JP2587651Y2 - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JP2587651Y2
JP2587651Y2 JP1993006859U JP685993U JP2587651Y2 JP 2587651 Y2 JP2587651 Y2 JP 2587651Y2 JP 1993006859 U JP1993006859 U JP 1993006859U JP 685993 U JP685993 U JP 685993U JP 2587651 Y2 JP2587651 Y2 JP 2587651Y2
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conveyor
substrate
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常夫 金澤
正信 坂口
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、扱う基板の幅サイズに
対応してコンベアの幅が可変可能な基板搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】此種の従来技術としては本出願人が先に出
願した特開平4−6900号公報に開示されたものがあ
る。
【0003】これは、基板搬送基準面が奥側にあり扱う
基板の幅サイズに対応して奥側のコンベアに対し手前側
のコンベアを接離移動させている。しかし、搬送基準面
が逆(装置の奥側が可動側のコンベアで、手前側が固定
側のコンベアである。)に設定したい場合には、このま
までは対応できなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、搬送基準面
を任意に簡単に変更可能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は扱う基
板の幅サイズに対応してコンベアの幅が可変可能な基板
搬送装置に於いて、駆動源の駆動により回動されるネジ
軸にベアリングを介して取り付けられる一対の側板と、
該側板の内側に該側板と並行に設けられる前記コンベア
を支持するもので前記ネジ軸が嵌合するスライド部にベ
アリングを介して取り付けられる一対のコンベア支持体
と、いずれか一方のコンベア側の側板と当該コンベアと
を固定する第1の固定機構と、その他方のコンベア側の
コンベア支持体と前記スライド部とを固定する第2の固
定機構とを設けたものである。
【0006】
【作用】以上の構成から、第1の固定機構によりいずれ
か一方のコンベア側の側板と当該コンベアとが固定さ
れ、第2の固定機構によりその他方のコンベア側のコン
ベア支持体と該コンベア支持体がベアリングを介して取
り付けられたネジ軸に嵌合したスライド部とが固定され
る。そして、駆動源の駆動によりネジ軸が回動される
と、スライド部の移動と共に一方のコンベア支持体が他
方のコンベア支持体に対し接離移動される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面に基づ
き詳述する。
【0008】図3は電子部品装着装置の斜視図で、
(1)は該装着装置の基台である。
【0009】(2)は図示しない駆動源により間欠回転
される回転盤で、その下端には図示しない部品供給装置
からチップ部品(図示せず)を取り出す吸着ヘッド
(3)が所定間隔を存して多数配置されている。
【0010】(4)、(5)は前記吸着ヘッド(3)で
取り出された前記チップ部品が順次装着されるプリント
基板(6)をその溝部(7)、(8)で保持する一対の
シュートを構成する固定シュート及び可動シュートであ
る。該シュート(4)、(5)は、可動シュート(5)
が図示しない移動機構により固定シュート(4)に対し
接離移動されることにより、そのシュート幅が可変され
る。
【0011】(9)は前記シュート(4)、(5)が載
置されるXYテーブルで、X軸モータ(10)及びY軸
モータ(11)によりXY移動される。従って、該XY
テーブル(9)はシュート(4)、(5)によって基板
(6)を保持した状態で、XY移動可能に構成されてい
る。尚、該テーブル(9)がXY移動する際には、後述
する供給コンベア(12)、(13)及び排出コンベア
(50)、(51)に影響されないようにシュート
(4)、(5)は図示しない上下動機構により下降され
る。
【0012】(12)、(13)は前記シュート
(4)、(5)(即ち、XYテーブル(9))へ基板
(6)を送る供給コンベアで、図2に示す同期する駆動
モータ(14)、(15)の駆動により移動されるベル
ト(16)、(17)により図示しないストッパに当接
する位置まで基板(6)を搬送する。
【0013】(20)は該供給コンベア(12)、(1
3)のコンベア幅を変更する幅可変機構で、以下詳述す
る。
【0014】(21)は一対の側板(22)、(23)
を有する基台で、該側板(22)、(23)が前記コン
ベア(12)、(13)を挟む形で位置されている。
【0015】(24)、(25)は側板(22)、コン
ベア(12)、(13)及び側板(23)を貫通するボ
ールネジで、嵌合部にはベアリング(26)が挿入され
ている(図4参照)。該ボールネジ(24)、(25)
の一端には夫々従動プーリ(27)(28)、(29)
が取り付けられており、駆動モータ(30)の駆動によ
り回動される駆動プーリ(31)の回動がベルト(3
2)を介して従動プーリ(27)に伝えられボールネジ
(24)が回動される。また、該ボールネジ(24)に
取り付けられているもう一方の従動プーリ(28)とベ
ルト(33)が掛け渡された従動プーリ(29)を介し
てボールネジ(25)も回動される。
【0016】また、前記コンベア(12)、(13)は
ボールネジ(24)、(25)に嵌合したナット体(3
4)(35)、(36)(37)に前記ベアリング(2
6)を介して取り付けられており、該ナット体(3
4)、(35)、(36)、(37)には係止部(3
8)、(39)、(40)、(41)が夫々ボルト(4
2)止めされている。
【0017】ここで、コンベア(12)、(13)幅を
変更するため、一方のコンベア(12)に対し他方のコ
ンベア(13)を接離移動させる場合について、図1及
び図4に基づいて説明する。
【0018】コンベア(12)側は、コンベア(13)
の移動時の基準とするため、側板(22)との間でスペ
ーサ(45)を介してボルト(46)止めされて、基準
位置に固定される。これにより、コンベア(12)は駆
動モータ(30)の駆動によりボールネジ(24)、
(25)が回動されてもその位置に固定され、ナット体
(34)、(36)のみが空回りする。
【0019】コンベア(13)側は、前記ナット体(3
5)、(37)の係止部(39)、(41)とコンベア
(13)とをボルト(48)止めして固定することによ
り、ボールネジ(24)、(25)の回動によりナット
体(35)、(37)と共に移動される。
【0020】また、コンベア(13)に対しコンベア
(12)を接離移動させることも可能で、以下説明す
る。
【0021】図1及び図4に示すようにコンベア(1
2)と側板(22)を固定しているボルト(46)とス
ペーサ(45)を取り外し、図5に示すようにコンベア
(13)と側板(23)とを該スペーサ(45)とボル
ト(46)で固定する。そして、図1及び図4に示すよ
うにコンベア(13)とナット体(35)、(37)の
係止部(39)、(41)を固定しているボルト(4
8)を取り外し、図5に示すようにコンベア(12)と
ナット体(34)、(36)の係止部(38)、(4
0)とを固定する。
【0022】図2に於いて、(50)(51)はXYテ
ーブル(9)上で部品装着作業が施された基板(6)が
送られる排出コンベアで、供給コンベア(12)、(1
3)と同様の構成で所定位置に基板(6)を搬送する。
また、該排出コンベア(50)、(51)側にも同様に
幅可変機構(52)が設けられている。
【0023】尚、供給コンベア(12)、(13)から
テーブル(9)へ、テーブル(9)から排出コンベア
(50)、(51)への基板(6)の載せ換えは基板送
り部材であるトランスファ(55)で行われる。該トラ
ンスファ(55)は、図示しない移動機構により軸(5
6)に沿って水平移動される。また、トランスファ(5
5)は軸(56)の一端に取り付けられた取り付け板
(57)に連結されるシリンダ(58)のロッド(5
9)により引かれて、該軸(56)を中心にして回動さ
れ、一対の送り爪(60)、(60)が夫々供給コンベ
ア(12)、(13)上の基板(6)、テーブル(9)
上の基板(6)の後端に当接される。
【0024】以下、動作について説明する。
【0025】先ず、基板位置決め部であるXYテーブル
(9)の固定シュート(4)と可動シュート(5)の配
置に基づき供給コンベア(12)、(13)及び排出コ
ンベア(50)、(51)の可動部側を幅可変機構(2
0)、(52)により決める。この場合、電子部品装着
装置の奥側がシュート幅可変の基準(固定シュート
(4))であるため、夫々コンベア(12)、(50)
側が固定で、コンベア(13)、(51)側が可動可能
に設定する。以下、設定動作について説明する。
【0026】先ず、コンベア(12)側は側板(22)
との間でスペーサ(45)を介してボルト(46)止め
されて、基準位置に固定する。また、コンベア(13)
側は、前記ナット体(35)、(37)の係止部(3
9)、(41)とコンベア(13)とをボルト(48)
止めして固定する。
【0027】これにより、コンベア(12)は駆動モー
タ(30)の駆動によりボールネジ(24)、(25)
が回動されてもその位置に固定され、ナット体(3
4)、(36)のみが空回りし、コンベア(13)はボ
ールネジ(24)、(25)の回動によりナット体(3
5)、(37)と共に所定方向に移動可能になる。
【0028】同様にして、排出コンベア(50)、(5
1)側も可動部側を設定する。
【0029】設定が終了したら、搬送する基板(6)の
幅サイズに対応するように図示しない制御装置の指令に
より供給コンベア(12)、(13)やシュート
(4)、(5)や排出コンベア(50)、(51)の幅
を調整する。
【0030】そして、上流側装置から供給コンベア(1
2)、(13)の所定位置まで搬送されて来た基板
(6)がトランスファ(55)の移動により、シュート
(4)、(5)に保持される。
【0031】次に、上下動機構により下降されたXYテ
ーブル(9)のXY移動により所定位置に移動された基
板(6)上に回転盤(2)の間欠回転により部品を吸着
した吸着ヘッド(3)が移動されて来て、該基板(6)
上に部品を装着する。
【0032】そして、同様にして基板(6)上に部品が
順次装着されていき、全装着点に部品が装着された基板
(6)は、テーブル(9)上昇後供給コンベア(1
2)、(13)上の基板(6)と共にトランスファ(5
5)で所定量移動されてテーブル(9)及び排出コンベ
ア(50)、(51)上へ搬送される。
【0033】また、工場の出荷段階でシュート(4)、
(5)の可動部側が前述の実施例(シュート(5)が可
動部側)と逆(電子部品装着装置の奥側が可動部側)に
設定する場合について図5を基に説明する。
【0034】先ず、コンベア(13)側は側板(23)
との間でスペーサ(45)を介してボルト(46)止め
されて、基準位置に固定する。また、コンベア(12)
側は、前記ナット体(34)、(36)の係止部(3
8)、(40)とコンベア(12)とをボルト(48)
止めして固定する。
【0035】これにより、コンベア(13)は駆動モー
タ(30)の駆動によりボールネジ(24)、(25)
が回動されてもその位置に固定され、ナット体(3
5)、(37)のみが空回りし、コンベア(12)はボ
ールネジ(24)、(25)の回動によりナット体(3
4)、(36)と共に所定方向に移動可能になる。
【0036】同様にして、排出コンベア(50)、(5
1)側も可動部側を設定する。
【0037】また、電子部品組立ラインを構成した場合
に搬送基準面を所望のコンベア側に変更する場合の動作
について説明する。尚、コンベア(12)側を固定側、
コンベア(13)側を可動側として幅可変機構(2
0)、(52)が設定されているものとする。
【0038】先ず、 図1及び図4に示すようにコンベ
ア(12)と側板(22)を固定しているボルト(4
6)とスペーサ(45)を取り外し、図5に示すように
コンベア(13)と側板(23)とを該スペーサ(4
5)とボルト(46)で固定する。そして、図1及び図
4に示すようにコンベア(13)とナット体(35)、
(37)の係止部(39)、(41)を固定しているボ
ルト(48)を取り外し、図5に示すようにコンベア
(12)とナット体(34)、(36)の係止部(3
8)、(40)とを固定する。
【0039】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば単一の駆
動源の駆動で搬送基準面を任意に簡単に変更可能とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】幅可変機構の側面図である。
【図2】幅可変機構の斜視図である。
【図3】電子部品装着装置の斜視図である。
【図4】幅可変機構の平面図である。
【図5】幅可変機構の側面図である。
【符号の説明】
(12) 供給コンベア (13) 供給コンベア (20) 幅可変機構 (22) 側板 (23) 側板 (24) ボールネジ (25) ボールネジ (26) ベアリング (30) 駆動モータ (34) ナット体 (35) ナット体 (36) ナット体 (37) ナット体 (38) 係止部 (39) 係止部 (40) 係止部 (41) 係止部 (42) ボルト (45) スペーサ (46) ボルト (48) ボルト (50) 排出コンベア (51) 排出コンベア (52) 幅可変機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱う基板の幅サイズに対応してコンベア
    の幅が可変可能な基板搬送装置に於いて、駆動源の駆動
    により回動されるネジ軸にベアリングを介して取り付け
    られる一対の側板と、該側板の内側に該側板と並行に設
    けられる前記コンベアを支持するもので前記ネジ軸が嵌
    合するスライド部にベアリングを介して取り付けられる
    一対のコンベア支持体と、いずれか一方のコンベア側の
    側板と当該コンベアとを固定する第1の固定機構と、そ
    の他方のコンベア側のコンベア支持体と前記スライド部
    とを固定する第2の固定機構とを設けたことを特徴とす
    る基板搬送装置。
JP1993006859U 1993-02-24 1993-02-24 基板搬送装置 Expired - Lifetime JP2587651Y2 (ja)

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JP4654976B2 (ja) * 2006-05-26 2011-03-23 パナソニック株式会社 基板搬送装置
JP4794497B2 (ja) * 2007-04-12 2011-10-19 シーケーディ株式会社 基板搬送装置
KR101068221B1 (ko) * 2009-06-26 2011-09-28 삼령산업(주) 고속 트랜스퍼 원자재 공급시스템

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