JP3156626B2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JP3156626B2 JP3156626B2 JP05641397A JP5641397A JP3156626B2 JP 3156626 B2 JP3156626 B2 JP 3156626B2 JP 05641397 A JP05641397 A JP 05641397A JP 5641397 A JP5641397 A JP 5641397A JP 3156626 B2 JP3156626 B2 JP 3156626B2
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- Japan
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- wire harness
- drawer guide
- flange
- junction box
- binding band
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/58—Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
- H01R13/5804—Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable comprising a separate cable clamping part
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/02—Details
- H02G3/06—Joints for connecting lengths of protective tubing or channels, to each other or to casings, e.g. to distribution boxes; Ensuring electrical continuity in the joint
- H02G3/0616—Joints for connecting tubing to casing
- H02G3/0625—Joints for connecting tubing to casing with means for preventing disengagement of conductors
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱に係り、
詳しくは、自動車の電気回路に使用される各種電気装置
を収納する電気接続箱から引き出されるワイヤーハーネ
スの方向を規定し固定するためのワイヤーハーネス引き
出し部の構造に関するものである。
詳しくは、自動車の電気回路に使用される各種電気装置
を収納する電気接続箱から引き出されるワイヤーハーネ
スの方向を規定し固定するためのワイヤーハーネス引き
出し部の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車用の電気回路に使用される
リレーボックス（以下、Ｒ／Ｂという）やヒュージブル
リンクボックス（以下、Ｆ／Ｂという）などの各種電気
装置を収納するとともに、ワイヤーハーネス等の配線類
の接続分岐点として、自動車内に電気接続箱が設置され
ている。
リレーボックス（以下、Ｒ／Ｂという）やヒュージブル
リンクボックス（以下、Ｆ／Ｂという）などの各種電気
装置を収納するとともに、ワイヤーハーネス等の配線類
の接続分岐点として、自動車内に電気接続箱が設置され
ている。
【０００３】図４に、従来の電気接続箱５０の斜視図を
示す。図５, 図６に従来の引き出しガイド５３の側面図
を示す。電気接続箱５０は射出成型により合成樹脂で形
成され、アッパーカバー５１およびロアーカバー５２か
ら構成されており、ロアーカバー５２の内部には各種電
気装置（図示略）が収納されている。
示す。図５, 図６に従来の引き出しガイド５３の側面図
を示す。電気接続箱５０は射出成型により合成樹脂で形
成され、アッパーカバー５１およびロアーカバー５２か
ら構成されており、ロアーカバー５２の内部には各種電
気装置（図示略）が収納されている。
【０００４】ロアーカバー５２の外周面の１つである周
壁５２Ａからは、半円筒の樋状に形成されたワイヤーハ
ーネスの引き出しガイド５３が半円溝５４を上にして斜
め下方向に突設されている。
壁５２Ａからは、半円筒の樋状に形成されたワイヤーハ
ーネスの引き出しガイド５３が半円溝５４を上にして斜
め下方向に突設されている。
【０００５】周壁５２Ａに対する引き出しガイド５３の
突設角度Ｄは、電気接続箱５０に収納されている各種電
気装置や接続先の外部装置との位置関係によって決定さ
れている。引き出しガイド５３の先端部周縁には、周壁
５２Ａと平行な面を有するフランジ５５が形成されてい
る。
突設角度Ｄは、電気接続箱５０に収納されている各種電
気装置や接続先の外部装置との位置関係によって決定さ
れている。引き出しガイド５３の先端部周縁には、周壁
５２Ａと平行な面を有するフランジ５５が形成されてい
る。
【０００６】また、周壁５２Ａには、引き出しガイド５
３の半円溝５４の径と同じ幅の切り欠き５２Ｂが、周壁
５２Ａの上端から下端にわたって形成されている。切り
欠き５２Ｂは、半円溝５４と連続してつながるように形
成されている。
３の半円溝５４の径と同じ幅の切り欠き５２Ｂが、周壁
５２Ａの上端から下端にわたって形成されている。切り
欠き５２Ｂは、半円溝５４と連続してつながるように形
成されている。
【０００７】図５, 図６に示すように、電気接続箱５０
内に収納されている各種電気装置から引き出されている
ワイヤーハーネス５７は、切り欠き５２Ｂを介して引き
出しガイド５３の半円溝５４に案内されることで方向を
規定された状態で、電気接続箱５０の外部へと延出され
ている。
内に収納されている各種電気装置から引き出されている
ワイヤーハーネス５７は、切り欠き５２Ｂを介して引き
出しガイド５３の半円溝５４に案内されることで方向を
規定された状態で、電気接続箱５０の外部へと延出され
ている。
【０００８】引き出しガイド５３の半円溝５４の径は、
ワイヤーハーネス５７の直径に合わせて設定されてお
り、先端から末端まで一定である。ワイヤーハーネス５
７は、結束バンド（商品名；バインダー、メーカー名；
エスケイ工機）５６を用いて、引き出しガイド５３のフ
ランジ５５に係止される位置に固定されている。すなわ
ち、引き出しガイド５３に結束バンド５６を巻回するこ
とによって、ワイヤーハーネス５７を引き出しガイド５
３に固定している。そして、ワイヤーハーネス５７は、
フランジ５５によって引き出しガイド５３に対する固定
位置の設定がなされている。
ワイヤーハーネス５７の直径に合わせて設定されてお
り、先端から末端まで一定である。ワイヤーハーネス５
７は、結束バンド（商品名；バインダー、メーカー名；
エスケイ工機）５６を用いて、引き出しガイド５３のフ
ランジ５５に係止される位置に固定されている。すなわ
ち、引き出しガイド５３に結束バンド５６を巻回するこ
とによって、ワイヤーハーネス５７を引き出しガイド５
３に固定している。そして、ワイヤーハーネス５７は、
フランジ５５によって引き出しガイド５３に対する固定
位置の設定がなされている。
【０００９】言い換えれば、フランジ５５は、引き出し
ガイド５３に対するワイヤーハーネス５７の固定位置を
設定すると共に、引き出しガイド５３の先端から結束バ
ンド５６が抜け落ちるのを防止するために設けられてい
る。
ガイド５３に対するワイヤーハーネス５７の固定位置を
設定すると共に、引き出しガイド５３の先端から結束バ
ンド５６が抜け落ちるのを防止するために設けられてい
る。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】図５に示すように、結
束バンド５６でワイヤーハーネス５７を引き出しガイド
５３に固定する場合は、結束バンド５６を引き出しガイ
ド５３に対して垂直方向である矢印ｂ方向に締め付ける
のがもっとも緩みにくく確実である。
束バンド５６でワイヤーハーネス５７を引き出しガイド
５３に固定する場合は、結束バンド５６を引き出しガイ
ド５３に対して垂直方向である矢印ｂ方向に締め付ける
のがもっとも緩みにくく確実である。
【００１１】しかし、実際に作業者が締め付け作業を行
う際には、結束バンド５６に対して鉛直上向き方向であ
る矢印ａ方向に力を加えるため、結束バンド５６は、引
き出しガイド５３に対して斜めに締め付けられてしまう
場合が多い。その結果、ワイヤーハーネス５７と結束バ
ンド５６との間に隙間５７Ａが生じると共に、引き出し
ガイド５３と結束バンド５６との間にも隙間５３Ａが生
じてしまう。
う際には、結束バンド５６に対して鉛直上向き方向であ
る矢印ａ方向に力を加えるため、結束バンド５６は、引
き出しガイド５３に対して斜めに締め付けられてしまう
場合が多い。その結果、ワイヤーハーネス５７と結束バ
ンド５６との間に隙間５７Ａが生じると共に、引き出し
ガイド５３と結束バンド５６との間にも隙間５３Ａが生
じてしまう。
【００１２】この状態で自動車の走行による振動などが
電気接続箱５０に加わると、図６に示すように、結束バ
ンド５６は、矢印 ｃｄ, ｅｆ の方向に動いてしまう。
その結果、ワイヤーハーネス５７は、引き出しガイド５
３に対して固定されず、動いてしまうこととなる。
電気接続箱５０に加わると、図６に示すように、結束バ
ンド５６は、矢印 ｃｄ, ｅｆ の方向に動いてしまう。
その結果、ワイヤーハーネス５７は、引き出しガイド５
３に対して固定されず、動いてしまうこととなる。
【００１３】ところで、結束バンド５６によるワイヤー
ハーネス５７の固定位置は、電気接続箱５０の配線作業
時における配線長さの採寸基準としての役目を持ってい
る。つまり、ワイヤーハーネス５７のたるみ具合や引っ
張り具合などが、結束バンド５６の固定位置を基準とし
て調整されているのである。
ハーネス５７の固定位置は、電気接続箱５０の配線作業
時における配線長さの採寸基準としての役目を持ってい
る。つまり、ワイヤーハーネス５７のたるみ具合や引っ
張り具合などが、結束バンド５６の固定位置を基準とし
て調整されているのである。
【００１４】従って、結束バンド５６が動いてしまうと
ワイヤーハーネス５７にたるみや引っ張りが生じてしま
い、配線作業および締め付け作業の途中または作業後に
ワイヤーハーネス５７の長さを再度調整する必要があ
り、作業性低下の原因にもなる。
ワイヤーハーネス５７にたるみや引っ張りが生じてしま
い、配線作業および締め付け作業の途中または作業後に
ワイヤーハーネス５７の長さを再度調整する必要があ
り、作業性低下の原因にもなる。
【００１５】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、ワイヤーハーネスの固
定位置を正確に設定することが可能な電気接続箱を提供
することにある。
れたものであって、その目的は、ワイヤーハーネスの固
定位置を正確に設定することが可能な電気接続箱を提供
することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、ワイヤーハーネスを案内して固定するために電気接
続箱の周壁から斜め下方に突設された半円筒の樋状をな
すワイヤーハーネスの引き出しガイドと、その引き出し
ガイドの所定箇所に当該引き出しガイドの長さ方向に一
定間隔を有して形成されたフランジとを備え、前記各フ
ランジは、同フランジによって規定される結束バンドの
締め付け方向を鉛直上向き方向とするように形成したこ
とをその要旨とする。
は、ワイヤーハーネスを案内して固定するために電気接
続箱の周壁から斜め下方に突設された半円筒の樋状をな
すワイヤーハーネスの引き出しガイドと、その引き出し
ガイドの所定箇所に当該引き出しガイドの長さ方向に一
定間隔を有して形成されたフランジとを備え、前記各フ
ランジは、同フランジによって規定される結束バンドの
締め付け方向を鉛直上向き方向とするように形成したこ
とをその要旨とする。
【００１７】請求項２に記載の発明は、ワイヤーハーネ
スを案内して固定するために電気接続箱の周壁から斜め
下方に突設された半円筒の樋状をなすワイヤーハーネス
の引き出しガイドと、その引き出しガイドの所定箇所に
当該引き出しガイドの長さ方向に一定間隔を有して形成
された突起とを備え、前記各突起は、同突起によって規
定される結束バンドの締め付け方向を鉛直上向き方向と
するように形成したことをその要旨とする。
スを案内して固定するために電気接続箱の周壁から斜め
下方に突設された半円筒の樋状をなすワイヤーハーネス
の引き出しガイドと、その引き出しガイドの所定箇所に
当該引き出しガイドの長さ方向に一定間隔を有して形成
された突起とを備え、前記各突起は、同突起によって規
定される結束バンドの締め付け方向を鉛直上向き方向と
するように形成したことをその要旨とする。
【００１８】請求項３に記載の発明は、請求項１又は請
求項２に記載の電気接続箱において、前記各フランジの
間隔又は各突起の間隔は前記結束バンドの幅に対応して
設定されたことをその要旨とする。
求項２に記載の電気接続箱において、前記各フランジの
間隔又は各突起の間隔は前記結束バンドの幅に対応して
設定されたことをその要旨とする。
【００１９】尚、以下に述べる発明の実施の形態におい
て、特許請求の範囲または課題を解決するための手段に
記載の「固定手段」または「突起」は、フランジ５５,
２または突起４,５に相当する。
て、特許請求の範囲または課題を解決するための手段に
記載の「固定手段」または「突起」は、フランジ５５,
２または突起４,５に相当する。
【００２０】
（第１実施形態）以下、本発明を具体化した一実施形態
を図面に従って説明する。
を図面に従って説明する。
【００２１】尚、本実施形態において、図４〜図６に示
した従来の形態と同じ構成部材については符号を等しく
してその詳細な説明を省略する。図１に、本実施形態の
電気接続箱１の斜視図を示す。
した従来の形態と同じ構成部材については符号を等しく
してその詳細な説明を省略する。図１に、本実施形態の
電気接続箱１の斜視図を示す。
【００２２】電気接続箱１において、図４に示す従来の
電気接続箱５０と異なるのは、引き出しガイド５３が、
二つのフランジ５５, ２が形成された引き出しガイド３
に置き換えられているという点にある。
電気接続箱５０と異なるのは、引き出しガイド５３が、
二つのフランジ５５, ２が形成された引き出しガイド３
に置き換えられているという点にある。
【００２３】引き出しガイド３は、半円溝５４を上にし
て周壁５２Ａから斜め下方に突設されている。周壁５２
Ａに対する引き出しガイド３の突設角度Ｄは、電気接続
箱１に収納されている各種電気装置やワイヤーハーネス
の接続先である外部装置との位置関係によって決定され
ている。引き出しガイド３の先端部の径は、ワイヤーハ
ーネス５７の直径に合わせて決定されている。
て周壁５２Ａから斜め下方に突設されている。周壁５２
Ａに対する引き出しガイド３の突設角度Ｄは、電気接続
箱１に収納されている各種電気装置やワイヤーハーネス
の接続先である外部装置との位置関係によって決定され
ている。引き出しガイド３の先端部の径は、ワイヤーハ
ーネス５７の直径に合わせて決定されている。
【００２４】また、周壁５２Ａの切り欠き５２Ｂは、引
き出しガイド３の半円溝５４と連続してつながるように
形成されている。図２に、引き出しガイド３の側面図を
示す。
き出しガイド３の半円溝５４と連続してつながるように
形成されている。図２に、引き出しガイド３の側面図を
示す。
【００２５】引き出しガイド３の先端部周縁には、周壁
５２Ａと平行な面を有するフランジ５５が形成されてい
る。さらに、引き出しガイド３には、フランジ５５から
引き出しガイド３の長さ方向（周壁５２Ａ側）に一定間
隔Ｘを有し、周壁５２Ａおよびフランジ５５と平行な面
を有するフランジ２が形成されている。各フランジ５
５, ２との間がワイヤーハーネス５７の固定位置となっ
ており、各フランジ５５, ２との間に結束バンド５６を
巻回することによって、ワイヤーハーネス５７を引き出
しガイド３に固定している。間隔Ｘは、結束バンド５６
の幅によって決定されている。
５２Ａと平行な面を有するフランジ５５が形成されてい
る。さらに、引き出しガイド３には、フランジ５５から
引き出しガイド３の長さ方向（周壁５２Ａ側）に一定間
隔Ｘを有し、周壁５２Ａおよびフランジ５５と平行な面
を有するフランジ２が形成されている。各フランジ５
５, ２との間がワイヤーハーネス５７の固定位置となっ
ており、各フランジ５５, ２との間に結束バンド５６を
巻回することによって、ワイヤーハーネス５７を引き出
しガイド３に固定している。間隔Ｘは、結束バンド５６
の幅によって決定されている。
【００２６】引き出しガイド３に各フランジ５５, ２が
形成されていることにより、配線作業および締め付け作
業時、結束バンド５６の固定位置が一目でわかるように
なっている。
形成されていることにより、配線作業および締め付け作
業時、結束バンド５６の固定位置が一目でわかるように
なっている。
【００２７】結束バンド５６の締め付け箇所は、各フラ
ンジ５５, ２の間であり、結束バンド５６は各フランジ
５５, ２間に挟まれている。そのため、結束バンド５６
の引き出しガイド３に対する締め付け方向は、各フラン
ジ５５, ２と平行な角度（鉛直上向き方向である矢印ａ
方向）に規定されている。
ンジ５５, ２の間であり、結束バンド５６は各フランジ
５５, ２間に挟まれている。そのため、結束バンド５６
の引き出しガイド３に対する締め付け方向は、各フラン
ジ５５, ２と平行な角度（鉛直上向き方向である矢印ａ
方向）に規定されている。
【００２８】従って、結束バンド５６は、従来の電気接
続箱５０と同様に、引き出しガイド３に対して斜めに締
め付けられることになる。しかし、結束バンド５６は、
各フランジ５５, ２とによって係止されるため、引き出
しガイド３に対して結束バンド５６が動くことはない。
続箱５０と同様に、引き出しガイド３に対して斜めに締
め付けられることになる。しかし、結束バンド５６は、
各フランジ５５, ２とによって係止されるため、引き出
しガイド３に対して結束バンド５６が動くことはない。
【００２９】尚、各フランジ５５, ２によって規定され
る結束バンド５６の締め付け方向（鉛直上向き方向であ
る矢印ａ方向）は、締め付け作業時において、作業者が
結束バンド５６に対してもっとも力を加え易い方向であ
る。
る結束バンド５６の締め付け方向（鉛直上向き方向であ
る矢印ａ方向）は、締め付け作業時において、作業者が
結束バンド５６に対してもっとも力を加え易い方向であ
る。
【００３０】従って、本実施形態によれば、結束バンド
５６を緩みやズレのない最適な位置で締め付けることが
可能であり、ワイヤーハーネス５７の固定位置を正確に
設定することができる。そのため、配線作業および締め
付け作業の途中または作業後にワイヤーハーネス５７の
長さを再度調整する必要がなくなり作業性を向上させる
ことができる。
５６を緩みやズレのない最適な位置で締め付けることが
可能であり、ワイヤーハーネス５７の固定位置を正確に
設定することができる。そのため、配線作業および締め
付け作業の途中または作業後にワイヤーハーネス５７の
長さを再度調整する必要がなくなり作業性を向上させる
ことができる。
【００３１】また、本実施形態の電気接続箱１は、従来
の電気接続箱５０と同様に射出成型により合成樹脂で形
成されるため、従来の形態から本実施形態へと生産を切
り替える際に大幅な設備投資の必要がなく、製造行程が
複雑化することもない。
の電気接続箱５０と同様に射出成型により合成樹脂で形
成されるため、従来の形態から本実施形態へと生産を切
り替える際に大幅な設備投資の必要がなく、製造行程が
複雑化することもない。
【００３２】尚、上記実施形態は以下のように変更して
もよく、その場合でも同様の作用および効果を得ること
ができる。 （１）図３に示すように、フランジ５５を引き出しガイ
ド３の周縁に形成された複数の突起４に置き換えると共
に、フランジ２を引き出しガイド３の周縁に形成された
複数の突起５に置き換える。また、フランジ５５だけを
引き出しガイド３の周縁に形成された複数の突起４に置
き換える。また、フランジ２だけを引き出しガイド３の
周縁に形成された複数の突起５に置き換える。
もよく、その場合でも同様の作用および効果を得ること
ができる。 （１）図３に示すように、フランジ５５を引き出しガイ
ド３の周縁に形成された複数の突起４に置き換えると共
に、フランジ２を引き出しガイド３の周縁に形成された
複数の突起５に置き換える。また、フランジ５５だけを
引き出しガイド３の周縁に形成された複数の突起４に置
き換える。また、フランジ２だけを引き出しガイド３の
周縁に形成された複数の突起５に置き換える。
【００３３】（２）各フランジ５５, ２を引き出しガイ
ド３の末端から先端の間の任意の位置に形成する。
ド３の末端から先端の間の任意の位置に形成する。
【００３４】
【発明の効果】請求項１〜３に記載の発明によれば、結
束バンドを動くことがなく確実に固定することが可能で
あると共に、ワイヤーハーネスの固定位置を正確に設定
することが可能な電気接続箱を提供することができる。
束バンドを動くことがなく確実に固定することが可能で
あると共に、ワイヤーハーネスの固定位置を正確に設定
することが可能な電気接続箱を提供することができる。
【００３５】請求項２に記載の発明によれば、固定手段
を簡単な構成によって具体化することができる。請求項
３に記載の発明によれば、各フランジ又は各突起によっ
て結束バンドの固定位置を設定した上で、結束バンドを
引き出しガイドに対して確実に締め付けることができ
る。
を簡単な構成によって具体化することができる。請求項
３に記載の発明によれば、各フランジ又は各突起によっ
て結束バンドの固定位置を設定した上で、結束バンドを
引き出しガイドに対して確実に締め付けることができ
る。
【図１】一実施形態の斜視図。
【図２】一実施形態の要部側面図。
【図３】別の実施形態の斜視図。
【図４】従来の形態の斜視図。
【図５】従来の形態の要部側面図。
【図６】従来の形態の要部側面図。
【符号の説明】 １…電気接続箱、２, ５５…固定手段または突起として
のフランジ、３…引き出しガイド、５１…アッパーカバ
ー、５２…ロアーカバー、５２Ａ…ロアーカバーの一周
壁、５４…半円溝、５７…ワイヤーハーネス、Ｄ…引き
出しガイドの突設角度
のフランジ、３…引き出しガイド、５１…アッパーカバ
ー、５２…ロアーカバー、５２Ａ…ロアーカバーの一周
壁、５４…半円溝、５７…ワイヤーハーネス、Ｄ…引き
出しガイドの突設角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02G 3/08 B60R 16/02
Claims (3)
- 【請求項１】 ワイヤーハーネスを案内して固定するた
めに電気接続箱の周壁から斜め下方に突設された半円筒
の樋状をなすワイヤーハーネスの引き出しガイドと、 その引き出しガイドの所定箇所に当該引き出しガイドの
長さ方向に一定間隔を有して形成されたフランジとを備
え、 前記各フランジは、同フランジによって規定される結束
バンドの締め付け方向を鉛直上向き方向とするように形
成した 電気接続箱。 - 【請求項２】 ワイヤーハーネスを案内して固定するた
めに電気接続箱の周壁から斜め下方に突設された半円筒
の樋状をなすワイヤーハーネスの引き出しガイドと、 その引き出しガイドの所定箇所に当該引き出しガイドの
長さ方向に一定間隔を有して形成された突起とを備え、 前記各突起は、同突起によって規定される結束バンドの
締め付け方向を鉛直上向き方向とするように形成した 電
気接続箱。 - 【請求項３】 請求項１又は請求項２に記載の電気接続
箱において、 前記各フランジの間隔又は各突起の間隔は前記結束バン
ドの幅に対応して設定された電気接続箱。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05641397A JP3156626B2 (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 電気接続箱 |
| CN98108204A CN1062683C (zh) | 1997-03-11 | 1998-03-10 | 电气接线盒组件 |
| US09/038,883 US6056587A (en) | 1997-03-11 | 1998-03-11 | Electrical connection box assembly |
| AU58333/98A AU702540B2 (en) | 1997-03-11 | 1998-03-11 | Electrical connection box assembly |
| EP98104408A EP0865131A1 (en) | 1997-03-11 | 1998-03-11 | Electrical connection box assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05641397A JP3156626B2 (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 電気接続箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10257638A JPH10257638A (ja) | 1998-09-25 |
| JP3156626B2 true JP3156626B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=13026463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05641397A Expired - Fee Related JP3156626B2 (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 電気接続箱 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6056587A (ja) |
| EP (1) | EP0865131A1 (ja) |
| JP (1) | JP3156626B2 (ja) |
| CN (1) | CN1062683C (ja) |
| AU (1) | AU702540B2 (ja) |
Families Citing this family (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000253536A (ja) * | 1999-02-25 | 2000-09-14 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
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