JP2006320133A - 電気接続箱の取り付け構造 - Google Patents

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雅利 江川
Takuya Nakayama
拓哉 中山
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由実 関根
Masanori Sugiura
真紀 杉浦
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Abstract

【課題】水抜き穴の数を少なくすることが可能な電気接続箱の取り付け構造を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は、電気部品が装着される箱本体2と、箱本体2覆うロアカバー3と、を備えている。ロアカバー3の車体201への設置面3aには、該設置面3aからロアカバー3の内側に向かって凹に形成された係止凹部10が設けられている。さらに、ロアカバー3の重力方向の最下部Bには、電気接続箱1の内部と外部を連通した水抜き穴Hが設けられている。電気接続箱1内部に浸入するとともに設置面3aの内表面をつたって移動する水は、設置面3aの内表面よりも重力方向の上側に張り出した係止凹部10を迂回して、重力方向最下部Bへと移動し、水抜き穴Hから電気接続箱1の外部に排出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動体としての自動車などに搭載される電気接続箱に関する。
移動体としての自動車には、一般に、ヘッドランプ及びテールランプなどのランプ類、スタータモータ及びエアコンディショナ用のモータ等のモータ類、などの多種多様な電子機器が搭載されている。
前述した多種多様な電子機器に電力を供給するために、前記自動車は、ジャンクションブロックを適宜箇所に配置してきた。前記ジャンクションブロックは、多数のヒューズやリレー等の各種の電気回路ユニットを集約して構成されている。
なお、ジャンクションブロックは、ヒューズ、リレー、ブスバーなどを有することもあることから、ヒューズブロック、リレーボックス、又は総称して電気接続箱とも呼ばれる。本明細書では、前述したヒューズブロック、リレーボックス、ジャンクションブロックを、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
図3に示すように、電気接続箱101は、外郭を形成する箱本体102と、箱本体102に取り付けられるカバー部材103などを備えている。箱本体102の上面102aには、前述したリレー、ヒューズやヒュージブルリンクなどの電気部品が装着される装着部が複数設けられている。また、箱本体102の下面102bには、前述した自動車に配索されるワイヤハーネスのコネクタが嵌合する。さらに、箱本体102は、前述した電気部品とワイヤハーネスなどのコネクタとを予め定められたパターンにしたがって接続する配線盤を収容している。カバー部材103は、箱本体102に取り付けられると、前述したワイヤハーネスのコネクタなどを覆う。
電気接続箱101は、カバー部材103に設けられたフランジが前記自動車の車体201側にねじ締め固定されるなどして車体に取り付けられる。また、電気接続箱101を車体201にねじ締め固定する前の位置決め手段、または仮固定手段として、カバー部材103に車体201側に向かって凸の突出部110が形成されるとともに、車体側201に該突出部110が侵入する凹部202が形成されている。電気接続箱101を車体201に取り付ける際には、まず、車体の凹部202内にカバー部材103の突出部110を侵入させて位置決めするとともに仮固定し、その後にフランジをねじ締めするなどして車体201側に本固定する。
このような電気接続箱101は、車体201に取り付けられて、電源側及び負荷側の配線部材と接続されると、電源から供給される電力を、箱本体102に収容された配線盤、ヒュージブルリンクなどの電気部品、ワイヤハーネスの電線などを介して前述したヘッドランプ等の電子機器に供給する。
一方、自動車の走行中には、前述した電気接続箱101の内部に雨水などが浸入することがある。このため電気接続箱101には、電気接続箱101の内部に侵入した水を排出する水抜き穴Hが、カバー部材103の重力方向最下部Bや、カバー部材103の前述した突出部110などに複数設けられている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−243523号公報
上述したように、従来の電気接続箱101は、カバー部材103の重力方向最下部Bや、カバー部材103に設けられた突出部110などに水が溜まることから、カバー部材103に複数の水抜き穴Hを設ける必要があった。
しかしながら、水抜き穴Hを複数設けると、カバー部材103の強度低下を招いたり、水抜き穴Hから水が逆流して電気接続箱101内に浸入するなどの問題があった。
そこで本発明は、水抜き穴Hの数を少なくすることが可能な電気接続箱の車体への取り付け構造を提供することをその目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電気接続箱の取り付け構造は、自動車の車体に搭載されるとともに、表面に電気部品が装着される装着部を設けた箱本体と、前記箱本体の前記装着部と反対側を覆うカバー部材と、を備えた電気接続箱の取り付け構造であって、前記カバー部材の前記車体への設置面に、前記カバー部材の内側に向かって凹に形成された係止凹部が設けられ、かつ、前記カバー部材の重力方向の最下部に、水抜き用の穴が少なくとも一つ設けられているとともに、前記係止凹部内に、前記車体から前記カバー部材側に向かって凸に形成された係止凸部が侵入することで、前記電気接続箱が前記車体に仮固定されることを特徴としている。
請求項1に記載の本発明は、電気接続箱のカバー部材の車体への設置面に設けられた係止凹部が、設置面よりもカバー部材の内側に向かって張り出している(突出している)ので、電気接続箱内部に浸入した水が係止凹部に溜まることがなく、係止凹部に水抜き穴を設ける必要がない。したがって、この電気接続箱は、重力方向の最下部に少なくとも一つの水抜き穴を設けることで、電気接続箱内部に溜まった水を外部に排出することができる。このように、水抜き穴の数が少ない電気接続箱は、強度に優れるとともに、水抜き穴から電気接続箱内部へ水が浸入することを少なくすることができ、しかも低コストで製造が可能である。
以下、本発明の一実施形態にかかる電気接続箱の取り付け構造を、図1及び図2に基づいて説明する。本発明の電気接続箱の取り付け構造50とは、移動体としての自動車に搭載されるとともに、オルタネータなどの電源と、ランプ、モータなどの負荷との間に配置される電機接続箱1の車体201への取り付け構造である。
電気接続箱1は、図1に示すように、箱本体2と、配線盤と、カバー部材としてのロアカバー3と、ロアカバー3に設けられた係止凹部10と、フランジ9と、水抜き穴Hなどを備えている。
箱本体2は、絶縁性の合成樹脂からなり、周知の射出成形により成形される。箱本体2は、複数の外壁により筒状(箱状)に形成されている。箱本体2の図1の上側に位置する上面2aには、リレー4、ヒューズ5、ヒュージブルリンク6などの電気部品が装着される装着部が複数設けられている。また、箱本体2の上面2aの裏側に位置する下面2bには、自動車に配索されるワイヤハーネスのコネクタが嵌合する。
配線盤は、導電性のバスバと、絶縁板などを備えている。バスバは、導電性の板金に打ち抜き加工などのプレス加工が施されて得られる。複数のバスバは、互いに重ねられている。絶縁板は、互いに重ねられたバスバ間などに配され、バスバ同士が意図しない箇所で相互に電気的に接続すること即ち短絡することを防止するとともに、バスバを位置決めしている。
配線盤は、箱本体2に収容されると、リレー4、ヒューズ5、ヒュージブルリンク6、などの箱本体2に装着された電気部品と、電気接続箱1の外部側と接続したワイヤハーネスのコネクタとを予め定められたパターンにしたがって、互いに電気的に接続する。
ロアカバー3は、絶縁性の合成樹脂からなり、周知の射出成形により成形される。ロアカバー3は、複数の外壁により筒状(箱状)に形成されている。ロアカバー3は、箱本体2の下面2b側に取り付けられると、前述したワイヤハーネスのコネクタなどを覆う。
係止凹部10は、ロアカバー3の外壁のうち車体201への設置面3aに設けられているとともに、設置面3aからロアカバー3の内側に向かって凹に形成されている。この係止凹部10内には、車体201から電気接続箱1のロアカバー3側に向かって凸に形成された係止凸部203が侵入する。
フランジ9は、ロアカバー3に設けられており、ねじ部材が通される穴9aを備えている。フランジ9は、穴9aに通されたねじ部材が車体201にねじ込まれるなどして車体201に取り付けられるとともに、電気接続箱1を車体201に固定する。
水抜き穴Hは、電気接続箱1のロアカバー3の重力方向の最下部Bに一つ設けられている。なお、本実施形態の電気接続箱1では、水抜き穴Hは、係止凹部10が設けられた設置面3aの最下部Bに設けられている。水抜き穴Hは、電気接続箱1の内部と外部を連通した穴であり、電気接続箱1の内部に溜まった水を電気接続箱1の外部に排出する。
上述した構成の電気接続箱1は、以下のように組み立てられるとともに、車体201に取り付けられる。まず、箱本体2内にバスバなどが配索された配線盤が収容されて、箱本体2の上面2aにヒュージブルリンク6などの電気部品が装着される。そして、箱本体2の下面2b側にワイヤハーネスのコネクタが嵌合されるとともに、ロアカバー3が取り付けられて、電気接続箱1が組み立てられる。その後、電気接続箱1は、係止凹部10が設けられた設置面3aが車体201側に向き合わされるとともに、係止凹部10内に車体201から凸の係止凸部203が侵入することで、車体201に位置決めと仮固定がなされ、フランジ9の穴9aにねじ部材が通されて、車体201に本固定される。
このような電気接続箱1は、電源などから供給される電力を、配線盤、ヒュージブルリンク6、ワイヤハーネスの電線などを介して自動車の電子機器に供給する。さらに、該自動車の走行中などに、電気接続箱1の内部に溜まった水は、図2の矢印で示すように、重力方向に沿って落下するとともに、重力方向最下部Bに設けられた水抜き穴Hから電気接続箱1の外部に排出される。この際、設置面3aの内表面をつたって重力最下部B方向に移動する水は、ロアカバー3よりも内側、即ち、設置面3aの内表面よりも重力方向の上側に張り出した(突出した)係止凹部10を迂回して、重力方向最下部Bへと移動する。
本実施形態の電気接続箱の取り付け構造50によれば、電気接続箱1の車体201への設置面3aに設けられた係止凹部10が、設置面3aよりも電気接続箱1の内側に向かって張り出して(突出して)いるので、電気接続箱1内部に浸入した水が係止凹部10に溜まることがなく、係止凹部10に水抜き穴Hを設ける必要がない。したがって、電気接続箱1は、重力方向の最下部Bに少なくとも一つの水抜き穴Hを設けることで、電気接続箱1内部に溜まった水を外部に排出することができる。このように、水抜き穴Hの数が少ない電気接続箱1は、強度に優れるとともに、水抜き穴Hから電気接続箱1内部へ水が浸入することを少なくすることができ、しかも低コストで製造が可能である。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態に係る電気接続箱の取り付け構造を示す断面図である。 図1に示された電気接続箱内部に浸入した水が排出される様子を示す説明図である。 従来の電気接続箱を示す断面図である。
符号の説明
1 電気接続箱
2 箱本体
2a 上面(表面)
3 ロアカバー(カバー部材)
3a 設置面
4 リレー(電気部品)
5 ヒューズ(電気部品)
6 ヒュージブルリンク(電気部品)
10 係止凹部
50 電気接続箱の取り付け構造
201 車体
203 係止凸部
B 最下部
H 水抜き穴(水抜き用の穴)

Claims (1)

  1. 自動車の車体に搭載されるとともに、表面に電気部品が装着される装着部を設けた箱本体と、前記箱本体の前記装着部と反対側を覆うカバー部材と、を備えた電気接続箱の取り付け構造であって、
    前記カバー部材の前記車体への設置面に、前記カバー部材の内側に向かって凹に形成された係止凹部が設けられ、かつ、
    前記カバー部材の重力方向の最下部に、水抜き用の穴が少なくとも一つ設けられているとともに、
    前記係止凹部内に、前記車体から前記カバー部材側に向かって凸に形成された係止凸部が侵入することで、前記電気接続箱が前記車体に仮固定されることを特徴とする電気接続箱の取り付け構造。
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