JP2006149069A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】箱本体とカバー部材とを容易に組み付けることができる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は箱本体2とロアカバー3と電線固定片9と案内部10を備えている。箱本体2にはワイヤハーネス7の端末が取り付けられる。ロアカバー3には一対の突起14などにより形成された凹溝17が設けられている。電線固定片9は箱本体2からロアカバー3に向かって延在する。電線固定片9にはワイヤハーネス7が取り付けられる。電線固定片9は箱本体2とロアカバー3とが互いに組み付けられると凹溝17を塞ぐ。案内部10は箱本体2とロアカバー3とが互いに組み付けられる際にこれらを案内する。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動体としての自動車などに搭載される電気接続箱に関する。
移動体としての自動車には、一般に、ヘッドランプ及びテールランプなどのランプ類、スタータモータ及びエアコンディショナ用のモータ等のモータ類、などの多種多様な電子機器が搭載されている。
前述した多種多様な電子機器に電力を供給するために、前記自動車は、ジャンクションブロックを適宜箇所に配置してきた。前記ジャンクションブロックは、多数のヒューズやリレー等の各種の電気回路ユニットを集約して構成されている。
なお、ジャンクションブロックは、ヒューズ、リレー、ブスバーなどを有することもあることから、ヒューズブロック、リレーボックス、又は総称して電気接続箱とも呼ばれる。本明細書では、前述したヒューズブロック、リレーボックス、ジャンクションブロックを、総称して以下電気接続箱(例えば、特許文献1参照)と呼ぶ。
特許文献1に示された電気接続箱は、外郭を形成する箱本体と、配線盤と、箱本体に取り付けられるカバー部材などを備えている。箱本体には、ヒューズやリレーなどの電気部品が装着される。また、箱本体には、ワイヤハーネスのコネクタなどが嵌合する。
配線盤は、箱本体内に収容されており、前述したヒューズやリレーなどの電気部品と、ワイヤハーネスのコネクタの端子とを予め定められたパターンにしたがって、互いに電気的に接続する。カバー部材は、箱本体に取り付けられると、前述したワイヤハーネスのコネクタなどを覆う。
また、前述した箱本体には、電線固定片が一体に設けられている。電線固定片は、箱本体とカバー部材とが互いに取り付けられる際に、これらが互いに近づく方向に沿って、箱本体からカバー部材に向かって延在している。電線固定片は、箱本体の外壁面と面一となっている。電線固定片は、前述したワイヤハーネスが重ねられて、該ワイヤハーネスとともに外周にテープが巻かれて、ワイヤハーネスが取り付けられる。さらに、前述したカバー部材には、箱本体が取り付けられると、前述した電線固定片が侵入するとともに、ワイヤハーネスの電線を外部に逃がす切欠きが設けられている。
前述した電気接続箱では、箱本体にカバー部材が取り付けられると、電線固定片が前述した切欠きに侵入し、ワイヤハーネスが切欠きを通して外部に導かれることとなる。
特開2002−17025号公報
前述した従来の電気接続箱は、箱本体とカバー部材とを互いに組み付ける際に、電線固定片を箱本体の切欠き内に挿入しながら、箱本体とカバー部材に設けられた係止部同士を互いに係止する必要があった。則ち、ワイヤハーネスが取り付けられた電線固定片の位置を定めながら、箱本体とカバー部材とを互いに組み付けなければならなく、箱本体とカバー部材とが互いに組み付けにくかった。
したがって、本発明の目的は、箱本体とカバー部材とを容易に組み付けることができる電気接続箱を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電気接続箱は、ワイヤハーネスの端末が取り付けられる箱本体と、前記箱本体に取り付けられるカバー部材と、前記箱本体と前記カバー部材とが互いに取り付けられる際に、これらが互いに近づく方向に沿って、前記箱本体から前記カバー部材に向かって延びているとともに、前記ワイヤハーネスが取り付けられる電線固定片と、前記電線固定片と前記カバー部材とに設けられ、かつ前記箱本体と前記カバー部材とが互いに取り付けられる際にこれらが互いに近づく方向を案内する案内部と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明の電気接続箱は、請求項1記載の電気接続箱において、前記案内部は、前記箱本体と前記カバー部材とが互いに取り付けられると、これらが互いに位置ずれすることを規制することを特徴としている。
請求項3に記載の本発明の電気接続箱は、請求項2記載の電気接続箱において、前記案内部は、前記電線固定片と前記カバー部材とのうち一方から他方に向かって凸でかつ前記箱本体と前記カバー部材とが互いに取り付けられる際にこれらが互いに近づく方向に沿って延在したガイド突部と、前記電線固定片と前記カバー部材とのうち他方に設けられ前記一方から離れる方向に凹で、かつ前記箱本体と前記カバー部材とが互いに取り付けられる際にこれらが互いに近づく方向に沿って延在しているとともに前記ガイド突部が侵入するガイド溝と、を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の本発明の電気接続箱は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の電気接続箱において、前記カバー部材の外壁に、前記ワイヤハーネスを収容するとともに前記箱本体と前記カバー部材とが互いに取り付けられると前記電線固定片で塞がれる凹溝が設けられたことを特徴としている。
請求項5に記載の本発明の電気接続箱は、請求項4記載の電気接続箱において、前記凹溝の底面のうち前記箱本体寄りの縁から該凹溝の中央部とに亘って切欠きが設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載した本発明の電気接続箱によれば、電線固定片とカバー部材とに設けられた案内部により、箱本体とカバー部材とが互いに取り付けられる際にこれらが互いに近づく方向が案内される。
請求項2に記載した本発明の電気接続箱によれば、箱本体とカバー部材とを互いに組み付けると、電線固定片とカバー部材とが相対的に位置ずれすることを規制できる。
請求項3に記載した本発明の電気接続箱によれば、ガイド突部と該ガイド突部が侵入するガイド溝とを備えているので、案内部が箱本体とカバー部材とを確実に案内できるとともに、電線固定片とカバー部材とを確実に位置決めできる。
請求項4に記載した本発明の電気接続箱によれば、凹溝が電線固定片で塞がれるので、電線固定片とカバー部材との間に侵入した水などの液体が一旦凹溝内に浸入する。
請求項5に記載した本発明の電気接続箱によれば、凹溝の底面に切欠きが設けられているので、箱本体とカバー部材とを互いに組み付ける際に、凹溝の底面の箱本体寄りの縁などにワイヤハーネスが接触(干渉)することを防止できる。
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、案内部により箱本体とカバー部材とが案内されるので、電線固定片の位置を作業員などが定めることなく、電線固定片を所定の位置に位置決めした状態で箱本体とカバー部材とを互いに組み付けることができる。したがって、箱本体とカバー部材とを容易に組み付けることができる。
請求項2に記載の本発明は、電線固定片とカバー部材とを位置決めできるので、電線固定片に取り付けられたワイヤハーネスを確実に位置決めできる。
請求項3に記載の本発明は、ガイド突部と該ガイド突部が侵入するガイド溝とを備えているので、案内部が箱本体とカバー部材とを確実に案内できるとともに、電線固定片とカバー部材とを確実に位置決めできる。
請求項4に記載の本発明は、電線固定片とカバー部材との間に侵入した水などの液体が一旦凹溝内に浸入するため、電線固定片とカバー部材との間に侵入した水などの液体が直接カバー部材内に浸入することを防止できるので、防水性に優れた電気接続箱を提供することができる。
請求項5に記載の本発明は、凹溝の底面の箱本体寄りの縁などにワイヤハーネスが接触(干渉)することを防止できるので、ワイヤハーネスが箱本体とカバー部材とを互いに組み付ける際の障害になることを防止でき、箱本体とカバー部材とを容易に互いに組み付けることができる。
以下、本発明の一実施形態にかかるプロテクタ及び該プロテクタを備えた電気接続箱を、図1ないし図4に基づいて説明する。本実施形態にかかる図1に示す電気接続箱1は、移動体としての自動車に搭載される。
電気接続箱1は、図1に示すように、箱本体2と、図示しない配線盤と、カバー部材としてのロアカバー3と、電線固定片9と、案内部10と、を備えている。箱本体2は、絶縁性の合成樹脂からなり、周知の射出成形により成形される。箱本体2は、複数の外壁4により、筒状(箱状)に形成されている。
また、箱本体2の図1の上面(表面に相当する)2aには、リレー5及びヒューズ6などの電気部品が装着される装着部8が複数設けられている。
また、箱本体2の図1の下方に位置する図示しない下面には、前述した自動車に配索されるワイヤハーネス7(図1及び図2中などに二点鎖線で示す)のコネクタが嵌合する。ワイヤハーネス7は、複数の電線と、該電線の端末などに取り付けられたコネクタとを備えている。コネクタは、前述した自動車に搭載される各種の電子機器や、前述した箱本体2に嵌合する。このため、箱本体2の下面には、ワイヤハーネス7の端末が取り付けられる。箱本体2の外壁4には、ロアカバー3と固定用の係止部11が複数設けられている。係止部11は、箱本体2の前述した下面寄りの縁部に設けられている。
配線盤は、導電性のバスバと、絶縁板などを備えている。バスバは、導電性の板金に打ち抜き加工などのプレス加工が施されて得られる。バスバは、複数設けられている。複数のバスバは、互いに重ねられている。絶縁板は、互いに重ねられたバスバ間などに配され、バスバ同士が意図しない箇所で相互に電気的に接続すること則ち短絡することを防止するとともに、バスバを位置決めしている。
配線盤は、箱本体2内に収容されると、バスバがワイヤハーネス7のコネクタと、装着部8に装着されたリレー5及びヒューズ6などの電気部品とを予め定められたパターンにしたがって、互いに電気的に接続する。
ロアカバー3は、絶縁性の合成樹脂などからなり、周知の射出成形により成形される。ロアカバー3は、互いに連なる複数の外壁12を備えて、有底筒状に形成されている。ロアカバー3の外壁12には、前述した係止部11と係止する係止部13が複数設けられている。ロアカバー3は、係止部13が箱本体2の係止部11に係止して、箱本体2の前述した下面を覆うように、箱本体2に取り付けられる。
箱本体2とロアカバー3とが互いに組み付けられる際には、これらの箱本体2とロアカバー3とは前述した上面2a及び下面に対し直交する矢印Kに沿って、互いに近づけられる。なお、矢印Kは、箱本体2とロアカバー3とが互いに近づく方向をなしている。
また、ロアカバー3には、凹溝17が設けられている。凹溝17は、ロアカバー3の図2中手前側の外壁12に設けられている。凹溝17は、外壁12から凹に形成されかつ前述した矢印Kに沿って直線状に延びている。凹溝17は、図3に示すように、外壁12の表面から凸でかつ前述した矢印Kに沿って直線状に延びているとともに、前述した矢印Kに対し直交する方向に沿って互いに間隔をあけた一対の突起14,14と、これらの突起14,14の互いに相対する内面14a,14aに連なりかつ前述した外壁12の表面と平行な底面15とにより形成されている。
さらに、凹溝17には、切欠き16が設けられている。切欠き16は、凹溝17の底面15の一部を切り欠いて、ロアカバー3の内外を連通している。切欠き16は、底面15の箱本体2寄りの縁から底面15の矢印K方向の中央部とに亘って、設けられている。なお、図2には、前述した底面15の箱本体2寄りの縁を二点鎖線で示す。
電線固定片9は、帯板状に形成されており、箱本体2に一体に設けられている。電線固定片9は、箱本体2のロアカバー3に取り付けられると凹溝17が設けられた外壁12と連なる外壁4のロアカバー3寄りの縁からロアカバー3に向かって直線状に延在している。電線固定片9の長手方向は、前述した矢印Kと平行である。電線固定片9の表面と、箱本体2の外壁4の表面とは、略面一になっている。電線固定片9は、箱本体2とロアカバー3とが互いに組み付けられると、前述した凹溝17を塞ぐ(覆う)位置に配されている。
電線固定片9は、幅広部18と、幅狭部19と、を一体に備えている。幅広部18は、箱本体2に連なっているとともに、幅が、前述した凹溝17の矢印Kに直交する方向の幅より若干広く形成されている。幅狭部19は、幅広部18の箱本体2から離れた側の縁に連なっている。幅狭部19は、幅が、前述した凹溝17の矢印Kに直交する方向の幅と幅広部18の幅との双方より狭く形成されている。
電線固定片9は、前述したワイヤハーネス7が表面上に重ねられ、該ワイヤハーネス7とともに幅狭部19の外周にテープ20が巻かれて、前述したワイヤハーネス7が取り付けられる。
案内部10は、ガイド突部としての前述した電線固定片9の幅広部18の矢印Kに対し直交する方向(幅方向)の両方の端18a,18aと、ガイド溝21と、を備えている。
電線固定片9の両方の端18a,18aは、前述した矢印Kに対し直交する方向に沿って、電線固定片9からロアカバー3に設けられた突起14,14に向かって凸である。また、電線固定片9の両方の端18a,18aは、前述した矢印Kに沿って、直線状に延びている。
ガイド溝21は、前述した一対の突起14,14の互いに相対する内面14a,14aから凹に形成されている。則ち、ガイド溝21は、前記電線固定片9から離れる方向に前記内面14a,14aから凹である。また、ガイド溝21は、前述した矢印Kに沿って、直線状に延びている。
このように、前述した案内部10は、電線固定片9と、ロアカバー3との双方に設けられている。また、案内部10は、ガイド溝21内に電線固定片9の端18a,18aが侵入して、箱本体2とロアカバー3とが互いに組み付けられる際に、これらが互いに近づく方向を案内する。また、前述した案内部10は、係止部11,13同士が互いに係止して、箱本体2とロアカバー3とが互いに組み付けられると、電線固定片9の端18a,18aが前述したガイド溝21内に収容されたままとなる。このため、案内部10は、箱本体2とロアカバー3とが互いに組み付けられると、これらが互いに位置ずれすることを規制する。
前述した電気接続箱1は、以下のように組み立てられる。まず、箱本体2内に配線盤を収容し、箱本体2の上面2aに設けられた装着部8にヒューズ6やリレー5などの電気部品が装着される。そして、電気接続箱1は、箱本体2の下面にワイヤハーネス7のコネクタを嵌合させる。
ワイヤハーネス7を電線固定片9に重ね、幅狭部19とワイヤハーネス7の外周にテープ20を巻き、該テープ20で電線固定片9にワイヤハーネス7を取り付ける。
その後、図2に示すように、箱本体2とロアカバー3とを矢印Kに沿って、互いに間隔をあけて配置する。すると、図4(a)に示すように、ガイド溝21と電線固定片9の端18a,18aが、矢印Kに沿って、互いに間隔をあける。そして、箱本体2とロアカバー3とを互いに近づけると、図4(b)に示すように、ガイド溝21内に電線固定片9の端18a,18aが侵入する。
ガイド溝21内に電線固定片9の端18a,18aが侵入するので、これらのガイド溝21及び電線固定片9の端18a,18a則ち案内部10により、箱本体2とロアカバー3とが案内されて、互いに近づく。そして、係止部11,13同士が互いに係止して、図1及び図4(c)に示すように、箱本体2とロアカバー3とが互いに組み付けられる。すると、図3に示すように、凹溝17が電線固定片9で塞がれる(覆われる)とともに、凹溝17が電線固定片9に取り付けられたワイヤハーネス7を収容する。
こうして、前述した電気接続箱1は、組み立てられて、自動車に搭載される。そして、電気接続箱1は、自動車の電子機器と、ヒューズ6やリレー5などの電気部品などとを、予め定められたパターンにしたがって、互いに電気的に接続する。
本実施形態によれば、電線固定片9とロアカバー3とに設けられた案内部10により、箱本体2とロアカバー3とが互いに取り付けられる際にこれらが互いに近づく方向が案内される。これにより、電線固定片9の位置を作業員などが定めることなく、電線固定片9を所定の位置に位置決めした状態で箱本体2とロアカバー3とを互いに組み付けることができる。したがって、箱本体2とロアカバー3とを容易に組み付けることができる。
箱本体2とロアカバー3とを互いに組み付けると、電線固定片9とロアカバー3とが相対的に位置ずれすることを規制できる。これにより、電線固定片9に取り付けられたワイヤハーネス7を確実に位置決めできる。
ガイド突部としての電線固定片9の端18a,18aとガイド溝21とを備えているので、案内部10が箱本体2とロアカバー3とを確実に案内できるとともに、電線固定片9とロアカバー3とを確実に位置決めできる。
凹溝17が電線固定片9で塞がれるので、電線固定片9とロアカバー3との間に侵入した水などの液体が一旦凹溝17内に浸入する。このため、電線固定片9とロアカバー3との間に侵入した水などの液体が直接ロアカバー3内に浸入することを防止できるので、防水性に優れた電気接続箱1を提供することができる。
凹溝17の底面15に切欠き16が設けられているので、箱本体2とロアカバー3とを互いに組み付ける際に、凹溝17の底面15の箱本体2寄りの縁などにワイヤハーネス7が接触(干渉)することを防止できる。このため、ワイヤハーネス7が箱本体2とロアカバー3とを互いに組み付ける際の障害になることを防止でき、箱本体2とロアカバー3とを容易に互いに組み付けることができる。
また、本発明では、図5に示すように、ロアカバー3の一対の突起14,14の内面14a,14aそれぞれにガイド突部22を設け、電線固定片9の前述した両端18a,18aにガイド溝21を設けても良い。なお、図5において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
ガイド突部22は、ロアカバー3の一対の突起14,14の内面14a,14aそれぞれから電線固定片9に向かって凸に形成され、前述した矢印Kに沿って、直線状に延びている。ガイド溝21は、電線固定片9の幅広部18の両端18a,18aから凹に形成され、前述した矢印Kに沿って、直線状に延びている。図5に示す場合においても、箱本体2とロアカバー3とを互いに組み付ける際に、ガイド溝21内にガイド突部22が侵入する。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態に係る電気接続箱の斜視図である。 図1に示された電気接続箱の箱本体とロアカバーとを分解して示す斜視図である。 図1中のIII−III線に沿う断面図である。 図2に示された箱本体とロアカバーとを互いに組み付ける過程を示す説明図である。 図3に示された電気接続箱の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 電気接続箱
2 箱本体
3 ロアカバー(カバー部材)
5 リレー(電気部品)
6 ヒューズ(電気部品)
9 電線固定片
10 案内部
12 外壁
15 底面
16 切欠き
17 凹溝
18a 端(ガイド突部)
21 ガイド溝
22 ガイド突部
K 互いに近づく方向

Claims (5)

  1. ワイヤハーネスの端末が取り付けられる箱本体と、
    前記箱本体に取り付けられるカバー部材と、
    前記箱本体と前記カバー部材とが互いに取り付けられる際に、これらが互いに近づく方向に沿って、前記箱本体から前記カバー部材に向かって延びているとともに、前記ワイヤハーネスが取り付けられる電線固定片と、
    前記電線固定片と前記カバー部材とに設けられ、かつ前記箱本体と前記カバー部材とが互いに取り付けられる際にこれらが互いに近づく方向を案内する案内部と、
    を備えたことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記案内部は、前記箱本体と前記カバー部材とが互いに取り付けられると、これらが互いに位置ずれすることを規制することを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
  3. 前記案内部は、
    前記電線固定片と前記カバー部材とのうち一方から他方に向かって凸でかつ前記箱本体と前記カバー部材とが互いに取り付けられる際にこれらが互いに近づく方向に沿って延在したガイド突部と、
    前記電線固定片と前記カバー部材とのうち他方に設けられ前記一方から離れる方向に凹で、かつ前記箱本体と前記カバー部材とが互いに取り付けられる際にこれらが互いに近づく方向Kに沿って延在しているとともに前記ガイド突部が侵入するガイド溝と、を備えたことを特徴とする請求項2記載の電気接続箱。
  4. 前記カバー部材の外壁に、前記ワイヤハーネスを収容するとともに前記箱本体と前記カバー部材とが互いに取り付けられると前記電線固定片で塞がれる凹溝が設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の電気接続箱。
  5. 前記凹溝の底面のうち前記箱本体寄りの縁から該凹溝の中央部とに亘って切欠きが設けられていることを特徴とする請求項4記載の電気接続箱。
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