JP4560439B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体としての自動車などに搭載される電気接続箱に関する。
移動体としての自動車には、一般に、ヘッドランプ及びテールランプなどのランプ類、スタータモータ及びエアコンディショナ用のモータ等のモータ類、などの多種多様な電子機器が搭載されている。
前述した多種多様な電子機器に電力や所望の信号を供給するために、前記自動車は、ジャンクションブロックを適宜箇所に配置してきた。前記ジャンクションブロックは、多数のヒューズやリレー等の各種の電気回路ユニットを集約して構成されている。
なお、ジャンクションブロックは、ヒューズ、リレー、ブスバーなどを有することもあることから、ヒューズブロック、リレーボックス、又は総称して電気接続箱とも呼ばれる。本明細書では、前述したヒューズブロック、リレーボックス、ジャンクションブロックを、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
電気接続箱は、外郭を形成する箱本体と、配線盤とを備えている。箱本体は、前述したリレー、ヒューズやヒュージブルリンクなどの電気部品が上面に装着されるとともに、前述した自動車に配索されるワイヤハーネスのコネクタが底面に嵌合する。
ワイヤハーネスは、複数の電線と、該電線の端部などに取り付けられたコネクタとを備えている。コネクタは、前述した自動車に搭載される各種の電子機器や前述した箱本体に嵌合する。ワイヤハーネスは、電気接続箱の箱本体の上方から該箱本体に近づけられるとともに、前記箱本体と別体のプロテクタなどに収容されて、箱本体の下方に位置付けられた後、前記箱本体の底面に端末が取り付けられる。
配線盤は、前述した各種の電気部品と、ワイヤハーネスのコネクタの端子とを予め定められたパターンにしたがって接続するバスバなどを備えている。
前述した電気接続箱は、箱本体内に配線盤を収容し、該箱本体に所望の電気部品を装着し、さらに箱本体にワイヤハーネスのコネクタを嵌合させる。この際、ワイヤハーネスをプロテクタ内に通して、箱本体の下方に位置決めする。こうして、前述した電気接続箱が組み立てられる。そして、電気接続箱は、電源などから供給される電力や各種の信号を、ヒュージブルリンクなどの電気部品、ワイヤハーネスの電線などを介して、自動車に搭載される前述した各種の電子機器に供給する。
前述した電気接続箱は、ワイヤハーネスに付着した水などの液体が箱本体内に浸入することを防止する際に、箱本体と別体のプロテクタなどを用いて、該プロテクタの端末の近傍を箱本体より下方に位置決めしていた。このため、前述した従来の電気接続箱は、箱本体と別体のプロテクタが必要になるなどの部品点数が増加する傾向であった。
また、部品点数を削減するために、前述したプロテクタを用いないと、前述したワイヤハーネスの端末の近傍が位置決めされずに、該近傍が端末より上方に位置することが生じて、前記ワイヤハーネスに付着した水などの液体が箱本体内に浸入する虞が生じる。
したがって、本発明の目的は、ワイヤハーネスの端末が取り付けられる電気接続箱において、該ワイヤハーネスに付着した水などの液体が箱本体内に浸入することを防止できる電気接続箱を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電気接続箱は、ワイヤハーネスの端末が底面に取り付けられる箱本体と、前記箱本体に設けられかつ前記ワイヤハーネスの端末の近傍を該端末に向かうにしたがって上方に向かって屈曲させる屈曲手段と、を備えた電気接続箱において、前記屈曲手段は、一端が前記箱本体の上縁部に連なる樋状に形成されかつ前記ワイヤハーネスの端末を前記箱本体の上方から前記底面に導くハーネス導入部と、前記底面から凸でかつ端面が前記ワイヤハーネスと当接して、該ワイヤハーネスの当接箇所を前記端末より下方に位置付ける電線弛ませ部と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明の電気接続箱は、請求項記載の電気接続箱において、前記ハーネス導入部が、前記箱本体に一体に設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明の電気接続箱は、請求項1又は請求項2に記載の電気接続箱において、前記電線弛ませ部が、前記箱本体に一体に設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の本発明の電気接続箱は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の電気接続箱において、前記箱本体に着脱自在でかつ前記箱本体に取り付けられると前記ワイヤハーネスの端末を覆うロアカバーを備え、前記ロアカバーの前記電線弛ませ部に対応する位置に、該ロアカバーを貫通した排水孔が設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載した本発明の電気接続箱によれば、屈曲手段がワイヤハーネスの端末の近傍を端末に向かうにしたがって上方に向かうように屈曲するので、ワイヤハーネスの端末の近傍に該端末より下方に位置する箇所が生じる。
曲手段が箱本体の上方から底面にワイヤハーネスの端末を導くので、ワイヤハーネスの弾性などにより端末の近傍が該端末に向かうにしたがって上方に向かって確実に屈曲する。
電線弛ませ部が端末より当接箇所を下方に位置付けるので、端末の近傍に確実に該端末より下方に位置する箇所がワイヤハーネスに生じる。
請求項2に記載した本発明の電気接続箱によれば、ハーネス導入部が箱本体に一体であるので、部品点数を削減できる。
請求項3に記載した本発明の電気接続箱によれば、電気弛ませ部が箱本体に一体であるので、部品点数を削減できる。
請求項4に記載した本発明の電気接続箱によれば、ロアカバーの電線弛ませ部に対応す
る位置に排水孔を設けている。このため、ワイヤハーネスの電線弛ませ部と当接する当接箇所に付着した水などの液体が、排水孔を通して排出される。
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、ワイヤハーネスの端末の近傍に該端末より下方に位置する箇所が生じる。このため、ワイヤハーネスに付着した水などの液体は、前述した端末より下方に位置する箇所より端末に近づくことを防止できる。したがって、電気接続箱の箱本体内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
曲手段が箱本体の上方から底面にワイヤハーネスの端末を導くので、ワイヤハーネスの端末の近傍に該端末より下方に位置する箇所が生じる。したがって、電気接続箱の箱本体内に水などの液体が浸入することをより確実に防止できる。
端末の近傍に確実に該端末より下方に位置する箇所がワイヤハーネスに生じる。このため、ワイヤハーネスに付着した水などの液体は、前述した端末より下方に位置するワイヤハーネスの当接箇所より端末に近づくことを防止できる。したがって、電気接続箱の箱本体内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
請求項2に記載の本発明は、ハーネス導入部が箱本体に一体であるので、部品点数を削減できる。したがって、ワイヤハーネスに付着した水などの液体が箱本体内に浸入することを確実に防止できることにくわえ、部品点数を削減でき低コスト化を図ることができる。
請求項3に記載の本発明は、電線弛ませ部が箱本体に一体であるので、部品点数を削減できる。したがって、ワイヤハーネスに付着した水などの液体が箱本体内に浸入することを確実に防止できることにくわえ、部品点数を削減でき低コスト化を図ることができる。
請求項4に記載の本発明は、ロアカバーの電線弛ませ部に対応する位置に排水孔を設けている。このため、ワイヤハーネスの電線弛ませ部と当接する当接箇所に付着した水などの液体が、排水孔を通して排出される。したがって、ワイヤハーネスに付着した水などの液体を、排水孔を通して箱本体外に排出でき、該ワイヤハーネスに付着した水などの液体が箱本体内に浸入することを防止できる。
以下、本発明の第1の実施形態にかかる電気接続箱を、図1及び図2に基づいて説明する。
本実施形態にかかる図1に示す電気接続箱1は、移動体としての自動車に搭載される。電気接続箱1は、図1及び図2に示すように、箱本体2と、ロアカバー5と、図示しない配線盤と、屈曲手段としての屈曲部30と、を備えている。
箱本体2は、絶縁性の合成樹脂からなり、周知の射出成形により成形される。箱本体2は、複数の外壁6により、筒状(箱状)に形成されている。
また、箱本体2の図1の上方に位置する上面2aには、リレー7及びヒュージブルリンク8などの電気部品が装着される装着部が複数設けられている。
また、箱本体2の図1の下方に位置する底面2bには、前述した自動車に配索されるワイヤハーネス9(図1及び図中に二点鎖線で示す)のコネクタが嵌合する。ワイヤハーネス9は、複数の電線と、該電線の端末などに取り付けられたコネクタとを備えている。コネクタは、前述した自動車に搭載される各種の電子機器や、前述した箱本体2に嵌合する。なお、本発明では、箱本体2の上面2a側を上方と呼び、箱本体2の底面2b側を下方と呼ぶ。
前述したワイヤハーネス9は、端末9bが上方から箱本体2に近づけられて、後述するプロテクタ3内に収容されて、箱本体2の外壁6に沿って該箱本体2の下方まで導かれた後、箱本体2の底面2bに導かれる。そして、ワイヤハーネス9は、コネクタが前述した箱本体2の底面2bに嵌合する。即ち、ワイヤハーネス9は、端末9bが底面2bに取り付けられる。こうして、ワイヤハーネス9は、箱本体2とロアカバー5との間を通されて、コネクタが取り付けられた端末9bが前述した箱本体2内に導かれる。
なお、図示例では、三つのワイヤハーネス9の端末9cが箱本体2に取り付けられる。これら三つのワイヤハーネス9は、プロテクタ3内では互いに束ねられてあたかも一つのワイヤハーネスをなしており、このプロテクタ3から底面2bに向かって互いに分離している。
ロアカバー5は、絶縁性の合成樹脂などからなり、周知の射出成形により成形される。ロアカバー5は、互いに連なる複数の外壁10を備えて、有底筒状に形成されている。前述した箱本体2の外壁6と、このロアカバー5の外壁10とには、互いに係止する係止部11,12が設けられている。ロアカバー5は、係止部11,12同士が係止して、箱本体2の前述したワイヤハーネス9のコネクタが嵌合する底面2b即ち前述したワイヤハーネス9の端末9bを覆うように、箱本体2に取り付けられる。
箱本体2とロアカバー5とが互いに組み付けられる際には、これらの箱本体2とロアカバー5とは前述した装着部が設けられた箱本体2の上面2a及びワイヤハーネス9のコネクタが嵌合する底面2bに対し直交する矢印Kに沿って、互いに近づけられる。なお、矢印Kは、箱本体2とロアカバー5とが互いに近づく方向をなしている。
また、前述したロアカバー5には、排水孔21が設けられている。排水孔21は、複数の外壁10のうち前記底面2bと相対する一つの外壁10の最下部を貫通している。なお、最下部とは、電気接続箱1が自動車などに取り付けられた際に最も下方に位置する箇所である。
配線盤は、導電性のバスバと、絶縁板などを備えている。バスバは、導電性の板金に打ち抜き加工などのプレス加工が施されて得られる。バスバは、複数設けられている。複数のバスバは、互いに重ねられている。絶縁板は、互いに重ねられたバスバ間などに配され、バスバ同士が意図しない箇所に相互に電気的に接続すること即ち短絡することを防止するとともに、バスバを位置決めしている。
配線盤は、箱本体2内に収容される。配線盤は、箱本体2内に収容されると、バスバがワイヤハーネス9のコネクタと、装着部に装着されたリレー7及びヒュージブルリンク8などの電気部品とを予め定められたパターンにしたがって、互いに電気的に接続する。
屈曲部30は、箱本体2に設けられたハーネス導入部としてのプロテクタ3を備えている。プロテクタ3は、絶縁性の合成樹脂からなり、プロテクタ本体13と、複数のバンドガイド14とを一体に備えている。
プロテクタ本体13は、樋状に形成されかつ内側に前述したワイヤハーネス9を収容する。プロテクタ本体13は、ワイヤハーネス9を収容すると、その長手方向がワイヤハーネス9の長手方向と平行になる。プロテクタ本体13は、図示例では、ワイヤハーネス9の長手方向に交差する方向の断面形状が、円弧状に形成されている。
また、プロテクト本体13は、その長手方向の一端が箱本体2に連なっている。則ち、プロテクタ3は、箱本体2と一体に形成されている。プロテクタ本体13は、箱本体2の隅から該箱本体2の外側でかつ上方に向かって延在している。
バンドガイド14は、プロテクタ本体13の長手方向の両端と中央部にそれぞれ三つずつ設けられている。バンドガイド14は、プロテクタ本体13の長手方向の両端と中央部のそれぞれにおいて、プロテクタ本体13の周方向の両端と周方向の中央に設けられている。それぞれのバンドガイド14は、一対の立設片15と、一つの連結片16とを一体に備えている。
一対の立設片15は、プロテクタ本体13の外周面から該プロテクタ本体13の外周方向に立設している。一対の立設片15は、プロテクタ本体13の長手方向に沿って、互いに間隔をあけて配されている。一対の立設片15間の間隔は、プロテクタ本体13即ちプロテクタ3にワイヤハーネス9を結束する図示しないバンドの幅に応じた値になっている。連結片16は、一対の立設片15のプロテクタ本体13の外周面から離れた側の端を互いに連結している。
バンドガイド14は、一対の立設片15と連結片16とを備えてコ字状に形成されている。バンドガイド14は、内側(即ち一対の立設片15間でかつプロテクタ本体13の外周面と連結片16との間)に、前述したバンドを通すことができる。
前述した構成のプロテクタ3は、プロテクタ本体13と該プロテクタ本体13内のワイヤハーネス9とをバンドで結束する。そして、プロテクタ3は、プロテクタ本体13が前述したように延在しているので、ワイヤハーネス9の端末9bを箱本体2の上方から前記箱本体2とロアカバー5との間に導き、さらに、箱本体2の底面2bに導く。このとき、ワイヤハーネス9は、プロテクタ3に結束されるので、図1に示すように、前述した端末9bの近傍に屈曲箇所9cが形成される。この屈曲箇所9cでは、ワイヤハーネス9の端末9bの近傍が前記端末9bに向かうにしたがって上方に向かって屈曲されている。
なお、ワイヤハーネス9の端末9bの近傍とは、ワイヤハーネス9の端末9bの近傍でかつロアカバー5則ち電気接続箱1内に収容される箇所を示している。則ち、プロテクタ3は、プロテクタ本体13が前述した方向に延在しかつワイヤハーネス9を結束することで、ワイヤハーネス9の端末9bの近傍を該端末9bに向かうにしたがって上方に向かって屈曲する。
前述した電気接続箱1は、以下のように組み立てられる。まず、箱本体2内に配線盤を収容し、箱本体2の上面2aに設けられた装着部にヒュージブルリンク8やリレー7などの電気部品を装着する。
また、バンドガイド14にバンドを挿入して、プロテクタ3の長手方向の両端と中央部にバンドを取り付ける。そして、箱本体2の底面2bにワイヤハーネス9のコネクタを嵌合させる。ワイヤハーネス9をプロテクタ本体13内に収容し、前述したバンドで該ワイヤハーネス9をプロテクタ本体13に結束する。すると、ワイヤハーネス9の端末9bの近傍が屈曲して、ワイヤハーネス9の底面2bに嵌合したコネクタが取り付けられた端末9bより下方に位置する箇所(前述の屈曲箇所)9cが該端末9bの近傍に生じる。
さらに、係止部11,12同士を互いに係止して、箱本体2とロアカバー5とを互いに取り付ける。
こうして、前述した電気接続箱1は、組み立てられて、自動車に搭載される。そして、電気接続箱1は、自動車の電子機器と、ヒュージブルリンク8やリレー7などの電気部品などとを、予め定められたパターンにしたがって、互いに電気的に接続する。さらに、ワイヤハーネス9に付着した水などの液体は、該ワイヤハーネス9の外表面を伝わって、前述した端末9bより下方に位置し該ワイヤハーネス9が屈曲した屈曲箇所9cに位置した後、図2に示すように、該屈曲箇所9cから下方に落下して排水孔21を通して電気接続箱1外に排出される。
本実施形態によれば、プロテクタ3がロアカバー5則ち電気接続箱1内でワイヤハーネス9の端末9bの近傍を端末9bに向かうにしたがって上方に向かうように屈曲するので、ワイヤハーネス9の端末9bの近傍に該端末9bより下方に位置する屈曲箇所9cが生じる。このため、ワイヤハーネス9に付着した水などの液体が、前述した端末9bより下方に位置する屈曲箇所9cより端末9bに近づくことを防止できる。したがって、電気接続箱1の箱本体2内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
プロテクタ3が箱本体2の上方から底面2bにワイヤハーネス9の端末9bを導くので、ワイヤハーネス9の弾性などにより端末9bの近傍が上方に向かって屈曲する。したがって、電気接続箱1の箱本体2内に水などの液体が浸入することをより確実に防止できる。
プロテクタ3が箱本体2に一体であるので、部品点数を削減できる。したがって、電気接続箱1の部品点数を削減でき低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の第2の実施形態にかかる電気接続箱を、図3ないし図5に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明する。
本実施形態にかかる図3に示す電気接続箱1は、移動体としての自動車に搭載される。電気接続箱1は、図3及び図4に示すように、箱本体2と、ロアカバー5と、図示しない配線盤と、屈曲手段としての屈曲部30とを備えている。
箱本体2は、絶縁性の合成樹脂からなり、周知の射出成形により成形される。箱本体2は、複数の外壁6により、筒状(箱状)に形成されている。
また、箱本体2の図3の上方に位置する上面2aには、リレー7及びヒュージブルリンク8などの電気部品が装着される装着部が複数設けられている。
また、箱本体2の図3の下方に位置する底面2bには、前述した自動車に配索されるワイヤハーネス9(図3及び図中に二点鎖線で示す)のコネクタが嵌合する。ワイヤハーネス9は、複数の電線と、該電線の端末などに取り付けられたコネクタとを備えている。コネクタは、前述した自動車に搭載される各種の電子機器や、前述した箱本体2に嵌合する。なお、本発明では、箱本体2の上面2a側を上方と呼び、箱本体2の底面2b側を下方と呼ぶ。
前述したワイヤハーネス9は、端末9bが上方から箱本体2に近づけられて、プロテクタ3内に収容されて、箱本体2の外壁6に沿って該箱本体2の下方まで導かれた後、箱本体2の底面2bに導かれる。そして、ワイヤハーネス9は、コネクタが前述した箱本体2の底面2bに嵌合する。即ち、ワイヤハーネス9は、端末9bが底面2bに取り付けられる。こうして、ワイヤハーネス9は、箱本体2とロアカバー5との間を通されて、コネクタが取り付けられた端末9bが前述した箱本体2内に導かれる。
なお、図示例では、三つのワイヤハーネス9の端末9bが箱本体2に取り付けられる。これら三つのワイヤハーネス9は、プロテクタ3内では互いに束ねられてあたかも一つのワイヤハーネスをなしており、このプロテクタ3から底面2bに向かって互いに分離している。
ロアカバー5は、絶縁性の合成樹脂などからなり、周知の射出成形により成形される。ロアカバー5は、互いに連なる複数の外壁10を備えて、有底筒状に形成されている。前述した箱本体2の外壁6と、このロアカバー5の外壁10とには、互いに係止する係止部11,12が設けられている。ロアカバー5は、係止部11,12同士が係止して、箱本体2の前述したワイヤハーネス9のコネクタが嵌合する底面2b即ち前述したワイヤハーネス9の端末9bを覆うように、箱本体2に取り付けられる。
箱本体2とロアカバー5とが互いに組み付けられる際には、これらの箱本体2とロアカバー5とは前述した装着部が設けられた箱本体2の上面2a及びワイヤハーネス9のコネクタが嵌合する底面2bに対し直交する矢印Kに沿って、互いに近づけられる。なお、矢印Kは、箱本体2とロアカバー5とが互いに近づく方向をなしている。
また、前述したロアカバー5には、複数の外壁10のうち前記底面2bと相対する一つの外壁10を貫通した排水孔21が設けられている。排水孔21は、前述した矢印Kに沿って後述の電線弛ませ片4と並べられている。即ち、排水孔21は、電線弛ませ片4の下方に配されている。このように、排水孔21が電線弛ませ片4の下方に配されていることを、排水孔21が電線弛ませ片4に対応する位置に設けられているという。
配線盤は、導電性のバスバと、絶縁板などを備えている。バスバは、導電性の板金に打ち抜き加工などのプレス加工が施されて得られる。バスバは、複数設けられている。複数のバスバは、互いに重ねられている。絶縁板は、互いに重ねられたバスバ間などに配され、バスバ同士が意図しない箇所に相互に電気的に接続すること即ち短絡することを防止するとともに、バスバを位置決めしている。
配線盤は、箱本体2内に収容される。配線盤は、箱本体2内に収容されると、バスバがワイヤハーネス9のコネクタと、装着部に装着されたリレー7及びヒュージブルリンク8などの電気部品とを予め定められたパターンにしたがって、互いに電気的に接続する。
屈曲部30は、箱本体2に設けられたハーネス導入部としてのプロテクタ3と、箱本体2に設けられた電線弛ませ部としての電線弛ませ片4とを備えている。
プロテクタ3は、絶縁性の合成樹脂からなり、プロテクタ本体13と、複数のバンドガイド14とを一体に備えている。
プロテクタ本体13は、樋状に形成されかつ内側に前述したワイヤハーネス9を収容する。プロテクタ本体13は、ワイヤハーネス9を収容すると、その長手方向がワイヤハーネス9の長手方向と平行になる。プロテクタ本体13は、図示例では、ワイヤハーネス9の長手方向に交差する方向の断面形状が、円弧状に形成されている。
また、プロテクト本体13は、その長手方向の一端が箱本体2に連なっている。則ち、プロテクタ3は、箱本体2と一体に形成されている。プロテクタ本体13は、箱本体2の隅から該箱本体2の外側でかつ上方に向かって延在している。
バンドガイド14は、プロテクタ本体13の長手方向の両端と中央部にそれぞれ三つずつ設けられている。バンドガイド14は、プロテクタ本体13の長手方向の両端と中央部のそれぞれにおいて、プロテクタ本体13の周方向の両端と周方向の中央に設けられている。それぞれのバンドガイド14は、一対の立設片15と、一つの連結片16とを一体に備えている。
一対の立設片15は、プロテクタ本体13の外周面から該プロテクタ本体13の外周方向に立設している。一対の立設片15は、プロテクタ本体13の長手方向に沿って、互いに間隔をあけて配されている。一対の立設片15間の間隔は、プロテクタ本体13即ちプロテクタ3にワイヤハーネス9を結束する図示しないバンドの幅に応じた値になっている。連結片16は、一対の立設片15のプロテクタ本体13の外周面から離れた側の端を互いに連結している。
バンドガイド14は、一対の立設片15と連結片16とを備えてコ字状に形成されている。バンドガイド14は、内側(即ち一対の立設片15間でかつプロテクタ本体13の外周面と連結片16との間)に、前述したバンドを通すことができる。
前述した構成のプロテクタ3は、プロテクタ本体13と該プロテクタ本体13内のワイヤハーネス9とをバンドで結束する。そして、プロテクタ3は、プロテクタ本体13が前述したように延在しているので、ワイヤハーネス9の端末9bを箱本体2の上方から前記箱本体2とロアカバー5との間に導き、さらに、箱本体2の底面2bに導く。このとき、ワイヤハーネス9は、プロテクタ3に結束されるので、図3に示すように、前述した端末9bの近傍に屈曲箇所9cが形成される。この屈曲箇所9cでは、ワイヤハーネス9の端末9bの近傍が前記端末9bに向かうにしたがって上方に向かって屈曲されている。
なお、ワイヤハーネス9の端末9bの近傍とは、ワイヤハーネス9の端末9bの近傍でかつロアカバー5則ち電気接続箱1内に収容される箇所を示している。則ち、プロテクタ3は、プロテクタ本体13が前述した方向に延在しかつワイヤハーネス9を結束することで、ワイヤハーネス9の端末9bの近傍を該端末9bに向かうにしたがって上方に向かって屈曲する。
電線弛ませ片4は、図5などに示すように、板状に形成されている。電線弛ませ片4は、プロテクタ3の一端が連なった箱本体2の隅の近傍に配されている。電線弛ませ片4は、一端が箱本体2の底面2bに連なり、かつ両表面が鉛直方向と平行な状態に配されている。こうして、電線弛ませ片4は、底面2bから下方に向かって凸に形成されている。
また、電線弛ませ片4は、その端末が前述した箱本体2の底面2bに取り付けられるワイヤハーネス9の前述した屈曲箇所9cに当接する位置に配されている。電線弛ませ片4の箱本体2の底面2bからの突出量は、当接したワイヤハーネス9の該電線弛ませ片4と当接した屈曲箇所9c(図3乃至図5に示す)が、前述したコネクタなどが取り付けられた端末9bより下方に位置する値となっている。なお、本実施形態では、屈曲箇所9cは、ワイヤハーネス9の電線弛ませ片4と当接した当接箇所をなしている。
さらに、電線弛ませ片4は、その幅方向が前述した箱本体2とロアカバー5との間に位置付けられるワイヤハーネス9の長手方向に対し直交している。電線弛ませ片4のワイヤハーネス9に当接する先端面には、該先端面から凹で断面円弧状の凹み20が設けられている。前述した構成の電線弛ませ片4は、箱本体2の底面2bにコネクタが嵌合したワイヤハーネス9を先端面に設けられた凹み20内に位置付けて、該凹み20の内面などでより下方に押圧して、ワイヤハーネス9の電線弛ませ片4と当接した屈曲箇所9cを前述した端末9bより下方に位置付ける。
前述した電気接続箱1は、以下のように組み立てられる。まず、箱本体2内に配線盤を収容し、箱本体2の上面2aに設けられた装着部にヒュージブルリンク8やリレー7などの電気部品を装着する。
また、バンドガイド14にバンドを挿入して、プロテクタ3の長手方向の両端と中央部にバンドを取り付ける。そして、箱本体2の底面2bにワイヤハーネス9のコネクタを嵌合させる。ワイヤハーネス9をプロテクタ本体13内に収容し、前述したバンドで該ワイヤハーネス9をプロテクタ本体13に結束するとともに、電線弛ませ片4の先端面に設けられた凹み20内にワイヤハーネス9を位置付ける即ちワイヤハーネス9に電線弛ませ片4を当接させる。すると、ワイヤハーネス9の端末9bの近傍が屈曲して、底面2bに嵌合したコネクタが取り付けられた端末9bより、該ワイヤハーネス9の電線弛ませ片4が当接した屈曲箇所9cが下方に位置する。
さらに、係止部11,12同士を互いに係止して、箱本体2とロアカバー5とを互いに取り付ける。すると、図4及び図5に示すように、排水孔21の上方に電線弛ませ片4び屈曲箇所9cが位置する。
こうして、前述した電気接続箱1は、組み立てられて、自動車に搭載される。そして、電気接続箱1は、自動車の電子機器と、ヒュージブルリンク8やリレー7などの電気部品などとを、予め定められたパターンにしたがって、互いに電気的に接続する。さらに、ワイヤハーネス9に付着した水などの液体は、該ワイヤハーネス9の外表面を伝わって、前述した屈曲箇所9cに位置した後、図4及び図5に示すように、屈曲箇所9cから下方に落下して排水孔21を通して電気接続箱1外に排出される。
本実施形態によれば、電線弛ませ片4が端末9bより屈曲箇所9cを下方に位置付けるので、端末9bの近傍に確実に該端末9bより下方に位置する箇所(屈曲箇所9c)がワイヤハーネス9に生じる。このため、ワイヤハーネス9に付着した水などの液体が、前述した端末9bより下方に位置する屈曲箇所9cより端末9bに近づくことを防止できる。したがって、電気接続箱1の箱本体2内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
電線弛ませ片4が箱本体2に一体であるので、部品点数を削減できる。ワイヤハーネス9に付着した水などの液体が箱本体2内に浸入することを確実に防止できることにくわえ、部品点数を削減でき低コスト化を図ることができる。
ロアカバー5の電線弛ませ片4の対応する位置に排水孔21を設けている。このため、ワイヤハーネス9の電線弛ませ片4に当接する屈曲箇所9cに付着した水などの液体が、排水孔21を通して排出される。したがって、ワイヤハーネス9に付着した水などの液体を、排水孔21を通して電気接続箱1外に排出でき、該ワイヤハーネス9に付着した水などの液体が箱本体2内に浸入することを防止できる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電気接続箱の側面図である。 図1に示された電気接続箱の要部を断面で示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る電気接続箱の側面図である。 図3に示された電気接続箱の要部を拡大して示す側面図である。 図3に示された電気接続箱の要部を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
1 電気接続箱
2 箱本体
2b 底面
3 プロテクタ(ハーネス導入部)
4 電線弛ませ片(電線弛ませ部)
5 ロアカバー
9 ワイヤハーネス
9b 端末
9c 屈曲箇所(箇所、当接箇所)
21 排水孔
30 屈曲部(屈曲手段)

Claims (4)

  1. ワイヤハーネスの端末が底面に取り付けられる箱本体と、前記箱本体に設けられかつ前記ワイヤハーネスの端末の近傍を該端末に向かうにしたがって上方に向かって屈曲させる屈曲手段と、を備えた電気接続箱において、
    前記屈曲手段は、
    一端が前記箱本体の上縁部に連なる樋状に形成されかつ前記ワイヤハーネスの端末を前記箱本体の上方から前記底面に導くハーネス導入部と、
    前記底面から凸でかつ端面が前記ワイヤハーネスと当接して、該ワイヤハーネスの当接箇所を前記端末より下方に位置付ける電線弛ませ部と、
    を備えたことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記ハーネス導入部が、前記箱本体に一体に設けられていることを特徴とする請求項記載の電気接続箱。
  3. 前記電線弛ませ部が、前記箱本体に一体に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電気接続箱。
  4. 前記箱本体に着脱自在でかつ前記箱本体に取り付けられると前記ワイヤハーネスの端末を覆うロアカバーを備え、
    前記ロアカバーの前記電線弛ませ部に対応する位置に、該ロアカバーを貫通した排水孔が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の電気接続箱。
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