JP2009171763A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】箱本体に取り付けられた電気部品のガタつきを防止することができる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は、複数の外壁21及び隔壁22により枠状に形成された箱本体2と、箱本体2に取り付けられたパワーインテグレーション3と、箱本体2に回転自在に取り付けられた救援端子キャップ5と、を有している。この救援端子キャップ5には、当該救援端子キャップ5が箱本体2に固定されることにより、パワーインテグレーション3と複数の外壁21及び隔壁22との間に位置付けられて、パワーインテグレーション3のガタつきを防止する第1のガタ詰め部56,57と、第2のガタ詰め部58と、が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車に搭載されて電源側からの電力を電子機器側に分配する電気接続箱に関するものである。
移動体としての自動車には、一般に、ヘッドランプ及びテールランプ等のランプ類、スタータモータ及びエアコンディショナ用のモータ等のモータ類等の多種多様な電子機器が搭載されている。
上述した多種多様な電子機器に電力を供給するために、前記自動車は、ジャンクションブロックを適宜箇所に配置してきた。このジャンクションブロックは、多数の電気回路ユニットを集約して構成されている。なお、ジャンクションブロックは、ヒューズ、リレー等を有することもあることから、ヒューズブロック、リレーボックス、又は総称して電気接続箱とも呼ばれる。本明細書では、前述したヒューズブロック、リレーボックス、ジャンクションブロックを、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
上記電気接続箱は、外郭を形成する合成樹脂製の箱本体と、この箱本体に取り付けられる電気部品とを有している(例えば、特許文献1を参照。)。また、前記電気部品としては、例えば、リレー、ヒューズや、パワーインテグレーション等が挙げられる。
上記箱本体と上記パワーインテグレーションとには、それぞれ、コネクタが設けられている。これら一対のコネクタは、箱本体にパワーインテグレーションが取り付けられると互いに電気的に接続し、パワーインテグレーションにバッテリや発電機からの電力を供給する。この電力は、パワーインテグレーション内でリレーやヒューズを通って分岐し、パワーインテグレーションに接続されたワイヤハーネスを介して、種々の電子機器に供給される。
特開2005−6498号公報
上述した電気接続箱は、パワーインテグレーションなどが、前記自動車の走行中などに箱本体内でがたつくことがあった。そして、このガタつきによって、例えば、パワーインテグレーション内のはんだ接合部に負荷がかかってクラックが生じたり、コネクタの端子が磨耗して導通不良が起こったりするといった問題があった。
本発明は、このような問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、箱本体に取り付けられた電気部品のガタつきを防止することができる電気接続箱を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、複数の壁により枠状に形成された箱本体と、前記箱本体に取り付けられた電気部品と、前記箱本体に取り付けられた取付体と、を有した電気接続箱において、前記取付体に、当該取付体が前記箱本体に取り付けられることにより、前記電気部品と前記壁との間に位置付けられて、前記電気部品のガタつきを防止するガタ防止部が設けられていることを特徴とする電気接続箱である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記ガタ防止部は、前記電気部品と前記壁との互いに相対する方向に沿った幅が、当該ガタ防止部が前記電気部品と前記壁との間に挿入される際の挿入方向先端部から後端部に向かうに従って徐々に大きくなるように、設けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記取付体が、前記箱本体に取り付けられた救援端子を覆うキャップであることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、取付体に、当該取付体が箱本体に取り付けられることにより、電気部品と前記箱本体の壁との間に位置付けられて、前記電気部品のガタつきを防止するガタ防止部が設けられていることから、前記電気部品のガタつきを防止するために専用のガタ防止部材を設ける必要がなくなり、そのために、少ない部品点数で箱本体に取り付けられた電気部品のガタつきを防止することができる電気接続箱を提供できる。
請求項2に記載された発明によれば、前記ガタ防止部は、前記電気部品と前記壁との互いに相対する方向に沿った幅が、当該ガタ防止部が前記電気部品と前記壁との間に挿入される際の挿入方向先端部から後端部に向かうに従って徐々に大きくなるように、設けられていることから、このガタ防止部の、前記電気部品と前記壁との間への挿入性が向上し、そのために、容易に組み立てることができる電気接続箱を提供できる。
請求項3に記載された発明によれば、前記取付体が、前記箱本体に取り付けられた救援端子を覆うキャップであることから、前記電気部品のガタつきを防止するために専用のガタ防止部材を設ける必要がなくなり、そのために、少ない部品点数で箱本体に取り付けられた電気部品のガタつきを防止することができる電気接続箱を提供できる。
以下、本発明の一実施形態に係る電気接続箱を図1ないし図8を参照して説明する。
図1に示す電気接続箱1は、自動車に搭載されて電源側からの電力を電子機器側に分配するものである。この電気接続箱1は、箱本体2と、図示しないアッパカバーと、ロアカバー6と、サイドカバー7と、カセットブロック8と、電気部品としてのパワーインテグレーション3と、救援端子4と、取付体としての救援端子キャップ5と、複数のバスバと、ヒューズ、リレー等の複数の電気部品と、を有している。
上記箱本体2は、絶縁性の合成樹脂で構成されており、壁としての複数の外壁21、及び複数の隔壁22により枠状に形成されている。これら複数の外壁21は、箱本体2の外郭を構成しており、互いに連ねられて中空角筒状に設けられている。また、複数の隔壁22は、複数の外壁21の内側に格子状に設けられている。
また、上記箱本体2の図1中の上側の表面(以下、上面と呼ぶ)には、パワーインテグレーション3が装着される装着部23A、救援端子4が装着される装着部23B、カセットブロック8が装着される装着部23C、そのほか、リレーやヒューズが装着される複数の装着部が設けられている。また、上記箱本体2の図1中の下側の表面(以下、下面と呼ぶ)には、図示しないワイヤハーネスのコネクタが嵌合するコネクタ嵌合部が複数設けられている。これら装着部とコネクタ嵌合部とは、上述した複数の外壁21及び複数の隔壁22により構成されている。
また、本発明のワイヤハーネスは、複数の電線と、この電線の端末に取り付けられたコネクタとを有している。前記コネクタは、上述した箱本体2のコネクタ嵌合部、パワーインテグレーション3の後述するコネクタ嵌合部33cや自動車に搭載される各種の電子機器に嵌合される。
さらに、上記箱本体2は、上述した装着部に装着された各種電気部品と、上述したコネクタ嵌合部に嵌合されたワイヤハーネスのコネクタの端子とを予め定められたパターンにしたがって電気的に接続するバスバを収容している。
また、上述した複数の装着部のうち、パワーインテグレーション3が装着される装着部23Aは、図2及び図3に示すように、上述した外壁21のうちの一つの外壁21aと、上述した隔壁22のうちの三つの隔壁22a,22b,22cと、によって中空角筒状に形成されている。また、外壁21aと隔壁22cとは装着部23Aの幅方向に沿って互いに相対して設けられており、隔壁22aと隔壁22bとは装着部23Aの長手方向に沿って互いに相対して設けられている。
また、装着部23Aの内側には、パワーインテグレーション3の外表面に設けられた係止突起37(図3を参照。)と係止する一対のロックアーム24と、パワーインテグレーション3の内側に設けられたコネクタ15(図3を参照。)と嵌合するコネクタ16と、が設けられている。
上記一対のロックアーム24は、板状に形成され、隔壁22a,22bとの間にわずかな隙間26を設けて箱本体2の下面側から上面側に向かって延びている。このロックアーム24の前記下面側の端部は箱本体2に連なっており、前記上面側の端部は自由端となっている。即ち、一対のロックアーム24は、装着部23Aの長手方向に沿って互いに相対して設けられているとともに、自由端とされた前記上面側の端部同士が互いに近付く方向に弾性変形自在に設けられている。また、前記上面側の端部には、パワーインテグレーション3の係止突起37が嵌まる開口部が設けられている。
上記コネクタ16は、合成樹脂製のハウジングと、このハウジング内に設けられた端子と、を有している。前記端子は、パワーインテグレーション3に設けられたコネクタ15の端子と電気的に接続される。また、前記端子は、カセットブロック8に収容されたバスバと電気的に接続されている。
上記アッパカバーは、絶縁性の合成樹脂で構成され、互いに連なる複数の外壁を有して、有底筒状に形成されている。このアッパカバーは、箱本体2の上面を覆う状態でこの箱本体2に取り付けられ、上述した装着部に装着された各種電気部品を覆う。
上記ロアカバー6は、絶縁性の合成樹脂で構成され、互いに連なる複数の外壁を有して、有底筒状に形成されている。このロアカバー6は、箱本体2の下面を覆う状態でこの箱本体2に取り付けられ、上述したコネクタ嵌合部に嵌合されたワイヤハーネスのコネクタを覆う。
上記サイドカバー7は、絶縁性の合成樹脂で構成されており、箱本体2の側面を覆う状態で、この箱本体2に取り付けられる。このサイドカバー7は、箱本体2の側面に取り付けられた2つの外部端子を覆う。この外部端子の一方は電源としてのバッテリと接続された電線の端末に取り付けられており、他方は電源としての発電機と接続された電線の端末に取り付けられている。また、これら外部端子を介して供給されたバッテリ及び発電機からの電力は、図示しないバスバを介してカセットブロック8に収容されたバスバに供給される。
上記カセットブロック8は、絶縁性の合成樹脂により箱状に形成され、上述した箱本体2の装着部23Cに装着される。このカセットブロック8の内部には、複数のバスバを収容するスリット状のバスバ収容溝が設けられている。また、カセットブロック8の上面には、リレーやヒューズ等が装着される装着部が設けられている。また、カセットブロック8の下面には、上述したワイヤハーネスのコネクタが嵌合するコネクタ嵌合部が設けられている。
上記パワーインテグレーション3は、図2及び図3に示すように、ケース31と、このケース31内に収容されるプリント基板34と、このプリント基板34に実装される半導体やリレーと、プリント基板34に接続される複数の端子35、36と、上述したコネクタ15とを有している。
上記ケース31は、合成樹脂製の上ケース32と下ケース33とにより構成され、箱状に形成されている。前記上ケース32は、平面形状が略長方形状に形成された上壁32aと、上壁32aの外縁から立設したつの周壁32bとを有し、扁平な有底筒状に形成されている。また、4つの周壁32bのうち互いに相対する2つの周壁32bの外表面には、それぞれ、上述したロックアーム24と係止する係止突起37が設けられている。前記下ケース33は、平面形状が略長方形状に形成された底壁33aと、底壁33aの長手方向の一端から立設した側壁33bとを有し、略L字状に形成されている。また、上記底壁33aの図3中の下方に位置する下面には、前述したワイヤハーネスのコネクタが嵌合するコネクタ嵌合部33cが設けられている。そして、底壁33aと側壁33bとにプリント基板34が取り付けられ、プリント基板34が取り付けられた下ケース33に上ケース32が取り付けられる。
上記プリント基板34は、絶縁性の合成樹脂で構成された平板状の基板と、この基板の表面に設けられた導体パターンと、を有している。
上記複数の端子35、36は、導電性金属板にプレス加工が施されて得られるものであり、断面形状がL字状に形成されている。これら端子35、36の一端部は、プリント基板34のスルーホール内に通されてはんだ付け等によって前記導体パターンと電気的に接続されている。また、端子35の他端部は、コネクタ嵌合部33c内に突出しており、ワイヤハーネスのコネクタと接続される。また、端子36の他端部は、コネクタ15に接続されている。
上記コネクタ15は、ケース31と一体に設けられた合成樹脂製のハウジング151と、このハウジング151内に収容された導電性の端子152とを有している。この端子152は、上記端子36を介して上記プリント基板34と接続されている。また、コネクタ15は、パワーインテグレーション3が装着部23Aに装着されることにより、上述したコネクタ16に嵌合し、端子152がコネクタ16の端子と電気的に接続される。このことにより、パワーインテグレーション3が上記カセットブロック8側と接続される。また、コネクタ15,16同士の嵌合方向は、パワーインテグレーション3の装着部23Aへの取付方向と平行である。
上述した構成のパワーインテグレーション3は、装着部23Aに取り付けられると、上述したコネクタ16の端子を介して、上述した電源からの電力がコネクタ15に供給される。そして、この電力は、端子36、プリント基板34、端子35、コネクタ嵌合部33cに嵌合されたワイヤハーネスのコネクタ、を順に伝送されて、各電子機器に供給される。このように、パワーインテグレーション3は、上述した電源から供給された電力を各電子機器に分配する。
上記救援端子4は、バッテリーが上がった他の自動車を救援する際に、ブースターケーブルが取り付けられる端子であり、図示しないバッテリと電気的に接続されている。この救援端子4は、上述した装着部23Bに取り付けられ、その一端が、箱本体2の上面側に露出している。
上記救援端子キャップ5は、上記救援端子4が使用されていない時に、この救援端子4を覆うものであり、絶縁性の合成樹脂で構成されている。この救援端子キャップ5は、図4及び図5に示すように、平面視が長方形状に形成され、互いに間隔をあけて平行に設けられた一対の板部52と、この一対の板部52の一つの短辺同士を連結した第1連結板部53と、この一対の板部52の一つの長辺同士を連結した第2連結板部51と、一対の取付軸部54と、係止部55と、を有している。
上記第2連結板部51は、上記一対の板部52間に位置付けられた基部51aと、この基部51aの、上記第1連結板部53から離れた端部から延設された延設部51bと、を有している。
上記一対の取付軸部54は、上記一対の板部52に一つずつ設けられており、円柱状に設けられ、板部52の外表面から突出している。また、この取付軸部54は、板部52の外表面のうち、上記第1連結板部53寄りの角部で、上記第2連結板部51から離れた角部に設けられている。この取付軸部54は、装着部23Bに設けられた被取付部9に回転自在に取り付けられる。このことにより、救援端子キャップ5は、図8に示すように、取付軸部54を中心として回転自在になる。
上記係止部55は、上記延設部51bの上記基部51aから離れた外縁部から立設するとともに第1連結板部53と相対する方向に延びた爪部に、貫通穴が形成されて設けられている。この係止部55は、図7に示すように、上述したパワーインテグレーション3の装着部23Aを構成する外壁21aの、上面側の外縁に設けられた突起部25に係止する。このことにより、救援端子キャップ5が、救援端子4を覆った状態で箱本体2に固定される。即ち箱本体2に取り付けられる。
さらに、上記救援端子キャップ5には、一対のガタ押さえ部59と、ガタ防止部としての一対の第1のガタ詰め部56,57と、ガタ防止部としての第2のガタ詰め部58と、が設けられている。
上記一対のガタ押さえ部59は、円筒状に設けられ、延設部51bから突出している。このガタ押さえ部59は、係止部55が突起部25に係止した状態で、図7に示すように、上ケース32の上壁32aに当接するとともに、パワーインテグレーション3を装着部23Aの下面側に押し付ける。このことにより、パワーインテグレーション3が箱本体2の上下方向に沿ってガタつくことが防止される。
上記一対の第1のガタ詰め部56,57は、延設部51bから立設するとともに係止部55と相対する方向に延びている。また、一対の第1のガタ詰め部56,57は、基部51aと延設部51bとの並び方向に沿って互いに間隔をあけて設けられている。これら一対の第1のガタ詰め部56,57は、係止部55が突起部25に係止した状態で、図7に示すように、外壁21aと周壁32bとの間の隙間27と、隔壁22cと周壁32bとの間の隙間27と、にそれぞれ位置付けられる。このことにより、パワーインテグレーション3がその幅方向に沿ってガタつくことが防止される。
上記第2のガタ詰め部58は、延設部51bの幅方向に沿った一方の外縁部から立設するとともに、上記第1のガタ詰め部56,57と同方向に延びている。この第2のガタ詰め部58は、係止部55が突起部25に係止した状態で、、図6に示すように、隔壁22aと周壁32bとの間の隙間26に位置付けられる。このことにより、パワーインテグレーション3がその長手方向に沿ってガタつくことが防止される。
さらに、上記一対の第1のガタ詰め部56,57は、外壁21aと周壁32bとの互いに相対する方向に沿った幅が、当該第1のガタ詰め部56,57の先端部から延設部51bに向かうに従って徐々に大きくなるように設けられている。また、上記第2のガタ詰め部58は、隔壁22aと周壁32bとの互いに相対する方向に沿った幅が、当該第2のガタ詰め部58の先端部から延設部51bに向かうに従って徐々に大きくなるように設けられている。これらのことにより、第1のガタ詰め部56,57及び第2のガタ詰め部58がそれぞれの隙間27,26にスムーズに挿入されるので、容易に係止部55を突起部25に係止させることができる。即ち、容易に救援端子キャップ5を箱本体2に取り付けることができる。
前述した構成の電気接続箱1は、以下のように組み立てられる。まず、箱本体2の装着部23Cにカセットブロック8を取り付け、装着部23Bに救援端子4を取り付ける。そして、箱本体2及びカセットブロック8の装着部にリレーやヒューズ等を取り付ける。そして、装着部23Aにパワーインテグレーション3を取り付ける。そして、救援端子キャップ5を、取付軸部54を中心として回転させることにより、救援端子4を覆うとともに、第1のガタ詰め部56,57及び第2のガタ詰め部58をそれぞれの隙間27,26に位置付け、係止部55を突起部25に係止させて当該救援端子キャップ5を箱本体2に取り付ける。
その後、箱本体2のコネクタ嵌合部やカセットブロック8のコネクタ嵌合部にワイヤハーネスのコネクタを嵌合させ、箱本体2にロアカバー6とアッパカバーとを取り付ける。そして、箱本体2の側面に、上述した外部端子を接続し、箱本体2にサイドカバー7を取り付ける。こうして、電気接続箱1が組み立てられる。
本実施形態によれば、救援端子4を覆うための救援端子キャップ5に、パワーインテグレーション3のガタつきを防止するための、一対のガタ押さえ部59、一対の第1のガタ詰め部56,57、第2のガタ詰め部58を設けたことにより、専用のガタ防止部材を設ける必要がなくなり、そのために、少ない部品点数で箱本体2に取り付けられたパワーインテグレーション3のガタつきを防止することができる電気接続箱1を提供できる。
また、上述した実施形態では、電気部品はパワーインテグレーション3とされていた。しかしながら本発明では、電気部品はパワーインテグレーション3に限定されることはなく、カセットブロック8等でも良い。
また、上述した実施形態では、取付体は救援端子キャップ5とされていた。しかしながら本発明では、取付体は救援端子キャップ5に限定されることはなく、サイドカバー7や、アッパカバー等でも良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。 図1に示された電気接続箱の箱本体に、パワーインテグレーションが装着された状態を示す斜視図である。 図2に示された装着部からパワーインテグレーションが離脱した状態を示す斜視図である。 図2に示されたパワーインテグレーションのガタつきを防止するガタ防止部が設けられた救援端子キャップを示す斜視図である。 図4に示された救援端子キャップを他の方向から見た斜視図である。 図1中のB−B線に沿った断面図である。 図1中のA−A線に沿った断面図である。 図7に示された救援端子キャップが回転する様子を示した断面図である。
符号の説明
1 電気接続箱
2 箱本体
3 パワーインテグレーション(電気部品)
4 救援端子
5 救援端子キャップ(取付体)
21 外壁(壁)
22 隔壁(壁)
56,57 第1のガタ詰め部(ガタ防止部)
58 第2のガタ詰め部(ガタ防止部)

Claims (3)

  1. 複数の壁により枠状に形成された箱本体と、前記箱本体に取り付けられた電気部品と、前記箱本体に取り付けられた取付体と、を有した電気接続箱において、
    前記取付体に、当該取付体が前記箱本体に取り付けられることにより、前記電気部品と前記壁との間に位置付けられて、前記電気部品のガタつきを防止するガタ防止部が設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記ガタ防止部は、前記電気部品と前記壁との互いに相対する方向に沿った幅が、当該ガタ防止部が前記電気部品と前記壁との間に挿入される際の挿入方向先端部から後端部に向かうに従って徐々に大きくなるように、設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記取付体が、前記箱本体に取り付けられた救援端子を覆うキャップであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
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