JP2011527227A - 紐長さ調節装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は紐長さ調節装置に関し、中央の板面に通孔が形成されている固定ハウジングと;前記固定ハウジングの通孔に挿入される回転軸を備え、前記固定ハウジングに対して正反方向に回転可能に前記固定ハウジングと結合される回転ハウジングを含み、紐は前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の何れか一つの一側に形成された第1紐通孔に挿入されて、前記回転軸に形成された巻取部に巻き取られた後、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の何れか一つの他側に形成された第2紐通孔から取り出され、前記回転ハウジングの正反方向への回転の時、前記巻取部に巻取及び巻取が解除され、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングが互いに結合される結合領域には、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の何れか一つに突起部が、また他の一つに突起溝が形成されていることを特徴とする。これによって、より簡単で且つ単純な構造を有しながらも、便利で且つ效果的に紐の長さを調節することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紐長さ調節装置に関し、より詳しくは、さらに簡単で且つ単純な構造を有しながらも、便利で且つ效果的に紐の長さを調節できる紐長さ調節装置に関する。
本出願は2008年7月7日に韓国特許庁に提出された特許出願第10−2008−0065205号の出願日を主張し、その内容は全部本明細書に含まれる。
一般に、ジャンパーや運動服、帽子などには着用した後、着用者の体に合うようにウエストサイズや頭囲などを調節する調節紐(以下、紐)が備えられており、このような紐は通常紐の長さが一定に保持されるようにその端部に紐に沿って動く固定クリップを備えている。
このようなクリップは中央部に紐が貫通して通過しながら、紐に密着して紐に沿って移動することを防止し、使用者の押圧作動によって密着が解除されながら、再び紐に沿って移動できるようにすることによって、衣服及び帽子の周り及び形状を使用者の嗜好に合わせて調節して使用するようにしている実情である。
しかし、上記のようなクリップは紐の長さを調節する場合に、使用者がいちいち別に調節する煩わしさがあるとともに、紐の全長はそのまま保持されることによって、余分の紐が邪魔になったり、絡まれる場合も発生した。
また、紐とクリップを分離することが困難で、衣服を洗濯する場合には、クリップが洗濯機の内部にぶつかって破損されたり、洗濯機が破損される問題点もあった。
そこで、本出願人は大韓民国で実用新案第20−0436011号として、紐長さ調節
装置を出願して登録されたことがある。
上記登録された技術はスィッチの操作によって衣類に附着された紐が自動に巻き取られながら、紐の長さが調節されるようにしたものである。
しかし、上記技術の場合、ぜんまいのような別途の構成がさらに必要であるという点を考慮して、本出願人は簡単で且つ単純な構造を有しながらも、より便利で且つ效果的に紐の長さを調節できる新技術を提案して大韓民国で特許登録された(大韓民国特許第10−0828906号)。
さらに、本出願人は上記大韓民国特許第10−0828906号の技術を改善してより簡単で且つ単純な構造として、紐の長さを調節できるようにした新しい紐長さ調節装置を開発してこれを提案するに至った。
本発明の目的は、より簡単で且つ単純な構造を有しながらも、便利で且つ效果的に紐の長さを調節できる紐長さ調節装置を提供することにある。
上記目的は、中央の板面に通孔が形成されている固定ハウジングと;前記固定ハウジングの通孔に挿入される回転軸を備え、前記固定ハウジングに対して正反方向に回転可能に前記固定ハウジングと結合される回転ハウジングと;を含み、紐は前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の何れか一つの一側に形成された第1紐通孔に挿入されて、前記回転軸に形成された巻取部に巻き取られた後、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の何れか一つの他側に形成された第2紐通孔から取り出され、前記回転ハウジングの正反方向への回転の時、前記巻取部に巻取及び巻取解除され、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングが互いに結合される結合領域には、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の何れか一つに突起部が、また他の一つに突起溝が形成されていることを特徴とする紐長さ調節装置によって達成される。
ここで、前記回転軸の端部にはストッパーが結合され、前記ストッパーには前記固定ハウジングの通孔より直径の大きい突出部が外周面に沿って備えられており、前記固定ハウジングと前記ストッパーの突出部との間には弾性部材であるワイヤーフォーミングが介在されることができる。
また、前記回転軸は一対の回転許容掛け金で構成されることができる。
ここで、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の少なくとも何れか一つは互いに接近する方向の反対方向に弾性バイアスされる弾性力を有するように製作され、前記一対の回転許容掛け金は互いに接近する方向の反対方向に弾性バイアスされる弾性力を有するように製作されることができる。
前記固定ハウジングと前記回転ハウジングは板面に複数の切取孔が形成された軟性のプラスチック材質で製作されることができる。
前記回転許容掛け金は、前記通孔を貫通する一対のロッドと;前記一対のロッドの端部に設けられて、前記通孔の隣接面に係止及び係止が解除される一対のフックと;を含むことができる。
前記一対のフックは前記一対のロッドの長手方向に沿って互いに離間して複数設けることができる。
前記第1紐通孔及び第2紐通孔は、それぞれ前記固定ハウジングのスカート部に形成されることができる。
前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの結合の時、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の何れか一つの外面が他の一つの外面を部分的に覆う形態に結合されることができる。
前記回転ハウジングの外側面には回転ハウジングの内部に挿入及び引き出しが可能な補助取っ手が少なくとも一つ備わることができる。
本発明によれば、より簡単で且つ単純な構造を有しながらも、便利で且つ效果的に紐の長さを調節できる效果を奏する。
本発明の第1実施形態による紐長さ調節装置に対する分解斜視図。 本発明の第2実施形態による紐長さ調節装置に対する分解斜視図。 図2の側面図。 図3の結合状態の側面図。 回転ハウジングの平面図。 固定ハウジングの平面図。 本発明の第3実施形態による紐長さ調節装置に対する分解側面図。 本発明の第4実施形態による紐長さ調節装置に対する分解側面図。 本発明の第5実施形態による紐長さ調節装置に対する斜視図。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。説明において、同一の構成については同一の参照符号を付ける。
図面を参照して説明する前に、以下の「紐」とは、ジャンパー、運動服、帽子、履き物などに設けられた「紐」であってもよく、或いはヘッドホーンケーブル、イヤホンケーブル、MP3ワイヤ、ネックレスチェーン、コンピューターケーブルなどであってもよいが、以下ではこれらを分けないで、「紐」として説明することにする。
図1は本発明の第1実施形態による紐長さ調節装置に対する分解斜視図で、図2は本発明の第2実施形態による紐長さ調節装置に対する分解斜視図であり、図3は図2の側面図で、図4は図3の結合状態の側面図であり、図5(a)及び図5(b)はそれぞれ回転ハウジング及び固定ハウジングの平面図である。
前記図面に図示したように、本発明の第1実施形態による紐長さ調節装置は大体固定ハウジング10と回転ハウジング30を備える。
このように紐長さ調節装置が二つの部品である固定ハウジング10と回転ハウジング30からなることによって本出願人が出願して登録された大韓民国実用新案第20−0436011号及び特許第10−0828906号に比べて部品数を減少して製造費用を低減させることができ、故障率も低くなる。
勿論、部品数が減少されることによってさらに簡単で且つ単純な構造を有することができるが、しかも、さらに便利で且つ效果的に紐Lの長さを調節することができる。
固定ハウジング10について説明すると、固定ハウジング10は薄壁の平板状の第1板体11と、第1板体11の周面で第1板体11に対して横に形成される第1スカート部15を備える。
本実施形態で、固定ハウジング10の第1板体11の中央板面には通孔13が形成されており、第1スカート部15には紐Lが貫通する第1紐通孔15a及び第2紐通孔15bが形成されている。
勿論、本発明の権利範囲がこれに制限される必要はないので、第1紐通孔15a及び第2紐通孔15bは必ず固定ハウジング10の第1スカート部15に設けられる必要はない。
即ち、第1紐通孔15a及び第2紐通孔15bの中の何れか一つまたは二つとも固定ハウジング10の第1板体11に形成されてもよく、第1紐通孔15a及び第2紐通孔15bの中の一つは固定ハウジング10に、残りは回転ハウジング30に形成されるようにしても構わない。ただ、第1紐通孔15a及び第2紐通孔15bが固定ハウジング10の第1スカート部15に設けられて、互いに対称となるように位置する場合、第1紐通孔15a及び第2紐通孔15bを通じて露出された紐Lを引っ張る操作をより容易にできる利点がある。
固定ハウジング10が所定の弾性力、即ち、固定ハウジング10と回転ハウジング30が互いに接近する方向の反対方向に弾性バイアスされる(伸縮、或いは復元される)弾性力を有するように、固定ハウジング10の第1板体11の板面には複数の(本実施形態の場合、四つであるが、必ずそうでもない)切取孔12が形成されている。また、第1板体11と第1スカート部15は薄壁の軟性プラスチックで製作されながら、一体型に製作されている。勿論、本発明の権利範囲がこれに制限される必要はない。
回転ハウジング30について説明すると、回転ハウジング30も固定ハウジング10と同様に、第2板体31と、第2板体31の周面に形成される第2スカート部35を備える。第2板体31にも四つの切取孔32が形成されており、第2板体31と第2スカート部35は前述した第1板体11と第1スカート部15の説明で代替する。
本発明の第1実施形態によれば、固定ハウジング10に形成された通孔13と対応される回転ハウジング30には前記通孔13に挿入される回転軸20が形成されている。前記回転軸20は紐Lが実質的に巻き取られる場所を形成する。即ち、前記回転軸20は図示しない巻取部を備えて、紐Lが巻取及び巻取解除できるようにする役割を果たすが、固定ハウジング10と回転ハウジング30を互いに結合させる役割を果たすとともに、固定ハウジング10について回転ハウジング30が正反方向に回転できる軸芯を形成したりする。
前記回転軸20には紐Lを通過させるための孔(図示せず)を水平方向に貫通して形成することができる。これによって、上記のように二つの部品である固定ハウジング10と回転ハウジング30で、紐Lは固定ハウジング10の一側に形成された第1紐通孔15aに挿入されて、前記回転軸20に形成された孔(図示せず)を経由した後、固定ハウジング10の他側に形成された第2紐通孔15bから取り出されるように装着されることができる。
一方、前記回転軸20の端部にはストッパー44が結合される。前記ストッパー44は公知の多様な方法で前記回転軸20の端部に結合されることができ、例えば、図1に示したように、ストッパー44の長手方向に貫通する結合孔44bを形成し、前記結合孔44bにねじ45を締結して前記回転軸20の端部と結合させることができる。
前記ストッパー44は前記回転ハウジング30が固定ハウジング10から離脱されることを防止する役割を果たし、このために、前記ストッパー44の外周面には前記固定ハウジング10の通孔13の直径より大きい突出部44aを形成する。
前記固定ハウジング10と前記ストッパー44の突出部44aとの間には弾性部材であるワイヤーフォーミング43が介在される。前記ワイヤーフォーミング43は多様な形態に製作されることができ、例えば図1に示したように、切欠されたOリング状であることができる。
前記ワイヤーフォーミング43は前記固定ハウジング10と回転ハウジング30を互いに結合させる役割を果たすとともに、巻き取られた紐Lを解除しようとする場合、前記回転ハウジング30を固定ハウジング10から所定の距離を離間させて固定することによって、容易に紐Lを解除させることができるようにする役割を果たす。
即ち、使用者が前記回転ハウジング10に所定の力を加えて上方向に引っ張る場合、前記固定ハウジング10と前記ストッパー44の突出部44aとの間に介在されていたワイヤーフォーミング43が広がりながら前記突出部44aが前記ワイヤーフォーミング43を貫通する。これによって前記回転ハウジング30は固定ハウジング10から所定の距離を離間され、後述する突起部16と突起溝36の結合力が解除されて巻き取られた紐Lが容易に解除されることができる。
反対に、上記のような状態で、使用者が前記回転ハウジング30に所定の力を加えて下方に押す場合、固定ハウジング10と接していた前記ストッパー44の突出部44aが再びワイヤーフォーミング43を貫通し、これによって前記ワイヤーフォーミング43は再び前記固定ハウジング10と前記ストッパー44の突出部44aとの間に位置する。このような状態では、後述する突起部16と突起溝36が再び結合して、巻き取られた紐Lが容易に解除されることを防止することができる。
一方、前記固定ハウジング10には上記のような動作をする場合に、前記ワイヤーフォーミング43が離脱されることを防止するための係止突起や溝をさらに形成することもできる。
本発明の第2実施形態による紐長さ調節装置は第1実施形態と異なって、前記回転軸20が一対の回転許容掛け金40の形態で備えられる。即ち、図2に示したように、固定ハウジング10に形成された通孔13と対応される位置の回転ハウジング30に、通孔13に挿入される一対の回転許容掛け金40が形成されている。一対の回転許容掛け金40は、紐Lが実質的に巻き取られる場所を形成する。即ち、一対の回転許容掛け金40は、図示しない巻取部を備えて紐Lが巻取及び巻取解除されることができるようにする役割を果たすが、固定ハウジング10と回転ハウジング30を互いに結合させる役割を果たすとともに、固定ハウジング10に対して回転ハウジング30が正反方向に回転できる軸芯を形成したりする。
図示したように、所定の間隔を有して互いに離間して設けられた一対の回転許容掛け金40は互いに接近する方向の反対方向に弾性バイアスされる弾性力を有するように製作される。
このような一対の回転許容掛け金40は、通孔13を貫通する一対のロッド41と、一対のロッド41の端部に設けられて通孔13の隣接面に係止及び係止が解除される一対のフック42とからなる。
そこで、一対のロッド41を狭くすると、一対の回転許容掛け金40の全体は通孔13に挿入されることができる、挿入された後に加えた力を解除すると自身の弾性によって一対のロッド41が互いに広がりながら一対のフック42が通孔13の隣接面に係止されることができる。
このような構造によって固定ハウジング10と回転ハウジング30は互いに結合されることができ、特に回転ハウジング30は固定ハウジング10に対して正反方向に回転可能に固定ハウジング10と結合されることができる。
上記のように、二つの部品である固定ハウジング10と回転ハウジング30で、紐Lは固定ハウジング10の一側に形成された第1紐通孔15aに挿入されて、一対の回転許容掛け金40の間に形成された空間である巻取部、即ち、一対のロッド41の間の空間である巻取部を経由した後、固定ハウジング10の他側に形成された第2紐通孔15bから取り出されるように装着される。
参考に、上記では、巻取部を一対の回転許容掛け金40の間に形成された空間と説明したが、実質的に巻取部は一対の回転許容掛け金40の間の空間と一対のロッド41を含んで解釈することが好ましい。これは紐Lの設置の時、紐Lが貫通する部分は一対のロッド41の間の空間であるが、後で紐Lが巻き取られる部分は一対のロッド41であるからである。しかし、一対のロッド41に別途の巻取用突起(図示せず)をさらに設ける場合、この巻取用突起が巻取部の役割を代替することができる。
このように装着された後、固定ハウジング10に対して回転ハウジング30を一方向に回転させると、紐Lが一対のロッド41の外面に巻き取られるため、全般的に紐Lの長さは短くなり、反対に回転ハウジング30を他方向に回転させたり、若しくは、両側に露出された紐Lの両方を反対方向に引っ張ると自動に回転ハウジング30が他方向に回転されると、紐Lが解けて紐Lの長さが長くなる。
一方、このような構造において、固定ハウジング10と回転ハウジング30の中の何れか一つ、或いは両方とも軟性のプラスチックで製作され、また第1板体11及び第2板体31の板面に複数の切取孔12、32が形成されることによって、固定ハウジング10と回転ハウジング30は図2の点線のように、互いに接近する方向に弾性的に曲げられることができる。
即ち、使用者が両指で固定ハウジング10と回転ハウジング30を握って押すと、固定ハウジング10と回転ハウジング30が互いに接近する方向である図2の点線方向に曲がるが、この場合、力が解除されると、固定ハウジング10と回転ハウジング30に元々の方向に復元しようとする弾性が作用することによって紐Lが堅固に巻き取られることができる条件を形成する。従って、製作の時に、固定ハウジング10と回転ハウジング30の接近距離、或いは固定ハウジング10と回転ハウジング30の弾性程度などを適切に設計する場合、紐Lの巻取程度を適切に調節することができる。
これについて、より詳しく説明すると、固定ハウジング10と回転ハウジング30を単純に結合させる場合には、その間で巻き取られた紐Lが、任意に巻取が解除される(解ける)現象が発生する場合もあるが、固定ハウジング10や回転ハウジング30の中の何れか一つが、若しくは、固定ハウジング10と回転ハウジング30両方とも前述した弾性力を有するようにしながらこれらを結合させると、固定ハウジング10と回転ハウジング30が結合された後に固定ハウジング10と回転ハウジング30が互いに離間される方向に弾性力が続いて形成されるため、回転許容掛け金40に巻き取られた紐Lが、力がなくても任意に巻取が解除される(解ける)現象を阻止することができる。
一方、固定ハウジング10と回転ハウジング30が互いに結合される結合領域をよく説明すると、固定ハウジング10と回転ハウジング30の第1スカート15及び第2スカート35には互いに噛み合う突起部16と突起溝36が形成されている。
本実施形態において、突起部16は固定ハウジング10に、また突起溝36は回転ハウジング30に形成されているが、その位置は相互に変えてもよい。
本実施形態では、便宜上、前記固定ハウジング10と回転ハウジング30が突起部16と突起溝36によって互いに結合されることについて説明したが、本発明はこれに限定されず、前記固定ハウジング10と回転ハウジング30の第1スカート15及び第2スカート35にそれぞれ互いに歯形噛合される第1歯形と第2歯形が形成されている構造に形成されてもよく、また前記歯形はねじ型またはギア型でもよい。
また前記第1歯形及び第2歯形はそれぞれ固定ハウジング10の第1スカートの内周面及び回転ハウジング30の第2スカートの外周面に形成されることができ、固定ハウジング10の第1スカートの外周面及び回転ハウジング30の第2スカートの内周面に形成されることができる。また前記第2歯形(または第1歯形)は、第1歯形(または第2歯形)と互いに噛み合う構造ではない、可撓性(flexible)のねじ型またはギア型であってもよい。
さらに、前記固定ハウジング10の第1スカートの内周面に形成する第1歯形は両方向に回転可能な構造の歯形を上側に、1方向(紐が巻き取られる方向)にのみ回転可能な構造の歯形を下側に、上下に配置して形成することもできる。このような構造で第1歯形を形成する場合、使用者が回転ハウジング30に所定の力を加えて上方向に引っ張って回転ハウジング30を固定ハウジング10から所定の距離離間させる場合、回転ハウジング30の第2歯形が固定ハウジング10の両方向に回転可能な構造の上側第1歯形に対応し、これによって使用者が回転ハウジング30を容易に紐Lが巻き取られる方向及び巻取が解除される方向に回転させることができる。
反対に、上記のような状態で、使用者が前記回転ハウジング30に所定の力を加えて下方に押して回転ハウジング30と固定ハウジング10の離間を解除する場合には、回転ハウジング30の第2歯形が固定ハウジング10の第1方向(紐が巻き取られる方向)のみに回転可能な構造の下側第1歯形と対応し、これによって巻き取られた紐Lが解除されることを防止することができる。
また、本実施形態では固定ハウジング10の第1スカート部15は回転ハウジング30の第2スカート部35の内側に位置されることができる。即ち、回転ハウジング30の第2スカート部35が固定ハウジング10の第1スカート部15の外面を部分的に覆う形態になるようにしている。しかし、これとは反対の構造が適用されることもできるが、これについては後で詳細に説明する。
また、図1及び図2によれば、突起部16を固定ハウジング10に四つ設けているが、突起部16は一つ設けてもよく、このような場合、回転ハウジング30に設けられる突起溝36は円周方向に沿って複数設けることが好ましい。
このように、突起部16は一つ、また突起溝36は円周方向に沿って複数設けられる場合、突起部16と突起溝36とが噛み合う位置によって回転ハウジング30の回転角度を段階的に調節できるので、回転ハウジング30の回転角によって紐Lが巻かれたり解ける長さが分かることができ、また他の效果を提供できるとともに、突起部16と突起溝36の結合力によって紐Lが任意に解ける現象を予防するのに役に立つことができる。
このような構成によって、図3のように、固定ハウジング10と回転ハウジング30を互いに結合させる前に紐Lを予め対応する位置に嵌め込み、図4のように、固定ハウジング10と回転ハウジング30を互いに結合させる。
その後、固定ハウジング10に対して回転ハウジング30を一方向に回転させると、紐Lが一対のロッド41の外面に巻き取られるので、全般的に紐Lの長さは短くなりながら、紐Lの長さが調節される。
反対に、回転ハウジング30を他方向に回転させたり、両側に露出された紐Lの両方を反対方向に引っ張ると自動に回転ハウジング30が他の方向に回転され、それによって、紐Lが解けて紐Lの長さが長くなりながら、紐Lの長さが調節される。
このように、本実施形態によれば、より簡単で且つ単純な構造を有しながらも、便利で且つ效果的に紐の長さを調節できる。
図6は本発明の第3実施形態による紐長さ調節装置に対する分解側面図である。
この図面によれば、一対のロッド41には一対のロッド41の端部に形成された一対のフック42の他に、一対のロッド41の長手方向に沿って互いに離間する複数のフック42aがさらに設けられている。
このように複数のフック42aがさらに設けられる場合、固定ハウジング10に対する回転ハウジング30aの接近距離を調節しながら、固定ハウジング10と回転ハウジング30aとの間に発生される弾性力を調節できるので、紐Lの巻取力を任意に調節することができる。
即ち、固定ハウジング10に対して回転ハウジング30aをさらに深く押して固定ハウジング10と回転ハウジング30aを結合させると弾性力が高くなるので、紐Lが任意に巻取解除される現象をより防止させることができるという利点がある。
複数のフック42aの数は任意に調節可能であるので、図示されたものが本発明の権利範囲を制限することはできない。
図7は本発明の第4実施形態による紐長さ調節装置に対する分解側面図である。
この図面によれば、前述した実施形態とは反対に、突起部36aが回転ハウジング30bに、また突起溝16aが固定ハウジング10bに形成されており、このように構成しても動作には全く差し支えがない。
ただ、図7のように形成される場合には、固定ハウジング10bや回転ハウジング30bの中の何れか一つの一側でバリ部17がさらに形成されて、他の一つの外面を部分的に覆う形態になり、そうしてこそ固定ハウジング10bと回転ハウジング30bとの間に安定的な結合を誘導することができる。本実施形態の場合、バリ部17を固定ハウジング10bに形成している。
図8は本発明の第5実施形態による紐長さ調節装置に対する図面である。
本実施形態による紐長さ調節装置は、回転ハウジング30の外側面に回転ハウジング30の内部への挿入及び外部への引き出しが可能な補助取っ手50がさらに備えられることを特徴とする。
補助取っ手50は、回転ハウジング30の外側面に少なくとも一つ備えられることができ、補助取っ手50が必要でない場合には、回転ハウジング30の外側面に備えられた補助取っ手孔51の内部に押し入れて挿入された状態に保持し、必要の時、即ち、紐の巻取が必要な場合には、回転ハウジング30の内部から適切な長さだけ補助取っ手50を引き出して回転ハウジング30を容易に回転させることができる。
前記補助取っ手50は回転ハウジング30の外側面に一つ備えてもよく、互いに対称となる位置に二つ備えてもよい。必要に応じては所定の間隔で三つ以上が備えられることもできることは勿論である。
また前記補助取っ手孔51に補助取っ手50を容易に挿入、引き出すために補助取っ手孔51の隣接面及び/または補助取っ手の一端に溝を形成してもよい。また、前記補助取っ手50が補助取っ手孔51から完全に離脱することを防止するために、補助取っ手50と補助取っ手孔51の中の何れか一つまたはそれぞれに係止突起及び/または係止溝を形成してもよい。
以上、図面を参照して本発明について詳しく説明したが、本発明の権利範囲がこれに制限されるものではない。
前述した実施形態において、引用された図面は説明の便宜のために参照的に図示されただけであり、図面の形状が本発明の権利範囲を制限することはできない。従って、図示された板体の厚さや形状、スカート部の位置及び長さ、また突起部及び突起溝の形状及び位置、数などは適切に設計変更されることができる。
前述した実施形態の場合、固定ハウジング及び回転ハウジング両方に切取孔が形成されていると説明したが、固定ハウジング及び回転ハウジングに弾性力が付与できるのであれば、切取孔は形成しなくても構わない。ただ、切取孔が形成される場合には、固定ハウジング及び回転ハウジングに弾性力を付与するのにさらに好ましく、またそれだけ重量や材料費を低減することができるという利点がある。
このように本発明は記載された実施形態に限定されるのではなく、本発明の思想及び範囲を逸脱しないで多様に修正及び変形できることは、当該技術分野において通常の知識を有する者にとっては自明である。従って、このような修正例または変形例は本発明の特許請求の範囲に属すると言うべきである。

Claims (10)

  1. 中央の板面に通孔が形成されている固定ハウジングと;
    前記固定ハウジングの通孔に挿入される回転軸を備え、前記固定ハウジングに対して正反方向に回転可能に前記固定ハウジングと結合される回転ハウジングと;を含み、
    紐は前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の何れか一つの一側に形成された第1紐通孔に挿入されて、前記回転軸に形成された巻取部に巻き取られた後、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の何れか一つの他側に形成された第2紐通孔から取り出され、前記回転ハウジングの正反方向への回転の時、前記巻取部に巻取及び巻取が解除され、
    前記固定ハウジングと前記回転ハウジングが互いに結合される結合領域には、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の何れか一つに突起部が、また他の一つに突起溝が形成されていることを特徴とする紐長さ調節装置。
  2. 前記回転軸の端部にはストッパーが結合され、
    前記ストッパーには前記固定ハウジングの通孔より直径の大きい突出部が外周面に沿って備えられており、
    前記固定ハウジングと前記ストッパーの突出部との間には弾性部材であるワイヤーフォーミングが介在されていることを特徴とする請求項1に記載の紐長さ調節装置。
  3. 前記回転軸は一対の回転許容掛け金からなることを特徴とする請求項1に記載の紐長さ調節装置。
  4. 前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の少なくとも何れか一つは互いに接近する方向の反対方向に弾性バイアスされる弾性力を有するように製作され、
    前記一対の回転許容掛け金は互いに接近する方向の反対方向に弾性バイアスされる弾性力を有するように製作されることを特徴とする請求項3に記載の紐長さ調節装置。
  5. 前記固定ハウジングと前記回転ハウジングは板面に複数の切取孔が形成された軟性のプラスチック材質で製作されることを特徴とする請求項4に記載の紐長さ調節装置。
  6. 前記一対の回転許容掛け金は、
    前記通孔を貫通する一対のロッドと;
    前記一対のロッドの端部に設けられて、前記通孔の隣接面に係止及び係止が解除される一対のフックと;
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の紐長さ調節装置。
  7. 前記一対のフックは前記一対のロッドの長手方向に沿って互いに離間して複数設けられることを特徴とすると請求項6に記載の紐長さ調節装置。
  8. 前記第1紐通孔及び第2紐通孔は、それぞれ前記固定ハウジングのスカート部に形成されていることを特徴とすると請求項1に記載の紐長さ調節装置。
  9. 前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの結合の時、前記固定ハウジングと前記回転ハウジングの中の何れか一つの外面が他の一つの外面を部分的に覆う形態に結合されることを特徴とする請求項1に記載の紐長さ調節装置。
  10. 前記回転ハウジングの外側面には回転ハウジングの内部に挿入及び引き出しが可能な補助取っ手が少なくとも一つ備えられていることを特徴とする請求項1に記載の紐長さ調節装置。
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