JP5675491B2 - 導電シート及びタッチパネル - Google Patents
導電シート及びタッチパネル Download PDFInfo
- Publication number
- JP5675491B2 JP5675491B2 JP2011108418A JP2011108418A JP5675491B2 JP 5675491 B2 JP5675491 B2 JP 5675491B2 JP 2011108418 A JP2011108418 A JP 2011108418A JP 2011108418 A JP2011108418 A JP 2011108418A JP 5675491 B2 JP5675491 B2 JP 5675491B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- conductive sheet
- pattern
- touch panel
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/044—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
- G06F3/0445—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means using two or more layers of sensing electrodes, e.g. using two layers of electrodes separated by a dielectric layer
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/044—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
- G06F3/0446—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means using a grid-like structure of electrodes in at least two directions, e.g. using row and column electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0296—Conductive pattern lay-out details not covered by sub groups H05K1/02 - H05K1/0295
- H05K1/0298—Multilayer circuits
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2203/00—Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
- G06F2203/041—Indexing scheme relating to G06F3/041 - G06F3/045
- G06F2203/04103—Manufacturing, i.e. details related to manufacturing processes specially suited for touch sensitive devices
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2203/00—Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
- G06F2203/041—Indexing scheme relating to G06F3/041 - G06F3/045
- G06F2203/04112—Electrode mesh in capacitive digitiser: electrode for touch sensing is formed of a mesh of very fine, normally metallic, interconnected lines that are almost invisible to see. This provides a quite large but transparent electrode surface, without need for ITO or similar transparent conductive material
Description
近時、タッチパネルが注目されている。タッチパネルは、PDA(携帯情報端末)や携帯電話等の小サイズへの適用が主となっているが、パソコン用ディスプレイ等への適用による大サイズ化が進むと考えられる。
このような将来の動向において、従来の電極は、ITO(酸化インジウムスズ)を用いていることから、抵抗が大きく、適用サイズが大きくなるにつれて、電極間の電流の伝達速度が遅くなり、応答速度(指先を接触してからその位置を検出するまでの時間)が遅くなるという問題がある。
そこで、金属製の細線(金属細線)にて構成した格子を多数並べて電極を構成することで表面抵抗を低下させることが考えられる。金属細線を電極に用いたタッチパネルとしては、例えば、特許文献3〜10が知られている。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、タッチパネルにおいて、金属細線のパターンで電極を構成した場合においても、高い透明性を確保することができると共に視認性の向上を図ることができ、しかも、検出感度の向上を図ることができるタッチパネル用の導電シート及びタッチパネルを提供することを目的とする。
[2] 第1の本発明に係る導電シートにおいて、前記帯状部の幅は、前記帯状部の長さよりも小さいことを特徴とする。
[3] 第1の本発明に係る導電シートにおいて、前記張り出し部の長さは、前記帯状部の幅の1/2以上であることを特徴とする。
[4] 第1の本発明に係る導電シートにおいて、前記張り出し部の幅は、前記張り出し部の長さの1/2以下であることを特徴とする。
[5] 第1の本発明に係る導電シートにおいて、前記第2感知部の前記一方向と直交する方向の長さは、前記第2感知部の前記一方向の長さの0.5倍以上2倍以下であることを特徴とする。
[6] 第1の本発明に係る導電シートにおいて、前記張り出し部は、隣接する前記第1感知部の張り出し部と互いに対向することを特徴とする。
[7] 第1の本発明において、前記小格子の一辺の長さが30〜500μmであり、前記金属細線の線幅が15μm以下であることを特徴とする。
[8] 第1の本発明において、前記基体の厚みが50μm〜350μmであることを特徴とする。
[9] 第2の本発明に係るタッチパネルは、表示パネル上に設置される導電シートを備えるタッチパネルであって、前記導電シートは、第1導電部と第2導電部とが基体を介して対向して配置され、前記第1導電部は、一方向に配列された金属細線による2以上の第1導電パターンを有し、前記第2導電部は、前記一方向と略直交する方向に配列された金属細線による2以上の第2導電パターンを有し、前記第1導電パターンは、金属細線による2以上の第1感知部が接続されて構成され、前記第2導電パターンは、金属細線による2以上の第2感知部が接続されて構成され、前記第1感知部及び第2感知部は、複数の小格子が配列されて構成され、前記第1感知部は、前記一方向と略直交する方向に延びる帯状部と、前記帯状部の両側から前記一方向に張り出す張り出し部と、を有し、前記第2感知部は、前記帯状部と前記張り出し部とで区画される領域を略満たすように形成され、上面から見たとき、前記第1導電パターンと前記第2導電パターンとが対向する部分は、複数の前記小格子が組み合わされた形態を有することを特徴とする。
[10] 第2の本発明に係るタッチパネルにおいて、前記帯状部の幅は、前記帯状部の長さよりも小さいことを特徴とする。
[11] 第2の本発明に係るタッチパネルにおいて、前記張り出し部の長さは、前記帯状部の幅の1/2以上であることを特徴とする。
[12] 第2の本発明に係るタッチパネルにおいて、前記張り出し部の幅は、前記張り出し部の長さの1/2以下であることを特徴とする。
[13] 第2の本発明に係るタッチパネルにおいて、前記第2感知部の前記一方向と直交する方向の長さは、前記第2感知部の前記一方向の長さの0.5倍以上2倍以下であることを特徴とする。
[14] 第2の本発明に係るタッチパネルにおいて、前記張り出し部は、隣接する前記第1感知部の張り出し部と互いに対向することを特徴とする。
[15] 第2の本発明において、前記小格子の一辺の長さが30〜500μmであり、前記金属細線の線幅が15μm以下であることを特徴とする。
[16] 第2の本発明において、前記基体の厚みが50μm〜350μmであることを特徴とする。
タッチパネル50は、センサ本体52と図示しない制御回路(IC回路等で構成)とを有する。センサ本体52は、本実施の形態に係るタッチパネル用の導電シート(以下、積層導電シート54と記す)と、その上に積層された保護層56とを有する。積層導電シート54及び保護層56は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置30における表示パネル58上に配置されるようになっている。センサ本体52は、上面から見たときに、表示パネル58の表示画面58aに対応した領域に配されたセンサ部60と、表示パネル58の外周部分に対応する領域に配された端子配線部62A、62B(いわゆる額縁)とを有する。
第1導電シート10Aは、図2、図3A及び図4に示すように、第1透明基体12A(図3A参照)の一主面上に形成された第1導電部14Aを有する。この第1導電部14Aは、それぞれ水平方向(m方向)に延在し、且つ、水平方向と直交する垂直方向(n方向)に配列され、多数の格子(感知部)にて構成された金属細線16による2以上の第1導電パターン64A(メッシュパターン)と、各第1導電パターン64Aの周辺に配列された金属細線16による第1補助パターン66Aとを有する。なお、水平方向(m方向)は、例えば後述する投影型静電容量方式のタッチパネル50の水平方向(又は垂直方向)あるいはタッチパネル50を設置した表示パネル58の水平方向(又は垂直方向)を示す。小格子74は、ここでは一番小さいひし形とされている。小格子74の頂角、すなわち第1傾斜方向(x方向)と第2傾斜方向(y方向)のなす角の角度は60°〜120°から適宜選択することができる。小格子74の一辺の長さは30〜500μmであることが好ましく、さらに好ましくは50〜400μmであり、特に好ましくは100〜350μmである。
0.57<Lva/Lha<1.74
を満足するように設定される。
水平方向(m方向)がタッチパネル50が設置される表示装置30(図1参照)の画素の配列方向と同じであれば、上述の第1単位パターン92Aの縦横比(Lva/Lha)は、0.57<Lva/Lha<1.00あるいは1.00<Lva/Lha<1.74に設定され、より好ましくは0.62<Lva/Lha<0.81あるいは1.23<Lva/Lha<1.61に設定される。
すなわち、タッチパネル50に適用した第1導電シート10Aは、図1及び図2に示すように、センサ部60に対応した部分に、上述した多数の第1導電パターン64Aが配列され、端子配線部62Aには各第1結線部94aから導出された複数の第1端子配線パターン96aが配列されている。
図1の例では、第1導電シート10Aの外形は、上面から見て長方形状を有し、センサ部60の外形も長方形状を有する。端子配線部62Aのうち、第1導電シート10Aの一方の長辺側の周縁部には、その長さ方向中央部分に、複数の第1端子98aが前記一方の長辺の長さ方向に配列形成されている。また、センサ部60の一方の長辺(第1導電シート10Aの一方の長辺に最も近い長辺:n方向)に沿って複数の第1結線部94aが直線状に配列されている。各第1結線部94aから導出された第1端子配線パターン96aは、第1導電シート10Aの一方の長辺におけるほぼ中央部に向かって引き回され、それぞれ対応する第1端子98aに接続されている。
0.57<Lvb/Lhb<1.74
を満足するように設定される。
垂直方向(n方向)がタッチパネル50が設置される表示装置30(図1参照)の画素の配列方向と同じであれば、上述の第2単位パターン92Bの縦横比(Lvb/Lhb)は、0.57<Lvb/Lhb<1.00あるいは1.00<Lvb/Lhb<1.74に設定され、より好ましくは0.62<Lvb/Lhb<0.81あるいは1.23<Lvb/Lhb<1.61に設定される。
すなわち、タッチパネル50に適用した第2導電シート10Bは、図2に示すように、センサ部60に対応した部分に、多数の第2導電パターン64Bが配列され、端子配線部62Bには各第2結線部94bから導出された複数の第2端子配線パターン96bが配列されている。
複数の第2導電パターン64Bのうち、例えば奇数番目の第2導電パターン64Bが、それぞれ対応する奇数番目の第2結線部94bに接続され、偶数番目の第2導電パターン64Bが、それぞれ対応する偶数番目の第2結線部94bに接続されている。奇数番目の第2結線部94bから導出された第2端子配線パターン96b並びに偶数番目の第2結線部94bから導出された第2端子配線パターン96bは、第2導電シート10Bの一方の長辺におけるほぼ中央部に向かって引き回され、それぞれ対応する第2端子98bに接続されている。
なお、第1端子配線パターン96aの導出形態を上述した第2端子配線パターン96bと同様にし、第2端子配線パターン96bの導出形態を上述した第1端子配線パターン96aと同様にしてもよい。
ここで、第1導電パターン64Aにおける金属細線16の占有面積をA1、第2導電パターン64Bにおける金属細線16の占有面積をA2としたとき、1<A2/A1≦20であることが好ましい。さらに好ましくは、1<A2/A1≦10であり、特に好ましくは2≦A2/A1≦10である。
また、第1大格子68Aにおける金属細線16の占有面積をa1、第2大格子68Bにおける金属細線16の占有面積をa2としたとき、1<a2/a1≦20であることが好ましい。さらに好ましくは、1<a2/a1≦10であり、特に好ましくは、2≦a2/a1≦10である。
また、小格子74の形状をひし形としたが、その他、三角形や多角形状としてもよい。三角形にする場合は、例えばひし形の小格子74の各対角線に沿って直線状の金属細線16を橋渡すことで容易に作製することができる。また、小格子74の一辺の形状を直線状のほか、湾曲形状でもよいし、円弧状にしてもよい。円弧状とする場合は、例えば対向する二辺については、外方に凸の円弧状とし、他の対向する二辺については、内方に凸の円弧状としてもよい。また、各辺の形状を、外方に凸の円弧と内方に凸の円弧が連続した波線形状としてもよい。もちろん、各辺の形状を、サイン曲線にしてもよい。
また、小格子74のサイズ(1辺の長さや対角線の長さ等)や、第1大格子68Aを構成する小格子74の個数、第2大格子68Bを構成する小格子74の個数も、適用されるタッチパネル50のサイズや分解能(配線数)に応じて適宜設定することができる。
上述の例では、第1導電シート10Aと第2導電シート10Bを投影型静電容量方式のタッチパネル50に適用した例を示したが、その他、表面型静電容量方式のタッチパネルや、抵抗膜式のタッチパネルにも適用することができる。
上述の積層導電シート54では、図3Aに示すように、第1透明基体12Aの一主面に第1導電部14Aを形成し、第2透明基体12Bの一主面に第2導電部14Bを形成して、積層するようにしたが、その他、図3Bに示すように、第1透明基体12Aの一主面に第1導電部14Aを形成し、第1透明基体12Aの他主面に第2導電部14Bを形成するようにしてもよい。この場合、第2透明基体12Bが存在せず、第2導電部14B上に、第1透明基体12Aが積層され、第1透明基体12A上に第1導電部14Aが積層された形態となる。また、第1導電シート10Aと第2導電シート10Bとはその間に他の層が存在してもよく、第1導電部14Aと第2導電部14Bとが絶縁状態であれば、それらが対向して配置されてもよい。
そこで、以下に示す製造方法を好ましく採用することができる。
すなわち、第1透明基体12Aの両面に形成された感光性ハロゲン化銀乳剤層に対して一括露光を行って、第1透明基体12Aの一主面に第1導電部14Aを形成し、第1透明基体12Aの他主面に第2導電部14Bを形成する。
先ず、図10のステップS1において、長尺の感光材料140を作製する。感光材料140は、図11Aに示すように、第1透明基体12Aと、該第1透明基体12Aの一方の主面に形成された感光性ハロゲン化銀乳剤層(以下、第1感光層142aという)と、第1透明基体12Aの他方の主面に形成された感光性ハロゲン化銀乳剤層(以下、第2感光層142bという)とを有する。
すなわち、第1感光層142aに到達した第1光源148aからの第1光144aは、第1感光層142a中のハロゲン化銀粒子にて散乱し、散乱光として第1透明基体12Aを透過し、その一部が第2感光層142bにまで達する。そうすると、第2感光層142bと第1透明基体12Aとの境界部分が広い範囲にわたって露光され、潜像が形成される。そのため、第2感光層142bでは、第2光源148bからの第2光144bによる露光と第1光源148aからの第1光144aによる露光が行われてしまい、その後の現像処理にてタッチパネル用の導電シート10とした場合に、第2露光パターン152bによる導電パターン(第2導電部14B)に加えて、該導電パターン間に第1光源148aからの第1光144aによる薄い導電層が形成されてしまい、所望のパターン(第2露光パターン152bに沿ったパターン)を得ることができない。これは、第1感光層142aにおいても同様である。
すなわち、第1透明基体12A及び第2透明基体12B上に形成された銅箔上のフォトレジスト膜を露光、現像処理してレジストパターンを形成し、レジストパターンから露出する銅箔をエッチングすることによって、第1導電部14A及び第2導電部14Bを形成するようにしてもよい。
あるいは、第1透明基体12A及び第2透明基体12B上に金属微粒子を含むペーストを印刷し、ペーストに金属めっきを行うことによって、第1導電部14A及び第2導電部14Bを形成するようにしてもよい。
あるいは、第1透明基体12A及び第2透明基体12B上に、第1導電部14A及び第2導電部14Bをスクリーン印刷版又はグラビア印刷版によって印刷形成するようにしてもよい。
あるいは、第1透明基体12A及び第2透明基体12B上に、第1導電部14A及び第2導電部14Bをインクジェットにより形成するようにしてもよい。
本実施の形態に係る導電シート10の製造方法は、感光材料と現像処理の形態によって、次の3通りの形態が含まれる。
(1) 物理現像核を含まない感光性ハロゲン化銀黒白感光材料を化学現像又は熱現像して金属銀部を該感光材料上に形成させる態様。
(2) 物理現像核をハロゲン化銀乳剤層中に含む感光性ハロゲン化銀黒白感光材料を溶解物理現像して金属銀部を該感光材料上に形成させる態様。
(3) 物理現像核を含まない感光性ハロゲン化銀黒白感光材料と、物理現像核を含む非感光性層を有する受像シートを重ね合わせて拡散転写現像して金属銀部を非感光性受像シート上に形成させる態様。
上記(2)の態様は、露光部では、物理現像核近縁のハロゲン化銀粒子が溶解されて現像核上に沈積することによって感光材料上に光透過性導電性膜等の透光性導電性膜が形成される。これも一体型黒白現像タイプである。現像作用が、物理現像核上への析出であるので高活性であるが、現像銀は比表面の小さい球形である。
上記(3)の態様は、未露光部においてハロゲン化銀粒子が溶解されて拡散して受像シート上の現像核上に沈積することによって受像シート上に光透過性導電性膜等の透光性導電性膜が形成される。いわゆるセパレートタイプであって、受像シートを感光材料から剥離して用いる態様である。
ここでいう化学現像、熱現像、溶解物理現像、拡散転写現像は、当業界で通常用いられている用語どおりの意味であり、写真化学の一般教科書、例えば菊地真一著「写真化学」(共立出版社、1955年刊行)、C.E.K.Mees編「The Theory of Photographic Processes, 4th ed.」(Mcmillan社、1977年刊行)に解説されている。本件は液処理に係る発明であるが、その他の現像方式として熱現像方式を適用する技術も参考にすることができる。例えば、特開2004−184693号、同2004−334077号、同2005−010752号の各公報、特願2004−244080号、同2004−085655号の各明細書に記載された技術を適用することができる。
[透明基体12]
透明基体12としては、プラスチックシート、プラスチック板、ガラス板等を挙げることができる。
上記プラスチックシート及びプラスチック板の原料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル類;トリアセチルセルロース(TAC)等を用いることができる。
透明基体12としては、融点が約290℃以下であるプラスチックシート、又はプラスチック板が好ましく、特に、光透過性や加工性等の観点から、PETが好ましい。
導電シート10の金属細線16となる銀塩乳剤層は、銀塩とバインダーの他、溶媒や染料等の添加剤を含有する。
本実施の形態に用いられる銀塩としては、ハロゲン化銀等の無機銀塩及び酢酸銀等の有機銀塩が挙げられる。本実施の形態においては、光センサとしての特性に優れるハロゲン化銀を用いることが好ましい。
銀塩乳剤層の塗布銀量(銀塩の塗布量)は、銀に換算して1〜30g/m2が好ましく、1〜25g/m2がより好ましく、5〜20g/m2がさらに好ましい。この塗布銀量を上記範囲とすることで、導電シート10とした場合に所望の表面抵抗を得ることができる。
本実施の形態の銀塩乳剤層中に含有されるバインダーの含有量は、特に限定されず、分散性と密着性を発揮し得る範囲で適宜決定することができる。銀塩乳剤層中のバインダーの含有量は、銀/バインダー体積比で1/4以上が好ましく、1/2以上がより好ましい。銀/バインダー体積比は、100/1以下が好ましく、50/1以下がより好ましい。また、銀/バインダー体積比は1/1〜4/1であることがさらに好ましい。1/1〜3/1であることが最も好ましい。銀塩乳剤層中の銀/バインダー体積比をこの範囲にすることで、塗布銀量を調整した場合でも抵抗値のばらつきを抑制し、均一な表面抵抗を有する導電シート10を得ることができる。なお、銀/バインダー体積比は、原料のハロゲン化銀量/バインダー量(重量比)を銀量/バインダー量(重量比)に変換し、さらに、銀量/バインダー量(重量比)を銀量/バインダー量(体積比)に変換することで求めることができる。
銀塩乳剤層の形成に用いられる溶媒は、特に限定されるものではないが、例えば、水、有機溶媒(例えば、メタノール等のアルコール類、アセトン等のケトン類、ホルムアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、酢酸エチル等のエステル類、エーテル類等)、イオン性液体、及びこれらの混合溶媒を挙げることができる。
<その他の添加剤>
本実施の形態に用いられる各種添加剤に関しては、特に制限は無く、公知のものを好ましく用いることができる。
[その他の層構成]
銀塩乳剤層の上に図示しない保護層を設けてもよい。また、銀塩乳剤層よりも下に、例えば下塗り層を設けることもできる。
[露光]
本実施の形態では、導電部14を印刷方式によって施す場合を含むが、印刷方式以外は、導電部14を露光と現像等によって形成する。すなわち、透明基体12上に設けられた銀塩含有層を有する感光材料又はフォトリソグラフィ用フォトポリマーを塗工した感光材料への露光を行う。露光は、電磁波を用いて行うことができる。電磁波としては、例えば、可視光線、紫外線等の光、X線等の放射線等が挙げられる。さらに露光には波長分布を有する光源を利用してもよく、特定の波長の光源を用いてもよい。
本実施の形態では、乳剤層を露光した後、さらに現像処理が行われる。現像処理は、銀塩写真シートや印画紙、印刷製版用シート、フォトマスク用エマルジョンマスク等に用いられる通常の現像処理の技術を用いることができる。
本発明における現像処理は、未露光部分の銀塩を除去して安定化させる目的で行われる定着処理を含むことができる。本発明における定着処理は、銀塩写真シートや印画紙、印刷製版用シート、フォトマスク用エマルジョンマスク等に用いられる定着処理の技術を用いることができる。
現像、定着処理を施した感光材料は、水洗処理や安定化処理を施されるのが好ましい。
現像処理後の露光部に含まれる金属銀の質量は、露光前の露光部に含まれていた銀の質量に対して50質量%以上の含有率であることが好ましく、80質量%以上であることがさらに好ましい。露光部に含まれる銀の質量が露光前の露光部に含まれていた銀の質量に対して50質量%以上であれば、高い導電性を得ることができるため好ましい。
本実施の形態では、前記露光及び現像処理により形成された金属銀部の導電性を向上させる目的で、前記金属銀部に導電性金属粒子を担持させるための物理現像及び/又はめっき処理を行ってもよい。本発明では物理現像又はめっき処理のいずれか一方のみで導電性金属粒子を金属銀部に担持させてもよく、物理現像とめっき処理とを組み合わせて導電性金属粒子を金属銀部に担持させてもよい。なお、金属銀部に物理現像及び/又はめっき処理を施したものを含めて「導電性金属部」と称する。
本実施の形態における「物理現像」とは、金属や金属化合物の核上に、銀イオン等の金属イオンを還元剤で還元して金属粒子を析出させることをいう。この物理現象は、インスタントB&Wシート、インスタントスライドシートや、印刷版製造等に利用されており、本発明ではその技術を用いることができる。また、物理現像は、露光後の現像処理と同時に行っても、現像処理後に別途行ってもよい。
本実施の形態において、めっき処理は、無電解めっき(化学還元めっきや置換めっき)、電解めっき、又は無電解めっきと電解めっきの両方を用いることができる。本実施の形態における無電解めっきは、公知の無電解めっき技術を用いることができ、例えば、プリント配線板等で用いられている無電解めっき技術を用いることができ、無電解めっきは無電解銅めっきであることが好ましい。
本実施の形態では、現像処理後の金属銀部、並びに、物理現像及び/又はめっき処理によって形成された導電性金属部には、酸化処理を施すことが好ましい。酸化処理を行うことにより、例えば、光透過性部に金属が僅かに沈着していた場合に、該金属を除去し、光透過性部の透過性をほぼ100%にすることができる。
[導電性金属部]
本実施の形態の導電性金属部(金属細線16)の線幅は、上述したように、下限は1μm以上、3μm以上、4μm以上、もしくは5μm以上が好ましく、上限は15μm以下、10μm以下、9μm以下、8μm以下が好ましい。線幅が上記下限値未満の場合には、導電性が不十分となるためタッチパネル50に使用した場合に、検出感度が不十分となる。他方、上記上限値を越えると導電性金属部に起因するモアレが顕著になったり、タッチパネル50に使用した際に視認性が悪くなったりする。なお、上記範囲にあることで、導電性金属部のモアレが改善され、視認性が特によくなる。小格子74の一辺の長さは30μm以上500μm以下であることが好ましく、さらに好ましくは50μm以上400μm以下、最も好ましくは100μm以上350μm以下である。また、導電性金属部は、アース接続等の目的においては、線幅は200μmより広い部分を有していてもよい。
本実施の形態における導電性金属部は、可視光透過率の点から開口率は85%以上であることが好ましく、90%以上であることがさらに好ましく、95%以上であることが最も好ましい。開口率とは、金属細線16を除いた透光性部分が全体に占める割合であり、例えば、線幅6μm、一辺の長さが240μmのひし形状の開口率は、95%である。
本実施の形態における「光透過性部」とは、導電シート10のうち導電性金属部以外の透光性を有する部分を意味する。光透過性部における透過率は、前述のとおり、透明基体12の光吸収及び反射の寄与を除いた380〜780nmの波長領域における透過率の最小値で示される透過率が90%以上、好ましくは95%以上、さらに好ましくは97%以上であり、さらにより好ましくは98%以上であり、最も好ましくは99%以上である。
露光方法に関しては、ガラスマスクを介した方法やレーザー描画によるパターン露光方式が好ましい。
本実施の形態に係る導電シート10における透明基体12の厚みは50μm以上350μm以下が好ましく、さらに好ましくは75μm以上250μmであり、特に好ましくは100μm以上200μm以下である。50〜350μmの範囲であれば所望の可視光の透過率が得られ、且つ、取り扱いも容易である。
透明基体12上に設けられる金属銀部の厚みは、透明基体12上に塗布される銀塩含有層用塗料の塗布厚みに応じて適宜決定することができる。金属銀部の厚みは、0.001mm〜0.2mmから選択可能であるが、30μm以下であることが好ましく、20μm以下であることがより好ましく、0.01〜9μmであることがさらに好ましく、0.05〜5μmであることが最も好ましい。また、金属銀部はパターン状であることが好ましい。金属銀部は1層でもよく、2層以上の重層構成であってもよい。金属銀部がパターン状であり、且つ、2層以上の重層構成である場合、異なる波長に感光できるように、異なる感色性を付与することができる。これにより、露光波長を変えて露光すると、各層において異なるパターンを形成することができる。
本実施の形態では、上述した銀塩含有層の塗布厚みをコントロールすることにより所望の厚みの金属銀部を形成し、さらに物理現像及び/又はめっき処理により金属細線16の厚みを自在にコントロールできるため、5μm未満、好ましくは3μm未満の厚みを有する導電シートであっても容易に形成することができる。
なお、本実施の形態に係る導電シート10の製造方法では、めっき等の工程は必ずしも行う必要はない。本実施の形態に係る導電シート10の製造方法では銀塩乳剤層の塗布銀量、銀/バインダー体積比を調整することで所望の表面抵抗を得ることができるからである。なお、必要に応じてカレンダー処理等を行ってもよい。
銀塩乳剤層に対して現像処理を行った後に、硬膜剤に浸漬して硬膜処理を行うことが好ましい。硬膜剤としては、例えば、グルタルアルデヒド、アジポアルデヒド、2,3−ジヒドロキシ−1,4−ジオキサン等のジアルデヒド類及びほう酸等の特開平2−141279号に記載のものを挙げることができる。
本実施の形態に係る導電シート10には、反射防止層やハードコート層などの機能層を付与してもよい。
現像処理済みの金属銀部にカレンダー処理を施して平滑化するようにしてもよい。これによって金属銀部の導電性が顕著に増大する。カレンダー処理は、カレンダーロールにより行うことができる。カレンダーロールは通常一対のロールからなる。
カレンダー処理に用いられるロールとしては、エポキシ、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミド等のプラスチックロール又は金属ロールが用いられる。特に、両面に乳剤層を有する場合は、金属ロール同士で処理することが好ましい。片面に乳剤層を有する場合は、シワ防止の点から金属ロールとプラスチックロールの組み合わせとすることもできる。線圧力の上限値は1960N/cm(200kgf/cm、面圧に換算すると699.4kgf/cm2)以上、さらに好ましくは2940N/cm(300kgf/cm、面圧に換算すると935.8kgf/cm2)以上である。線圧力の上限値は、6880N/cm(700kgf/cm)以下である。
カレンダーロールで代表される平滑化処理の適用温度は10℃(温調なし)〜100℃が好ましく、より好ましい温度は、金属メッシュパターンや金属配線パターンの画線密度や形状、バインダー種によって異なるが、おおよそ10℃(温調なし)〜50℃の範囲にある。
[第1実施例]
第1実施例は、実施例1〜9に係るタッチパネル用の導電シート10について、小格子74の一辺の長さ、金属細線16の線幅、代表的に第1導電パターン64Aの表面抵抗を測定し、モアレ及び視認性を評価した。実施例1〜9の内訳並びに評価結果を表3に示す。
<実施例1〜9>
(ハロゲン化銀感光材料)
水媒体中のAg150gに対してゼラチン10.0gを含む、球相当径平均0.1μmの沃臭塩化銀粒子(I=0.2モル%、Br=40モル%)を含有する乳剤を調製した。
また、この乳剤中にはK3Rh2Br9及びK2IrCl6を濃度が10−7(モル/モル銀)になるように添加し、臭化銀粒子にRhイオンとIrイオンをドープした。この乳剤にNa2PdCl4を添加し、さらに塩化金酸とチオ硫酸ナトリウムを用いて金硫黄増感を行った後、ゼラチン硬膜剤と共に、銀の塗布量が10g/m2となるように、厚みが150μmの第1透明基体12A及び第2透明基体12B(ここでは、共にポリエチレンテレフタレート(PET))上に塗布した。この際、Ag/ゼラチン体積比は2/1とした。
幅30cmのPET支持体に25cmの幅で20m分塗布を行ない、塗布の中央部24cmを残すように両端を3cmずつ切り落としてロール状のハロゲン化銀感光材料を得た。
(露光)
露光のパターンは、第1導電シート10Aについては図4及び図5に示すパターンで、第2導電シート10Bについては図6及び図7に示すパターンで、A4サイズ(210mm×297mm)の第1透明基体12A及び第2透明基体12Bに行った。露光は上記パターンのフォトマスクを介して高圧水銀ランプを光源とした平行光を用いて露光した。
・現像液1L処方
ハイドロキノン 20 g
亜硫酸ナトリウム 50 g
炭酸カリウム 40 g
エチレンジアミン・四酢酸 2 g
臭化カリウム 3 g
ポリエチレングリコール2000 1 g
水酸化カリウム 4 g
pH 10.3に調整
・定着液1L処方
チオ硫酸アンモニウム液(75%) 300 ml
亜硫酸アンモニウム・1水塩 25 g
1,3−ジアミノプロパン・四酢酸 8 g
酢酸 5 g
アンモニア水(27%) 1 g
pH 6.2に調整
上記処理剤を用いて露光済み感材を、富士フイルム社製自動現像機 FG−710PTSを用いて処理条件:現像35℃ 30秒、定着34℃ 23秒、水洗 流水(5L/分)の20秒処理で行った。
(実施例1)
作製した第1導電シート10A及び第2導電シート10Bの導電部(第1導電パターン64A、第2導電パターン64B)における小格子74の一辺の長さを30μmとし、金属細線16の線幅を1μmとした。
(実施例2)
小格子74の一辺の長さを40μm、金属細線16の線幅を3μmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例2に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例3)
小格子74の一辺の長さを50μm、金属細線16の線幅を4μmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例3に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例4)
小格子74の一辺の長さを80μm、金属細線16の線幅を5μmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例4に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例5)
小格子74の一辺の長さを100μm、金属細線16の線幅を8μmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例5に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例6)
小格子74の一辺の長さを250μm、金属細線16の線幅を9μmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例6に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例7)
小格子74の一辺の長さを350μm、金属細線16の線幅を10μmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例7に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例8)
小格子74の一辺の長さを400μm、金属細線16の線幅を15μmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例8に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例9)
小格子74の一辺の長さを500μm、金属細線16の線幅を15μmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例9に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(表面抵抗測定)
検出精度の良否を確認するために、第1導電シート10A及び第2導電シート10Bの表面抵抗率をダイアインスツルメンツ社製ロレスターGP(型番MCP−T610)直列4探針プローブ(ASP)にて任意の10箇所測定した値の平均値である。
(透過率の測定)
第1透明基体12Aの透明性の良否を確認するために、第1導電シート10A及び第2導電シート10Bの透光部の透過率を分光光度計を用いて測定した。
(モアレの評価)
実施例1〜9について、第2導電シート10B上に第1導電シート10Aを積層してタッチパネル用の積層導電シート54を作製し、その後、表示装置30(液晶ディスプレイ)の表示画面にタッチパネル用の積層導電シート54を貼り付けてタッチパネル50を構成した。その後、タッチパネル50を回転盤に設置し、表示装置30を駆動して白色を表示させる。その状態で、回転盤をバイアス角−45°〜+45°の間で回転し、モアレの目視観察・評価を行った。
モアレの評価は、表示装置30の表示画面58aから観察距離1.5mで行い、モアレが顕在化しなかった場合を○、モアレが問題のないレベルでほんの少し見られた場合を△、モアレが顕在化した場合を×とした。
(視認性の評価)
上述のモアレの評価に先立って、タッチパネル50を回転盤に設置し、表示装置30を駆動して白色を表示させた際に、線太りや黒い斑点がないかどうか、また、タッチパネルの第1導電パターン64A及び第2導電パターン64Bの境界が目立つかどうかを肉眼で確認した。
このことから、小格子74の一辺の長さは30〜500μmであることが好ましく、さらに好ましくは50〜400μmであり、特に好ましくは100〜350μmである。また、金属細線16の線幅は、下限は1μm以上、3μm以上、4μm以上、もしくは5μm以上が好ましく、上限は15μm以下、10μm以下、9μm以下、8μm以下が好ましいことがわかる。
[第2実施例]
第2実施例は、実施例11〜17並びに参考例11及び12に係るタッチパネル用の第1導電シート10Aについて、第1透明基体12Aの厚みを変えた場合の検出感度及び視認性を評価した。実施例11〜17、参考例11及び12の内訳並びに評価結果を表4に示す。
(実施例11)
作製した第1導電シート10A及び第2導電シート10Bの導電部14(第1導電パターン64A、第2導電パターン64B)における小格子74の一辺の長さを80μmとし、金属細線16の線幅を5μmとし、第1透明基体12Aの厚みを50μmとした点以外は、上述した実施例1と同様にして、実施例11に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例12)
第1透明基体12Aの厚みを80μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、実施例12に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例13)
第1透明基体12Aの厚みを100μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、実施例13に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例14)
第1透明基体12Aの厚みを150μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、実施例14に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例15)
第1透明基体12Aの厚みを200μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、実施例15に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例16)
第1透明基体12Aの厚みを250μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、実施例16に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(実施例17)
第1透明基体12Aの厚みを350μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、実施例17に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(参考例11)
第1透明基体12Aの厚みを30μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、参考例11に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(参考例12)
第1透明基体12Aの厚みを400μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、参考例12に係る第1導電シート10A及び第2導電シート10Bを作製した。
(検出感度の評価)
タッチパネル50に対して指を一定方向に移動させることで、検出波形を取得し、取得した検出波形に基づいて検出感度を求めた。検出感度が予め設定したしきい値の110%を超えていれば「◎」、しきい値の90%以上、110%以下であれば「○」、しきい値の90%未満であれば「△」とした。
実施例11〜17、参考例11及び12の結果を表4に示す。
これに対して、実施例11〜17は共に検出感度及び視認性が良好であった。特に、実施例13〜15は検出感度が非常に良好であった。
このことから、第1導電部14Aと第2導電部14B間に介在する透明基体(ここでは第1透明基体12A)の厚みは、50μm以上350μm以下が好ましく、さらに好ましくは80μm以上250μmであり、特に好ましくは100μm以上200μm以下であることがわかる。
10B…第2導電シート 12…透明基体
12A…第1透明基体 12B…第2透明基体
14…導電部 14A…第1導電部
14B…第2導電部 16…金属細線
30…表示装置 50…タッチパネル
52…センサ本体 54…積層導電シート
56…保護層 58…表示パネル
60…センサ部 64A…第1導電パターン
64B…第2導電パターン 68A…第1大格子
68B…第2大格子 70…帯状部
72…張り出し部 74…小格子
76…水平辺 77…垂直辺
80A…第1接続部 80B…第2接続部
86A…第1非接続部 86B…第2非接続部
88A…第1補助線 88B…第2補助線
Claims (16)
- 第1導電部と第2導電部とが基体を介して対向して配置され、
前記第1導電部は、一方向に配列された金属細線による2以上の第1導電パターンを有し、
前記第2導電部は、前記一方向と略直交する方向に配列された金属細線による2以上の第2導電パターンを有し、
前記第1導電パターンは、金属細線による2以上の第1感知部が接続されて構成され、
前記第2導電パターンは、金属細線による2以上の第2感知部が接続されて構成され、
前記第1感知部及び第2感知部は、複数の小格子が配列されて構成され、
前記第1感知部は、前記一方向と略直交する方向に延びる帯状部と、
前記帯状部の両側から前記一方向に張り出す張り出し部と、
を有し、
前記第2感知部は、前記帯状部と前記張り出し部とで区画される領域を略満たすように形成され、
上面から見たとき、前記第1導電パターンと前記第2導電パターンとが対向する部分は、複数の前記小格子が組み合わされた形態を有することを特徴とする導電シート。 - 請求項1記載の導電シートにおいて、
前記帯状部の幅は、前記帯状部の長さよりも小さいことを特徴とする導電シート。 - 請求項1又は2記載の導電シートにおいて、
前記張り出し部の長さは、前記帯状部の幅の1/2以上であることを特徴とする導電シート。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の導電シートにおいて、
前記張り出し部の幅は、前記張り出し部の長さの1/2以下であることを特徴とする導電シート。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の導電シートにおいて、
前記第2感知部の前記一方向と直交する方向の長さは、
前記第2感知部の前記一方向の長さの0.5倍以上2倍以下であることを特徴とする導電シート。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の導電シートにおいて、
前記張り出し部は、隣接する前記第1感知部の張り出し部と互いに対向することを特徴とする導電シート。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の導電シートにおいて、
前記小格子の一辺の長さが30〜500μmであり、
前記金属細線の線幅が15μm以下であることを特徴とする導電シート。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の導電シートにおいて、
前記基体の厚みが50μm〜350μmであることを特徴とする導電シート。 - 表示パネル上に設置される導電シートを備えるタッチパネルであって、
前記導電シートは、
第1導電部と第2導電部とが基体を介して対向して配置され、
前記第1導電部は、一方向に配列された金属細線による2以上の第1導電パターンを有し、
前記第2導電部は、前記一方向と略直交する方向に配列された金属細線による2以上の第2導電パターンを有し、
前記第1導電パターンは、金属細線による2以上の第1感知部が接続されて構成され、
前記第2導電パターンは、金属細線による2以上の第2感知部が接続されて構成され、
前記第1感知部及び第2感知部は、複数の小格子が配列されて構成され、
前記第1感知部は、前記一方向と略直交する方向に延びる帯状部と、
前記帯状部の両側から前記一方向に張り出す張り出し部と、
を有し、
前記第2感知部は、
前記帯状部と前記張り出し部とで区画される領域を略満たすように形成され、
上面から見たとき、前記第1導電パターンと前記第2導電パターンとが対向する部分は、複数の前記小格子が組み合わされた形態を有することを特徴とするタッチパネル。 - 請求項9記載のタッチパネルにおいて、
前記帯状部の幅は、前記帯状部の長さよりも小さいことを特徴とするタッチパネル。 - 請求項9又は10記載のタッチパネルにおいて、
前記張り出し部の長さは、前記帯状部の幅の1/2以上であることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項9〜11のいずれか1項に記載のタッチパネルにおいて、
前記張り出し部の幅は、前記張り出し部の長さの1/2以下であることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項9〜12のいずれか1項に記載のタッチパネルにおいて、
前記第2感知部の前記一方向と直交する方向の長さは、
前記第2感知部の前記一方向の長さの0.5倍以上2倍以下であることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項9〜13のいずれか1項に記載のタッチパネルにおいて、
前記張り出し部は、隣接する前記第1感知部の張り出し部と互いに対向することを特徴とするタッチパネル。 - 請求項9〜14のいずれか1項に記載のタッチパネルにおいて、
前記小格子の一辺の長さが30〜500μmであり、
前記金属細線の線幅が15μm以下であることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項9〜15のいずれか1項に記載のタッチパネルにおいて、
前記基体の厚みが50μm〜350μmであることを特徴とするタッチパネル。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011108418A JP5675491B2 (ja) | 2011-05-13 | 2011-05-13 | 導電シート及びタッチパネル |
TW101116951A TW201250564A (en) | 2011-05-13 | 2012-05-11 | Conductive sheet and touch panel |
CN201280034046.4A CN103649891B (zh) | 2011-05-13 | 2012-05-11 | 导电片与触控面板 |
EP12786228.2A EP2708991A4 (en) | 2011-05-13 | 2012-05-11 | CONDUCTIVE FOIL AND TOUCH PANEL |
PCT/JP2012/062127 WO2012157559A1 (ja) | 2011-05-13 | 2012-05-11 | 導電シート及びタッチパネル |
KR1020137033143A KR101641761B1 (ko) | 2011-05-13 | 2012-05-11 | 도전 시트 및 터치 패널 |
US14/078,063 US9370095B2 (en) | 2011-05-13 | 2013-11-12 | Conductive sheet and touch panel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011108418A JP5675491B2 (ja) | 2011-05-13 | 2011-05-13 | 導電シート及びタッチパネル |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012238278A JP2012238278A (ja) | 2012-12-06 |
JP2012238278A5 JP2012238278A5 (ja) | 2015-01-08 |
JP5675491B2 true JP5675491B2 (ja) | 2015-02-25 |
Family
ID=47176879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011108418A Expired - Fee Related JP5675491B2 (ja) | 2011-05-13 | 2011-05-13 | 導電シート及びタッチパネル |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9370095B2 (ja) |
EP (1) | EP2708991A4 (ja) |
JP (1) | JP5675491B2 (ja) |
KR (1) | KR101641761B1 (ja) |
CN (1) | CN103649891B (ja) |
TW (1) | TW201250564A (ja) |
WO (1) | WO2012157559A1 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5691988B2 (ja) * | 2011-10-07 | 2015-04-01 | トヨタ紡織株式会社 | タッチスイッチ及びそれを備える車室用照明装置 |
JP5875484B2 (ja) | 2011-12-22 | 2016-03-02 | 富士フイルム株式会社 | 導電シート及びタッチパネル |
KR101521681B1 (ko) * | 2012-04-24 | 2015-05-19 | 삼성전기주식회사 | 터치패널 |
KR101443986B1 (ko) * | 2012-12-27 | 2014-09-23 | 삼성전기주식회사 | 터치 패널 |
JP6576020B2 (ja) * | 2013-03-06 | 2019-09-18 | 日東電工株式会社 | 画像表示装置 |
JP6056594B2 (ja) * | 2013-03-27 | 2017-01-11 | 大日本印刷株式会社 | タッチパネルセンサ部材の製造方法 |
CN105009044B (zh) * | 2013-03-29 | 2017-08-08 | 夏普株式会社 | 触摸面板基板和电子设备 |
JP6089889B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2017-03-08 | 凸版印刷株式会社 | タッチセンサ、タッチパネル、および、表示装置 |
JP6180174B2 (ja) * | 2013-05-08 | 2017-08-16 | グンゼ株式会社 | タッチパネル、表示装置及び電子機器 |
JP2015106240A (ja) | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 富士フイルム株式会社 | 導電性フイルム及びタッチパネル |
WO2015174126A1 (ja) * | 2014-05-16 | 2015-11-19 | 富士フイルム株式会社 | タッチパネル用導電シート及び静電容量式タッチパネル |
US9927939B2 (en) * | 2014-08-13 | 2018-03-27 | Samsung Display Co., Ltd. | Touch panel and display apparatus including the same |
CN104298409B (zh) * | 2014-09-16 | 2017-05-03 | 京东方科技集团股份有限公司 | 触摸屏和显示装置 |
US20160147323A1 (en) * | 2014-11-21 | 2016-05-26 | Interface Optoelectronics Corporation | Touch control panel structure and method of manufacturing the same |
CN104820534A (zh) * | 2015-05-27 | 2015-08-05 | 广东泰通科技股份有限公司 | 一种膜结构单层多点的电容式触摸屏感应器制作工艺 |
KR102563741B1 (ko) * | 2016-09-06 | 2023-08-08 | 삼성디스플레이 주식회사 | 표시 장치 |
EP3516454A1 (en) * | 2016-09-23 | 2019-07-31 | 3M Innovative Properties Company | Articles with resistance gradients for uniform switching |
KR102424954B1 (ko) | 2017-08-07 | 2022-07-26 | 삼성디스플레이 주식회사 | 입력 감지 유닛 및 이를 구비한 표시 장치 |
CN109976591B (zh) * | 2017-12-28 | 2022-11-18 | 盈天实业(深圳)有限公司 | 触控传感器及其制备方法和应用 |
KR102453234B1 (ko) * | 2018-09-18 | 2022-10-07 | 동우 화인켐 주식회사 | 터치 센서 및 이를 포함하는 화상 표시 장치 |
TWI714036B (zh) * | 2019-03-22 | 2020-12-21 | 致伸科技股份有限公司 | 觸控板模組 |
JPWO2022107526A1 (ja) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 |
Family Cites Families (64)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4686332A (en) | 1986-06-26 | 1987-08-11 | International Business Machines Corporation | Combined finger touch and stylus detection system for use on the viewing surface of a visual display device |
US4733222A (en) | 1983-12-27 | 1988-03-22 | Integrated Touch Arrays, Inc. | Capacitance-variation-sensitive touch sensing array system |
US4582955A (en) | 1984-03-23 | 1986-04-15 | Pencept, Inc. | Digitizing tablet system including a tablet having a grid structure made of two orthogonal sets of parallel uniformly sized and spaced U shaped loops of conductive material |
JP2933936B2 (ja) | 1988-11-22 | 1999-08-16 | 富士写真フイルム株式会社 | 多色感熱記録材料 |
JPH05224818A (ja) | 1992-02-10 | 1993-09-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | タッチパネル装置 |
US5543588A (en) | 1992-06-08 | 1996-08-06 | Synaptics, Incorporated | Touch pad driven handheld computing device |
US5889236A (en) | 1992-06-08 | 1999-03-30 | Synaptics Incorporated | Pressure sensitive scrollbar feature |
DE69324067T2 (de) | 1992-06-08 | 1999-07-15 | Synaptics Inc | Objekt-Positionsdetektor |
GB9406702D0 (en) | 1994-04-05 | 1994-05-25 | Binstead Ronald P | Multiple input proximity detector and touchpad system |
US7030860B1 (en) | 1999-10-08 | 2006-04-18 | Synaptics Incorporated | Flexible transparent touch sensing system for electronic devices |
JP2003099185A (ja) | 2001-09-20 | 2003-04-04 | Alps Electric Co Ltd | 入力装置 |
JP3866579B2 (ja) | 2002-01-25 | 2007-01-10 | 富士フイルムホールディングス株式会社 | 薄層金属膜 |
US7202859B1 (en) | 2002-08-09 | 2007-04-10 | Synaptics, Inc. | Capacitive sensing pattern |
JP2004085655A (ja) | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Asahi Kasei Aimii Kk | 耐汚染性の含水ソフトコンタクトレンズ |
JP4084645B2 (ja) | 2002-12-03 | 2008-04-30 | 富士フイルム株式会社 | 熱現像感光材料 |
US7537800B2 (en) | 2002-12-27 | 2009-05-26 | Fujifilm Corporation | Method for producing light-transmitting electromagnetic wave-shielding film, light-transmitting electromagnetic wave-shielding film and plasma display panel using the shielding film |
DE602004027705D1 (de) | 2003-02-10 | 2010-07-29 | N trig ltd | Berührungsdetektion für einen digitalisierer |
JP2004244080A (ja) | 2003-02-17 | 2004-09-02 | Maruha Corp | 冷凍ころも付きえび用収納トレー |
JP4322549B2 (ja) | 2003-05-12 | 2009-09-02 | 富士フイルム株式会社 | 熱現像感光材料 |
JP2005010752A (ja) | 2003-05-22 | 2005-01-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | 熱現像感光材料及び画像形成方法 |
US7129935B2 (en) | 2003-06-02 | 2006-10-31 | Synaptics Incorporated | Sensor patterns for a capacitive sensing apparatus |
US20050030048A1 (en) * | 2003-08-05 | 2005-02-10 | Bolender Robert J. | Capacitive sensing device for use in a keypad assembly |
JP4684632B2 (ja) | 2003-11-27 | 2011-05-18 | 富士フイルム株式会社 | 金属パターン形成方法、金属パターン及びプリント配線板 |
US7382139B2 (en) | 2004-06-03 | 2008-06-03 | Synaptics Incorporated | One layer capacitive sensing apparatus having varying width sensing elements |
CN101002519B (zh) | 2004-06-23 | 2012-02-22 | 富士胶片株式会社 | 透光性电磁波屏蔽膜及其制造方法 |
JP4453463B2 (ja) | 2004-07-02 | 2010-04-21 | ヤマハ株式会社 | 三角波生成回路 |
JP4420776B2 (ja) | 2004-08-23 | 2010-02-24 | 富士フイルム株式会社 | グラフトポリマーパターン形成方法、グラフトポリマーパターン材料、導電性パターン材料の製造方法、及び導電性パターン材料 |
JP4348256B2 (ja) | 2004-08-26 | 2009-10-21 | 富士フイルム株式会社 | 導電性パターン材料の製造方法 |
JP4610416B2 (ja) * | 2005-06-10 | 2011-01-12 | 日本写真印刷株式会社 | 静電容量型タッチパネル |
US8803813B2 (en) * | 2006-05-10 | 2014-08-12 | Cypress Semiconductor Corporation | Sensing device |
TW200844827A (en) * | 2007-05-11 | 2008-11-16 | Sense Pad Tech Co Ltd | Transparent touch panel device |
TW200901014A (en) * | 2007-06-28 | 2009-01-01 | Sense Pad Tech Co Ltd | Touch panel device |
JP4945483B2 (ja) * | 2008-02-27 | 2012-06-06 | 株式会社 日立ディスプレイズ | 表示パネル |
EP2113828B1 (en) * | 2008-04-30 | 2017-10-11 | InnoLux Corporation | Display device with touch screen |
TWI378377B (en) * | 2008-06-23 | 2012-12-01 | Au Optronics Corp | Capacitive touch panel and manufacturing method thereof |
KR101329638B1 (ko) * | 2008-07-31 | 2013-11-14 | 군제 가부시키가이샤 | 평면체 및 터치 스위치 |
JP5174575B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2013-04-03 | グンゼ株式会社 | タッチパネル |
JP5253288B2 (ja) | 2009-05-08 | 2013-07-31 | グンゼ株式会社 | 面状体及びタッチスイッチ |
CN101655754B (zh) * | 2008-08-21 | 2014-03-26 | 株式会社和冠 | 扩展的触摸屏图案 |
US8159467B2 (en) * | 2008-08-21 | 2012-04-17 | Wacom Co. Ltd. | Meshed touchscreen pattern |
US8493337B2 (en) * | 2008-09-22 | 2013-07-23 | Ritfast Corporation | Light transmission touch panel |
CN101393502B (zh) * | 2008-10-31 | 2012-03-07 | 敦泰科技有限公司 | 互电容式触摸屏及组合式互电容触摸屏 |
TWI380089B (en) * | 2008-12-03 | 2012-12-21 | Au Optronics Corp | Method of forming a color filter touch sensing substrate |
JP2010265529A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Sanken Sangyo Co Ltd | ウォーキングビーム式熱処理炉 |
JP5230533B2 (ja) * | 2009-05-29 | 2013-07-10 | 三菱電機株式会社 | タッチパネルおよびそれを備えた表示装置 |
US9075484B2 (en) * | 2009-06-02 | 2015-07-07 | Pixart Imaging Inc. | Sensor patterns for mutual capacitance touchscreens |
JP5164930B2 (ja) * | 2009-06-05 | 2013-03-21 | 株式会社ジャパンディスプレイウェスト | タッチパネル、表示パネル、および表示装置 |
JP5361579B2 (ja) * | 2009-07-09 | 2013-12-04 | 信越ポリマー株式会社 | 大型ディスプレイ用のセンサパネル及びその製造方法 |
US20110007011A1 (en) * | 2009-07-13 | 2011-01-13 | Ocular Lcd Inc. | Capacitive touch screen with a mesh electrode |
TW201104540A (en) * | 2009-07-22 | 2011-02-01 | Ritdisplay Corp | Capacitive type touch sensor |
KR101058106B1 (ko) * | 2009-08-06 | 2011-08-24 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 표시 장치 |
JP2011060037A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Wacom Co Ltd | 位置検出装置及び静電センサ |
JP2012014669A (ja) * | 2009-11-20 | 2012-01-19 | Fujifilm Corp | 導電シート、導電シートの使用方法及び静電容量方式タッチパネル |
JP5676225B2 (ja) * | 2009-11-24 | 2015-02-25 | 富士フイルム株式会社 | 導電シート、導電シートの使用方法及び静電容量方式タッチパネル |
JP5248653B2 (ja) * | 2010-05-27 | 2013-07-31 | 富士フイルム株式会社 | 導電シート及び静電容量方式タッチパネル |
JP5661533B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2015-01-28 | 富士フイルム株式会社 | 導電シートの製造方法及びタッチパネルの製造方法 |
KR101156866B1 (ko) * | 2010-06-09 | 2012-06-20 | 삼성전기주식회사 | 터치패널 |
CN101950230B (zh) * | 2010-09-21 | 2012-02-22 | 友达光电股份有限公司 | 电容式触控传感器及电容式触控装置 |
TWI430164B (zh) * | 2010-12-30 | 2014-03-11 | Egalax Empia Technology Inc | 電容式觸摸屏與電容式觸摸屏的偵測方法 |
EP2812779A4 (en) * | 2012-02-10 | 2015-09-23 | 3M Innovative Properties Co | MESH PATTERN FOR TOUCH SENSOR ELECTRODES |
US8661662B1 (en) * | 2012-08-10 | 2014-03-04 | Eastman Kodak Company | Making transparent touch-responsive device with micro-wire electrodes |
KR101542043B1 (ko) * | 2012-06-27 | 2015-08-06 | 엘지디스플레이 주식회사 | 터치 스크린 패널 |
US9116586B2 (en) * | 2012-12-13 | 2015-08-25 | Atmel Corporation | Uniform-density coplanar touch sensor |
KR102040973B1 (ko) * | 2012-12-14 | 2019-11-06 | 삼성디스플레이 주식회사 | 터치 스크린 패널 |
-
2011
- 2011-05-13 JP JP2011108418A patent/JP5675491B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-05-11 TW TW101116951A patent/TW201250564A/zh unknown
- 2012-05-11 KR KR1020137033143A patent/KR101641761B1/ko active IP Right Grant
- 2012-05-11 CN CN201280034046.4A patent/CN103649891B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2012-05-11 EP EP12786228.2A patent/EP2708991A4/en not_active Withdrawn
- 2012-05-11 WO PCT/JP2012/062127 patent/WO2012157559A1/ja active Application Filing
-
2013
- 2013-11-12 US US14/078,063 patent/US9370095B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20140043089A (ko) | 2014-04-08 |
US9370095B2 (en) | 2016-06-14 |
US20140076612A1 (en) | 2014-03-20 |
EP2708991A1 (en) | 2014-03-19 |
KR101641761B1 (ko) | 2016-07-21 |
CN103649891A (zh) | 2014-03-19 |
CN103649891B (zh) | 2016-10-26 |
EP2708991A4 (en) | 2015-03-04 |
TW201250564A (en) | 2012-12-16 |
JP2012238278A (ja) | 2012-12-06 |
WO2012157559A1 (ja) | 2012-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5675491B2 (ja) | 導電シート及びタッチパネル | |
JP5839541B2 (ja) | 導電シート及びタッチパネル | |
JP5615856B2 (ja) | 導電シート及びタッチパネル | |
JP7164642B2 (ja) | 導電性フィルムを備える表示装置 | |
JP6026003B2 (ja) | 導電性フイルム、タッチパネル及び表示装置 | |
JP5670827B2 (ja) | 導電シート及びタッチパネル | |
JP5728412B2 (ja) | 導電シート及びタッチパネル | |
JP5676225B2 (ja) | 導電シート、導電シートの使用方法及び静電容量方式タッチパネル | |
JP5248653B2 (ja) | 導電シート及び静電容量方式タッチパネル | |
JP5698103B2 (ja) | 導電性フイルム及びタッチパネル | |
JP5809846B2 (ja) | 導電シート及びタッチパネル | |
JP5638027B2 (ja) | 導電シート及び静電容量方式タッチパネル | |
JP5890063B2 (ja) | 導電フィルム | |
JP5638459B2 (ja) | タッチパネル及び導電シート | |
JP2012163951A (ja) | 導電性フイルムを備える表示装置及び導電性フイルム | |
JP2011113149A (ja) | 導電シート、導電シートの使用方法及び静電容量方式タッチパネル | |
JP2012163933A (ja) | 導電性フイルム及びそれを備えた表示装置 | |
JP5711606B2 (ja) | 導電性シート及びタッチパネル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141224 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5675491 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |