止するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来の電装品装着ブロック51は、一対の金型を用いて合
成樹脂を射出成形することによって形成される。詳しく
は、本体52は、図7に矢印F1で示すように上方向に
抜かれる金型(上金型)と、矢印F2で示すように下方
向に抜かれる金型(下金型)とを用いて成形される。こ
こで、突片54の貫通孔55は上下方向に貫通している
ため、突片54の部分についても、上下方向に抜かれる
金型によって成形される。よって、前記一対の金型によ
り、電装品装着ブロック51を比較的容易に成形するこ
とができる。
【0007】ところが、この電装品装着ブロック51で
は、突片54の貫通孔55が上下方向に透設されている
ため、図7に矢印F3で示すように、クランプ部58を
横方向から貫通孔に差し込むことができない。すなわ
ち、電気接続箱51に対してクランパ57を横方向から
取り付けることができない。
【0008】したがって、クランパ57を電装品装着ブ
ロック51に対して横方向から取り付ける場合には、図
8に示すように、突片54をフランジ部53に対して垂
直に形成し、横方向に貫通した貫通孔55を透設する必
要があった。
【0009】しかし、このような突片54に貫通孔55
を設けるためには、前記上金型及び下金型に加え、同図
に矢印F4で示すように横方向に抜かれる別の金型(ス
ライドコア)がさらに必要となる。よって、その分だけ
金型費が高くなり、製造コストが高騰するという不都合
があった。
【0010】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、所定の部品の取り付け方向が電装
品装着ブロックの成形金型の型抜き方向と異なる場合で
あっても、製造コストの高騰を防止することができる電
装品装着ブロックを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、ワイヤハーネスを結
束するクランパを挿通可能な貫通孔を有する突片が本体
に突設された電装品装着ブロックにおいて、前記突片は
前記本体と一体的に形成され、同突片の基端部の厚さ
は、前記突片の先端部の厚さよりも肉薄に設定され、前
記突片が前記肉薄箇所にて屈曲して前記本体の一部に固
定された状態で、前記クランパを前記貫通孔に固定可能
であることを要旨とする。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電装品装着ブロックにおいて、前記突片の先端には
鉤部が設けられ、前記本体には、前記突片を前記肉薄箇
所にて屈曲したときに前記鉤部と係合する係合部が設け
られていることを要旨とする。
【0013】
【0014】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1,2に記載の発明によると、突片は本体と
一体的に形成され、突片の基端部の厚さは、突片の先端
部の厚さよりも肉薄に設定されている。このため、その
肉薄箇所にて突片を屈曲することができる。そして、突
片の屈曲に伴って貫通孔の向きも変化するため、貫通孔
対するクランパの取り付け方向を変化させることがで
きるようになる。よって、貫通孔に対する該クランパの
取り付け方向が電装品装着ブロックの成形金型の型抜き
方向と異なる場合でも、突片を屈曲させることにより、
クランパを所望の方向から貫通孔に取り付けることが
できる。言い換えると、電装品装着ブロックの成形金型
の型抜き方向を変更することなく、その型抜き方向と異
なる方向から該クランパを貫通孔に取り付けることがで
きる。よって、貫通孔に取り付けられるクランパの取付
方向が電装品装着ブロックの成形金型の型抜き方向と異
なる場合であっても、電装品装着ブロックの製造コスト
の高騰化を防止することができる。
【0015】請求項2に記載の発明によると、突片の先
端には鉤部が設けられ、本体には、突片を肉薄箇所にて
屈曲したときに鉤部と係合する係合部が設けられてい
る。このため、突片を屈曲させた状態で固定することが
できる。よって、突片に取り付けられたクランパを所定
の位置に確実に固定することができる。
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車に搭載され
る車両用の電装品装着ブロックに具体化した一実施形態
を図1〜図3に基づき詳細に説明する。
【0018】図1に示すように、電装品装着ブロック1
1は、本体12と突片13とを備えている。本体12及
び突片13は、合成樹脂を射出成形することによって形
成されている。また、本体12及び突片13は、一体に
形成されている。
【0019】本体12は上方に開口した箱状をなし、内
部に種々の電装品を収容可能となっている。また、本体
12の上部開口端には、開口部全周にわたってフランジ
部14が形成されている。こうした本体12は、同図に
矢印F1,F2で示すように、上下方向に抜かれる成形
金型(上金型および下金型)を用いて成形される。
【0020】また、突片13は、本体12の1つの側面
12aの開口部に位置するフランジ部14の一部に形成
されている。図2に併せ示すように、フランジ部14に
おいて突片13の基端に位置する箇所には、上下方向に
貫通した角孔14aが透設されている。そして、その角
孔14aの下方には、側面12aから水平方向に突出す
る係合部15が形成されている。係合部15の先端下面
側には、爪部15aが形成されている。この係合部15
は、上方から視たときに角孔14aとほぼ同形同大とな
るように形成されている。よって、成形金型を角孔14
aに挿通させることにより係合部15を形成することが
できるため、上下方向に抜かれる金型(上金型及び下金
型)を用いて係合部15を成形することができる。
【0021】図1及び図2に示すように、突片13は、
突片本体21とヒンジ部22とから構成されている。突
片本体21は、略長方形状をなしている。ヒンジ部22
は、突片本体21よりも肉薄に設定されている。そし
て、ヒンジ部22は、突片本体21及びフランジ部14
の外側面14bに一体に形成されている。すなわち、突
片本体21は、ヒンジ部22によって本体12に連結さ
れている。突片本体21の略中央には、厚さ方向に貫通
した固定部としての貫通孔21aが透設されている。貫
通孔21aは、長孔状をなしている。また、その貫通孔
21aよりも先端側には、角孔21bが透設されてい
る。そして、その角孔21bよりもさらに先端側には、
鉤部23が突設されている。鉤部23の先端には、前記
係合部15の爪部15aと係合可能な爪部23aが形成
されている。詳しくは、爪部23aは、ヒンジ部22が
屈曲された状態における鉤部23の上面側に形成されて
いる。この爪部23aは、角孔21bとほぼ同形同大と
なるように形成されている。よって、成形金型を角孔2
1bに挿通させることにより爪部23aを成形すること
ができるため、上金型及び下金型を用いて爪部23aを
成形することができる。
【0022】このように構成された突片13は、ヒンジ
部22にて屈曲され、突片本体21が本体12の側面1
2aと平行をなすように配置されている。そして、鉤部
23の爪部23aが係合部15の爪部15aに係合され
ている。よって、突片本体21は、この状態で固定され
ている。このため、貫通孔21aは、水平方向に貫通し
た状態となっている。
【0023】図1及び図2(b)に示すように、突片1
3には、複数の電線からなるワイヤハーネス24が結束
されたクランパ25が取り付けられる。クランパ25
は、ワイヤハーネス24を結束可能な結束部26と、貫
通孔21aに挿通されるクランプ部27とから構成され
ている。クランプ部27は、先端に可撓片28を備えて
おり、この可撓片28が貫通孔21aに挿通されること
によって突片13に固定される。貫通孔21aは水平方
向に貫通した状態となっているため、クランパ25は、
電装品装着ブロック11に対して水平方向(横方向)か
ら取り付けられることとなる。
【0024】ところで、電装品装着ブロック11は、図
3に示すように、突片13のヒンジ部22が屈曲されて
いない状態、すなわち突片13がフランジ部14から水
平に延びた状態で成形される。この状態において貫通孔
21aは、上下方向に貫通している。このため、この貫
通孔21aを、スライドコアを用いることなく、上金型
および下金型のみによって成形することができる。ま
た、角孔21bも上下方向に貫通している。鉤部23の
爪部23aは、成形金型を角孔21bに挿通させること
によって成形されるため、角孔21b及び爪部23aも
上金型および下金型によって成形することができる。よ
って、突片13においても、本体12と同様に上金型お
よび下金型によって成形することができる。したがっ
て、電装品装着ブロック11全体を上金型及び下金型に
よって成形することができる。
【0025】そして、突片13は、図3(b)に矢印F
5で示すように、ヒンジ部22を支点として屈曲され
る。屈曲された後、突片13は、鉤部23の爪部23a
が係合部15の爪部15aに係合されることによって固
定される。これにより、クランパ25は、がたつくこと
なく突片13に取り付けられる。よって、この電装品装
着ブロック11によれば、車両内への搭載時にワイヤハ
ーネス24を所定の搭載箇所に容易に配置することがで
きる。また、ワイヤハーネス24が振動等によって車両
本体やブロック11近辺の電子機器等の金属部に接触す
るなどの干渉を防止することができる。その結果、両者
の干渉に起因するワイヤハーネス24の断線や電流のリ
ーク等を防止することができる。
【0026】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)突片13の基端部には、突片13の先端部である
突片本体21よりも肉薄なヒンジ部22が形成されてい
る。このため、このヒンジ部22にて突片13を屈曲す
ることができる。よって、本体12と同様に上金型およ
び下金型を用いて突片13を成形した場合でも、突片1
3を屈曲させることにより、該金型の抜き方向と異なる
方向からワイヤハーネス24を突片13に取り付けるこ
とができる。言い換えると、電装品装着ブロック11の
成形金型の型抜き方向を変更することなく、その型抜き
方向と異なる方向からワイヤハーネス24を突片13に
取り付けることができる。その結果、突片13に取り付
けられるワイヤハーネス24の取付方向が電装品装着ブ
ロック11の成形金型の型抜き方向と異なる場合であっ
ても、電装品装着ブロック11の製造コストの高騰化を
防止することができる。
【0027】(2)突片13の先端には鉤部23が設け
られ、本体12には、突片13をヒンジ部22にて屈曲
したときに鉤部23と係合する係合部15が設けられて
いる。このため、突片13を屈曲させた状態で固定する
ことができる。よって、突片13に取り付けられたワイ
ヤハーネスを所定の位置に確実に固定することができ
る。したがって、電装品装着ブロック11の搭載時にワ
イヤハーネス24を所定箇所に容易に配置することがで
き、かつワイヤハーネス24の他の部品との干渉に起因
する断線や電流のリーク等を防止することができる。
【0028】(3)突片13の基端部にヒンジ部22を
形成し、このヒンジ部22によって肉薄箇所を構成して
いる。このため、突片13を簡単に屈曲させることがで
きる。
【0029】(4)本実施形態の電装品装着ブロック1
1と、前述した従来の電装品装着ブロック51とを比較
すると、構成の相違点が、突片13の基端部にヒンジ部
22を形成した点および係合部15を形成した点につい
てのみである。このため、電装品装着ブロック11の成
形金型の変更箇所が少なく、大幅な設計変更を必要とし
ない。したがって、電装品装着ブロック11の製造コス
トの高騰化をより防止することができる。
【0030】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記実施形態では、突片13の基端部にヒンジ部2
2を形成し、このヒンジ部22にて突片13を屈曲でき
るようにしている。しかし、例えば図4に示すように、
突片13の基端部に、単に薄く設定された肉薄部31を
設け、この肉薄部31にて突片13を屈曲できるように
してもよい。要するに、突片13の基端部は肉薄となっ
ていれば、その形状はどのようであってもよい。
【0031】・ 前記実施形態では、係合部15の爪部
15aを同係合部15の先端下面側に形成するととも
に、鉤部23の爪部23aを、突片13の屈曲状態にお
ける鉤部23の上面側に形成している。しかし、図5に
示すように、係合部15の爪部15aを同係合部15の
先端上面側に形成するとともに、鉤部23の爪部23a
を、突片13の屈曲状態における鉤部23の下面側に形
成するようにしてもよい。このようにすれば、突片本体
21に設けた角孔21bを省略しても、爪部23aを上
金型および下金型によって成形することができる。この
ため、電装品装着ブロック11の成形金型をより簡単な
構成にすることができる。
【0032】・ 前記実施形態では、本体12の側面1
2aに係合部15を形成するとともに突片13の先端に
鉤部23を形成し、その係合部15と鉤部23とを係合
させることによって突片13を本体12に固定してい
る。しかし、図6に示すように、該係合部15を省略す
るとともに、該鉤部23に代えて、突片13の先端に固
定片32を形成する。そして、接着剤等を用いて、その
固定片32の先端を本体12の側面12aに固着させる
ようにしてもよい。このようにしても、突片13を本体
12に固定することができる。しかも、このようにすれ
ば、電装品装着ブロック11が簡単な構成となり、その
製造コストを低減することができる。
【0033】・ 突片13の基端部を、屈曲されていな
い状態でも充分にその状態を維持することが可能な肉厚
に設定する。言い換えれば、該基端部をあまり肉薄に設
定せず、突片13にある程度の力を加えて初めて屈曲可
能な肉厚に設定する。このようにすれば、クランパ25
を突片13に対して多方向から取り付けることができる
ようになる。
【0034】・ 前記実施形態では、ワイヤハーネス2
4がクランパ25を介して電装品装着ブロック11に取
り付けられている。しかし、電装品装着ブロック11に
取り付けられる部品は、ワイヤハーネスに限らず、例え
ばコネクタやコネクタホルダなどの他の部品であっても
よい。
【0035】・ 前記実施形態では、クランパ25が突
片13に取り付けられている。しかし、突片13に取り
付けられる部品は、クランパ25に限らず、貫通孔21
aを介してボルトとナットとによって締結されるような
部品であってもよい。
【0036】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1) 所定の部品を装着可能な固定部を有する突片が
本体に突設された電装品装着ブロックにおいて、前記突
片の基端部に、易屈曲箇所を設けたこと。
【0037】(2) 所定の部品を装着可能な固定部を
有する突片が本体に突設された電装品装着ブロックにお
いて、前記突片の基端部は、可撓性を有すること。 (3) 請求項1、技術的思想(1),(2)に記載の
電装品装着ブロックにおいて、前記突片の先端は、前記
本体の一部に固定されていること。この技術的思想
(3)に記載の発明によれば、突片に取り付けられた部
品を所定の位置に確実に固定することができ、該部品が
電装品装着ブロックに衝突するのを防止することができ
る。
【0038】(4) 請求項1,2、技術的思想(1)
〜(3)のいずれか1項に記載の電装品装着ブロックに
おいて、前記肉薄箇所は、ヒンジ部であること。この技
術的思想(4)に記載の発明によれば、突片を簡単に屈
曲させることができる。
【0039】(5) 請求項1,2、技術的思想(1)
〜(4)のいずれか1項に記載の電装品装着ブロックに
おいて、当該電装品装着ブロックは、合成樹脂製である
こと。
【0040】(6) 所定の部品を装着可能な固定部を
有する突片が本体に突設された電装品装着ブロックの製
造方法において、前記突片の基端部を先端部よりも肉薄
に設定して、前記突片及び前記本体を上下方向に抜かれ
る成形金型によって成形し、前記突片を前記肉薄箇所に
て屈曲させた状態で該突片の先端を前記本体の一部に固
定することを特徴とする電装品装着ブロックの製造方
法。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1,2に
載の発明によれば、貫通孔に取り付けられるクランパの
取付方向が電装品装着ブロックの成形金型の型抜き方向
と異なる場合であっても、電装品装着ブロックの製造コ
ストの高騰化を防止することができる。
【0042】請求項2に記載の発明によれば、突片に取
り付けられたクランパを所定の位置に確実に固定するこ
とができ、該クランパが他の部品に干渉するのを防止す
ることができる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電装品装着ブロックの一実施形態を示
す斜視図。
【図2】(a)は同実施形態の電装品装着ブロックの一
部を拡大して示す斜視図、(b)は(a)のA−A線断
面図。
【図3】(a)は同実施形態の電装品装着ブロックの一
部を拡大して示す斜視図、(b)は(a)のA−A線断
面図。
【図4】(a),(b)ともに、他の実施形態の電装品
装着ブロックの一部を示す断面図。
【図5】他の実施形態の電装品装着ブロックの一部を示
す断面図。
【図6】他の実施形態の電装品装着ブロックの一部を示
す断面図。
【図7】従来の電装品装着ブロックを示す斜視図。
【図8】従来の電装品装着ブロックを示す斜視図。
【符号の説明】
11…電装品装着ブロック、12…本体、13…突片、
15…係合部、15a…爪部、21…突片本体、21a
…貫通孔、22…肉薄箇所としてのヒンジ部、23…鉤
部、23a…爪部、24…ワイヤハーネス、25…クラ
ンパ、27…クランプ部、31…肉薄箇所としての肉薄
部、32…固定片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/08 H02G 3/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスを結束するクランパを挿
    通可能な貫通孔を有する突片が本体に突設された電装品
    装着ブロックにおいて、 前記突片は前記本体と一体的に形成され、同突片の基端
    部の厚さは、前記突片の先端部の厚さよりも肉薄に設定
    され 前記突片が前記肉薄箇所にて屈曲して前記本体の一部に
    固定された状態で、前記クランパを前記貫通孔に固定可
    能である ことを特徴とする電装品装着ブロック。
  2. 【請求項2】 前記突片の先端には鉤部が設けられ、前
    記本体には、前記突片を前記肉薄箇所にて屈曲したとき
    に前記鉤部と係合する係合部が設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載の電装品装着ブロック。
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