JP6262100B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用電気接続箱に関するものである。
図5は、特許文献1に開示された従来の自動車用電気接続箱の断面図である。この電気接続箱350は、底壁及び周壁を有する箱状のロアカバー351と、ロアカバー351内に収容される内機320と、ロアカバー351の上部開口部を塞ぐカバー352と、を備えている。内機320は、基板321と、基板321に実装された電子部品322及びコネクタ嵌合部323と、を備えている。
特開2009−136114号公報
近年、自動車の機能増加や機能向上に伴い、上述した電気接続箱350においては搭載部品点数が増加傾向にあり、よりいっそうの高密度実装化が求められている。そこで、本発明は、高密度実装が可能な電気接続箱を提供することを目的とする。
請求項に記載された発明は、底壁及び周壁を有するロアカバーと、前記底壁と対向する向きで前記ロアカバーに組み付けられるインナーカバーと、前記底壁と前記インナーカバーとの間に収容される内機と、を備えた電気接続箱において、前記周壁が、前記インナーカバーよりも上方まで延びており、前記インナーカバーと対向する向きで前記ロアカバーに組み付けられるとともに前記インナーカバーとの間に間隔をあけて組み付けられるアッパカバーをさらに備え、前記アッパカバーの内面に、電線が取り付けられた部品が取り付けられており、前記インナーカバーの前記アッパカバー側に、電子部品取付面が設けられ、前記電子部品取付面には、高さが異なる複数の電子部品が取り付けられ、前記アッパカバーの内面に取り付けられた前記部品が、前記複数の電子部品のうち最も高さのある電子部品を避けるように配置されていることを特徴とする電気接続箱である。
請求項に記載された発明によれば、前記周壁が、前記インナーカバーよりも上方まで延びており、前記インナーカバーと対向する向きで前記ロアカバーに組み付けられるとともに前記インナーカバーとの間に間隔をあけて組み付けられるアッパカバーをさらに備え、前記アッパカバーの内面に、電線が取り付けられた部品が取り付けられているので、本電気接続箱の投影面積を従来構造の電気接続箱と比較して増加させることなく搭載可能な部品点数を増加させることができ、高密度実装が可能になる。また、本電気接続箱と、従来構造の電気接続箱とにおいて内機が流用可能となる。また、前記インナーカバーの前記アッパカバー側に、電子部品取付面が設けられ、前記電子部品取付面には、高さが異なる複数の電子部品が取り付けられ、前記アッパカバーの内面に取り付けられた前記部品が、前記複数の電子部品のうち最も高さのある電子部品を避けるように配置されているので、電子部品取付面とアッパカバーとの間のデッドスペースを少なくでき、よりいっそう高密度実装が可能になる。
本発明の一実施形態にかかる電気接続箱の斜視図である。 図1に示されたアッパカバーをロアカバーから取り外した状態を示す斜視図である。 図2に示されたアッパカバー及び部品の分解図である。 図3に示されたアッパカバーに部品を取り付ける方法を説明する説明図である。 従来の自動車用電気接続箱の断面図である。
本発明の一実施形態にかかる「電気接続箱」を図1〜4を参照して説明する。
図1〜3に示す電気接続箱1は、自動車に搭載されて電源から負荷に電源分配を行うものである。この電気接続箱1は、底壁20及び周壁21を有する箱状のロアカバー2と、底壁20と対向する向きでロアカバー2に組み付けられるインナーカバー8と、底壁20とインナーカバー8との間に収容される内機9と、インナーカバー8と対向する向きでロアカバー2に組み付けられるとともにインナーカバー8との間に間隔をあけて組み付けられるアッパカバー3と、アッパカバー3の内面に取り付けられた部品4〜7と、を備えている。
ロアカバー2は、合成樹脂で構成されており、上述したように、長方形状の底壁20と、底壁20の外縁から立設した周壁21と、を有している。周壁21は、インナーカバー8よりも上方まで延びている。また、周壁21の一面には、切欠き22が設けられている。
インナーカバー8は、合成樹脂で構成されており、アッパカバー3側に電子部品取付面80が設けられている。電子部品取付面80には、プラグインタイプのリレー11,12が取り付けられるリレー装着部81,82や、プラグインタイプのヒューズが取り付けられるヒューズ装着部83や、コネクタ嵌合部84などが設けられている。リレー装着部81,82は、電子部品取付面80の中央に設けられている。ヒューズ装着部83は、リレー装着部81,82の両側に複数個ずつ設けられている。
この電子部品取付面80に取り付けられる複数の電子部品のうち、最も高さのある(アッパカバー3側に突出している)電子部品はリレー装着部81に取り付けられるリレー11である。また、最も高さのない電子部品はヒューズ装着部83に取り付けられるヒューズである。このように、電子部品取付面80には、高さが異なる複数の電子部品が取り付けられる。また、上述したリレー11,12及びヒューズは、メンテナンス時の作業性を考慮して、アッパカバー3を外すだけで容易に部品交換が行える電子部品取付面80に取り付けられている。
内機9は、基板と、基板に実装された複数の電子部品及びコネクタ嵌合部10と、を備えている。図1に示すように、内機9のコネクタ嵌合部10、インナーカバー8のコネクタ嵌合部84、及び後述するコネクタ嵌合部6は、それぞれの開口部がロアカバー2の切欠き22に位置するように設けられている。これらコネクタ嵌合部10,84,6には、ワイヤハーネスのコネクタが嵌合される。
アッパカバー3は合成樹脂で構成されており、電子部品取付面80と対向する長方形状の対向壁30と、対向壁30の外縁から立設した周壁31と、を有している。対向壁30の内面には、上記部品4〜7を取り付けるためのレール32,35,36が設けられている。このアッパカバー3は、ロアカバー2の上部開口部を覆うように組み付けられる。
続いて、上記部品4〜7について説明する。部品4は、リレーユニットであり、電線14(図4を参照。)が電気接続された二つのリレー13と、これらリレー13を収容した合成樹脂製のホルダ40と、で構成されている。部品5は、ヒューズユニットであり、電線が電気接続された複数のヒューズと、これらヒューズを収容した合成樹脂製のホルダ50と、で構成されている。部品6は、コネクタ嵌合部であり、電線が電気接続された端子と、該端子を収容したハウジングと、で構成されている。部品7は、半導体パワーインテグレーションであり、電線が電気接続されるとともに半導体等が搭載された基板と、該基板を収容したハウジングと、で構成されている。このように部品4〜7は、電線が取り付けられて、前記自動車の電気回路を構成する部品である。なお、図1〜3においては、各部品4〜7に取り付けられた電線の図示を省略している。
上述した部品4〜7は、レール32,35,36によってアッパカバー3の内面に取り付けられている。また、これら部品4〜7は、電子部品取付面80に取り付けられる複数の電子部品のうち最も高さのあるリレー11を避けるように配置されている。具体的には、リレーユニット4及び半導体パワーインテグレーション7は、ヒューズ装着部83に取り付けられた複数のヒューズの上方に配置されている。また、ヒューズユニット5は、間隔をあけて配置された二つのコネクタ嵌合部84の間に配置されている。また、コネクタ嵌合部6は、コネクタ嵌合部84の上方に配置されている。
さらに、上述したリレーユニット4は、ホルダ40がアッパカバー3に取り付けられた状態で、当該ホルダ40に対してリレー13が挿抜自在である。同様に、ヒューズユニット5は、ホルダ50がアッパカバー3に取り付けられた状態で、当該ホルダ50に対してヒューズが挿抜自在である。このため、アッパカバー3を外すだけでこれらリレー13及びヒューズの交換作業を容易に行うことができる。
次に、上記部品4〜7とアッパカバー3との取付構造について説明する。本実施形態において、各部品4〜7とアッパカバー3との取付構造は同様であるので、代表して部品4とアッパカバー3との取付構造を図4を参照して説明する。
図4に示すように、アッパカバー3の対向壁30の内面には、部品4すなわちリレーユニット4を取り付けるために、一対のレール32が設けられている。一対のレール32は、対向壁30と電子部品取付面80との対向方向と直交する方向に平行に延びているとともに、対向壁30の短手方向一端側から中央側に延びている。また、一対のレール32は、四角筒状に形成されており、対向壁30の短手方向一端側に開口した開口部32aと、開口部32aから対向壁30の短手方向中央側に延びたスリット32bと、後述する係止突起43が係止する係止孔33と、が設けられている。
リレーユニット4のホルダ40は、箱状のホルダ本体41と、ホルダ本体41の両側面に設けられ、上記レール32内をスライドする挿入部42と、各挿入部42に設けられた係止突起43と、を有している。ホルダ本体41の底面には、電線14及び電線14の端部に接続された端子を挿入するための挿入孔が設けられている。なお、リレー13は、ホルダ本体41の底面と反対側の開口部から挿入される。また、挿入部42は、ホルダ本体41の両側面における前記底面側の端部に設けられている。
リレーユニット4は、上述したホルダ40にリレー13及び端子付き電線14が収容された状態で、図4の矢印A方向にスライドされることにより、各挿入部42が開口部32aから各レール32内に挿入される。そして、各挿入部42が各レール32の最奥に位置付けられる際に各係止突起43が各係止孔33に係止することにより、アッパカバー3に固定される。
このように、電気接続箱1においては、ロアカバー2の周壁21をインナーカバー8よりも上方まで延長し、ロアカバー2の上部開口部にアッパカバー3を組み付ける構成とした上で、このアッパカバー3の内面に複数の部品4〜7を取り付ける構成としたので、電気接続箱1の投影面積を従来構造の電気接続箱と比較して増加させることなく搭載可能な部品点数を増加させることができ、高密度実装が可能になる。また、電気接続箱1と、従来構造の電気接続箱とにおいて内機9が流用可能となる。
また、電気接続箱1においては、インナーカバー8に電子部品取付面80を設け、アッパカバー3の内面に取り付けられた部品4〜7を、電子部品取付面80に取り付けられる複数の電子部品のうち最も高さのあるリレー11の両側スペース等に配置する構成としたので、電子部品取付面80とアッパカバー3との間のデッドスペースを少なくでき、よりいっそう高密度実装が可能になる。さらに、アッパカバー3に部品4〜7を取り付けるためのレール32,35,36を設けたこと、そして、該アッパカバー3に部品4〜7を取り付けることにより、アッパカバー3の剛性を高めることができる。
上述した実施形態では、インナーカバー8に電子部品取付面80が設けられていたが、本発明には、インナーカバー8に電子部品取付面80が設けられていないものも含まれる。そのような電子部品取付面80が設けられていないインナーカバーは、内機9の防水やロアカバー2の剛性に寄与する。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 電気接続箱
2 ロアカバー
3 アッパカバー
4 リレーユニット(部品)
5 ヒューズユニット(部品)
6 コネクタ嵌合部(部品)
7 半導体パワーインテグレーション(部品)
8 インナーカバー
9 内機
20 底壁
21 周壁

Claims (1)

  1. 底壁及び周壁を有するロアカバーと、前記底壁と対向する向きで前記ロアカバーに組み付けられるインナーカバーと、前記底壁と前記インナーカバーとの間に収容される内機と、を備えた電気接続箱において、
    前記周壁が、前記インナーカバーよりも上方まで延びており、
    前記インナーカバーと対向する向きで前記ロアカバーに組み付けられるとともに前記インナーカバーとの間に間隔をあけて組み付けられるアッパカバーをさらに備え、
    前記アッパカバーの内面に、電線が取り付けられた部品が取り付けられており、
    前記インナーカバーの前記アッパカバー側に、電子部品取付面が設けられ、
    前記電子部品取付面には、高さが異なる複数の電子部品が取り付けられ、
    前記アッパカバーの内面に取り付けられた前記部品が、前記複数の電子部品のうち最も高さのある電子部品を避けるように配置されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
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