JP6062530B2 - 電子部品の組付構造及び電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品の組付構造及び電気接続箱に係り、特に自動車などの移動体に搭載される電気接続箱に設けられる電子部品の組付構造に関する。
一般に自動車などの移動体には、電源装置と電装品との接続を制御するためにリレーなどの電子部品を収容した電気接続箱が搭載されている(特許文献1参照。)。
従来のリレーは、図14に示すように、直方体状に形成されるリレー本体11と、このリレー本体11の一つの面(底面)から直状に突出する複数の板状のリード端子12を備えて構成される。この種のリレーは、例えば、電線13が接続される端子金具14を保持する樹脂性の保持部材15に組み付けられてリレーモジュールを構成し、このリレーモジュール(保持部材15)が電気接続箱に組み付けられる。端子金具14には、リード端子12が接続されるバネ部16が形成されており、複数のリード端子12の先端部をそれぞれバネ部16に嵌入させることで、リレーが保持部材15に保持される。なお、図149は、基本的には、従来のリレーモジュールの縦断面図であるが、リレー本体191のみを側面図で示している。
特開2010−221787号公報
ところで、図14のリレーモジュールは、リレーの重心部分を有するリレー本体11とリレー本体11を支持する端子金具14(バネ部16)とが、リレーの組付方向(図14の上下方向)において、互いに離れて配置されている。このため、例えば、車両の揺れなどに伴って電気接続箱が振動すると、保持部材15に対してリレーが例えば矢印の方向に振動する。そして、リレーの組付方向におけるリレー本体11の重心の位置と端子金具14のバネ部16との距離が大きくなるほど、リレー本体11を支持するバネ部16にかかる負担が大きくなる。
このようなリレー本体11の振動を防ぐ方法として、端子金具14のバネ部16がリード端子12を保持する保持力(バネ力)を強化することが考えられるが、端子金具14や保持部材15の大型化を招くおそれがある。また、端子金具14の他に例えばリレー本体11を保持する別の部材を設けることも考えられるが、リレーモジュールの構造の複雑化を招き、部品コストが高くなるおそれがある。
本発明の課題は、簡単な構成で電子部品の振動を抑制することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る電子部品の組付構造は、直方体状の部品本体と、この部品本体に設けられる複数のリード端子とを備える電子部品と、電子部品を挿入して収容する収容部材と、この収容部材に保持され、複数のリード端子をそれぞれ嵌合する複数の端子金具と、を具備し、リード端子は、基端部と、この基端部と連なり電子部品の前記収容部材への挿入方向に向かって部品本体の側面と間隔をあけて該側面に沿って垂下する接続部とを有し、収容部材は、部品本体を案内して収容する第1収容室と、端子金具を収容して保持する第2収容室とを備え、第1収容室は、底壁から立ち上がる枠状の壁部に四方を囲まれて形成され、第2収容室は、第1収容室の壁部を挟んだ外側に形成されてなり、端子金具は、この端子金具に接続される接続部を押圧するバネ部を備え、このバネ部は、第1収容室に収容される部品本体の側面と壁部を挟んで対向して配置され、電子部品が収容部材に挿入されて収容されるとともに、複数の端子金具に複数のリード端子がそれぞれ嵌合されて、電子部品が収容部材に組み付けられることを特徴とする。
このように、本発明においては、リード端子が部品本体の側面に沿って延びる電子部品を用いることを必須としている。そして、このような電子部品の部品本体とリード端子をそれぞれ収容部材の第1収容室と第2収容室に挿入して収容することで、電子部品の挿入方向において、部品本体の重心の高さ位置とバネ部の高さ位置との距離を互いに近づけることができる。これにより、主として電子部品の挿入方向と交差する方向の振動を効果的に抑制し、部品本体を支持するために端子金具にかかる負担を軽減することができるから、端子金具や収容部材を大きくすることなく、簡単な構成で、電子部品の振動を抑制することができる。
ところで、電子部品が動作すると、部品本体が発熱する。そのため、電子部品の機能を良好に維持するためには、部品本体から発生する熱を外部へ逃がす必要がある。しかし、部品本体を壁部で包囲する場合、部品本体に熱が溜まりやすくなる。
そこで、電子部品は、部品本体の壁部と対向する面に設けられる係止突起を備え、さらに、収容部材は、樹脂材料で形成されるとともに、第1収容室の壁部に設けられる、この第1収容室に部品本体が収容されたときに、係止突起が係止される貫通溝を備え、この貫通溝は、係止突起が係止された状態で、部品本体が露出可能に形成されるものとする。
これによれば、貫通溝に係止突起が係止されたときに、貫通溝に形成される隙間から部品本体の熱を外部に放出し、部品本体の温度上昇を抑制することができるから、電子部品の機能を良好に維持することができる。また、部品本体の係止突起を貫通溝に係止することで、第1収容室の壁部に部品本体を保持することができるから、部品本体のガタ付きを抑制することができ、電子部品の振動を一層抑制することができる。
一方、電子部品は、リード端子の基端部が第1収容室から第2収容室に延在して設けられ、通電部分が外部に露出されている。このため、作業中に通電部分に手が触れると感電のおそれがあり、また、隣り合う基端部に工具などが触れると基端部同士が短絡するおそれがある。
そこで、電子部品は、リード端子の基端部の一部又は全部が樹脂などの絶縁部材で被覆されてなるものとする。これによれば、リード端子による感電や短絡のトラブルを防ぐことができる。
また、上記の電子部品の組付構造は、部品本体が挿入される第1収容室の挿入口を被冠するカバー部材を具備し、このカバー部材は、収容部材に着脱可能に形成されてなるものとする。
これによれば、部品本体は、第1収容室とカバー部材に包囲されるため、部品本体を外部から保護することができ、しかも、部品本体の振動をカバー部材によって抑制することができるから、端子金具にかかる負担を軽減することができる。この場合、カバー部材は、第1収容室に収容される部品本体を押し付け可能に形成されてなるものとする。これによれば、電子部品の振動をより確実に抑制することができる。
また、収容部材は、カバー部材に代えて、箱型のフレームに組み付けることもできる。すなわち、上記の電子部品の組付構造は、側壁から枠状の側板を略水平方向に立ち上げ、複数の収容部材を側板に沿って収容して保持する箱型のフレームを具備し、収容部材は、電子部品が挿入される挿入口を側壁と対向させてフレームに保持されるようにする。
これによれば、収容部材とフレームの側壁によって電子部品を包囲することができるから、電子部品に水が付着するのを防ぐとともに、電子部品の振動を抑制することができる。また、収容部材の挿入口をフレームの側壁と対向させて配置することにより、フレームの厚み方向の寸法を短くできるため、設置スペースを小さくすることができる。
本発明によれば、簡単な構成で電子部品の振動を抑制することができる。
図1は、本発明を適用してなるリレーモジュールの組立図である。 図2は、本発明を適用してなるリレーモジュールの全体構成図である。 図3は、図2のA−A矢視の縦断面図である。 図4は、図3のB部の拡大図である。 図5は、図2のリレーモジュールにカバー部材を組み付ける組立図である。 図6は、図5においてカバー部材が組み付けられる状態のC−C矢視の縦断面図である。 図7は、図5のリレーモジュールと異なる形態の組立図である。 図8は、図7のリレーモジュールの組立後の斜視図である。 図9は、リレーの他の形態の斜視図である。 図10は、リレーの他の形態の斜視図である。 図11は、リレーの他の形態の斜視図である。 図12は、リレーの他の形態の斜視図である。 図13は、リレーの他の形態の斜視図である。 図14は、従来のリレーモジュールの縦断面図である。 図15Aは、リード端子の基端部が樹脂に包囲されるリレーの外観斜視図である。 図15Bは、図15Aに示すリレーの側面図である。
以下、本発明を適用してなる電子部品の組付構造を有するリレーモジュールの一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、電子部品としてリレーを用い、このリレーを収容部材に収容して構成されるリレーモジュールについて説明するが、本発明が適用される電子部品の組付構造は、リレー以外の電子部品にも当然に適用することができる。
本実施形態において、リレーモジュールの用途は特に限定されないが、自動車などの移動体における電源装置と電装品との接続状態を制御する機器類などに用いる場合を想定できる。具体的には、例えば、自動車などに搭載された電装品とバッテリとの間に設けられる電気接続箱(ジャンクションボックス)に組み込まれ、電力の投入遮断を制御するリレーモジュールとして使用することが想定できる。この種のリレーモジュールは、電気接続箱と一体的に形成されていてもよいし、別体として形成されていてもよい。
図1は、本実施形態に係るリレーモジュール20の組立図であり、図2は、図1のリレーモジュール20の全体構成図である。図3は、図2の矢印A−A方向から見た縦断面図であり、リレーを収容する収容部材の構成を一部省略している。以下の説明において、図1の矢印Xで示す方向を前後方向、矢印Yで示す方向を左右方向、矢印Zで示す方向を上下方向とする(以下、図1以外の各図においても同様)。また、上下方向については、図1の上方を上向き(上側)、下方を下向き(下側)として特定する。ただし、これらの上下方向、左右方向及び前後方向は、リレーモジュール20が実際に車載された状態における各方向と必ずしも一致していなくともよい。なお、図3では、リレー本体24の内部に収容されている各種部品については図示を省略している(図4及び図6も同様)。
図1に示すように、本実施形態のリレーモジュール20は、リレー21、端子金具22、収容部材23を互いに組み付けて構成される。本実施形態では、1つのリレーモジュール20が2つのリレー21を備える例を説明するが、リレーモジュールを構成するリレーの数は2つに限定されず、1つのリレーのみで構成してもよいし、3つ以上のリレーで構成しても構わない。なお、複数のリレーでリレーモジュールを構成する場合、図1に示すように同じ構成のリレー21を用いてもよいし、後述するように異なる構成のリレー(例えば、図7〜図11)を混在させてもよい。
リレー21は、樹脂等により形成される直方体状の部品本体であるリレー本体24と、リレー本体24から突出する4本の板状のリード端子であるリード端子25(25a〜25d)を備える。リレー本体24は、上下方向に対向する面(以下、上面24a、底面24bという。)と、左右方向に対向する面(以下、左側面24c、右側面24dという。)と、前後方向に対向する面(以下、前面24e、背面24fという。)を有している。本実施形態のリレー本体24は、左右方向を長手とする直方体状をなし、左側面24c及び右側面24d、前面24e及び背面24fの四面が側面となる。なお、前面24eには、後述するように収容部材23に形成される貫通溝26と係合する係止突起27が設けられている。
各リード端子25は、リレー本体24の少なくとも一つの面から突出する板状の基端部28(28a〜28d)と、この基端部28と連なって延びる板状の接続部29(29a〜29d)を有している。リード端子25a,25bは、図1の前後方向に互いに間隔をあけて、リレー本体24の左側面24cから垂直に突出する基端部28a,28bと、この基端部28a,28bを垂直に折り曲げて、リレー21の収容部材23への挿入方向(図1の矢印方向)に向かってリレー本体24の左側面24cと所定の間隔をあけて左側面24cに沿って垂下する接続部29a,29bを有している。一方、リード端子25c,25dは、図1の前後方向に互いに間隔をあけて、リレー本体24の右側面24dから垂直に突出する基端部28c,28dと、この基端部28c,28dを垂直に折り曲げて、リレー21の収容部材23への挿入方向に向かってリレー本体24の右側面24dと所定の間隔をあけて右側面24dに沿って垂下する接続部29c,29dを有している。
基端部28a〜28dは、それぞれリレー本体24の上面24a及び底面24bと平行に突出され、その突出位置は、リレー本体24の上面24aよりも下側の同じ高さ位置になるように設定されている。一方、接続部29a〜29dは、互いにリレー21の挿入方向と平行に延在するとともに、それぞれ対向するリレー本体24の側面との距離が同じになるように設定されている。また、接続部29a〜29dは、リレー21の挿入方向において、先端部(下端)の高さ位置が、リレー本体24の底面24bよりも上側の同じ高さ位置になるように設定されている。なお、各リード端子25a〜25dは、基端部28a〜28d及び接続部29a〜29dの延出方向と直交する方向(前後方向)の幅が互いに同じ長さに設定されている。
端子金具22は、電線30をリレー21と電気的に接続させるために、電線30の端末部に接続されるインターフェース部材である。端子金具22は、導電性を有する金属板材を加工して形成され、リード端子25の接続部29が嵌合される雌型の嵌合部31と、電線30の端末部の絶縁被覆32を剥離して露出された芯線33をかしめる一対の芯線圧着片34と、電線30の絶縁被覆32の先端部分をかしめる一対の外部圧着片35を有している。
嵌合部31は、嵌合されるリード端子25の接続部29を支持する平板状の平板部36と、接続部29を押圧するバネ部37を有しており、バネ部37によって平板部36へ押圧された接続部29を平板部36とバネ部37との間で嵌合するようになっている。バネ部37は、平板部36の前後方向の両端をそれぞれ立設させて、その先端部位を平板部36の前後方向の中央部近傍へ向けて湾曲させた一対の凸曲状に形成されている。すなわち、バネ部37は、その先端部を平板部36と離間する方向へ弾性変形させることで、接続部29に対して押圧力(弾性復元力)を作用させて接続部29を支持するようになっている。
嵌合部31は、バネ部37が平板部36に対して最も突出する部位から平板部36へ向けて、バネ部37の上端面がなだらかに下方へ傾斜するテーパ面を有している。これにより、リード端子25の接続部29が嵌合部31に嵌入する際、バネ部37のテーパ面によって接続部29を案内し、接続部29を嵌合部31にスムーズに嵌入させることができる。
なお、図1には、嵌合部31がいわゆるファストン型と呼ばれるタイプの端子金具22を一例として示しているが、端子金具22はこのタイプに限定されるものではなく、例えば、嵌合部31を断面角筒状に形成し、この嵌合部31の内側に平板状のバネ部を設け、このバネ部でリード端子25の接続部29を嵌合部31の内壁に押圧するように構成しても構わない。
収容部材23は、リレー21及び端子金具22を収容して保持するための樹脂製の筺体であり、リレー本体24を案内して収容する第1収容室38と、端子金具22を収容して保持する第2収容室39を備えている。なお、本実施形態においては、収容部材23を電気接続箱とは別体の単体部材として取り扱うが、収容部材23は、電気接続箱の内側に形成される枠体の一部として、電気接続箱と一体的に形成されていてもよい。
図1に示すように、本実施形態の収容部材23には2つの第1収容室38が形成され、それぞれの第1収容室38を挟んで一対の第2収容室39が対向して配置されている。すなわち、収容部材23は、1つの第1収容室38と2つの第2収容室39からなる収容空間を2組備えた構成となっている。そして、第2収容室39には、それぞれの収容空間に挿入されるリレー21のリード端子25に対応させて、2つの端子金具22がそれぞれ所定の位置に収容されている。
図3に示すように、第1収容室38は、底壁40と、底壁40から立設する壁部41とに囲まれて、上方が外部に開放された凹状の空間をなしている。壁部41は、リレー本体24の側面(左側面24c,右側面24d,前面24e,背面24f)を四方から取り囲むように底壁40から立設され、リレー本体24を第1収容室38へ案内して収容するようになっている。第1収容室38は、リレー本体24よりも一回り大きな直方体状に形成され、壁部41によって案内されたリレー本体24をスムーズに収容するとともに、収容されたリレー本体24の4つの側面と壁部41が干渉してリレー本体24の姿勢を保持するようになっている。
また、図1に示すように、第1収容室38を形成する4つの壁部41のうち、隣り合う第1収容室38同士を仕切る壁部41fと、第2収容室39との仕切り壁となる2つの壁部41c,41dとを除いた残りの壁部41e(リレー本体24の前面24eと対向する壁部)には、第1収容室38を収容部材23の外部に臨ませた貫通溝26が、壁部41eの高さ方向(リレー本体24の挿入方向)に延在して形成される。貫通溝26の上端部分は、第1収容室38にリレー本体24が収容されたときに、リレー本体24の側面から突出する係止突起27が係止可能になっている。貫通溝26は、係止突起27よりも大きく形成される。具体的に、貫通溝26の高さ方向の全長は、係止突起27の高さ方向の全長よりも長く設定されるため、貫通溝26に係止突起27が係止された状態で、貫通溝26を介してリレー本体24が外部に露出され、貫通溝26が係止突起27によって塞がらないようになっている。
第2収容室39は、第1収容室38の壁部41c,41d(以下、壁部41と略す。)の外側、つまり、壁部41c,41dを挟んで第1収容室38と反対側にそれぞれ配置され、これらの壁部41と収容部材23のフレーム部42により形成される角筒状の枠に囲まれて、上方及び下方が外部へ開放された直方体状の空間をなしている。第2収容室39には、端子金具22を保持するためのランス43(係止片)が設けられている。ランス43は、壁部41又はフレーム部42から第2収容室39へ向けて片持ちで伸延させて一体成形され、弾性変形可能になっている。
図3では、左側に位置するランス43が壁部41から伸延し、右側に位置するランス43がフレーム部42から伸延している。これにより、ランス43は、いわゆるバネ機構をなし、端子金具22のバネ部37の下縁を弾性変形から復帰しようとする復元力で押圧して係止することで、第2収容室39からの端子金具22の抜け止めを図りつつ、端子金具22を第2収容室39に保持する。なお、本実施形態では、左右のランス43が同じ方向に伸延して設けられるが、互いに逆向きに伸延して左右対称に構成されていてもよい。
端子金具22を第2収容室39へ収容してランス43に保持させるには、端子金具22を第2収容室39の下側の開口部44から挿入する。そして、先端部分(嵌合部31)がランス43と当接するまで端子金具22を第2収容室39へ挿入する。この状態から端子金具22をさらに第2収容室39へ挿入するべく、端子金具22に上向きの力(挿入力)を作用させると、端子金具22に押圧されてランス43が弾性変形する。図3では、左側に位置するランス43が壁部41と近接するように弾性変形し、右側に位置するランス43がフレーム部42と近接するように弾性変形する。そして、この弾性変形の復元力に抗して端子金具22に挿入力を作用させると、端子金具22は、嵌合部31にランス43を摺接させた状態で上方へ移動する。そのまま端子金具22が移動し、相対的にランス43が嵌合部31に沿ってバネ部37の下縁まで達すると、ランス43は、弾性変形してバネ部37の下縁と係合する。このようにランス43が端子金具22と係合することにより、端子金具22はランス43に係止されるため、第2収容室39から端子金具22が抜け出すのを防ぐことができる。つまり、端子金具22が第2収容室39に保持された状態となる。
一方、本実施形態において、リレー21が収容部材23に収容された状態、つまり、リード端子25の接続部29と端子金具22のバネ部37とが嵌合しているときのリレー21の上下方向の位置は、図2及び図3に示すように、リレー本体24が収容部材23の上端から上に突出しないように、所定の高さ位置に設定されている。ここで、リレー本体24の高さ位置は、リード端子25の接続部29と端子金具22のバネ部37とが嵌合する位置によって決められる。すなわち、各端子金具22は、第2収容室39において、リード端子25の接続部29を直接保持するバネ部37が、第1収容室38に収容されるリレー本体24の側面と壁部41を挟んで対向する高さ位置(互いに、同一の高さ)に保持される。そして、壁部41の上端面は、リード端子25の接続部29と端子金具22のバネ部37とが嵌合したときに、リード端子25の基端部28が接触しないように、収容部材23の上端面よりも下方の所定の高さ位置に配置され、底壁40は、リレー本体24の底面24bと接触しない所定の高さ位置に配置されている。これにより、リレー21は、収容部材23の高さ方向において、リード端子25の接続部29と端子金具22のバネ部37が嵌合する部分を除いて、底壁40や壁部41の上端面と干渉することなく、収容部材23に保持されるため、リード端子25と端子金具22との接続を確実なものとすることができ、リレー21の保持力を安定させることができる。
このようにして構成される収容部材23にリレー21を組み付けるときは、第1収容室38の壁部41にリレー本体24を当接させてリレー21が第1収容室38に対して過度に傾かないようにその姿勢を安定させつつ、リレー本体24を壁部41に沿って案内して第1収容室38へ挿入する。リレー本体24の下端部近傍が第1収容室38へ収容されると、リード端子25の接続部29の先端(下端部)が端子金具22の上方で嵌合部31と正対するように位置付けられる。接続部29をこのように位置付けた状態で、リレー本体24が第1収容室38の底壁40の近傍まで挿入されると、嵌合部31における平板部36とバネ部37との隙間に接続部29が挿入され、バネ部37の押圧力により嵌合される。このようにして組み付けられたリレーモジュール20は、図2に示すように、リレー21が収容部材23に保持されるとともに、端子金具22を介してリレー21が電線30と電気的に接続された状態となる。
ところで、リレーモジュールを収容する電気接続箱は、車両の揺れなどに伴って振動することがある。この場合、リレーモジュールに振動が伝播され、リレーに振動が発生するおそれがある。この点、本実施形態では、リレー21の挿入方向において、リレー本体24の重心の高さ位置と端子金具22のバネ部37の高さ位置との距離が、従来のリレーモジュール(図14)の構成よりも短いため、主としてリレー21の挿入方向と交差する方向の振動が抑制され、リード端子25を保持する端子金具22にかかる負担を軽減し、リレー21の耐振性を向上させることができる。また、本実施形態によれば、リレー21の保持力を高めるために、例えば、リレー21を保持する新たな構造を設けたり、端子金具22を大きくするなどして、リード端子25の保持力を高める必要がないことから、リレーモジュール20の構造の複雑化や大型化を避けることができる。なお、第2収容室39に保持されるバネ部37は、高さ方向において、リレー本体24の重心との距離が小さいほどリレー21の振動をより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、リレー本体24の壁部41eと対向する前面24eに係止突起27が設けられ、第1収容室38の壁部41eには、係止突起27が係合する貫通溝26が設けられている。このため、リレー本体24を第1収容室38に収容する際、係止突起27を貫通溝26に係合させて貫通溝26の上端部に係止させることにより、リレー21を収容部材23に高い保持力で保持することができ、リレー21の振動を確実に抑制することができる。また、リレー21の保持力を高めることで、リード端子25を保持する端子金具22にかかる負担を軽減することができる。
また、貫通溝26の高さ方向の全長は、係止突起27の高さ方向の全長よりも長く設定されているため、貫通溝26に係止突起27が係止される状態で、貫通溝26からリレー本体24が露出された状態となる。したがって、係止突起27が係止されていても、貫通溝26を介してリレー本体24の熱を第1収容室38から外部へ放熱することができる。なお、貫通溝26は、係止突起27よりも大きく形成され、係止突起27が係止された状態で、リレー本体24が露出可能に形成されていれば、本実施形態の形状に限定されるものではない。
次に、本実施形態のリレー21の他の形態について図4を参照して説明する。図3では、リード端子25の通電部分が完全に露出された状態となっているが、図4に示すように、リード端子25の一部、例えば、基端部28の肩部分が、リレー本体24の側面から突出する絶縁部材45によって被覆されていてもよい。このように基端部28を被覆することにより、収容部材23に組み付けられた状態のリレー21の通電部分に手や工具などが触れることによる感電やリード端子25間の短絡などのトラブルを防ぐことができる。本実施形態の絶縁部材45は、リレー21の製造時において、樹脂成形(例えばインサート成形)により、リレー本体24と一体的に形成することができる。なお、リード端子25の被覆は、少なくとも、第1収容室38及び第2収容室39から外部に露出される部分であって、手や工具などが触れる可能性がある上面側が被覆されていれば十分である。また、絶縁部材45は、図4のようにリレー本体24から連続的に形成される必要はなく、リレー本体24と分断された所定の位置にのみ形成されていてもよい。さらに、絶縁部材45は、樹脂以外の他の絶縁材料で形成することもできる。
次に、本実施形態の収容部材23に他の部材を被せてリレー21を保護する例を説明する。図5は、リレー21を収容した収容部材23の上部にカバー部材を被せる組立図であり、図6は、図5のカバー部材を組み付けた状態を矢印C方向から見た縦断面図である。図5に示すように、リレー21が収容されている収容部材23は、上方からカバー部材46が被冠されるようになっている。
カバー部材46は、樹脂により形成され、下方に開口を有する箱型の筐体(蓋体)であり、天壁47と、天壁47から立設する4つの壁部48とに囲まれて下方が外部に開放された凹状の空間をなしている。壁部48は、収容部材23を四方から包囲可能に天壁47から立設されて形成され、収容部材23を空間内に収容して収容部材23の壁面に沿って着脱自在に装着されるようになっている。
収容部材23のフレーム部42には、弾性変形可能な係止フック49が、片持ち状に突出して設けられている。一方、カバー部材46のフレーム部42と対向する壁部には、カバー部材46が収容部材23に装着されたときに、係止フック49と係止される係止突起50が突出して設けられている。
カバー部材46を収容部材23に組み付ける際には、収容部材23の上方からカバー部材46を被せた状態で、収容部材23の下方へ移動させる。このとき、カバー部材46の壁部48は、収容部材23のフレーム部42などの壁面に沿って案内される。カバー部材46の係止突起50が収容部材23の係止フック49に当接すると、係止フック49は係止突起50に摺接され、係止突起50に押圧されて収容部材23のフレーム部42と近接する方向へ弾性変形する。そして、カバー部材46がさらに押し込まれ、係止突起50が係止フック49を乗り越えると、係止フック49が弾性変形から復元され、カバー部材46は、収容部材23に装着された状態で係止される。
一方、収容部材23に係止されたカバー部材46を収容部材23から取り外すときは、カバー部材46に形成される工具挿入穴51から工具を差し込み、この工具を係止フック49に押し付けて、フレーム部42と近接する方向へ弾性変形させる。これにより、係止フック49と係止突起50の係止状態を解除して、カバー部材46を収容部材23から取り外すことができる。なお、本実施形態では、リレーモジュール20に一組の係止フック49と係止突起50とを設ける例を示すが、カバー部材46を収容部材23に係止する構成であれば、この例に限られるものではない。
カバー部材46が収容部材23に係止されると、カバー部材46の天壁47は、例えば、カバー部材46の自重により、収容部材23のフレーム部42の上端部と、リレー本体24との少なくとも一方に当接される。
これによれば、リレー21を収容部材23とカバー部材46によって包囲することができるから、リレー21の防水性を高めることができる。また、カバー部材46を装着することで、リレー本体24は、第1収容室38とカバー部材46の天壁47に囲まれた空間内に保持される。つまり、リレーモジュール20が振動する場合、リレー本体24の振動はこの空間内に限定されるから、リレー本体24の振動を抑制することができ、結果としてリード端子25を保持する端子金具22にかかる負担を軽減することができる。
また、カバー部材46とリレー21は、収容部材23に組み付ける方向が同一であるため、カバー部材46を収容部材23に組み付けるときは、同時にリレー21を収容部材23に組み付けることも可能である。例えば、カバー部材46が収容部材23に組み付けられて係止されたときに、リレー21が収容部材23の挿入方向の適正な位置まで挿入可能となるようにカバー部材46を形成する。これにより、当初、リレー21が収容部材23の適正な位置まで挿入されていない状態であっても、その上からカバー部材46を被せて、収容部材23に係止させることで、リレー21の組み付けを行うことができる。また、カバー部材46を収容部材23に組み付けることで、収容部材23に対するリレー本体24の振動を規制することができるから、収容部材23に対するリレー21の保持力、つまり、端子金具22のバネ部37にリード端子25の接続部29を嵌合させてリレー本体24を保持する保持力を弱く設定し、接続部29をバネ部37に挿入する際の負荷(挿入力)を低減することができる。したがって、本実施形態によれば、リレー21を収容部材23に挿入して組み付ける際の作業負担を低減できるから、リレー21を組み付ける作業の作業効率を向上させることができる。
本実施形態では、カバー部材46が収容部材23に係止された状態で、カバー部材46の天壁47が、収容部材23に収容されるリレー21のリレー本体24と自重により接触する例を説明したが、この例に限られるものではなく、例えば天壁47にリレー本体24と当接する段付形状や突起部などの形状を形成し、カバー部材46が収容部材23に係止された状態で、天壁47が所定の押圧力をもってリレー本体24を下向きに押し付け可能に形成されていてもよい。これによれば、収容部材23とカバー部材46との間にリレー21を挟持することができるから、収容部材23に対するリレー21の振動を防ぐことができ、しかも、端子金具22のバネ部37にリード端子25の接続部29を嵌合させてリレー本体24を保持する保持力を弱く設定することができるから、リレー21を組み付ける作業の作業効率を一層向上させることができる。
また、本実施形態のカバー部材46は、収容部材23の第1収容室38と第2収容室39の両方の挿入口を被冠するように形成されているが、少なくとも第1収容室38の挿入口を被冠するように形成されていればよい。例えば、本実施形態のカバー部材46のように、天壁47と4つの壁部48からカバー部材を形成する場合、天壁47の第2収容室39の挿入口に対応する位置に開口などが形成されていてもよい。このように少なくとも第1収容室38の挿入口を被冠することにより、リレー21の耐振性及びリレー21の組付作業の作業効率を向上させることができる。
次に、カバー部材46の他の実施形態について説明する。上述したカバー部材46は、各収容部材23にそれぞれ組み付けて使用するものであるが、これに代えて、複数の収容部材23を収容可能にフレームを形成し、このフレームに収容部材23をそれぞれ収容して組み付け、全体として一つのリレーモジュールを構成することもできる。
図7は、本実施形態のリレーモジュールの組立図であり、図8は、図7の組立後の全体構成を示す斜視図である。本実施形態のリレーモジュール60は、フレーム61にリレー21を保持する収容部材23(23a,23b)等を組み付けて構成される。フレーム61は、樹脂などを成型して形成され、上部と側部が開口する箱型の容器となっている。このフレーム61は、平板状の側板62から、底板63、側板64,65、仕切り板66,67をそれぞれ略垂直(略水平方向)に立ち上げて形成される。仕切り板66は、底板63と略平行に設けられ、その上方と下方にそれぞれ上部空間68と下部空間69を形成する。下部空間69には、仕切り壁66と略直角に当接する仕切り壁67が設けられ、左右の2つの空間69a,69bに仕切られている。こうして形成される左右の下部空間69a,69bには、それぞれリレー21を収容した収容部材23a,23bが、リレー21の挿入口、つまりリレー本体24の上面24aを側板62と対向(矢印の方向)させて横向きに収容される。
下部空間69を形成する側板64,65には、それぞれ収容部材23を案内するとともに、収容された収容部材23を支持するための案内部材70が下部空間69側に突出して設けられる。上部空間68を形成する側板64,65には、それぞれ収容部材23やその他の電子部品(以下、電子部品類という。)を収容する際に電子部品類を案内するとともに、収容された電子部品類を支持するための案内部材71が上部空間68側に突出して設けられる。なお、上部空間68に収容される電子部品類は、仕切り壁66の上に直接載せて収容してもよいし、仕切り壁66との間に隙間をあけて電線収容スペースを設けてもよい。
既に述べたように、リレー21は、収容部材23に収容された状態が保持され、収容部材23を横向きに配置しても、収容部材23に対する姿勢が保持されるため、リレー21を収容した収容部材23を、例えば、横向きに倒してフレーム61に組み付けても、何ら支障はない。収容部材23は、案内部材70に沿って水平方向(図7の矢印)からフレーム61の下部空間69a,69bにそれぞれ収容され、周知の構造を用いてフレーム61内に保持される。これにより、リレー21は、側板62と収容部材23との間に挟まれ、その周囲を底板63、側板64又は側板65及び仕切り板66,67により包囲される。したがって、リレー21に水が付着するのを防ぎ、かつ、リレー21の振動を抑制することができるから、収容部材23にカバー部材46を取り付けたときと同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、フレーム61内に収容部材23を横向きに収容することにより、リレーモジュール60の厚み(左右方向の厚み)を薄くできるから、リレーモジュールの設置スペースを小さくして、電気接続箱の空間利用率を向上させるとともに、電気接続箱の設計自由度を高めることができる。なお、図8では、上部空間68に収容される電子部品類を省略しているが、上部空間68には、下部空間と同様に電子部品類を横向きに収容してもよいし、縦向きに収容してもよい。このように、フレーム61は、収容部材23や電子部品類を支持する案内部材70,71を設けることにより、各空間の収容方向を自在に設定することができる。
上述した実施形態では、本発明が適用される電子部品の組付構造として、図1のリレー21が組み付けられるリレーモジュール20の構成について説明したが、電子部品の構成はこの例に限られるものではなく、要は、直方体状(立方体状を含む)の部品本体(リレー本体24)と、この部品本体の少なくとも一つの面から突出するリード端子(リード端子25)とを備え、リード端子は、部品本体の少なくとも一つの面から突出する基端部(基端部28)と、この基端部と連なり電子部品の挿入方向に向かって部品本体の側面と間隔をあけて該側面に沿って延びる接続部(接続部29)とを備えていればよく、例えば、図9〜図13に示す他の形態の電子部品(以下、リレー)を組み付ける場合も、図1のリレー21と同様の効果を得ることができる。以下、図1のリレー21と異なる形態について、図9〜図13を参照して説明するが、図1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図1のリレー21は、リレー本体24の平行な一対の面にそれぞれリード端子25を2本ずつ設けているが、図9のリレー81は、上面24aと底面24bを除く4つの側面において、隣り合う2つの側面(例えば、前面24eと右側面24d)にそれぞれリード端子25が2本ずつ設けられている。この場合、リレー81を収容する収容部材23は、各リード端子25の配置に対応させて、第2収容室39が第1収容室38と壁部41を挟んで2箇所に設けられ、かつ、互いに直交するように配置される。そして、各第2収容室39には、これらに挿入されるリード端子25に対応させてそれぞれリード端子25と同数の端子金具22が保持される。
また、リード端子25は、リレー本体24の2つの側面に限らず、3つ以上の側面に設けられていてもよい。図10のリレー82は、上面24aと底面24bを除く4つの側面のうち3つの側面(例えば、前面24e、右側面24d、左側面24c)にそれぞれリード端子25が設けられている。このリレー82は、前面24eに2本のリード端子25b,25c、右側面24dにリード端子25d、左側面24cにリード端子25aがそれぞれ設けられている。この場合、リレー82を収容する収容部材は、各リード端子25の配置に対応させて、第2収容室39が第1収容室38と壁部41を挟んで3箇所に設けられ、これらの第2収容室39には、これらに挿入されるリード端子25に対応させてそれぞれリード端子25と同数の端子金具22が保持される。
また、リード端子25は、リレー本体24の複数の側面に限らず、1つの側面に設けられていてもよい。図11のリレー83は、上面24aと底面24bを除く4つの側面のうち1つの側面(例えば、前面24e)に4本のリード端子25が設けられている。このリレー83は、各リード端子25a〜25dの接続部29の先端部(下端)の高さ位置がリレー本体24の底面24bよりも上側の同じ高さ位置に設定されているが、基端部28b,28dは、リレー本体24の同じ高さ位置から突出され、基端部28a,28cは、基端部28b,28dよりも上側の同じ高さ位置から突出している。リード端子25a,25bは、基端部28a,28b及び接続部29a,29bがそれぞれ所定の間隔を開けて平行に配置されるとともに、リレー本体24を前面24e側から見たときに、リード端子25bは、リード端子25aの屈曲する内側に隠れて配置される。リード端子25c,25dについても、基端部28c,28d及び接続部29c,29dがそれぞれ所定の間隔を開けて平行に配置されるとともに、リレー本体24を前面24e側から見たときに、リード端子25dは、リード端子25cの屈曲する内側に隠れて配置される。この場合、リレー83を収容する収容部材は、各リード端子25の配置に対応させて、第2収容室39が第1収容室38と壁部41を挟んで1箇所に設けられ、この第2収容室39には、各リード端子25に対応させて4つの端子金具22が保持される。
一方、上述したリレーは、いずれも、リード端子25がリレー本体24の側面に設けられているが、図12に示すように、リード端子25がリレー本体24の上面24aに設けられていてもよい。図12のリレー84は、4本のリード端子25のすべてが上面24aに設けられている。リード端子25a,25bは、基端部28a,28bがリレー本体24の上面24aの前面24e近傍から突出され、前方へ略直角に屈曲して延在するように同一高さで伸長されている。残りの2つのリード端子25c,25dは、基端部28c,28dがリレー本体24の上面24aの背面24f近傍から突出され、後方へ略直角に屈曲して延在するように同一高さで伸長されている。リード端子25a,25bの接続部29a,29bは、基端部28a,28bの突出先端から略直角かつ下向きに屈曲してリレー本体24の前面24eと所定の間隔をあけて平行に延在している。残りの2つのリード端子25c,25dの接続部29c,29dは、基端部28c,28dの突出先端から略直角かつ下向きに屈曲してリレー本体24の背面24fと所定の間隔を開けて平行に延在している。この場合、リレー84を収容する収容部材は、各リード端子25の配置に対応させて、第2収容室39が第1収容室38と壁部41を挟んで2箇所に設けられ、かつ、互いに平行に配置される。そして、各第2収容室39には、これらに挿入されるリード端子25に対応させてそれぞれリード端子25と同数の端子金具22が保持される。なお、リレー84は、リード端子25が、リレー本体24の前面24e及び背面24fと平行に延在しているが、この例に限られるものではなく、他の1又は複数の側面と平行に延在するように形成されていてもよい。
また、上述したリレーは、いずれも、リード端子25の接続部29の厚み方向がこの接続部29と対向するリレー本体24の側面と交差(直交)するように形成されているが、図13に示すように、リレー本体24の側面と平行に形成されていてもよい。図13のリレー85は、リード端子57(57a〜57d)の基端部58(58a〜58d)及び嵌合部59(59a〜59d)が、リレー本体24の前面24e及び背面24fと平行に延在する平板状に形成され、2つのリード端子57a,57bの接続部59a,59bの厚み方向(前後方向)がリレー本体24の右側面24dと平行になるように配置され、残る2つのリード端子57c,57dの接続部59c,59dの厚み方向(前後方向)がリレー本体24の左側面24cと平行になるように配置されている。なお、各基端部58がリレー本体24の側面から垂直に突出し、各接続部59がリレー本体24の側面と間隔を開けて平行に延在する点は、他のリレーと同じである。この場合、リレー85を収容する収容部材は、各リード端子57の配置に対応させて、第2収容室39が第1収容室38と壁部41を挟んで2箇所に設けられ、かつ、互いに平行に配置される。そして、各第2収容室39には、これらに挿入されるリード端子57に対応させてそれぞれリード端子57と同数の端子金具22が保持される。なお、端子金具22は、リード端子57の向きに対応させて配置されているのは当然である。
また、例えば、図1、図9〜図11、図13のリレー構造において、リード端子25(57)を覆うように平板状の絶縁部材をリレー本体24の上面24aに設けることもできる。この場合、絶縁部材は、リレー本体24と一体的に形成してもよいし、別体で形成してからリレー本体24の上面24aに取り付けることもできる。ここで、絶縁部材は、収容部材23の第1収容室38及び第2収容室39の開口部分の形状に合わせて、外形形状や寸法を設定するものとする。これによれば、絶縁部材によってリード端子25(57)を外部から絶縁保護することができ、しかも、第1収容室38や第2収容室39への浸水を防ぐことができるから、リレーの防水性を向上させることができる。またリード端子25(57)の嵌合部29(59)を端子金具22へ挿入する際に、リード端子25(57)に作用する応力の一部を絶縁部材に負荷させることができるから、リード端子25(57)にかかる負担を軽減することができ、挿入時の応力によってリード端子25(57)が変形するのを防ぐことができる。なお、絶縁部材は、リード端子25(57)と非接触とすることもできるが、接触させて設けることが好ましい。
また、これまで説明したリレーはいずれもリード端子の基端部が完全に露出されているが、基端部の少なくとも一部を樹脂で包囲してもよい。図15Aは、リード端子の基端部が樹脂に包囲されるリレーの外観斜視図であり、図15Bは、図15Aに示すリレーの側面図である。
図15A,15Bに示すように、リレー100は、リレー本体101の1つの面(例えば実施形態の上面21aに相当する面)に沿って平板状の絶縁部材102が取り付けられている。絶縁部材102は、絶縁性の樹脂などを成形することにより、平面視で略矩形をなして形成される。この絶縁部材102は、相互に対向配置されるリレー本体101の一対の側面103,104と直交する方向に延在する。これらの側面103,104にはそれぞれ2本のリード端子105が設けられる。各リード端子105は、その接触部107が各側面103,104と対向するよう設けられる。絶縁部材102は、各リード端子105の基端部106を包囲するように形成される。
図15Bに示すように、リード端子105の基端部106は、その軸方向に亘って絶縁部材102に包囲され、リード端子105の接触部107は、絶縁部材102の下面から突出して設けられる。絶縁部材102と各側面103,104が交差する位置には、突起部108が段付き状に形成される。この突起部108は、リレー100が収容部材に組付けられたときに、壁部の上端面と当接される。なお、リード端子105の基端部106は、この突起部108から突出するよう配置されてもよいし、リレー本体101の側面103,104から突出するよう配置されてもよい。
これによれば、各リード端子105の基端部106を上方から絶縁部材102によって支持することができる。これにより、リード端子105をそれぞれ端子金具に嵌入させるときに、リード端子105にかかる負荷を大幅に軽減させることができるため、リード端子105の変形を防ぐことができる。その結果、リード端子105と端子金具との電気的な接続状態を良好に維持するとともに、リレー100の収容部材に対する保持力の低下を防ぐことができる。また、各リード端子105の基端部106を絶縁部材102で包囲することにより、隣り合うリード端子105の短絡を防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態を図面により詳述してきたが、上記実施形態は本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明は上記実施形態の構成にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
例えば、本実施形態では、リレーを電子部品とするリレーモジュールについて説明したが、電子部品は、リレーに限られるものではなく、要は、本実施形態のリレー本体及びリード端子と外観上、構成が類似する部品本体及びリード端子を有するものであれば、他の電子部品にも適用することができる。具体的には、例えば、電子回路基板などの部品類を樹脂ケースに収容して形成される制御モジュールやヒューズなどにも適用することが可能である。
20 リレーモジュール
21 リレー(電子部品)
22 端子金具
23 収容部材
24 リレー本体(部品本体)
25 リード端子
26 貫通溝
27 係止突起
28 基端部
29 接続部
30 電線
31 嵌合部
37 バネ部
38 第1収容室
39 第2収容室
40 底壁
41 壁部
43 ランス
45 絶縁部材
46 カバー部材
49 係止フック
50 係止突起
61 フレーム

Claims (7)

  1. 直方体状の部品本体と、この部品本体に設けられる複数のリード端子とを備える電子部品と、
    前記電子部品を挿入して収容する収容部材と、
    前記収容部材に保持され、前記複数のリード端子をそれぞれ嵌合する複数の端子金具と、を具備し、
    前記リード端子は、基端部と、この基端部と連なり前記電子部品の前記収容部材への挿入方向に向かって前記部品本体の側面と間隔をあけて該側面に沿って垂下する接続部とを有し、
    前記収容部材は、前記部品本体を案内して収容する第1収容室と、前記端子金具を収容して保持する第2収容室とを備え、前記第1収容室は、底壁から立ち上がる枠状の壁部に四方を囲まれて形成され、前記第2収容室は、前記第1収容室の前記壁部を挟んだ前記第1収容室の外側に形成されてなり、
    前記端子金具は、この端子金具に接続される前記接続部を押圧するバネ部を備え、このバネ部は、前記第1収容室に収容される前記部品本体の前記側面と前記壁部を挟んで対向して配置され、
    前記電子部品が前記収容部材に挿入されて収容されるとともに、前記複数の端子金具に前記複数のリード端子がそれぞれ嵌合されて、前記電子部品が前記収容部材に組み付けられる
    ことを特徴とする電子部品の組付構造。
  2. 前記電子部品は、前記部品本体の前記壁部と対向する面に設けられる係止突起を備え、
    前記収容部材は、樹脂材料で形成されるとともに、前記第1収容室の前記壁部に設けられる、この第1収容室に前記部品本体が収容されたときに、前記係止突起が係止される貫通溝を備え、前記貫通溝は、前記係止突起が係止された状態で、前記部品本体が露出可能に形成されることを特徴とする請求項1に記載の電子部品の組付構造。
  3. 前記電子部品は、前記リード端子の前記基端部の一部又は全部が絶縁部材で被覆されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品の組付構造。
  4. 前記部品本体が挿入される前記第1収容室の挿入口を被冠するカバー部材を具備し、前記カバー部材は、前記収容部材に着脱可能に形成されてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子部品の組付構造。
  5. 前記カバー部材は、前記第1収容室に収容される前記部品本体を押し付け可能に形成されることを特徴とする請求項4に記載の電子部品の組付構造。
  6. 側壁から枠状の側板を略水平方向に立ち上げ、前記収容部材を前記側板に沿って収容して保持する箱型のフレームを具備し、
    前記収容部材は、前記電子部品が挿入される挿入口を前記側壁と対向させて前記フレームに保持されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子部品の組付構造。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の電子部品の組付構造を備えてなる電気接続箱。
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