JP3140675B2 - 端子用キャップ及び端子へのキャップ取付構造 - Google Patents

端子用キャップ及び端子へのキャップ取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子を加締めた電
線の端末を収容する端子用キャップと、このキャップを
端子に取り付けるキャップ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両の電気系統の電線接続部に
は、電気絶縁、防水、防塵などの目的で端子用キャップ
が取り付けられる。この端子用キャップには、振動など
による端子用キャップの動き(がた)を抑え、がたによ
る電線端末や端子との擦れや端子用キャップの脱落等を
防止するための固定機能が要求される。
【0003】このような端子用キャップ及びキャップを
端子に取り付けるキャップ取付構造の従来例には、実開
平6−54222号公報に開示されたものが知られてい
る。
【0004】図6乃至図11はこの公報に開示された端
子用キャップの要部断面を示すものである。これらの図
面において、1は端子用キャップのアーム保持部であ
り、3は電線であり、5は電線3に圧着された端子の圧
着部である。端子用キャップはプラスチックの成形品で
あり、アーム保持部1は、一対の支持アーム7、7の先
端を当接アーム9で連結し、コの字状に形成されてい
る。
【0005】端子用キャップは開閉可能な固定部と蓋部
とから構成され、アーム保持部1はこの蓋部と一体に形
成されている。端子用キャップは、電線3に加締めた端
子を、例えば、スターターやオルタネータの接続部に接
続した後、電線3の圧着部5をアーム保持部1で挟んで
蓋部を閉じ、電線3と端子の圧着部5の電気絶縁、防
水、防塵などを行う。
【0006】端子用キャップの蓋部を閉じると、アーム
保持部1は図7のように圧着部5に押圧され、図8のよ
うに撓む。この撓みによるばね力によって端子用キャッ
プが圧着部5に固定されて、端子用キャップのがたが抑
えられ、端子用キャップと電線3や端子や圧着部5との
こすれが防止されると共に、端子用キャップの脱落が防
止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、端子には種
々のサイズがあり、端子が大型で、図9のように、圧着
部11の幅W1がアーム保持部1の幅W2より広くなる
と、図10のように、圧着部11がアーム保持部1を押
しても、図11のように、当接アーム9は撓まずに支持
アーム7が挫屈あるいは破損する。このように、大型端
子ではアーム保持部1のばね力による端子用キャップの
がた防止機能が得られない上に、端子用キャップを閉じ
るときに大きな力が必要であり、端子用キャップの取り
付け作業性が悪い。
【0008】従って、大型端子用には大型の端子用キャ
ップを用いなければならず、それだけ多種類の端子用キ
ャップが必要で、部品点数と管理工数とが増加し、コス
ト高になる。
【0009】本発明は、上記の事情を考慮し、大型の端
子に用いても所望のがた防止機能が得られると共に、部
品点数やコストを低減できる端子用キャップと、このキ
ャップを端子に取り付けるキャップ取付構造とを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電線
端末に加締め接続された端子と共に、電線の端末部分が
収容されるキャップ本体と、このキャップ本体内に突設
されて電線端末を加締める前記端子の加締め部を押圧す
る可撓性のアーム保持部とを備えた端子用キャップであ
って、前記アーム保持部に前記加締め部に当接する凸部
を設けたことを特徴とする。
【0011】このように、請求項1記載の端子用キャッ
プは、端子の加締め部に当接する凸部をアーム保持部に
設けたから、端子用キャップの取り付けに当たって、こ
の凸部だけが加締め部に当接する。従って、端子の加締
め部の幅がアーム保持部の幅より狭い場合は勿論、端子
の加締め部の幅がアーム保持部の幅より広くても、アー
ム保持部は、従来例のように挫屈せず、ばね性が保たれ
る。
【0012】こうして、請求項1記載の端子用キャップ
は、大型端子に用いても所望のがた防止機能(端子用キ
ャップの固定機能)が得られ、がたによる電線端末や端
子とのこすれや端子用キャップの脱落等が防止される。
【0013】このように小型端子から大型端子にまで広
く用いることができ、小種類の端子用キャップを多種類
の電線端末や端子に適用可能であるから、従来例と異な
って、請求項1記載の端子用キャップは沢山の種類を用
意する必要がなく、部品点数と管理工数とコストとが低
減する。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の端子用
キャップであって、前記キャップ本体の内部から突設さ
れた一対の支持アームと、これら支持アームの先端部を
連結する当接アームとによってコの字形状に前記アーム
保持部が形成されると共に、この当接アームに前記凸部
を設けたことを特徴とし、請求項1の構成と同様の効果
を得る。
【0015】これに加えて、アーム保持部を一対の支持
アームとこれらを連結する当接アームによってコの字形
状に形成し、この当接アームに凸部を設けたことによ
り、凸部が端子の加締め部に押圧されると、当接アーム
だけでなく両支持アームも撓むから、それだけ大きなば
ね力と端子用キャップの固定機能とが得られる。
【0016】また、当接アームと支持アームの両方が撓
むことによってアーム保持部全体の可能撓み量が大きく
なるから、大型端子に対する適応性が更に向上する。
【0017】請求項3の発明は、請求項2記載の端子用
キャップであって、前記凸部が当接アームの中央部に設
けられていることを特徴とし、請求項2の構成と同様の
効果を得る。
【0018】これに加えて、凸部を当接アームの中央部
に設けたことにより、凸部が端子の加締め部に押圧され
たとき、当接アームと支持アームとが凸部の両側で均等
に撓むから、凸部には両側から等分のばね力が作用し、
端子用キャップの固定機能が正常に保たれる。また、ア
ーム保持部に無理な力が働かないから、耐久性も向上す
る。
【0019】また、端子の加締め部には、その幅方向の
中央に凹部が形成されるから、当接アームの中央部に設
けた凸部とこの加締め部の凹部とが係合し、この係合に
よって端子用キャップが正常な位置にガイドされると共
に、端子用キャップの固定機能が更に向上する。
【0020】請求項4の発明は、請求項2記載の端子用
キャップであって、当接アーム上のの支持アーム方向に
前記凸部が複数個設けられていることを特徴とし、請求
項2の構成と同様の効果を得る。
【0021】これに加えて、凸部を当接アーム上の支持
アーム方向(加締め部の幅方向)に複数個設けたことに
より、凸部と加締め部間の摩擦力が増加し、端子用キャ
ップの固定機能が向上する。
【0022】また、凸部を複数個設けたことによって、
支持アームの基部から凸部までの距離が短くなるから、
僅かな撓みで大きなばね力が得られ、端子用キャップ固
定機能が強化される。
【0023】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
記載のいずれか一項に記載の端子用キャップであって、
前記凸部の先端を球状にしたことを特徴とし、請求項1
乃至請求項4の構成と同様の効果を得る。
【0024】これに加えて、凸部の先端形状を球状にし
たことにより、当接アームが端子の加締め部と直接接触
しないための適度な高さが確保し易くなると共に、ま
た、プラスチックの凸部に充分な強度を与えることがで
きる。
【0025】請求項6の発明は、電線端末に加締め接続
された端子と共に、電線の端末部分が収容されるキャッ
プ本体と、このキャップ本体内に突設されて電線端末を
加締める前記端子の加締め部を押圧する可撓性のアーム
保持部とを備えた端子用キャップを端子に取り付ける端
子へのキャップ取り付け構造であって、前記アーム保持
部に前記加締め部に当接する凸部を設けたことを特徴と
する。
【0026】このキャップ取り付け構造は、アーム保持
部に前記加締め部に当接する凸部を設けたことにより、
請求項1の構成と同様に、端子用キャップの取り付けに
当たって、凸部だけが加締め部に当接するから、端子の
加締め部の幅がアーム保持部の幅より狭い場合は勿論、
端子の加締め部の幅がアーム保持部の幅より広くても、
アーム保持部は挫屈せず、ばね性が保たれる。
【0027】従って、このキャップ取り付け構造は、大
型端子に用いても、がたによる電線端末や端子とのこす
れや脱落等を防止できると共に、小種類の端子用キャッ
プを多種類の電線端末や端子に適用可能であるから、作
業性が高く、それだけコストが低減する。
【0028】請求項7の発明は、請求項6記載の端子へ
のキャップ取り付け構造であって、端子用キャップが請
求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の端子用キャ
ップであることを特徴とし、請求項6の構成と同様な効
果を得る。
【0029】これに加えて、端子用キャップに請求項2
乃至請求項5のいずれか一項の構成のものを用いたこと
により、各構成の上記のような効果を得る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の端子用キャップ及
び端子へのキャップ取付構造の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。この実施形態は請求項1、2、3、5、
6、7の特徴を備えている。なお、以下の説明の中で符
号のない部材は図示されていない。
【0031】図1はこの実施形態の端子用キャップ21
とその取付構造、大径の電線23、大型端子25などの
斜視図、図2は端子用キャップ21を図1のA−A線で
切断し、端子用キャップ21の要部を示す斜視図、図3
乃至図5はそれぞれ端子用キャップ21と電線23と端
子25の断面図である。
【0032】図1において、27はスターターやオルタ
ネータのような車載装置である。端子25の加締め部2
9は電線23の端部に加締められている。
【0033】端子用キャップ21のキャップ本体30は
プラスチック製であり、ベース31と、開閉可能なカバ
ー33、35とからなっている。端子25と電線23は
ベース31に設けられた電線用の挿通孔37に挿通した
後、端子25の孔39をベース31の下部に設けた開口
から装置27の接続ボルト41に通し、端子25をナッ
ト43で固定する。
【0034】その後、カバー33、35を閉じてベース
31にロックする。こうして、端子用キャップ21が取
り付けられると、収容された端子25と電線23が電気
絶縁・防水・防塵される。
【0035】図2のように、カバー35にはアーム保持
部45が一体に形成されている。このアーム保持部45
とキャップ本体30とで端子用キャップ21が構成され
ている。
【0036】図3ないし図5のように、アーム保持部4
5は、カバー35の内壁から突設された一対の支持アー
ム47と、両支持アーム47の先端部を連結する当接ア
ーム49とによってコの字形状に形成されている。
【0037】この当接アーム49には半球状の凸部51
が設けられており、この凸部51は当接アーム49の中
央に配置されている。
【0038】図3のように、加締め部29の幅W3はア
ーム保持部45の支持アーム47の幅W4より広い。
【0039】次に作用を説明する。
【0040】上記のように、カバー35を閉じると、当
接アーム49の凸部51が、図4のように、端子25の
加締め部29によって押圧され、この押圧力によって両
側の支持アーム47が僅かに撓み、図5のように、当接
アーム49が大きく撓む。加締め部29の幅方向の中央
には凹部53が形成されており、加締め部29に押圧さ
れると、凸部51はこの凹部53と係合する。
【0041】端子用キャップ21は各アーム49、4
7、47の撓みによるばね力によって加締め部29に固
定されると共に、端子用キャップ21のがたが抑えら
れ、車両の走行時の振動などを受けても、がたによる端
子用キャップ21と加締め部29、端子25、電線23
とのこすれや端子用キャップ21の脱落等が防止され
る。
【0042】このように、加締め部29に当接する凸部
51を当接アーム49に設けたから、加締め部29の幅
がアーム保持部45の幅より狭い場合は勿論、上記のよ
うに加締め部29がアーム保持部45より広くても、支
持アーム47、47が従来例のように挫屈することはな
く、アーム保持部45のばね性が保たれる。
【0043】端子用キャップ21は、このように小型端
子から大型端子にまで広く用いることができるから、従
来例と異なって、サイズの異なる多種類の端子に対応す
るために沢山の種類を用意する必要がなく、部品点数と
管理工数とコストとが低減する。
【0044】また、一対の支持アーム47と当接アーム
49とでアーム保持部45をコの字形状に形成したか
ら、凸部51が加締め部29に押圧されると、当接アー
ム49だけでなく両支持アーム47も撓み、ばね力と端
子用キャップ21の固定機能とがそれだけ大きくなる。
【0045】更に、当接アーム49と支持アーム47、
47の両方が撓むことによってアーム保持部45全体の
可能な撓み量が大きくなるから、大型端子に対する適応
性が更に向上する。
【0046】これに加えて、凸部51を当接アーム49
の中央部に設けたことにより、凸部51が押圧されたと
き、当接アーム49と支持アーム47とが凸部51の両
側で均等に撓む。従って、凸部51には両側から等分の
ばね力が作用し、端子用キャップ21の固定機能が正常
に保たれると共に、アーム保持部45に無理な力が働か
ないから、耐久性も向上する。
【0047】また、上記のように、凸部51が加締め部
29の中央に形成された凹部53と係合するから、この
係合によって端子用キャップ21が正常な位置にガイド
されると共に、固定機能が更に向上する。
【0048】更に、凸部51の先端形状を球状にしたこ
とにより、当接アーム49が加締め部29と直接接触し
ないための適度な高さを確保し易く、また、プラスチッ
クの凸部51に充分な強度を与えることができる。
【0049】また、この実施形態のキャップ取り付け構
造は、上記のように、小種類の端子用キャップ21で多
種類の電線端末や端子に適用可能であるから、作業性が
高く、それだけコストを低減できる。
【0050】なお、本発明において、アーム保持部のば
ね力は、厚肉や幅などを変えることによって所望の強さ
に調整できる。
【0051】また、アーム保持部は電線の長手方向に複
数個設けてもよい。こうすれば、段差のある加締め部に
も対応できる。
【0052】
【発明の効果】上記の説明のように、請求項1記載の発
明によれば、アーム保持部に設けられた凸部が加締め部
に当接してアーム保持部を撓ませるから、加締め部の幅
がアーム保持部の幅より広くても、従来例と異なって、
アーム保持部は挫屈せずばね性が保たれる。こうして、
端子用キャップの正常ながた防止機能が得られ、電線端
末や端子とのこすれや端子用キャップの脱落等が防止さ
れる。
【0053】また、このように小型端子から大型端子に
まで広く適用可能であり、サイズの異なる多種類の端子
に対応するために沢山の種類を用意する必要がないか
ら、部品点数と管理工数とコストとが低減する。
【0054】請求項2の発明によれば、凸部が押圧され
ると、当接アームと支持アームの両方が撓み、それだけ
大きなばね力と端子用キャップの固定機能とが得られ
る。
【0055】また、アーム保持部全体の撓み量が大きく
なり、大型端子に対する適応性が更に向上する。
【0056】請求項3の発明によれば、加締め部に押圧
されたとき、凸部には両側から等分のばね力が作用し、
端子用キャップの固定機能が正常に保たれると共に、ア
ーム保持部に無理な力が働かず、耐久性が向上する。
【0057】また、加締め部の幅方向中央に形成された
凹部と当接アームの中央部の凸部との係合によって、端
子用キャップの位置ガイド機能が得られ、固定機能が向
上する。
【0058】請求項4の発明によれば、複数個設けた凸
部によって凸部と加締め部との摩擦力が増加し、端子用
キャップの固定機能が向上する。
【0059】また、凸部を複数個設けたことによって、
支持アームの基部から凸部までの距離が短くなり僅かな
撓みで大きなばね力が発生し、端子用キャップ固定機能
が強化される。
【0060】請求項5の発明によれば、凸部の先端を球
状にしたことにより、当接アームと加締め部との間隔が
適度に保たれると共に、プラスチックの凸部に充分な強
度を与えることができる。
【0061】請求項6の発明のキャップ取り付け構造に
よれば、端子用キャップの取り付けに当たって、加締め
部が大型であっても凸部だけが加締め部に当接し、アー
ム保持部の挫屈が防止され、ばね性が保たれる。
【0062】従って、この取り付け構造は、小型端子か
ら大型端子まで広く用いることができ、がたによる端子
用キャップと電線端末や端子とのこすれや端子用キャッ
プの脱落等を防止すると共に、小種類の端子用キャップ
で多種類の電線端末や端子に対応できるから、取付け作
業性が高く、コストが低減する。
【0063】請求項7の発明のキャップ取り付け構造に
よれば、請求項2乃至請求項5の各構成の端子用キャッ
プを用いたことにより、これら各構成の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の端子用キャップとその取
付構造及び電線と端子などの斜視図である。
【図2】図2は図1の端子用キャップをAーA線で切断
して要部を示す斜視図である。
【図3】図1の実施形態の端子用キャップ(アーム保持
部)と加締め部とを示す断面図である。
【図4】図1の実施形態の端子用キャップ(アーム保持
部)と加締め部とを示す断面図であり、加締め部がアー
ム保持部の凸部を押圧し始めた状態を示す。
【図5】図1の実施形態の端子用キャップ(アーム保持
部)と加締め部とを示す断面図であり、アーム保持部の
凸部が加締め部に押圧された後の状態を示す。
【図6】従来例の端子用キャップ(アーム保持部)と適
正サイズの端子の圧着部とを示す断面図である。
【図7】図6の従来例の端子用キャップ(アーム保持
部)と端子の圧着部の断面図であり、加締め部がアーム
保持部を押圧し始めた状態を示す。
【図8】図6の従来例の端子用キャップ(アーム保持
部)と端子の圧着部の断面図であり、アーム保持部が加
締め部に押圧された後の状態を示す。
【図9】従来例の端子用キャップ(アーム保持部)と過
大サイズの端子の圧着部とを示す断面図である。
【図10】図9の従来例の端子用キャップ(アーム保持
部)と端子の圧着部の断面図であり、加締め部がアーム
保持部を押圧し始めた状態を示す。
【図11】図9の従来例の端子用キャップ(アーム保持
部)と端子の圧着部の断面図であり、アーム保持部が加
締め部に押圧された後の状態を示す。
【符号の説明】
21 端子用キャップ 23 電線 25 端子 29 端子の加締め部 30 キャップ本体 45 アーム保持部 47 支持アーム 49 当接アーム 51 凸部(先端が球状の突起) 53 加締め部の凹部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線端末に加締め接続された端子と共
    に、電線の端末部分が収容されるキャップ本体と、この
    キャップ本体内に突設されて電線端末を加締める前記端
    子の加締め部を押圧する可撓性のアーム保持部とを備え
    た端子用キャップであって、前記アーム保持部に前記加
    締め部に当接する凸部を設けたことを特徴とする端子用
    キャップ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記キャ
    ップ本体の内部から突設された一対の支持アームと、こ
    れら支持アームの先端部を連結する当接アームとによっ
    てコの字形状に前記アーム保持部が形成されると共に、
    この当接アームに前記凸部を設けたことを特徴とする端
    子用キャップ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明であって、前記凸部
    が当接アームの中央部に設けられていることを特徴とす
    る端子用キャップ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の発明であって、当接アー
    ム上の支持アーム方向に前記凸部が複数個設けられてい
    ることを特徴とする端子用キャップ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載のいずれか一
    項に記載の発明であって、前記凸部が、先端部が球状の
    突起であることを特徴とする端子用キャップ。
  6. 【請求項6】 電線端末に加締め接続された端子と共
    に、電線の端末部分が収容されるキャップ本体と、この
    キャップ本体内に突設されて電線端末を加締める前記端
    子の加締め部を押圧する可撓性のアーム保持部とを備え
    た端子用キャップを端子に取り付ける端子へのキャップ
    取り付け構造であって、前記アーム保持部に前記加締め
    部に当接する凸部を設けたことを特徴とする端子へのキ
    ャップ取付構造。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の発明であって、端子用キ
    ャップが請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の
    端子用キャップであることを特徴とする端子へのキャッ
    プ取付構造。
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