JP2002102679A - 複合金属コロイド及びその製造方法 - Google Patents

複合金属コロイド及びその製造方法

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JP2002102679A
JP2002102679A JP2000300709A JP2000300709A JP2002102679A JP 2002102679 A JP2002102679 A JP 2002102679A JP 2000300709 A JP2000300709 A JP 2000300709A JP 2000300709 A JP2000300709 A JP 2000300709A JP 2002102679 A JP2002102679 A JP 2002102679A
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chloride
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Hiroto Hirata
裕人 平田
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Toyota Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F9/00Making metallic powder or suspensions thereof
    • B22F9/16Making metallic powder or suspensions thereof using chemical processes
    • B22F9/18Making metallic powder or suspensions thereof using chemical processes with reduction of metal compounds
    • B22F9/24Making metallic powder or suspensions thereof using chemical processes with reduction of metal compounds starting from liquid metal compounds, e.g. solutions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F1/00Metallic powder; Treatment of metallic powder, e.g. to facilitate working or to improve properties
    • B22F1/05Metallic powder characterised by the size or surface area of the particles
    • B22F1/054Nanosized particles
    • B22F1/0545Dispersions or suspensions of nanosized particles

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて微細な複合金属粒子から形成され、そ
の複合金属粒子中で元素が均一に分布し、触媒活性向上
等の固有の優れた性能が期待される複合金属コロイドを
提供する。 【解決手段】 複数の金属元素を含む複合金属粒子のコ
ロイドであって、前記複合金属粒子の粒子径は2〜15
nmであり、複数の金属元素が前記複合金属粒子内で実
質的に均一に分布することを特徴とする複合金属コロイ
ドである。好ましくは、前記複数の金属元素が、貴金属
と遷移金属からなる群より選択された少なくとも2種の
元素を含む。このような複合金属コロイドは、複数の金
属元素を含む、好ましくは界面活性剤を溶解させた液体
中の金属材料にレーザー光線を照射することによって製
造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の金属元素を
含む複合金属粒子のコロイドに関し、より詳しくは、複
合金属粒子が極めて微細な粒子径を有し、かつ複数の金
属元素が複合金属粒子内で実質的に均一に分布した複合
金属コロイド及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】白金、パラジウム、ロジウム等の貴金属
は、特有の高い触媒活性を有するため、自動車等の内燃
機関の排気ガスを浄化するための三元触媒等に広範囲に
使用されている。このような三元触媒等は、近年の排気
ガス規制強化に対応するため、触媒活性をさらに高める
ことが要求されているが、その一つの仕方として、特表
平10−501172号、特開2000−140644
号等のように、合金化した貴金属の粒子を含む複合貴金
属コロイドが提案されている。
【0003】こうしたコロイド中の金属粒子は、直径が
数nm(ナノメートル)と極めて微細であるため、極め
て広い活性表面積を提供することができ、さらに、合金
化されることで単体金属とは著しく電子状態の異なる表
面を提供することができる。したがって、従来の三元触
媒等の活性を大幅に高めることが期待される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複合金属コロイドにおいては、金属粒子中で元素が均一
に分布せずに偏在しており、このため、上述のような合
金化による電子状態の変化が十分に発現できていないこ
とが本発明者等によって確認された。したがって、本発
明は、極めて微細な複合金属粒子から形成され、その複
合金属粒子中で金属元素が均一に分布し、高い触媒活性
等の優れた性能が期待される複合金属コロイド及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の金属
からなる複合金属材料にレーザー光線を照射することに
より合成した複合金属粒子によって達成され、より詳し
くは、複数の金属元素を含む複合金属粒子のコロイドで
あって、前記複合金属粒子の平均粒子径は2〜15nm
であり、複数の金属元素が前記複合金属粒子内で実質的
に均一に分布することを特徴とする複合金属コロイドに
よって達成される。即ち、本発明の複合金属コロイド
は、含まれる複合金属粒子が2〜15nmの微細な粒子
径を有し、かつ従来の複合金属コロイドに含まれる複合
金属粒子とは全く異なり、複合金属粒子に含まれる金属
元素が全て粒子内で実質的に均一に分布した複合金属コ
ロイドである。こうした複合金属コロイドは、液体中の
複数の金属元素を含む金属材料にレーザー光線を照射す
ることによって得ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で指称する複合金属粒子中
に複数の金属元素が「実質的に均一に分布する」こと
は、複合金属粒子の中央領域と周辺領域の元素組成を分
析することによって確認することができる。具体的に
は、高分解能の透過型電子顕微鏡(TEM)とエネルギ
ー分散型X線分析装置(EDX)を用いて、電子線ビー
ムを細くは1nmの直径(数個の金属元素の大きさに相
当)まで絞って試料に照射し、その照射された部位から
放射される元素に固有なX線を半導体検出器によって分
光分析することで、その照射部位に存在する元素を定量
することができる。
【0007】この分析方法により、複合金属粒子に含ま
れるn種類の元素M1 、M2 、・・・Mn について、そ
の粒子の中央領域の元素組成と、周辺領域の元素組成を
それぞれ測定することができる。ここで、図1のよう
に、TEM像から、複合金属粒子の中央領域と周辺領域
を直交する2方向の粒子径R1 とR2 から定めたとき、
複数の金属元素が「実質的に均一に分布する」とは、中
央領域の平均の元素組成がCI1、CI2、・・・CInで、
周辺領域の平均の元素組成がCO1、CO2、・・・COn
あれば、CI1/CO1、CI2/CO2、・・・CIn/COn
比がいずれも0.75〜1.25であり、好ましくは
0.9〜1.1でり、より好ましくは0.92〜1.0
8であることを言う。
【0008】また、「実質的に均一に分布する」こと
は、複合金属粒子の中央領域の平均の元素組成CI1、C
I2、・・・CInと、全複合金属粒子の平均元素組成
T1、CT2、・・・CTnから評価することもでき、この
場合、複数の金属元素が「実質的に均一に分布する」と
は、CI1/CT1、CI2/CT2、・・・CIn/CTnの比が
いずれも0.75〜1.25であり、好ましくは0.9
〜1.1でり、より好ましくは0.92〜1.08であ
ることを言う。また、本発明の複合金属コロイドに含ま
れる複合金属粒子の平均粒子径とは、TEM像における
各複合金属粒子の最長径と最短径の算術平均をさらに個
数平均したものを意味し、本発明においてこの平均粒子
径は、2〜15nmであり、より好ましくは、2〜10
nmである。
【0009】このような複数の金属元素が「実質的に均
一に分布する」本発明の複合金属コロイドは、例えば、
複数の金属化合物を溶解した溶液から還元析出によって
複合金属粒子を析出させ、次いでその複合金属粒子にレ
ーザー光線を照射し、複合金属粒子中の金属元素を再配
列させることによって得ることができる。ここで、還元
析出法では、複数の溶解性金属化合物から金属粒子を析
出させる場合、酸化還元電位の高い方から還元されるた
め、一般に、酸化還元電位の高い原子が粒子の中央領域
に存在し、その周りに酸化還元電位の低い原子が存在す
るといったコア−シェル構造の複合金属コロイドが得ら
れる。
【0010】したがって、例えば、還元析出法で貴金属
と遷移元素を含む粒子を析出させた場合、貴金属がコア
が形成し、遷移金属がシェルを形成した複合金属コロイ
ドが生成する性向がある。しかしながら、こうした複合
金属コロイドにレーザー光線を照射すると、コロイド内
に極めて局所的なエネルギー供給を行うことができ、そ
れによって、コロイド状態を維持したままで複合金属粒
子内の原子の再配列が生じ、複数の金属元素が「実質的
に均一に分布する」複合金属コロイドが得られることが
本発明者によって見出されている。
【0011】この還元析出法において利用可能な溶解性
金属化合物としては、限定されるものではないが、塩化
白金酸、白金ジニトロジアンミン、塩化ロジウム、硝酸
ロジウム、塩化イリジウム、塩化ルテニウム、塩化パラ
ジウム、硝酸パラジウム、酢酸パラジウム、塩化金酸、
硝酸銀、塩化銀等の貴金属化合物、塩化ニッケル、塩化
鉄、塩化コバルト、塩化マンガン、塩化モリブデン、塩
化スカンジウム、塩化バナジウム、塩化イットリウム、
塩化亜鉛、塩化ニオブ、硝酸ニッケル、硝酸鉄、硝酸コ
バルト、硝酸マンガン、硝酸モリブデン、硝酸スカンジ
ウム、硝酸バナジウム、硝酸イットリウム、硝酸亜鉛、
硝酸ニオブ等の遷移金属化合物が挙げられる。
【0012】還元剤としては、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリ
ウム、チオ硫酸アンモニウム、メタ重亜硫酸ナトリウ
ム、メタ重亜硫酸カリウム、メタ重亜硫酸アンモニウ
ム、NaBH4 が例示される。
【0013】ここで、コロイド中の金属粒子が均一で微
細な粒子径を有するには、還元剤としてエタノール等の
アルコール類が適切であることが見出されている。ま
た、還元析出させる溶液中に、金属化合物の錯体を形成
させて金属化合物を不溶化させる添加剤や、金属粒子の
肥大化を防ぐ金属コロイドの安定剤が共存することが、
微細で均一な粒子径の金属粒子のコロイドを得るのに適
切なことが見出されている。
【0014】このような添加剤には、例えば、ポリビニ
ルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミン、
ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール等が挙
げられ、これらは、ポリマー分子中の窒素又は酸素の二
重結合が、上記の金属化合物の錯体形成を促進すると考
えられ、また、これらのポリマーは、析出した金属粒子
の肥大化を防ぐ作用があることが見出されている。
【0015】複数の金属元素を含む複合金属粒子のコロ
イドは、例えば、上記の複数の金属化合物を溶解させた
水溶液を調製し、この水溶液に、上記の還元剤とポリマ
ーを加え、常温で穏やかな攪拌下に置くことによって得
ることができる。そして、このようにして得られた複合
金属コロイドにレーザー光線を照射することにより、本
発明の複数の金属元素が実質的に均一に分布した複合金
属コロイドを得ることができる。図2は、レーザー光線
を照射する前後の、1つの複合金属粒子の中の原子配列
を示す模式図であり、図2(a) は、酸化還元電位の高い
金属原子が内側に、酸化還元電位の低い金属原子が外側
に配列したコア−シェル構造を示し、図2(b) は、それ
らの原子がレーザー照射によってランダムに再配列する
状態を示す。
【0016】また、本発明の複合金属コロイドは、液体
中の合金金属にレーザー光線を照射することによって得
ることもできる。例えば、複数の金属元素が均一に固溶
してなる金属塊に、液体中でレーザー光線を照射する
と、金属塊に極めて局所的なエネルギー供給を行うこと
ができ、それによって、金属塊が、均一な金属元素の分
布を維持したままで、極めて微細に破壊されて金属粒子
となり、金属コロイドが生成することが見出されてい
る。また、その液体に適切な界面活性剤が溶解されてい
ると、より粒子径が均一で安定な金属コロイドが得られ
ることが見出されている。
【0017】この界面活性剤としては、上記のポリビニ
ルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミン、
ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコールの他、
脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸エステル塩類、脂肪油
硫酸エステル塩類、脂肪族アミン硫酸塩類、脂肪アルコ
ール燐酸エステル塩類、脂肪族アミン塩類、第4アンモ
ニウム塩類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類等
のアニオン系、カチオン系、及びノニオン系の界面活性
剤等から広範囲に選択することができる。
【0018】本発明の複合金属コロイドを製造するのに
用いるレーザー光線は、局所的なエネルギー供給を目的
とするものであるため、レーザー光源、レーザー波長、
照射エネルギーは、特に限定する必要はない。例えば、
He−Neレーザー、アルゴンイオンレーザー、He−
Cdレーザー、CO2 レーザー、ルビーレーザー、YA
Gレーザー、色素レーザー等の各種レーザーを光源とす
ることができる。レーザー波長は、200〜800nm
のように広い範囲から選択することができ、より好まし
くは300〜600nmが一応の目安であり、また、レ
ーザー出力は、処理すべき金属粒子の量によって適宜選
択することができ、照射されるエネルギー量は、得られ
る複合金属コロイドの複合金属の質量を基準にすると、
0.1〜100kJ/g、好ましくは1.0〜10kJ
/gが一応の目安である。
【0019】なお、本発明の複合金属コロイドは、従来
の複合金属コロイドとは全く異なり、複合金属粒子内で
各元素が実質的に均一に分布しているため、極めて広い
活性表面積を提供することができると同時に、従来の複
合金属コロイドとは著しく電子状態の異なる表面を提供
することができる。したがって、高い触媒活性のみなら
ず、電気的特性を生かした半導体素子等への応用、生理
・薬理活性を生かした医薬品への応用、さらには無機・
有機ハイブリッド材料の基本コンポーネントとしての応
用等が期待される。
【0020】
【実施例】実施例1 塩化白金(II)酸(H2 〔PtCl4 〕)溶液(Pt換算
で0.500g(2.56×10-3モル)を含む)と塩
化ロジウム(III) (RhCl3 )溶液(Rh換算で0.
264g(2.56×10-3モル)を含む)を混合し、
さらに水を加えて全量を200gとした。次いで、ポリ
ビニルピロリドン11.47g(モノマーユニット換算
で0.1025モル、PtとRhの総モルの20倍)を
水200gとエタノール100gの混合溶媒に溶かし、
均一な溶液を調製した後、上記の溶液を混合し、25℃
で24時間にわたって攪拌した。
【0021】次いで、この混合溶液を95℃で6時間に
わたって加熱環流した後、ロータリーエバポレーターで
濃縮し、貴金属濃度1.331質量%(Pt0.871
質量%、Rh0.460質量%)のコロイド液を得た。
次いで、このコロイド液10mlをビーカーに入れ、磁
気スターラーで攪拌しながら波長532nmのレーザー
光線を1時間照射し、本発明の黒色のコロイド液を得
た。なお、この実施例1のコロイド液及び下記の実施例
2〜42で示すコロイド溶は、いずれも室温で1か月放
置しても沈殿等の変化を生じない安定なコロイド液であ
った。
【0022】実施例2 実施例1の塩化ロジウム(III) 溶液に代えて塩化パラジ
ウム(II)(PdCl2)溶液(Pd換算で0.273g
(2.56×10-3モル)を含む)を用いた以外は実施
例1と同様にして、貴金属濃度1.621質量%(Pt
1.048質量%、Pd0.572質量%)の本発明の
コロイド液を得た。
【0023】実施例3 実施例1の塩化ロジウム(III) 溶液に代えて塩化イリジ
ウム(III) (IrCl 3 )溶液(Ir換算で0.493
g(2.56×10-3モル)を含む)を用いた以外は実
施例1と同様にして、貴金属濃度2.158質量%(P
t1.087質量%、Ir1.071質量%)の本発明
のコロイド液を得た。
【0024】実施例4 実施例1の塩化ロジウム(III) 溶液に代えて塩化ルテニ
ウム(III) (RuCl 3 )溶液(Ru換算で0.259
g(2.56×10-3モル)を含む)を用いた以外は実
施例1と同様にして、貴金属濃度2.080質量%(P
t1.370質量%、Ru0.710質量%)の本発明
のコロイド液を得た。
【0025】実施例5 実施例1の塩化白金(II)酸溶液に代えて塩化パラジウム
(II)(PdCl2 )溶液(Pd換算で0.273g
(2.56×10-3モル)を含む)を用いた以外は実施
例1と同様にして、貴金属濃度1.080質量%(Pd
0.549質量%、Rh0.531質量%)の本発明の
コロイド液を得た。
【0026】実施例6 塩化金(III) 酸(H〔AuCl4 〕)溶液(Au換算で
0.504g(2.56×10-3モル)を含む)と塩化
白金(II)酸溶液(Pt換算で0.500g(2.56×
10-3モル)を含む)を混合し、さらに水を加えて全量
を200gとした。次いで、ポリビニルピロリドン1
1.47g(モノマーユニット換算で0.1025モ
ル、AuとPtの総モルの20倍)を水200gとエタ
ノール100gの混合溶媒に溶かし、均一な溶液を調製
した後、上記の溶液を混合し、25℃で24時間にわた
って攪拌した。
【0027】次いで、この混合溶液を95℃で6時間に
わたって加熱環流した後、ロータリーエバポレーターで
濃縮し、貴金属濃度2.305質量%(Au1.155
質量%、Pt1.150質量%)のコロイド液を得た。
次いで、このコロイド液10mlをビーカーに入れ、磁
気スターラーで攪拌しながら波長532nmのレーザー
光線を1時間照射し、本発明の黒色のコロイド液を得
た。
【0028】実施例7 実施例6の塩化白金(II)酸溶液に代えて塩化ロジウム(I
II) 溶液(Rh換算で0.264g(2.56×10-3
モル)を含む)を用いた以外は実施例6と同様にして、
貴金属濃度1.750質量%(Au1.150質量%、
Rh0.600質量%)の本発明のコロイド液を得た。
【0029】実施例8 実施例6の塩化白金(II)酸溶液に代えて塩化パラジウム
(II)溶液(Pd換算で0.273g(2.56×10-3
モル)を含む)を用いた以外は実施例6と同様にして、
貴金属濃度1.992質量%(Au1.294質量%、
Rd0.698質量%)の本発明のコロイド液を得た。
【0030】実施例9 実施例6の塩化白金(II)酸溶液に代えて塩化イリジウム
(III) 溶液(Ir換算で0.493g(2.56×10
-3モル)を含む)を用いた以外は実施例6と同様にし
て、貴金属濃度2.333質量%(Au1.180質量
%、Ir1.153質量%)の本発明のコロイド液を得
た。
【0031】実施例10 実施例6の塩化白金(II)酸溶液に代えて塩化ルテニウム
(III) 溶液(Ru換算で0.259g(2.56×10
-3モル)を含む)を用いた以外は実施例6と同様にし
て、貴金属濃度1.546質量%(Au1.022質量
%、Ru0.710質量%)の本発明のコロイド液を得
た。
【0032】実施例11 塩化白金(II)酸溶液(Pt換算で0.500g(2.5
6×10-3モル)を含む)に水を加えて全量を200g
とした溶液を調製した。次いで、ポリビニルピロリドン
2.86g(モノマーユニット換算でPtモルの10
倍)を水200gとエタノール100gの混合溶媒に溶
かし、均一な溶液を調製した後、上記の溶液を混合し、
25℃で24時間にわたって攪拌した。
【0033】次いで、この混合溶液を95℃で6時間に
わたって加熱環流した後、ロータリーエバポレーターで
濃縮し、Pt濃度2.33質量%のコロイド液を得た。
次いで、このコロイド液4.29gを採取し、水を加え
て全量を200gにした。この希釈したコロイド液に塩
化ニッケル(II)(NiCl2 )0.0166g(Pt/
Niのモル比=8/2)を加え、室温で24時間にわた
って攪拌した。次いで、このコロイド液10mlをビー
カーに入れ、磁気スターラーで攪拌しながら波長532
nmのレーザー光線を1時間照射し、本発明の黒色のコ
ロイド液を得た。
【0034】実施例12 実施例11の塩化ニッケル(II)に代えて塩化鉄(III)
(FeCl3 )0.0208gを用いた以外は実施例1
1と同様にして本発明のコロイド液を得た。
【0035】実施例13 実施例11の塩化ニッケル(II)に代えて塩化コバルト(I
I)(CoCl2 )0.0169gを用いた以外は実施例
11と同様にして本発明のコロイド液を得た。
【0036】実施例14 実施例11の塩化ニッケル(II)に代えて塩化マンガン(I
I)(MnCl2 )0.0161gを用いた以外は実施例
11と同様にして本発明のコロイド液を得た。
【0037】実施例15 塩化ロジウム(III) 溶液(Rh換算で0.264g
(2.56×10-3モル)を含む)に水を加えて全量を
200gとした溶液を調製した。次いで、ポリビニルピ
ロリドン2.86g(モノマーユニット換算でRhモル
の10倍)を水200gとエタノール100gの混合溶
媒に溶かし、均一な溶液を調製した後、上記の溶液を混
合し、25℃で24時間にわたって攪拌した。
【0038】次いで、この混合溶液を95℃で6時間に
わたって加熱環流した後、ロータリーエバポレーターで
濃縮し、Rh濃度2.75質量%のコロイド液を得た。
次いで、このコロイド液2.25gを採取し、水を加え
て全量を200gにした。この希釈したコロイド液に塩
化ニッケル(II)0.0166g(Rh/Niのモル比=
8/2)を加え、室温で24時間にわたって攪拌した。
次いで、このコロイド液10mlをビーカーに入れ、磁
気スターラーで攪拌しながら波長532nmのレーザー
光線を1時間照射し、本発明の黒色のコロイド液を得
た。
【0039】実施例16 実施例15の塩化ニッケル(II)に代えて塩化鉄(III)
0.0208gを用いた以外は実施例15と同様にして
本発明のコロイド液を得た。
【0040】実施例17 実施例15の塩化ニッケル(II)に代えて塩化コバルト(I
I)0.0169gを用いた以外は実施例15と同様にし
て本発明のコロイド液を得た。
【0041】実施例18 実施例15の塩化ニッケル(II)に代えて塩化マンガン(I
I)0.0161gを用いた以外は実施例15と同様にし
て本発明のコロイド液を得た。
【0042】実施例19 塩化パラジウム(II)溶液(Pd換算で0.273g
(2.56×10-3モル)を含む)に水を加えて全量を
200gとした溶液を調製した。次いで、ポリビニルピ
ロリドン2.86g(モノマーユニット換算でRdモル
の10倍)を水200gとエタノール100gの混合溶
媒に溶かし、均一な溶液を調製した後、上記の溶液を混
合し、25℃で24時間にわたって攪拌した。
【0043】次いで、この混合溶液を95℃で6時間に
わたって加熱環流した後、ロータリーエバポレーターで
濃縮し、Pd濃度1.12質量%のコロイド液を得た。
次いで、このコロイド液4.87gを採取し、水を加え
て全量を200gにした。この希釈したコロイド液に塩
化ニッケル(II)0.0166g(Pd/Niのモル比=
8/2)を加え、室温で24時間にわたって攪拌した。
次いで、このコロイド液10mlをビーカーに入れ、磁
気スターラーで攪拌しながら波長532nmのレーザー
光線を1時間照射し、本発明の黒色のコロイド液を得
た。
【0044】実施例20 実施例19の塩化ニッケル(II)に代えて塩化鉄(III)
0.0208gを用いた以外は実施例19と同様にして
本発明のコロイド液を得た。
【0045】実施例21 実施例19の塩化ニッケル(II)に代えて塩化コバルト(I
I)0.0169gを用いた以外は実施例19と同様にし
て本発明のコロイド液を得た。
【0046】実施例22 実施例19の塩化ニッケル(II)に代えて塩化マンガン(I
I)0.0161gを用いた以外は実施例19と同様にし
て本発明のコロイド液を得た。
【0047】実施例23 塩化ルテニウム(III) 溶液(Ru換算で0.259g
(2.56×10-3モル)を含む)に水を加えて全量を
200gとした溶液を調製した。次いで、ポリビニルピ
ロリドン2.86g(モノマーユニット換算でRuモル
の10倍)を水200gとエタノール100gの混合溶
媒に溶かし、均一な溶液を調製した後、上記の溶液を混
合し、25℃で24時間にわたって攪拌した。
【0048】次いで、この混合溶液を95℃で6時間に
わたって加熱環流した後、ロータリーエバポレーターで
濃縮し、Ru濃度1.45質量%のコロイド液を得た。
次いで、このコロイド液3.57gを採取し、水を加え
て全量を200gにした。この希釈したコロイド液に塩
化ニッケル(II)0.0166g(Ru/Niのモル比=
8/2)を加え、室温で24時間にわたって攪拌した。
次いで、このコロイド液10mlをビーカーに入れ、磁
気スターラーで攪拌しながら波長532nmのレーザー
光線を1時間照射し、本発明の黒色のコロイド液を得
た。
【0049】実施例24 実施例23の塩化ニッケル(II)に代えて塩化鉄(III)
0.0208gを用いた以外は実施例23と同様にして
本発明のコロイド液を得た。
【0050】実施例25 実施例23の塩化ニッケル(II)に代えて塩化コバルト(I
I)0.0169gを用いた以外は実施例23と同様にし
て本発明のコロイド液を得た。
【0051】実施例26 実施例23の塩化ニッケル(II)に代えて塩化マンガン(I
I)0.0161gを用いた以外は実施例23と同様にし
て本発明のコロイド液を得た。
【0052】実施例27 塩化金(III) 酸溶液(Au換算で0.504g(2.5
6×10-3モル)を含む)に水を加えて全量を200g
とした溶液を調製した。次いで、ポリビニルピロリドン
2.86g(モノマーユニット換算でAuモルの10
倍)を水200gとエタノール100gの混合溶媒に溶
かし、均一な溶液を調製した後、上記の溶液を混合し、
25℃で24時間にわたって攪拌した。
【0053】次いで、この混合溶液を95℃で6時間に
わたって加熱環流した後、ロータリーエバポレーターで
濃縮し、Au濃度2.64質量%のコロイド液を得た。
次いで、このコロイド液3.82gを採取し、水を加え
て全量を200gにした。この希釈したコロイド液に塩
化ニッケル(II)0.0166g(Au/Niのモル比=
8/2)を加え、室温で24時間にわたって攪拌した。
次いで、このコロイド液10mlをビーカーに入れ、磁
気スターラーで攪拌しながら波長532nmのレーザー
光線を1時間照射し、本発明の黒色のコロイド液を得
た。
【0054】実施例28 実施例27の塩化ニッケル(II)に代えて塩化鉄(III)
0.0208gを用いた以外は実施例27と同様にして
本発明のコロイド液を得た。
【0055】実施例29 実施例27の塩化ニッケル(II)に代えて塩化コバルト(I
I)0.0169gを用いた以外は実施例27と同様にし
て本発明のコロイド液を得た。
【0056】実施例30 実施例27の塩化ニッケル(II)に代えて塩化鉄マンガン
(II)0.0161gを用いた以外は実施例27と同様に
して本発明のコロイド液を得た。
【0057】実施例31 塩化イリジウム(III) 溶液(Ir換算で0.493g
(2.56×10-3モル)に水を加えて全量を200g
とした溶液を調製した。次いで、ポリビニルピロリドン
2.86g(モノマーユニット換算でIrモルの10
倍)を水200gとエタノール100gの混合溶媒に溶
かし、均一な溶液を調製した後、上記の溶液を混合し、
25℃で24時間にわたって攪拌した。
【0058】次いで、この混合溶液を95℃で6時間に
わたって加熱環流した後、ロータリーエバポレーターで
濃縮し、Ir濃度2.87質量%のコロイド液を得た。
次いで、このコロイド液3.43gを採取し、水を加え
て全量を200gにした。この希釈したコロイド液に塩
化ニッケル(II)0.0166g(Ir/Niのモル比=
8/2)を加え、室温で24時間にわたって攪拌した。
次いで、このコロイド液10mlをビーカーに入れ、磁
気スターラーで攪拌しながら波長532nmのレーザー
光線を1時間照射し、本発明の黒色のコロイド液を得
た。
【0059】実施例32 実施例31の塩化ニッケル(II)に代えて塩化鉄(III)
0.0208gを用いた以外は実施例31と同様にして
本発明のコロイド液を得た。
【0060】実施例33 実施例31の塩化ニッケル(II)に代えて塩化コバルト(I
I)0.0169gを用いた以外は実施例31と同様にし
て本発明のコロイド液を得た。
【0061】実施例34 実施例27の塩化ニッケル(II)に代えて塩化マンガン(I
I)0.0161gを用いた以外は実施例31と同様にし
て本発明のコロイド液を得た。
【0062】実施例35 Pt−Cu合金(Cu4.5質量%)の板状片を濃度
0.01モル/リットルのドデシル硫酸ナトリウム水溶
液の中に浸した。次いで、この合金のターゲットに対し
てレンズを使用して絞り込んだ波長532nmのレーザ
ー光線を10時間照射し、本発明の黒褐色のコロイド液
を得た。
【0063】実施例36 実施例35のドデシル硫酸ナトリウム水溶液に代えて濃
度1.0質量%のポリビニルピロリドン水溶液を用いた
以外は実施例35と同様にして本発明のコロイド液を得
た。
【0064】実施例37 実施例35のPt−Cu合金板状片に代えてPt3 Ti
合金の板状片を用いた以外は実施例35と同様にして本
発明のコロイド液を得た。
【0065】実施例38 実施例35のPt−Cu合金板状片に代えてPt3 Fe
合金の板状片を用いた以外は実施例35と同様にして本
発明のコロイド液を得た。
【0066】実施例39 実施例35のPt−Cu合金板状片に代えてPt2 Mo
合金の板状片を用いた以外は実施例35と同様にして本
発明のコロイド液を得た。
【0067】実施例40 実施例35のPt−Cu合金板状片に代えてPt2 V合
金の板状片を用いた以外は実施例35と同様にして本発
明のコロイド液を得た。
【0068】実施例41 実施例35のPt−Cu合金板状片に代えてPtFe合
金の板状片を用いた以外は実施例35と同様にして本発
明のコロイド液を得た。
【0069】実施例42 実施例35のPt−Cu合金板状片に代えてPtNb合
金の板状片を用いた以外は実施例35と同様にして本発
明のコロイド液を得た。
【0070】−組成分析− (1)上記の実施例1〜10の本発明の複合金属コロイ
ドに含まれる複合金属粒子の組成を分析し、表1に平均
粒子径と併せてまとめて示した。表1の組成(モル%)
は、実施例1〜10の2種類の貴金属を含む複合金属コ
ロイドについて、図1に示したような複合金属粒子の中
央領域と周辺領域の組成を、透過型電子顕微鏡(TE
M)とエネルギー分散型X線分析装置(EDX)を用い
て測定した結果である。ここで、この中央領域と周辺領
域の組成は、中央領域についてはTEM像を観察しなが
ら異なる5か所についての平均組成であり、周辺領域に
ついては同様にして異なる10か所についての平均組成
である。なお、下記に示す比較例1〜10と実施例11
〜42についても、同様にして平均組成を求めた。ま
た、表1に、得られた中央領域と周辺領域の組成値か
ら、各元素について、中央領域のモル%/周辺領域のモ
ル%の値を示した。この結果より、中央領域と周辺領域
の組成は殆ど同じであることが分かる。
【0071】(2)上記の実施例1〜10におけるレー
ザー光線を照射する前の複合金属コロイドについても、
同様にして、複合金属粒子の中央領域と周辺領域の組成
をTEMとEDXを用いて測定した。その結果を平均粒
子径と併せて表2に比較例1〜10として示す。この結
果より、比較例1〜10では、中央領域と周辺領域とで
組成が極めて異なっており、レーザー照射により、粒子
径は変化せずに組成が均一化されることが明らかに分か
る。
【0072】
【表1】
【0073】
【表2】
【0074】(3)表3は、貴金属化合物と遷移金属化
合物を用い、貴金属と遷移金属を含む複合金属コロイド
を作成した実施例11〜34の結果をまとめて示す。結
果より、貴金属と遷移金属の組み合わせであっても、均
一な組成の複合金属コロイドが得られていることが分か
る。
【0075】(4)表4は、均一な組成の金属塊に、液
体中でレーザー光線を照射して得られた複合金属コロイ
ドの結果をまとめて示す。この結果より、微細な粒子径
と均一な組成を有する本発明の複合金属コロイドが得ら
れており、均一組成の金属塊からその組成を保持して複
合金属コロイドが得られることが分かる。
【0076】
【表3】
【0077】
【表4】
【0078】−粒子形態− 実施例1で得られた複合金属コロイドに含まれる複合金
属粒子の、図面に代わるTEM写真を図3に示す。図3
から、複合金属粒子は、粒子径の分布もまた均一である
ことが分かる。
【0079】
【発明の効果】極めて微細な複合金属粒子から形成さ
れ、その複合金属粒子中で元素が均一に分布した複合金
属コロイドが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】複合金属粒子の分析領域を示すモデル図であ
る。
【図2】レーザー処理による原子配列の変化を示す模式
図である。
【図3】図面に代えて複合金属コロイドの金属粒子の構
造を示すTEM写真である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4G065 AA04 AB38X BA01 BB07 CA13 DA10 4G069 AA11 BB02A BB02B BC29A BC31A BC32A BC33A BC33B BC50A BC50B BC54A BC54B BC55A BC55B BC59A BC59B BC62A BC66A BC67A BC68A BC69A BC70A BC70B BC71A BC71B BC72A BC72B BC74A BC74B BC75A BC75B CA03 CA09 EB18X EB18Y EB19 4K017 AA08 BA02 BA10 EF05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の金属元素を含む複合金属粒子のコ
    ロイドであって、前記複合金属粒子の平均粒子径は2〜
    15nmであり、複数の金属元素が前記複合金属粒子内
    で実質的に均一に分布することを特徴とする複合金属コ
    ロイド。
  2. 【請求項2】 前記複数の金属元素が、貴金属と遷移金
    属からなる群より選択された少なくとも2種の元素を含
    む請求項1に記載の複合金属コロイド。
  3. 【請求項3】 前記複数の金属元素が、貴金属の群より
    選択された少なくとも1種の元素と、遷移金属の群より
    選択された少なくとも1種の元素を含む請求項1に記載
    の複合金属コロイド。
  4. 【請求項4】 液体中の複数の金属元素を含む複合金属
    粒子のコロイドにレーザー光線を照射することを特徴と
    する請求項1〜3に記載の複合金属コロイドの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 液体中の複数の金属元素を含む金属材料
    にレーザー光線を照射することを特徴とする複合金属コ
    ロイドの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記液体が界面活性剤を含む請求項5に
    記載の複合金属コロイドの製造方法。
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