JP5828189B2 - 紐の長さ調節装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紐の長さ調節装置に関する。より詳細には、従来の紐の長さ調節装置より部品の数が減少して製品単価及び故障率を減少させることができるのはもちろんのこと、製品の組立性及び作動の安全性は大幅に向上させることにより、より便利かつ効果的に紐の長さを調節することができる改善された構造の紐の長さ調節装置に関する。
本出願は、2011年5月30日に韓国特許庁に提出された特許出願第10−2011−0051381号の出願日の利益を主張し、その内容の全部は本明細書に含まれる。
一般的に運動靴等の履き物や、かばん又は運動服、帽子等のような衣類等には、必要に応じて又は着用した後に、着用者の身体に合うようにウエストや頭回りの長さ等を調節する調節紐(以下、「紐」という)が備えられているが、このような紐は、通常、紐の長さが一定に維持されるようにその先端に紐に付いて動く固定クリップを備えている。
このようなクリップは、中央部を紐が貫通して通過し、紐に密着して紐に沿って移動することを防止し、使用者の押し作動によって密着が解除されて再び紐に沿って移動できるようにすることにより、衣服や帽子等のサイズ及び形状を使用者の趣向に合うように調節して使用できるようにするものである。
しかし、前記のようなクリップは、紐の長さを調節する場合に使用者がいちいち別途に調節しなければならない煩わしさを生じさせる。
のみならず、紐の全体的な長さはそのまま維持されることにより、余分の紐が邪魔になったりもつれる場合も発生することがある。また、紐とクリップを分離するのが大変で、衣服等を洗濯する場合にはクリップが洗濯機の内部にぶつかって破損したり衣服又は洗濯機が損傷することがある問題点もあった。
そこで本発明者は、上記した紐の長さ調節用クリップの問題点を解決した紐の長さ調節装置について大韓民国特許第929587号の登録を受けている。
大韓民国特許第929587号は、巻取ドラムの結合ユニットガイドシャフト(ドラム回転軸)の下部に弾性スプリング、キャップ及びボルトからなる結合ユニットを固定し、前記キャップがスプリングの動作によってスプリングの上部領域に配置される時には回転ハウジングが正逆方向に回転可能で、前記キャップがスプリングの下部領域に配置される時には回転ハウジングが一方向だけに回転可能にした構造の紐の長さ調節装置に関するものである。
しかし前記紐の長さ調節装置の場合、装置の耐久性を保障するために、通常、巻取ドラムの結合ユニットガイドシャフトを金属で製作しなければならないことにより、紐の長さ調節装置の製造単価が上昇し、スプリングの変形や離脱等による故障が発生する可能性がある。また、紐が巻取又は巻取解除される巻取部が回転ハウジングと一体に形成されて常に一緒に動作するため、使用者が巻取解除状態で紐を引っ張って履き物等の紐を緩めずに、任意につまみ(回転ハウジング又はハウジングキャップ)を巻取解除方向に過度に又は強制的に回転させる場合には、装置内部で紐のからまり等が発生して操作不能状態になったり紐の長さ調節装置自体が破損する等の問題点がある。
そこで本発明者は、金属材結合ユニットガイドシャフト、自由曲線型弾性スプリング等の部品を使用しないことにより製品単価を下げ、組立性を改善すると同時に、巻取状態では回転ハウジングと巻取ドラムが一体で一方向に回転し、巻取解除状態では巻取ドラムのみが正逆方向に回転するように構造を改善することにより、作動の安全性は向上させて故障率は下げた新しい紐の長さ調節装置を開発してこれを提案するに至った。
韓国登録特許第929587号
本発明の目的は、従来の紐の長さ調節装置より部品の数が減少して製品単価及び故障率を減少させることができるのはもちろんのこと、製品の組立性及び作動の安全性は大幅に向上することにより、より便利かつ効果的に紐の長さを調節することができる改善された構造の紐の長さ調節装置を提供することである。
前記の目的は、中央領域にドラム回転軸が形成される固定ハウジングと、前記固定ハウジングに相対回転可能に結合する回転ハウジングと、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの内部に挿入され、紐が巻取又は巻取解除される巻取部が備えられる巻取ドラムと、前記固定ハウジング及び前記回転ハウジングを結合させ前記紐の巻取又は巻取解除動作のために前記回転ハウジングのアップ/ダウン(up/down)動作をガイドする結合ユニットガイドシャフトとを含む紐の長さ調節装置によって達成される。
前記固定ハウジング及び回転ハウジングのうちいずれか一つのハウジングの一側には、前記固定ハウジング及び回転ハウジングが相互結合する方向に沿って一方向の歯型が形成されており、前記固定ハウジング及び回転ハウジングのうち前記一方向の歯型が形成されていない他の一つのハウジングには、前記巻取ドラムに前記紐が巻取又は巻取解除されることができるように前記一方向の歯型と選択的にかみ合って相互作用するラッチが備えられ、前記回転ハウジングの下部領域にはハウジング結合歯が円をなす形態で備えられ、前記巻取ドラムの上部領域には前記ハウジング結合歯とかみ合って相互作用するドラム結合歯が円をなす形態で備えられることができる。
前記ハウジング結合歯及びドラム結合歯は、直角又は鈍角の三角形で備えられ、相互かみ合う場合に斜辺は斜辺同士、高さをなす辺は高さをなす辺同士接するようになることができる。
前記各結合歯は、外部から力を受けた際、弾性的に移動可能な可撓性を有することができる。
前記回転ハウジングを下方向に加圧して前記紐が巻取可能な状態では、前記ラッチが前記一方向の歯型にかみ合うようになり、前記回転ハウジングが一方向にのみ回転が可能状態となり、前記回転ハウジングのハウジング結合歯及び前記巻取ドラムの結合歯が相互堅固に密着して、回転ハウジングを回転させる際に巻取ドラムが一体となって回転することができる。
前記回転ハウジングを上方向に引っ張って前記紐が巻取解除が可能な状態では、前記ラッチが前記一方向の歯型にかみ合うようになるか離隔され、前記回転ハウジングが一方向に回転するか正逆方向に回転可能状態となり、前記回転ハウジングのハウジング結合歯と前記巻取ドラムの結合歯が完全離隔することによって干渉状態が除去されることができる。
前記結合ユニットガイドシャフトには、半径方向の外側に弾性バイアスされる弾性リブが備えられ、前記弾性リブには突起部が形成され、前記回転ハウジングのシャフト挿入孔の壁面には、前記突起部に支持されて選択的に位置配置される突起支持部が形成されることができる。
前記弾性リブには、前記弾性リブに弾性復元力を強化させる弾性復元力強化部がさらに設けられることができる。
前記ドラム結合歯は、前記回転ハウジングのハウジング結合歯が正逆方向に回転可能な形状に備えられる第1ドラム結合歯と、前記第1ドラム結合歯の下部領域に形成されるもので、前記回転ハウジングと巻取ドラムが一体となって回転するように前記ハウジング結合歯と相互かみ合う形状を有する第2ドラム結合歯とを含むことができる。
前記紐を巻くために前記回転ハウジングを前記固定ハウジング側に加圧する際は、前記結合ユニットガイドシャフトの突起部が突起支持部を間に置いて上側に配置され、前記紐を解くために前記回転ハウジングを持ち上げる際は、前記結合ユニットガイドシャフトの突起部が前記突起支持部を間に置いて下側に配置されることができる。
前記一方向の歯型は、円周の内部、外部又は上面に沿って形成されるもので、前記ラッチが一方向に回転可能な形状を有することができる。
前記ラッチは、自由端が半径方向の内側又は外側の上面で弾性的に遊動可能なホック形状を有することができる。
前記巻取ドラムには、前記紐の位置を維持させる2つの紐位置維持用円板部が相互離隔して備えられることができる。
前記結合ユニットガイドシャフトは、前記回転ハウジング側から挿入されて前記固定ハウジングの回転軸に挿入されることにより前記巻取ドラムの上下遊動を防止するシャフトと、前記シャフトと前記固定ハウジングの回転軸を相互結合させて固定するスクリューとからなることができる。
前記回転ハウジングは、前記固定ハウジング側の歯型にかみ合うが分離した状態に製作されて前記回転ハウジング側に結合する多数の個別ラッチがさらに設けられ、前記個別ラッチをガイドするラッチガイドが形成されることができる。
前記個別ラッチは、前記固定ハウジング側の歯型にかみ合って相互作用する第1ラッチ部と、前記第1ラッチ部と一体に設けられ前記第1ラッチ部に弾性復元力を提供するために前記第1ラッチ部の一側で前記第1ラッチ部の厚さより小さく形成されて前記ラッチガイド側に支持される第2ラッチ部とを含むことができる。
前記ラッチガイドの内壁には、前記第1ラッチ部と前記第2ラッチ部の間に配置されることにより前記個別ラッチの離脱を阻止する個別ラッチ離脱阻止部がさらに形成されることができる。
本発明によれば、従来の紐の長さ調節装置より部品の数が減少して製品単価及び故障率を減少させることができるのはもちろんのこと、製品の組立性及び作動の安全性は大幅に向上することにより、一層便利かつ効果的に紐の長さを調節することができる効果がある。
本発明の第1実施例による紐の長さ調節装置についての分解斜視図である。 図1に示された回転ハウジングの底面斜視図である。 図1の部分断面図である。 巻取ドラムの変形例である。 巻取ドラムの変形例である。 本発明の第2実施例による紐の長さ調節装置で図5の巻取ドラムに対応することができる回転ハウジングの概略的な平面構造図である。 本発明の第3実施例による紐の長さ調節装置の部分断面図である。 本発明の第4実施例による紐の長さ調節装置の要部拡大構造図である。
以下、添付した図面を参考にして、本発明の実施例について本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施することができるように詳しく説明する。本発明は、様々に相異した形態で具現されることができ、ここで説明する実施例に限定されない。本発明を明確に説明するために、説明と関係ない部分は省略し、明細書全体を通じて同一又は類似の構成要素については同一の参照符号を付けることとする。
図面対比の説明に先立ち、以下の「紐」とは履き物、かばん、ジャンパー、運動服、帽子等に設けられた多様な材質の「紐(lace)」であり得、あるいはヘッドホーンの線(wire)、イヤホンの線、MP3の線、ネックレスの紐、コンピューターの電線は紐等でもあり得るが、以下ではこれらを区分せずに「紐」として説明することとする。
図1は本発明の第1実施例による紐の長さ調節装置についての分解斜視図、図2は図1に示された回転ハウジングの底面斜視図、図3は図1の部分断面図、そして図4及び図5はそれぞれ巻取ドラムの変形例である。
これらの図面に示されたように、本発明の第1実施例による紐の長さ調節装置は、中央領域にドラム回転軸111が形成される固定ハウジング110と、固定ハウジング110に相対回転可能に結合する回転ハウジング120と、固定ハウジング110と回転ハウジング120の内部に挿入され、紐が巻取又は巻取解除される巻取部132が備えられる巻取ドラム130と、固定ハウジング110及び回転ハウジング120を結合させ紐の巻取又は巻取解除動作のために回転ハウジング120のアップ/ダウン(up/down)動作をガイドする結合ユニットガイドシャフト180を含む。結合ユニットガイドシャフト180は、回転ハウジング120側から挿入されて固定ハウジング110の中央に形成される回転軸に挿入されることにより、巻取ドラム130の上下遊動を防止するシャフト140と、シャフト140と固定ハウジング110の回転軸を相互結合させて固定するスクリュー150からなることができる。
このように本実施例の紐の長さ調節装置は、固定ハウジング110、回転ハウジング120、巻取ドラム130、シャフト140及びスクリュー150という計5つの部品が使用されて組み立てられるため、従来の紐の長さ調節装置(図示なし)より部品の数が減少して製品単価及び故障率を減少させることができるのはもちろんのこと、製品の組立性及び作動の安全性は大幅に向上することにより、一層便利かつ効果的に紐の長さを調節することができるようになる。各部品について説明する。
固定ハウジング110は、回転ハウジング120と共に内部の空間に巻取ドラム130を収容することができる空間を提供する。
固定ハウジング110に巻取ドラム130が収納された後、巻取ドラム130が固定ハウジング110内で回転することができるように、固定ハウジング110の中央領域には巻取ドラム130が回転可能に結合するドラム回転軸111が設けられる。ドラム回転軸111の内壁には、スクリュー150が締結されるねじ山111aが形成される。
固定ハウジング110の下端部には、固定ハウジング110を履き物やかばん等に固定するための固定用フランジ112が形成される。固定用フランジ112を介して、固定ハウジング110は、その底面が履き物やかばん等に固定されることができる。
このように固定ハウジング110が履き物やかばん等に固定され、回転ハウジング120が固定ハウジング110に結合されて多数の部品が組み立てられる形態で、本実施例の紐の長さ調節装置が装着されることができる。したがって、維持補修の際には、履き物やかばん等から固定ハウジング110をはずして新しいものに交換すればよいので、維持補修作業も簡便になる。
固定ハウジング110の側面には、巻取ドラム130に巻取られたり巻取ドラム130から巻取解除される紐が通過することができる紐通過孔115が形成される。紐通過孔115は、相互対称になる位置に一対で設けられることが望ましい。
しかし、本発明の権利範囲がこれに制限される必要はない。したがって紐通過孔115は、1つあるいは3つ以上形成されても構わず、その位置も図面1と異なってよい。
回転ハウジング120は、紐の長さ調節装置の作動時に使用者が手でつかんで回転させる部分である。
履き物やかばん等に固定された固定ハウジング110に対して、回転ハウジング120を一方向に回転させるに伴い、紐が巻取ドラム130に巻取られたり巻取ドラム130から巻取解除されることができる。
回転ハウジング120は、一定の高さ(厚さ)を有する円板形状を有し、中央領域は結合ユニットガイドシャフト142が挿入されることができるシャフト挿入孔121が上下を貫通するように形成される。
回転ハウジング120の下部内部領域には、後述する固定ハウジング110側の一方向の歯型113と選択的にかみ合って相互作用するラッチ124が設けられる。ラッチ124は、その自由端が半径方向の内側又は外側に弾性的に移動可能なホック形状を有することができる。
本実施例では、ラッチ124が回転ハウジング120の円周方向に沿って相互離隔されて4つ備えられるものと説明しているが、本発明の権利範囲はこれに制限されない。したがってラッチ124の個数と位置等は、いくらでも変更することができる。
回転ハウジング120下部領域のラッチ124とシャフト挿入孔121の間の領域には、複数個のハウジング結合歯127がシャフト挿入孔121の周囲に沿って円をなす形態で設けられる。それぞれのハウジング結合歯127は、ほぼ直角三角形の形態で備えられるが、一内角が鈍角をなす鈍角三角形の形態で備えられることもできる。
ハウジング結合歯127は、図面と異なり、その位置で側方に形成される形態になることもできる。これと対応するように、図4の巻取ドラム130’のように、巻取ドラム130’の上部領域(回転ハウジング120との結合部位)には回転ハウジング120のハウジング結合歯127と対応して相互かみ合って動作する複数個のドラム結合歯137が円をなす形態で備えられる。
三角形に備えられるそれぞれのハウジング120及びドラムの結合歯127、137は、相互かみ合う場合に斜辺は斜辺同士、高さをなす辺は高さをなす辺同士接するようになる。
一方、回転ハウジング120を下方向に加圧して紐の長さ調節装置の巻取が可能な状態、すなわちラッチ124が一方向の歯型113にかみ合うようになって回転ハウジング120が一方向にのみ回転可能な状態では、回転ハウジング120のハウジング結合歯127及び巻取ドラム130の結合歯137が相互堅固に密着して、回転ハウジング120を回転させる際に巻取ドラム130が一体となって回転するようになる。
回転ハウジング120が上方向に引っ張られて紐の長さ調節装置の巻取解除が可能な状態、すなわちラッチ124が一方向の歯型113にかみ合うようになるか離隔して回転ハウジング120が一方向に回転するか正逆方向に回転可能な状態では、それぞれの結合歯127、137が完全離隔することによって干渉状態がない。
固定ハウジング110の上部領域の円周内面には、固定ハウジング110の厚さ(高さ)方向に沿って、すなわち固定ハウジング110及び回転ハウジング120が相互結合する方向に沿って加工された一方向の歯型113が形成される(図1参照)。一方向の歯型113は、一方向にのみ回転可能な形状に加工されることができる。
したがって、回転ハウジング120のラッチ124が一方向の歯型113に配置されてかみ合えば、正方向又は逆方向のうちいずれか一つの方向にのみ回転する。これは一方向の歯型113の鋸歯形状によって可能になるが、このような構造によって、回転ハウジング120のラッチ124が一方向の歯型113にかみ合えば、いずれか一つの方向への回転によって紐を巻取ることができ、回転ハウジング120を上部にあげた際、紐を巻取解除することができるようになる。
一方、本実施例では一方向の歯型113が固定ハウジング110の上部領域の円周内面に備えられるものと説明するが、一方向の歯型113は、固定ハウジング110の上部領域の円周外面に備えられることもできるため、本発明の権利範囲が図面の形状によって制限されることはない。すなわち、一方向の歯型113は、固定ハウジング110の上面にも備えられることができる。
また一方向の歯型113が備えられる位置は、固定ハウジング110に限定されず、固定ハウジング110及び回転ハウジング120のうちいずれか一つのハウジングの一側に、固定ハウジング110及び回転ハウジング120が相互結合する方向に沿って備えられることができ、これに対応して、一方向の歯型113と選択的にかみ合って相互作用するラッチ124は、一方向の歯型113が具備されていない他の一つのハウジングに備えられることもできる。
巻取ドラム130は、固定ハウジング110及び回転ハウジング120の内部に挿入されるもので、実際に紐が巻取られたり又は巻取解除される部分である。
具体的に詳察すれば、図1に示されたように、巻取ドラム130には実際に紐が巻取又は巻取解除される巻取部132が備えられ、巻取部132には紐が通過する一対の紐通過孔131が相互対称になる位置に形成される。紐通過孔131は、図1に示したように、巻取部132のいずれか一つの部分に別途の構造で形成することもでき、巻取部132を貫通して形成(図示なし)することもできる。
紐は、固定ハウジング110の一側の紐通過孔115を通って固定ハウジング110内部に流入した後、巻取ドラム130の紐通過孔131を通過して巻取部132に巻取られてから、固定ハウジング110の他側の紐通過孔115を通って固定ハウジング110の外部に出る経路を形成する。
また、巻取ドラム130には、巻取又は巻取解除される紐の上向き又は下向き移動を阻止して紐の位置を維持させるための2つ(一対)の紐位置維持用円板部133が巻取部132を間に置いて相互離隔して結合される。もちろん、紐位置維持用円板部133が形成されなくても動作には問題がないが、紐位置維持用円板部133が結合されれば、これにより紐が巻かれる位置が一定になることができ、紐がからまったり上向き又は下向きに集まることにより作動に妨害になる現象を除去することができる。
巻取ドラム130は、固定ハウジング110のドラム回転軸111に挿入されることができるように中央領域の上下を貫通して通孔135が形成される。
巻取ドラム130の上部領域(回転ハウジング120との結合部位)には、回転ハウジング120のハウジング結合歯127と対応して相互かみ合って動作する複数個のドラム結合歯137が通孔135を中心に円をなす形態で備えられる。
それぞれのドラム結合歯137は、ハウジング結合歯127と同じくほぼ直角三角形の模様で備えられるが、一内角が直角をなす直角三角形又は一内角が鈍角をなす鈍角三角形の形で備えられることもできる。
また、ドラム結合歯137は、図1に示したように、ほぼ三角形の歯が上方向に突出した形態で備えられることができるが、場合によっては、図4の巻取ドラム130’のように、ほぼ三角形のドラム結合歯137’が水平方向に突出した形態で備えられることもできる。
本発明の第2実施例による紐の長さ調節装置は、図5の巻取ドラム130”のように、互いに異なる形状に加工された第1ドラム結合歯137a及び第2ドラム結合歯137bで形成されることができる。この場合、他の実施例である図6のように、第1ドラム結合歯137aは回転ハウジング120の結合巻取用ラッチ127’が正逆方向(時計方向及び反時計方向)に回転可能な形状に加工され、第2ドラム結合歯137bは結合巻取用ラッチ127’と相互かみ合う又は一方向に加工される。
第1ドラム結合歯137aは、第2ドラム結合歯137bより上部に位置するが、回転ハウジング120の結合巻取用ラッチ127’が第1ドラム結合歯137aに配置されてかみ合えば、回転ハウジング120は第1ドラム結合歯137aを介して正逆方向すべての回転が可能な状態になるが、回転ハウジング120の結合巻取用ラッチ127’が第2ドラム結合歯137bに配置されてかみ合えば、巻取ドラム130は回転ハウジング120と一体となって回転可能な状態になる。
前記のようなドラム結合歯137の2段構造(第1及び第2ドラム結合歯)によって、回転ハウジング120の結合巻取用ラッチ127’が巻取ドラム130の第2ドラム結合歯137bにかみ合えば、回転ハウジング120を一方向(巻取方向)に回転させて紐を巻取ることができ、結合巻取用ラッチ127’が第1結合歯137aにかみ合えば、巻取解除が可能な状態となって紐を引っ張って巻取ドラム130から巻取解除することができるようになる。
巻取解除可能状態では、回転ハウジング120の結合巻取用ラッチ127’が巻取ドラム130の第1ドラム結合歯137aと相互に弱い干渉状態をなすようになるが、この状態で回転ハウジング120の回転は、第1ドラム結合歯137aによって弱い抵抗を受けはするが正方向又は逆方向にすべて回転が可能となり、回転ハウジング120の正方向又は逆方向回転にもかかわらず、巻取ドラム130は回転ハウジング120の回転とは関係なく停止状態を維持することができるようになる。
これによって、使用者が巻取解除状態で紐を引っ張って履き物等の紐を緩めずに、任意に回転ハウジング120を巻取方向に過度に回転させる場合にも、巻取ドラム130は回転しないため装置内部での紐のからまりや紐の長さ調節装置自体の破損等の問題を防止することができるようになる。
また、巻取解除状態で使用者が紐を引っ張る場合に、紐が何の抵抗もなく非常に容易に解けるのではなく、第1ドラム結合歯137aが結合巻取用ラッチ127’と弱い干渉をなしているため、巻取ドラム130の回転時に結合巻取用ラッチ127’との干渉による弱い抵抗によって紐が柔らかく解けるようになって使用感が向上する。
一方、シャフト140は、図3に示されたように、回転ハウジング120の中央領域に部分的に結合し、紐の巻取又は巻取解除動作のために回転ハウジング120のアップ/ダウン(up/down)動作をガイドする役割をする。そしてスクリュー150は、回転ハウジング120の外側からシャフト140を通ってドラム回転軸111のねじ山111aに締結される。
回転ハウジング120がシャフト140を軸としてアップ/ダウン動作できるように、シャフト140には半径方向の外側に弾性バイアスされる弾性リブ141に突起部142が形成され、回転ハウジング120のシャフト挿入孔121の壁面には、突起部142が支持されて選択的に位置配置される突起支持部120aが形成される。すなわち突起支持部120aは、突起部142を間に置いて下側にあるいは上側に配置されることができる。
もちろん、突起支持部120aの代りに突起部142が選択的に挿入される溝形態の第1及び第2突起挿入溝(図示なし)を形成しても構わない。
紐を巻くために回転ハウジング120を固定ハウジング110側に加圧する際は、シャフト140の突起部142が突起支持部120aを間に置いて上側に配置され、紐を解くために回転ハウジング120を持ち上げる時はシャフト140の突起部142が突起支持部120aを間に置いて下側に配置されることができる。
弾性リブ141は、常に半径方向の外側に弾性的に膨脹することができる性質を有するように製作されることにより、回転ハウジング120とシャフト140間の結合力を高める役割をする。したがって、突起支持部120aが突起部142の下側にあるいは上側に配置された状態が、任意に解除される現象を予防することができる。
シャフト140の中央領域には、スクリュー150が通過するスクリュー通過用ボス143が形成され、シャフト140の上面にはスクリュー150のヘッド150aが位置する位置溝144が形成される。位置溝144により、スクリュー150のヘッド150aが露出して外観の美しさを阻害することを減らすことができる。
一方、シャフト140の上端部長さL1は、回転ハウジング120のシャフト挿入孔121の直径L2よりは長くなければならず、そうしてこそ回転ハウジング120が上部に離脱することを阻止することができる。そして、回転ハウジング120を上部に持ち上げる際、巻取ドラム130がついて上ってこないようにシャフト140の内部円筒部145が巻取ドラム130を押える役割を行うことができる。弾性リブ141には、弾性リブ141に弾性復元力を強化させる弾性復元力強化部146がさらに設けられる。図面では弾性復元力強化部146が突起の形態になっているが、この形状に本発明の権利範囲は制限されない。
このような構成によって、まず紐を巻取ドラム130に巻取ろうとする場合には、回転ハウジング120を固定ハウジング110の方(下方向)に加圧する。すると、ラッチ124が一方向の歯型113にかみ合うようになると同時に、結合巻取用ラッチ127’は巻取ドラム130の第2ドラム結合歯137bとかみ合うようになり、シャフト140の突起部142が突起支持部120aを間に置いて上側に配置される。この状態で使用者は、回転ハウジング120又はハウジングキャップ160を一方向(巻取方向)に回転させながら紐を巻取ることができる。
反対に、紐を巻取ドラム130から巻取解除しようとする場合には、回転ハウジング120を固定ハウジング110の反対側、すなわち上方向に持ち上げる。すると、ラッチ124は一方向の歯型113とかみ合うようになると同時に、結合巻取用ラッチ127’と巻取ドラム130の第1ドラム結合歯137aは相互かみ合うことが解除されるか相互に弱い干渉状態をなすようになり、シャフト140の突起部142が突起支持部120aを間に置いて下側に配置される。この状態で使用者は、紐を引っぱって巻取ドラム130から紐を巻取解除させて紐の長さを長くできる。
このように、本発明によれば、従来の紐の長さ調節装置より部品の数が減少して製品単価及び故障率を減少させることができるのはもちろんのこと、製品の組立性及び作動の安全性は大幅に向上することにより、一層便利かつ効果的に紐の長さを調節することができるようになる。
図6は、本発明の第2実施例による紐の長さ調節装置で図5の巻取ドラムに対応することができる回転ハウジングの概略的な平面構造図である。
先にも簡略に記述したが、図5の巻取ドラム130”に適用できる回転ハウジング120’には、図6のように多数の結合巻取用ラッチ127’が形成されることができる。
結合巻取用ラッチ127’は、第1ドラム結合歯137a及び第2ドラム結合歯137bと対応して相互作用することができる。図面では結合巻取用ラッチ127’が4つ示されているが、2つあるいは3つ、あるいは5つ以上であることもできる。
図7は、本発明の第3実施例による紐の長さ調節装置の部分断面図である。
前述の実施例の場合、シャフト140の弾性リブ141が直線型の形態で製作されていたが、本実施例の場合には、図7のように、結合ユニットガイドシャフト140aの弾性リブ141aが部分的に折曲げられた折曲型の形態で製作されており、突起部142aは、折曲型形態の弾性リブ141aの外側面に形成されている。
図7のように製作すれば、弾性リブ141a自体の構造的な形状によって弾性力がさらに付与されることができるので、組み立てが解除される現象を減らすことができるのである。
図8は、本発明の第4実施例による紐の長さ調節装置の要部拡大構造図である。
前述の実施例の場合、ラッチ124が回転ハウジング120に固定されていたが、図8のように個別ラッチ224は分離した状態に製作されて個別結合することができる。
このような場合、回転ハウジング120側には個別ラッチ224をガイドするラッチガイド225が形成されなければならず、場合によっては個別ラッチ224が離脱することを阻止するための手段としてピン226がさらに使用されることができる。ピン226は、選択事項であって、必ず設けられなければならないものではない。
一方、個別ラッチ224は、固定ハウジング110側の一方向の歯型113にかみ合って相互作用する第1ラッチ部224aと、第1ラッチ部224aと一体に設けられ第1ラッチ部224aに弾性復元力を提供するために第1ラッチ部224aの一側で第1ラッチ部224aの厚さより小さく形成されてラッチガイド225の方に支持される第2ラッチ部224bとを含むことができる。このように第2ラッチ部224bが付け足された形態で設けられることにより、個別ラッチ224が動作された以後に、個別ラッチ224は原位置に復帰することができる。
一方、ラッチガイド225の内壁には個別ラッチ離脱阻止部225aが形成されて、第1ラッチ部224aと第2ラッチ部224bの間に配置されることにより、個別ラッチ224の離脱を阻止する用途に活用することができ、このような場合にはピン226の使用が除外されることができるのである。
以上のように、本発明のいくつかの実施例を示して説明したが、本発明が属する技術分野の通常の知識を有する技術者ならば、本発明の原則や精神から逸脱しないで本実施例を変形することができることが分かるであろう。したがって、本発明の範囲は記載された実施例に限定されるものではなく、本発明の思想及び範囲を逸脱せず多様に修正及び変形することができ、そういう修正例又は変形例は、本発明の範囲に属すると言うべきものである。

Claims (14)

  1. 中央領域にドラム回転軸が形成される固定ハウジングと、前記固定ハウジングに相対回転可能に結合する回転ハウジングと、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの内部に挿入され、紐が巻取又は巻取解除される巻取部が備えられる巻取ドラムと、前記固定ハウジング及び前記回転ハウジングを結合させ前記紐の巻取又は巻取解除動作のために前記回転ハウジングのアップ/ダウン(up/down)動作をガイドする結合ユニットガイドシャフトを含み、前記回転ハウジングは、前記固定ハウジング側の歯型にかみ合うが分離した状態に製作されて前記回転ハウジング側に結合する多数の個別ラッチがさらに設けられ、前記個別ラッチをガイドするラッチガイドが形成され、前記個別ラッチは、前記固定ハウジング側の歯型にかみ合って相互作用する第1ラッチ部と、前記第1ラッチ部と一体に設けられ前記第1ラッチ部に弾性復元力を提供するために前記第1ラッチ部の一側で前記第1ラッチ部の厚さより小さく形成されて前記ラッチガイド側に支持される第2ラッチ部とを含むことを特徴とする、紐の長さ調節装置。
  2. 前記固定ハウジング及び回転ハウジングのうちいずれか一つのハウジングの一側には、前記固定ハウジング及び回転ハウジングが相互結合する方向に沿って一方向の歯型が形成されており、前記固定ハウジング及び回転ハウジングのうち前記一方向の歯型が形成されていない他の一つのハウジングには、前記巻取ドラムに前記紐が巻取又は巻取解除されることができるように前記一方向の歯型と選択的にかみ合って相互作用するラッチが備えられ、前記回転ハウジングの下部領域にはハウジング結合歯が円をなす形態で備えられ、前記巻取ドラムの上部領域には前記ハウジング結合歯とかみ合って相互作用するドラム結合歯が円をなす形態で備えられることを特徴とする、請求項1に記載の紐の長さ調節装置。
  3. 前記ハウジング結合歯及び前記ドラム結合歯は、直角又は鈍角の三角形で備えられ、相互かみ合う場合に斜辺は斜辺同士、高さをなす辺は高さをなす辺同士接するようになることを特徴とする、請求項2に記載の紐の長さ調節装置。
  4. 前記各結合歯は、外部から力を受けた際、弾性的に移動可能な可撓性を有することを特徴とする、請求項3に記載の紐の長さ調節装置。
  5. 前記回転ハウジングを下方向に加圧して前記紐が巻取可能な状態では、前記ラッチが前記一方向の歯型にかみ合うようになり、前記回転ハウジングが一方向にのみ回転が可能状態となり、前記回転ハウジングのハウジング結合歯及び前記巻取ドラムの結合歯が相互堅固に密着して、前記回転ハウジングを回転させる際に前記巻取ドラムが一体となって回転し、
    前記回転ハウジングが上方向に引っ張られて前記紐が巻取解除が可能な状態では、前記ラッチが前記一方向の歯型にかみ合うようになるか離隔され、前記回転ハウジングが一方向に回転するか正逆方向に回転可能状態となり、前記回転ハウジングのハウジング結合歯と前記巻取ドラムの結合歯が完全離隔することによって干渉状態が除去されることを特徴とする、請求項2に記載の紐の長さ調節装置。
  6. 前記結合ユニットガイドシャフトには、半径方向の外側に弾性バイアスされる弾性リブが備えられ、前記弾性リブには突起部が形成され、前記回転ハウジングのシャフト挿入孔の壁面には、前記突起部に支持されて選択的に位置配置される突起支持部が形成される、請求項1に記載の紐の長さ調節装置。
  7. 前記弾性リブには、前記弾性リブに弾性復元力を強化させる弾性復元力強化部がさらに設けられることを特徴とする、請求項6に記載の紐の長さ調節装置。
  8. 前記紐を巻くために前記回転ハウジングを前記固定ハウジング側に加圧する際は、前記結合ユニットガイドシャフトの突起部が突起支持部の上方に配置され、前記紐を解くために前記回転ハウジングを持ち上げる際は、前記結合ユニットガイドシャフトの突起部が前記突起支持部の下方に配置されることを特徴とする、請求項6に記載の紐の長さ調節装置。
  9. 前記ドラム結合歯は、前記回転ハウジングのハウジング結合歯が正逆方向に回転可能な形状に備えられる第1ドラム結合歯と、前記第1ドラム結合歯の下部領域に形成されるもので、前記回転ハウジングと巻取ドラムが一体となって回転するように前記ハウジング結合歯と相互かみ合う形状を有する第2ドラム結合歯とを含むことを特徴とする、請求項2に記載の紐の長さ調節装置。
  10. 前記一方向の歯型は、円周の内部、外部又は上面に沿って形成されるもので、前記ラッチが一方向に回転可能な形状を有することを特徴とする、請求項2に記載の紐の長さ調節装置。
  11. 前記ラッチは、自由端が半径方向の内側又は外側の上面で弾性的に遊動可能なホック形状を有することを特徴とする、請求項2に記載の紐の長さ調節装置。
  12. 前記巻取ドラムには、前記紐の位置を維持させる2つの紐位置維持用円板部が相互離隔して備えられることを特徴とする、請求項1に記載の紐の長さ調節装置。
  13. 前記結合ユニットガイドシャフトは、前記回転ハウジング側から挿入されて前記固定ハウジングの回転軸に挿入されることにより前記巻取ドラムの上下遊動を防止するシャフトと、前記シャフトと前記固定ハウジングの回転軸を相互結合させて固定するスクリューとからなることができることを特徴とする、請求項1に記載の紐の長さ調節装置。
  14. 前記ラッチガイドの内壁には、前記第1ラッチ部と前記第2ラッチ部の間に配置されることにより前記個別ラッチの離脱を阻止する個別ラッチ離脱阻止部がさらに形成されることを特徴とする、請求項に記載の紐の長さ調節装置。
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