JP5796630B2 - 排ガス用浄化触媒およびその製造方法 - Google Patents

排ガス用浄化触媒およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、排ガス用浄化触媒、特にはロジウムと金とからなる微粒子を担持する触媒及びその製造方法に関する。
近年、地球環境保護の観点から、排ガス規制が世界的に年々強化されている。この対応策として、内燃機関においては、排ガス浄化用触媒が用いられる。この排ガス浄化用触媒において、排ガス中のハイドロカーボン(以下、HCと略記することもある。)、COおよび窒素酸化物(以下、NOxと略記することもある。)を効率的に除去するために、触媒成分としてPt、Pd、Rh等の貴金属などが使用されている。
この排ガス浄化用触媒を用いた自動車、例えばガソリンエンジン車あるいはジーゼルエンジン車では触媒活性とともに燃費の向上を図るために種々のシステムが用いられている。例えば、燃費を上げるために定常運転中では空燃比(A/F)がリーン(酸素過剰)の条件で燃焼させ、触媒活性を向上させるために一時的にストイキ(理論空燃比、A/F=14.7)〜リッチ(燃料過剰)の条件で燃焼させている。
これは、従来公知のPt、Pd、Rh等の貴金属などの触媒は酸化条件でのNOx浄化性能が低く、浄化性能を高めるためにHCまたはCO等を加えることによる還元雰囲気を必要とするためである。この触媒活性への影響から、定常運転中でも空燃比(A/F)を大きくできず、前記貴金属などの触媒では燃費の向上に限界がある。
このように従来公知の貴金属などの触媒では、浄化用触媒を一時的に還元雰囲気にするための燃料と、エンジンでの空燃比(A/F)を低くすることとが必要であり、自動車用エンジンを始め内燃機関の燃費を向上するために、例えば、ストイキ雰囲気下でNOx浄化性能を発揮することのできる新たな浄化用触媒が求められている。
NOx浄化用触媒の性能向上について種々の改良の試みがなされている。
特許文献1は、金属酸化物からなる担体と、前記担体に担持された金属粒子とを備える排ガス浄化用触媒であって、前記金属粒子が、Pt、Ag、Mn、Fe及びAuからなる群から選択される少なくとも一種の第一の金属と、Pd、Rh、Ir及びRuからなる群から選択される少なくとも一種の第二の金属との固溶体からなり、前記金属粒子の平均一次粒子径が1.5nm以下であり、且つ、前記金属粒子における1次粒子毎の金属組成比の標準偏差が10%以下であることを特徴とする排ガス浄化用触媒を記載する。
しかし、特許文献1は、固溶体としてのPtおよびPdの金属粒子を記載するものの、例えば、ロジウムの酸化防止、NOx浄化温度の低温化などについて何ら具体的に開示していない。
特開2010−194384号公報
自動車用排気ガス触媒において、ロジウムはO共存下でもNOx還元能に優れることが知られており、ガソリンエンジン用三元触媒として欠かせない元素である。しかし、ロジウムは希少金属で非常に高価な上に価格変動が激しいことなどから、ロジウムの使用を低減する技術の開発が強く望まれている。また、ロジウムは、酸化されると活性が低下するため、ロジウムの酸化を防具ことが求められている。さらにNOx還元温度を低温化することが求められている。
本発明の態様は、以下のようである。
(1) ロジウムと金とからなる二元素微粒子を担持した排ガス浄化触媒であって、該二元素微粒子中において、該ロジウムと該金とが分相してなり、該ロジウム:該金の比率が30〜99.9原子%:70〜0.1原子%である、排ガス浄化触媒。
(2) 該ロジウム:該金の比率が90〜99原子%:10〜1原子%である、(1)に記載の排ガス浄化触媒。
(3) 該二元素微粒子の平均一次粒径が、2nm〜5nmである、請求項1または2に記載の排ガス浄化触媒。
(4) ロジウム塩および金塩を含む混合溶液に有機化合物系還元剤を添加することにより、ロジウムと金とが分相してなる二元素微粒子を生成させ、次に該二元素微粒子を触媒に担持させることを含む、排ガス浄化触媒の製造方法であって、該還元剤が揮発性である、排ガス浄化触媒の製造方法。
(5) 該二元素微粒子の貧溶媒による沈殿操作を含まない、(4)に記載の排ガス浄化触媒の製造方法。
本発明の態様により、ロジウムの酸化を防ぎ、NOx浄化開始温度を低下させた排ガス浄化触媒およびその製造方法を提供することが可能となる。
図1は、本発明に係る触媒と比較例1の触媒について、金に対するロジウムの原子%比率に対して、NOxの50%浄化温度(℃)をプロットしたグラフである(Rhの比率とNO浄化開始温度の関係(Rh量=0.1wt%))。 図2は、本発明に係る触媒のエネルギー分散型X線分析装置付走査透過型電子顕微鏡(STEM−EDX)写真を示す図である。 図3は、図3中の各測定点1〜7について、STEM−EDX解析によるRh:Auそれぞれの原子%の測定結果を示す図である(担体に担持したRh−Au(Rh:Au=97:3)ナノ粒子のSTEM−EDX分析結果)。 図4は、本発明に係る触媒のXRD解析の結果を示す図である(Rh:Au=97:3のXRDプロファイル)。 図5は、本発明に係るRh:Auの比が97原子%:3原子%である触媒および比較例1の触媒について、浄化温度に対するNOxの浄化率をプロットしたグラフである。 図6は、本発明に係る触媒と比較例1の触媒などについて、COパルス測定を行った結果を示す図である。 図7は、本発明に係る二元素微粒子の製造プロセスを模式的に示す図である。
本発明者らは、鋭意努力した結果、分相しているロジウムと金とからなる二元素微粒子を担持する排ガス触媒が、NOx還元能において優れた特性を示すことを見いだし本発明に至ったものである。
本明細書中において、「微粒子」とは、ナノメートルサイズの平均一次粒径を有する粒子をいう。そして分相した微粒子とは、同一微粒子内に分相したそれぞれの元素からなる微粒子、または、それぞれの元素からなる微粒子の両者をいう。
本明細書中において、「分相」とは、2元素以上の金属が混合しているが、それぞれの金属が異なる相として存在していることをいう、したがって、例えば、固溶は、分相に含まれない。
本発明に係る触媒は、ロジウムと金との原子%比率が、ロジウム:金で、それぞれ30〜99.9%原子%:70〜0.1原子%であり、特に、ロジウム:金の比率が、好ましくは90〜99%原子%:10〜1原子%、特に好ましくは、約97%原子%:約3原子%であって、この場合に、NOx触媒として低温で高活性を示すものである。
何らかの理論に拘束されることを意図しないが、金に対するロジウムの比率が、30原子%未満になると、金がロジウムの活性点数を被覆するため活性が低下してしまい、99.9%を超えると、金によるロジウムの酸化防止点数が少なくなってしまうため、NOx浄化温度がより低下しないと考えられる。
本発明に係るロジウムと金とからなる二元素微粒子は、ロジウムと金とが分相してなることを特徴としている。
従来、ロジウムは、酸化物状態では低活性であることが問題であった。しかし、本発明に係る二元素微粒子においては、何らかの理論に拘束されることを意図しないが、ロジウムと金とを触媒中において近傍に存在させること、さらに金を局在させることで、驚いたことに、ロジウムの近傍に存在する局在した金がロジウムの酸化失活を抑制し、NOx還元能に優れるものと考えられる。
そして、何らかの理論に拘束されることを意図しないが、下記に詳細を示すように、ロジウムの近傍に金が存在するだけでは足らず、固溶はむしろ活性点表面積を小さくしてしまうものであって、ロジウムと金とが固溶ではなく、分相していることにより、ロジウムの酸化を抑制できているものと考えられる。
さらに、本発明に係る微粒子は、非常に小さな一次粒径を有することができ、具体的には約6nm以下、約5nm以下、約4nm以下、および約1.5nm超、約2nm以上、約3nm以上の平均一次粒径を有することができる。ここで、本発明において「平均一次粒径」とは、特に断りのない限り、粉末X線回折の半価幅測定による結晶子径算出法を用いて算出した粒径のことをいうものである。
このように、本発明に係る二元素微粒子では、例えば、非常に小さな一次粒径を有する微粒子中といった、近傍にロジウムと金との両方の元素が分相して共存しているため、二元素微粒子による効果と、異種金属の分相による効果との両方の効果が期待できるものである。
さらに、本発明に係る態様では、このようなロジウムと金とが分相してなる二元素微粒子を含む排ガス浄化用触媒の製造方法がさらに提供される。
本発明者らは、ロジウム塩および金塩を含む混合溶液に、強還元剤ではなく、穏和な還元剤であって揮発性である有機化合物系還元剤を添加することにより、ロジウムと金とが原子レベルで分相してなる二元素微粒子を生成することができることを見出した。
図7は、本発明に係る二元素微粒子の製造プロセスを模式的に示す図である。なお、理解を容易にするため、強還元剤を用いた方法についても図7に併せて示している。
図7を参照すると、まず、ロジウム塩と金塩が1つ又は複数の溶媒中に溶解され、Rh3+イオン11とAu3+イオン12、さらには下記で説明する任意選択的保護剤13を含む混合溶液が調製される。そして、これらのイオン11及び12と保護剤13によって錯体14が形成される。還元剤として有機化合物系還元剤ではなくホウ素系還元剤を使用する場合には、混合溶液中に含まれるRh3+イオン11とAu3+イオン12が還元される。
何ら特定の理論に束縛されることを意図するものではないが、ホウ素系還元剤はその還元力が有機化合物系還元剤に比べて非常に強いために、還元剤としてホウ素系還元剤を使用することで、混合溶液中に溶解しているRh3+イオン11とAu3+イオン12の両イオンが同時に還元されてしまい、RhとAuが原子レベルで固溶した微粒子10が生成されてしまうと考えられる。
これに対し、還元剤として強い還元剤ではなく、比較的穏和な有機化合物系還元剤を使用した場合には、混合溶液中に含まれるRh3+イオン11とAu3+イオン12が還元される。その際、何らかの理論に拘束されることを意図しないが、有機化合物等の比較的弱い還元剤を用いた場合には、Rh3+イオン11に比べて還元されやすいAu3+イオン12が優先的に還元されて粒成長し、その結果として、RhとAuとが分相した、例えば、Au微粒子15とRh微粒子16をそれぞれ生成させることができると考えられる。
水溶液中25℃における標準電極電位が、Au3+→Au(s)でE°=1.50(V)、Rh3+→Rh(s)でE°=0.758(V)であることから、本発明に係る方法では、還元剤の水溶液中25℃における標準電極電位E°は、例えば、pH7において、−0.5以上のものを用いるとよいと考えられる。
何らかの理論に拘束されることを意図しないが、さらに上記有機化合物系還元剤が、揮発性であれば、生成した二元素微粒子は、一次凝集はするものの、生成した二元素微粒子の二次凝集を抑制し、単分散とすることができると考えられる。その結果として、本発明に係る方法により、RhとAuとが原子レベルで分相した、例えば、二元素微粒子15、16を得ることができると考えられる。
本発明に係る方法では、ロジウムと金とからなる二元素微粒子をナノメートルサイズの平均一次粒径を有する微小な二元素微粒子の形態で合成したことにより、上記のように、バルクの状態および固溶状態では、達成し得ない、金によるロジウムの酸化防止を達成できるものと考えられる。
本発明に係る方法によれば、ロジウム塩及び金塩としては、特に限定されないが、例えば、塩化物、硝酸塩等を使用することができる。
また、上記のロジウム塩および金塩を含む混合溶液において用いられる溶媒としては、これらの金属塩を溶解させることができる任意の溶媒、例えば、水などの水性溶媒や有機溶媒等を使用することができる。なお、本発明に係る方法では、ロジウム塩と金塩とは、最終的に得られる二元素微粒子中の所望のRh/Au比(モル比)に対応した量で溶媒中に適宜添加されればよい。特に限定されないが、一般的には、ロジウム塩と金塩とは、最終的に得られる二元素微粒子中のロジウムと金とのモル比を任意の比率になるように上記の溶媒中に添加することができる。
本発明に係る有機化合物系還元剤としては、穏和な還元剤として作用すれば、特に制限なく、ケトン、エステル、アルコールなどを使用できる。例示的アルコールとしては、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノールなどの直鎖および分枝鎖異性体を含むアルキル基の炭素数が約1〜約5の低級アルコールなどを挙げることができる。水溶液中25℃における標準電極電位E°が、例えば、pH7において、−0.5以上であると適し、0以上であるとさらに適する。
なお、本明細書中において揮発性とは、1.013×10Pa下において、約120℃以下の沸点を有するものをいい、上記有機化合物系還元剤の中から、適宜選択することにより使用できる。
さらに本発明に係る方法が、工程として、例えば、溶解度の低い貧溶媒を使用する工程を含まなければ、生成した二元素微粒子のさらなる二次凝集を避けることができ、好ましい。
本明細書中において、貧溶媒とは、金塩、ロジウム塩およびこれらの反応生成物が溶解および/または分散している水溶液中に、加えられた場合に、溶液中においてこれらの塩の加えられた溶媒への溶解度が低いことにより、目視上認識できる程度の二次凝集した粒子による、曇り、不透明さ、沈殿等を生じる溶媒をいう。
例えば、強還元剤であるホウ素系還元剤を使用した場合には、溶液中にホウ素系還元剤が残留しており、これは当該溶液を単に乾燥等させただけでは十分に分解除去することができない。そこで、ホウ素系還元剤を用いてロジウムイオンと金イオンを同時還元した後、これを多量のアセトン等を用いて精製処理することが、通常行われる。しかし、アセトンを加えることにより、貧溶媒沈殿を生じてしまう場合があるため問題となる。一方、本発明に係る有機溶媒系還元剤を用いた場合には、貧溶媒を用いないため、かかる沈殿を避けることができ、生成した二元素微粒子のさらなる二次凝集を防いだ単分散を行うことが可能となっている。
任意選択的に、本発明に係る方法では、当該方法により生成する二元素微粒子の表面に配位又は吸着して微粒子同士の凝集や粒成長を抑制しかつ安定化させる目的で、ロジウム塩及び金塩を含む混合溶液に保護剤を任意選択で添加してもよい。このような保護剤としては、金属コロイドの保護剤として公知の任意のものを使用することができる。例えば、有機高分子や、低分子でも窒素、リン、酸素、硫黄等のヘテロ原子を含み配位力の強い有機化合物を保護剤として使用することができる。有機高分子の保護剤としては、ポリアミド、ポリペプチド、ポリイミド、ポリエーテル、ポリカーボネート、ポリアクリロニトリル、ポリアクリル酸、ポリアクリレート、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、ヘテロ環ポリマー、及びポリエステル等の高分子化合物を使用することができる。特に好ましくは、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピリジン、ポリアクリルアミド等を使用することができる。このような保護剤を上記の混合溶液に添加することで、得られる二元素微粒子の大きさをより確実にナノメートルサイズに制御することが可能である。
本発明に係る二元素微粒子を担持させる担体としては、ロジウムと金とからなる二元素微粒子の機能を損なわなければ特に制限なく、例えば、アルミナ−セリア−ジルコニア固溶体、アルミナなどの知られた担体を使用できる。
なお、上記の例は、本発明に係る二元素微粒子の単なる一応用例に過ぎない。したがって、本発明に係る排ガス浄化用触媒は、排ガス浄化用触媒等の用途だけでなく、例えば、電子伝導体、光増感剤、酸化還元触媒など、幅広い分野の用途に適用することが可能である。
本発明が実施形態により、制約されることを意図しないが、より理解の助けとするために、以下に、例示的に実施例および比較例を記載する。
(合成例1:分相したロジウムと金とからなる微粒子(Rh:Au=97(原子%):3(原子%)の合成)
1Lのセパラブルラスコに6.7g(60.0mmol)のポリビニルピロリドン(PVP) K−25(平均重量分子量35000、製造メーカー名:ナカライテスク(株)、品番;9003−39−8)を入れ、イオン交換水75mlで完全に溶解させた。次に、0.045mmolのHAuCl(製造メーカー名:田中貴金属工業(株))と1.455mmolのRhCl(製造メーカー名:田中貴金属工業(株))および675ml(1.455mmol)の1−プロパノール(製造メーカー名:ナカライテスク(株)、品番;71−23−8)を加えた。これを100℃のバス温においてNでバブリングしながら2時間加熱・還流し、次に反応溶液を室温まで放冷した。
(参考合成例1:Rh微粒子の合成)
1Lのセパラブルフラスコに、6.7g(60.0mmol)のPVP K−25を入れ、イオン交換水375mlで完全に溶解させた。次に1.5mmolのRhClおよび375mlのエタノールを加えた。これを100℃のバス温において2時間加熱・還流した後、反応溶液を室温まで放冷させた。溶液の量が50ml程度になるまで濃縮し、微粒子分散液を得た。
(実施例1)
(微粒子担持触媒の合成)
50mlの得られた微粒子分散液を300mlのビーカーに入れ、水を加えて約100mlに希釈した後、マグネチックスターラーで攪拌した。別のビーカーに(担持濃度0.1wt%で)94.8gの担体粉末(アルミナ−セリア−ジルコニア固溶体、製造メーカー名:(株)キャタラー)を入れ、水を約50ml加えて分散させた。これを水で希釈した微粒子分散液に加えて、約150℃で加熱攪拌することにより分散媒を除去した。
次に120℃で12時間乾燥させた後、乳鉢で粉砕し、空気中において30時間300℃で焼成することにより、担持触媒粉末を得た。この粉末を98MPaで高圧成型することにより直径約2〜約5mm、厚さ約2〜約5mmの粒状のペレット試料を作製した。
(比較例1:固溶したロジウムと金とからなる微粒子(Rh:Au=97(原子%):3(原子%)の合成)
500mLのセパラブルフラスコに、60.0mmolのPVP K−25を入れ、イオン交換水200mLで完全に溶解させた。0.045mmolのHAuClと1.455mmolのRhClとを溶解させ、これを室温で攪拌しながら、イオン交換水50mLに溶解させた9.0mmolのNHBHを徐々に加えた。添加完了後さらに10分攪拌した後に、この溶液を2Lのビーカーに溶液を移し、アセトン1200mLを加えて6時間整置して生成物を自然沈殿させた。無色透明になった上澄み液を捨てて、残留するNHBHを除去した。次に黒色の沈殿物に100mLのエタノールを加えて、超音波洗浄器(製造メーカー:アズワン(株)、型番:USK−1)を用いて15分間分散させることにより、生成物を得た。得られた微粒子分散液を300mlビーカーに入れビーカーに入れ、水を加えて100mLに希釈した後、マグネチックスターラーで攪拌した。別のビーカーに94.8gの担体粉末(アルミナ−セリア−ジルコニア固溶体)を入れ、水を約50mL加えて分散させた。これを水で希釈した微粒子分散液に加えて約150℃で加熱攪拌することにより分散媒を除去した。次に120℃で12時間乾燥した後、乳鉢で粉砕し、空気中において30時間300℃で焼成することにより、担持触媒粉末を得た。これらの粉末を98MPaで高圧成型することにより実施例1と同様のペレット試料を得た。
(触媒活性評価)
上記の方法で担持・焼成した触媒ペレット2gを用いて、ガス条件:;CO 0.65%、C:1000ppm、NO:1500ppm、O:0.7%、CO:10%、HO:0.3%、残余N、総流量10L/分のモデルガスを流し昇温評価を実施した。その結果、(金に対する)ロジウムの原子%比率に対する、NOxが50%浄化される温度(℃)をプロットしたグラフ(図1)に示されように、実施例1の試料は、比較例1の試料に対し、全Rh原子%領域において、より低いNOxの50浄化温度を達成している。
対照的に、微粒子の生成において有機化合物系還元剤の代わりに、より強い還元剤であるホウ素系還元剤を用いて、ロジウムと金とからなる二元素微粒子を分相ではなく、固溶体にしたものである比較例1の試料は、浄化温度が低下こそするものの、なんらピークを示さず、単調に低下するのみであって、しかも本発明に係る二元素微粒子より遙かに高い温度となっている。
さらに詳しく見てみると、実施例1の試料では、驚いたことに、金に対するロジウムの比率が30原子%を超えると、NOxの50%浄化温度が、約330℃から低下し始める。ロジウムの金に対する比率が増加するにつれて、この浄化温度は低下傾向を続け、93原子%から99原子%で300℃以下の値となり、さらにはロジウムの金に対する比率が約97原子%の場合に、最低温度である約290℃となっている。
(微粒子のSTEM−EDX分析)
実施例1の試料について、エネルギー分散型X線分析装置付走査透過型電子顕微鏡(STEM−EDX)(日立製HD−2000、加速電圧:200kV)による分析を行った。試料溶液をエタノールで希釈し、モリブデングリッドに滴下乾燥させたものを測定した。
担体に担持されたロジウムと金とからなる二元素微粒子のSTEM−EDX写真(図2)中に示された明るい部分は金を表わし、暗い色の部分はロジウムを表わしている。そしてこのSTEM−EDX写真から、実施例1のロジウムと金とからなる二元素微粒子の平均一次粒径は、約3.54nmと計測された。
(微粒子のロジウム:金の原子%比率の分析)
実施例1の試料について、ロジウム:金の原子%比率の測定を、図2中の写真の各測定点1〜7において行った。図3に示すように、測定点1、3では、Rh;Auの比が約0原子%超〜約20原子%未満:約100原子%未満〜約80原子超となっており、測定点4では、Rh;Auの比が40原子%:約60原子%となっており、測定点2では、Rh;Auの比が約70原子%:30原子%になっている。
そして、実施例1の試料では、Auの近辺にRhが存在し、中心部の組成はAuが多く、周辺部の組成はRhが多いAuコア−Rhシェル構造を有しており、試料全体として、ロジウム;金の比率=約97原子%:約3原子%をなしていることが理解できる。
(EDX分析)
実施例1の試料について、X線回折(XRD)(リガク製RINT2000)によって測定を行った。なお、具体的な測定条件は以下のとおりである。
測定方法: FT法(Fixed Time法)
X線源: CuKα
ステップ幅: 0.02deg.
計数時間: 0.5s
発散スリット(DS):2/3deg.
散乱スリット(SS):2/3deg.
受光スリット(RS):0.5mm
管電圧: 50kV
管電流: 300mA
図4に、実施例1の二元素微粒子のXRD解析結果を示す。図4中のAu(111)面とRh(111)面とのピークは、両者が固溶していれば1つになってしまうところ、それぞれ独立して存在しており、本発明に係るロジウムと金とからなる二元素微粒子が分相していることを示された。
(浄化温度に対するNOxの50%浄化率評価)
実施例1および比較例1の試料を用いて、(触媒活性評価)と同じ条件下でNOxの50%浄化率を測定した。浄化温度に対し浄化率(%)をプロットしたグラフ(図5)に示すように、400℃において、比較例1の試料が、約50%の転化率でピークを付けたのと対照的に、実施例1の試料は、比較例1の試料の、約2倍程度の100%の浄化率を達成することができ、優れた性能であることが示された。
(COパルス測定)
次に実施例1、比較例1、参考合成例1で得られた試料について、COパルス測定を、大倉理研製 R6015を用いて行った。酸化還元前処理温度は300℃、動作温度は50℃で測定した。測定試料にはAlに担持したRh微粒子、およびロジウムと金とからなる微粒子を使用し、担持濃度はRh量0.10wt%で測定を行った。
結果は、図6に示すように、実施例1の試料では、活性点表面積が約0.18(m/g)と多いのに対し、比較例1の試料では、実施例1に係る試料のみならず、参考合成例1のロジウムのみの約0.15(m/g)よりも圧倒的に少ない、約0.01(m/g)であることを示し、比較例1の試料では、固溶により、活性点表面積が失われてしまい、実施例1に係る試料では、分相により活性点表面積が高められていることが判明した。
本発明に係る排ガス浄化装置によれば、RhとAuとを用いたNOx浄化用触媒によって、NOx浄化活性を上げるための加熱温度を従来のように高い温度にする必要がなく、ストイキ雰囲気でもNOx浄化活性を有することから雰囲気を還元状態にするための燃料の使用が不必要になるか又は少なくとも大幅に低減することが可能となり、幅広い排ガス組成において高いNOx浄化性能を提供することができる。
10 微粒子
11 Rh3+イオン
12 Au3+イオン
13 保護剤
14 錯体
15 Au微粒子
16 Rh微粒子

Claims (5)

  1. ロジウムと金とを含有する微粒子を触媒担体上に担持した排ガス浄化触媒であって、前記微粒子中において、前記ロジウムと前記金とが分相してなり、前記ロジウム:前記金の比率が90〜99原子%:10〜1原子%である、排ガス浄化触媒。
  2. 前記微粒子の平均一次粒径が、2nm〜5nmである、請求項1に記載の排ガス浄化触媒。
  3. ロジウム塩および金塩を含む混合溶液に有機化合物系還元剤を添加することにより、ロジウムと金とが分相してなる二元素微粒子を生成させ、次に該二元素微粒子を前記触媒の触媒担体に担持させることを含む、請求項1に記載の排ガス浄化触媒の製造方法であって、該還元剤が揮発性である、排ガス浄化触媒の製造方法。
  4. 該二元素微粒子の貧溶媒による沈殿操作を含まない、請求項3に記載の排ガス浄化触媒の製造方法。
  5. 該微粒子が、ロジウムと金とからなる二元素微粒子である、請求項1に記載の排ガス浄化触媒。
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