JP3240746B2 - プリント基板保持方法及びその装置 - Google Patents
プリント基板保持方法及びその装置Info
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- JP3240746B2 JP3240746B2 JP11972293A JP11972293A JP3240746B2 JP 3240746 B2 JP3240746 B2 JP 3240746B2 JP 11972293 A JP11972293 A JP 11972293A JP 11972293 A JP11972293 A JP 11972293A JP 3240746 B2 JP3240746 B2 JP 3240746B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品をプリント基
板に実装する際にプリント基板を保持するプリント基板
保持方法及びその装置に関するものである。
板に実装する際にプリント基板を保持するプリント基板
保持方法及びその装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プリント基板保持装置を備えた電
子部品装着装置は、図２のようになっている。
子部品装着装置は、図２のようになっている。
【０００３】すなわちノズル１０１で電子部品１０２を
電子部品供給部１０３より取り出し、搬送レール１０４
により所定位置に運ばれ保持装置１０６により保持され
た状態のプリント基板１０５の表面に装着するというも
のである。
電子部品供給部１０３より取り出し、搬送レール１０４
により所定位置に運ばれ保持装置１０６により保持され
た状態のプリント基板１０５の表面に装着するというも
のである。
【０００４】この装置の中で従来、プリント基板保持装
置は図３のようになっていた。搬送レール１０４に取り
付けられたローラー１０７が回転し、ベルト１０８が駆
動することにより所定位置にプリント基板１０５は運ば
れる。
置は図３のようになっていた。搬送レール１０４に取り
付けられたローラー１０７が回転し、ベルト１０８が駆
動することにより所定位置にプリント基板１０５は運ば
れる。
【０００５】そしてシリンダー１１４により駆動される
レバー１１５によりプリント基板は位置決めされる。
レバー１１５によりプリント基板は位置決めされる。
【０００６】装着装置に固定されたシリンダー１０９の
ピストンシャフトの先端にはプレート１１０がナットに
より固定されており、プレート１１０は装着装置に固定
されたシャフト１１１にベアリング１１２を介して上下
動可能にガイドされている。またプレート１１０は、着
脱自由なサポートピン１１３が立てられており、シリン
ダー１０９にエアーが送られてプレート１１０が上昇す
るとサポートピン１１３はプリント基板１０５の下面に
接し、プリント基板１０５の上面が、搬送レール１０４
のＡ面に接する状態でプリント基板サポート完了とな
る。
ピストンシャフトの先端にはプレート１１０がナットに
より固定されており、プレート１１０は装着装置に固定
されたシャフト１１１にベアリング１１２を介して上下
動可能にガイドされている。またプレート１１０は、着
脱自由なサポートピン１１３が立てられており、シリン
ダー１０９にエアーが送られてプレート１１０が上昇す
るとサポートピン１１３はプリント基板１０５の下面に
接し、プリント基板１０５の上面が、搬送レール１０４
のＡ面に接する状態でプリント基板サポート完了とな
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、プリント基板１０５の上面において搬送
レール１０４のＡ面に接触する場所には、電子部品は配
置できない。よって電子部品が高密度化するプリント基
板において、電子部品を配置できない位置が搬送レール
に接触する３〜４mm程存在していた。
うな構成では、プリント基板１０５の上面において搬送
レール１０４のＡ面に接触する場所には、電子部品は配
置できない。よって電子部品が高密度化するプリント基
板において、電子部品を配置できない位置が搬送レール
に接触する３〜４mm程存在していた。
【０００８】そこで本発明は上記問題点に鑑み、プリン
ト基板上に電子部品を配置できない場所の面積を大幅に
削減する事を目的とするものである。
ト基板上に電子部品を配置できない場所の面積を大幅に
削減する事を目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本願の第１発明のプリント基板保持方法は、プリ
ント基板に部品を実装する際にプリント基板を保持する
プリント基板保持方法であって、搬送されたプリント基
板を下面より支持しながら搬送面より持ち上げ、プリン
ト基板の上面のその搬送方向における側方部を側方から
規正する押圧部を予めプリント基板の搬送方向に移動さ
せ所定の位置に固定させることが可能で、側方に退避し
ている前記押圧部により、プリント基板の上面の前記側
方部において搬送方向における限られた範囲の面を押圧
して規正することを特徴とする。また、上記問題点を解
決するために、本願の第２発明のプリント基板保持装置
は、プリント基板に部品を実装する際にプリント基板を
保持するプリント基板保持装置であって、搬送されたプ
リント基板を下面よりピンにより支持しながら搬送面よ
り持ち上げるピン部と、予めプリント基板の搬送方向に
移動させ所定の位置に固定することが可能で、プリント
基板に対してその搬送方向における側方に退避してお
り、プリント基板の上面の側方部において搬送方向にお
ける限られた範囲の面を押圧して規正する押圧部と、を
備えたことを特徴とする。
めに、本願の第１発明のプリント基板保持方法は、プリ
ント基板に部品を実装する際にプリント基板を保持する
プリント基板保持方法であって、搬送されたプリント基
板を下面より支持しながら搬送面より持ち上げ、プリン
ト基板の上面のその搬送方向における側方部を側方から
規正する押圧部を予めプリント基板の搬送方向に移動さ
せ所定の位置に固定させることが可能で、側方に退避し
ている前記押圧部により、プリント基板の上面の前記側
方部において搬送方向における限られた範囲の面を押圧
して規正することを特徴とする。また、上記問題点を解
決するために、本願の第２発明のプリント基板保持装置
は、プリント基板に部品を実装する際にプリント基板を
保持するプリント基板保持装置であって、搬送されたプ
リント基板を下面よりピンにより支持しながら搬送面よ
り持ち上げるピン部と、予めプリント基板の搬送方向に
移動させ所定の位置に固定することが可能で、プリント
基板に対してその搬送方向における側方に退避してお
り、プリント基板の上面の側方部において搬送方向にお
ける限られた範囲の面を押圧して規正する押圧部と、を
備えたことを特徴とする。
【００１０】
【作用】本願の第１、第２発明によると、上記した構成
により、従来はプリント基板の上面において両側方部の
全てを規正するため、この規正される両側方部は全く部
品の実装が不可能であったのを、プリント基板の両側方
部を規正する押圧部を予め両側端部における部品実装さ
れない箇所に移動させておき、その押圧部により両側方
部の内で限られた範囲の面だけを押圧するため、この両
側方部のほとんどの箇所に部品をなんの制約なしに実装
することが可能になる。従って、プリント基板におい
て、従来は規正していた両側方部に相当する分の面積を
縮小することができ、電子機器の小型化のニーズを実現
できるものとなる。しかも、プリント基板上の上面の限
られた範囲とはいえ、側方から面接触状態で、例えば、
側方から延びて面で押さえるレバーで規正するので、安
定したプリント基板の規正が可能で、安定した高品質な
部品装着ができる。
により、従来はプリント基板の上面において両側方部の
全てを規正するため、この規正される両側方部は全く部
品の実装が不可能であったのを、プリント基板の両側方
部を規正する押圧部を予め両側端部における部品実装さ
れない箇所に移動させておき、その押圧部により両側方
部の内で限られた範囲の面だけを押圧するため、この両
側方部のほとんどの箇所に部品をなんの制約なしに実装
することが可能になる。従って、プリント基板におい
て、従来は規正していた両側方部に相当する分の面積を
縮小することができ、電子機器の小型化のニーズを実現
できるものとなる。しかも、プリント基板上の上面の限
られた範囲とはいえ、側方から面接触状態で、例えば、
側方から延びて面で押さえるレバーで規正するので、安
定したプリント基板の規正が可能で、安定した高品質な
部品装着ができる。
【００１１】
【実施例】以下本発明の一実施例のプリント基板保持装
置について、図面を参照しながら説明する。
置について、図面を参照しながら説明する。
【００１２】図１は、図２の電子部品装着装置の斜視図
中のプリント基板保持装置１０６の本発明の一実施例詳
細図である。
中のプリント基板保持装置１０６の本発明の一実施例詳
細図である。
【００１３】１はプリント基板、２は電子部品、３はプ
リント基板を下面より支持するピン部、４はピン部３を
着脱可能に固定するプレート、５はプリント基板１の下
方に固定されたシャフト、６はシャフト５とプレート４
を上下摺動可能に固定するベアリング、７はプレート４
を上下に駆動するシリンダー、８はレール、９Ａ、９Ｂ
はレール８に自転可能に取りつけられたベルトローラ
ー、１０はプリント基板１を搬送するベルト、１１はレ
ール８にＸ方向に移動可能にボルト２０で固定可能なブ
ロック、１２はピン１３を介してブロック１１に回転可
能に取りつけられたレバー、１４はレバー１２に取りつ
けられたローラー、１５はブロック１１に固定されレバ
ー１２を付勢するスプリング、１６はプレート４に固定
されローラー１４に駆動をかけるハンガー、１７はプリ
ント基板１を規正する規正レバー、１８は、規正レバー
を駆動するシリンダー、１９はベルトローラー９Ａを駆
動するモーターである。
リント基板を下面より支持するピン部、４はピン部３を
着脱可能に固定するプレート、５はプリント基板１の下
方に固定されたシャフト、６はシャフト５とプレート４
を上下摺動可能に固定するベアリング、７はプレート４
を上下に駆動するシリンダー、８はレール、９Ａ、９Ｂ
はレール８に自転可能に取りつけられたベルトローラ
ー、１０はプリント基板１を搬送するベルト、１１はレ
ール８にＸ方向に移動可能にボルト２０で固定可能なブ
ロック、１２はピン１３を介してブロック１１に回転可
能に取りつけられたレバー、１４はレバー１２に取りつ
けられたローラー、１５はブロック１１に固定されレバ
ー１２を付勢するスプリング、１６はプレート４に固定
されローラー１４に駆動をかけるハンガー、１７はプリ
ント基板１を規正する規正レバー、１８は、規正レバー
を駆動するシリンダー、１９はベルトローラー９Ａを駆
動するモーターである。
【００１４】以下にその作用について説明する。プリン
ト基板１は、モーター１９の駆動により回転するベルト
ローラー９Ａ、９Ｂに取りつけられたベルト１０で搬送
され、シリンダー１８により上下する規正レバー１７に
より所定位置に規正される。次にシリンダー７の駆動に
よりプリント基板１を下面よりピン部３が上昇し、プリ
ント基板１を持ち上げ、ベルト１０から離隔する。同時
にハンガー１６がローラー１４から離隔する事により、
レバー１２はスプリング１５の力で付勢され、レール８
からプリント基板１の上方へ先端部が突出する。
ト基板１は、モーター１９の駆動により回転するベルト
ローラー９Ａ、９Ｂに取りつけられたベルト１０で搬送
され、シリンダー１８により上下する規正レバー１７に
より所定位置に規正される。次にシリンダー７の駆動に
よりプリント基板１を下面よりピン部３が上昇し、プリ
ント基板１を持ち上げ、ベルト１０から離隔する。同時
にハンガー１６がローラー１４から離隔する事により、
レバー１２はスプリング１５の力で付勢され、レール８
からプリント基板１の上方へ先端部が突出する。
【００１５】シリンダー４の駆動でプリント基板１の上
面はレバー１２に押しあてられプリント基板１の固定は
完了する。
面はレバー１２に押しあてられプリント基板１の固定は
完了する。
【００１６】そして電子部品２は、図２にあるようにプ
リント基板１の上面に装着される。
リント基板１の上面に装着される。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明は、プリント基板を
搬送可能な搬送部と、この搬送部により搬送されたプリ
ント基板を位置決めする位置決め部と、プリント基板を
下面より支持するピン部と位置決め部により位置決めさ
れたプリント基板を前記搬送部より離隔させかつ前記プ
リント基板を前記ピン部とで狭持可能な位置と退避する
位置とを移動可能な押圧部とからなる事と特徴とする事
によりプリント基板上において電子部品が配置できない
場所が大巾に削減できる。
搬送可能な搬送部と、この搬送部により搬送されたプリ
ント基板を位置決めする位置決め部と、プリント基板を
下面より支持するピン部と位置決め部により位置決めさ
れたプリント基板を前記搬送部より離隔させかつ前記プ
リント基板を前記ピン部とで狭持可能な位置と退避する
位置とを移動可能な押圧部とからなる事と特徴とする事
によりプリント基板上において電子部品が配置できない
場所が大巾に削減できる。
【図１】（ａ）本発明の一実施例を示すプリント基板保
持装置の詳細断面側面図 （ｂ）同正面図
持装置の詳細断面側面図 （ｂ）同正面図
【図２】プリント基板保持装置と備えた電子部品装着装
置の一例を示す斜視図
置の一例を示す斜視図
【図３】（ａ）従来例のプリント基板保持装置の詳細断
面側面図 （ｂ）同正面図
面側面図 （ｂ）同正面図
１ プリント基板 ３ ピン部 １２ レバー １４ ローラー １６ ハンガー １７ 規正レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−241900（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−217097（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−97732（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H05K 13/04
Claims (5)
- 【請求項１】 プリント基板に部品を実装する際にプリ
ント基板を保持するプリント基板保持方法であって、 搬送されたプリント基板を下面より支持しながら搬送面
より持ち上げ、プリント基板の上面のその搬送方向における側方部を側
方から規正する押圧部を予めプリント基板の搬送方向に
移動させ所定の位置に固定させることが可能で、側方に
退避している前記押圧部により、プリント基板の上面の
前記側方部において搬送方向における限られた範囲の面
を 押圧して規正することを特徴とするプリント基板保持
方法。 - 【請求項２】 プリント基板に部品を実装する際にプリ
ント基板を保持するプリント基板保持装置であって、 搬送されたプリント基板を下面よりピンにより支持しな
がら搬送面より持ち上げるピン部と、 予めプリント基板の搬送方向に移動させ所定の位置に固
定することが可能で、プリント基板に対してその搬送方
向における側方に退避しており、プリント基板の上面の
側方部において搬送方向における限られた範囲の面を押
圧して規正する押圧部と、を備えたことを特徴とするプ
リント基板保持装置。 - 【請求項３】 押圧部をプリント基板の上面に押圧する
方向に付勢する付勢手段と、ピン部を上下動させる駆動
手段と、前記駆動手段が前記ピン部を下方に駆動するこ
とにより、前記付勢手段に抗して押圧部をプリント基板
上面より側方に退避させるよう作用し、前記駆動手段が
前記ピン部を上方に駆動することにより、前記押圧部へ
の作用を止めて前記押圧部を前記付勢手段によりプリン
ト基板の上面に押圧するようにする駆動伝達手段と、を
備えた請求項２記載のプリント基板保持装置。 - 【請求項４】 押圧部は、プリント基板を搬送するレー
ルに搬送方向に移動可能に固定されたブロックに遥動可
能に取りつけられ、駆動伝達手段による作用を受けない
時は、前記遥動中心を挟んで一端部がプリント基板上面
を押圧するように遥動し、逆に、他端部が駆動伝達手段
による下方への作用を受けた時は前記一端部をプリント
基板上面より側方に退避させるように遥動する請求項３
記載のプリント基板保持装置。 - 【請求項５】 搬送されたプリント基板をピン部が持ち
上げる前に、プリント基板を搬送方向における位置規正
を行う位置規正手段を備えた請求項２ないし請求項４の
いずれか１項に記載のプリント基板保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11972293A JP3240746B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | プリント基板保持方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11972293A JP3240746B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | プリント基板保持方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06334393A JPH06334393A (ja) | 1994-12-02 |
| JP3240746B2 true JP3240746B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=14768507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11972293A Expired - Fee Related JP3240746B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | プリント基板保持方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3240746B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3708253B2 (ja) * | 1996-10-25 | 2005-10-19 | 松下電器産業株式会社 | 基板の下受方法 |
| JP4546663B2 (ja) | 2001-04-23 | 2010-09-15 | 富士機械製造株式会社 | プリント板保持装置および電気部品装着システム |
| JP4733870B2 (ja) * | 2001-07-26 | 2011-07-27 | 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ | プリント基板の位置決め装置 |
| CN110650621B (zh) * | 2019-09-25 | 2021-01-29 | 业成科技（成都）有限公司 | 治具、预压装置及绑定设备 |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP11972293A patent/JP3240746B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06334393A (ja) | 1994-12-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |