JP3167848B2 - 実装機の基板位置決め装置 - Google Patents
実装機の基板位置決め装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板に電子部品等のチ
ップ部品を実装する実装機において、特に搬送される基
板を搬送ライン上の所定の実装作業位置に位置決めする
たの実装機の基板位置決め装置に関するものである。
ップ部品を実装する実装機において、特に搬送される基
板を搬送ライン上の所定の実装作業位置に位置決めする
たの実装機の基板位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンベアにより搬送ラインに沿っ
て搬送されるプリント基板(以下、単に基板という)
を、搬送ライン上の所定の実装作業位置に位置決めした
状態で保持し、この基板上に電子部品等のチップ部品を
自動的に実装するようにした実装機が知られている。こ
のような実装機においては、一般に搬送ラインの所定の
箇所にプレート部材が配設され、このプレート部材に、
基板を押し上げるピン及び基板に係合するピン等、基板
を位置決めするための複数種類の位置決め部材が立設さ
れるとともに、このプレート部材が昇降機構等に連結さ
れて、搬送ライン内に介装された位置と搬送ラインから
下方に退避された位置とに昇降されるようになってい
る。すなわち、上記搬送ラインに沿って基板が搬送さ
れ、上記プレート部材の上方に達すると、上記プレート
部材が上昇されて位置決め部材により基板がコンベア上
方に押し上げられた状態で位置決め保持されるようにな
っている。そして、このように位置決めされた基板に対
して実装作業が施されるようになっている。
て搬送されるプリント基板(以下、単に基板という)
を、搬送ライン上の所定の実装作業位置に位置決めした
状態で保持し、この基板上に電子部品等のチップ部品を
自動的に実装するようにした実装機が知られている。こ
のような実装機においては、一般に搬送ラインの所定の
箇所にプレート部材が配設され、このプレート部材に、
基板を押し上げるピン及び基板に係合するピン等、基板
を位置決めするための複数種類の位置決め部材が立設さ
れるとともに、このプレート部材が昇降機構等に連結さ
れて、搬送ライン内に介装された位置と搬送ラインから
下方に退避された位置とに昇降されるようになってい
る。すなわち、上記搬送ラインに沿って基板が搬送さ
れ、上記プレート部材の上方に達すると、上記プレート
部材が上昇されて位置決め部材により基板がコンベア上
方に押し上げられた状態で位置決め保持されるようにな
っている。そして、このように位置決めされた基板に対
して実装作業が施されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な基板の位置決め装置では、プレート部材に対する位置
決め部材の取付け位置の変更及び取外しが可能とされ、
例えば、プレート部材に多数のねじ孔が縦横整列した状
態に設けられ、基板を位置決め保持するために必要な位
置決め部材がこれらのねじ孔に選択的に螺着されるよう
になっている。
な基板の位置決め装置では、プレート部材に対する位置
決め部材の取付け位置の変更及び取外しが可能とされ、
例えば、プレート部材に多数のねじ孔が縦横整列した状
態に設けられ、基板を位置決め保持するために必要な位
置決め部材がこれらのねじ孔に選択的に螺着されるよう
になっている。
【0004】すなわち、単一の実装機により、異なるパ
ターンの基板やサイズの異なる基板に対する実装作業を
行う場合には、被実装基板のサイズ等毎に上記ピン等の
位置決め部材の位置を変更したり、位置決め部材を取替
えたりする必要がある。従って、上記のようにプレート
部材に設けられた複数のねじ孔を選択的に使用すること
により、複数種類の基板の位置決めを行なうことができ
るようにしている。
ターンの基板やサイズの異なる基板に対する実装作業を
行う場合には、被実装基板のサイズ等毎に上記ピン等の
位置決め部材の位置を変更したり、位置決め部材を取替
えたりする必要がある。従って、上記のようにプレート
部材に設けられた複数のねじ孔を選択的に使用すること
により、複数種類の基板の位置決めを行なうことができ
るようにしている。
【0005】しかし、上記のような位置決め装置は、基
板の種類の変更に応じて位置決め部材の取付け位置の変
更や位置決め部材自体の交換等を行う場合に、実装機内
の搬送ラインに対応する位置にあるプレート部材に対し
て位置決め部材の着脱等の作業を行う必要があり、コン
ベア等が邪魔になって作業が難しく、作業能率が悪いと
いう問題があった。
板の種類の変更に応じて位置決め部材の取付け位置の変
更や位置決め部材自体の交換等を行う場合に、実装機内
の搬送ラインに対応する位置にあるプレート部材に対し
て位置決め部材の着脱等の作業を行う必要があり、コン
ベア等が邪魔になって作業が難しく、作業能率が悪いと
いう問題があった。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、位置決め部材の交換等の作業を極めて
容易に、かつ迅速に行うことができる実装機の基板位置
決め装置を提供することを目的としている。
れたものであり、位置決め部材の交換等の作業を極めて
容易に、かつ迅速に行うことができる実装機の基板位置
決め装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送ラインに
沿って搬送される基板を、搬送ライン上の所定の実装作
業位置で位置決めして支持するように構成された基板の
位置決め装置において、基板を下方から位置決めして支
持するための一乃至複数種類の位置決め部材を装備した
プレートと、このプレートを昇降、かつ着脱自在に支持
する昇降機構と、プレートを昇降機構から取外して保持
する保持部材とを備え、上記プレートは、昇降機構に対
して上下方向に脱着可能に構成され、上記保持部材は、
プレートの下降に伴い該プレートが一定高さに達すると
該プレートを下から支持して昇降機構から取外すととも
に、取外したプレートを搬送ラインの外方に向って引出
し可能に保持するように構成されているものである。
沿って搬送される基板を、搬送ライン上の所定の実装作
業位置で位置決めして支持するように構成された基板の
位置決め装置において、基板を下方から位置決めして支
持するための一乃至複数種類の位置決め部材を装備した
プレートと、このプレートを昇降、かつ着脱自在に支持
する昇降機構と、プレートを昇降機構から取外して保持
する保持部材とを備え、上記プレートは、昇降機構に対
して上下方向に脱着可能に構成され、上記保持部材は、
プレートの下降に伴い該プレートが一定高さに達すると
該プレートを下から支持して昇降機構から取外すととも
に、取外したプレートを搬送ラインの外方に向って引出
し可能に保持するように構成されているものである。
【0008】
【作用】本発明の基板位置決め装置では、昇降機構によ
りプレートを一定量以上下降させると、プレートが昇降
機構から取り外されて保持部材上に保持され、搬送ライ
ンの外方に引出し可能となる。そのため、被実装基板の
サイズ等が変更される場合等には、プレートを搬送ライ
ンの外方に引出してプレートを単独で取外し、この状態
で位置決め部材の配置変え等の作業を行うことにより、
この種の作業を簡単、かつ速やかに行うことができる。
また、例えば、被実装基板の種類数等に応じて位置決め
部材を装着した複数のプレートを予め準備しておけば、
これらのプレートを交換しつつ使用することもできる。
りプレートを一定量以上下降させると、プレートが昇降
機構から取り外されて保持部材上に保持され、搬送ライ
ンの外方に引出し可能となる。そのため、被実装基板の
サイズ等が変更される場合等には、プレートを搬送ライ
ンの外方に引出してプレートを単独で取外し、この状態
で位置決め部材の配置変え等の作業を行うことにより、
この種の作業を簡単、かつ速やかに行うことができる。
また、例えば、被実装基板の種類数等に応じて位置決め
部材を装着した複数のプレートを予め準備しておけば、
これらのプレートを交換しつつ使用することもできる。
【0009】
【実施例】本発明に係る基板位置決め装置の一例を図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0010】図1は、本発明の基板位置決め装置が適用
される実装機の全体を示す平面図である。同図に示すよ
うに、実装機の基台1上には、互いに平行な一対のコン
ベア2a,2bからなる基板搬送用コンベア2が配置さ
れ、基板Pがこの基板搬送用コンベア2に沿って搬送さ
れ、後に詳述する基板位置決め装置3により所定の実装
作業位置に位置決め保持されるようになっている。
される実装機の全体を示す平面図である。同図に示すよ
うに、実装機の基台1上には、互いに平行な一対のコン
ベア2a,2bからなる基板搬送用コンベア2が配置さ
れ、基板Pがこの基板搬送用コンベア2に沿って搬送さ
れ、後に詳述する基板位置決め装置3により所定の実装
作業位置に位置決め保持されるようになっている。
【0011】上記基板搬送用コンベア2の側方には、部
品供給部4が配置されている。この部品供給部4は多数
列のテープフィーダ4aを備えており、各テープフィー
ダ4aはそれぞれ、IC、トランジスタ、コンデンサ等
の小片状のチップ部品を所定間隔おきに収納、保持した
テープがリールから導出されるようにするとともに、テ
ープ繰り出し端にはラチェット式の送り機構を具備し、
後述のヘッドユニット5によりチップ部品がピックアッ
プされるにつれてテープが間欠的に繰り出されるように
なっている。
品供給部4が配置されている。この部品供給部4は多数
列のテープフィーダ4aを備えており、各テープフィー
ダ4aはそれぞれ、IC、トランジスタ、コンデンサ等
の小片状のチップ部品を所定間隔おきに収納、保持した
テープがリールから導出されるようにするとともに、テ
ープ繰り出し端にはラチェット式の送り機構を具備し、
後述のヘッドユニット5によりチップ部品がピックアッ
プされるにつれてテープが間欠的に繰り出されるように
なっている。
【0012】また、上記基台1上で上記基板搬送用コン
ベア2の上方には、部品装着用のヘッドユニット5が装
備されている。このヘッドユニット5は、X軸方向(基
板搬送用コンベア2の方向)及びY軸方向(水平面上で
X軸と直交する方向)に移動可能になっている。
ベア2の上方には、部品装着用のヘッドユニット5が装
備されている。このヘッドユニット5は、X軸方向(基
板搬送用コンベア2の方向)及びY軸方向(水平面上で
X軸と直交する方向)に移動可能になっている。
【0013】すなわち、上記基台1上にはX軸方向に一
対の支持部材6aが設置され、各支持部材6a上にY軸
方向に延びる一対の固定レール7と、Y軸サーボモータ
9により回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、
上記固定レール7上にヘッドユニット支持部材11が配
置されて、この支持部材11に設けられたナット部分1
2が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支
持部材11には、X軸方向に延びるガイド部材13と、
X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ軸1
4とが配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット
5が移動可能に保持され、このヘッドユニット5に設け
られたナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸14
に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9の作動に
よりボールねじ軸8が回転して上記支持部材11がY軸
方向に移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動
によりボールねじ軸14が回転して、ヘッドユニット5
が支持部材11に対してX軸方向に移動するようになっ
ている。
対の支持部材6aが設置され、各支持部材6a上にY軸
方向に延びる一対の固定レール7と、Y軸サーボモータ
9により回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、
上記固定レール7上にヘッドユニット支持部材11が配
置されて、この支持部材11に設けられたナット部分1
2が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支
持部材11には、X軸方向に延びるガイド部材13と、
X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ軸1
4とが配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット
5が移動可能に保持され、このヘッドユニット5に設け
られたナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸14
に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9の作動に
よりボールねじ軸8が回転して上記支持部材11がY軸
方向に移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動
によりボールねじ軸14が回転して、ヘッドユニット5
が支持部材11に対してX軸方向に移動するようになっ
ている。
【0014】上記ヘッドユニット5には、詳しく図示し
ていないが、チップ部品を吸着するためのノズル部材1
6が設けられている。図示の実施例では3本のノズル部
材16が設けられており、各ノズル部材16は、ヘッド
ユニット5のフレームに対してZ軸方向(上下方向)の
移動及びR軸方向(ノズル中心軸回り)の回転が可能と
されている。また、各ノズル部材16には、図外の負圧
供給手段がバルブ等を介して接続されており、必要時、
すなわちチップ部品の吸着時には、所要の部品吸着用の
負圧がノズル部材16に供給されるようになっている。
ていないが、チップ部品を吸着するためのノズル部材1
6が設けられている。図示の実施例では3本のノズル部
材16が設けられており、各ノズル部材16は、ヘッド
ユニット5のフレームに対してZ軸方向(上下方向)の
移動及びR軸方向(ノズル中心軸回り)の回転が可能と
されている。また、各ノズル部材16には、図外の負圧
供給手段がバルブ等を介して接続されており、必要時、
すなわちチップ部品の吸着時には、所要の部品吸着用の
負圧がノズル部材16に供給されるようになっている。
【0015】図2乃至図4は、基板位置決め装置3の構
造を概略的に示している。
造を概略的に示している。
【0016】基板位置決め装置3は、上記支持部材6a
に亘って架設された支持板17上で、上記基板搬送用コ
ンベア2におけるコンベア2aの内側方(図1及び図2
では上側)となる部位に配設されており、基板搬送用コ
ンベア2に沿って搬送される基板Pを位置決め保持する
ための複数種類の位置決め部材を装備したプレート20
と、このプレート20を昇降自在に支持する昇降機構
と、必要時にプレート20を上記昇降機構から取外して
基板搬送用コンベア2の外方に引出し自在に保持する保
持部材とを備えている。
に亘って架設された支持板17上で、上記基板搬送用コ
ンベア2におけるコンベア2aの内側方(図1及び図2
では上側)となる部位に配設されており、基板搬送用コ
ンベア2に沿って搬送される基板Pを位置決め保持する
ための複数種類の位置決め部材を装備したプレート20
と、このプレート20を昇降自在に支持する昇降機構
と、必要時にプレート20を上記昇降機構から取外して
基板搬送用コンベア2の外方に引出し自在に保持する保
持部材とを備えている。
【0017】上記プレート20は図2に示すように、方
形状に形成されており、その表面には多数のねじ孔21
が縦横整列した状態で螺設されている。
形状に形成されており、その表面には多数のねじ孔21
が縦横整列した状態で螺設されている。
【0018】また、位置決め部材として、プレート20
を一方のコンベア2aに対して位置決めするための一対
の第1ロケートピン22と、搬送される基板Pをプレー
ト20に対して位置決めするための一対の第2ロケート
ピン23a,23bと、基板Pを下方から押圧するため
の複数(図2では4個)のプッシュアップピン24とが
プレート20上に螺着されている。特に、各プッシュア
ップピン24は取付板25に取付けられ、この取付板2
5が上記ねじ孔21に選択的に螺着されて広範囲の位置
調整が可能とされるとともに、その螺着用のボルトが取
付板25に形成された長孔25aを介してプレート20
上に螺着されることで位置微調整が可能とされている。
また、上記一対の第2ロケートピン23a,23bのう
ちの一方のピン23bは、Y軸方向の位置調整が可能に
取付けられている。つまり、プレート20にY軸方向に
長く延びる長孔26が形成され、上記ピン23bがこの
長孔26を介してプレート20に取付けられることで位
置調整可能とされている。
を一方のコンベア2aに対して位置決めするための一対
の第1ロケートピン22と、搬送される基板Pをプレー
ト20に対して位置決めするための一対の第2ロケート
ピン23a,23bと、基板Pを下方から押圧するため
の複数(図2では4個)のプッシュアップピン24とが
プレート20上に螺着されている。特に、各プッシュア
ップピン24は取付板25に取付けられ、この取付板2
5が上記ねじ孔21に選択的に螺着されて広範囲の位置
調整が可能とされるとともに、その螺着用のボルトが取
付板25に形成された長孔25aを介してプレート20
上に螺着されることで位置微調整が可能とされている。
また、上記一対の第2ロケートピン23a,23bのう
ちの一方のピン23bは、Y軸方向の位置調整が可能に
取付けられている。つまり、プレート20にY軸方向に
長く延びる長孔26が形成され、上記ピン23bがこの
長孔26を介してプレート20に取付けられることで位
置調整可能とされている。
【0019】上記プレート20は、図2及び図3に示す
ように、上記プレート20よりも小さい方形状の中間プ
レート27上に載置されるようになっている。この際、
中間プレート27上面に突設された一対の位置決めピン
27aがプレート20の穿孔部分に突入された状態でプ
レート20が中間プレート27上に載置されるようにな
っている。
ように、上記プレート20よりも小さい方形状の中間プ
レート27上に載置されるようになっている。この際、
中間プレート27上面に突設された一対の位置決めピン
27aがプレート20の穿孔部分に突入された状態でプ
レート20が中間プレート27上に載置されるようにな
っている。
【0020】上記中間プレート27には、その下面に、
図3に示すように、支持板17の下方に配設されたエア
シリンダ28のロッドが接続されており、このエアシリ
ンダ28へのエア圧の給排に応じて中間プレート27が
昇降されるようになっている。つまり、実装時以外で
は、中間プレート27が図3の実線に示すように後述の
下側プレート29に当接した下降状態とされることによ
り上記プレート20と中間プレート27とが一体に基板
搬送用コンベア2の下方に退避し、一方、実装時には、
同図の二点鎖線に示すように中間プレート27とプレー
ト20が一体に上昇して、上記各位置決め部材による基
板Pの位置決めが行われるようになっている。より具体
的には、実装時に上記中間プレート27とプレート20
が一体的に上昇すると、図4に示すように、プレート2
0の各第1ロケートピン22がコンベア2aの側板2d
等の所定の穿孔部分に突入するとともに、各第2ロケー
トピン23a,23bが基板Pの所定の位置決め孔に突
入し、また、これと同時に、プッシュアップピン24に
より基板Pが下方から押し上げられる。これにより基板
Pがコンベアから離れてプッシュアップピン24で支持
され、かつ各ロケートピン23a,23bで移動が阻止
される状態となって、実装位置に位置決めされるように
なっている。
図3に示すように、支持板17の下方に配設されたエア
シリンダ28のロッドが接続されており、このエアシリ
ンダ28へのエア圧の給排に応じて中間プレート27が
昇降されるようになっている。つまり、実装時以外で
は、中間プレート27が図3の実線に示すように後述の
下側プレート29に当接した下降状態とされることによ
り上記プレート20と中間プレート27とが一体に基板
搬送用コンベア2の下方に退避し、一方、実装時には、
同図の二点鎖線に示すように中間プレート27とプレー
ト20が一体に上昇して、上記各位置決め部材による基
板Pの位置決めが行われるようになっている。より具体
的には、実装時に上記中間プレート27とプレート20
が一体的に上昇すると、図4に示すように、プレート2
0の各第1ロケートピン22がコンベア2aの側板2d
等の所定の穿孔部分に突入するとともに、各第2ロケー
トピン23a,23bが基板Pの所定の位置決め孔に突
入し、また、これと同時に、プッシュアップピン24に
より基板Pが下方から押し上げられる。これにより基板
Pがコンベアから離れてプッシュアップピン24で支持
され、かつ各ロケートピン23a,23bで移動が阻止
される状態となって、実装位置に位置決めされるように
なっている。
【0021】一方、上記中間プレート27の下方には、
X軸方向に延びる細長の下側プレート29が配設されて
おり、この下側プレート29が昇降可能にされている。
すなわち、下側プレート29の両端部下面には、それぞ
れ支持板17上に固定された一対のエアシリンダ31の
ロッドが接続されており、このエアシリンダ31へのエ
ア圧の給排に応じて図3の実線に示す上昇位置と、一点
鎖線に示す下降位置とに昇降されるようになっている。
X軸方向に延びる細長の下側プレート29が配設されて
おり、この下側プレート29が昇降可能にされている。
すなわち、下側プレート29の両端部下面には、それぞ
れ支持板17上に固定された一対のエアシリンダ31の
ロッドが接続されており、このエアシリンダ31へのエ
ア圧の給排に応じて図3の実線に示す上昇位置と、一点
鎖線に示す下降位置とに昇降されるようになっている。
【0022】上記下側プレート29は、通常の状態で上
昇位置に保持されるようになっており、上記中間プレー
ト27が下降した状態では、中間プレート27が下側プ
レート29上に積層されるようになっている。この際、
下側プレート29には、中間プレート27下面に突設さ
れた一対のガイドピン27bが貫通されるようになって
いる。また、上記下側プレート29の略中央となる部分
には、その下面に円筒上のガイド部30が接合されてお
り、上記エアシリンダ28のロッドが、このガイド部3
0に挿通された状態で上記中間プレート27の下面に接
合されている。
昇位置に保持されるようになっており、上記中間プレー
ト27が下降した状態では、中間プレート27が下側プ
レート29上に積層されるようになっている。この際、
下側プレート29には、中間プレート27下面に突設さ
れた一対のガイドピン27bが貫通されるようになって
いる。また、上記下側プレート29の略中央となる部分
には、その下面に円筒上のガイド部30が接合されてお
り、上記エアシリンダ28のロッドが、このガイド部3
0に挿通された状態で上記中間プレート27の下面に接
合されている。
【0023】上記支持板17上で、上記エアシリンダ3
1の内側方(図3で内側方)となる部分には、保持部材
を構成する一対の保持側板32a,32bが配設されて
いる。これらの各保持側板32a,32bは共にY軸方
向に延び、かつ互いに平行となるように支持板17上に
固定されている。各側板22a,22bの配設間隔は、
上記プレート20のX軸方向の寸法より若干広い程度と
されており、これらの各対向面の上端縁部には、それぞ
れ複数のベアリング33がY軸方向に並んだ状態で軸支
されている。また、図4に示すように、各保持側板32
a,32bには上記下側プレート29に対応する部分に
切欠部34が形成されており、上記下側プレート29が
下降する際には、この切欠部34内に下側プレート29
が介入するようになっている。
1の内側方(図3で内側方)となる部分には、保持部材
を構成する一対の保持側板32a,32bが配設されて
いる。これらの各保持側板32a,32bは共にY軸方
向に延び、かつ互いに平行となるように支持板17上に
固定されている。各側板22a,22bの配設間隔は、
上記プレート20のX軸方向の寸法より若干広い程度と
されており、これらの各対向面の上端縁部には、それぞ
れ複数のベアリング33がY軸方向に並んだ状態で軸支
されている。また、図4に示すように、各保持側板32
a,32bには上記下側プレート29に対応する部分に
切欠部34が形成されており、上記下側プレート29が
下降する際には、この切欠部34内に下側プレート29
が介入するようになっている。
【0024】一方、上記支持板17上で、上記エアシリ
ンダ31の外側方(図3では左右外側方)となる位置に
はブラケット35がそれぞれ配設され、この各ブラケッ
ト35の上端に内側方向に向けて突出する天板36が設
けられており、この天板36の先端部位の下面には、垂
直方向に延びる軸体37と、この軸体37に沿って移動
する付勢板38と、この軸体に挿通されて上記付勢板3
8を下方に付勢するコイルバネ39とが設けられてい
る。上記付勢板38は、図3に示すように、通常状態で
上記コイルバネ39の付勢力により、その基端部が上記
保持側板32a,32bの上端部に当接されつつ、その
先端部が上記プレート20のX軸方向の縁部の上面に当
接している。そして、上記中間プレート27が上昇され
ることによりプレート20が上昇すると、同図の二点鎖
線に示すように、付勢板38がプレート20に係合した
状態で一体的に上方に押し上げられるようになってい
る。
ンダ31の外側方(図3では左右外側方)となる位置に
はブラケット35がそれぞれ配設され、この各ブラケッ
ト35の上端に内側方向に向けて突出する天板36が設
けられており、この天板36の先端部位の下面には、垂
直方向に延びる軸体37と、この軸体37に沿って移動
する付勢板38と、この軸体に挿通されて上記付勢板3
8を下方に付勢するコイルバネ39とが設けられてい
る。上記付勢板38は、図3に示すように、通常状態で
上記コイルバネ39の付勢力により、その基端部が上記
保持側板32a,32bの上端部に当接されつつ、その
先端部が上記プレート20のX軸方向の縁部の上面に当
接している。そして、上記中間プレート27が上昇され
ることによりプレート20が上昇すると、同図の二点鎖
線に示すように、付勢板38がプレート20に係合した
状態で一体的に上方に押し上げられるようになってい
る。
【0025】次に、以上のように構成された上記実装機
の動作を簡単に説明しつつ上記基板位置決め装置3の作
用について詳述する。
の動作を簡単に説明しつつ上記基板位置決め装置3の作
用について詳述する。
【0026】先ず、実装動作が開始されると、上記基板
搬送用コンベア2の各コンベア2a,2bが駆動され、
図外の基板供給部から基板Pが搬送されてくる。そし
て、搬送に伴い基板Pの先端部が図外のストッパ部材に
当接すると、そのタイミングで上記基板位置決め装置3
が駆動されて、基板Pが所定の実装作業位置に位置決め
される。すなわち、上述のように上記中間プレート27
とプレート20が一体に上昇して基板Pが持ち上げ式に
位置決め保持される。
搬送用コンベア2の各コンベア2a,2bが駆動され、
図外の基板供給部から基板Pが搬送されてくる。そし
て、搬送に伴い基板Pの先端部が図外のストッパ部材に
当接すると、そのタイミングで上記基板位置決め装置3
が駆動されて、基板Pが所定の実装作業位置に位置決め
される。すなわち、上述のように上記中間プレート27
とプレート20が一体に上昇して基板Pが持ち上げ式に
位置決め保持される。
【0027】そして、上記のように基板Pが位置決め保
持されると、上記X軸サーボモータ15及びY軸サーボ
モータ9の駆動により、上記ヘッドユニット5が上記部
品供給部4上方に移動され、部品を吸着すべきノズル部
材16が下降されて、テープフィーダ4aから所望のチ
ップ部品を吸着して上昇する。その後、再度上記各サー
ボモータ9,15が駆動されることによって、ヘッドユ
ニット5が、図外の部品検査装置の配設位置に移動さ
れ、ここで吸着されたチップ部品に対する所定の検査が
行われる。そして、この検査が終了すると、ヘッドユニ
ット5が基板P上に移動されるとともに、チップ部品を
吸着したノズル部材16が下降されて、基板P上の所定
の部品装着位置にチップ部品が装着されることになる。
持されると、上記X軸サーボモータ15及びY軸サーボ
モータ9の駆動により、上記ヘッドユニット5が上記部
品供給部4上方に移動され、部品を吸着すべきノズル部
材16が下降されて、テープフィーダ4aから所望のチ
ップ部品を吸着して上昇する。その後、再度上記各サー
ボモータ9,15が駆動されることによって、ヘッドユ
ニット5が、図外の部品検査装置の配設位置に移動さ
れ、ここで吸着されたチップ部品に対する所定の検査が
行われる。そして、この検査が終了すると、ヘッドユニ
ット5が基板P上に移動されるとともに、チップ部品を
吸着したノズル部材16が下降されて、基板P上の所定
の部品装着位置にチップ部品が装着されることになる。
【0028】そして、上記のような動作を繰り返すこと
により、基板Pに対する所定の実装作業が終了すると、
上記エアシリンダ28に対するエア圧の供給が遮断さ
れ、これよりプレート20と中間プレート27とが一体
に上記付勢板38の付勢力により下方に押し下げられ
る。これにより当該基板Pの位置決め保持状態が解除さ
れて、当該基板Pが再度各コンベア2a,2bにより後
工程へと搬出されるとともに、新たな基板Pが基板搬送
用コンベア2に沿って搬入されてくる。
により、基板Pに対する所定の実装作業が終了すると、
上記エアシリンダ28に対するエア圧の供給が遮断さ
れ、これよりプレート20と中間プレート27とが一体
に上記付勢板38の付勢力により下方に押し下げられ
る。これにより当該基板Pの位置決め保持状態が解除さ
れて、当該基板Pが再度各コンベア2a,2bにより後
工程へと搬出されるとともに、新たな基板Pが基板搬送
用コンベア2に沿って搬入されてくる。
【0029】ところで、上記実装機において、サイズの
異なる基板Pやパターンの異なる基板Pに対してチップ
部品の実装を行う場合には、被実装基板の変更に応じて
プレート20の各位置決め部材を交換等する必要があ
る。この場合、上記実装機では、先ず、図3に示す状態
で、上記各エアシリンダ31へのエア圧の供給を遮断
し、下側プレート29を下降位置に保持することで、上
記プレート20を基板位置決め装置3から取り外すこと
が可能となり、容易にプレート20の位置決め部材を交
換等することができる。
異なる基板Pやパターンの異なる基板Pに対してチップ
部品の実装を行う場合には、被実装基板の変更に応じて
プレート20の各位置決め部材を交換等する必要があ
る。この場合、上記実装機では、先ず、図3に示す状態
で、上記各エアシリンダ31へのエア圧の供給を遮断
し、下側プレート29を下降位置に保持することで、上
記プレート20を基板位置決め装置3から取り外すこと
が可能となり、容易にプレート20の位置決め部材を交
換等することができる。
【0030】より詳細に説明すると、図3に示す状態の
下では、エアシリンダ31へのエア圧の供給が行われる
一方で、上記エアシリンダ28へのエア圧の供給が遮断
されているので、中間プレート27及びプレート20は
その自重で、上昇位置に保持されている下側プレート2
9の上部に積層された状態となっている。従って、この
状態で上記エアシリンダ31へのエア圧の供給を遮断す
ると、これに伴い下側プレート29が自重で下降すると
ともに、この下側プレート29の下降に応じてプレート
20及び中間プレート27が一体に下降することにな
る。ところが、一定量下降すると、上記プレート20の
X軸方向の両端部が、上記保持側板32a,32bの各
ベアリング33上に乗り、これにより図5及び図6に示
すように、プレート20のみが上記中間プレート27か
ら取り外されて上記ベアリング33上に保持された状態
となる。従って、この状態でプレート20をY軸方向に
引くことにより、図6の一点鎖線に示すように、プレー
ト20が基板搬送用コンベア2の外方に容易に引出され
ることになる。
下では、エアシリンダ31へのエア圧の供給が行われる
一方で、上記エアシリンダ28へのエア圧の供給が遮断
されているので、中間プレート27及びプレート20は
その自重で、上昇位置に保持されている下側プレート2
9の上部に積層された状態となっている。従って、この
状態で上記エアシリンダ31へのエア圧の供給を遮断す
ると、これに伴い下側プレート29が自重で下降すると
ともに、この下側プレート29の下降に応じてプレート
20及び中間プレート27が一体に下降することにな
る。ところが、一定量下降すると、上記プレート20の
X軸方向の両端部が、上記保持側板32a,32bの各
ベアリング33上に乗り、これにより図5及び図6に示
すように、プレート20のみが上記中間プレート27か
ら取り外されて上記ベアリング33上に保持された状態
となる。従って、この状態でプレート20をY軸方向に
引くことにより、図6の一点鎖線に示すように、プレー
ト20が基板搬送用コンベア2の外方に容易に引出され
ることになる。
【0031】つまり、上記実装機においては、上述のよ
うにプレート20の基板位置決め装置3に対する着脱が
容易なので、サイズの異なる基板Pやパターンの異なる
基板Pに応じて位置決め部材を装着した複数のプレート
20を予め準備しておき、基板Pの種類等の変更毎にプ
レート20を交換するようにすれば、極めて迅速に被実
装基板の種類の変更に対応することが可能となる。従っ
て、基板の種類の変更毎にプレート上に螺着されている
多数の位置決め部材を個々に交換していた従来の基板位
置決め装置と比較すると、位置決め部材の交換を極めて
迅速に行うことができる。
うにプレート20の基板位置決め装置3に対する着脱が
容易なので、サイズの異なる基板Pやパターンの異なる
基板Pに応じて位置決め部材を装着した複数のプレート
20を予め準備しておき、基板Pの種類等の変更毎にプ
レート20を交換するようにすれば、極めて迅速に被実
装基板の種類の変更に対応することが可能となる。従っ
て、基板の種類の変更毎にプレート上に螺着されている
多数の位置決め部材を個々に交換していた従来の基板位
置決め装置と比較すると、位置決め部材の交換を極めて
迅速に行うことができる。
【0032】また、単一のプレート20で位置決め部材
を交換等しながら複数種類の基板Pに対応するような場
合でも、プレート20を実装機外部に引出して位置決め
部材の交換等を行うことができるので、基板搬送用コン
ベア2内に作業者が手や工具を挿入しつつ位置決め部材
の交換を行う必要がなく、作業性や安全面においても有
利なものとなっている。
を交換等しながら複数種類の基板Pに対応するような場
合でも、プレート20を実装機外部に引出して位置決め
部材の交換等を行うことができるので、基板搬送用コン
ベア2内に作業者が手や工具を挿入しつつ位置決め部材
の交換を行う必要がなく、作業性や安全面においても有
利なものとなっている。
【0033】なお、上記実施例の基板位置決め装置は、
本発明の一実施例であって、その具体的構成は本発明の
要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、
上記実施例ではプレートの昇降機構としてエアシリンダ
を駆動源とした機構が採用されているが、これをモータ
とカム等からなる昇降機構で構成するようにしてもの構
わない。
本発明の一実施例であって、その具体的構成は本発明の
要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、
上記実施例ではプレートの昇降機構としてエアシリンダ
を駆動源とした機構が採用されているが、これをモータ
とカム等からなる昇降機構で構成するようにしてもの構
わない。
【0034】また、上記一対のロケートピン23a,2
3bの代りに、図7に示すようなプッシュイン部材40
を用いるようにしてもよい。このプッシュイン部材40
は、プレート20上に取付けられるブラケット41にス
テイ42を介してエアシリンダ43が取付けられ、この
エアシリンダ43のロッドにブロック状のプッシャー4
4を取り付けた構造となっている。そして、基板Pが所
定の作業位置に達したときに、上記プッシャー45で基
板Pを一方側から押圧し、他方側の受け部材(図示せ
ず)に基板Pを押し付けるようになっている。このプッ
シュイン部材40を用いる場合でも、プレート20に位
置調節可能に取り付けるようにすればよい。
3bの代りに、図7に示すようなプッシュイン部材40
を用いるようにしてもよい。このプッシュイン部材40
は、プレート20上に取付けられるブラケット41にス
テイ42を介してエアシリンダ43が取付けられ、この
エアシリンダ43のロッドにブロック状のプッシャー4
4を取り付けた構造となっている。そして、基板Pが所
定の作業位置に達したときに、上記プッシャー45で基
板Pを一方側から押圧し、他方側の受け部材(図示せ
ず)に基板Pを押し付けるようになっている。このプッ
シュイン部材40を用いる場合でも、プレート20に位
置調節可能に取り付けるようにすればよい。
【0035】また、上記基板位置決め装置が適用される
実装機の構造等も本発明により限定されるものではな
く、適宜変更可能である。
実装機の構造等も本発明により限定されるものではな
く、適宜変更可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の基板位置
決め装置では、昇降機構によりプレートを一定量以上下
降させると、プレートが昇降機構から取り外されて保持
部材上に保持され、搬送ラインの外方に引出し可能とな
る。従って、プレートを搬送ラインの外方に単独で取外
し、この状態で位置決め部材の配置変え等の作業を行う
ことにより、この種の作業を速やかに行うことができる
ようになる。また、被実装基板の種類数等に応じた位置
決め部材を装着した複数のプレートを予め準備し、これ
らのプレートを交換しつつ使用することもでき、被実装
基板の種類の変更時の位置決め部材の交換等を容易に、
かつ迅速に行うことができる。
決め装置では、昇降機構によりプレートを一定量以上下
降させると、プレートが昇降機構から取り外されて保持
部材上に保持され、搬送ラインの外方に引出し可能とな
る。従って、プレートを搬送ラインの外方に単独で取外
し、この状態で位置決め部材の配置変え等の作業を行う
ことにより、この種の作業を速やかに行うことができる
ようになる。また、被実装基板の種類数等に応じた位置
決め部材を装着した複数のプレートを予め準備し、これ
らのプレートを交換しつつ使用することもでき、被実装
基板の種類の変更時の位置決め部材の交換等を容易に、
かつ迅速に行うことができる。
【図1】本発明の基板位置決め装置の一例が適用される
実装機を示す平面図である。
実装機を示す平面図である。
【図2】基板の位置決め装置を示す平面拡大図である。
【図3】図2におけるA矢視図である。
【図4】図2におけるIV−IV断面図である。
【図5】下側プレートが下降した状態を示す図2のA矢
視図である。
視図である。
【図6】下側プレートが下降した状態を示す図2のIV−
IV断面図である。
IV断面図である。
【図7】プッシュイン部材を示す側面図である。
3 基板位置決め装置 20 プレート 21 ねじ孔 22 第1ロケートピン 23a,23b 第2ロケートピン 24 プッシュアップピン 27 中間プレート 28,31 エアシリンダ 29 下側プレート 33 ベアリング 34a,34b 保持側板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/04
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送ラインに沿って搬送される基板を、
搬送ライン上の所定の実装作業位置で位置決めして支持
するように構成された基板の位置決め装置において、上
記基板を下方から位置決めして支持するための一乃至複
数種類の位置決め部材を装備したプレートと、このプレ
ートを昇降、かつ着脱自在に支持する昇降機構と、上記
プレートを昇降機構から取外して保持する保持部材とを
備え、上記プレートは、上記昇降機構に対して上下方向
に脱着可能に構成され、上記保持部材は、上記プレート
の下降に伴い該プレートが一定高さに達すると該プレー
トを下から支持して昇降機構から取外すとともに、取外
したプレートを搬送ラインの外方に向って引出し可能に
保持するように構成されていることを特徴とする実装機
の基板位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29093793A JP3167848B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 実装機の基板位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29093793A JP3167848B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 実装機の基板位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07142900A JPH07142900A (ja) | 1995-06-02 |
JP3167848B2 true JP3167848B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=17762432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29093793A Expired - Fee Related JP3167848B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 実装機の基板位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3167848B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114043192B (zh) * | 2021-11-11 | 2023-05-02 | Tcl王牌电器(惠州)有限公司 | 中框和背板的定位装置以及中框和背板装配的方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06880Y2 (ja) * | 1986-12-10 | 1994-01-05 | 三洋電機株式会社 | 基板支持装置 |
JP3109211B2 (ja) * | 1992-01-29 | 2000-11-13 | 松下電器産業株式会社 | 基板の位置決め装置 |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP29093793A patent/JP3167848B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07142900A (ja) | 1995-06-02 |
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