JP6441112B2 - 電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネスに関する。
車両等に搭載される従来のワイヤハーネスに設けられる電子部品ユニットとして、例えば、特許文献1には、複数のバスバーが絶縁板に取り付けられ、複数のバスバーに複数の電子部品が電気接続された電子部品基板と、該電子部品基板を収容したケースと、を有し、各バスバーに設けられた外部端子接続部が集められてコネクタ接続部が形成された電子部品モジュールが開示されている。この電子部品モジュールは、コネクタ接続部が複数の電子部品の間に配置されることで、ユニットの小型化を図っている。
特開2013−198347号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の電子部品ユニットは、例えば、電子部品基板の端面にバスバーの端部が露出する場合があるが、このような場合であっても、当該バスバーの露出端部によってケース等を傷つけることなく適正に電子部品基板(プレート)とケース(筐体)等の保持部材とを組み付けることができる構成が望まれている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、プレートと保持部材との組み付け性を向上することができる電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品ユニットは、樹脂材の内部に金属製のバスバーが内蔵され電子部品が実装されたプレートと、前記プレートが組み付けられる保持部材とを備え、前記プレートは、端面に前記バスバーの一部が露出した複数の露出端部を有し、前記保持部材は、前記プレートの前記端面と対向する対向面に形成され、前記プレートの前記端面と対向し、かつ、前記複数の露出端部の並び方向に対して、隣接する当該露出端部の間に位置し、前記対向面から前記プレートの前記端面側に向けて突出する突出部を有することを特徴とする。
また、上記電子部品ユニットでは、前記突出部は、前記対向面に形成され、前記プレートが前記保持部材に組み付けられた状態で、前記プレートの前記端面と対向し、かつ、前記複数の露出端部の並び方向に対して、隣接する当該露出端部の間に位置し、前記対向面から前記プレートの前記端面側に向けて突出する突出リブを含んで構成されるものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、前記突出部は、前記プレートが前記保持部材に組み付けられた状態で、前記プレートの前記端面と対向し、かつ、前記複数の露出端部の並び方向に対して、隣接する当該露出端部の間に位置し、前記対向面を含む壁体が前記プレートの前記端面側に向けて窪むことで形成される凸状壁部を含んで構成されるものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、前記保持部材は、前記プレートが組み付けられるベース部と、前記ベース部に組み付けられた前記プレートを前記ベース部とは反対側から覆う蓋部とを有し、前記ベース部と前記蓋部とによって区画された内部に前記プレートが組み付けられ、前記突出部は、前記ベース部と前記プレートと前記蓋部とが積層される方向に沿って延在するものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、前記対向面は、前記蓋部の内壁面であり、前記ベース部は、前記突出部が嵌合可能な嵌合凹部を有するものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、前記突出部の、前記対向面から前記プレートの前記端面側への突出量は、前記露出端部と前記対向面との隙間より大きいものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、前記プレートは、対向する一対の前記端面にそれぞれ前記複数の露出端部を有し、前記突出部は、当該対向する一対の前記端面にそれぞれ対向する前記対向面に少なくとも1つずつ設けられるものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、前記保持部材は、前記プレートが組み付けられるベース部と、前記ベース部に組み付けられた前記プレートを前記ベース部とは反対側から覆う蓋部とを有し、前記ベース部と前記蓋部とによって区画された内部に前記プレートが組み付けられ、前記対向面は、前記蓋部の内壁面であり、前記プレートは、前記保持部材の内部に組み付けられた状態で前記蓋部と対向する面に、前記突出部の先端を当該プレートの前記端面の外側に案内するガイド部を有するものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、前記ガイド部は、前記プレートの前記端面の外側に向かって傾斜するテーパ面を有するものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、前記突出部は、突出方向の先端が前記プレートの前記端面と当接するものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、電線と、前記電線と電気的に接続される電子部品ユニットとを備え、前記電子部品ユニットは、樹脂材の内部に金属製のバスバーが内蔵され電子部品が実装されたプレートと、前記プレートが組み付けられる保持部材とを備え、前記プレートは、端面に前記バスバーの一部が露出した複数の露出端部を有し、前記保持部材は、前記プレートの前記端面と対向する対向面に形成され、前記プレートの前記端面と対向し、かつ、前記複数の露出端部の並び方向に対して、隣接する当該露出端部の間に位置し、前記対向面から前記プレートの前記端面側に向けて突出する突出部を有することを特徴とする。
本発明に係る電子部品ユニット、ワイヤハーネスは、プレートが組み付けられる保持部材に形成された突出部がバスバーの複数の露出端部の並び方向に対して、隣接する当該露出端部の間に位置する。これにより、電子部品ユニット、ワイヤハーネスは、例えば、プレートを保持部材に組み付ける際に、隣接する当該露出端部の間に突出部が介在することで、露出端部が保持部材に接触することを抑制することができる。この結果、この電子部品ユニット、ワイヤハーネスは、例えば、プレートを保持部材に組み付ける際に露出端部が当該保持部材を傷つけてしまうことを抑制することができるので、組み付け時の作業性を向上することができ、これにより、プレートと保持部材との組み付け性を向上することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る電子部品ユニットが適用される電気接続箱の概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態1に係る電子部品ユニットの概略構成を表す分解斜視図である。 図3は、実施形態1に係る電子部品ユニットの概略構成を表す斜視図である。 図4は、実施形態1に係る電子部品ユニットのバスバーについて説明する斜視図である。 図5は、実施形態1に係る電子部品ユニットのインサートバスバープレートの概略構成を表す斜視図である。 図6は、実施形態1に係る電子部品ユニットのベースカバーのコネクタ嵌合部側の平面図である。 図7は、実施形態1に係る電子部品ユニットのベースカバーのコネクタ嵌合部を含む断面図である。 図8は、実施形態1に係る電子部品ユニットのトップカバーを含む模式的な断面図である。 図9は、実施形態1に係る電子部品ユニットのベースカバーに組み付けられたインサートバスバープレートの実装面とは反対側の面の平面図である。 図10は、実施形態1に係る電子部品ユニットのトップカバーの天井部内側の平面図である。 図11は、実施形態1に係る電子部品ユニットの突出リブを含む模式的な部分断面図である。 図12は、実施形態1に係る電子部品ユニットの露出端部近傍の模式的な部分断面図である。 図13は、実施形態1に係る電子部品ユニットの露出端部近傍の模式的な部分断面図である。 図14は、実施形態2に係る電子部品ユニットの概略構成を表す分解斜視図である。 図15は、実施形態2に係る電子部品ユニットの概略構成を表す斜視図である。 図16は、実施形態2に係る電子部品ユニットの凸状壁部を含む模式的な部分断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る電子部品ユニットが適用される電気接続箱の概略構成を表す斜視図である。図2は、実施形態1に係る電子部品ユニットの概略構成を表す分解斜視図である。図3は、実施形態1に係る電子部品ユニットの概略構成を表す斜視図である。図4は、実施形態1に係る電子部品ユニットのバスバーについて説明する斜視図である。図5は、実施形態1に係る電子部品ユニットのインサートバスバープレートの概略構成を表す斜視図である。図6は、実施形態1に係る電子部品ユニットのベースカバーのコネクタ嵌合部側の平面図である。図7は、実施形態1に係る電子部品ユニットのベースカバーのコネクタ嵌合部を含む断面図である。図8は、実施形態1に係る電子部品ユニットのトップカバーを含む模式的な断面図である。図9は、実施形態1に係る電子部品ユニットのベースカバーに組み付けられたインサートバスバープレートの実装面とは反対側の面の平面図である。図10は、実施形態1に係る電子部品ユニットのトップカバーの天井部内側の平面図である。図11は、実施形態1に係る電子部品ユニットの突出リブを含む模式的な部分断面図である。図12、図13は、実施形態1に係る電子部品ユニットの露出端部近傍の模式的な部分断面図である。なお、図1は、電気接続箱のアッパカバーを二点鎖線で図示している。
本実施形態に係る電子部品ユニット1は、図1に示すように、自動車等の車両に搭載される電気接続箱100に対して脱着可能に組み付けられる電子部品モジュールを構成するものである。ここで、電気接続箱100は、ワイヤハーネス150に組み込まれ、電線等の接続処理用部品を構成するコネクタ、ヒューズ、リレー、分岐部、電子制御ユニット等の電装品を集約して内部に収容するものである。ワイヤハーネス150は、電線151と、当該電線151と電気的に接続される電気接続箱100(電子部品ユニット1)とを備える。電気接続箱100は、例えば、車両のエンジンルームや車体の下方部分に設置され、バッテリ等の電源と、車両内に搭載される各種電子機器との間に接続されている。電気接続箱100は、電源から供給された電力を車両内の各種電子機器に分配する。なお、電気接続箱100は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して電気接続箱と呼ぶ。
図1に例示した電気接続箱100は、箱本体101の内部の収容空間部に、種々の電子部品102が収容される。箱本体101は、例えば、ボディ103、アッパカバー104、及び、ロアカバー105等を含んで構成される。箱本体101は、ボディ103、アッパカバー104、及び、ロアカバー105が分割された3層分割構造となっている。ボディ103、アッパカバー104、及び、ロアカバー105は、絶縁性の合成樹脂によって形成される。ボディ103は、電子部品102が組み付けられる収容空間部を形成する主たる部材である。ボディ103は、略ロの字型の筒状に形成され、この電気接続箱100がエンジンルーム等に接続された状態で、鉛直方向上側、及び、鉛直方向下側に開口が位置する。アッパカバー104は、ボディ103の鉛直方向上側の開口を塞ぐ蓋状の部材である。ロアカバー105は、ボディ103の鉛直方向下側の開口を塞ぐ皿状(トレイ状)の部材である。箱本体101は、ボディ103の鉛直方向上側の開口とアッパカバー104の開口とが対向し、ボディ103の鉛直方向下側の開口とロアカバー105の開口とが対向するようにして、アッパカバー104がボディ103の鉛直方向上側に組み付けられ、ロアカバー105がボディ103の鉛直方向下側に組み付けられる。箱本体101は、ボディ103に対して、種々の形式の係止機構106を介して、アッパカバー104、ロアカバー105が係止される。なお、ボディ103とアッパカバー104とロアカバー105とが積層される方向は、典型的には、この電気接続箱100がエンジンルーム等に接続された状態で、鉛直方向に沿っているが、当該電気接続箱100の設置状況によっては当該積層される方向が鉛直方向に対して所定の角度を有して設置される場合もある。
そして、この箱本体101の内部の収容空間部に組み付けられる種々の電子部品102としては、上述したように、コネクタ、ヒューズ、リレー、分岐部、電子制御ユニット等と共に、本実施形態の電子部品ユニット1が含まれる。電気接続箱100は、ボディ103に一体的に形成される種々の形状の区画壁107、ボディ103に着脱可能に組み付けられる種々の形状のブロック108等によって形成される多数のキャビティ内に、上記種々の電子部品102が組み付けられる。この場合、区画壁107、ブロック108等もボディ103等と同様に絶縁性の合成樹脂によって形成される。そして、電気接続箱100は、種々の電子部品102が組み付けられたキャビティに対して、開口部109等を介して配索される電線151の端子等が鉛直方向下側から嵌合し電気的に接続される。
そして、本実施形態の電子部品ユニット1は、図2〜図7に示すように、プレートとしてのインサートバスバープレート2と、保持部材としての筐体3と、電線151との接続部としてのコネクタ4とを備え、筐体3の内部にインサートバスバープレート2が組み付けられる。
インサートバスバープレート2は、図2、図4、図5に示すように、樹脂材23の内部に金属製のバスバー24が内蔵され電子部品22が実装された基板である。インサートバスバープレート2は、基板本体21と、電子部品22とを含んで構成される。
基板本体21は、樹脂材23の内部に導電性の複数のバスバー24が内蔵されたものであり、言い換えれば、複数のバスバー24を絶縁性の樹脂材23で覆い相互に絶縁したものである。基板本体21は、例えば、導電性の金属によって形成され金型内に配置されたバスバー24の周りに絶縁性の樹脂を注入して金属と樹脂を一体化するインサート成形によって形成される。
図4に例示する成形前バスバー集合体24aは、複数のバスバー24をキャリア24bによって連結した、インサート成形前のバスバー24の集合体を表している。当該成形前バスバー集合体24aは、導電性の金属によって形成されたものであり、例えば、プレス加工等によって全体として略板状に形成される。成形前バスバー集合体24aは、各バスバー24の端子24cが屈曲された状態でインサート成形用の金型に挿入される。基板本体21は、金型に挿入された成形前バスバー集合体24aの周りに絶縁性の樹脂を注入して各バスバー24と樹脂材23とを一体成形することで形成される。そして、基板本体21は、各バスバー24と樹脂材23とを一体成形した後にキャリア24bが切断される。基板本体21は、全体として長方形板状に形成される。
インサート成形された基板本体21は、図5等に示すように、各バスバー24の端子24cが短辺方向(第1の幅方向)のほぼ中央部に、長辺方向(第1の幅方向と直交する第2の幅方向)に沿って並んで位置する。ここでは、端子24cは、長辺方向に沿って2列で並んでいる。各端子24cは、基板本体21において電子部品22が実装される面である実装面25に対してほぼ垂直に立設される。つまり、各端子24cは、短辺方向及び長辺方向に直交する方向に沿って実装面25から突出し延在する。当該各端子24cは、短辺方向に対して、後述の複数の電子部品22の間に位置することとなる。言い換えれば、複数の端子24cは、実装面25の中央部に集約されている。また、基板本体21は、各バスバー24において、インサート成形後に切断されたキャリア24bと連結されていた側の端部が、基板本体21の端面において樹脂材23から露出した露出端部24dとなっている。つまり、このインサートバスバープレート2は、端面にバスバー24の複数の露出端部24dが露出している。露出端部24dは、基板本体21において対向する一対の長辺の端面にそれぞれ形成される。露出端部24dは、各長辺の端面において長辺方向に並んで複数が露出している。
電子部品22は、基板本体21の実装面25に実装されるものであり、ここでは、種々の機能を発揮する素子である。電子部品22は、各端子が所定のバスバー24と電気的に接続されると共に、実装面25の裏面においてハンダ付等によって固定される。本実施形態の電子部品22は、例えば、リレーである。つまり、本実施形態の電子部品ユニット1は、リレーユニットモジュールである。本実施形態のインサートバスバープレート2は、電子部品22としてのリレーが、各端子24cの短辺方向両側に、長辺方向に沿って並んで3つずつ、合計6つ設けられる。言い換えれば、インサートバスバープレート2は、電子部品22が2列に配置され、複数の端子24cが当該2列の電子部品22の間に2列で配置されている。本実施形態のインサートバスバープレート2は、基本的には、基板本体21の長辺方向に沿った中心線(つまり短辺方向の中心線)に対してほぼ線対称の形状であり、端子24c、電子部品22の配置もほぼ線対称となっている。なお、このインサートバスバープレート2は、電子部品22として6つのリレーの他、リレー抵抗等の素子も実装されている。
筐体3は、図2、図3、図6、図7に示すように、インサートバスバープレート2が組み付けられこれを保持するものである。本実施形態の筐体3は、ベース部としてのベースカバー31と、蓋部としてのトップカバー32と、接続部嵌合部としてのコネクタ嵌合部33とを有し、ベースカバー31とトップカバー32とによって区画された内部にインサートバスバープレート2が組み付けられる。ベースカバー31は、インサートバスバープレート2が組み付けられるものである。トップカバー32は、ベースカバー31に組み付けられたインサートバスバープレート2をベースカバー31とは反対側から覆うものである。コネクタ嵌合部33は、バスバー24の端子24cと電線との接続部であるコネクタ4が嵌合するものであり、ベースカバー31に一体で形成される。ベースカバー31、トップカバー32、及び、コネクタ嵌合部33は、絶縁性の合成樹脂によって形成される。
具体的には、ベースカバー31は、図2に示すように、皿状(トレイ状)の部材である。ベースカバー31は、略ロの字型に形成された壁体としての矩形枠状部31aと、当該矩形枠状部31aを閉塞する底部31bとを含んで構成される。底部31bは、インサートバスバープレート2の基板本体21と同様の形状の長方形板状に形成される。矩形枠状部31aは、底部31bの縁部を囲うように形成される。底部31bは、矩形枠状部31aの中腹に当該矩形枠状部31aと一体で形成される(図7等参照)。矩形枠状部31aは、底部31bの長辺方向に沿った一対の長辺側壁面31cに、それぞれ切り欠き31dが形成されると共に、トップカバー32と係合するための係合爪31eが形成される。また、矩形枠状部31aは、底部31bの短辺方向に沿った一対の短辺側壁面31fに、それぞれ電気接続箱100の箱本体101と係合するための係合爪31gが形成される。ベースカバー31は、当該矩形枠状部31aの中腹が底部31bよって閉塞した矩形筒状(一部が切り欠き31dによって切り欠かれている)に形成される。ベースカバー31は、矩形枠状部31aと底部31bとによって囲われた空間部がインサートバスバープレート2の電子部品22を収容する収容空間部31hとして区画される。
また、ベースカバー31は、底部31bの中央部に中央壁状部31iが形成される。中央壁状部31iは、底部31bが収容空間部31h側に突出するようにして形成される。中央壁状部31iは、底部31bの短辺方向のほぼ中央部に、長辺方向に沿って形成される。中央壁状部31iは、長辺方向に沿って一方の短辺側壁面31fから他方の短辺側壁面31fまで延在している。中央壁状部31iは、先端面に複数の端子嵌合孔31jと、一対のネジ孔31kが形成される。端子嵌合孔31jは、インサートバスバープレート2がベースカバー31に組み付けられた際に、上述の各バスバー24の端子24cが嵌合する孔であり、当該端子24cに応じた数、位置で形成される。ここでは、端子嵌合孔31jは、長辺方向に沿って2列で並んでいる。ネジ孔31kは、インサートバスバープレート2がベースカバー31に組み付けられた際に、当該インサートバスバープレート2をベースカバー31に締結するためのネジ26が螺合するための孔である。
さらに、ベースカバー31は、図6、図7に示すように、中央壁状部31iの裏面側、すなわち、収容空間部31hとは反対側が中空状になっており、この中空部分が電線との接続部であるコネクタ4が嵌合するコネクタ嵌合部33として形成される。上述の各バスバー24の端子24cは、インサートバスバープレート2がベースカバー31に組み付けられた状態で、各端子嵌合孔31jを介してコネクタ嵌合部33内に露出する。ここでは、コネクタ嵌合部33は、2箇所に形成されており、2つのコネクタ嵌合部33にそれぞれ1つずつ、合計2つのコネクタ4が嵌合する。すなわち、本実施形態の電子部品ユニット1は、複数のバスバー24の端子24cに対して2つのコネクタ4が接続される。
トップカバー32は、図2に示すように、蓋状の部材である。トップカバー32は、略ロの字型に形成された壁体としての矩形枠状部32aと、当該矩形枠状部32aの一方の開口を閉塞する天井部32bとを含んで構成される。天井部32bは、インサートバスバープレート2の基板本体21、ベースカバー31の底部31bと同様の形状の長方形板状に形成される。矩形枠状部32aは、天井部32bの縁部に立設されるようにして形成される。矩形枠状部32aは、天井部32bの長辺方向に沿った一対の長辺側壁面32cに、ベースカバー31と係合するための係合凹部32dが形成される。また、矩形枠状部32aは、天井部32bの短辺方向に沿った一対の短辺側壁面32eに、それぞれ切り欠き32fが形成される。トップカバー32は、当該矩形枠状部32a、及び、天井部32bよって一端が開口し他端が閉塞した矩形筒状(一部が切り欠き32fによって切り欠かれている)に形成される。
上記のように構成される電子部品ユニット1は、図2、図3に示すように、インサートバスバープレート2がベースカバー31に組み付けられ、インサートバスバープレート2のベースカバー31とは反対側をトップカバー32によって覆った状態で、コネクタ4がコネクタ嵌合部33に嵌合されることで1つのモジュールを構成する。
より詳細には、電子部品ユニット1は、ベースカバー31の収容空間部31hにインサートバスバープレート2の電子部品22が収容されるような位置関係で、すなわち、電子部品22が実装される実装面25(図5等参照)がベースカバー31の底部31bと対向するような位置関係で、ベースカバー31にインサートバスバープレート2が組み付けられる。電子部品ユニット1は、インサートバスバープレート2がベースカバー31に組み付けられた状態では、ベースカバー31の各端子嵌合孔31jにインサートバスバープレート2の複数のバスバー24の端子24cが嵌合し、端子24cが短辺方向及び長辺方向に直交する方向に沿ってコネクタ嵌合部33内に露出する。電子部品ユニット1は、ネジ26がインサートバスバープレート2のネジ孔27に挿入されてベースカバー31のネジ孔31kに螺合することで、インサートバスバープレート2とベースカバー31とが締結される。電子部品ユニット1は、インサートバスバープレート2がベースカバー31に組み付けられた状態で、中央壁状部31iの短辺方向両側に、電子部品22が3つずつ位置することとなる。
電子部品ユニット1は、ベースカバー31に組み付けられたインサートバスバープレート2をベースカバー31とは反対側からトップカバー32で覆うような位置関係で、ベースカバー31等に対して当該トップカバー32が装着される。電子部品ユニット1は、トップカバー32が適正な位置に装着された状態で、ベースカバー31側の各係合爪31eにトップカバー32側の各係合凹部32dが係合することで、トップカバー32がベースカバー31に組み付けられる。電子部品ユニット1は、図3等に示すように、トップカバー32がベースカバー31に組み付けられた状態で、トップカバー32の矩形枠状部32aがベースカバー31の矩形枠状部31aの外側に重なるように位置すると共に、トップカバー32の切り欠き32fから係合爪31gが露出する。そして、電子部品ユニット1は、コネクタ4が上記コネクタ嵌合部33に短辺方向及び長辺方向に直交する方向に沿って嵌合されることで、複数のバスバー24の端子24cに当該コネクタ4が接続されると共に、各係合爪31gを介して電気接続箱100の箱本体101の内部の所定の箇所に組み付けられる。
なお、ベースカバー31とインサートバスバープレート2とトップカバー32とが積層される方向は、上述の電気接続箱100と同様に、電気接続箱100がエンジンルーム等に接続された状態で、鉛直方向に沿っているが、当該電気接続箱100の設置状況によっては当該積層される方向が鉛直方向に対して所定の角度を有して設置される場合もある。
ところで、本実施形態の電子部品ユニット1は、さらに、図8〜図13に示すように、保持部材としての筐体3に突出部34が形成されることで、インサートバスバープレート2と筐体3との組み付け性の向上を図っている。本実施形態の電子部品ユニット1は、突出部34として、トップカバー32に突出リブ32gが形成される。
具体的には、筐体3は、上述のベースカバー31とトップカバー32とに加えて、図8、図10等に示すように、突出部34を有する。突出部34は、筐体3の対向面35(図11、図13等も参照)に形成される。対向面35は、筐体3において、インサートバスバープレート2の露出端部24dが形成された端面と対向する壁面である。突出部34は、当該対向面35に形成され、インサートバスバープレート2の端面と対向し、かつ、複数の露出端部24dの並び方向に対して、隣接する当該露出端部24dの間に位置し、対向面35からインサートバスバープレート2の端面側に向けて突出する部分である。本実施形態の対向面35は、トップカバー32の内壁面、より詳細には、壁体としての長辺側壁面32cの内壁面である。本実施形態の突出部34は、当該長辺側壁面32cの内壁面に形成される突出リブ32gを含んで構成される。
突出リブ32gは、対向面35を構成するトップカバー32の内壁面に形成される。ここで、対向面35、すなわち、突出リブ32gが形成されるトップカバー32の内壁面は、トップカバー32がベースカバー31に組み付けられた状態で、上述の収容空間部31hと対向する面である。突出リブ32gは、インサートバスバープレート2が筐体3の内部に組み付けられた状態で、インサートバスバープレート2の端面、詳細には、露出端部24dが形成される長辺方向に沿った端面と対向する位置に形成される。つまり、突出リブ32gは、トップカバー32の長辺側壁面32cの内壁面に形成される。突出リブ32gは、複数の露出端部24dの並び方向に対して、隣接する当該露出端部24dの間に位置し、長辺側壁面32cの内壁面からインサートバスバープレート2の端面側に向けて突出する。ここで、複数の露出端部24dの並び方向とは、典型的には、基板本体21の長辺方向に相当する。突出リブ32g(突出部34)は、ベースカバー31とインサートバスバープレート2とトップカバー32とが積層される方向に沿って延在する。ここでは、突出リブ32gは、トップカバー32の長辺側壁面32cの内壁面に沿って、天井部32bからベースカバー31、インサートバスバープレート2に向かって長辺側壁面32cの先端部まで延在するようにして形成される。
ここでは、上述したようにインサートバスバープレート2は、対向する一対の端面としての一対の長辺の端面にそれぞれ複数の露出端部24dが露出する。これに対して、突出リブ32g(突出部34)は、当該対向する一対の端面にそれぞれ対向するトップカバー32の内壁面(対向面35)に少なくとも1つずつ設けられる。つまり、突出リブ32gは、トップカバー32の一対の長辺側壁面32cの内壁面に対して少なくとも1つずつ設けられる。突出リブ32gは、隣接するすべての露出端部24dの間に対応して複数形成されてもよいが、ここでは隣接する露出端部24d同士の間隔が相対的に狭くなっている部分に形成される。図10の例では、突出リブ32gは、各長辺側壁面32cにそれぞれ8つずつ、合計16本が設けられる。各突出リブ32gは、絶縁性の合成樹脂によってトップカバー32と一体で形成される。
また、図11等に示すように、各突出リブ32g(突出部34)の突出量T1は、露出端部24dと対向面35を構成するトップカバー32の各長辺側壁面32cの内壁面との隙間D1より大きい(T1>D1)。ここで、突出リブ32gの突出量T1は、トップカバー32の各長辺側壁面32cの内壁面からインサートバスバープレート2の端面側への突出量である。各突出リブ32gの突出量T1は、トップカバー32の長辺側壁面32cの内壁面と、露出端部24dが形成されたインサートバスバープレート2の端面との隙間(典型的には、公差を見込んだ最小の隙間)D2より小さく、かつ、露出端部24dの突出量T2より大きい(T2<T1<D2)。ここで、露出端部24dの突出量T2は、インサートバスバープレート2の端面からトップカバー32の各長辺側壁面32cの内壁面側への突出量である。
ここでさらに、本実施形態のインサートバスバープレート2は、図8、図9、図12、図13等に示すように、ガイド部28を有する。ガイド部28は、インサートバスバープレート2が筐体3の内部に組み付けられた状態でインサートバスバープレート2においてトップカバー32と対向する面、すなわち、実装面25とは反対側の面に形成される。ガイド部28は、トップカバー32が装着される際に、突出リブ32g(突出部34)の先端(積層方向に沿った先端)と当接し、当該突出リブ32gの先端を当該インサートバスバープレート2の端面の外側に案内するものである。ここでは、ガイド部28は、インサートバスバープレート2の実装面25とは反対側の面において長辺側の縁部に沿って複数設けられる。ガイド部28は、突出リブ32gの数に応じて各辺にそれぞれ8つずつ、合計16個が設けられる。各ガイド部28は、対応する突出リブ32gと当接可能な位置に設けられる。各ガイド部28は、インサートバスバープレート2の実装面25とは反対側の面から突出するように形成されると共に、突出リブ32gの先端をガイドするためのガイド面として、インサートバスバープレート2の端面の外側に向かって傾斜するテーパ面28aが形成される。これにより、各ガイド部28は、先細りの形状になっている。各ガイド部28は、インサートバスバープレート2を構成する樹脂材23によって一体成形される。つまり、各ガイド部28は、インサートバスバープレート2の基板本体21がインサート成形される際に一体となって形成される。また、本実施形態の電子部品ユニット1は、各突出リブ32gの先端側にもテーパ面32hが形成される。突出リブ32gのテーパ面32hは、ガイド部28のテーパ面28aと対向して接触する。テーパ面32hは、インサートバスバープレート2の端面の外側に向かって傾斜する。これにより、各突出リブ32gは、先細りの形状になっている。
以上で説明した電子部品ユニット1によれば、樹脂材23の内部に金属製のバスバー24が内蔵され電子部品22が実装されたインサートバスバープレート2と、インサートバスバープレート2が組み付けられる筐体3とを備える。インサートバスバープレート2は、端面にバスバー24の一部が露出した複数の露出端部24dを有する。筐体3は、インサートバスバープレート2の端面と対向する対向面35に形成され、インサートバスバープレート2の端面と対向し、かつ、複数の露出端部24dの並び方向に対して、隣接する当該露出端部24dの間に位置し、対向面35からインサートバスバープレート2の端面側に向けて突出する突出部34を有する。また、以上で説明したワイヤハーネス150によれば、電線151と、電線151と電気的に接続される上記電子部品ユニット1とを備える。
したがって、電子部品ユニット1、ワイヤハーネス150は、図11等に示すように、インサートバスバープレート2が組み付けられる筐体3に形成された突出部34がバスバー24の複数の露出端部24dの並び方向に対して、隣接する当該露出端部24dの間に位置する。これにより、電子部品ユニット1は、例えば、インサートバスバープレート2を筐体3に組み付ける際に、隣接する当該露出端部24dの間に突出部34が介在することで、露出端部24dが筐体3に接触することを抑制することができる。すなわち、電子部品ユニット1は、インサートバスバープレート2を筐体3に組み付ける際、露出端部24dが筐体3の対向面35に接触しそうになった場合に、当該露出端部24dが対向面35に接触する前に、突出部34がインサートバスバープレート2の端面に当接する。これにより、電子部品ユニット1は、突出部34がインサートバスバープレート2の端面と筐体3の対向面35との間に介在することで、露出端部24dが筐体3の対向面35に接触することを抑制することができ、すなわち、筐体3の対向面35と露出端部24dとが干渉することを抑制することができる。この結果、この電子部品ユニット1は、例えば、インサートバスバープレート2を筐体3に組み付ける際に露出端部24dが当該筐体3を傷つけてしまうことを抑制することができるので、組み付け時の作業性を向上することができ、これにより、インサートバスバープレート2と筐体3との組み付け性を向上することができる。また、電子部品ユニット1は、筐体3の対向面35に形成された突出部34によって当該筐体3の長辺側壁面32cの剛性も向上することができるので、長辺側壁面32cの倒れ(内倒れ)、変形等による嵌合性の悪化も抑制することができる。
より詳細には、以上で説明した電子部品ユニット1によれば、筐体3は、インサートバスバープレート2が組み付けられるベースカバー31と、ベースカバー31に組み付けられたインサートバスバープレート2をベースカバー31とは反対側から覆うトップカバー32を有し、ベースカバー31とトップカバー32とによって区画された内部にインサートバスバープレート2が組み付けられる。また、突出部34が設けられる対向面35は、トップカバー32の内壁面である。そして、突出部34は、複数の突出リブ32gを含んで構成される。突出リブ32gは、対向面35を構成するトップカバー32の内壁面に形成され、インサートバスバープレート2が筐体3の内部に組み付けられた状態で、インサートバスバープレート2の端面と対向し、かつ、複数の露出端部24dの並び方向に対して、隣接する当該露出端部24dの間に位置し、対向面35を構成するトップカバー32の内壁面からインサートバスバープレート2の端面側に向けて突出する。これにより、電子部品ユニット1は、例えば、筐体3を構成するベースカバー31に組み付けられたインサートバスバープレート2を覆うように当該トップカバー32を装着する際に、隣接する当該露出端部24dの間に突出部34を構成する突出リブ32gが介在することで、露出端部24dがトップカバー32の内壁面に接触することを抑制することができる。
さらに、電子部品ユニット1は、図11等に示すように、インサートバスバープレート2が筐体3の内部に組み付けられた状態で、各突出リブ32gが複数の露出端部24dの並び方向に対して、隣接する当該露出端部24dの間に位置することから、当該各突出リブ32gによって、当該隣接する露出端部24dの間を絶縁することができる。この場合、電子部品ユニット1は、基本的には、当該露出端部24dの間が空気絶縁になっており基本的な絶縁性を確保することはできているが、さらに樹脂製の上記各突出リブ32gが加わることで、露出端部24dの間の絶縁性をさらに向上することができる。またこれにより、電子部品ユニット1は、例えば、トップカバー32の内壁面側に水が浸入したり結露が付着したりしたような場合でも露出端部24dの間の絶縁性を維持しやすい構成とすることができる。
また、以上で説明した電子部品ユニット1によれば、突出リブ32g(突出部34)は、ベースカバー31とインサートバスバープレート2とトップカバー32とが積層される方向に沿って延在する。したがって、電子部品ユニット1は、ベースカバー31に組み付けられたインサートバスバープレート2を覆うようにトップカバー32を装着する過程の全体にわたって、露出端部24dがトップカバー32の内壁面に接触することを抑制することができるので、より確実に組み付け性を向上することができる。
また、以上で説明した電子部品ユニット1によれば、突出リブ32g(突出部34)の、トップカバー32の内壁面(対向面35)からインサートバスバープレート2の端面側への突出量T1は、露出端部24dとトップカバー32の内壁面(対向面35)との隙間D1より大きい。したがって、この電子部品ユニット1は、図11等に示すように、ベースカバー31とインサートバスバープレート2とトップカバー32が組み付けられた状態で、露出端部24dの突出方向(ここでは、短辺方向)に対して、突出リブ32gと露出端部24dとがオーバーラップすることから、露出端部24dがトップカバー32の内壁面に接触することを確実に抑制することができると共に、隣接する露出端部24dの間を確実に絶縁することができる。
また、以上で説明した電子部品ユニット1によれば、インサートバスバープレート2は、対向する一対の端面、ここでは、一対の長辺側の端面にそれぞれ複数の露出端部24dを有し、突出リブ32g(突出部34)は、当該対向する一対の端面にそれぞれ対向するトップカバー32の内壁面(対向面35)に少なくとも1つずつ設けられる。したがって、電子部品ユニット1は、例えば、作業員等がトップカバー32を把持しベースカバー31等に装着する際に、当該トップカバー32が露出端部24dの突出方向(ここでは、短辺方向)に対して撓んだ場合であっても、両端面側で、露出端部24dがトップカバー32の内壁面に接触することを確実に抑制することができる。
また、以上で説明した電子部品ユニット1によれば、インサートバスバープレート2は、筐体3の内部に組み付けられた状態でトップカバー32と対向する面に、突出リブ32g(突出部34)の先端を当該インサートバスバープレート2の端面の外側に案内するガイド部28を有する。したがって、電子部品ユニット1は、図12、図13等に示すように、ベースカバー31に組み付けられたインサートバスバープレート2を覆うようにトップカバー32を装着する際に、まず、突出リブ32gの先端がガイド部28に当接し、当該ガイド部28によって当該突出リブ32gの先端をインサートバスバープレート2の端面の外側に案内することができる。これにより、電子部品ユニット1は、例えば、当該突出リブ32gの先端がインサートバスバープレート2の基板本体21上に乗り上げてしまうことを抑制することができる。よって、電子部品ユニット1は、トップカバー32、ひいては、突出リブ32gの位置合わせを適正に行うことができ、トップカバー32の内壁面と露出端部24dとが干渉することを確実に抑制することができるので、嵌合性を向上することができる。この結果、電子部品ユニット1は、インサートバスバープレート2と筐体3との組み付け時の作業性をさらに向上することができ、さらに組み付け性を向上することができる。
また、以上で説明した電子部品ユニット1によれば、ガイド部28は、インサートバスバープレート2の端面の外側に向かって傾斜するテーパ面28aを有する。したがって、電子部品ユニット1は、突出リブ32gの先端をインサートバスバープレート2の端面の外側に案内する構成を簡単に実現することができる。
[実施形態2]
図14は、実施形態2に係る電子部品ユニットの概略構成を表す分解斜視図である。図15は、実施形態2に係る電子部品ユニットの概略構成を表す斜視図である。図16は、実施形態2に係る電子部品ユニットの凸状壁部を含む模式的な部分断面図である。実施形態2に係る電子部品ユニット、ワイヤハーネスは、突出部の構成が実施形態1とは異なる。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する。
図14、図15、図16に示す本実施形態に係る電子部品ユニット201は、プレートとしてのインサートバスバープレート2と、保持部材としての筐体203と、電線との接続部としてのコネクタ4とを備え、筐体203の内部にインサートバスバープレート2が組み付けられる。筐体203は、ベース部としてのベースカバー231と、蓋部としてのトップカバー232と、接続部嵌合部としてのコネクタ嵌合部33(図6等参照)とを有し、ベースカバー231とトップカバー232とによって区画された内部にインサートバスバープレート2が組み付けられる。そして、電子部品ユニット1は、筐体203に突出部234が形成されることで、インサートバスバープレート2と筐体203との組み付け性の向上を図っている。なお、本実施形態の筐体203は、上述した筐体3と比較して、突出部234に係る部分以外にも若干形状が異なる部分があるが概略同様の構成となっている。
本実施形態の突出部234は、筐体203の対向面35(図16参照)に形成される。突出部234は、当該対向面35に形成され、インサートバスバープレート2の端面と対向し、かつ、複数の露出端部24dの並び方向に対して、隣接する当該露出端部24dの間に位置し、対向面35からインサートバスバープレート2の端面側に向けて突出する部分である。本実施形態の対向面35は、トップカバー232の内壁面、より詳細には、壁体としての長辺側壁面32cの内壁面であり、本実施形態の突出部234は、当該長辺側壁面32cが窪むことで形成される凸状壁部237を含んで構成される。
凸状壁部237は、インサートバスバープレート2が筐体203の内部に組み付けられた状態で、インサートバスバープレート2の端面と対向し、かつ、複数の露出端部24dの並び方向に対して、隣接する当該露出端部24dの間に位置し、対向面35を含む壁体である長辺側壁面32cがインサートバスバープレート2の端面側に向けて窪むことで形成される。凸状壁部237は、インサートバスバープレート2が筐体203の内部に組み付けられた状態で、インサートバスバープレート2の端面、より詳細には、露出端部24dが形成される長辺方向に沿った端面と対向する位置に形成される。つまり、凸状壁部237は、トップカバー232の長辺側壁面32cの所定の部位がインサートバスバープレート2の端面側に向けて窪むようにして対向面35側からインサートバスバープレート2の端面側に向けて突出して形成される。さらに言えば、トップカバー232は、壁体を構成する長辺側壁面32cの凸状壁部237の部位において外側(収容空間部31hとは反対側)の表面が凹部状、内側(収容空間部31h側)の表面が凸部状となるように形成される。凸状壁部237(突出部234)は、ベースカバー231とインサートバスバープレート2とトップカバー232とが積層される方向に沿って延在する。ここでは、凸状壁部237は、トップカバー232の矩形枠状部32aの長辺側壁面32cに、天井部32bからベースカバー231、インサートバスバープレート2に向かって長辺側壁面32cの先端部まで延在するようにして形成される。
ここでは、上述したようにインサートバスバープレート2は、対向する一対の端面としての一対の長辺の端面にそれぞれ複数の露出端部24dが露出する。これに対して、凸状壁部237(突出部234)は、当該対向する一対の端面にそれぞれ対向する対向面35に少なくとも1つずつ設けられる。つまり、凸状壁部237は、トップカバー232の一対の長辺側壁面32cに対して少なくとも1つずつ設けられる。凸状壁部237は、隣接するすべての露出端部24dの間に対応して複数形成されてもよいが、ここでは、隣接する露出端部24d同士の間隔が相対的に広くなっている長手方向中央部分に1つずつ、合計2つが形成される。
また、図16等に示すように、各凸状壁部237(突出部234)の突出量T11は、露出端部24dと各長辺側壁面32cの内壁面(対向面35)との隙間D1より大きい(T11>D1)。ここで、凸状壁部237の突出量T11は、対向面35を構成する各長辺側壁面32cの内壁面からインサートバスバープレート2の端面側への突出量である。ここでは、各凸状壁部237の突出量T11は、トップカバー232の長辺側壁面32cの内壁面と、露出端部24dが形成されたインサートバスバープレート2の端面との隙間(典型的には、公差を見込んだ最小の隙間)D2とほぼ同等とされる。好適には、各凸状壁部237(突出部234)は、突出方向(ここでは短辺方向)の先端がインサートバスバープレート2の端面(露出端部24dが形成されている端面)と当接するように構成される。
ここでさらに、本実施形態のベースカバー231は、嵌合凹部238を有している。嵌合凹部238は、突出部234を構成する凸状壁部237が嵌合可能な窪みである。嵌合凹部238は、トップカバー232がベースカバー231に組み付けられた状態で、凸状壁部237と対向する位置、形状に形成される。嵌合凹部238は、トップカバー232がベースカバー231に組み付けられた状態で、壁体としての長辺側壁面31cにおいて、凸状壁部237と対向する部分がインサートバスバープレート2側に向けて窪むことで形成される。つまりここでは、嵌合凹部238は、ベースカバー231の長辺側壁面31cの所定の部位がインサートバスバープレート2側に向けて窪むようにしてインサートバスバープレート2側に向けて突出して形成される。さらに言えば、トップカバー232は、壁体を構成する長辺側壁面31cの嵌合凹部238の部位において、外側(収容空間部31hとは反対側)の表面が凹部状、内側(収容空間部31h側)の表面が凸部状となるように形成される。嵌合凹部238は、ベースカバー231とインサートバスバープレート2とトップカバー232とが積層される方向に沿って延在する。ここでは、嵌合凹部238は、ベースカバー231の矩形枠状部31aの長辺側壁面31cに、底部31bからトップカバー232、インサートバスバープレート2に向かって長辺側壁面31cの先端部まで延在するようにして形成される。嵌合凹部238は、ベースカバー231の一対の長辺側壁面31cに対して1つずつ設けられる。ここでは、嵌合凹部238は、ベースカバー231の一対の長辺側壁面31cの長手方向中央部分に1つずつ、合計2つが形成される。
以上で説明した電子部品ユニット201、ワイヤハーネス150は、インサートバスバープレート2が組み付けられる筐体203に形成された突出部234がバスバー24の複数の露出端部24dの並び方向に対して、隣接する当該露出端部24dの間に位置する。これにより、電子部品ユニット201は、例えば、インサートバスバープレート2を筐体203に組み付ける際に、隣接する当該露出端部24dの間に突出部234が介在することで、露出端部24dが筐体203に接触することを抑制することができる。この結果、この電子部品ユニット201は、例えば、インサートバスバープレート2を筐体203に組み付ける際に露出端部24dが当該筐体203を傷つけてしまうことを抑制することができるので、組み付け時の作業性を向上することができ、これにより、インサートバスバープレート2と筐体203との組み付け性を向上することができる。また、電子部品ユニット201は、筐体203の対向面35に形成された突出部234によって当該筐体203の長辺側壁面32cの剛性も向上することができるので、長辺側壁面32cの倒れ(内倒れ)、変形等による嵌合性の悪化も抑制することができる。
さらに、以上で説明した電子部品ユニット201によれば、突出部234は、インサートバスバープレート2が筐体203に組み付けられた状態で、インサートバスバープレート2の端面と対向し、かつ、複数の露出端部24dの並び方向に対して、隣接する当該露出端部24dの間に位置し、対向面35を含む壁体としての長辺側壁面32cがインサートバスバープレート2の端面側に向けて窪むことで形成される凸状壁部237を含んで構成される。これにより、電子部品ユニット201は、例えば、筐体203を構成するベースカバー231に組み付けられたインサートバスバープレート2を覆うように当該トップカバー232を装着する際に、隣接する当該露出端部24dの間に突出部234を構成する凸状壁部237が介在することで、露出端部24dがトップカバー232の内壁面に接触することを抑制することができる。また、本実施形態の突出部234を構成する凸状壁部237は、上述の突出リブ32gと比較して、対向面35を含む壁体としての長辺側壁面32cの肉厚をほぼ均等に維持した上で対向面35からインサートバスバープレート2の端面側に向けて突出する突出部234を構成することができる。この結果、電子部品ユニット201は、突出部234(凸状壁部237)が形成される筐体203のトップカバー232において、ヒケ(成形収縮によって生じるへこみ、窪み)や反りが発生することを抑制することができる。
さらに、以上で説明した電子部品ユニット201によれば、ベースカバー231は、突出部234を構成する凸状壁部237が嵌合可能な嵌合凹部238を有する。ここでは、電子部品ユニット201は、長辺側壁面31cを含む矩形枠状部31aが内側、長辺側壁面32cを含む矩形枠状部32aが外側に位置して重なった状態で、突出部234を構成する凸状壁部237が嵌合凹部238に嵌合する。したがって、電子部品ユニット201は、突出部234を構成する凸状壁部237と共にトップカバー232をベースカバー231に位置決めしやすくすることができる。また、電子部品ユニット201は、嵌合凹部238によって当該筐体203の長辺側壁面31cの剛性も向上することができるので、長辺側壁面31cの倒れ(内倒れ)、変形等による嵌合性の悪化を、さらに抑制することができる。
さらに、以上で説明した電子部品ユニット201によれば、突出部234を構成する凸状壁部237は、突出方向の先端が、隣接する露出端部24dの間において、インサートバスバープレート2の端面と当接する。したがって、電子部品ユニット201は、突出部234を構成する凸状壁部237を、隣接する露出端部24dの間に誘い込みやすくすることができる。これにより、電子部品ユニット201は、インサートバスバープレート2と筐体203との組み付け性をさらに向上することができると共に、長辺側壁面32cの倒れ(内倒れ)、変形等による嵌合性の悪化を、さらに抑制することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネスは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上で説明した電子部品ユニット1、201は、電気接続箱100に対して脱着可能に組み付けられる電子部品モジュールを構成するものとして説明したがこれに限らない。本実施形態の電子部品ユニット1、201の構成は、例えば、電気接続箱100自体に適用されてもよい。
以上で説明した電子部品22は、リレーであるものとして説明したがこれに限らず、ヒューズ等であってもよい。
以上の説明では、突出リブ32gは、隣接する露出端部24d同士の間隔が狭い部分に合計16本が設けられるものとして説明したがこれに限らない。突出リブ32gは、好ましくは露出端部24dが形成された一対の端面にそれぞれ対向するトップカバー32の内壁面に少なくとも1つずつ設けられればよく、この場合、組み付け作業の際に撓みやすい傾向にある露出端部24dの並び方向の中央部に設けられることがより好ましい。
以上の説明では、電子部品ユニット1は、各突出リブ32gの先端側にもテーパ面32hが形成されるものとして説明したがこれに限らない。
以上の説明では、保持部材は、筐体3、203であり、ベースカバー31、231(ベース部)、トップカバー32、232(蓋部)を有し、内部にインサートバスバープレート2が組み付けられるものとして説明したがこれに限らない。保持部材は、トップカバー32、232にインサートバスバープレート2が組み付けられるものであってもよいし、そもそもベースカバー31、231とトップカバー32、232とが別体の構成でなくてもよい。例えば、保持部材は、電気接続箱100を構成する箱本体101の一部によって構成されるものであってもよく、このように構成される保持部材に突出部34、234が設けられていればよい。
また、電子部品ユニット、ワイヤハーネスは、実施形態1で説明したガイド部28と同様の構成を実施形態2に適用してもよいし、実施形態2で説明した嵌合凹部238と同様の構成を実施形態1に適用してもよい。
1、201 電子部品ユニット
2 インサートバスバープレート(プレート)
3、203 筐体(保持部材)
22 電子部品
23 樹脂材
24 バスバー
24d 露出端部
28 ガイド部
28a テーパ面
31、231 ベースカバー(ベース部)
32、232 トップカバー(蓋部)
32c 長辺側壁面(壁体)
32g 突出リブ
32h テーパ面
34、234 突出部
35 対向面
100 電気接続箱
150 ワイヤハーネス
151 電線
237 凸状壁部
238 嵌合凹部

Claims (11)

  1. 樹脂材の内部に金属製のバスバーが内蔵され電子部品が実装されたプレートと、
    前記プレートが組み付けられる保持部材とを備え、
    前記プレートは、端面に前記バスバーの一部が露出した複数の露出端部を有し、
    前記保持部材は、前記プレートの前記端面と対向する対向面に形成され、前記プレートの前記端面と対向し、かつ、前記複数の露出端部の並び方向に対して、隣接する当該露出端部の間に位置し、前記対向面から前記プレートの前記端面側に向けて突出する突出部を有することを特徴とする、
    電子部品ユニット。
  2. 前記突出部は、前記対向面に形成され、前記プレートが前記保持部材に組み付けられた状態で、前記プレートの前記端面と対向し、かつ、前記複数の露出端部の並び方向に対して、隣接する当該露出端部の間に位置し、前記対向面から前記プレートの前記端面側に向けて突出する突出リブを含んで構成される、
    請求項1に記載の電子部品ユニット。
  3. 前記突出部は、前記プレートが前記保持部材に組み付けられた状態で、前記プレートの前記端面と対向し、かつ、前記複数の露出端部の並び方向に対して、隣接する当該露出端部の間に位置し、前記対向面を含む壁体が前記プレートの前記端面側に向けて窪むことで形成される凸状壁部を含んで構成される、
    請求項1に記載の電子部品ユニット。
  4. 前記保持部材は、前記プレートが組み付けられるベース部と、前記ベース部に組み付けられた前記プレートを前記ベース部とは反対側から覆う蓋部とを有し、前記ベース部と前記蓋部とによって区画された内部に前記プレートが組み付けられ、
    前記突出部は、前記ベース部と前記プレートと前記蓋部とが積層される方向に沿って延在する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子部品ユニット。
  5. 前記対向面は、前記蓋部の内壁面であり、
    前記ベース部は、前記突出部が嵌合可能な嵌合凹部を有する、
    請求項4に記載の電子部品ユニット。
  6. 前記突出部の、前記対向面から前記プレートの前記端面側への突出量は、前記露出端部と前記対向面との隙間より大きい、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電子部品ユニット。
  7. 前記プレートは、対向する一対の前記端面にそれぞれ前記複数の露出端部を有し、
    前記突出部は、当該対向する一対の前記端面にそれぞれ対向する前記対向面に少なくとも1つずつ設けられる、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の電子部品ユニット。
  8. 前記保持部材は、前記プレートが組み付けられるベース部と、前記ベース部に組み付けられた前記プレートを前記ベース部とは反対側から覆う蓋部とを有し、前記ベース部と前記蓋部とによって区画された内部に前記プレートが組み付けられ、
    前記対向面は、前記蓋部の内壁面であり、
    前記プレートは、前記保持部材の内部に組み付けられた状態で前記蓋部と対向する面に、前記突出部の先端を当該プレートの前記端面の外側に案内するガイド部を有する、
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の電子部品ユニット。
  9. 前記ガイド部は、前記プレートの前記端面の外側に向かって傾斜するテーパ面を有する、
    請求項8に記載の電子部品ユニット。
  10. 前記突出部は、突出方向の先端が前記プレートの前記端面と当接する、
    請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の電子部品ユニット。
  11. 電線と、
    前記電線と電気的に接続される電子部品ユニットとを備え、
    前記電子部品ユニットは、樹脂材の内部に金属製のバスバーが内蔵され電子部品が実装されたプレートと、
    前記プレートが組み付けられる保持部材とを備え、
    前記プレートは、端面に前記バスバーの一部が露出した複数の露出端部を有し、
    前記保持部材は、前記プレートの前記端面と対向する対向面に形成され、前記プレートの前記端面と対向し、かつ、前記複数の露出端部の並び方向に対して、隣接する当該露出端部の間に位置し、前記対向面から前記プレートの前記端面側に向けて突出する突出部を有することを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
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