JP2012253947A - 収納箱および電気接続箱、並びに電子制御ユニットの収容方法 - Google Patents

収納箱および電気接続箱、並びに電子制御ユニットの収容方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012253947A
JP2012253947A JP2011125609A JP2011125609A JP2012253947A JP 2012253947 A JP2012253947 A JP 2012253947A JP 2011125609 A JP2011125609 A JP 2011125609A JP 2011125609 A JP2011125609 A JP 2011125609A JP 2012253947 A JP2012253947 A JP 2012253947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
electronic control
unit
storage chamber
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011125609A
Other languages
English (en)
Inventor
Shungo Kamigauchi
俊吾 上垣内
Taro Tamagawa
太郎 玉川
Yoshihisa Nakamura
欣央 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Yazaki Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp, Yazaki Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2011125609A priority Critical patent/JP2012253947A/ja
Publication of JP2012253947A publication Critical patent/JP2012253947A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

【課題】電子制御ユニットに対するコネクタの接続の作業負担を軽減し、電子制御ユニットのユニット収納室内への装着作業を円滑化する。
【解決手段】ユニット収納室20を画成する側壁17の一部には、ユニット収納室20に収容される前の電子制御ユニット63にコネクタを接続する際に該電子制御ユニット63が載置される、電子制御ユニット63がユニット収納室20に収容される収容方向に向かって窪む仮置き溝23が形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動車等に搭載されて、電子制御ユニットを収容するユニット収納室を備えた収納箱および電気接続箱、並びに電子制御ユニットの収容方法に関するものである。
従来から、電子制御部品等を含む電子制御ユニットを収容したユニット収納室を持つタイプの電気接続箱が、提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電気接続箱は、電気制御ユニットを収容するユニット収納室のほかに、その電子制御ユニットに接続される多数の電線(ハーネス)、コネクタの収納室を有し、これらをコンパクトに纏めて車室内に装着される。そして、この電子制御ユニットがユニット収納室に収容するタイミングとしては、電気メーカや電線配索業者によって電線やコネクタ等が予め配置された電気接続箱を用意しておき、その後、その電気接続箱のユニット収納室内に自動車メーカ等が後付けによって収容している。
特開2009−100533号公報
上述した従来の電気接続箱は、解決すべき以下の問題を有している。
即ち、自動車メーカ等は用意した電子制御ユニットを、前記電気接続箱のユニット収納室に配索された電線およびコネクタに接続し、さらにこれをユニット収納室内に収めるという作業が極めて面倒である。例えば、作業者は、一方の手で電子制御ユニットを支え、この電子制御ユニットの複数の端子に対し、もう一方の手で複数本の電線端のコネクタを把持しながら接続する場合に、電子制御ユニットを支える手および電線を支える手が震えるなどして、その接続作業が円滑に行いにくく、作業負担が大きい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子制御ユニットに対するコネクタの接続の作業負担を軽減可能にし、以って電子制御ユニットのユニット収納室内への装着作業を容易かつ効率的に進めることができる収納箱および電気接続箱、並びに電子制御ユニットの収容方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る収納箱は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) 電子制御ユニットが収容されるユニット収納室が形成された収納箱であって、
前記ユニット収納室を画成する側壁の一部には、前記ユニット収納室に収容される前の前記電子制御ユニットにコネクタを接続する際に該電子制御ユニットが載置される、前記電子制御ユニットが該ユニット収納室に収容される収容方向に向かって窪む仮置き溝が形成されている、
こと。
(2)上記(1)の構成の収納箱であって、
前記仮置き溝は、前記ユニット収納室の内側と外側を連通するように、前記ユニット収納室を画成する側壁に形成されている、
こと。
(3)上記(2)の構成の収納箱であって、
前記電子制御ユニットには、前記仮置き溝に該電子制御ユニットを載置した際に該仮置き溝に当接する一側面を横断するようにずり落ち防止溝が穿設されている、
こと。
(4)上記(2)の構成の収納箱であって、
前記電子制御ユニットには、前記ユニット収納室に収容される収容方向前方に位置する該電子制御ユニットの底面に、該電子制御ユニットを前記仮置き溝に載置した際に該仮置き溝の縁に引っ掛かるように一部が屈曲したずり落ち防止フックが設けられている、
こと。
また、本発明に係る電気接続箱は、下記(5)および(6)を特徴としている。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれか一つの構成の収納箱が設けられた、
こと。
(6) 上記(5)の構成の電気接続箱であって、
前記ユニット収納室を画成する側壁の一部は、該電気接続箱の外側壁の一部によって形成され、
前記仮置き溝は、前記電気接続箱の外側壁の一部に形成されている、
こと。
また、本発明に係る並びに電子制御ユニットの収容方法は、下記(7)を特徴としている。
(7) 電子制御ユニットが収容されるユニット収納室を画成する側壁の一部に形成された、前記電子制御ユニットが該ユニット収納室に収容される収容方向に向かって窪む仮置き溝に、前記電子制御ユニットを載置し、
前記電子制御ユニットにコネクタを接続し、
前記電子制御ユニットを前記ユニット収納室に収容する、
こと。
上記(1)の構成の収納箱によれば、電子制御ユニットを仮置きした状態でコネクタを電子制御ユニットに嵌め込むことができるので、その嵌め込みの作業負担が軽減される。
上記(2)の構成の収納箱によれば、前記ユニット収納室の内側と外側を横断するように電子制御ユニットを載置できるため、電子制御ユニットを載置する作業が簡単になる。
上記(3)の構成の収納箱によれば、仮置き溝に載置された状態の電子制御ユニットが該仮置き溝上を滑ることを防止することができる。
上記(4)の構成の収納箱によれば、仮置き溝に載置された状態の電子制御ユニットが該仮置き溝上を滑ることを防止することができる。
上記(5)の構成の電気接続箱によれば、電子制御ユニットを仮置きした状態でコネクタを電子制御ユニットに嵌め込むことができるので、その嵌め込みの作業負担が軽減される。
上記(6)の構成の電気接続箱によれば、前記電子制御ユニットを収納箱に仮置きする際、ユニット収納室周りの電気接続箱の形状がその仮置きを妨げることはない。
上記(7)の構成の電子制御ユニットの収容方法によれば、電子制御ユニットを仮置きした状態でコネクタを電子制御ユニットの嵌め込むことができるので、その嵌め込みの作業負担が軽減される。
本発明によれば、電子制御ユニットに対するコネクタの接続の作業負担を軽減でき、これにより電子制御ユニットのユニット収納室内への装着作業を円滑かつ迅速に進めることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の実施形態にかかる電気接続箱(第2のロアー部材を除く。)を示す斜視図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱の分解斜視図である。 図1に示す電気接続箱を方向を変えて視た斜視図である。 図1に示す電気接続箱からアッパカバーを取り外した状態の斜視図である。 フレームの仮置き溝に対する電子制御ユニットの仮置き状態を示す斜視図である。 フレームの仮置き溝に対する電子制御ユニットの仮置き状態を方向を変えて視た斜視図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱における電子制御ユニットの概略の一例を示す図であり、図7(a)は仮置き溝に当接する面を視た正面図であり、図7(b)は側面図である。 フレームの仮置き溝に対する電子制御ユニットの仮置き状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態にかかる電気接続箱における電子制御ユニットの概略の他例を示す図であり、図9(a)は仮置き溝に当接する面を視た正面図であり、図9(b)は側面図である。 フレームの仮置き溝に対する電子制御ユニットの仮置き状態を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる収納箱および電気接続箱を、図1乃至図6を参照して説明する。本実施形態にかかる収納箱および電気接続箱は、電子制御ユニットが収容されるユニット収納室を有し、前記ユニット収納室を画成する側壁の一部には、前記電子制御ユニットが該ユニット収納室に収容される収容方向に向かって窪む仮置き溝が形成され、前記ユニット収納室に収容される前の前記電子制御ユニットにコネクタを接続する際、前記仮置き溝には、電子制御ユニットが載置可能な構成である。
本実施形態の電気接続箱Aは、図1〜図3に示すように、収納箱であるフレーム11と、第1のロアー部材12と、第2のロアー部材13と、ベース部材14と、アッパカバー15とを備えて構成される。これらのフレーム(収納箱)11、第1のロアー部材12、第2のロアー部材13、ベース部材14、アッパカバー15は耐熱性、絶縁性、硬質の例えば合成樹脂を素材として、あるいは金属材料を併用して所定の形状、サイズに形成され、後述のような連結手段(係止部、被係止部)を用いて一体結合され、電気接続箱Aが形成される。これらのうち、フレーム11は、図4〜図6に示すように、全体として上下方向短めで環状体をなし、この環状体を構成する側壁16、17、18、19の外側面にはサイズや形状が同一または異なる複数個の被係止部11aが一体に設けられている。
ここで、側壁16、19は外方に向かって少し湾曲するような形態をなし、側壁17は平らで、側壁18は全体として大きくL字状に湾曲し、これらが環状に繋がっている。側壁17は対向する側壁19の高さに比べて、図4に示すように、下方に長めに垂下延設され、側壁17との間に、ユニット収納室20を画成する断面コ字状(または断面矩形状)の隔壁21が側壁17に連設されている。この隔壁21はシールド効果がある金属板で構成することも可能である。また、前記環状体を構成する側壁16、18、19の内側面には、サイズや形状が異なる複数の係止部11bが一体に突設されている。
フレーム11の側壁16〜19の内側面に設けられた係止部11bおよび隔壁21の外側面に設けられた係止部21aは、前記ベース部材14の外側面に設けられた係止突起(被係止部)14aに係止されて、ベース部材14をフレーム11に保持する。また、フレーム11の側壁16〜19の外側面に設けられた被係止部11aは、第1のロアー部材12および第2のロアー部材13に設けられた後述の各係止突起12a、13aにそれぞれ係止されて、フレーム11に第1のロアー部材12および第2のロアー部材13を保持する。
側壁18の内側には、フレーム11内に収納される電線に接続されたコネクタを装着するためのコネクタ収納枠27、28が設けられている。
前記第1のロアー部材12は、図1〜図3に示すように、底部がV字状に凹んだ形状の有底型容器をなし、ヘの字状に曲がった側壁および平らな側壁を持つ。平らな側壁の所定位置には、前記係止突起12aが一体に設けられている。この係止突起12aは前記フレーム11上の複数の被係止部11aに対応する部位に設けられ、フレーム11と第1のロアー部材12との結合時に相互に嵌合される。
さらに、平らな側壁には大小2つの被係止部が一体に設けられている。
平らな側壁に設けられた被係止部は第2のロアー部材13の側方開放端の下部に、図2および図3に示すように突設された係止突起13bに対応する部位に設けられ、第1のロアー部材12に第2のロアー部材13を連結する際に、第1のロアー部材12の各被係止部に、第2のロアー部材13に突設された係止突起13bが嵌合接続される。
このように本実施形態では、ロアー部材を第1のロアー部材12と第2のロアー部材13とに2分割して、第1のロアー部材12はフレーム11内のユニット収納室20内に通じて、このユニット収納室20を除くフレーム11内および第2のロアー部材13内に対して遮断した空間を形成している。これにより、ユニット収納室20の内部を外部から熱的に遮蔽または分離でき、さらに防水性、強度を高めることができる。この結果、このユニット収納室20内に収容される電子制御ユニットの動作の安定性、信頼性を確保することができる。
第2のロアー部材13は第1のロアー部材12との結合方向および上方が開放された有底型の容器であり、側壁と、この側壁とともに平面視で略L字状をなす側壁と、開口と、円弧状の側壁と、底部とを有する。ここで、各係止突起13bはこれに隣接配置される第1のロアー部材12の被係止部に係止可能であり、係止突起13aはフレーム11の外側面にある前記被係止部11aに係止可能になっている。
前記ベース部材14は多数のコネクタ、ヒューズ、リレーなど、主に電気部品を装着した板状のブロック体であり、このブロック体の外側面には、前述のような複数個の被係止部14aが一体に設けられている。このベース部材14はユニット収納室20を除くフレーム11内に収納可能なサイズおよび形状をなし、このベース部材14の前記被係止部14aがフレーム11内面の前記係止部11bに嵌合可能になっている。なお、ブロック体前面に位置する被係止部14aは前記隔壁21の係止部21aに係止可能となっている。
また、アッパカバー15は、フレーム11の上部開口を覆うように構成されている。このアッパカバー15は、天部42と、この天部42の周囲に連設された側壁43〜46とを備える。これらのうち天部42および側壁44は略平らに形成されているが、側壁43〜46は平面視で前記フレーム11の側壁16〜19に略合致する形状およびサイズに形成されている。側壁45は全体として平面視で略L字状をなし、側壁43、44、46とともに環状に繋がっている。
側壁43および側壁45の一部には外方に突出するように各一の係止突起15aが設けられている。これらの係止突起15aは前記フレーム11の側壁16および側壁18に設けられた各一の被係止部11aの対応位置に設けられている。従って、フレーム11の上部にアッパカバー15を被せたとき、係止突起15aが被係止部11aに対し係合可能になる。
また、側壁44およびこの側壁44が側壁45に連続する部分の下部に、延長壁48が垂下延設されている。この延長壁48は、フレーム11にアッパカバー15を被せたとき、フレーム11の仮置き溝23付近を外方から覆うように機能する。
かかる構成のフレーム11、第1のロアー部材12、第2のロアー部材13、ベース部材14、アッパカバー15は、次のようにして組み付けられる。まず、フレーム11の下部に第1のロアー部材12を配置してフレーム11の側壁16、17および隔壁21の下端縁を、第1のロアー部材12に支承させる。そして、第1のロアー部材12の外側面に設けられた係止突起12aをフレーム11下部の被係止部11aに挿し込む。
続いて、第2のロアー部材13の開放部側を第1のロアー部材12の平らな側壁側に対向させるとともに、その開放部側の大小2つの係止突起13bを第1のロアー部材12の被係止部内にこれらの下方から差し込む。また、これらの係止突起13bの係合操作に前後して、第2のロアー部材13の外側面にある各係止突起13aをこれに対向する位置にあるフレーム11の外側面にある被係止部11aに下方から挿し込んで係止する。これによりフレーム11、第1のロアー部材12および第2のロアー部材13が連結される。
次に、フレーム11内の上部に上方からベース部材14が挿入する。このときベース部材14の外側面に設けられた係止突起(被係止部)14aをフレーム11の内周面に設けられた係止部11bに係止する。これによりベース部材14はフレーム11内の上部に安定保持される。そして、このベース部材14を収容したフレーム11上にアッパカバー15を被せる。なお、このベース部材14下部のフレーム11内には、そのベース部材14に装着されたリレーやヒューズに接続される多数本の電線が配置される。このときアッパカバー15の各一の係止突起15aが、これらに対応する位置に臨むフレーム11の外周面にある各一の被係止部11aに係止される。これにより、アッパカバー15はフレーム11にガタツキなく装着され、最終的に図1に示すような電気接続箱Aが形成される。
この場合において、フレーム11内に隔壁21によって画成されるユニット収納室20内は、これの下部において、第1のロアー部材12にフレーム11の側壁16、17の一部の下端縁が密接することで塞がれ、上部においてはアッパカバー15の側壁43、44の一部の下端縁がフレーム11における側壁の一部の上端縁に密接させることで塞がれる。
ところで、前記電子制御ユニット63の各端子に対する各コネクタの接続(嵌合)操作は、例えば一方の手で電子制御ユニット63を支え、もう一方の手で、重力によってユニット収納室20内への引き込み力が作用している電線端のコネクタを強く掴んで行う必要があり、この接続作業が面倒である。
本実施形態では、フレーム11の開口部に臨む前記側壁17の仮置き溝23に、図5および図6に示すように、電子制御ユニット63を端子61が斜め上方に向くように、またユニット収納室20の内側と外側に横断するように、係止させる。この場合に仮置き溝23の水平方向の幅寸法を電子制御ユニット63の横幅寸法に一致させることで、電子制御ユニット63は仮置き溝23上でほぼ緊密に保持させることができる。尚、ユニット収納室20を画成する隔壁21が前述のように矩形状をなす場合には、この隔壁21にも仮置き溝を形成することができる。また、フレーム11の側壁17の一部がユニット収納室20を形成している場合には、この側壁17に仮置き溝を形成することができる。
電子制御ユニットの前記保持状態にあっては、この電子制御ユニット63を支える手が空くか、あるいはその手を軽く電子制御ユニットに添えるだけで、ユニット収納室20の底部付近にある電線およびコネクタをユニット収納室20の開口部に引き上げながら、電子制御ユニット63の前記端子に容易に嵌合することができる。このように電子制御ユニット63に対する全ての電線の接続作業を終了した後は、コネクタが接続された前記端子61側を下方に向けた状態で電子制御ユニット63をユニット収納室20内に収納する。これにより、自動車メーカによる電子制御ユニット63のユニット収納室内への収納作業が効率化する。
さらに、側壁44およびこの側壁44が側壁45に連続する部分に延長壁48が垂下延設されているため、フレーム11にアッパカバー15を前述のように装着したとき、フレーム11の仮置き溝23を含む領域を外から覆う。これにより、仮置き溝23を通じてユニット収納室20内に外気、湿気、塵埃等が侵入するのを抑えることができる。
以上のように、本実施形態では、電子制御ユニット63が収容されるユニット収納室20を有する収納箱Aにおいて、ユニット収納室20を画成する側壁17の一部に、電子制御ユニット63が該ユニット収納室20に収容される収容方向に向かって窪む仮置き溝23が形成され、ユニット収納室20に収容される前の前記電子制御ユニット63にコネクタを接続する際、前記仮置き溝23には、該電子制御ユニット63が載置されるような構成としたことで、電子制御ユニット63を仮置きした状態でコネクタを電子制御ユニット63の端子に嵌め込むことができるので、その作業負担が軽減される。
この場合において、仮置き溝23が、ユニット収納室20の内側と外側を連通するように、ユニット収納室20を画成する側壁17に形成されることで、ユニット収納室20の内側と外側を横断するように電子制御ユニット63を載置でき、電子制御ユニット63を載置する作業が簡単になる。また、ユニット収納室20を画成する側壁17の一部は、電気接続箱Aの外側壁の一部によって形成され、仮置き溝23が電気接続箱Aの外側壁の一部に形成されていることで、電子制御ユニット63を仮置きする際、ユニット収納室20周りの電気接続箱Aの形状がその仮置きを妨げることはない。
ところで、上述した実施形態の電気接続箱Aによれば、仮置き溝23に電子制御ユニット63が載置されるような構成としたことで、電子制御ユニット63を仮置きした状態でコネクタを電子制御ユニット63の端子に嵌め込むことができるので、その作業負担が軽減される。しかし、仮置き溝23に載置された状態の電子制御ユニット63が該仮置き溝23上を滑り、該仮置き溝23上をスライドしてしまうことが危惧される。このような状況では、コネクタを電子制御ユニット63の端子に嵌め込む作業者は、絶えず、電子制御ユニット63を把持していなければならない。そこで、以下に説明する実施形態では、仮置き溝23に載置された状態の電子制御ユニット63が該仮置き溝23上を滑ることを防止することができる構造について説明する。図7は、本発明の実施形態にかかる電気接続箱における電子制御ユニットの概略の一例を示す図であり、図7(a)は仮置き溝に当接する面を視た正面図であり、図7(b)は側面図である。図8は、フレームの仮置き溝に対する電子制御ユニットの仮置き状態を示す斜視図である。図9は、本発明の実施形態にかかる電気接続箱における電子制御ユニットの概略の他例を示す図であり、図9(a)は仮置き溝に当接する面を視た正面図であり、図9(b)は側面図である。図10は、フレームの仮置き溝に対する電子制御ユニットの仮置き状態を示す斜視図である。
まず、本発明の実施形態にかかる電気接続箱における電子制御ユニットの一例を、図7(a)、図7(b)及び図8を参照して説明する。本実施形態の電子制御ユニット63は、仮置き溝23に電子制御ユニット63を載置した際に該仮置き溝23に当接する電子制御ユニット63の一側面に、ずり落ち防止溝64が穿たれている。ずり落ち防止溝64は、仮置き溝23に当接する電子制御ユニット63の一側面を横断するように、電子制御ユニット63がユニット収納室20に収容される収容方向に直交する方向に穿設されている。ずり落ち防止溝64が形成された電子制御ユニット63によれば、図8に示すように、コネクタを電子制御ユニット63の端子に嵌め込む作業中、ずり落ち防止溝64に仮置き溝23の縁を進入させることによって、仮置き溝23に載置された状態の電子制御ユニット63が該仮置き溝23上を滑ることを防止することができる。
また、本発明の実施形態にかかる電気接続箱における電子制御ユニットの他例を図9(a)、図9(b)及び図10を参照して説明する。本実施形態の電子制御ユニット63は、ユニット収納室20に収容される収容方向前方に位置する該電子制御ユニット63の底面にずり落ち防止フック65が設けられている。ずり落ち防止フック65は、電子制御ユニット63の底面から離れる方向に延設されており、電子制御ユニット63を仮置き溝23に載置した際に仮置き溝23の縁に引っ掛かるようにその一部が屈曲している。ずり落ち防止フック65が形成された電子制御ユニット63によれば、コネクタを電子制御ユニット63の端子に嵌め込む作業中、ずり落ち防止フック65の屈曲した一部に仮置き溝23の縁を進入させることによって、仮置き溝23に載置された状態の電子制御ユニット63が該仮置き溝23上を滑ることを防止することができる。
また、図9(a)、図9(b)に示すように、ずり落ち防止フック65は、底面の方向から電子制御ユニット63を視た際、底面の縁によって囲まれる範囲の内側に納まっている。このようにずり落ち防止フック65を延設させることによって、電子制御ユニット63をユニット収納室20に収容する際、ずり落ち防止フック65がユニット収納室20を画成する壁面に接触してその収容を妨げることが防止することができる。
A 電気接続箱
11 フレーム(収納箱)
11a 被係止部
11b 係止部
12 第1のロアー部材
12a 係止突起
13 第2のロアー部材
13a 係止突起
13b 係止突起
14 ベース部材
14a 係止突起(被係止部)
15 アッパカバー
15a 係止突起
16、17、18、19 側壁
20 ユニット収納室
21 隔壁
21a 係止部
23 仮置き溝
27、28 コネクタ収納枠
42 天部
43、44、45、46 側壁
48 延長壁
61 端子
63 電子制御ユニット
64 ずり落ち防止溝
65 ずり落ち防止フック

Claims (7)

  1. 電子制御ユニットが収容されるユニット収納室が形成された収納箱であって、
    前記ユニット収納室を画成する側壁の一部には、前記ユニット収納室に収容される前の前記電子制御ユニットにコネクタを接続する際に該電子制御ユニットが載置される、前記電子制御ユニットが該ユニット収納室に収容される収容方向に向かって窪む仮置き溝が形成されている、
    ことを特徴とする収納箱。
  2. 前記仮置き溝は、前記ユニット収納室の内側と外側を連通するように、前記ユニット収納室を画成する側壁に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
  3. 前記電子制御ユニットには、前記仮置き溝に該電子制御ユニットを載置した際に該仮置き溝に当接する一側面を横断するようにずり落ち防止溝が穿設されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の収納箱。
  4. 前記電子制御ユニットには、前記ユニット収納室に収容される収容方向前方に位置する該電子制御ユニットの底面に、該電子制御ユニットを前記仮置き溝に載置した際に該仮置き溝の縁に引っ掛かるように一部が屈曲したずり落ち防止フックが設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の収納箱。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の収納箱が設けられたことを特徴とする電気接続箱。
  6. 前記ユニット収納室を画成する側壁の一部は、該電気接続箱の外側壁の一部によって形成され、
    前記仮置き溝は、前記電気接続箱の外側壁の一部に形成されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の電気接続箱。
  7. 電子制御ユニットが収容されるユニット収納室を画成する側壁の一部に形成された、前記電子制御ユニットが該ユニット収納室に収容される収容方向に向かって窪む仮置き溝に、前記電子制御ユニットを載置し、
    前記電子制御ユニットにコネクタを接続し、
    前記電子制御ユニットを前記ユニット収納室に収容する、
    ことを特徴とする電子制御ユニットの収容方法。
JP2011125609A 2011-06-03 2011-06-03 収納箱および電気接続箱、並びに電子制御ユニットの収容方法 Withdrawn JP2012253947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011125609A JP2012253947A (ja) 2011-06-03 2011-06-03 収納箱および電気接続箱、並びに電子制御ユニットの収容方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011125609A JP2012253947A (ja) 2011-06-03 2011-06-03 収納箱および電気接続箱、並びに電子制御ユニットの収容方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012253947A true JP2012253947A (ja) 2012-12-20

Family

ID=47526192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011125609A Withdrawn JP2012253947A (ja) 2011-06-03 2011-06-03 収納箱および電気接続箱、並びに電子制御ユニットの収容方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012253947A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5846750B2 (ja) 収納箱および電気接続箱
JP6062530B2 (ja) 電子部品の組付構造及び電気接続箱
JP5769463B2 (ja) 収納箱および電気接続箱
JP6265865B2 (ja) 電子部品
JP4356741B2 (ja) 電気接続箱
JP6191093B2 (ja) 電気接続箱
JP5885392B2 (ja) 電気接続箱
WO2014142251A1 (ja) 電子部品の組付構造及び電子部品
JP2015084277A (ja) コネクタ構造及びワイヤハーネス
JP5068054B2 (ja) 電気接続箱の取付構造
JP2010074955A (ja) 電気接続箱
JP6021481B2 (ja) ヒューズホルダとヒューズカバーとの固定構造
JP2015046483A (ja) 防水筐体
JP2012253947A (ja) 収納箱および電気接続箱、並びに電子制御ユニットの収容方法
JP4982142B2 (ja) 電動圧縮機の過負荷リレー保持装置
CN112802723B (zh) 电连接盒
JP6294790B2 (ja) 被支持部材と支持体との支持構造及び電気接続箱
JP4542493B2 (ja) 電気接続箱
JP2015008571A (ja) 電気接続用ケース
JP5627299B2 (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
JP6294789B2 (ja) 電気接続箱
JP3374783B2 (ja) 電気接続箱
JP6262100B2 (ja) 電気接続箱
JP5838958B2 (ja) 基板を備える電気機器
JPH1097825A (ja) 電気部品収納ボックス

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140805