JP2005008348A - 搬送装置 - Google Patents

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Tomoya Katano
朋也 片野
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Abstract

【課題】従来の搬送装置においては、作業者が装置の反対側に回って作業を行おうとする度に、作業者自身が往来できるスペースを確保しなければならず、特に手動で行う場合にはスペースを確保する動作と元に戻す動作とが必要になり、極めて煩わしいという欠点があった。 また、プリント基板の搬送装置への受取り時および搬送装置からの引渡し時には作業者が往来できず、作業効率が悪いという問題点があった。
【解決手段】上記課題の解決のため、作業者が何の操作もすることなく何時でも往来できるスペースを確保し、実装ライン中の各装置の保守点検、電子部品補充等の作業を効率よく行いうる搬送装置を提供するものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品を生産または加工するライン途中に設置され、上流側装置から下流側装置へ該物品を搬送する搬送装置、特に、プリント基板に電子部品を装着する実装ライン途中に設置され、上流側装置から下流側装置へ該プリント基板を搬送する搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、プリント基板に電子部品を装着する実装ラインは少なくとも、基板供給装置、クリームはんだ印刷機、はんだ印刷外観検査装置、高速実装機、異形実装機、リフロー前外観検査装置、リフロー炉、リフロー後外観検査装置、基板収納装置から構成され、これら各装置が順次、上流側から下流側に向け、連結配列されている。
【0003】
そのため、実装ラインの長さは最低でも10メートルを超えるものとなり、上記各装置の保守点検、電子部品補充等で作業者が装置の反対側に回って作業を行いたい場合、実装ラインの端まで迂回してくる必要があり、作業効率が低下するという問題点があった。
【0004】
そこで、上記問題点を解消するために、従来は、搬送体を上流側搬送体・中間部搬送体・下流側搬送体に分割し、この中間部搬送体を上流側搬送体・下流側搬送体に対し、開閉可能に形成している(例えば、特許文献1参照)。
また、上流側装置から下流側装置へプリント基板を搬送するコンベア装置を回転または上下動できるようにしているものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−337358号公報(全図)
【特許文献2】
実開平5−65932号公報(全図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示された装置においては、作業者が装置の反対側に回って作業を行おうとした際に、中間部搬送体上に加工対象品が存在していないことを確認し、加工対象品が存在していない場合に限って中間部搬送体を手動または自動で跳ね上げることができる。また、上流側搬送体と中間部搬送体との間または中間部搬送体と下流側搬送体との間で加工対象品が搬送中でないことを確認し、加工対象品が搬送中でない場合に限って、中間部搬送体を手動または自動で跳ね上げることができる。
【0007】
また、特許文献2に開示された装置においても、上流側装置とコンベア装置との間またはコンベア装置と下流側装置との間でプリント基板が搬送中でないことを確認し、プリント基板が搬送中でない場合に限って、コンベア装置を手動または自動で回転や上下動させることができる。
【0008】
したがって、特許文献1または特許文献2に開示された各装置においては、作業者が装置の反対側に回って作業を行おうとする度に、作業者自身が往来できるスペースを確保しなければならず、特に手動で行う場合にはスペースを確保する動作と元に戻す動作とが必要になり、極めて煩わしいという欠点があった。
また、前記各装置においては、上流側搬送体と中間部搬送体との間または中間部搬送体と下流側搬送体との間で加工対象品が搬送中である場合や上流側装置とコンベア装置との間またはコンベア装置と下流側装置との間でプリント基板が搬送中である場合には、作業者が往来できるスペースを確保する操作・処理を行うことができず、依然として作業効率が悪いという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような従来装置が有する欠点に鑑みてなされたもので、作業者が何の操作もすることなく何時でも往来できるスペースを確保することができる搬送装置を提供することを目的としている。
【0010】
上記目的を達成するために、本発明に係る搬送装置は、物品を生産または加工するライン途中に設置され、上流側装置から下流側装置へ該物品を搬送する搬送装置であって、該搬送装置のベ―ス部と、該ベース部上で前記上流側装置と下流側装置との間を往復移動する移送部と、該移送部上面に設けられ、前記上流側装置から受け取った前記物品を下流側装置に引き渡す物品受渡機構と、前記移送部を往復移動させるべく前記ベース部上面に当接しつつ前記移送部移動方向に沿って転動する駆動ローラおよび移送部の下端部側に取着されて該駆動ローラを回転駆動する駆動モータからなる駆動機構とから構成され、移送部の位置に応じて上流側装置と移送部との間または下流側装置と移送部との間に形成されるスペースを作業者等が往来できるように構成したことを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明に係る搬送装置は、前記移送部が前記ベース部に跨座するとともに該ベース部に形成したガイドロッドに支承されて往復移動するように構成したことを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明に係る搬送装置は、前記物品受渡機構が前記物品のサイズに合わせて前記移送部移動方向に直交する方向の間隔が調整可能な1対のベルト転送装置とを含んでなり、物品を該ベルト転送装置に載置しつつ移送部を往動させることにより、該物品を上流側装置から下流側装置に搬送するように構成したことを特徴とするものである。
【0013】
また、本発明に係る搬送装置は、前記物品がプリント基板であり、前記生産または加工するラインが該プリント基板に電子部品を装着する実装ラインであることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る搬送装置をプリント基板の実装ラインに適用した実施の形態の一の例につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の実施形態の一の例としての搬送装置10の全体構成を示す斜視図である。
同図において、20は搬送装置10のベース部、30はベース部20上を往復移動する移送部、40は移送部30上面に設けられた物品受渡機構、50は移送部30を往復移動させる駆動機構である。
【0016】
図2は、図1のA−A矢視断面斜視図を示すものである。
同図において、21はベース部20上面に形成された踏板部、22は踏板部21に形成され、移送部30の移動方向に沿って該踏板部21の両端まで延伸する溝部、23はベース部20下面に形成した1対のガイドロッドで、該ガイドロッド23も移送部30の移動方向に沿って延伸している。
【0017】
51は移送部30の下端部側に取着した駆動モータ、52は硬質ウレタン等の合成樹脂または硬質ゴムからなり、該駆動モータ51の回転が伝達されるように軸支された駆動ローラで、該駆動ローラ52はその周面が溝部22底面に当接している。
そして、これら駆動モータ51および駆動ローラ52が駆動機構50を構成する。
【0018】
物品受渡機構40には固定側ベルト転送装置41および可動側ベルト転送装置42が設けられており、該可動側ベルト転送装置42の位置を調整して両ベルト転送装置41、42間の間隔をプリント基板(図示略)の幅に合わせる。
その後、転送モータ43を駆動することにより、プリント基板が上流側装置から下流側装置に向けて物品受渡機構40上を転送される。
【0019】
図3は、搬送装置10を下面方向から俯瞰した斜視図を示すものである。
同図において、24はベース部20の底面四隅部に設けられた支持脚で、該支持脚24により、ベース部20を搬送装置10の設置床面から離間して支持する。
【0020】
31は移送部30の下端に位置する基台部で、該基台部31により移送部30がベース部20を抱え込むように跨ぐ構成とされている。
【0021】
図4は、移送部30下端近傍の構成を説明する図である。
同図において、32は移送部30に形成された支持腕で、該支持腕32に駆動モータ51が支持されている。
【0022】
33は基台部31に固着した1対の摺動軸受で、ガイドロッド23が該摺動軸受33を挿通している。これにより、移送部30がガイドロッド23を介してベース部20上を往復移動可能に、該ベース部20に跨座することになる。
【0023】
ここで、移送部30がベース部20上を往復移動するには、駆動モータ51が作動して該駆動モータ51に軸支された駆動ローラ52を回転させる。
【0024】
その結果、溝部22上を駆動ローラ52が転動し、移送部30は摺動軸受33を挿通するガイドロッド23に案内されてベース部20上を往復動する。
【0025】
図5は、搬送装置10を実装ライン内に配置した状態を示す図である。
同図において、60は上流側装置の一例としての異形実装機、70は下流側装置の一例としてのリフロー前外観検査装置である。
【0026】
図5(A)は、異形実装機60から図示しないプリント基板が搬送装置10の物品受渡機構40に供給されている状態、または供給されるのを待っている状態を示すものである。
このとき、移送部30とリフロー前外観検査装置70との間にスペース80が確保されるので、作業者は何の操作もすることなく該スペース80を利用して自由に往来することができる。
【0027】
図5(B)は、搬送装置10の物品受渡機構40から図示しないプリント基板がリフロー前外観検査装置70に排出されている状態、または排出されるのを待っている状態を示すものである。
このとき、移送部30と異形実装機60との間にスペース90が確保されるので、作業者は何の操作もすることなく該スペース90を利用して自由に往来することができる。
【0028】
したがって、作業者は移送部30の位置に応じてスペース80またはスペース90を利用すれば、何時でも自由に往来することができる。
【0029】
また、移送部30が移動しているときは事故を予防するという観点から作業者の往来を禁止し、作業者にランプやブザーで警報を発したり、作業者が搬送装置10に近付き過ぎたときはセンサにより移送部30を緊急停止させてもよい。
なお、移送部30が異形実装機60とリフロー前外観検査装置70との中間位置にある場合のスペース80およびスペース90に十分な余裕があれば、作業者の往来を禁止することは必ずしも要しない。
【0030】
また万が一、移送部30と異形実装機60またはリフロー前外観検査装置70との間に作業者が挟まれてしまった場合でも、駆動ローラ52が溝部22上でスリップして空転するのみで、作業者が怪我をすることはない。
【0031】
また、リフロー前外観検査装置70が保守点検等の理由により長時間にわたって停止する場合にも、図5(B)に示す状態で物品受渡機構40上にプリント基板を載置したままリフロー前外観検査装置70の運転再開を待つことができるので、バッファ装置としても利用できる。
【0032】
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述したが、本発明は該実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で、それに各種の改変を施して実施することが可能である。
【0033】
【発明の効果】
本発明に係る搬送装置は上記のように構成されているので、従来装置のように作業者が往来するスペースを確保する操作・処理を行うことができない場合があるといったことがなく、作業者は何時でも何の操作もすることなく自由に往来することができ、従来装置に比し作業効率を大幅に低減することができる。
【0034】
また、従来の一部装置のように手動による操作がないので、作業者の労力を軽減することができる。
【0035】
さらに、本発明においては、バッファ装置としても機能させることができるという特徴をも有する。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例としての搬送装置の全体構成を示す斜視図
【図2】図1のA−A矢視断面斜視図
【図3】搬送装置を下面方向から俯瞰した斜視図
【図4】移送部下端近傍の構成を説明する図
【図5】搬送装置を実装ライン内に配置した状態を示す図
【符号の説明】
10 搬送装置
20 ベース部
21 踏板部
22 溝部
23 ガイドロッド
24 支持脚
30 移送部
31 基台部
32 支持腕
33 摺動軸受
40 物品受渡機構
41 固定側ベルト転送装置
42 可動側ベルト転送装置
43 転送モータ
50 駆動機構
51 駆動モータ
52 駆動ローラ
60 異形実装機
70 リフロー前外観検査装置
80 スペース
90 スペース

Claims (4)

  1. 物品を生産または加工するライン途中に設置され、上流側装置から下流側装置へ該物品を搬送する搬送装置であって、該搬送装置のベ―ス部と、該ベース部上で前記上流側装置と下流側装置との間を往復移動する移送部と、該移送部上面に設けられ、前記上流側装置から受け取った前記物品を下流側装置に引き渡す物品受渡機構と、前記移送部を往復移動させるべく前記ベース部上面に当接しつつ前記移送部移動方向に沿って転動する駆動ローラおよび移送部の下端部側に取着されて該駆動ローラを回転駆動する駆動モータからなる駆動機構とから構成され、移送部の位置に応じて上流側装置と移送部との間または下流側装置と移送部との間に形成されるスペースを作業者等が往来できるように構成したことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記移送部は、前記ベース部に跨座するとともに該ベース部に形成したガイドロッドに支承されて往復移動するように構成したことを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記物品受渡機構は、前記物品のサイズに合わせて前記移送部移動方向に直交する方向の間隔が調整可能な1対のベルト転送装置とを含んでなり、物品を該ベルト転送装置に載置しつつ移送部を往動させることにより、該物品を上流側装置から下流側装置に搬送するように構成したことを特徴とする請求項1および2記載の搬送装置。
  4. 前記物品がプリント基板であり、前記生産または加工するラインが該プリント基板に電子部品を装着する実装ラインであることを特徴とする請求項1〜3記載の搬送装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100826043B1 (ko) 2006-08-21 2008-04-28 프라임 뷰 인터내셔널 코오포레이션 리미티드 비접촉 제동장치 조립체를 가진 유리기판 운반기
JP2010149503A (ja) * 2008-11-25 2010-07-08 Fuji Mach Mfg Co Ltd スクリーン印刷機および印刷ユニット
JP2014058163A (ja) * 2008-11-25 2014-04-03 Fuji Mach Mfg Co Ltd 印刷ユニット

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