JP5679399B2 - スクリーン印刷機および印刷ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品を実装する回路基板に、はんだを印刷するスクリーン印刷機および印刷ユニットに関する。
スクリーン印刷機は、回路基板のランド(回路電極部)に、はんだを印刷するために用いられる。通常、一台のスクリーン印刷機には、単一の印刷位置が設定されている。このため、一台のスクリーン印刷機は、回路基板を、一枚ずつしか処理できない。この点、特許文献1、2には、回路基板を二枚ずつ処理可能なスクリーン印刷機が開示されている。
近年、回路基板の生産ライン(回路基板の供給→回路基板へのはんだの印刷→回路基板への電子部品の実装、と連なる生産ライン)が、二線化される傾向がある。特許文献1、2のスクリーン印刷機は、単線の生産ラインにおいて、回路基板へのはんだの印刷だけを、一度に二枚ずつ行うためのものである。このため、特許文献1、2のスクリーン印刷機は、生産ラインの二線化には対応しにくい。
生産ラインの二線化に対応するためには、二台のスクリーン印刷機を用いる必要がある。図26に、二台のスクリーン印刷機が直列に並ぶタイプ(以下、適宜、「直列タイプ」と称す。)の生産ラインの模式図を示す。図27に、二台のスクリーン印刷機が並列に並ぶタイプ(以下、適宜、「並列タイプ」と称す。)の生産ラインの模式図を示す。図26、図27において、対応する部材は、同じ符号で示す。
まず、直列タイプの生産ラインについて説明する。図26に示すように、生産ライン105f、105rには、基板供給装置100と、第一スクリーン印刷機101と、第二スクリーン印刷機102と、電子部品実装機103と、が配置されている。基板供給装置100と第一スクリーン印刷機101と第二スクリーン印刷機102と電子部品実装機103とは、回路基板の搬送方向(左から右に向かう方向)に沿って、一列に連なっている。
第一スクリーン印刷機101は、前後方向に並ぶ二つの基板搬送部101f、101rを備えている。このうち、前方の基板搬送部101fにだけ、印刷位置109fが設定されている。第二スクリーン印刷機102は、前後方向に並ぶ二つの基板搬送部102f、102rを備えている。このうち、後方の基板搬送部102rにだけ、印刷位置109rが設定されている。
生産ライン105fを搬送される回路基板106fには、第一スクリーン印刷機101の印刷位置109fにおいて、はんだが印刷される。生産ライン105rを搬送される回路基板106rには、第二スクリーン印刷機102の印刷位置109rにおいて、はんだが印刷される。
次いで、並列タイプの生産ラインについて説明する。図27に示すように、生産ライン105f、105rには、基板供給装置100と、第一スクリーン印刷機101と、第二スクリーン印刷機102と、電子部品実装機103と、が配置されている。第一スクリーン印刷機101と第二スクリーン印刷機102とは、前後方向に並んで配置されている。
第一スクリーン印刷機101は、単一の基板搬送部110fを備えている。基板搬送部110fには、印刷位置111fが設定されている。第二スクリーン印刷機102は、単一の基板搬送部110rを備えている。基板搬送部110rには、印刷位置111rが設定されている。
生産ライン105fを搬送される回路基板106fには、第一スクリーン印刷機101の印刷位置111fにおいて、はんだが印刷される。生産ライン105rを搬送される回路基板106rには、第二スクリーン印刷機102の印刷位置111rにおいて、はんだが印刷される。
このように、従来は、二台のスクリーン印刷機(第一スクリーン印刷機101、第二スクリーン印刷機102)を用いることにより、生産ライン105f、105rの二線化に対応していた。
特開2000−168040号公報 特開2005−262689号公報
しかしながら、図26に示すように、第一スクリーン印刷機101、第二スクリーン印刷機102を直列に配置すると、その分、生産ライン105f、105rの左右方向全長(回路基板106f、106rの搬送方向全長)が長くなる。このため、工場のフロアに占める、生産ライン105f、105rの設置エリアが広くなる。つまり、スペース効率が低くなる。また、図27に示すように、第一スクリーン印刷機101、第二スクリーン印刷機102を並列に配置すると、その分、生産ライン105f、105rの前後方向幅(回路基板106f、106rの搬送方向に略直交する方向の幅)が広くなる。このため、やはりスペース効率が低くなる。このように、二台のスクリーン印刷機を用いるとスペース効率が低くなる。また、二台のスクリーン印刷機の奥行き寸法(前後方向幅)の関係上、生産ラインを構成するスクリーン印刷機のレーンを、直線状に配置できない。
また、回路基板106f、106rの段取り替え(生産する回路基板の種類の変更)の際においては、回路基板106f、106rの種類に応じて、バックアッププレート、バックアップブロックあるいはバックアップピン、スクリーンマスク、スキージなどの交換部品を、生産ライン105f、105rごとに、交換する必要がある。
ここで、第一スクリーン印刷機101、第二スクリーン印刷機102が直列に並んでいても(図26)、あるいは並列に並んでいても(図27)、生産ライン105fと生産ライン105rとは、前後方向に並んでいる。すなわち、二つの印刷位置109f、109r(図26)、二つの印刷位置111f、111r(図27)は、いずれも前後方向に並んでいる。
第一スクリーン印刷機101のハウジングには、交換部品の交換のため、通常、Y方向(作業スペース107f向き)に開口する交換口が設けられている。同様に、第二スクリーン印刷機102のハウジングには、交換部品の交換のため、通常、Y方向(作業スペース107r向き)に開口する交換口が設けられている。したがって、交換部品の交換を円滑に行うためには、前方の生産ライン105fに対しては、前方からオペレータ108fがアプローチする方が好ましい。また、後方の生産ライン105rに対しては、後方からオペレータ108rがアプローチする方が好ましい。
このため、交換部品の交換を円滑に行うためには、図26、図27に示すように、生産ライン105f、105rの前後方向に、二つの作業スペース107f、107rが必要になる。すなわち、広い作業スペース107f、107rが必要になる。この点からも、二台のスクリーン印刷機を用いるとスペース効率が低くなる。
スペース効率が低くなるのを回避するには、作業スペース107f、107rを単一にすればよい。しかしながら、作業スペース107f、107rを単一にすると、オペレータ108f、108rから遠い方の生産ライン105f、105rの交換部品を交換しにくい。具体的には、生産ライン105fの前方に居るオペレータ108fは、後方の生産ライン105rに配置された交換部品を交換しにくい。また、生産ライン105rの後方に居るオペレータ108rは、前方の生産ライン105fの印刷位置109f、111fの交換部品を交換しにくい。
したがって、仮に、作業スペース107f、107rを作業スペース107fだけにすると、生産ライン105fの前方に居るオペレータ108fが後方の生産ライン105rの交換部品を交換する際、作業の便宜のため、生産ライン105fを停止する必要がある。すなわち、本来、交換部品の交換を要しない生産ライン105fまで、停止する必要がある。このため、回路基板106f、106rの生産効率が低くなる。同様に、作業スペース107f、107rを作業スペース107rだけにした場合も、後方のオペレータ108rが前方の生産ライン105fの交換部品を交換する際、生産ライン105rを停止する必要がある。このため、回路基板106f、106rの生産効率が低くなる。
本発明のスクリーン印刷機および印刷ユニットは、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、スペース効率および生産効率が高いスクリーン印刷機および印刷ユニットを提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明のスクリーン印刷機は、所定の印刷位置において回路基板にはんだを印刷するスクリーン印刷機であって、前記回路基板の搬送方向をX方向、該X方向に略直交する略水平方向をY方向、該X方向および該Y方向に略直交する略垂直方向をZ方向として、前記印刷位置を有すると共に該Y方向に並ぶ複数のレーンと、該X方向に開口する交換口を有すると共に該印刷位置を囲むハウジングと、を備え、該回路基板の種類を変更する段取り替えの際、該交換口から複数の該レーンに配置される交換部品を交換可能なことを特徴とする。
ここで「レーン」とは、生産ラインの一部をいう。すなわち、回路基板の生産ラインには、一例として、X方向上流側から下流側に向かって、基板供給装置→スクリーン印刷機→電子部品実装機が配置されている。生産ラインのうち、基板供給装置に配置されている部分、スクリーン印刷機に配置されている部分、電子部品実装機に配置されている部分を、各々、レーンという。すなわち、生産ラインのうち、当該生産ラインを構成する各装置に分配されている各々の部分を、レーンという。
スクリーン印刷機のレーンは、印刷位置を有している。レーンにおいては、回路基板の印刷位置への搬入、印刷位置における回路基板へのはんだの印刷、回路基板の印刷位置からの搬出、が行われる。
本発明のスクリーン印刷機は、Y方向に並ぶ複数のレーンおよび複数の印刷位置を備えている。このため、生産ラインの複線化に対応することができる。また、複数の回路基板に、並行してはんだを印刷することができる。したがって、スクリーン印刷機のX方向全長(回路基板の搬送方向全長)、延いては生産ラインのX方向全長が長くなるのを、抑制することができる。このように、本発明のスクリーン印刷機は、スペース効率が高い。
また、本発明のスクリーン印刷機によると、段取り替えの際、交換口を介して、X方向(回路基板の搬送方向上流側、または下流側、または上流側および下流側)から交換部品を交換することができる。このため、オペレータは、スクリーン印刷機のY方向両側のうちどちらからでも、交換部品の交換作業を行うことができる。したがって、Y方向両側に関しては、いずれか片側にだけ、作業スペースを配置すればよい。この点においても、本発明のスクリーン印刷機は、スペース効率が高い。
また、本発明のスクリーン印刷機はX方向から交換部品を交換可能であるため、段取り替えの際、オペレータが、自身から離間したレーンの交換部品を交換する際、自身に近接したレーンを敢えて停止する必要がない。このため、本発明のスクリーン印刷機は、回路基板の生産効率が高い。
(1−1)好ましくは、上記(1)の構成において、前記交換口は、前記X方向上流側に開口している構成とする方がよい。回路基板の生産ラインには、一例として、X方向上流側から下流側に向かって、基板供給装置→スクリーン印刷機→電子部品実装機が配置されている。回路基板には、多種多様の多数の電子部品が実装される。このため、電子部品実装機は、複数台、X方向に連なる場合が多い。すなわち、スクリーン印刷機のX方向下流側には、複数の電子部品実装機が連なる場合が多い。これに対して、スクリーン印刷機のX方向上流側には、基板供給装置だけが配置される場合が多い。このように、スクリーン印刷機の下流側よりも、上流側の方が、配置される機器の数が少ない。この点、本構成のスクリーン印刷機の交換口は、X方向上流側に開口している。本構成によると、交換部品の交換作業が容易になる。
(2)好ましくは、上記(1)の構成において、前記交換部品は、前記はんだが通過するスクリーン孔を有し前記印刷位置において前記回路基板の前記Z方向上方に配置されるスクリーンマスク、該印刷位置において該スクリーンマスクの該Z方向上方に配置され該はんだを該スクリーン孔に押し込むスキージ、該印刷位置において該回路基板を下方から支持するバックアップ部材から選ばれる一種類以上である構成とする方がよい。
本構成において列挙される交換部品は、いずれも段取り替えの際、交換作業が煩雑なものばかりである。本構成によると、交換部品をX方向から交換することができる。このため、交換作業における作業負荷を、軽減することができる。
(3)好ましくは、上記(2)の構成において、前記回路基板を前記X方向に搬送し前記Y方向幅を拡縮可能な基板搬送部と、該基板搬送部の前記Z方向下方に配置され、前記交換口を介して、前記バックアップ部材を該X方向に出し入れするバックアップ部材搬送部と、を有する搬送モジュールを、複数有する構成とする方がよい。
バックアップ部材の交換作業においては、使用済み(段取り替え前)バックアップ部材の搬出作業、新たな(段取り替え後)バックアップ部材の搬入作業(兼組付作業)が必要になる。
搬出作業においては、バックアップ部材の構成部品がスクリーン印刷機の機内に脱落しないように、バックアップ部材をスクリーン印刷機の機外に搬出する必要がある。搬入作業(兼組付作業)においては、新たな回路基板の大きさ、回路基板下面の電子部品のレイアウト(両面実装の場合)などに応じて、バックアップ部材を構成する部品を、スクリーン印刷機の機内において組み付ける必要がある。
ここで、バックアップ部材は、回路基板の下方に配置されている。したがって、段取り替えの際、オペレータは、基板搬送部との干渉を避けながら、上記搬出作業、搬入作業(兼組付作業)を行う必要がある。このように、バックアップ部材の交換作業は煩雑である。
この点、本構成によると、使用済みバックアップ部材の搬出作業を、バックアップ部材搬送部により行うことができる。すなわち、交換口を介して、バックアップ部材を、X方向に、スクリーン印刷機の機外に搬出することができる。このため、バックアップ部材と基板搬送部とが干渉しない。
同様に、本構成によると、新たなバックアップ部材の搬入作業を、バックアップ部材搬送部により行うことができる。すなわち、交換口を介して、バックアップ部材を、X方向から、スクリーン印刷機の機内に搬入することができる。このため、バックアップ部材と基板搬送部とが干渉しない。
また、本構成によると、バックアップ部材の組付作業を、スクリーン印刷機の機外で行うことができる。すなわち、スクリーン印刷機の機外において、バックアップ部材を構成する部品を組み付けた後、上記搬入作業により、当該バックアップ部材を、スクリーン印刷機の機内に搬入することができる。このため、バックアップ部材と基板搬送部とが干渉しない。
(4)好ましくは、上記(3)の構成において、前記搬送モジュールは、前記X方向に延在する基板搬送用固定コンベアと、該基板搬送用固定コンベアの前記Z方向下方に配置され該X方向に延在するバックアップ部材搬送用第一固定コンベアと、を有する搬送用第一固定壁部と、該基板搬送用固定コンベアに前記Y方向に対向し該X方向に延在する基板搬送用可動コンベアを有し、該Y方向に移動可能な搬送用可動壁部と、該バックアップ部材搬送用第一固定コンベアに該Y方向に対向し該X方向に延在するバックアップ部材搬送用第二固定コンベアを有する搬送用第二固定壁部と、を有し、前記基板搬送部は、該基板搬送用固定コンベアと、該基板搬送用可動コンベアと、を有し、前記バックアップ部材搬送部は、該バックアップ部材搬送用第一固定コンベアと、該バックアップ部材搬送用第二固定コンベアと、を有し、前記バックアップ部材は、バックアッププレートと、該バックアッププレートから前記Z方向上方に突設され前記印刷位置において前記回路基板を下方から支持する支持体と、を有し、該バックアップ部材搬送用第一固定コンベアと該バックアップ部材搬送用第二固定コンベアとの間の該Y方向幅は、複数種類の該回路基板のうち該Y方向幅が最大の該回路基板を支持可能な該バックアッププレートの該Y方向幅に、対応している構成とする方がよい。
バックアップ部材は、バックアッププレートと、支持体と、を備えている。支持体は、バックアッププレートからZ方向上方に突設されている。支持体の形状、大きさ、位置(バックアッププレートにおけるXY座標)、配置数などは、支持対象となる回路基板の種類に応じて、適宜変更される。これに対して、バックアッププレートのY方向幅は、Y方向幅が最大の回路基板に合わせて、設定されている。本構成によると、バックアッププレートを、複数種類の回路基板に対して、共用化することができる。
また、バックアップ部材搬送用第一固定コンベアとバックアップ部材搬送用第二固定コンベアとの間のY方向幅は、Y方向幅が最大の回路基板を支持可能なバックアッププレートのY方向幅に、対応している。このため、Y方向幅が大きいバックアッププレートであっても、確実に搬送することができる。
また、基板搬送用固定コンベアと基板搬送用可動コンベアとの間のY方向幅は、変更可能である。このため、Y方向幅の異なる複数種類の回路基板を、搬送することができる。
(5)好ましくは、上記(4)の構成において、前記搬送用可動壁部は、前記基板搬送用可動コンベアの前記Z方向下方に、前記バックアップ部材搬送用第一固定コンベアに前記Y方向に対向し前記X方向に延在するバックアップ部材搬送用可動コンベアを有し、前記バックアップ部材を該X方向に出し入れする際、該搬送用可動壁部が該Y方向に移動し、前記搬送用第二固定壁部と該X方向に一列に並ぶことにより、該バックアップ部材搬送用可動コンベアと前記バックアップ部材搬送用第二固定コンベアとが該X方向に一列に並ぶ構成とする方がよい。
本構成によると、回路基板を搬送する際は、回路基板のY方向幅に応じて、搬送用可動壁部をY方向に移動させる。一方、バックアップ部材を搬送する際は、搬送用可動壁部が搬送用第二固定壁部とX方向に一列に並ぶ位置まで、搬送用可動壁部をY方向に移動させる。このように、搬送用可動壁部をY方向に適宜移動させることにより、回路基板の搬送とバックアップ部材の搬送とに、対応することができる。
(6)好ましくは、上記(2)ないし(5)のいずれかの構成において、前記X方向に延在し該X方向一端が前記交換口に近接して配置されると共に前記Y方向に対向する一対のガイド部と、前記スクリーンマスクが張設され一対の該ガイド部に該交換口を介して脱着可能に収容されるスクリーン枠と、を有する印刷部を有する構成とする方がよい。
本構成によると、ガイド部に対してスクリーン枠をX方向に摺動させることにより、スクリーンマスクを容易に交換することができる。すなわち、交換部品の中でも比較的重いスクリーン枠を、容易に脱着することができる。
(7)また、上記課題を解決するため、本発明の印刷ユニットは、上記(3)ないし(6)のいずれかのスクリーン印刷機と、前記基板搬送部の前記X方向上流側に連なり、前記回路基板を前記X方向に搬送し前記Y方向幅を拡縮可能な基板供給部と、該基板供給部の前記Z方向下方に配置され、前記バックアップ部材搬送部の該X方向上流側に連なり、前記交換口を介して、前記バックアップ部材を該X方向に出し入れするバックアップ部材供給部と、を有する供給モジュールを、複数有する基板供給装置と、を備えてなることを特徴とする。
印刷ユニットは、スクリーン印刷機と基板供給装置とを備えている。基板供給装置のバックアップ部材供給部は、スクリーン印刷機のバックアップ部材搬送部に、X方向に連なっている。このため、段取り替えの際、使用済みバックアップ部材をバックアップ部材搬送部からバックアップ部材供給部に受け渡すだけで、搬出作業を完了することができる。また、新たなバックアップ部材をバックアップ部材供給部からバックアップ部材搬送部に受け渡すだけで、搬入作業を完了することができる。また、バックアップ部材供給部において、新たな回路基板に対応するように、バックアップ部材を構成する部品を組み付けることができる。または、既に組付済みのバックアップ部材をバックアップ部材供給部に搭載することができる。
(8)好ましくは、上記(7)の構成において、前記供給モジュールは、前記X方向に延在する基板供給用固定コンベアと、該基板供給用固定コンベアの前記Z方向下方に配置され該X方向に延在するバックアップ部材供給用第一固定コンベアと、を有する供給用第一固定壁部と、該基板供給用固定コンベアに前記Y方向に対向し該X方向に延在する基板供給用可動コンベアを有し、該Y方向に移動可能な供給用可動壁部と、該バックアップ部材供給用第一固定コンベアに該Y方向に対向し該X方向に延在するバックアップ部材供給用第二固定コンベアを有する供給用第二固定壁部と、を有し、前記基板供給部は、該基板供給用固定コンベアと、該基板供給用可動コンベアと、を有し、前記バックアップ部材供給部は、該バックアップ部材供給用第一固定コンベアと、該バックアップ部材供給用第二固定コンベアと、を有し、前記バックアップ部材は、バックアッププレートと、該バックアッププレートから前記Z方向上方に突設され前記印刷位置において前記回路基板を下方から支持する支持体と、を有し、該バックアップ部材供給用第一固定コンベアと該バックアップ部材供給用第二固定コンベアとの間の該Y方向幅は、複数種類の該回路基板のうち該Y方向幅が最大の該回路基板を支持可能な該バックアッププレートの該Y方向幅に、対応している構成とする方がよい。
本構成によると、バックアッププレートを、複数種類の回路基板に対して、共用化することができる。また、バックアップ部材供給用第一固定コンベアとバックアップ部材供給用第二固定コンベアとの間のY方向幅は、Y方向幅が最大の回路基板を支持可能なバックアッププレートのY方向幅に、対応している。このため、Y方向幅が大きいバックアッププレートであっても、確実に搬送することができる。
また、基板供給用固定コンベアと基板供給用可動コンベアとの間のY方向幅は、変更可能である。このため、Y方向幅の異なる複数種類の回路基板を、供給することができる。
(9)また、上記課題を解決するため、本発明の印刷ユニットは、回路基板の搬送方向をX方向、該X方向に略直交する略水平方向をY方向として、該回路基板にはんだを印刷する印刷位置を有すると共に該Y方向に並ぶ複数のレーンと、該回路基板を該X方向に搬送する基板搬送部を有すると共に、複数の該レーンの位置に応じて該Y方向に移動可能な複数の搬送モジュールと、を有するスクリーン印刷機と、該スクリーン印刷機の該X方向上流側に連なり、該回路基板を該X方向に搬送する基板中継部を有する中継モジュールを、複数有する基板中継装置と、該基板中継装置の該X方向上流側に連なり、該回路基板を該X方向に搬送し、該基板中継部の位置に応じて該Y方向に移動可能なY方向移動部を有するY方向移動型搬送装置と、を備え、該スクリーン印刷機と該Y方向移動型搬送装置との間であって、かつ該基板中継装置の該Y方向隣りには、作業スペースが確保されていることを特徴とする。
本発明の印刷ユニットによると、スクリーン印刷機の印刷位置に対して、X方向上流側の直近の位置に、作業スペースを確保することができる。このため、オペレータが、部品交換やメンテナンスなどの作業を行いやすい。また、スクリーン印刷機のY方向隣りではなくX方向隣りに、言い換えると生産ラインのエリア内に、作業スペースを確保することができる。このため、スペース効率が高い。
また、本発明の印刷ユニットによると、スクリーン印刷機に対してX方向から作業を行うことができるため、オペレータが、自身から離間したレーンに対して作業を行う際、自身に近接したレーンを敢えて停止する必要がない。このため、本発明の印刷ユニットは、回路基板の生産効率が高い。
(9−1)好ましくは、上記(9)の構成において、前記Y方向移動型搬送装置は、前記X方向に延在する基準コンベアを有する基準壁部と、該基準コンベアに前記Y方向に対向し該X方向に延在する従動コンベアを有する従動壁部と、該基準壁部および該従動壁部が該Y方向に移動可能に摺接するY方向ガイド部を有する基体と、該基準壁部および該従動壁部を該Y方向に駆動する第一駆動装置と、該基準壁部から独立して、該従動壁部を該Y方向に駆動する第二駆動装置と、を有し、該Y方向ガイド部の該Y方向全長は、複数種類の前記回路基板のうち前記Y方向幅が最大の該回路基板の該Y方向幅に、対応している構成とする方がよい。
従来のY方向移動側搬送装置の一例であるシャトルコンベアは、シャトルベースに、基準壁部と従動壁部とが配置されていた。そして、基準壁部の基準コンベアと、従動壁部の従動コンベアと、を用いて、回路基板をX方向に搬送していた。段取り替え(生産する回路基板の種類の変更)の際は、基準壁部に対して、従動壁部をY方向に移動させていた。このため、搬送可能な最大の回路基板のY方向幅は、シャトルベースのY方向全長に、依存していた。すなわち、シャトルベースのY方向全長よりも幅広の回路基板は、搬送することができなかった。
この点、本構成によると、シャトルベース自体が配置されていない。このため、シャトルベースのY方向全長に依存することなく、Y方向幅が広い回路基板を搬送することができる。具体的には、Y方向ガイド部のY方向全長に相当するような、大型の回路基板を搬送することができる。
また、従来のY方向移動側搬送装置の一例であるシャトルコンベアの場合、回路基板をY方向に移動させる際、基準壁部、従動壁部だけではなく、シャトルベースまでもY方向に移動させていた。シャトルベースは、比較的重い。したがって、重量物をY方向に移動させるために、大容量の駆動源(モータ)が必要だった。並びに、耐重量性の高い駆動力伝達機構(ボールねじ部−ナット機構)が必要だった。
この点、本構成の第一駆動装置は、基準壁部および従動壁部だけを、Y方向に駆動している。基準壁部および従動壁部は、比較的軽い。したがって、大容量の駆動源は不要である。並びに、耐重量性の高い駆動力伝達機構は不要である。また、Y方向移動の高速化が容易である。
また、従来のY方向移動側搬送装置の一例であるシャトルコンベアの場合、シャトルベース移動用のY方向ガイドレールと、従動壁部移動用のY方向ガイドレールと、が必要だった。このため、構造が複雑だった。この点、本構成によると、Y方向ガイド部の配置数は一つである。このため、構造が簡単である。なお、本構成は、上記(9)の構成に対して、独立して実施することもできる。
(9−2)好ましくは、上記(9−1)の構成において、前記第一駆動装置は、前記基体に配置される第一モータと、該第一モータに駆動されるタイミングベルトと、を有し、前記第二駆動装置は、前記従動壁部に配置される第二モータと、該第二モータに駆動され該タイミングベルトが巻き架けられるプーリと、を有する構成とする方がよい。
本構成によると、ベルト−プーリ機構を用いて、容易に基準壁部および従動壁部を移動させることができる。また、従来のY方向移動側搬送装置の一例であるシャトルコンベアは、シャトルベースを移動させるためのボールねじ部−ナット機構と、従動壁部を移動させるためのボールねじ部−ナット機構と、が必要だった。このため、構造が複雑だった。この点、本構成によると、従来のシャトルコンベアのボールねじ部に相当するタイミングベルトの配置数は一つである。このため、構造が簡単である。
(9−3)好ましくは、上記(9−1)の構成において、前記第一駆動装置は、前記基体に配置される第一モータと、該第一モータに駆動されるボールねじ部と、を有し、前記第二駆動装置は、前記従動壁部に配置される第二モータと、該第二モータに駆動され該ボールねじ部に環装されるナットと、を有する構成とする方がよい。
本構成によると、ボールねじ部−ナット機構を用いて、容易に基準壁部および従動壁部を移動させることができる。また、従来のY方向移動側搬送装置の一例であるシャトルコンベアは、シャトルベースを移動させるためのボールねじ部−ナット機構と、従動壁部を移動させるためのボールねじ部−ナット機構と、が必要だった。このため、構造が複雑だった。この点、本構成によると、ボールねじ部の配置数は一つである。このため、構造が簡単である。
(10)また、上記課題を解決するため、本発明の印刷ユニットは、回路基板の搬送方向をX方向、該X方向に略直交する略水平方向をY方向として、該回路基板にはんだを印刷する印刷位置を有すると共に該Y方向に並ぶ複数のレーンと、該回路基板を該X方向に搬送する基板搬送部を有すると共に、複数の該レーンの位置に応じて該Y方向に移動可能な複数の搬送モジュールと、を有するスクリーン印刷機と、該スクリーン印刷機の該X方向上流側に連なり、該回路基板を該X方向に搬送するX方向移動部と、該X方向移動部を移動可能に支持する固定部と、を有するX方向移動型搬送装置と、を備え、該X方向移動型搬送装置は、該スクリーン印刷機に該回路基板を払い出す搬送モードと、該X方向移動部を該スクリーン印刷機から離間させることにより該スクリーン印刷機の該X方向上流側に作業スペースを確保する作業モードと、に切り替え可能であることを特徴とする。
ここで、「移動可能に支持する」とは、直線状、折れ線状、円弧状、部分円弧状、不定曲線状などの軌道で、X方向移動部が固定部に対して移動可能なように、固定部がX方向移動部を支持することをいう。
本発明の印刷ユニットのX方向移動型搬送装置は、搬送モードと作業モードとに切り替え可能である。搬送モードにおいては、回路基板をX方向に搬送する。作業モードにおいては、スクリーン印刷機のX方向上流側に作業スペースを確保する。
本発明の印刷ユニットによると、作業モードに切り替えることにより、スクリーン印刷機の印刷位置に対して、X方向上流側の直近の位置に、作業スペースを確保することができる。このため、オペレータが、部品交換やメンテナンスなどの作業を行いやすい。また、スクリーン印刷機のY方向隣りではなくX方向隣りに、言い換えると生産ラインのエリア内に、作業スペースを確保することができる。このため、スペース効率が高い。
(10−1)好ましくは、上記(10)の構成において、前記固定部は、前記X方向移動部を前記X方向に往復動可能に支持する構成とする方がよい。本構成によると、搬送モードにおいては、回路基板を搭載したX方向移動部をX方向に移動させることにより、回路基板を搬送することができる。また、作業モードにおいては、X方向移動部をX方向に移動させ、スクリーン印刷機から離間させることにより、作業スペースを確保することができる。
(10−2)好ましくは、上記(10)の構成において、前記固定部は、前記X方向移動部を跳ね上げ可能に支持する構成とする方がよい。本構成によると、搬送モードにおいては、X方向移動部を固定部の隣りに配置することにより、回路基板を搬送することができる。また、作業モードにおいては、X方向移動部を跳ね上げ、スクリーン印刷機から離間させることにより、作業スペースを確保することができる。
本発明によると、スペース効率および生産効率が高いスクリーン印刷機および印刷ユニットを提供することができる。
第一実施形態の印刷ユニットが配置された生産ラインの模式図である。 同印刷ユニットの斜視図である。 同印刷ユニットのスクリーン印刷機の左面図である。 同印刷ユニットのスクリーン印刷機の前後一対の搬送モジュールと基板供給装置との斜視図である。 前後一対の同搬送モジュールの斜視図である。 前方の搬送モジュールの透過斜視図である。 前方の搬送モジュールの、回路基板およびバックアップ部材が配置されていない状態における、斜視図である。 同印刷ユニットの基板供給装置の斜視図である。 同基板供給装置の前方の供給モジュールの透過斜視図である。 同印刷ユニットの段取り替え時の斜視図である。 同印刷ユニットのスクリーン印刷機の前方の搬送モジュールの透過斜視図である。 第二実施形態の印刷ユニットの模式上面図である。 同印刷ユニットのY方向移動型搬送装置の斜視図である。 同印刷ユニットの前方の生産ラインを用いる場合の動作の、第一段階の模式上面図である。 同動作の第二段階の模式上面図である。 同動作の第三段階の模式上面図である。 第三実施形態の印刷ユニットの模式上面図である。 同印刷ユニットの前方のX方向移動型搬送装置の斜視図である。 同印刷ユニットの、後方の作業スペースを確保する場合の模式上面図である。 第四実施形態の印刷ユニットの前方のX方向移動型搬送装置の斜視図である。 第五実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置の斜視図である。 同Y方向移動型搬送装置の左面図である。 第六実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置の左面図である。 同Y方向移動型搬送装置の第二駆動装置付近の斜視図である。 その他の実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置の左面図である。 二台のスクリーン印刷機が直列に並ぶタイプの生産ラインの模式図である。 二台のスクリーン印刷機が並列に並ぶタイプの生産ラインの模式図である。
次に、本発明の印刷ユニットの実施の形態について説明する。以下の説明は、本発明のスクリーン印刷機の実施の形態の説明を、兼ねるものである。
{第一実施形態}
<生産ラインの構成>
まず、本実施形態の印刷ユニットが配置された生産ラインの構成について説明する。図1に、本実施形態の印刷ユニットが配置された生産ラインの模式図を示す。以下に示す図中、左右方向(回路基板の搬送方向)が本発明のX方向に対応する。前後方向が本発明のY方向に対応する。上下方向が本発明のZ方向に対応する。
図1に示すように、前後二線の生産ライン95f、95rには、印刷ユニット1と電子部品実装機94とが左右方向に並んで配置されている。印刷ユニット1は、生産ライン95f、95rの上流端(左端)に配置されている。印刷ユニット1は、基板供給装置2と、スクリーン印刷機3と、を備えている。基板供給装置2は、前方レーン950fと後方レーン950rとを備えている。スクリーン印刷機3は、前方レーン951fと後方レーン951rとを備えている。前方レーン951f、後方レーン951rは、本発明のレーンに含まれる。印刷ユニット1の下流側(右側)には、電子部品実装機94が配置されている。電子部品実装機94は、前方レーン952fと後方レーン952rとを備えている。前方レーン950f、951f、952fは、回路基板90fを搬送可能に、左右方向に連なっている。後方レーン950r、951r、952rは、回路基板90rを搬送可能に、左右方向に連なっている。
<印刷ユニットの構成>
次に、本実施形態の印刷ユニット1の構成について説明する。
[スクリーン印刷機の構成]
まず、スクリーン印刷機3の構成について説明する。図2に、本実施形態の印刷ユニットの斜視図を示す。なお、説明の便宜上、ハウジング(細線部分)は透過して示す。図3に、同印刷ユニットのスクリーン印刷機の左面図を示す。なお、説明の便宜上、ハウジングは省略して示す。
図2、図3に示すように、スクリーン印刷機3は、基部30と、フレーム部31と、ハウジング32と、搬送モジュール33f、33rと、二つの印刷部34f、34rと、カメラユニット35と、を備えている。
(基部)
基部30は、直方体ブロック状を呈している。基部30は、工場のフロアに配置されている。
(フレーム部)
フレーム部31は、左方フレーム310と、右方フレーム311と、隔壁312と、を備えている。左方フレーム310は、基部30上面の左縁に沿って配置されている。左方フレーム310は、下向きに開口するC字状の枠体が、上下に二段連なった形状を呈している。すなわち、左方フレーム310は、下方開口310dと、上方開口310uと、を備えている。右方フレーム311は、基部30上面の右縁に沿って配置されている。右方フレーム311は、下向きに開口するC字状の枠体が、上下に二段連なった形状を呈している。すなわち、右方フレーム311は、下方開口311dと、上方開口311uと、を備えている。隔壁312は、左右方向に長い細板状を呈している。隔壁312は、左方フレーム310の上方開口310uの前後方向略中央部分と、右方フレーム311の上方開口311uの前後方向略中央部分と、の間に架設されている。
(ハウジング)
ハウジング32は、基部30の上方に配置されている。ハウジング32は、左方フレーム310および右方フレーム311を、外側から覆っている。ハウジング32の左壁には、印刷部用交換口320と、バックアップ部材用交換口321と、が開設されている。印刷部用交換口320、バックアップ部材用交換口321は、本発明の交換口に含まれる。印刷部用交換口320は、前後方向に長い長方形状を呈している。印刷部用交換口320には、三枚のシャッター320a〜320cが配置されている。三枚のシャッター320a〜320cは、ちょうど襖のように、互いに前後方向に引き違いになるように、配置されている。バックアップ部材用交換口321は、印刷部用交換口320の下方に配置されている。バックアップ部材用交換口321は、基板供給装置2により、塞がれている。
(印刷部)
印刷部34fは、左方フレーム310と、右方フレーム311と、の間に配置されている。印刷部34fは、印刷部用交換口320の前半部分の右方に配置されている。印刷部34fは、隔壁312の前方に配置されている。印刷部34fは、前後一対のガイド部340ff、340frと、スクリーンマスク341fと、スクリーン枠342fと、上方フレーム343fと、下方フレーム344fと、前後一対のボールねじ部345ff、345frと、駆動ベルト346fと、ガイドロッド347fと、前後一対のスキージ348ff、348frと、前後一対のスキージ装着部349ff、349frと、を備えている。
上方フレーム343fは、矩形枠状を呈している。上方フレーム343fは、左方フレーム310上縁と右方フレーム311上縁との間に架設されている。下方フレーム344fは、矩形枠状を呈している。下方フレーム344fは、上方フレーム343fの下方に配置されている。
ガイド部340ffは、左方から見て逆L字状を呈している(図3参照)。ガイド部340ffは、下方フレーム344fの前縁に固定されている。ガイド部340ffは、左右方向に延在している。ガイド部340frは、左方から見てL字状を呈している(図3参照)。ガイド部340frは、下方フレーム344fの後縁に固定されている。ガイド部340frは、左右方向に延在している。
スクリーン枠342fは、矩形枠状を呈している。スクリーン枠342fは、前後一対のガイド部340ff、340frの間に介装されている。スクリーン枠342fは、ガイド部340ff、340frに対して、左右方向に摺動可能である。このため、スクリーン枠342fは、ガイド部340ff、340frに対して、印刷部用交換口320を介して、左方から出し入れ可能である。スクリーンマスク341fは、スクリーン枠342fに張設されている。スクリーンマスク341fには、はんだを回路基板90f(図1参照)に転写するための、多数のスクリーン孔(図略)が開設されている。
下方フレーム344fと上方フレーム343fとは、前後一対のボールねじ部345ff、345frを介して、連結されている。前後一対のボールねじ部345ff、345frには、駆動ベルト346fを介して、サーボモータ(図略)から駆動力が伝達される。当該駆動力により、下方フレーム344fは、上方フレーム343fに対して、ガイドロッド347fに沿って、上下方向に移動可能である。すなわち、スクリーンマスク341fは、上方フレーム343fに対して、下降、上昇可能である。
スキージ348ffは、スキージ装着部349ffに、左方から脱着可能に装着されている。同様に、スキージ348frは、スキージ装着部349frに、左方から脱着可能に装着されている。スキージ装着部349ff、349frは、前後方向に移動可能である。また、スキージ装着部349ff、349frは、上下方向に移動可能である。
印刷部34rは、隔壁312を挟んで、印刷部34fの後方に配置されている。印刷部34rの構成は、上述した印刷部34fの構成と同様である。したがって、ここでは説明を割愛する。
(搬送モジュール)
搬送モジュール33f、33rは、図3に示すように、基部30の上面に配置されている。搬送モジュール33f、33rは、基部30上面のガイド溝300(図2参照)に対して、各々独立して、前後方向に摺動可能である。
図4に、本実施形態の印刷ユニットのスクリーン印刷機の前後一対の搬送モジュールと基板供給装置との斜視図を示す。図5に、前後一対の同搬送モジュールの斜視図を示す。図6に、前方の搬送モジュールの透過斜視図を示す。図7に、前方の搬送モジュールの、回路基板およびバックアップ部材が配置されていない状態における、斜視図を示す。
図4〜図7に示すように、搬送モジュール33fは、搬送用第一固定壁部330fと、搬送用可動壁部331fと、搬送用第二固定壁部332fと、支持台333fと、昇降テーブル334fと、左右一対のボールねじ部335f、336fと、端壁部337fと、を備えている。支持台333fは、長方形板状を呈している。
搬送用第一固定壁部330fは、左右方向に長い、長方形板状を呈している。搬送用第一固定壁部330fは、支持台333fの後縁から上方に立設されている。搬送用第一固定壁部330fの前面には、基板搬送用固定コンベア330fuと、バックアップ部材搬送用第一固定コンベア330fdと、が配置されている。基板搬送用固定コンベア330fuは、搬送用第一固定壁部330fの前面上縁付近に配置されている。基板搬送用固定コンベア330fuは、左右方向に延在している。バックアップ部材搬送用第一固定コンベア330fdは、基板搬送用固定コンベア330fuの下方に配置されている。バックアップ部材搬送用第一固定コンベア330fdは、左右方向に延在している。
端壁部337fは、左右方向に長い、細板状を呈している。端壁部337fは、支持台333fの前縁から上方に立設されている。端壁部337fは、後述する搬送用可動壁部331fおよび搬送用第二固定壁部332fを挟んで、搬送用第一固定壁部330fと、前後方向に対向している。
搬送用第二固定壁部332fは、小さな長方形板状を呈している。搬送用第二固定壁部332fは、端壁部337fの後方に隣接して配置されている。搬送用第二固定壁部332fは、搬送用第一固定壁部330fと、前後方向に対向している。搬送用第二固定壁部337fの後面には、バックアップ部材搬送用第二固定コンベア332fdが配置されている。バックアップ部材搬送用第二固定コンベア332fdは、左右方向に延在している。バックアップ部材搬送用第二固定コンベア332fdは、バックアップ部材搬送用第一固定コンベア330fdと、前後方向に対向している。バックアップ部材96fは、バックアッププレート960fと、三つの支持体961fと、を備えている。バックアッププレート960fは、平板状を呈している。バックアッププレート960fは、バックアップ部材搬送用第一固定コンベア330fdと、バックアップ部材搬送用第二固定コンベア332fdと、の間に架設されている。これらバックアップ部材搬送用第一固定コンベア330fdと、バックアップ部材搬送用第二固定コンベア332fdと、後述する左右一対のバックアップ部材搬送用可動コンベア331fdと、により、バックアップ部材搬送部B2が構成されている。三つの支持体961fは、各々、左右方向に長い角柱状を呈している。三つの支持体961fは、バックアッププレート960fの上面の所定の位置に、配置されている。
昇降テーブル334fは、左方から見てT字状を呈している。昇降テーブル334fは、搬送用第一固定壁部330fと、搬送用第二固定壁部332fと、の間に配置されている。昇降テーブル334fは、バックアッププレート960fの下方に配置されている。昇降テーブル334fは、昇降可能である。
搬送用可動壁部331fは、左右方向に長い、長方形板状を呈している。搬送用可動壁部331fは、搬送用第一固定壁部330fと、搬送用第二固定壁部332fと、の間に配置されている。搬送用可動壁部331fの下縁には、下方に開口する凹部331faが形成されている。凹部331faには、昇降テーブル334fとバックアップ部材96fとが配置されている。すなわち、搬送用可動壁部331fは、昇降テーブル334fとバックアップ部材96fとを、跨ぐように配置されている。搬送用可動壁部331fの後面には、基板搬送用可動コンベア331fuと、左右一対のバックアップ部材搬送用可動コンベア331fdと、が配置されている。基板搬送用可動コンベア331fuは、搬送用可動壁部331fの後面上縁付近に配置されている。基板搬送用可動コンベア331fuは、左右方向に延在している。基板搬送用可動コンベア331fuは、基板搬送用固定コンベア330fuと、前後方向に対向している。回路基板90fは、基板搬送用固定コンベア330fuと、基板搬送用可動コンベア331fuと、の間に架設されている。これら基板搬送用固定コンベア330fuと、基板搬送用可動コンベア331fuと、により、基板搬送部B1が構成されている。左右一対のバックアップ部材搬送用可動コンベア331fdは、基板搬送用可動コンベア331fuの下方に配置されている。左右一対のバックアップ部材搬送用可動コンベア331fdは、各々、左右方向に延在している。左右一対のバックアップ部材搬送用可動コンベア331fdは、凹部331faの左右両側に配置されている。
左右一対のボールねじ部335f、336fのうち、左方のボールねじ部335fは、支持台333fの左縁付近に配置されている。ボールねじ部335fは、ロッド部335faとナット部335fbとを備えている。ロッド部335faは、搬送用第一固定壁部330fと、端壁部337fと、により、自由に回転可能に支持されている。ナット部335fbは、ロッド部335faに、複数のボール(図略)を介して、螺合している。ナット部335fbは、搬送用可動壁部331fの左下隅に配置されている。ロッド部335faには、サーボモータ(図略)から駆動力が伝達される。当該駆動力により、ロッド部335faは軸周りに回転する。ロッド部335faが回転することにより、ナット部335fbは、前後方向に移動する。右方のボールねじ部336fも、左方のボールねじ部335f同様に駆動される。左右双方のボールねじ部335f、336fが駆動されることにより、搬送用可動壁部331fは、前後方向に移動可能である。すなわち、基板搬送用固定コンベア330fuと、基板搬送用可動コンベア331fuと、の間の前後方向幅を、変更可能である。並びに、バックアップ部材搬送用第一固定コンベア330fdと、バックアップ部材搬送用可動コンベア331fdと、の間の前後方向幅を、変更可能である。
搬送モジュール33rは、搬送モジュール33fの後方に、左右対称に(背中合わせに)配置されている。搬送モジュール33rの構成は、搬送モジュール33fの構成と同様である。したがって、ここでは説明を割愛する。
(カメラユニット)
カメラユニット35は、図3に示すように、ブラケット350と、カメラ351と、クリーナ352と、を備えている。カメラユニット35は、搬送モジュール33f、33rの上方であって、印刷部34f、34rの下方に、配置されている。カメラユニット35は、前方レーン951f、後方レーン951r共用である。ブラケット350には、カメラ351とクリーナ352とが配置されている。クリーナ352は、前後方向に移動可能である。クリーナ352は、スクリーンマスク341fの清掃のために用いられる。
例えば、前方のスクリーンマスク341fを清掃する場合は、まずクリーナ352を前方に移動させ、次いでスクリーンマスク341fを下降させクリーナ352に押し付け、この状態のままクリーナ352を前後方向に移動させることにより、スクリーンマスク341fのはんだを拭き取る。
[基板供給装置の構成]
次に、基板供給装置2の構成について説明する。基板供給装置2は、スクリーン印刷機3の基部30左面後方に取り付けられている。基板供給装置2は、図4に示すように、搬送モジュール33f、33rの左方に連結可能である。図8に、本実施形態の印刷ユニットの基板供給装置の斜視図を示す。図9に、同基板供給装置の前方の供給モジュールの透過斜視図を示す。
図8、図9に示すように、供給モジュール20fは、供給用第一固定壁部200と、供給用可動壁部201fと、供給用第二固定壁部202fと、支持台203と、左右一対のボールねじ部205f、206fと、端壁部207fと、を備えている。供給用第一固定壁部200と支持台203とは、供給モジュール20f、20r間で共用されている。支持台203は、長方形板状を呈している。
供給用第一固定壁部200は、左右方向に長い、長方形板状を呈している。供給用第一固定壁部200は、支持台203の前後方向略中央から上方に立設されている。供給用第一固定壁部200の前面には、基板供給用固定コンベア200fuと、バックアップ部材供給用第一固定コンベア200fdと、が配置されている。基板供給用固定コンベア200fuは、供給用第一固定壁部200の前面上縁付近に配置されている。基板供給用固定コンベア200fuは、左右方向に延在している。基板供給用固定コンベア200fuは、基板搬送用固定コンベア330fu(図6参照)の左方に連なっている。バックアップ部材供給用第一固定コンベア200fdは、基板供給用固定コンベア200fuの下方に配置されている。バックアップ部材供給用第一固定コンベア200fdは、左右方向に延在している。バックアップ部材供給用第一固定コンベア200fdは、バックアップ部材搬送用第一固定コンベア330fd(図6参照)の左方に連なっている。
端壁部207fは、左右方向に長い、長方形板状を呈している。端壁部207fは、支持台203の前縁から上方に立設されている。端壁部207fは、後述する供給用可動壁部201fおよび供給用第二固定壁部202fを挟んで、供給用第一固定壁部200と、前後方向に対向している。
供給用第二固定壁部202fは、左右方向に長い細板状を呈している。供給用第二固定壁部202fは、端壁部207fの後方に隣接して配置されている。供給用第二固定壁部202fは、供給用第一固定壁部200と、前後方向に対向している。供給用第二固定壁部202fの後面には、バックアップ部材供給用第二固定コンベア202fdが配置されている。バックアップ部材供給用第二固定コンベア202fdは、左右方向に延在している。バックアップ部材供給用第二固定コンベア202fdは、バックアップ部材供給用第一固定コンベア200fdと、前後方向に対向している。これらバックアップ部材供給用第一固定コンベア200fdと、バックアップ部材供給用第二固定コンベア202fdと、により、バックアップ部材供給部A2が構成されている。バックアップ部材供給用第二固定コンベア202fdは、バックアップ部材搬送用第二固定コンベア332fd(図6参照)の左方に配置されている。また、搬送用可動壁部331fが前方に動くことにより、バックアップ部材供給用第二固定コンベア202fdと、バックアップ部材搬送用可動コンベア331fdとは、左右方向に連なることができる。
供給用可動壁部201fは、左右方向に長い、長方形板状を呈している。供給用可動壁部201fは、供給用第一固定壁部200と、供給用第二固定壁部202fと、の間に配置されている。供給用可動壁部201fの後面には、基板供給用可動コンベア201fuが配置されている。基板供給用可動コンベア201fuは、供給用可動壁部201fの後面下縁付近に配置されている。基板供給用可動コンベア201fuは、左右方向に延在している。基板供給用可動コンベア201fuは、基板供給用固定コンベア200fuと、前後方向に対向している。これら基板供給用固定コンベア200fuと、基板供給用可動コンベア201fuと、により、基板供給部A1が構成されている。
左右一対のボールねじ部205f、206fのうち、左方のボールねじ部205fは、支持台203の左縁付近に配置されている。ボールねじ部205fは、ロッド部205faとナット部205fbとを備えている。ロッド部205faは、端壁部207fと、後方の供給モジュール20rの端壁部207r(図8参照)と、により、自由に回転可能に支持されている。ナット部205fbは、ロッド部205faに、複数のボール(図略)を介して、螺合している。ナット部205fbは、供給用可動壁部201fの左下隅に配置されている。ロッド部205faには、サーボモータ(図略)から駆動力が伝達される。当該駆動力により、ロッド部205faは軸周りに回転する。ロッド部205faが回転することにより、ナット部205fbは、前後方向に移動する。右方のボールねじ部206fも、左方のボールねじ部205f同様に駆動される。左右双方のボールねじ部205f、206fが駆動されることにより、供給用可動壁部201fは、前後方向に移動可能である。すなわち、基板供給用固定コンベア200fuと、基板供給用可動コンベア201fuと、の間の前後方向幅を、変更可能である。
供給モジュール20rは、供給モジュール20fの後方に、左右対称に(背中合わせに)配置されている。供給モジュール20rの構成は、供給モジュール20fの構成と同様である。したがって、ここでは説明を割愛する。
<回路基板生産時の動き>
次に、本実施形態の印刷ユニット1の回路基板90f、90r生産時の動きについて説明する。生産時の動きは、回路基板90f、90rに因らず同様である。すなわち、図1に示す生産ライン95f、95rに因らず同様である。したがって、ここでは前方の生産ライン95fについてのみ説明し、後方の生産ライン95rについての説明を兼ねるものとする。
生産時においては、まず、基板供給装置2からスクリーン印刷機3に、回路基板90fを搬入する。具体的には、基板供給用固定コンベア200fuと基板供給用可動コンベア201fu(図9参照)と基板搬送用固定コンベア330fuと基板搬送用可動コンベア331fu(図6参照)とを駆動することにより、基板供給部A1から基板搬送部B1に、回路基板90fを受け渡す。
次に、搬送モジュール33fを、ガイド溝300に沿って、印刷部34fの真下に来るまで、前方に移動させる(図2参照)。
続いて、回路基板90fを、バックアップ部材96fにより、所定量だけ上昇させる(図6参照)。すなわち、まず、昇降テーブル334fを上昇させ、バックアップ部材96fを押し上げることにより、回路基板90fを上昇させる。次に、搬送用可動壁部331fを移動させて、搬送用可動壁部331fと搬送用第一固定壁部330fとにより、回路基板90fを挟持する。それから、支持台333fを上昇させる。上昇後の位置が、回路基板90fにはんだが印刷される印刷位置に相当する。
それから、印刷部34fの下方フレーム344fつまりスクリーンマスク341fを、上方フレーム343fに対して、ガイドロッド347fに沿って、下降させる(図2参照)。
その後、印刷位置において、前後一対のスキージ348ff、348frにより、スクリーン孔を介して、はんだを回路基板90fに印刷する(図3参照)。それから、支持台333fを下降させることにより、スクリーンマスク341fから回路基板90fを引き剥がす。すなわち、版離れさせる。
続いて、昇降テーブル334fを下降させることにより、印刷後の回路基板90fを、印刷位置から下降させ、基板搬送用固定コンベア330fuと基板搬送用可動コンベア331fuとの間に、搭載する(図6参照)。
それから、基板搬送用固定コンベア330fuと基板搬送用可動コンベア331fuとを駆動することにより、回路基板90fを、電子部品実装機94の前方レーン952fに受け渡す。電子部品実装機94においては、回路基板90fの所定の位置に電子部品を実装する。
このようにして、生産ライン95fにおいて、回路基板90fが生産される。後方の生産ライン95rにおいては、前方の生産ライン95fに影響されることなく、並行して、回路基板90rが生産される。
<段取り替え時の動き>
次に、本実施形態の印刷ユニット1の段取り替え時の動きについて説明する。図10に、本実施形態の印刷ユニットの段取り替え時の斜視図を示す。図11に、同印刷ユニットのスクリーン印刷機の前方の搬送モジュールの透過斜視図を示す。なお、図11は、図6に対応している。
段取り替え時の動きは、回路基板90f、90rに因らず同様である。すなわち、図1に示す生産ライン95f、95rに因らず同様である。したがって、ここでは前方の生産ライン95fについてのみ説明し、後方の生産ライン95rについての説明を兼ねるものとする。
[バックアップ部材交換時の動き]
段取り替え時においては、まず、スクリーン印刷機3から基板供給装置2に、バックアップ部材96fを搬出する。具体的には、最初に、搬送用可動壁部331fを前方に移動させる(図6参照)。そして、図11に示すように、左右一対のバックアップ部材搬送用可動コンベア331fdと、搬送用第二固定壁部332fのバックアップ部材搬送用第二固定コンベア332fdと、を左右方向に一列に並ばせる。次に、バックアップ部材搬送用第一固定コンベア330fdと、バックアップ部材搬送用第二固定コンベア332fdと、左方のバックアップ部材搬送用可動コンベア331fdと、を駆動する。そして、バックアップ部材搬送部B2からバックアップ部材供給部A2(図9参照)に、バックアップ部材96fを受け渡す。
続いて、バックアップ部材供給部A2において、バックアップ部材96fの三つの支持体961fを、バックアッププレート960fから撤去する。それから、段取り替え後の新たな回路基板に対応するように、バックアッププレート960fに支持体を再配置する。すなわち、バックアップ部材96fを組み付ける。なお、組付作業は、図1に示す作業スペース92fから、オペレータ93fにより行われる。
その後、組付後のバックアップ部材96fを、バックアップ部材供給部A2(図9参照)からバックアップ部材搬送部B2(図11参照)に、受け渡す。最後に、新たな回路基板の前後方向幅に対応するように、搬送用可動壁部331fを後方に移動させる(ただし、新たな回路基板の前後方向幅が広い場合は、搬送用可動壁部331fを移動させなくてもよい場合もある)。
[印刷用交換部品交換時の動き]
段取り替え時においては、上記バックアップ部材96fの交換作業に前後して、図10に示すように、スクリーンマスク341f、前後一対のスキージ348ff、348fr、クリーナ352(図3参照)の交換作業を行う。
具体的には、スクリーンマスク341f付きのスクリーン枠342fを、前後一対のガイド部340ff、340frから、左方に引き出す。並びに、一対のスキージ348ff、348frを、スキージ装着部349ff、349frから、左方に引き出す(図3参照)。並びに、クリーナ352を、カメラユニット35から、左方に引き出す。
それから、新たな回路基板に対応するように、新たなスクリーンマスク341fを張設したスクリーン枠342fを、前後一対のガイド部340ff、340frに、装着する。並びに、新たなスキージ348ff、348frを、スキージ装着部349ff、349frに、装着する。並びに、新たなクリーナ352を、カメラユニット35に装着する。
なお、交換作業は、図1に示す作業スペース92fから、オペレータ93fにより行われる。また、ハウジング32のシャッター320a〜320cは、印刷部用交換口320の隔壁312よりも前側部分を開く際、印刷部用交換口320の隔壁312よりも後側部分に、重畳的に収容される。このため、印刷部34fの交換作業と、印刷部34rの交換作業とを、同時に行うことはできない。
このようにして、前方の生産ライン95fの段取り替えが行われる。後方の生産ライン95rにおいては、前方の生産ライン95fに影響されることなく、継続的に回路基板90rが生産される。
<作用効果>
次に、本実施形態の印刷ユニット1およびスクリーン印刷機3の作用効果について説明する。本実施形態のスクリーン印刷機3は、前方レーン951fと後方レーン951rとを備えている。また、本実施形態のスクリーン印刷機3は、二つの印刷位置を備えている。このため、生産ライン95f、95rの二線化に対応することができる。また、二つの回路基板90f、90rに、並行してはんだを印刷することができる。したがって、スクリーン印刷機3のX方向全長(回路基板90f、90rの搬送方向全長)、延いては生産ライン95f、95rのX方向全長が長くなるのを、抑制することができる。このように、本実施形態のスクリーン印刷機3は、スペース効率が高い。
また、本実施形態のスクリーン印刷機3によると、段取り替えの際、X方向上流側に開口する印刷部用交換口320を介して、印刷用交換部品(スクリーンマスク341f、前後一対のスキージ348ff、348fr、クリーナ352)を交換することができる。また、X方向上流側に開口するバックアップ部材用交換口321を介して、バックアップ部材96fを交換することができる。このため、オペレータ93fは、スクリーン印刷機3のY方向前方から、交換部品の交換作業を行うことができる。したがって、Y方向両側に関しては、いずれか片側にだけ、作業スペース92fを配置すればよい。この点においても、本実施形態のスクリーン印刷機3は、スペース効率が高い。
また、本実施形態のスクリーン印刷機3はX方向上流側から交換部品を交換可能であるため、段取り替えの際、オペレータ93fが、後方レーン951rの交換部品を交換する際、前方レーン951fを敢えて停止する必要がない。このため、本実施形態のスクリーン印刷機3は、回路基板90f、90rの生産効率が高い。
また、本実施形態の印刷ユニット1およびスクリーン印刷機3によると、スクリーン印刷機3のX方向上流側には、基板供給装置2だけが配置されている。一方、スクリーン印刷機3のX方向下流側には、複数の電子部品実装機94が連なる場合がある。この点、印刷部用交換口320、バックアップ部材用交換口321は、スクリーン印刷機3のX方向上流側に開設されている。このように、本実施形態の印刷ユニット1およびスクリーン印刷機3によると、生産ライン95f、95rの上流端付近に、上流側に開口する交換口を配置している。このため、交換部品の交換が容易である。
また、本実施形態のスクリーン印刷機3によると、スクリーンマスク341fおよびスクリーン枠342fを、前後一対のガイド部340ff、340frに対して摺動させることにより、交換することができる。すなわち、比較的重いスクリーンマスク341fおよびスクリーン枠342fを、容易に交換することができる。このため、交換作業における作業負荷を、軽減することができる。
また、本実施形態の印刷ユニット1およびスクリーン印刷機3によると、使用済みバックアップ部材96fの搬出作業を、バックアップ部材搬送部B2およびバックアップ部材供給部A2により、行うことができる。すなわち、バックアップ部材96fを、X方向に、スクリーン印刷機3の機外に搬出することができる。このため、バックアップ部材96fと基板搬送部B1とが干渉しない。
同様に、本実施形態の印刷ユニット1およびスクリーン印刷機3によると、新たなバックアップ部材96fの搬入作業を、バックアップ部材供給部A2およびバックアップ部材搬送部B2により、行うことができる。すなわち、バックアップ部材96fを、X方向から、スクリーン印刷機3の機内に搬入することができる。このため、バックアップ部材96fと基板搬送部B1とが干渉しない。
また、本実施形態の印刷ユニット1およびスクリーン印刷機3によると、バックアップ部材96fの組付作業を、スクリーン印刷機3の機外で行うことができる。すなわち、スクリーン印刷機3の機外において、バックアッププレート960fに支持体961fを装着してバックアップ部材96fを完成させた後、上記搬入作業により、完成したバックアップ部材96fを、スクリーン印刷機3の機内に搬入することができる。このため、バックアップ部材96fと基板搬送部B1とが干渉しない。
また、本実施形態のスクリーン印刷機3によると、バックアッププレート960fのY方向幅は、Y方向幅が最大の回路基板90f、90rに合わせて、設定されている。このため、バックアッププレート960fを、複数種類の回路基板90f、90rに対して、共用化することができる。
また、バックアップ部材搬送用第一固定コンベア330fdとバックアップ部材搬送用第二固定コンベア332fdとの間のY方向幅は、Y方向幅が最大の回路基板90f、90rを支持可能なバックアッププレート960fのY方向幅に、対応している。このため、Y方向幅が大きいバックアッププレート960fであっても、確実に搬送することができる。
また、基板搬送用固定コンベア330fuと、基板搬送用可動コンベア331fuと、の間のY方向幅は、変更可能である。このため、Y方向幅の異なる複数種類の回路基板90f、90rを、搬送することができる。
また、本実施形態のスクリーン印刷機3によると、搬送用可動壁部331fは、Y方向に移動可能である。また、搬送用可動壁部331fには、基板搬送用可動コンベア331fuと、左右一対のバックアップ部材搬送用可動コンベア331fdと、が配置されている。回路基板90f、90rを搬送する際は、回路基板90f、90rのY方向幅に応じて、搬送用可動壁部331fをY方向に移動させる。一方、バックアップ部材96fを搬送する際は、搬送用可動壁部331fが搬送用第二固定壁部332fとX方向に一列に並ぶ位置まで、搬送用可動壁部331fをY方向に移動させる。このように、搬送用可動壁部331fをY方向に適宜移動させることにより、回路基板90f、90rの搬送とバックアップ部材96fの搬送とに、対応することができる。
また、本実施形態の印刷ユニット1によると、基板供給装置2のバックアップ部材供給部A2は、スクリーン印刷機3のバックアップ部材搬送部B2に、X方向に連なっている。このため、使用済みバックアップ部材96fの搬出作業、搬入作業が容易である。また、バックアップ部材供給部A2において、段取り替え後の新たな回路基板90f、90rに対応するように、バックアップ部材96fの組付作業を行うことができる。あるいは、バックアップ部材供給部A2に、既に組付済みのバックアップ部材96fを、搭載することができる。
また、本実施形態の印刷ユニット1によると、バックアップ部材供給用第一固定コンベア200fdとバックアップ部材供給用第二固定コンベア202fdとの間のY方向幅は、Y方向幅が最大の回路基板90f、90rを支持可能なバックアッププレート960fのY方向幅に、対応している。このため、Y方向幅が大きいバックアッププレート960fであっても、確実に搬送することができる。
また、基板供給用固定コンベア200fuと基板供給用可動コンベア201fuとの間のY方向幅は、変更可能である。このため、Y方向幅の異なる複数種類の回路基板90f、90rを、供給することができる。
また、本実施形態の印刷ユニット1の基板供給装置2によると、供給用第一固定壁部200と支持台203とは、供給モジュール20f、20r間で共用されている。このため、供給モジュール20f、20rごとに供給用第一固定壁部200と支持台203とを配置する場合と比較して、部品点数が少なくて済む。
また、本実施形態のスクリーン印刷機3によると、隔壁312により、印刷部34fと印刷部34rとが仕切られている。このため、オペレータ93fが、一方の印刷部34f(34r)の交換部品を交換する際、他方の印刷部34r(34f)に干渉しない。
また、本実施形態のスクリーン印刷機3によると、ハウジング32の印刷部用交換口320に、シャッター320a〜320cが配置されている。シャッター320a〜320cは、印刷部用交換口320の隔壁312よりも前側部分を開く際、印刷部用交換口320の隔壁312よりも後側部分に、重畳的に収容される。反対に、シャッター320a〜320cは、印刷部用交換口320の隔壁312よりも後側部分を開く際、印刷部用交換口320の隔壁312よりも前側部分に、重畳的に収容される。この点においても、オペレータ93fが、一方の印刷部34f(34r)の交換部品を交換する際、他方の印刷部34r(34f)に干渉しない。
{第二実施形態}
本実施形態の印刷ユニットと第一実施形態の印刷ユニットとの相違点は、基板供給装置の左側(上流側)に、Y方向移動型搬送装置が配置されている点である。また、Y方向移動型搬送装置の左側に、ローダー装置が配置されている点である。ここでは、主に相違点について説明する。
<印刷ユニットの構成>
まず、本実施形態の印刷ユニットの構成について説明する。図12に、本実施形態の印刷ユニットの模式上面図を示す。なお、図2、図4と対応する部位については同じ符号で示す。図12に示すように、印刷ユニット1は、ローダー装置7f、7rと、Y方向移動型搬送装置5と、基板供給装置2と、スクリーン印刷機3と、を備えている。基板供給装置2は、本発明の基板中継装置に含まれる。また、基板供給装置2の供給モジュール20f、20rは、本発明の中継モジュールに含まれる。また、基板供給装置2の基板供給部A1(援用する図4参照)は、本発明の基板中継部に含まれる。
[スクリーン印刷機および基板供給装置の構成]
スクリーン印刷機3および基板供給装置2の構成は、第一実施形態同様である。基板供給装置2は、スクリーン印刷機3の基部30左面後方に取り付けられている。基板供給装置2の供給モジュール20f、20rは、スクリーン印刷機3の搬送モジュール33f、33rと、左右方向に連なることができる。搬送モジュール33f、33rは、各々独立して、ガイド溝300に沿って、前後方向に移動可能である。
[ローダー装置の構成]
ローダー装置7f、7rは、いわゆるマガジンラック式のローダー装置である。ローダー装置7f、7rは、後述するY方向移動型搬送装置5を挟んで、基板供給装置2の左側に配置されている。ローダー装置7f、7rは、前後方向に並んで配置されている。ローダー装置7f、7rには、各々、多数の回路基板90rがストックされている。
[Y方向移動型搬送装置の構成]
Y方向移動型搬送装置5は、いわゆるシャトルコンベアである。Y方向移動型搬送装置5は、ローダー装置7f、7rと基板供給装置2との間に、介装されている。Y方向移動型搬送装置5は、ローダー装置7f、7rから送り出された回路基板90rを、基板供給装置2の供給モジュール20f、20rに、振り分けている。
図13に、本実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置の斜視図を示す。図13に示すように、Y方向移動型搬送装置5は、基準壁部50と、従動壁部51と、ベースプレート55と、シャトルベース駆動装置56と、シャトルベース57と、従動壁部駆動装置58と、を備えている。
ベースプレート55は、一対のシャトルベースガイドレール550と、一対の立壁部551と、プレート本体552と、を備えている。プレート本体552は、矩形板状を呈している。一対の立壁部551は、各々、細板状を呈している。一対の立壁部551は、プレート本体552の上面の前縁および後縁に沿って、配置されている。一対のシャトルベースガイドレール550は、各々、角柱状を呈している。一対のシャトルベースガイドレール550は、プレート本体552の上面の左縁および右縁に沿って、配置されている。シャトルベースガイドレール550は、一対の立壁部551間に配置されている。
シャトルベース駆動装置56は、シャトルベースボールねじ部駆動モータ560と、シャトルベースボールねじ部561と、ナット(図略)と、を備えている。シャトルベースボールねじ部561は、一対の立壁部551間に、軸回りに回転可能に、架設されている。シャトルベースボールねじ部駆動モータ560は、前方の立壁部551の前面に取り付けられている。シャトルベースボールねじ部駆動モータ560の回転軸は、シャトルベースボールねじ部561に連結されている。ナットは、シャトルベースボールねじ部561に環装されている。ナットは、後述するシャトルベース57に取り付けられている。
シャトルベース57は、一対の従動壁部ガイドレール570と、立壁部571と、ベース本体572と、四つの被ガイドブロック573と、を備えている。ベース本体572は、矩形板状を呈している。ベース本体572の下面には、シャトルベース駆動装置56のナットが配置されている。四つの被ガイドブロック573は、ベース本体572の下面四隅に配置されている。四つの被ガイドブロック573は、一対のシャトルベースガイドレール550に、摺接している。立壁部571は、細板状を呈している。立壁部571は、ベース本体572の上面の後縁に沿って、配置されている。一対の従動壁部ガイドレール570は、各々、角柱状を呈している。一対の従動壁部ガイドレール570は、ベース本体572の上面の左縁および右縁に沿って、配置されている。従動壁部ガイドレール570は、後述する基準壁部50と、立壁部571と、の間に配置されている。
基準壁部50は、基準コンベア(図略)と、基準コンベア駆動モータ501と、壁部本体502と、を備えている。壁部本体502は、矩形板状を呈している。壁部本体502は、ベース本体572の上面前縁に沿って、立設されている。基準コンベアは、壁部本体502の後面上縁付近に配置されている。基準コンベアは、左右方向に延在している。基準コンベア駆動モータ501は、壁部本体502の前面右上隅付近に配置されている。基準コンベア駆動モータ501は、基準コンベアを駆動している。
従動壁部51は、従動コンベア510と、従動コンベア駆動モータ511と、壁部本体512と、一対の被ガイドブロック513と、を備えている。壁部本体512は、矩形板状を呈している。一対の被ガイドブロック513は、壁部本体512の下面左右両端に、固定されている。一対の被ガイドブロック513は、一対の従動壁部ガイドレール570に、摺接している。従動コンベア510は、壁部本体512の前面上縁付近に配置されている。従動コンベア510は、左右方向に延在している。従動コンベア510は、基準コンベアと前後方向に対向している。従動コンベア510と基準コンベアとの間には、回路基板90rが架設されている。回路基板90rは、従動コンベア510と基準コンベアとにより、左側から右側に搬送される。従動コンベア駆動モータ511は、壁部本体512の後面右上隅付近に配置されている。従動コンベア駆動モータ511は、従動コンベア510を駆動している。
従動壁部駆動装置58は、従動壁部ボールねじ部駆動モータ580と、従動壁部ボールねじ部581と、ナット582と、を備えている。従動壁部ボールねじ部581は、基準壁部50の壁部本体502と、シャトルベース57の立壁部571と、の間に、軸回りに回転可能に、架設されている。従動壁部ボールねじ部駆動モータ580は、壁部本体502の前面に取り付けられている。従動壁部ボールねじ部駆動モータ580の回転軸は、従動壁部ボールねじ部581に連結されている。ナット582は、従動壁部ボールねじ部581に環装されている。ナット582は、従動壁部51の壁部本体512に、取り付けられている。
[Y方向移動型搬送装置の動き]
シャトルベース57を前後方向に移動させる場合は、シャトルベースボールねじ部駆動モータ560を駆動する。そして、シャトルベースボールねじ部561を軸回りに回転させる。シャトルベースボールねじ部561には、ナットが環装されている。また、当該ナットは、シャトルベース57に取り付けられている。このため、シャトルベースボールねじ部561を軸回りに回転させると、ナットが前後方向に移動する。並びに、シャトルベース57が、シャトルベースガイドレール550に沿って、前後方向に移動する。
基準コンベアと従動コンベア510との間の間隔を変更する場合は、従動壁部51を前後方向に移動させる。具体的には、まず、従動壁部ボールねじ部駆動モータ580を駆動する。そして、従動壁部ボールねじ部581を軸回りに回転させる。従動壁部ボールねじ部581には、ナット582が環装されている。また、当該ナット582は、従動壁部51に取り付けられている。このため、従動壁部ボールねじ部581を軸回りに回転させると、ナット582が前後方向に移動する。並びに、従動壁部51が、従動壁部ガイドレール570に沿って、前後方向に移動する。
<回路基板生産時の動き>
次に、本実施形態の印刷ユニット1の回路基板生産時の動きについて説明する。まず、後方の生産ラインで回路基板を生産する際の動きについて説明する。図12に示すように、後方の生産ラインを用いる場合は、まず、Y方向移動型搬送装置5のシャトルベース57を、後方に移動させる。並びに、スクリーン印刷機3の搬送モジュール33rを、後方に移動させる。そして、ローダー装置7rと、Y方向移動型搬送装置5のレーン970と、基板供給装置2の後方レーン950rと、スクリーン印刷機3の後方レーン951rと、を左右方向に一列に並べる。続いて、ローダー装置7rから、Y方向移動型搬送装置5のレーン970に、回路基板90rを送り出す。送り出された回路基板90rは、レーン970と後方レーン950rとを経由して、後方レーン951rに到達する。その後、回路基板90rに、所定のパターンではんだを印刷する。
次に、前方の生産ラインで回路基板を生産する際の動きについて説明する。図14に、本実施形態の印刷ユニットの前方の生産ラインを用いる場合の動作の、第一段階の模式上面図を示す。図15に、同動作の第二段階の模式上面図を示す。図16に、同動作の第三段階の模式上面図を示す。
図14に示すように、前方の生産ラインを用いる場合は、まず、Y方向移動型搬送装置5のシャトルベース57を、前方に移動させる。また、スクリーン印刷機3の搬送モジュール33fを、後方に移動させる。そして、ローダー装置7fと、Y方向移動型搬送装置5のレーン970と、を左右方向に一列に並べる。また、基板供給装置2の前方レーン950fと、スクリーン印刷機3の前方レーン951fと、を左右方向に一列に並べる。続いて、ローダー装置7fから、Y方向移動型搬送装置5のレーン970に、回路基板90fを送り出す。
それから、図15に示すように、Y方向移動型搬送装置5のシャトルベース57を、後方に移動させる。そして、Y方向移動型搬送装置5のレーン970と、基板供給装置2の前方レーン950fと、スクリーン印刷機3の前方レーン951fと、を左右方向に一列に並べる。続いて、回路基板90fを、スクリーン印刷機3の前方レーン951fまで搬送する。そして、図16に示すように、搬送モジュール33fを、前方に移動させる。その後、回路基板90fに、所定のパターンではんだを印刷する。
なお、Y方向移動型搬送装置5、基板供給装置2、スクリーン印刷機3を、上記動作と同様の要領で、適宜動かすことにより、後方のローダー装置7rからスクリーン印刷機3の前方レーン951fに回路基板を供給することも可能である。反対に、前方のローダー装置7fからスクリーン印刷機3の後方レーン951rに回路基板を供給することも可能である。
<作業スペースの確保方法>
次に、本実施形態の印刷ユニット1の作業スペースの確保方法について説明する。図12、図14〜図16に示すように、回路基板生産時においては、スクリーン印刷機3とY方向移動型搬送装置5との間であって、基板供給装置2の前方に、作業スペース98fが確保される。この作業スペース98fは、前方の生産ラインを用いる場合と、後方の生産ラインを用いる場合と、で共用化されている。このため、当該作業スペース98fを用いることにより、前方レーン951fおよび後方レーン951rに対して、オペレータが、メンテナンスなどの作業を、容易に行うことができる。
<作用効果>
次に、本実施形態の印刷ユニット1の作用効果について説明する。本実施形態の印刷ユニット1は、構成が共通する部分に関しては、第一実施形態の印刷ユニットと同様の作用効果を有する。
また、本実施形態の印刷ユニット1によると、図12に示すように、スクリーン印刷機3の印刷位置に対して、左側(X方向上流側)の直近の位置に、作業スペース98fを確保することができる。このため、オペレータが、部品交換やメンテナンスなどの作業を行いやすい。また、スクリーン印刷機3のY方向隣りではなくX方向隣りに、言い換えると生産ラインのエリア内に、作業スペース98fを確保することができる。このため、スペース効率が高い。
また、本実施形態の印刷ユニット1によると、図12、図14〜図16に示すように、スクリーン印刷機3に対してX方向から作業を行うことができるため、オペレータが、自身から離間した後方レーン951rに対して作業を行う際、自身に近接した前方レーン951fを敢えて停止する必要がない。このため、本実施形態の印刷ユニット1は、回路基板90f、90rの生産効率が高い。
また、本実施形態の印刷ユニット1によると、既存のマガジンラック式のローダー装置7f、7rを用いている。また、既存のシャトルコンベアであるY方向移動型搬送装置5を用いている。このため、新たにこれらの装置を開発することなく、生産ラインを構築することができる。
{第三実施形態}
本実施形態の印刷ユニットと第二実施形態の印刷ユニットとの相違点は、基板供給装置およびY方向移動型搬送装置の代わりに、X方向移動型搬送装置が配置されている点である。ここでは、主に相違点について説明する。
<印刷ユニットの構成>
まず、本実施形態の印刷ユニットの構成について説明する。図17に、本実施形態の印刷ユニットの模式上面図を示す。なお、図12と対応する部位については、同じ符号で示す。図17に示すように、印刷ユニット1は、ローダー装置7f、7rと、X方向移動型搬送装置4f、4rと、スクリーン印刷機3と、を備えている。
[スクリーン印刷機およびローダー装置の構成]
スクリーン印刷機3およびローダー装置7f、7rの構成は、第一実施形態同様である。したがって、ここでは説明を割愛する。
[X方向移動型搬送装置の構成]
X方向移動型搬送装置4f、4rは、いわゆるシャトルコンベアである。X方向移動型搬送装置4f、4rは、ローダー装置7f、7rと、スクリーン印刷機3と、の間に介装されている。X方向移動型搬送装置4fは、ローダー装置7fの右側(下流側)に配置されている。X方向移動型搬送装置4rは、ローダー装置7rの右側に配置されている。X方向移動型搬送装置4f、4rは、ローダー装置7f、7rから送り出された回路基板を、スクリーン印刷機3に受け渡している。
二つのX方向移動型搬送装置4f、4rの構成は同じである。そこで、以下、前方のX方向移動型搬送装置4fの構成についてのみ説明し、後方のX方向移動型搬送装置4rの構成についての説明を、兼ねるものとする。
図18に、本実施形態の印刷ユニットの前方のX方向移動型搬送装置の斜視図を示す。図18に示すように、X方向移動型搬送装置4fは、X方向移動部40fと、固定部41fと、を備えている。
固定部41fは、固定部基部410fと、一対の固定部側ガイドレール411fと、一対の固定部側被ガイドブロック412fと、を備えている。なお、固定部側ガイドレール411fおよび固定部側被ガイドブロック412fには、説明の便宜上、ハッチングを施す。固定部基部410fは、矩形板状を呈している。一対の固定部側ガイドレール411fは、各々、角柱状を呈している。一対の固定部側ガイドレール411fは、固定部基部410fの上面の前縁および後縁に沿って、配置されている。固定部側被ガイドブロック412fは、固定部側ガイドレール411fの右端に連なっている。
X方向移動部40fは、基準壁部400fと、従動壁部401fと、移動部基部402fと、従動壁部駆動装置403fと、を備えている。移動部基部402fは、一対の従動壁部ガイドレール404fと、立壁部405fと、基部本体406fと、一対の移動部側ガイドレール407fと、一対の移動部側被ガイドブロック408fと、を備えている。なお、移動部側ガイドレール407fおよび移動部側被ガイドブロック408fには、説明の便宜上、ハッチングを施す。基部本体406fは、矩形板状を呈している。一対の移動部側ガイドレール407fは、各々、角柱状を呈している。一対の移動部側ガイドレール407fは、基部本体406fの下面の前縁および後縁に沿って、配置されている。移動部側被ガイドブロック408fは、移動部側ガイドレール407fの左端に連なっている。移動部側ガイドレール407fには、固定部41fの固定部側被ガイドブロック412fが、上下方向に外れないように、相対的に摺接している。また、移動部側被ガイドブロック408fは、固定部41fの固定部側ガイドレール411fに、上下方向に外れないように、相対的に摺接している。立壁部405fは、細板状を呈している。立壁部405fは、基部本体406fの上面の後縁に沿って、配置されている。一対の従動壁部ガイドレール404fは、各々、角柱状を呈している。一対の従動壁部ガイドレール404fは、基部本体406fの上面の左縁および右縁に沿って、配置されている。従動壁部ガイドレール404fは、後述する基準壁部400fと、立壁部405fと、の間に配置されている。
基準壁部400fは、基準コンベア(図略)と、基準コンベア駆動モータ400faと、壁部本体400fbと、を備えている。壁部本体400fbは、矩形板状を呈している。壁部本体400fbは、基部本体406fの上面前縁に沿って、立設されている。基準コンベアは、壁部本体400fbの後面上縁付近に配置されている。基準コンベアは、左右方向に延在している。基準コンベア駆動モータ400faは、壁部本体400fbの前面右上隅付近に配置されている。基準コンベア駆動モータ400faは、基準コンベアを駆動している。
従動壁部401fは、従動コンベア401faと、従動コンベア駆動モータ401fbと、壁部本体401fcと、一対の被ガイドブロック401fdと、を備えている。壁部本体401fcは、矩形板状を呈している。一対の被ガイドブロック401fdは、壁部本体401fcの下面左右両端に、固定されている。一対の被ガイドブロック401fdは、一対の従動壁部ガイドレール404fに、摺接している。従動コンベア401faは、壁部本体401fcの前面上縁付近に配置されている。従動コンベア401faは、左右方向に延在している。従動コンベア401faは、基準コンベアと前後方向に対向している。従動コンベア401faと基準コンベアとの間には、回路基板90fが架設されている。回路基板90fは、従動コンベア401faと基準コンベアとにより、左側から右側に搬送される。従動コンベア駆動モータ401fbは、壁部本体401fcの後面右上隅付近に配置されている。従動コンベア駆動モータ401fbは、従動コンベア401faを駆動している。
従動壁部駆動装置403fは、従動壁部ボールねじ部駆動モータ403faと、従動壁部ボールねじ部403fbと、ナット403fcと、を備えている。従動壁部ボールねじ部403fbは、基準壁部400fの壁部本体400fbと、移動部基部402fの立壁部405fと、の間に、軸回りに回転可能に、架設されている。従動壁部ボールねじ部駆動モータ403faは、壁部本体400fbの前面に取り付けられている。従動壁部ボールねじ部駆動モータ403faの回転軸は、従動壁部ボールねじ部403fbに連結されている。ナット403fcは、従動壁部ボールねじ部403fbに環装されている。ナット403fcは、従動壁部401fの壁部本体401fcに、取り付けられている。
[X方向移動型搬送装置の動き]
固定部41fに対してX方向移動部40fをスライドさせる場合は、図18に示すように、移動部側被ガイドブロック408fを、固定部側ガイドレール411fに沿って、相対的に摺動させる。並びに、固定部側被ガイドブロック412fを、移動部側ガイドレール407fに沿って、相対的に摺動させる。X方向移動部40fは、固定部41fに対して、固定部41fの略直上の位置から、固定部側被ガイドブロック412fと移動部側被ガイドブロック408fとが左右方向に当接する位置まで、左右方向にスライド可能である。
基準コンベアと従動コンベア401faとの間の間隔を変更する場合は、従動壁部401fを前後方向に移動させる。具体的には、まず、従動壁部ボールねじ部駆動モータ403faを駆動する。そして、従動壁部ボールねじ部403fbを軸回りに回転させる。従動壁部ボールねじ部403fbには、ナット403fcが環装されている。また、当該ナット403fcは、従動壁部401fに取り付けられている。このため、従動壁部ボールねじ部403fbを軸回りに回転させると、ナット403fcが前後方向に移動する。並びに、従動壁部401fが、従動壁部ガイドレール404fに沿って、前後方向に移動する。
<回路基板生産時の動き>
次に、本実施形態の印刷ユニット1の回路基板生産時の動きについて説明する。図19に、本実施形態の印刷ユニットの、後方の作業スペースを確保する場合の模式上面図を示す。図17、図19に示すように、X方向移動型搬送装置4f、4rは、搬送モード(図17のX方向移動型搬送装置4r、図19のX方向移動型搬送装置4f)と作業モード(図17のX方向移動型搬送装置4f、図19のX方向移動型搬送装置4r)とに切り替え可能である。搬送モードおよび作業モードのうち、回路基板生産時に用いられるのは、搬送モードである。
二つのX方向移動型搬送装置4f、4rの動きは同じである。そこで、以下、前方のX方向移動型搬送装置4fの動きについてのみ説明し、後方のX方向移動型搬送装置4rの動きについての説明を、兼ねるものとする。
搬送モードにおいては、ローダー装置7fとスクリーン印刷機3との間で、X方向移動型搬送装置4fのスライド機構を用いて、X方向移動部40fを左右方向に往復動させる。具体的には、まず、X方向移動部40fを、固定部41fの略直上の位置まで、スライドさせる。また、スクリーン印刷機3の搬送モジュール33fを、前方に移動させる。次いで、ローダー装置7fから、X方向移動部40fのレーン980fに、回路基板90fを送り出す。それから、固定部41fに対して、X方向移動部40fを、右方にスライドさせる。そして、X方向移動部40fと、搬送モジュール33fと、を近接させる。続いて、X方向移動部40fから搬送モジュール33fに、回路基板90fを送り出す。その後、回路基板90fに、所定のパターンではんだを印刷する。
<作業スペースの確保方法>
次に、本実施形態の印刷ユニット1の作業スペースの確保方法について説明する。図17のX方向移動型搬送装置4r、図19のX方向移動型搬送装置4fに示すように、搬送モードにおいては、X方向移動部40fが左右方向に移動する。このため、スクリーン印刷機3の左方に、作業スペースを確保することができない。
作業スペースを確保する際は、X方向移動型搬送装置4fを、作業モードに切り替える。すなわち、図18に示すように、X方向移動型搬送装置4fのスライド機構を用いて、固定部41fの略真上に、X方向移動部40fを移動させる。そして、図17に示すように、スクリーン印刷機3の左側前方に、作業スペース98fを確保する。なお、図19に示すように、後方のX方向移動型搬送装置4rを作業モードに切り替えると、スクリーン印刷機3の左側後方に作業スペース98rを確保することができる。
<作用効果>
次に、本実施形態の印刷ユニット1の作用効果について説明する。本実施形態の印刷ユニット1は、構成が共通する部分に関しては、第二実施形態の印刷ユニットと同様の作用効果を有する。
また、本実施形態の印刷ユニット1によると、図17、図19に示すように、作業モードに切り替えることにより、スクリーン印刷機3の印刷位置に対して、X方向上流側の直近の位置に、作業スペース98f、98rを確保することができる。このため、オペレータが、部品交換やメンテナンスなどの作業を行いやすい。また、スクリーン印刷機3のY方向隣りではなくX方向隣りに、言い換えると生産ラインのエリア内に、作業スペースを確保することができる。このため、スペース効率が高い。
また、本実施形態の印刷ユニット1によると、図17、図19に示すように、作業スペース98f、98rをY方向に連ねることにより、オペレータが、生産ラインをY方向に横切ることができる。
また、本実施形態の印刷ユニット1によると、図18に示すように、X方向移動型搬送装置4fのスライド機構を用いて、搬送モードと、作業モードと、を容易に切り替えることができる。また、搬送モードにおいては、回路基板90fを搬送することができる。
また、本実施形態の印刷ユニット1によると、図17に示すように、前方レーン951fのX方向真横に、作業スペース98fを確保することができる。また、図19に示すように、後方レーン951rのX方向真横に、作業スペース98rを確保することができる。このため、印刷位置に対して、斜め方向(X方向に対して交差する方向)から作業を行う必要がない。したがって、作業性が高い。
また、本実施形態の印刷ユニット1によると、既存のマガジンラック式のローダー装置7f、7rを用いている。また、既存のスライド式のシャトルコンベアであるX方向移動型搬送装置4f、4rを用いている。このため、新たにこれらの装置を開発することなく、生産ラインを構築することができる。
{第四実施形態}
本実施形態の印刷ユニットと第三実施形態の印刷ユニットとの相違点は、スライド式ではなく、跳ね上げ式のX方向移動型搬送装置を用いている点である。ここでは、主に相違点について説明する。
<印刷ユニットの構成>
まず、本実施形態の印刷ユニットの構成について説明する。
[スクリーン印刷機およびローダー装置の構成]
スクリーン印刷機およびローダー装置の構成は、第三実施形態同様である。したがって、ここでは説明を割愛する。
[X方向移動型搬送装置の構成]
X方向移動型搬送装置は、いわゆる跳ね上げ式コンベアである。二つのX方向移動型搬送装置は、二つのローダー装置と、スクリーン印刷機と、の間に介装されている。二つのX方向移動型搬送装置の構成は同じである。そこで、以下、前方のX方向移動型搬送装置の構成についてのみ説明し、後方のX方向移動型搬送装置の構成についての説明を、兼ねるものとする。
図20に、本実施形態の印刷ユニットの前方のX方向移動型搬送装置の斜視図を示す。なお、図18と対応する部位については、同じ符号で示す。図20に示すように、X方向移動型搬送装置4fは、X方向移動部40fと、固定部41fと、を備えている。
X方向移動部40fの立壁部405fの左端には、揺動片405faが形成されている。また、X方向移動部40fの基準壁部400fの左端には、揺動片400fcが形成されている。
固定部41fは、X方向移動部40fの左方に配置されている。固定部41fは、基準壁部413fと、従動壁部414fと、固定部基部415fと、従動壁部駆動装置416fと、一対の揺動片417fa、417fbと、底板部418fと、立壁部419fと、揺動軸420fa、420fbと、を備えている。
揺動片417faは、基準壁部413fの右端に配置されている。揺動片417faは、揺動片400fcの前方に配置されている。揺動片417fa、400fcには、揺動軸420faが挿通されている。揺動片417fbは、立壁部419fの右端に配置されている。揺動片417fbは、揺動片405faの後方に配置されている。揺動片417fb、405faには、揺動軸420fbが挿通されている。底板部418fは、固定部基部415fの右縁に配置されている。
[X方向移動型搬送装置の動き]
X方向移動部40fの回路基板搬送機構、従動壁部移動機構は、第三実施形態のX方向移動部の回路基板搬送機構、従動壁部移動機構と同様である。また、固定部41fの回路基板90fの搬送機構、従動壁部414fの移動機構は、X方向移動部40fの回路基板搬送機構、従動壁部移動機構と同様である。したがって、ここでは説明を割愛する。
<作業スペースの確保方法>
次に、本実施形態の印刷ユニットの作業スペースの確保方法について説明する。X方向移動型搬送装置4fは、搬送モードと、図20に示す作業モードと、に切り替え可能である。すなわち、固定部41fに対して、X方向移動部40fを揺動させることができる。具体的には、X方向移動部40fは、固定部41fに対して、揺動軸420fa、420fbを中心に、縦方向に揺動可能である。この揺動機構を利用して、搬送モードと作業モードとを切り替える。
搬送モードにおいては、X方向移動部40fを、固定部41fの右側(下流側)に倒す。すなわち、固定部41fとX方向移動部40fとを左右方向に並べる。そして、回路基板90fを搬送する。なお、X方向移動部40fの移動部基部402fは、底板部418fにより、下方から支持されている。
作業モードにおいては、図20に示すように、上記揺動機構を用いて、X方向移動部40fを揺動させ、立ち上がらせる。そして、X方向移動型搬送装置4fの右側であって、かつスクリーン印刷機3の左側前方に、作業スペースを確保する。
<作用効果>
次に、本実施形態の印刷ユニットの作用効果について説明する。本実施形態の印刷ユニットは、構成が共通する部分に関しては、第三実施形態の印刷ユニットと同様の作用効果を有する。
また、本実施形態の印刷ユニットによると、図20に示すように、X方向移動型搬送装置4fの揺動機構を用いて、搬送モードと、作業モードと、を容易に切り替えることができる。また、搬送モードにおいては、固定部41fからX方向移動部40fに、回路基板を受け渡すことにより、回路基板を搬送することができる。
また、本実施形態の印刷ユニットによると、既存の跳ね上げ式コンベアであるX方向移動型搬送装置4fを用いている。このため、新たに装置を開発することなく、生産ラインを構築することができる。
{第五実施形態}
本実施形態の印刷ユニットと第二実施形態の印刷ユニットとの相違点は、Y方向移動型搬送装置の構成のみである。ここでは、主に相違点について説明する。
<印刷ユニットの構成>
まず、本実施形態の印刷ユニットの構成について説明する。
[スクリーン印刷機、基板供給装置、ローダー装置の構成]
スクリーン印刷機、基板供給装置、ローダー装置の構成は、第二実施形態同様である。
[Y方向移動型搬送装置の構成]
図21に、本実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置の斜視図を示す。なお、図13と対応する部位については、同じ符号で示す。図22に、同Y方向移動型搬送装置の左面図を示す。図21、図22に示すように、Y方向移動型搬送装置5は、基準壁部50と、従動壁部51と、基体52と、第一駆動装置53と、第二駆動装置54と、を備えている。
基体52は、基体本体520と、一対のY方向ガイドレール521と、モータ取付部522と、プーリ取付部523と、を備えている。基体本体520は、矩形板状を呈している。一対のY方向ガイドレール521は、各々、角柱状を呈している。一対のY方向ガイドレール521は、基体本体520の上面の左縁および右縁に沿って、配置されている。モータ取付部522は、基体本体520の前縁に形成されている。プーリ取付部523は、基体本体520の上面後縁付近に立設されている。
第一駆動装置53は、第一モータ530と、タイミングベルト531と、駆動側プーリ534fと、従動側プーリ534rと、を備えている。第一モータ530は、モータ取付部522の上面に取り付けられている。駆動側プーリ534fは、第一モータ530の回転軸(図略)に連結されている。従動側プーリ534rは、プーリ取付部523の左面に、回転可能に取り付けられている。タイミングベルト531は、駆動側プーリ534fと従動側プーリ534rとの間に、巻き架けられている。
基準壁部50は、基準コンベア500と、基準コンベア駆動モータ501と、壁部本体502と、一対の被ガイドブロック503と、を備えている。壁部本体502は、矩形板状を呈している。壁部本体502の下面には、ベルト固定凹部502aが形成されている。ベルト固定凹部502aには、タイミングベルト531が、相対的に移動可能に、挿通されている。ベルト固定凹部502aは、タイミングベルト531に固定されている。基準コンベア500は、壁部本体502の後面上縁付近に配置されている。基準コンベア500は、左右方向に延在している。基準コンベア駆動モータ501は、壁部本体502の前面右上隅付近に配置されている。基準コンベア駆動モータ501は、基準コンベア500を駆動している。一対の被ガイドブロック503は、壁部本体502の下面左右両端に、固定されている。一対の被ガイドブロック503は、一対のY方向ガイドレール521に、摺接している。
従動壁部51は、従動コンベア510と、従動コンベア駆動モータ511と、壁部本体512と、一対の被ガイドブロック513と、を備えている。壁部本体512は、矩形板状を呈している。壁部本体512の下面には、ベルト挿通凹部512aが形成されている。ベルト挿通凹部512aには、タイミングベルト531が挿通されている。従動コンベア510は、壁部本体512の前面上縁付近に配置されている。従動コンベア510は、左右方向に延在している。従動コンベア駆動モータ511は、壁部本体512の後面右上隅付近に配置されている。従動コンベア駆動モータ511は、従動コンベア510を駆動している。一対の被ガイドブロック513は、壁部本体512の下面左右両端に、固定されている。一対の被ガイドブロック513は、一対のY方向ガイドレール521に、摺接している。
図22に示すように、第二駆動装置54は、第二モータ540と、メインプーリ541と、一対のサブプーリ543f、543rと、を備えている。第二モータ540は、壁部本体512の後面に取り付けられている。メインプーリ541は、第二モータ540の回転軸(図略)に連結されている。一対のサブプーリ543f、543rは、第二モータ540のブラケット(図略)の左面に、回転可能に取り付けられている。これらメインプーリ541および一対のサブプーリ543f、543rには、タイミングベルト531が巻き架けられている。
[Y方向移動型搬送装置の動き]
基準壁部50および従動壁部51を同時に移動させる場合は、第一モータ530を駆動する。第一モータ530を駆動すると、駆動側プーリ534fが回転し、駆動側プーリ534fと従動側プーリ534rとの間で、タイミングベルト531が動き出す。ここで、基準壁部50は、タイミングベルト531に固定されている。このため、タイミングベルト531が動くと、基準壁部50も前後方向に移動する。一方、従動壁部51は、メインプーリ541および一対のサブプーリ543f、543rを介して、タイミングベルト531に連結されている。このため、タイミングベルト531が動くと、従動壁部51も前後方向に移動する。このように、第一モータ530を駆動することにより、基準壁部50および従動壁部51を同時に移動させることができる。この動作は、回路基板90rを、前後方向に移動させる際に便利である。
基準壁部50から独立して従動壁部51だけを移動させる場合は、第二モータ540を駆動する。第二モータ540を駆動すると、メインプーリ541が回転する。このため、静止状態のタイミングベルト531上を、メインプーリ541および一対のサブプーリ543f、543rが、転動する。ここで、メインプーリ541つまり第二駆動装置54は、従動壁部51に固定されている。このため、メインプーリ541が転動すると、従動壁部51も前後方向に移動する。このように、第二モータ540を駆動することにより、基準壁部50から独立して従動壁部51だけを移動させることができる。この動作は、回路基板90rの段取り替えの際に便利である。
なお、第一モータ530と第二モータ540とを同時に駆動すると、基準壁部50と従動壁部51とを、同方向あるいは反対方向に、別々に駆動することができる。また、従動壁部51を、見かけ上、静止させることができる。
<回路基板生産時の動き>
本実施形態の印刷ユニットの回路基板生産時の動きは、第二実施形態の印刷ユニットの回路基板生産時の動きと同様である。したがって、ここでは説明を割愛する。
<作業スペースの確保方法>
本実施形態の印刷ユニットの作業スペースの確保方法は、第二実施形態の印刷ユニットの作業スペースの確保方法と同様である。したがって、ここでは説明を割愛する。
<作用効果>
次に、本実施形態の印刷ユニットの作用効果について説明する。本実施形態の印刷ユニットは、構成が共通する部分に関しては、第二実施形態の印刷ユニットと同様の作用効果を有する。
また、図13に示すように、第二実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置5によると、シャトルベース57に、基準壁部50と従動壁部51とが配置されていた。そして、基準壁部50の基準コンベアと、従動壁部51の従動コンベア510と、を用いて、回路基板90rをX方向に搬送していた。段取り替えの際は、基準壁部50に対して、従動壁部51をY方向に移動させていた。このため、搬送可能な最大の回路基板90rのY方向幅は、シャトルベース57のY方向全長に、依存していた。すなわち、シャトルベース57のY方向全長よりも幅広の回路基板90rは、搬送することができなかった。
この点、図21に示すように、本実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置5によると、シャトルベース自体が配置されていない。このため、シャトルベースのY方向全長に依存することなく、Y方向幅が広い回路基板90rを搬送することができる。具体的には、Y方向ガイドレール521のY方向全長に相当するような、大型の回路基板90rを搬送することができる。
また、図13に示すように、第二実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置5の場合、回路基板90rをY方向に移動させる際、基準壁部50、従動壁部51だけではなく、シャトルベース57までもY方向に移動させていた。シャトルベース57は、比較的重い。したがって、重量物をY方向に移動させるために、大容量のシャトルベースボールねじ部駆動モータ560が必要だった。並びに、耐重量性の高いシャトルベースボールねじ部561が必要だった。
この点、図21に示すように、本実施形態の第一駆動装置53は、基準壁部50および従動壁部51だけを、Y方向に駆動している。基準壁部50および従動壁部51は、比較的軽い。したがって、第一モータ530の容量が小さくて済む。並びに、耐重量性の高い駆動側プーリ534f、従動側プーリ534r、タイミングベルト531は不要である。また、Y方向移動の高速化が容易である。
また、図13に示すように、第二実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置5の場合、シャトルベースガイドレール550と、従動壁部ガイドレール570と、いう二種類のY方向ガイドレールが必要だった。このため、構造が複雑だった。この点、図21に示すように、本実施形態の第一駆動装置53によると、Y方向ガイドレール521の種類は一つである。このため、構造が簡単である。
また、本実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置5によると、ベルト−プーリ機構を用いて、容易に基準壁部50および従動壁部51を移動させることができる。
また、図13に示すように、第二実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置5は、シャトルベース57を移動させるためのボールねじ部−ナット機構と、従動壁部51を移動させるためのボールねじ部−ナット機構と、が必要だった。このため、構造が複雑だった。
この点、図21に示すように、本実施形態の第一駆動装置53によると、図13のシャトルベースボールねじ561および従動壁部ボールねじ部581に相当するタイミングベルト531の配置数は一つである。このため、構造が簡単である。なお、本実施形態のY方向移動型搬送装置5は、本実施形態の印刷ユニットから独立して用いることもできる。
{第六実施形態}
本実施形態の印刷ユニットと第五実施形態の印刷ユニットとの相違点は、Y方向移動型搬送装置の第一駆動装置、第二駆動装置の構成のみである。ここでは、主に相違点について説明する。
図23に、本実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置の左面図を示す。図24に、同Y方向移動型搬送装置の第二駆動装置付近の斜視図を示す。なお、図21、図22と対応する部位については、同じ符号で示す。
図23に示すように、基体52は、一対の立壁部524f、524rを備えている。一対の立壁部524f、524rは、各々、細板状を呈している。一対の立壁部524f、524rは、基体本体520の前縁および後縁に沿って、配置されている。
第一駆動装置53は、第一モータ530と、ボールねじ部532と、ナット533と、を備えている。第一モータ530は、前方の立壁部524fの前面に取り付けられている。ボールねじ部532は、一対の立壁部524f、524r間に、軸回りに回転可能に、架設されている。ボールねじ部532は、基準壁部50および従動壁部51を貫通している。ボールねじ部532の前端は、第一モータ530の回転軸(図略)に連結されている。ナット533は、ボールねじ部532に環装されている。ナット533は、基準壁部50の壁部本体502に取り付けられている。
図24に示すように、第二駆動装置54は、第二モータ540(説明の便宜上、図24においては透過して示す。)と、ナット542と、駆動側ギア544と、従動側ギア545と、支持部546と、を備えている。第二モータ540は、ブラケット(図略)を介して、従動壁部51の壁部本体512に取り付けられている。第二モータ540の回転軸540aは、支持部546に回転可能に支持されている。回転軸540aは、軸回りに回転可能である。駆動側ギア544は、回転軸540aに固定されている。一方、ナット542は、ボールねじ部532に環装されている。また、従動側ギア545は、ナット542の外周面に固定されている。駆動側ギア544と従動側ギア545とは、互いに噛合している。
基準壁部50および従動壁部51を同時に移動させる場合は、図23に示すように、第一モータ530を駆動する。第一モータ530を駆動すると、ボールねじ部532が軸回りに回転する。ボールねじ部532には、二つのナット533、542が環装されている。このため、ボールねじ部532が回転すると、二つのナット533、542が前後方向に移動する。ここで、ナット533は、基準壁部50に取り付けられている。このため、ナット533が移動すると、基準壁部50も移動する。また、ナット542には、第二駆動装置54を介して、従動壁部51が連結されている。このため、ナット542が移動すると、従動壁部51も移動する。このように、第一モータ530を駆動することにより、基準壁部50および従動壁部51を同時に移動させることができる。この動作は、回路基板90rを、前後方向に移動させる際に便利である。
基準壁部50から独立して従動壁部51だけを移動させる場合は、第二モータ540を駆動する。第二モータ540を駆動すると、駆動側ギア544、従動側ギア545が回転する。このため、静止状態のボールねじ部532に対して、ナット542が螺動する。ここで、ナット542つまり第二駆動装置54は、従動壁部51に固定されている。このため、ナット542が螺動すると、従動壁部51も前後方向に移動する。このように、第二モータ540を駆動することにより、基準壁部50から独立して従動壁部51だけを移動させることができる。この動作は、回路基板90rの段取り替えの際に便利である。
なお、第一モータ530と第二モータ540とを同時に駆動すると、基準壁部50と従動壁部51とを、同方向あるいは反対方向に、別々に駆動することができる。また、従動壁部51を、見かけ上、静止させることができる。
本実施形態の印刷ユニットは、構成が共通する部分に関しては、第五実施形態の印刷ユニットと同様の作用効果を有する。
また、本実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置5によると、ボールねじ部−ナット機構を用いて、容易に基準壁部50および従動壁部51を移動させることができる。
また、図13に示すように、第二実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置5は、シャトルベース57を移動させるためのボールねじ部−ナット機構と、従動壁部51を移動させるためのボールねじ部−ナット機構と、が必要だった。このため、構造が複雑だった。
この点、図23に示すように、本実施形態の第一駆動装置53によると、図13のシャトルベースボールねじ561および従動壁部ボールねじ部581に相当するボールねじ部532の配置数は一つである。このため、構造が簡単である。なお、本実施形態のY方向移動型搬送装置5は、本実施形態の印刷ユニットから独立して用いることもできる。
{その他}
以上、本発明の印刷ユニット1およびスクリーン印刷機3の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
例えば、搬送モジュール33f、33r、供給モジュール20f、20rは、スクリーン印刷機3から独立して使用してもよい。例えば、電子部品実装機94に組み込んで使用してもよい。すなわち、搬送モジュール33f、33r、供給モジュール20f、20rは、スクリーン印刷機3以外の「バックアップ部材96fの交換作業を要する装置」に、用いてもよい。
また、上記実施形態の印刷ユニット1およびスクリーン印刷機3においては、角柱状の支持体961fを使用したが、バックアッププレート960fから上方に突設されるピン状の支持体961fを用いてもよい。
また、上記実施形態の印刷ユニット1においては、生産ライン95f、95rを直線状としたが、曲線状であってもよい。また、直線状の生産ライン95f、95rに、部分的に曲線部があってもよい。曲線部におけるY方向とは、当該曲線の接線に対して、略直交する方向をいう。
また、上記実施形態の印刷ユニット1およびスクリーン印刷機3においては、段取り替えの際、オペレータ93fは、スクリーン印刷機3のY方向前方の作業スペース92fに立ち、X方向上流側に開口する印刷部用交換口320を介して、印刷用交換部品を交換している。並びに、X方向上流側に開口するバックアップ部材用交換口321を介して、バックアップ部材96fを交換している。しかしながら、オペレータ93fが、スクリーン印刷機3のX方向左方に立ち、印刷用交換部品およびバックアップ部材96fを交換してもよい。この場合、スクリーン印刷機3のY方向前方の作業スペース92fが不要になる。
また、電子部品実装機94の配置数も特に限定しない。スクリーン印刷機3のX方向下流側に、数台、数十台の電子部品実装機94が連なっていてもよい。生産ライン95f、95rが長いほど、作業スペース92fがY方向片方だけで済むという本実施形態の印刷ユニット1およびスクリーン印刷機3のメリットを、充分に発揮することができる。
また、上記第五実施形態、第六実施形態においては、Y方向移動型搬送装置に従動壁部を一つだけ配置したが、Y方向移動型搬送装置に複数の従動壁部を配置してもよい。図25に、その他の実施形態の印刷ユニットのY方向移動型搬送装置の左面図を示す。なお、図22と対応する部位については、同じ符号で示す。
図25に示すように、三つの従動壁部51を配置してもよい。並びに、三つの第二駆動装置54を配置してもよい。こうすると、ダブルレーンに対応することができる。すなわち、基準壁部50と最前列の従動壁部51とで前方のレーンの回路基板90fを搬送し、中央の従動壁部51と最後列の従動壁部51とで後方のレーンの回路基板90rを搬送することができる。また、従動壁部51および第二駆動装置54の配置数を増やすことにより、さらなるレーンの多線化に対応することができる。なお、図25に示すベルト−プーリ機構を、図23に示すボールねじ部−ナット機構に換装してもよい。
また、上記第六実施形態においては、図24に示すように、第二モータ540の駆動力を、駆動側ギア544、従動側ギア545を介して、つまりギア機構を介して、ナット542に伝達した。しかしながら、第二モータ540の駆動力を、ベルト−プーリ機構を介して、ナット542に伝達してもよい。
また、上記第二実施形態〜第六実施形態においては、マガジンラック式のローダー装置7f、7rを用いたが、例えばベアボードスタッカー(積載された多数の回路基板を、吸着ノズルを用いて一枚ずつ取り出し、生産ラインに搭載するタイプのスタッカー)など、他の種類のローダー装置を用いてもよい。
また、上記第二実施形態においては、図12、図14〜図16に示すように、作業スペース98fを、スクリーン印刷機3とY方向移動型搬送装置5との間であって基板供給装置2の前方に確保したが、作業スペース98fと基板供給装置2との配置は、前後反対でもよい。
1:印刷ユニット、2:基板供給装置(基板中継装置)、3:スクリーン印刷機、4f:X方向移動型搬送装置、4r:X方向移動型搬送装置、5:Y方向移動型搬送装置、7f:ローダー装置、7r:ローダー装置。
20f:供給モジュール(中継モジュール)、20r:供給モジュール(中継モジュール)、30:基部、31:フレーム部、32:ハウジング、33f:搬送モジュール、33r:搬送モジュール、34f:印刷部、34r:印刷部、35:カメラユニット、40f:X方向移動部、41f:固定部、50:基準壁部、51:従動壁部、52:基体、53:第一駆動装置、54:第二駆動装置、55:ベースプレート、56:シャトルベース駆動装置、57:シャトルベース、58:従動壁部駆動装置、90f:回路基板、90r:回路基板、92f:作業スペース、93f:オペレータ、94:電子部品実装機、95f:生産ライン、95r:生産ライン、96f:バックアップ部材、98f:作業スペース、98r:作業スペース。
200:供給用第一固定壁部、200fd:バックアップ部材供給用第一固定コンベア、200fu:基板供給用固定コンベア、201f:供給用可動壁部、201fu:基板供給用可動コンベア、202f:供給用第二固定壁部、202fd:バックアップ部材供給用第二固定コンベア、203:支持台、205f:ボールねじ部、205fa:ロッド部、205fb:ナット部、206f:ボールねじ部、207f:端壁部、207r:端壁部、300:ガイド溝、310:左方フレーム、310d:下方開口、310u:上方開口、311:右方フレーム、311d:下方開口、311u:上方開口、312:隔壁、320:印刷部用交換口(交換口)、320a〜320c:シャッター、321:バックアップ部材用交換口(交換口)、330f:搬送用第一固定壁部、330fd:バックアップ部材搬送用第一固定コンベア、330fu:基板搬送用固定コンベア、331f:搬送用可動壁部、331fa:凹部、331fd:バックアップ部材搬送用可動コンベア、331fu:基板搬送用可動コンベア、332f:搬送用第二固定壁部、332fd:バックアップ部材搬送用第二固定コンベア、333f:支持台、334f:昇降テーブル、335f:ボールねじ部、335fa:ロッド部、335fb:ナット部、336f:ボールねじ部、337f:搬送用第二固定壁部、337f:端壁部、340ff:ガイド部、340fr:ガイド部、341f:スクリーンマスク、342f:スクリーン枠、343f:上方フレーム、344f:下方フレーム、345ff:ボールねじ部、345fr:ボールねじ部、346f:駆動ベルト、347f:ガイドロッド、348ff:スキージ、348fr:スキージ、349ff:スキージ装着部、349fr:スキージ装着部、350:ブラケット、351:カメラ、352:クリーナ、400f:基準壁部、400fa:基準コンベア駆動モータ、400fb:壁部本体、400fc:揺動片、401f:従動壁部、401fa:従動コンベア、401fb:従動コンベア駆動モータ、401fc:壁部本体、401fd:被ガイドブロック、402f:移動部基部、403f:従動壁部駆動装置、403fa:駆動モータ、403fb:従動壁部ボールねじ部、403fc:ナット、404f:従動壁部ガイドレール、405f:立壁部、405fa:揺動片、406f:基部本体、407f:移動部側ガイドレール、408f:移動部側被ガイドブロック、410f:固定部基部、411f:固定部側ガイドレール、412f:固定部側被ガイドブロック、413f:基準壁部、414f:従動壁部、415f:固定部基部、416f:従動壁部駆動装置、417fa:揺動片、417fb:揺動片、418f:底板部、419f:立壁部、420fa:揺動軸、420fb:揺動軸、500:基準コンベア、501:基準コンベア駆動モータ、502:壁部本体、502a:ベルト固定凹部、503:被ガイドブロック、510:従動コンベア、511:従動コンベア駆動モータ、512:壁部本体、512a:ベルト挿通凹部、513:被ガイドブロック、520:基体本体、521:Y方向ガイドレール、522:モータ取付部、523:プーリ取付部、524f:立壁部、530:第一モータ、531:タイミングベルト、532:ボールねじ部、533:ナット、534f:駆動側プーリ、534r:従動側プーリ、540:第二モータ、540a:回転軸、541:メインプーリ、542:ナット、543f:サブプーリ、543r:サブプーリ、544:駆動側ギア、545:従動側ギア、546:支持部、550:シャトルベースガイドレール、551:立壁部、552:プレート本体、560:シャトルベースボールねじ部駆動モータ、561:シャトルベースボールねじ部、570:従動壁部ガイドレール、571:立壁部、572:ベース本体、573:被ガイドブロック、580:従動壁部ボールねじ部駆動モータ、581:従動壁部ボールねじ部、582:ナット、950f:前方レーン、950r:後方レーン、951f:前方レーン(レーン)、951r:後方レーン(レーン)、952f:前方レーン、952r:後方レーン、960f:バックアッププレート、961f:支持体、970:レーン、980f:レーン。
A1:基板供給部(基板中継部)、A2:バックアップ部材供給部、B1:基板搬送部、B2:バックアップ部材搬送部。

Claims (11)

  1. 所定の印刷位置において回路基板にはんだを印刷するスクリーン印刷機であって、
    前記回路基板の搬送方向をX方向、該X方向に略直交する略水平方向をY方向、該X方向および該Y方向に略直交する略垂直方向をZ方向として、前記印刷位置を有すると共に該Y方向に並ぶ複数のレーンと、該X方向に開口する交換口を有すると共に該印刷位置を囲むハウジングと、を備え、該回路基板の種類を変更する段取り替えの際、該交換口から複数の該レーンに配置される交換部品を交換可能であり、
    前記交換部品は、前記はんだが通過するスクリーン孔を有し前記印刷位置において前記回路基板の前記Z方向上方に配置されるスクリーンマスク、該印刷位置において該スクリーンマスクの該Z方向上方に配置され該はんだを該スクリーン孔に押し込むスキージ、該印刷位置において該回路基板を下方から支持するバックアップ部材から選ばれる一種類以上であり、
    前記回路基板を前記X方向に搬送し前記Y方向幅を拡縮可能な基板搬送部と、
    該基板搬送部の前記Z方向下方に配置され、前記交換口を介して、前記バックアップ部材を該X方向に出し入れするバックアップ部材搬送部と、
    を有する搬送モジュールを、複数有することを特徴とするスクリーン印刷機。
  2. 前記搬送モジュールは、前記X方向に延在する基板搬送用固定コンベアと、該基板搬送用固定コンベアの前記Z方向下方に配置され該X方向に延在するバックアップ部材搬送用第一固定コンベアと、を有する搬送用第一固定壁部と、
    該基板搬送用固定コンベアに前記Y方向に対向し該X方向に延在する基板搬送用可動コンベアを有し、該Y方向に移動可能な搬送用可動壁部と、
    該バックアップ部材搬送用第一固定コンベアに該Y方向に対向し該X方向に延在するバックアップ部材搬送用第二固定コンベアを有する搬送用第二固定壁部と、
    を有し、
    前記基板搬送部は、該基板搬送用固定コンベアと、該基板搬送用可動コンベアと、を有し、
    前記バックアップ部材搬送部は、該バックアップ部材搬送用第一固定コンベアと、該バックアップ部材搬送用第二固定コンベアと、を有し、
    前記バックアップ部材は、バックアッププレートと、該バックアッププレートから前記Z方向上方に突設され前記印刷位置において前記回路基板を下方から支持する支持体と、を有し、
    該バックアップ部材搬送用第一固定コンベアと該バックアップ部材搬送用第二固定コンベアとの間の該Y方向幅は、複数種類の該回路基板のうち該Y方向幅が最大の該回路基板を支持可能な該バックアッププレートの該Y方向幅に、対応している請求項1に記載のスクリーン印刷機。
  3. 前記搬送用可動壁部は、前記基板搬送用可動コンベアの前記Z方向下方に、前記バックアップ部材搬送用第一固定コンベアに前記Y方向に対向し前記X方向に延在するバックアップ部材搬送用可動コンベアを有し、
    前記バックアップ部材を該X方向に出し入れする際、該搬送用可動壁部が該Y方向に移動し、前記搬送用第二固定壁部と該X方向に一列に並ぶことにより、該バックアップ部材搬送用可動コンベアと前記バックアップ部材搬送用第二固定コンベアとが該X方向に一列に並ぶ請求項2に記載のスクリーン印刷機。
  4. 前記X方向に延在し該X方向一端が前記交換口に近接して配置されると共に前記Y方向に対向する一対のガイド部と、前記スクリーンマスクが張設され一対の該ガイド部に該交換口を介して脱着可能に収容されるスクリーン枠と、を有する印刷部を有する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のスクリーン印刷機。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のスクリーン印刷機と、
    前記基板搬送部の前記X方向上流側に連なり、前記回路基板を前記X方向に搬送し前記Y方向幅を拡縮可能な基板供給部と、
    該基板供給部の前記Z方向下方に配置され、前記バックアップ部材搬送部の該X方向上流側に連なり、前記交換口を介して、前記バックアップ部材を該X方向に出し入れするバックアップ部材供給部と、を有する供給モジュールを、複数有する基板供給装置と、
    を備えてなる印刷ユニット。
  6. 前記供給モジュールは、前記X方向に延在する基板供給用固定コンベアと、該基板供給用固定コンベアの前記Z方向下方に配置され該X方向に延在するバックアップ部材供給用第一固定コンベアと、を有する供給用第一固定壁部と、
    該基板供給用固定コンベアに前記Y方向に対向し該X方向に延在する基板供給用可動コンベアを有し、該Y方向に移動可能な供給用可動壁部と、
    該バックアップ部材供給用第一固定コンベアに該Y方向に対向し該X方向に延在するバックアップ部材供給用第二固定コンベアを有する供給用第二固定壁部と、
    を有し、
    前記基板供給部は、該基板供給用固定コンベアと、該基板供給用可動コンベアと、を有し、
    前記バックアップ部材供給部は、該バックアップ部材供給用第一固定コンベアと、該バックアップ部材供給用第二固定コンベアと、を有し、
    前記バックアップ部材は、バックアッププレートと、該バックアッププレートから前記Z方向上方に突設され前記印刷位置において前記回路基板を下方から支持する支持体と、を有し、
    該バックアップ部材供給用第一固定コンベアと該バックアップ部材供給用第二固定コンベアとの間の該Y方向幅は、複数種類の該回路基板のうち該Y方向幅が最大の該回路基板を支持可能な該バックアッププレートの該Y方向幅に、対応している請求項5に記載の印刷ユニット。
  7. 回路基板の搬送方向をX方向、該X方向に略直交する略水平方向をY方向として、該回路基板にはんだを印刷する印刷位置を有すると共に該Y方向に並ぶ複数のレーンと、
    該回路基板を該X方向に搬送する基板搬送部を有すると共に、複数の該レーンの位置に応じて該Y方向に移動可能な複数の搬送モジュールと、
    を有するスクリーン印刷機と、
    該スクリーン印刷機の該X方向上流側に連なり、該回路基板を該X方向に搬送する基板中継部を有する中継モジュールを、複数有する基板中継装置と、
    該基板中継装置の該X方向上流側に連なり、該回路基板を該X方向に搬送し、該基板中継部の位置に応じて該Y方向に移動可能なY方向移動部を有するY方向移動型搬送装置と、
    を備え、
    該スクリーン印刷機と該Y方向移動型搬送装置との間であって、かつ該基板中継装置の該Y方向隣りには、作業スペースが確保されている印刷ユニット。
  8. 回路基板の搬送方向をX方向、該X方向に略直交する略水平方向をY方向として、該回路基板にはんだを印刷する印刷位置を有すると共に該Y方向に並ぶ複数のレーンと、
    該回路基板を該X方向に搬送する基板搬送部を有すると共に、複数の該レーンの位置に応じて該Y方向に移動可能な複数の搬送モジュールと、
    を有するスクリーン印刷機と、
    該スクリーン印刷機の該X方向上流側に連なり、該回路基板を該X方向に搬送するX方向移動部と、該X方向移動部を移動可能に支持する固定部と、を有するX方向移動型搬送装置と、
    を備え、
    該X方向移動型搬送装置は、該スクリーン印刷機に該回路基板を払い出す搬送モードと、該X方向移動部を該スクリーン印刷機から離間させることにより該スクリーン印刷機の該X方向上流側に作業スペースを確保する作業モードと、に切り替え可能である印刷ユニット。
  9. 所定の印刷位置において回路基板にはんだを印刷するスクリーン印刷機であって、
    前記回路基板の搬送方向をX方向、該X方向に略直交する略水平方向をY方向、該X方向および該Y方向に略直交する略垂直方向をZ方向として、前記印刷位置を有すると共に該Y方向に並ぶ複数のレーンと、該印刷位置を少なくともY方向両側から覆うハウジングと、を備え、
    該ハウジングは、該X方向に開口する印刷部用交換口と、該印刷部用交換口の下側に該印刷部用交換口から独立して配置され該X方向に開口するバックアップ部材用交換口と、を有し、
    該回路基板の種類を変更する段取り替えの際、該印刷部用交換口を介して印刷用交換部品を交換可能であり、該バックアップ部材用交換口を介してバックアップ部材を交換可能であることを特徴とするスクリーン印刷機。
  10. 前記X方向に延在し該X方向一端が前記印刷部用交換口に近接して配置されると共に前記Y方向に対向する一対のガイド部と、スクリーンマスクが張設され一対の該ガイド部に該印刷部用交換口を介して脱着可能に収容されるスクリーン枠と、を有する印刷部を有する請求項9に記載のスクリーン印刷機。
  11. 前記ハウジングは、前記印刷部用交換口を開閉可能なシャッターを有する請求項9または請求項10に記載のスクリーン印刷機。
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