JP4818034B2 - 端子カバー - Google Patents

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本発明は、本体と蓋体とを有して接続端子を絶縁及び保護する合成樹脂製の端子カバーに関し、詳しくは、蓋体の内面に接続端子の加締め部を押さえる加締め押さえ部を有する端子カバーに関する。
例えば車両に搭載される機器等の端子は、振動を受けても緩みが生じないように、電線端末の接続端子をボルト及びナットで締め付けて接続する構造を有している。このようなボルト及びナットで締め付けた接続部分を外力から保護し且つ絶縁するためには、接続端子に端子カバーを設けることが一般的である(例えば下記特許文献1、2参照)。
図17ないし図22を参照しながら従来の端子カバーについて説明する。従来の端子カバー101は、本体102と、この本体102に一体となる蓋体103とを備えて構成されている。端子カバー101は、絶縁性を有する合成樹脂材料を用いて成形されている。
本体102は、端子保護部104と電線保護部105の二つの部分を有している。端子保護部104は、例えば機器側に設けられるボルトナット型の固定端子106を囲むような形状に形成されている。端子保護部104は、環状に形成されている。電線保護部105は、固定端子106に接続される接続端子107と電線108の端末部分との接続がなされる電線端末接続部分を収納することができるように形成されている。
接続端子107は、上記電線端末接続部分を構成する電線接続部109と、この電線接続部109に連続する端子本体110とを有している。端子本体110は、板状に形成されている。端子本体110の中央には、固定端子106のボルト部分111を挿通する貫通孔112が形成されている。
蓋体103は、端子保護部104の上面開口を覆う前カバー113と、電線保護部105の上面開口を覆う後カバー114とを有している。後カバー114は、この一側壁が電線保護部105の一側縁にヒンジ115を介して開閉自在に連結されている。前カバー113は、この後縁が後カバー114の前縁にヒンジ116を介して開閉自在に連結されている。前カバー113は、これを開いた状態で、固定端子106のボルト部分111にナット117を締め付けることができるように形成されている。
後カバー114の他側壁には、係止枠118が形成されている。また、電線保護部105の他側縁には、係止突起119が形成されている。後カバー114を閉じて電線保護部105を覆うと、係止枠118と係止突起119とに引っ掛かり合いが生じ、これによって後カバー114は閉止状態が保持されるようになっている。
後カバー114の内面124には、断面視コ字状の加締め押さえ部125が形成されている。加締め押さえ部125は、後カバー114を閉じて電線保護部105を覆った状態において、接続端子107における電線接続部109の加締め部分に接触してこの加締め部分を押さえることができるように形成されている。
端子保護部104の両側縁には、前カバー113を閉止状態にした時に、前カバー113の両側壁の外側に位置するような一対の狭持壁120が形成されている。この各狭持壁120の内面下部には、係止孔121が形成されている。一方、前カバー113の両側壁の外側下部には、前カバー113を閉止状態にした時に、係止孔121に係止される係止突起122が形成されている。係止孔121と係止突起122は、端子保護部104と前カバー113との係止機構を構成する部分として形成されている。
前カバー113の両側壁には、切り込み部123が形成されている。この切り込み部123は、係止突起121の近傍に形成されている。前カバー113の両側壁は、切り込み部123によって部分的に撓み易くなるように形成されている。
上記構成に基づいて、端子カバー101の組み立て及び使用形態を説明する。先ず、予め電線108の端末に接続した接続端子107に端子カバー101を装着する。具体的には、電線保護部105に対し、後カバー114を開いた状態にする。そして、上記電線端末接続部分を電線保護部105に収納し、後カバー114を閉じる。
この時、接続端子107の端子本体110は、端子保護部104内に位置する。後カバー114を閉じると、コ字状の加締め押さえ部125は、電線接続部109の加締め部分に接触して加締め部分を押さえ付ける。
前カバー113は、開いたままでは不安定で損傷しやすいことから、次に前カバー113を閉じた状態にする(上記係止機構によって前カバー113を端子保護部104にロックする)。前カバー113は、閉じた状態で次の組み立て工程へ搬入される。
組み立て工程では、先ず、作業員が電線108を持ちながら端子カバー101を先にして狭いスペースに差し込み、電線108を配索する作業を行う。電線108の配索は、固定端子106を目指して行う。端子カバー101に保護された接続端子107が固定端子106に近づくと、次に、前カバー113と端子保護部104とのロックを解除して前カバー113を開く。
続いて、接続端子107の端子本体110を固定端子106のボルト部分111に嵌挿し、この状態でナット117を締め付ける作業を行う。接続端子107と固定端子106との接続が完了したら、前カバー113を閉じる作業を行う(前カバー113を端子保護部104にロックする)。以上により一連の作業が完了する。
実開平6−54222号公報 特開平6−267600号公報
従来の端子カバー101は、接続端子107のサイズ(言い換えれば電線108のサイズ)に応じて各種のものが用意されている。しかしながら、接続端子107のサイズに応じて端子カバー101をそれぞれ用意するのでは、部品管理が煩雑になる等の様々な問題点が生じてしまうことになる。そこで、接続端子107のサイズにとらわれないような、共用可能となる端子カバーの提供が強く要望されるようになってきている。
端子カバーの共用化を図る場合に問題となるのは、上記端子カバー101の例で指摘すると、加締め押さえ部125の形状(コ字状)である。電線108のサイズが異なると、接続端子107の電線接続部109の加締め部分も幅W及び高さHが当然に異なってくることから、コ字状の加締め押さえ部125では、高さHの低い電線接続部109(電線108のサイズが小)に合わせて加締め押さえ部125を長く形成すると、高さHの高い電線接続部109(電線108のサイズが大)には長すぎて後カバー114を閉じることができない等の不具合が生じてしまうからである。
また、逆に高さHの高い電線接続部109(電線108のサイズが大)に合わせて加締め押さえ部125を短く形成すると、高さHの低い電線接続部109(電線108のサイズが小)では、高さ方向P及び幅方向Qに接続端子107がガタ付いてしまうという不具合が発生してしまうことになる。従って、コ字状の加締め押さえ部125では、端子カバーの共用化を図ることが困難であるということが言える。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、接続端子サイズにとらわれずに共用可能となる端子カバーを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の端子カバーは、電線の端末に取り付けられた状態でボルトナット型固定端子に接続される接続端子を絶縁及び保護するための合成樹脂製の端子カバーであって、端子保護部及び電線保護部を有する本体と、該本体を覆う蓋体とを含み、該蓋体の内面に前記接続端子における電線接続部の加締め部を押さえる加締め押さえ部を有する端子カバーにおいて、前記加締め押さえ部を、前記加締め部の幅方向で所定の間隔に配置するとともに、前記加締め部に接触するとこの接触した状態で前記幅方向外側に開く一対の板バネ形状に形成し、前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部の間に、前記内面から突出し前記幅方向にのびて前記加締め部に非接触となる壁部を形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、接続端子を本体に収納して蓋体を閉じると、板バネ形状の一対の加締め押さえ部が接続端子の加締め部に接触した状態で加締め部の幅方向外側に開く。板バネ形状の一対の加締め押さえ部が前記幅方向外側に開いて、すなわちハ字状に開いて加締め部に接触することにより、接続端子は加締め部の位置で幅方向及び高さ方向から押さえ付けられる。接続端子はこの押さえ付けによって、加締め部の高さ方向及び幅方向のガタ付きが同時に防止される。本発明は、このような一対の板バネ形状に加締め押さえ部を形成することから、接続端子のサイズが異なってもこの違いによる影響を吸収することが可能になる。従って、本発明の端子カバーは、接続端子サイズにとらわれずに共用可能なものとなる。
また、板バネ形状の一対の加締め押さえ部が仮に幅方向内側に撓むような力を受けても、内側への撓みが規制される。内側への撓みが規制されれば、不具合が生じた状態で蓋体が閉じられてしまうようなことは避けられる。
加締め部の断面を見ると二つの山を有する形状になることから、本発明において、一対の加締め押さえ部の所定の間隔は、対応する接続端子サイズが大きい場合を考慮して、二つの山の頂点間隔に合わせて設定されるものとする。また、対応する端子サイズが小さい場合も考慮して、加締め部の幅に合わせて設定されるものとする。
接続端子サイズが小さい場合には、押さえ付けの力が小さくて済む。このことから、板バネ形状の一対の加締め押さえ部のハ字状の開きは小さくても十分になる。一方、接続端子サイズが大きい場合には、大きな押さえ付けの力が必要になるが、本発明は一対の加締め押さえ部が大きくハ字状の開くことから、これにも対応することができることになる。
請求項2記載の本発明の端子カバーは、請求項1に記載の端子カバーにおいて、前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部を、前記加締め部に向けて前記内面から真っ直ぐにのびるように形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、予めハ字状に開いたものを形成するよりも、接続端子を押さえ付ける力が大きくなり、より確実にガタ付きを防止することが可能になる。板バネ形状の一対の加締め押さえ部が真っ直ぐに形成されることは、成形金型にスライド金型を用いなくても良く、金型構造を簡素化することができるという利点もある。
請求項3記載の本発明の端子カバーは、請求項1又は請求項2に記載の端子カバーにおいて、前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部に、前記幅方向外側に向く誘導面をそれぞれ形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、板バネ形状の一対の加締め押さえ部が接続端子の加締め部に接触すると、一対の加締め押さえ部は誘導面を有することから、この誘導面により加締め部の幅方向外側に開く。一対の加締め押さえ部が加締め部の幅方向外側に確実に開くことにより、一対の加締め押さえ部の破損が防止される。誘導面は、この形成により、一対の加締め押さえ部の補強部分としても機能する。
請求項4記載の本発明の端子カバーは、電線の端末に取り付けられた状態でボルトナット型固定端子に接続される接続端子を絶縁及び保護するための合成樹脂製の端子カバーであって、端子保護部及び電線保護部を有する本体と、該本体を覆う蓋体とを含み、該蓋体の内面に前記接続端子における電線接続部の加締め部を押さえる加締め押さえ部を有する端子カバーにおいて、前記加締め押さえ部を、前記加締め部の幅方向で所定の間隔に配置するとともに、前記加締め部に接触するとこの接触した状態で前記幅方向外側に開く一対の板バネ形状に形成し、前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部の間に、可撓性を有して前記加締め部に接触する第二加締め押さえ部を形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、接続端子を本体に収納して蓋体を閉じると、板バネ形状の一対の加締め押さえ部が接続端子の加締め部に接触した状態で加締め部の幅方向外側に開く。板バネ形状の一対の加締め押さえ部が前記幅方向外側に開いて、すなわちハ字状に開いて加締め部に接触することにより、接続端子は加締め部の位置で幅方向及び高さ方向から押さえ付けられる。接続端子はこの押さえ付けによって、加締め部の高さ方向及び幅方向のガタ付きが同時に防止される。本発明は、このような一対の板バネ形状に加締め押さえ部を形成することから、接続端子のサイズが異なってもこの違いによる影響を吸収することが可能になる。従って、本発明の端子カバーは、接続端子サイズにとらわれずに共用可能なものとなる。
加締め部の断面を見ると二つの山を有する形状になることから、本発明において、一対の加締め押さえ部の所定の間隔は、対応する接続端子サイズが大きい場合を考慮して、二つの山の頂点間隔に合わせて設定されるものとする。また、対応する端子サイズが小さい場合も考慮して、加締め部の幅に合わせて設定されるものとする。
接続端子サイズが小さい場合には、押さえ付けの力が小さくて済む。このことから、板バネ形状の一対の加締め押さえ部のハ字状の開きは小さくても十分になる。一方、接続端子サイズが大きい場合には、大きな押さえ付けの力が必要になるが、本発明は一対の加締め押さえ部が大きくハ字状の開くことから、これにも対応することができることになる。
また、接続端子を本体に収納して蓋体を閉じると、第二加締め押さえ部は接続端子の加締め部に接触する。第二加締め押さえ部は、板バネ形状の一対の加締め押さえ部による押さえ付けを補助するように作用する。本発明によれば、より確実にガタ付きを防止することが可能になる。
請求項5記載の本発明の端子カバーは、請求項4に記載の端子カバーにおいて、前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部を、前記加締め部に向けて前記内面から真っ直ぐにのびるように形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、予めハ字状に開いたものを形成するよりも、接続端子を押さえ付ける力が大きくなり、より確実にガタ付きを防止することが可能になる。板バネ形状の一対の加締め押さえ部が真っ直ぐに形成されることは、成形金型にスライド金型を用いなくても良く、金型構造を簡素化することができるという利点もある。
さらに、接続端子を本体に収納して蓋体を閉じると、第二加締め押さえ部は接続端子の加締め部に接触する。第二加締め押さえ部は、板バネ形状の一対の加締め押さえ部による押さえ付けを補助するように作用する。本発明によれば、より確実にガタ付きを防止することが可能になる。本発明によれば、より確実にガタ付きを防止することが可能になる。
また、請求項6記載の本発明の端子カバーは、請求項4又5に記載の端子カバーにおいて、前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部に、前記幅方向外側に向く誘導面をそれぞれ形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、板バネ形状の一対の加締め押さえ部が接続端子の加締め部に接触すると、一対の加締め押さえ部は誘導面を有することから、この誘導面により加締め部の幅方向外側に開く。一対の加締め押さえ部が加締め部の幅方向外側に確実に開くことにより、一対の加締め押さえ部の破損が防止される。誘導面は、この形成により、一対の加締め押さえ部の補強部分としても機能する。
さらに、接続端子を本体に収納して蓋体を閉じると、第二加締め押さえ部は接続端子の加締め部に接触する。第二加締め押さえ部は、板バネ形状の一対の加締め押さえ部による押さえ付けを補助するように作用する。本発明によれば、より確実にガタ付きを防止することが可能になる。
また、請求項7記載の本発明の端子カバーは、請求項4、5又は6に記載の端子カバーにおいて、前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部の間に、前記内面から突出し前記幅方向にのびて前記加締め部に非接触となる壁部を形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、板バネ形状の一対の加締め押さえ部が仮に幅方向内側に撓むような力を受けても、内側への撓みが規制される。内側への撓みが規制されれば、不具合が生じた状態で蓋体が閉じられてしまうようなことは避けられる。
さらに、接続端子を本体に収納して蓋体を閉じると、第二加締め押さえ部は接続端子の加締め部に接触する。第二加締め押さえ部は、板バネ形状の一対の加締め押さえ部による押さえ付けを補助するように作用する。本発明によれば、より確実にガタ付きを防止することが可能になる。
請求項8記載の本発明の端子カバーは、請求項7に記載の端子カバーにおいて、前記第二加締め押さえ部の先端部を、前記加締め部の端子軸方向にのびる凹部に差し込む形状に形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、接続端子を本体に収納して蓋体を閉じると、第二加締め押さえ部の先端部が加締め部の凹部に差し込まれる。これにより、第二加締め押さえ部自体の位置ズレは防止され、第二加締め押さえ部の機能が維持される。
請求項1に記載された本発明によれば、接続端子サイズにとらわれずに共用可能となる端子カバーを提供することができるとともに、板バネ形状の一対の加締め押さえ部の機能維持に貢献することができるという効果を奏する。
また、請求項2に記載された本発明によれば、極力大きな力で接続端子を押さえ付けてガタ付きをより確実に防止することができるとともに、板バネ形状の一対の加締め押さえ部の機能維持に貢献することができるという効果を奏する。
また、請求項3に記載された本発明によれば、板バネ形状の一対の加締め押さえ部の機能維持に貢献することができるという効果を奏する。
また、請求項4、請求項5、請求項6及び請求項7に記載された本発明によれば、それぞれ、接続端子の押さえ付けを補助することができるという効果を奏する。
また、請求項に記載された本発明によれば、第二加締め押さえ部の機能維持に貢献することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の端子カバーの一実施の形態を示す斜視図(蓋体を閉じる直前の斜視図)である。また、図2は端子カバーの斜視図(図1の蓋体を閉じた状態)、図3は図1のA−A線断面図(係止枠部分での断面図)、図4は図2のB−B線断面図(係止突起部分での断面図)、図5は接続端子のサイズが小さい場合の状態を示す断面図、図6は壁部の機能について説明するための断面図である。
図1及び図2において、引用符号1は本発明の端子カバーを示している。端子カバー1は、電線2の端末と、この端末に設けられる接続端子3とに跨るように取り付けられている。接続端子3は、端子カバー1を取り付けた状態で、例えば車両におけるスタータのボルトナット型固定端子に接続されるようになっている。端子カバー1は、接続端子3とボルトナット型固定端子との接続部分を絶縁及び保護することができるように形成されている。以下、図1ないし図6を参照しながら詳細に説明する。
端子カバー1は、絶縁性を有する合成樹脂材料を用いて成形されている。端子カバー1は、本体4と、この本体4を覆う蓋体5とを備えて構成されている。本体4は、端子保護部6と電線保護部7とを有している。端子保護部6は、平面視略U字状に形成されている。端子保護部6は、上面開口及び下面開口を有するように形成されている。端子保護部6は、湾曲側壁8及びこれに連続する一対の側壁9を有している。一対の側壁9には、それぞれ蓋体5(前カバー)に対する係止突起10が形成されている。
電線保護部7は、底壁11と、端子保護部6の一対の側壁9にそれぞれ連続する側壁12と、後壁とを有している。電線保護部7は、端子保護部6側の連続部分が開口するとともに上面が開口する略箱状に形成されている。このような電線保護部7の底壁11には、略リブ状の端子座部13が複数形成されている。一方の側壁12には、蓋体5を連結するヒンジ14が複数形成されている。他方の側壁12には、蓋体5(後カバー)に対する係止突起10が複数形成されている。後壁には、半円形の電線引き出し部が形成されている。
蓋体5は、端子保護部6の上面開口を覆う前カバー15と、電線保護部7の上面開口を覆う後カバー16とを有している。前カバー15は、この後縁が後カバー16の前縁にヒンジ17を介して開閉自在に連結されている。前カバー15は、天井壁18と、湾曲側壁19と、この湾曲側壁19に連続する一対の側壁20とを有している。天井壁18には、後カバー16に引っ掛かり係止される係止突起21が形成されている。前カバー15は、係止突起21が後カバー16に引っ掛かり係止されると、前カバー15の開いた状態が維持されるようになっている。各側壁20には、端子保護部6の係止突起10に引っ掛かる係止枠22が形成されている。
後カバー16は、天井壁23と、一対の側壁24と、後壁25とを有している。後カバー16は、前カバー15側の連続部分が開口するとともに下面が開口する略箱状に形成されている。一方の側壁24には、ヒンジ14が複数連成されている。他方の側壁24には、電線保護部7の係止突起10に引っ掛かる係止枠22が複数形成されている。係止枠22は、本体4の係止突起10の位置に合わせて形成されている。後壁25には、半円形の電線引き出し部26が形成されている。電線引き出し部26は、本体4の電線引き出し部と重なり合うように配置形成されている。
後カバー16の天井壁23の内面27には、一対の板バネ形状の加締め押さえ部28が形成されている。この一対の加締め押さえ部28は、一対の側壁24間の方向(接続端子3の電線接続部29の幅方向)で所定の間隔に配置されている。ここで、所定の間隔について説明すると、対応する接続端子サイズが大きい場合を考慮して、加締め部30の二つの山の頂点間隔よりも若干広くなるように設定されている。また、対応する端子サイズが小さい場合も考慮して、加締め部30′の幅よりも若干狭くなるように設定されている。
一対の加締め押さえ部28は、加締め部30(30′)に向けて天井壁23の内面27から真っ直ぐにのびるように形成されている。一対の加締め押さえ部28の各先端内側には、テーパ面31が形成されている。テーパ面31は、加締め部30(30′)に当接してこれを摺接するような形状に形成されている。
一対の加締め押さえ部28は、板バネ形状であることから可撓性を有しており、電線接続部29の幅方向外側に開くように形成されている。すなわち、ハ字状に開いて加締め部30(30′)に接触するように形成されている。一対の加締め押さえ部28は、ハ字状に開くと、この復元力によって加締め部30(30′)を押さえ付けることができるように形成されている(可撓性を有する一対の加締め押さえ部28は、押さえ付けに必要な剛性を有するものとする)。
一対の加締め押さえ部28の間には、天井壁23の内面27から突出して電線接続部29の幅方向にのびる壁部32が形成されている。壁部32は、略リブ状の壁であって加締め部30(30′)に対し非接触となるように形成されている。壁部32は、一対の加締め押さえ部28が内側に一定量撓んでしまわないようにするために形成されている(一対の加締め押さえ部28が仮に幅方向内側に撓むような力を受けても、内側への撓みが規制される。内側への撓みが規制されれば、不具合が生じた状態で蓋体5が閉じられてしまうようなことは避けられる)。尚、壁部32の形成は任意であるものとする。壁部32の他の機能については後述する。
引用符号33は可撓性を有する一対の電線押さえ部を示している。また、引用符号34は前カバー15の係止突起21が引っ掛かる係止孔を示している。
上記構成に基づいて、端子カバー1の組み立て及び使用形態を説明する。先ず、予め電線2の端末に接続した接続端子3に端子カバー1を装着する。具体的には、端子保護部6に対して前カバー15を開いた状態にするとともに、電線保護部7に対して後カバー16も開いた状態にし、そして、この状態から接続端子3の端子本体35を端子保護部6に収納するとともに、電線端末接続部分を電線保護部7に収納し、最後に前カバー15及び後カバー16を閉じることにより端子カバー1の装着が完了する。
端子カバー1は、後カバー16を閉じることにより、一対の加締め押さえ部28が加締め部30(30′)を摺接してハ字状に開く。このハ字状の開きにより復元しようとする力が生じて加締め部30(30′)は押さえ付けられる(端子サイズの大きい加締め部30に対しては大きく開いて押さえ付けがなされる。また、端子サイズの小さい加締め部30′に対しては小さく開いて押さえ付けがなされる)。
ハ字状に開くことにより生じる復元力は、加締め部30(30′)に対して斜め上方向から作用する。従って、加締め部30(30′)の高さ方向及び幅方向のガタ付きが同時に防止される。
本発明は、接続端子3のサイズが異なってもこの違いによる影響を吸収することができる。本発明の端子カバー1は、接続端子サイズにとらわれずに共用可能なものとなる。
次に、図7及び図8を参照しながら本発明の端子カバーの他の一実施の形態を説明する。図7は他の一実施の形態を示す断面図(接続端子のサイズが小さい場合)、図8は図7に対し接続端子のサイズが大きい場合の断面図である。
図7及び図8において、他の一実施の形態となる端子カバー41は、上述の形態の端子カバー1に対して第二加締め押さえ部42を形成した点のみが異なっている。以下、第二加締め押さえ部42に関する部分について説明する。
第二加締め押さえ部42は、可撓性を有する板バネ形状であって、一対の加締め押さえ部28の間に形成されている。第二加締め押さえ部42は、後カバー16の軸上で天井壁23の内面27から接続端子3の加締め部30(30′)に向けて真っ直ぐに伸びるように形成されている。第二加締め押さえ部42は、一対の加締め押さえ部28に対して略平行となるように形成されている。
第二加締め押さえ部42の長さは、端子サイズの小さい加締め部30′の二つの山の頂点間に存在する凹部43(二つの山の頂点間に形成され端子軸方向に伸びる凹部)に対して先端が差し込まれるような長さに設定されている。第二加締め押さえ部42は長さが長く設定され、このことから加締め部30にも当然に対応可能な長さに設定されている。
第二加締め押さえ部42は、この先端が加締め部30(30′)に接触して加締め部30(30′)を押さえ付ける機能を有している。後述するが、第二加締め押さえ部42は、接続端子のサイズが大きい場合に、加締め部30の幅方向に湾曲しつつ加締め部30を押さえ付けるようになっている。本形態において、一対の加締め押さえ部28の押さえ付けを主とすると、第二加締め押さえ部42はこれを補助するような部分になっている。尚、第二加締め押さえ部42の図中の手前には、特に限定するものでないが、壁部32(図4参照)が存在しているものとする。
上記構成に基づいて、第二加締め押さえ部42の作用を説明する。端子カバー41は、後カバー16を閉じることにより、一対の加締め押さえ部28が加締め部30(30′)を摺接してハ字状に開く。このハ字状の開きにより復元しようとする力が生じて加締め部30(30′)は押さえ付けられる(端子サイズの大きい加締め部30に対しては大きく開いて押さえ付けがなされる。端子サイズの小さい加締め部30′に対しては小さく開いて押さえ付けがなされる)。また、後カバー16を閉じることにより、第二加締め押さえ部42が凹部43に差し込まれて加締め部30(30′)は押さえ付けられる。第二加締め押さえ部42は、端子サイズの大きい加締め部30に対して湾曲しつつ押さえ付けがなされ、端子サイズの小さい加締め部30′に対しては真っ直ぐの状態で押さえ付けがなされる。
従って、一対の加締め押さえ部28により加締め部30(30′)の高さ方向及び幅方向のガタ付きが同時に防止される。また、第二加締め押さえ部42によっても加締め部30(30′)の高さ方向のガタ付きが防止される(ガタ付きの防止が補助される)。
端子カバー41は、上述の形態と同様、接続端子3のサイズ違いによる影響を吸収することができる。端子カバー41は、接続端子サイズにとらわれずに共用可能なものとなる。
続いて、図9ないし図12を参照しながら本発明の端子カバーの更に他の一実施の形態を説明する。図9は更に他の一実施の形態を示す断面図、図10は、図11は、図12はである。
図9ないし図12において、更に他の一実施の形態となる端子カバー51は、上述の形態における端子カバー41の第二加締め押さえ部42の形状が異なったものとなっている。すなわち、端子カバー51は、図中に示すような第二加締め押さえ部52を有している。以下、第二加締め押さえ部52に関する部分について説明する。
第二加締め押さえ部52は、可撓性を有する板バネ形状であって、一対の加締め押さえ部28の間に形成されている。第二加締め押さえ部52は、可撓部分53と、この可撓部分53に連続する押さえ付け部分54とを有して略L字状に形成されている。第二加締め押さえ部52は、後カバー16の天井壁23の内面27から接続端子3の加締め部30(30′の方は図示省略)に向けて伸びるように形成されている。可撓部分53は、この一端が天井壁23の内面27に連成されている。可撓部分53は、一対の加締め押さえ部28に対して略直交するように配置形成されている。可撓部分53は、短冊状の板片となるように形成されている。可撓部分53は、加締め部30の軸方向に撓むようになっている。
押さえ付け部分54は、可撓部分53の他端に連成されている。押さえ付け部分54は、可撓部分53の他端に対して直交するように連成されている。尚、押さえ付け部分54と可撓部分53との連続部分は、エッジでなく曲面が形成されている。これは加締め部30を摺接し易くするためである。押さえ付け部分54は、加締め部30の二つの山に跨って接触するように形成されている。
引用符号55は第二加締め押さえ部52を成形するために生じる型抜き孔を示している。型抜き孔55は、後カバー16の天井壁23の中間を開口するように形成されている。型抜き孔55は、前カバー15の係止突起21を引っ掛かけるための係止孔の機能も有している。
上記構成に基づいて、第二加締め押さえ部52の作用を説明する。端子カバー51は、後カバー16を閉じることにより、一対の加締め押さえ部28が加締め部30を摺接してハ字状に開く。このハ字状の開きにより復元しようとする力が生じて加締め部30は押さえ付けられる(端子サイズの大きい加締め部30に対しては大きく開いて押さえ付けがなされる。端子サイズの小さい加締め部(30′)に対しては小さく開いて押さえ付けがなされる)。また、後カバー16を閉じることにより、第二加締め押さえ部52が加締め部30の軸方向に撓わんで加締め部30は押さえ付けられる(端子サイズの大きい加締め部30に対しては大きく撓んで押さえ付けがなされる。端子サイズの小さい加締め部(30′)に対しては小さく撓んで押さえ付けがなされる)。
従って、一対の加締め押さえ部28により加締め部30(30′)の高さ方向及び幅方向のガタ付きが同時に防止される。また、第二加締め押さえ部52によっても加締め部30(30′)の高さ方向のガタ付きが防止される(ガタ付きの防止が補助される)。
端子カバー51は、上述の形態と同様、接続端子3のサイズ違いによる影響を吸収することができる。端子カバー51は、接続端子サイズにとらわれずに共用可能なものとなる。
続いて、図13及び図14を参照しながら変形例を説明する。図13は板バネ形状の一対の加締め押さえ部の変形例を示す端子カバーの断面図である。また、図14は図13の加締め押さえ部の平面図である。
図13及び図14において、一対の加締め押さえ部28には、加締め部30(30′の方は図示省略)の幅方向外側に向く誘導面56がそれぞれ形成されている。また、第二加締め押さえ部52の押さえ付け部分54には、凸部57と一対の押さえ片58とが形成されている。
誘導面56は、後カバー16の天井壁23の内面27近傍から加締め押さえ部28の先端にかけて形成されている。誘導面56は、テーパ面状となる形状に形成されている。誘導面56は、一対の加締め押さえ部28が加締め部30の幅方向外側に確実に開くようにするために形成されている。一対の加締め押さえ部28が幅方向外側に確実に開くことにより、この破損が防止されるようになっている。誘導面56は、一対の加締め押さえ部28の補強部分としても機能するようになっている。
凸部57は、加締め部30の二つの山の頂点間に存在する凹部43に差し込まれるような形状に形成されている(凸部57は、第二加締め押さえ部52の先端部となる)。一対の押さえ片58は、加締め部30の二つの山の頂点近傍に接触してこれを押さえ付けるように形成されている。凸部57と一対の押さえ片58は、この形成によって加締め部30(30′)の幅方向のガタ付きを防止することが可能になるという利点を有している(ガタ付きの防止が補助される)。
続いて、図15及び図16を参照しながら壁部の他の機能について説明する。図15は端子カバーの断面図である。図16は壁部の機能について説明するための断面図である。
図15及び図16において、端子カバー51には、第二加締め押さえ部52の成形のために型抜き孔55が存在することから、この型抜き孔55を介して例えば導電性の工具59が誤って内部に差し込まれてしまう恐れがある。しかしながら、本発明においては、壁部32が型抜き孔55の開口近傍に形成されることから、これが差し込み防止用の壁として機能することになる。従って、壁部32は上述の機能の他に、導電性の工具59等の差し込みを防止して電気的な接触を生じさせないような機能も有している。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
本発明の端子カバーの一実施の形態を示す斜視図(蓋体を閉じる直前の斜視図)である。 端子カバーの斜視図(図1の蓋体を閉じた状態)である。 図1のA−A線断面図(係止枠部分での断面図)である。 図2のB−B線断面図(係止突起部分での断面図)である。 接続端子のサイズが小さい場合の状態を示す断面図である。 壁部の機能について説明するための断面図である。 本発明の端子カバーの他の一実施の形態を示す断面図(接続端子のサイズが小さい場合)である。 図7に対し接続端子のサイズが大きい場合の断面図である。 本発明の端子カバーの更に他の一実施の形態を示す斜視図(蓋体を閉じる直前の斜視図)である。 端子カバーの斜視図(図9の蓋体を閉じた状態)である。 図9のC−C線断面図(係止枠部分での断面図)である。 図10のD−D線断面図(係止突起部分での断面図)である。 板バネ形状の一対の加締め押さえ部の変形例を示す端子カバーの断面図である。 図13の加締め押さえ部の平面図である。 端子カバーの断面図である。 壁部の機能について説明するための断面図である。 従来例の端子カバーの斜視図である。 従来例の端子カバーの前カバーを全開にした状態の斜視図である。 従来例の端子カバーの断面図である。 従来例の端子カバーの断面図である。 従来例の端子カバーの後カバーを全開にした状態の断面図である。 従来例の端子カバーにより保護される接続端子の平面図である。
符号の説明
1 端子カバー
2 電線
3 接続端子
4 本体
5 蓋体
6 端子保護部
7 電線保護部
16 後カバー(蓋体)
27 内面
28 加締め押さえ部
29 電線接続部
30、30′ 加締め部
32 壁部
41 端子カバー
42 第二加締め押さえ部
43 凹部
51 端子カバー
52 第二加締め押さえ部
56 誘導面

Claims (8)

  1. 電線の端末に取り付けられた状態でボルトナット型固定端子に接続される接続端子を絶縁及び保護するための合成樹脂製の端子カバーであって、
    端子保護部及び電線保護部を有する本体と、該本体を覆う蓋体とを含み、該蓋体の内面に前記接続端子における電線接続部の加締め部を押さえる加締め押さえ部を有する端子カバーにおいて、
    前記加締め押さえ部を、前記加締め部の幅方向で所定の間隔に配置するとともに、前記加締め部に接触するとこの接触した状態で前記幅方向外側に開く一対の板バネ形状に形成し、
    前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部の間に、前記内面から突出し前記幅方向にのびて前記加締め部に非接触となる壁部を形成する
    ことを特徴とする端子カバー。
  2. 請求項1に記載の端子カバーにおいて、
    前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部を、前記加締め部に向けて前記内面から真っ直ぐにのびるように形成する
    ことを特徴とする端子カバー。
  3. 請求項1又は2に記載の端子カバーにおいて、
    前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部に、前記幅方向外側に向く誘導面をそれぞれ形成する
    ことを特徴とする端子カバー。
  4. 電線の端末に取り付けられた状態でボルトナット型固定端子に接続される接続端子を絶縁及び保護するための合成樹脂製の端子カバーであって、
    端子保護部及び電線保護部を有する本体と、該本体を覆う蓋体とを含み、該蓋体の内面に前記接続端子における電線接続部の加締め部を押さえる加締め押さえ部を有する端子カバーにおいて、
    前記加締め押さえ部を、前記加締め部の幅方向で所定の間隔に配置するとともに、前記加締め部に接触するとこの接触した状態で前記幅方向外側に開く一対の板バネ形状に形成し、
    前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部の間に、可撓性を有して前記加締め部に接触する第二加締め押さえ部を形成する
    ことを特徴とする端子カバー。
  5. 請求項4に記載の端子カバーにおいて、
    前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部を、前記加締め部に向けて前記内面から真っ直ぐにのびるように形成する
    ことを特徴とする端子カバー。
  6. 請求項4又は5に記載の端子カバーにおいて、
    前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部に、前記幅方向外側に向く誘導面をそれぞれ形成する
    ことを特徴とする端子カバー。
  7. 請求項4、5又は6に記載の端子カバーにおいて、
    前記板バネ形状の一対の加締め押さえ部の間に、前記内面から突出し前記幅方向にのびて前記加締め部に非接触となる壁部を形成する
    ことを特徴とする端子カバー。
  8. 請求項7に記載の端子カバーにおいて、
    前記第二加締め押さえ部の先端部を、前記加締め部の端子軸方向にのびる凹部に差し込む形状に形成する
    ことを特徴とする端子カバー。
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