JP5638459B2 - タッチパネル及び導電シート - Google Patents
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Description
近時、タッチパネルが注目されている。タッチパネルは、PDA(携帯情報端末)や携帯電話等の小サイズへの適用が主となっているが、パソコン用ディスプレイ等への適用による大サイズ化が進むと考えられる。
このような将来の動向において、従来の電極は、ITO(酸化インジウムスズ)を用いていることから、抵抗が大きく、適用サイズが大きくなるにつれて、電極間の電流の伝達速度が遅くなり、応答速度(指先を接触してからその位置を検出するまでの時間)が遅くなるという問題がある。
そこで、金属製の細線(金属細線)にて構成した格子を多数並べて電極を構成することで表面抵抗を低下させることが考えられる。金属細線を電極に用いたタッチパネルとしては、例えば、特許文献3〜9が知られている。
また、本発明の他の目的は、基体上に形成される透明導電パターンの低抵抗化を図ることができると共に、視認性も向上させることができ、例えば投影型静電容量方式のタッチパネルに用いて好適な導電シートを提供することを目的とする。
[2] 第1の本発明において、前記第1導電部及び前記第2導電部の線幅が30μm以下であり、前記小格子の一辺の長さが50〜500μmであることを特徴とする。
[3] 第1の本発明において、前記第1感知部及び前記第2感知部の一辺の長さが3〜10mmであることを特徴とする。
[4] 第1の本発明において、前記第1補助線及び前記第2補助線の長さは、前記小格子の一辺の長さの4/5以下であることを特徴とする。
[5] 第1の本発明において、前記第1補助線及び前記第2補助線の長さは、前記小格子の一辺の長さの1/2以下であることを特徴とする。
[6] 第1の本発明において、前記組合せパターンは、2以上の小格子が組み合わされて構成されていることを特徴とする。
[7] 第1の本発明において、前記組合せパターンは、前記第1補助線と前記第2補助線とが直交して重ならない形態を有することを特徴とする。
[8] 第1の本発明において、前記組合せパターンは、前記第1補助線の第1軸線と前記第2補助線の第2軸線とがほぼ平行とされ、前記第1軸線と前記第2軸線間の距離が、前記第1補助線の線幅及び前記第2補助線の線幅のうち、いずれか短い方の線幅の1/2以上であることを特徴とする。
[9] 第1の本発明において、前記第1軸線と前記第2軸線間の距離が、前記第1補助線の線幅の1/2と前記第2補助線の線幅の1/2との合計であることを特徴とする。
[10] 第1の本発明において、前記第1軸線と前記第2軸線間の距離が、前記第1補助線の線幅の1/2と前記第2補助線の線幅の1/2との合計未満であることを特徴とする。
[11] 第1の本発明において、前記組合せパターンは、前記第1補助線と前記第2補助線とが一部重なる形態を有することを特徴とする。
[12] 第1の本発明において、前記第1軸線と前記第2軸線間の距離が、前記第1補助線の線幅の1/2と前記第2補助線の線幅の1/2との合計よりも長いことを特徴とする。
[13] 第1の本発明において、前記第1方向と前記第2方向とを二等分する方向を第3方向とし、該第3方向と直交する方向を第4方向としたとき、前記第1導電部と前記第2導電部は、基準位置から少なくとも前記第3方向に前記第1補助線の線幅及び前記第2補助線の線幅のうち、いずれか短い方の線幅の1/2以上ずれて配置されていることを特徴とする。
[14] 第1の本発明において、前記基準位置は、前記第1補助線の第1軸線と第2補助線の第2軸線とが一致し、且つ、前記第1補助線と前記第2補助線とが重ならず、且つ、前記第1補助線の一端と前記第2補助線の一端とが一致する位置を示すことを特徴とする。
[15] 第1の本発明において、前記第1補助パターンは、複数の前記第1補助線と交差する第1補助長線を備え、前記第2補助パターンは、複数の前記第2補助線と交差する第2補助長線を備えることを特徴とする。
[16] 第1の本発明において、前記第1補助長線及び前記第2補助長線の長さは、前記小格子の一辺の長さと同等以上であることを特徴とする。
[17] 第1の本発明において、前記第1補助パターンは、複数の前記第1補助線と、前記第1補助長線とが交差することによる第1Z字状パターンを備え、前記第2補助パターンは、複数の前記第2補助線と、前記第2補助長線とが交差することによる第2Z字状パターンを備えることを特徴とする。
[18] 第2の本発明に係る導電シートは、基体と、前記基体の一方の主面に形成された第1導電部と、前記基体の他方の主面に形成された第2導電部とを有し、前記第1導電部は、2以上の第1感知部が第1方向に直列に接続されて構成された2以上の第1透明導電パターンが前記第1方向と直交する第2方向に配列され、且つ、前記第1感知部の辺の周囲に、複数の第1補助線からなる第1補助パターンが配列されて構成され、前記第2導電部は、2以上の第2感知部が前記第2方向に直列に接続されて構成された2以上の第2透明導電パターンが前記第1方向に配列され、且つ、前記第2感知部の辺の周囲に、複数の第2補助線からなる第2補助パターンが配列されて構成され、各前記第1感知部及び各前記第2感知部は、それぞれ2以上の小格子が組み合わされて構成され、前記第1補助線及び前記第2補助線の長さは、前記小格子の一辺の長さよりも短く、上面から見たとき、前記第1透明導電パターンに隣接して前記第2透明導電パターンが配置された形態とされ、前記第1透明導電パターンと前記第2透明導電パターンとの間に、前記第1補助パターンと前記第2補助パターンとが対向することによる組合せパターンが形成されていることを特徴とする。
本発明に係る導電シートによれば、基体上に形成される透明導電パターンの低抵抗化を図ることができると共に、視認性も向上させることができ、例えば投影型静電容量方式のタッチパネルに用いて好適となる。
ここで、第1補助パターン20Aは、第1大格子24Aの辺のうち、第3方向と直交する辺に沿って配列された複数の第1補助線36A(第3方向を軸線方向とする)と、第1大格子24Aの辺のうち、第4方向と直交する辺に沿って配列された複数の第1補助線36A(第4方向を軸線方向とする)と、第1非接続部34Aにおいて、それぞれ2つの第1補助線36AがL字状に組み合わされた2つの第1L字状パターン38Aが互いに対向して配置されたパターンとを有する。
組合せパターン44が、第1補助線36Aと第2補助線36Bとが直交して重ならない形態を有することから、第1補助線36A及び第2補助線36Bの軸線方向に積層ずれがあった場合であっても、図7に示すように、積層ずれが所定の範囲にあれば、視認性の低下をもたらすことはない。
組合せパターン44のうち、第1大格子24Aの辺に沿って配列された第1補助線36Aと第2大格子24Bの辺に沿って配列された第2補助線36Bとによる組合せパターンは、図8A〜図8Cに示すように、第1補助線36Aの第1軸線46Aと第2補助線36Bの第2軸線46Bとがほぼ平行とされ、第1軸線46Aと第2軸線46B間の平面から見た距離haが、第1補助線36Aの線幅Wa及び第2補助線36Bの線幅Wbのうち、いずれか短い方の線幅の1/2以上100μm以下(あるいは小格子26の配列ピッチの1/2以下)である。
第1導電シート52Aは、図10、図11A及び図12に示すように、第1透明基体54A(図11A参照)の一主面上に形成された第1導電部56Aを有する。この第1導電部56Aは、それぞれ第1方向(x方向)に延在し、且つ、第1方向と直交する第2方向(y方向)に配列され、多数の格子にて構成された金属細線55による2以上の第1透明導電パターン64Aと、各第1透明導電パターン64Aの周辺に配列された金属細線55による第1補助パターン66Aとを有する。小格子74は、ここでは一番小さいひし形とされている。小格子の頂角は60°〜120°から適宜選択することができる。
(1) 物理現像核を含まない感光性ハロゲン化銀黒白感光材料を化学現像又は熱現像して金属銀部を該感光材料上に形成させる態様。
(2) 物理現像核をハロゲン化銀乳剤層中に含む感光性ハロゲン化銀黒白感光材料を溶解物理現像して金属銀部を該感光材料上に形成させる態様。
(3) 物理現像核を含まない感光性ハロゲン化銀黒白感光材料と、物理現像核を含む非感光性層を有する受像シートを重ね合わせて拡散転写現像して金属銀部を非感光性受像シート上に形成させる態様。
上記(2)の態様は、露光部では、物理現像核近縁のハロゲン化銀粒子が溶解されて現像核上に沈積することによって感光材料上に光透過性導電性膜等の透光性導電性膜が形成される。これも一体型黒白現像タイプである。現像作用が、物理現像核上への析出であるので高活性であるが、現像銀は比表面の小さい球形である。
上記(3)の態様は、未露光部においてハロゲン化銀粒子が溶解されて拡散して受像シート上の現像核上に沈積することによって受像シート上に光透過性導電性膜等の透光性導電性膜が形成される。いわゆるセパレートタイプであって、受像シートを感光材料から剥離して用いる態様である。
[第1透明基体14A、第2透明基体14B]
第1透明基体14A及び第2透明基体14Bとしては、プラスチックフイルム、プラスチック板、ガラス板等を挙げることができる。
上記プラスチックフイルム及びプラスチック板の原料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル類;ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、EVA等のポリオレフィン類;ビニル系樹脂;その他、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド、ポリイミド、アクリル樹脂、トリアセチルセルロース(TAC)等を用いることができる。
第1透明基体14A及び第2透明基体14Bとしては、PET(融点:258℃)、PEN(融点:269℃)、PE(融点:135℃)、PP(融点:163℃)、ポリスチレン(融点:230℃)、ポリ塩化ビニル(融点:180℃)、ポリ塩化ビニリデン(融点:212℃)やTAC(融点:290℃)等の融点が約290℃以下であるプラスチックフイルム、又はプラスチック板が好ましく、特に、光透過性や加工性等の観点から、PETが好ましい。タッチパネル用導電シート10に使用される第1導電シート12A及び第2導電シート12Bのような透明導電シートは透明性が要求されるため、第1透明基体14A及び第2透明基体14Bの透明度は高いことが好ましい。
第1導電シート12Aの第1導電部16A(第1大格子24A、第1接続部28A、第1補助パターン20A等)及び第2導電シート12Bの第2導電部16B(第2大格子24B、第2接続部28B、第2補助パターン20B等)となる銀塩乳剤層は、銀塩とバインダーの他、溶媒や染料等の添加剤を含有する。
本実施の形態に用いられる銀塩としては、ハロゲン化銀等の無機銀塩及び酢酸銀等の有機銀塩が挙げられる。本実施の形態においては、光センサーとしての特性に優れるハロゲン化銀を用いることが好ましい。
銀塩乳剤層の塗布銀量(銀塩の塗布量)は、銀に換算して1〜30g/m2が好ましく、1〜25g/m2がより好ましく、5〜20g/m2がさらに好ましい。この塗布銀量を上記範囲とすることで、タッチパネル用導電シート10とした場合に所望の表面抵抗を得ることができる。
本実施の形態に用いられるバインダーとしては、例えば、ゼラチン、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン(PVP)、澱粉等の多糖類、セルロース及びその誘導体、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルアミン、キトサン、ポリリジン、ポリアクリル酸、ポリアルギン酸、ポリヒアルロン酸、カルボキシセルロース等が挙げられる。これらは、官能基のイオン性によって中性、陰イオン性、陽イオン性の性質を有する。
本実施の形態の銀塩乳剤層中に含有されるバインダーの含有量は、特に限定されず、分散性と密着性を発揮し得る範囲で適宜決定することができる。銀塩乳剤層中のバインダーの含有量は、銀/バインダー体積比で1/4以上が好ましく、1/2以上がより好ましい。銀/バインダー体積比は、100/1以下が好ましく、50/1以下がより好ましい。また、銀/バインダー体積比は1/1〜4/1であることがさらに好ましい。1/1〜3/1であることが最も好ましい。銀塩乳剤層中の銀/バインダー体積比をこの範囲にすることで、塗布銀量を調整した場合でも抵抗値のばらつきを抑制し、均一な表面抵抗を有するタッチパネル用導電シートを得ることができる。なお、銀/バインダー体積比は、原料のハロゲン化銀量/バインダー量(重量比)を銀量/バインダー量(重量比)に変換し、さらに、銀量/バインダー量(重量比)を銀量/バインダー量(体積比)に変換することで求めることができる。
銀塩乳剤層の形成に用いられる溶媒は、特に限定されるものではないが、例えば、水、有機溶媒(例えば、メタノール等のアルコール類、アセトン等のケトン類、ホルムアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、酢酸エチル等のエステル類、エーテル類等)、イオン性液体、及びこれらの混合溶媒を挙げることができる。
本実施の形態の銀塩乳剤層に用いられる溶媒の含有量は、銀塩乳剤層に含まれる銀塩、バインダー等の合計の質量に対して30〜90質量%の範囲であり、50〜80質量%の範囲であることが好ましい。
本実施の形態に用いられる各種添加剤に関しては、特に制限は無く、公知のものを好ましく用いることができる。
銀塩乳剤層の上に図示しない保護層を設けてもよい。本実施の形態において「保護層」とは、ゼラチンや高分子ポリマーといったバインダーからなる層を意味し、擦り傷防止や力学特性を改良する効果を発現するために感光性を有する銀塩乳剤層上に形成される。その厚みは0.5μm以下が好ましい。保護層の塗布方法及び形成方法は特に限定されず、公知の塗布方法及び形成方法を適宜選択することができる。また、銀塩乳剤層よりも下に、例えば下塗り層を設けることもできる。
[露光]
本実施の形態では、第1導電部16A及び第2導電部16Bを印刷方式によって施す場合を含むが、印刷方式以外は、第1導電部16A及び第2導電部16Bを露光と現像等によって形成する。すなわち、第1透明基体14A及び第2透明基体14B上に設けられた銀塩含有層を有する感光材料又はフォトリソグラフィ用フォトポリマーを塗工した感光材料への露光を行う。露光は、電磁波を用いて行うことができる。電磁波としては、例えば、可視光線、紫外線等の光、X線等の放射線等が挙げられる。さらに露光には波長分布を有する光源を利用してもよく、特定の波長の光源を用いてもよい。
露光方法に関しては、ガラスマスクを介した方法やレーザー描画によるパターン露光方式が好ましい。
本実施の形態では、乳剤層を露光した後、さらに現像処理が行われる。現像処理は、銀塩写真フイルムや印画紙、印刷製版用フイルム、フォトマスク用エマルジョンマスク等に用いられる通常の現像処理の技術を用いることができる。現像液については特に限定はしないが、PQ現像液、MQ現像液、MAA現像液等を用いることもでき、市販品では、例えば、富士フイルム社処方のCN−16、CR−56、CP45X、FD−3、パピトール、KODAK社処方のC−41、E−6、RA−4、D−19、D−72等の現像液、又はそのキットに含まれる現像液を用いることができる。また、リス現像液を用いることもできる。
本発明における現像処理は、未露光部分の銀塩を除去して安定化させる目的で行われる定着処理を含むことができる。本発明における定着処理は、銀塩写真フイルムや印画紙、印刷製版用フイルム、フォトマスク用エマルジョンマスク等に用いられる定着処理の技術を用いることができる。
上記定着工程における定着温度は、約20℃〜約50℃が好ましく、さらに好ましくは25〜45℃である。また、定着時間は5秒〜1分が好ましく、さらに好ましくは7秒〜50秒である。定着液の補充量は、感光材料の処理量に対して600ml/m2以下が好ましく、500ml/m2以下がさらに好ましく、300ml/m2以下が特に好ましい。
現像、定着処理を施した感光材料は、水洗処理や安定化処理を施されるのが好ましい。上記水洗処理又は安定化処理においては、水洗水量は通常感光材料1m2当り、20リットル以下で行われ、3リットル以下の補充量(0も含む、すなわちため水水洗)で行うこともできる。
現像処理後の露光部に含まれる金属銀の質量は、露光前の露光部に含まれていた銀の質量に対して50質量%以上の含有率であることが好ましく、80質量%以上であることがさらに好ましい。露光部に含まれる銀の質量が露光前の露光部に含まれていた銀の質量に対して50質量%以上であれば、高い導電性を得ることができるため好ましい。
本実施の形態における現像処理後の階調は、特に限定されるものではないが、4.0を超えることが好ましい。現像処理後の階調が4.0を超えると、光透過性部の透光性を高く保ったまま、導電性金属部の導電性を高めることができる。階調を4.0以上にする手段としては、例えば、前述のロジウムイオン、イリジウムイオンのドープが挙げられる。
以上の工程を経て導電シートは得られるが、得られた導電シートの表面抵抗は100オーム/sq.以下が好ましく、0.1〜100オーム/sq.の範囲にあることが好ましく、1〜50オーム/sq.の範囲がさらに好ましく、1〜10オーム/sq.の範囲にあることがより好ましい。このような範囲に表面抵抗を調整することで、面積が10cm×10cm以上の大型のタッチパネルでも位置検出を行うことができる。また、現像処理後の導電シートに対しては、さらにカレンダー処理を行ってもよく、カレンダー処理により所望の表面抵抗に調整することができる。
本実施の形態では、前記露光及び現像処理により形成された金属銀部の導電性を向上させる目的で、前記金属銀部に導電性金属粒子を担持させるための物理現像及び/又はめっき処理を行ってもよい。本発明では物理現像又はめっき処理のいずれか一方のみで導電性金属粒子を金属銀部に担持させてもよく、物理現像とめっき処理とを組み合わせて導電性金属粒子を金属銀部に担持させてもよい。なお、金属銀部に物理現像及び/又はめっき処理を施したものを含めて「導電性金属部」と称する。
本実施の形態における「物理現像」とは、金属や金属化合物の核上に、銀イオン等の金属イオンを還元剤で還元して金属粒子を析出させることをいう。この物理現象は、インスタントB&Wフイルム、インスタントスライドフイルムや、印刷版製造等に利用されており、本発明ではその技術を用いることができる。
また、物理現像は、露光後の現像処理と同時に行っても、現像処理後に別途行ってもよい。
本実施の形態において、めっき処理は、無電解めっき(化学還元めっきや置換めっき)、電解めっき、又は無電解めっきと電解めっきの両方を用いることができる。本実施の形態における無電解めっきは、公知の無電解めっき技術を用いることができ、例えば、プリント配線板等で用いられている無電解めっき技術を用いることができ、無電解めっきは無電解銅めっきであることが好ましい。
本実施の形態では、現像処理後の金属銀部、並びに、物理現像及び/又はめっき処理によって形成された導電性金属部には、酸化処理を施すことが好ましい。酸化処理を行うことにより、例えば、光透過性部に金属が僅かに沈着していた場合に、該金属を除去し、光透過性部の透過性をほぼ100%にすることができる。
本実施の形態の導電性金属部の線幅は、1μm以上30μm以下がよいが、1μm以上15μm以下が好ましい。さらに好ましくは5μm以上10μm以下、最も好ましくは5μm以上9μm以下である。線幅が上記下限値未満の場合には、導電性が不十分となるためタッチパネルに使用した場合に、検出感度が不十分となる。他方、上記上限値を越えると導電性金属部に起因するモアレが顕著になったり、タッチパネルに使用した際に視認性が悪くなったりする。なお、上記範囲にあることで、導電性金属部のモアレが改善され、視認性が特によくなる。線間隔は30μm以上500μm以下であることが好ましく、さらに好ましくは50μm以上400μm以下、最も好ましくは100μm以上350μm以下である。また、導電性金属部は、アース接続等の目的においては、線幅は30μmより広い部分を有していてもよい。
本実施の形態における導電性金属部は、可視光透過率の点から開口率(透過率)は80%以上であることが好ましく、83%以上であることがさらに好ましく、85%以上であることが最も好ましい。開口率とは、第1導電部及び第2導電部の導電部分を除いた透光性部分が全体に占める割合であり、例えば、線幅15μm、ピッチ300μmの正方形の格子状の開口率は、85%である。
本実施の形態における「光透過性部」とは、第1導電シート12A及び第2導電シート12Bのうち導電性金属部以外の透光性を有する部分を意味する。光透過性部における透過率は、前述のとおり、第1透明基体14A及び第2透明基体14Bの光吸収及び反射の寄与を除いた380〜780nmの波長領域における透過率の最小値で示される透過率は好ましくは80%以上、さらに好ましくは83%以上であり、最も好ましくは85%以上である。
本実施の形態に係る第1導電シート12A及び第2導電シート12Bにおける第1透明基体14A及び第2透明基体14Bの厚さは、5〜350μmであることが好ましく、30〜150μmであることがさらに好ましい。5〜350μmの範囲であれば所望の可視光の透過率が得られ、且つ、取り扱いも容易である。
第1透明基体14A及び第2透明基体14B上に設けられる金属銀部の厚さは、第1透明基体14A及び第2透明基体14B上に塗布される銀塩含有層用塗料の塗布厚みに応じて適宜決定することができる。金属銀部の厚さは、0.001mm〜0.2mmから選択可能であるが、30μm以下であることが好ましく、20μm以下であることがより好ましく、0.01〜9μmであることがさらに好ましく、0.05〜5μmであることが最も好ましい。また、金属銀部はパターン状であることが好ましい。金属銀部は1層でもよく、2層以上の重層構成であってもよい。金属銀部がパターン状であり、且つ、2層以上の重層構成である場合、異なる波長に感光できるように、異なる感色性を付与することができる。これにより、露光波長を変えて露光すると、各層において異なるパターンを形成することができる。
導電性金属部の厚さは、タッチパネルの用途としては、薄いほど表示パネルの視野角が広がるため好ましく、視認性の向上の点でも薄膜化が要求される。このような観点から、導電性金属部に担持された導電性金属からなる層の厚さは、9μm未満であることが好ましく、0.1μm以上5μm未満であることがより好ましく、0.1μm以上3μm未満であることがさらに好ましい。
本実施の形態では、上述した銀塩含有層の塗布厚みをコントロールすることにより所望の厚さの金属銀部を形成し、さらに物理現像及び/又はめっき処理により導電性金属粒子からなる層の厚みを自在にコントロールできるため、5μm未満、好ましくは3μm未満の厚みを有する第1導電シート12A及び第2導電シート12Bであっても容易に形成することができる。
なお、本実施の形態に係る第1導電シート12Aや第2導電シート12Bの製造方法では、めっき等の工程は必ずしも行う必要はない。本実施の形態に係る第1導電シート12Aや第2導電シート12Bの製造方法では銀塩乳剤層の塗布銀量、銀/バインダー体積比を調整することで所望の表面抵抗を得ることができるからである。なお、必要に応じてカレンダー処理等を行ってもよい。
銀塩乳剤層に対して現像処理を行った後に、硬膜剤に浸漬して硬膜処理を行うことが好ましい。硬膜剤としては、例えば、グルタルアルデヒド、アジポアルデヒド、2,3−ジヒドロキシ−1,4−ジオキサン等のジアルデヒド類及びほう酸等の特開平2−141279号公報に記載のものを挙げることができる。
この場合も、ITO膜による透明電極が隣接して配置されることによる多数の規則的な透明電極の配列と、透明電極間に形成される第1補助線36Aと第2補助線36Bとのずれた配置による上述の透明電極の配列とは異なった配列が混在し、これにより、多数の空間周波数が合わさった形態となり、その結果、液晶表示装置の画素配列との干渉が抑制され、モアレの発生を効果的に低減させることができる。
また、導電シートには、反射防止層やハードコート層などの機能層を付与してもよい。
この第1実施例では、実施例1〜8に係る導電シートについて、表面抵抗及び透過率を測定し、モアレ及び視認性を評価した。実施例1〜8の内訳並びに測定結果及び評価結果を表3に示す。
<実施例1〜8>
(ハロゲン化銀感光材料)
水媒体中のAg150gに対してゼラチン10.0gを含む、球相当径平均0.1μmの沃臭塩化銀粒子(I=0.2モル%、Br=40モル%)を含有する乳剤を調製した。
また、この乳剤中にはK3Rh2Br9及びK2IrCl6を濃度が10-7(モル/モル銀)になるように添加し、臭化銀粒子にRhイオンとIrイオンをドープした。この乳剤にNa2PdCl4を添加し、さらに塩化金酸とチオ硫酸ナトリウムを用いて金硫黄増感を行った後、ゼラチン硬膜剤と共に、銀の塗布量が10g/m2となるように第1透明基体14A及び第2透明基体14B(ここでは、共にポリエチレンテレフタレート(PET))上に塗布した。この際、Ag/ゼラチン体積比は2/1とした。
幅30cmのPET支持体に25cmの幅で20m分塗布を行ない、塗布の中央部24cmを残すように両端を3cmずつ切り落としてロール状のハロゲン化銀感光材料を得た。
露光のパターンは、タッチパネル用導電シート10の第1導電シート12Aについては図1及び図3に示すパターンで、第2導電シート12Bについては図1及び図4に示すパターンで、A4サイズ(210mm×297mm)の第1透明基体14A及び第2透明基体14Bに行った。露光は上記パターンのフォトマスクを介して高圧水銀ランプを光源とした平行光を用いて露光した。
・現像液1L処方
ハイドロキノン 20 g
亜硫酸ナトリウム 50 g
炭酸カリウム 40 g
エチレンジアミン・四酢酸 2 g
臭化カリウム 3 g
ポリエチレングリコール2000 1 g
水酸化カリウム 4 g
pH 10.3に調整
・定着液1L処方
チオ硫酸アンモニウム液(75%) 300 ml
亜硫酸アンモニウム・1水塩 25 g
1,3−ジアミノプロパン・四酢酸 8 g
酢酸 5 g
アンモニア水(27%) 1 g
pH 6.2に調整
上記処理剤を用いて露光済み感材を、富士フイルム社製自動現像機 FG−710PTSを用いて処理条件:現像35℃ 30秒、定着34℃ 23秒、水洗 流水(5L/分)の20秒処理で行った。
作製した第1導電シート12A及び第2導電シート12Bの導電部(第1透明導電パターン18A、第2透明導電パターン18B)の線幅は1μm、小格子26の一辺の長さは50μm、大格子(第1大格子24A及び第2大格子24B)の一辺の長さは3mmであった。
(実施例2)
導電部の線幅を5μm、小格子26の一辺の長さを100μmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例2に係る第1導電シート及び第2導電シートを作製した。
(実施例3)
導電部の線幅を7μm、小格子26の一辺の長さを150μm、大格子の一辺の長さを5mmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例3に係る第1導電シート及び第2導電シートを作製した。
(実施例4)
導電部の線幅を8μm、小格子26の一辺の長さを150μm、大格子の一辺の長さを5mmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例4に係る第1導電シート及び第2導電シートを作製した。
(実施例5)
導電部の線幅を9μm、小格子26の一辺の長さを150μm、大格子の一辺の長さを6mmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例5に係る第1導電シート及び第2導電シートを作製した。
(実施例6)
導電部の線幅を10μm、小格子26の一辺の長さを300μm、大格子の一辺の長さを6mmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例6に係る第1導電シート及び第2導電シートを作製した。
(実施例7)
導電部の線幅を15μm、小格子26の一辺の長さを400μm、大格子の一辺の長さを10mmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例7に係る第1導電シート及び第2導電シートを作製した。
(実施例8)
導電部の線幅を30μm、小格子26の一辺の長さを500μm、大格子の一辺の長さを10mmとした点以外は、実施例1と同様にして、実施例8に係る第1導電シート及び第2導電シートを作製した。
(表面抵抗測定)
検出精度の良否を確認するために、第1導電シート12A及び第2導電シート12Bの表面抵抗率をダイアインスツルメンツ社製ロレスターGP(型番MCP−T610)直列4探針プローブ(ASP)にて任意の10箇所測定した値の平均値である。
(透過率の測定)
透明性の良否を確認するために、第1導電シート12A及び第2導電シート12Bを分光光度計を用いて透過率を測定した。
(モアレの評価)
実施例1〜8について、第2導電シート12B上に第1導電シート12Aを積層してタッチパネル用導電シートを作製し、その後、液晶表示装置の表示画面にタッチパネル用導電シートを貼り付けてタッチパネルを構成した。その後、タッチパネルを回転盤に設置し、液晶表示装置を駆動して白色を表示させる。その状態で、回転盤をバイアス角−20°〜+20°の間で回転し、モアレの目視観察・評価を行った。
モアレの評価は、液晶表示装置の表示画面から観察距離1.5mで行い、モアレが顕在化しなかった場合を○、モアレが問題のないレベルでほんの少し見られた場合を△、モアレが顕在化した場合を×とした。
(視認性の評価)
上述のモアレの評価に先立って、タッチパネルを回転盤に設置し、液晶表示装置を駆動して白色を表示させた際に、線太りや黒い斑点がないかどうか、また、タッチパネルの第1大格子24A及び第2大格子24Bの境界が目立つかどうかを肉眼で確認した。
実施例11〜25に係るタッチパネル用導電シートについて、視認性を評価した。実施例11〜25の内訳並びに評価結果を表4に示す。
(実施例11)
上述した第1実施例に示す第2導電シート12B上に第1導電シート12Aを積層して、実施例11に係るタッチパネル用導電シートを作製した。この実施例11では、後述する表4にも示すように、導電部(第1透明導電パターン18A、第2透明導電パターン18B)の線幅が5μm、小格子26の一辺の長さが50μm、大格子(第1大格子24A及び第2大格子24B)の一辺の長さが3mmで(第1実施例の実施例2と同じ)、第1補助線36Aの軸線方向(第3方向)及び第2補助線36Bの軸線方向(第4方向)へのずれ量(以下、ずれ量と記す)が2.5μmである。
(実施例12、13)
実施例12及び13は、それぞれ導電部の線幅を8μm、小格子26の一辺の長さを150μm、大格子の一辺の長さを5mmとし、ずれ量を25μm及び75μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、それぞれタッチパネル用導電シートを作製した。
(実施例14〜16)
実施例14、15及び16は、それぞれ導電部の線幅を8μm、小格子26の一辺の長さを250μm、大格子の一辺の長さを5mmとし、ずれ量を25μm、75μm及び125μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、それぞれタッチパネル用導電シートを作製した。
(実施例17〜20)
実施例17、18、19及び20は、それぞれ導電部の線幅を10μm、小格子26の一辺の長さを300μm、大格子の一辺の長さを6mmとし、ずれ量を25μm、75μm、125μm及び150μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、それぞれタッチパネル用導電シートを作製した。
(実施例21〜25)
実施例21、22、23、24及び25は、それぞれ導電部の線幅を15μm、小格子26の一辺の長さを500μm、大格子の一辺の長さを10mmとし、ずれ量を25μm、75μm、125μm、150μm及び250μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、それぞれタッチパネル用導電シートを作製した。
(視認性の評価)
実施例11〜25について、液晶表示装置の表示画面にタッチパネル用導電シートを貼り付けてタッチパネルを構成した。その後、液晶表示装置を駆動して白色を表示させた際に、線太りや黒い斑点がないかどうかを肉眼で確認した。
この第3実施例では、実施例26〜33に係る導電シートについて、表面抵抗及び透過率を測定し、モアレ及び視認性を評価した。実施例26〜33の内訳並びに測定結果及び評価結果を表5に示す。
<実施例26〜33>
タッチパネル用導電シート50の第1導電シート52Aについては図10及び図12に示すパターンで、第2導電シート52Bについては図10及び図13に示すパターンで露光を行った点以外は、上記した第1実施例と同様にして導電シートを作製し、評価した。なお、モアレの評価は、バイアス角−45°〜+45°の間で回転し、モアレの目視観察・評価を行った。
作製した第1導電シート52A及び第2導電シート52Bの導電部(第1導電パターン68A、第2導電パターン68B)の線幅は1μm、小格子74の一辺の長さは50μm、大格子(第1大格子68A及び第2大格子68B)の一辺の長さは3mmであった。
(実施例27)
導電部の線幅を5μmとし、小格子74の一辺の長さを100μmとした点以外は、実施例26と同様にして、実施例27に係る第1導電シート52A及び第2導電シート52Bを作製した。
(実施例28)
導電部の線幅を7μmとし、小格子74の一辺の長さを150μmとした点以外は、実施例26と同様にして、実施例28に係る第1導電シート52A及び第2導電シート52Bを作製した。
(実施例29)
導電部の線幅を8μmとし、小格子74の一辺の長さを210μmとした点以外は、実施例26と同様にして、実施例29に係る第1導電シート52A及び第2導電シート52Bを作製した。
(実施例30)
導電部の線幅を9μmとし、小格子74の一辺の長さを250μm、大格子の一辺の長さを6mmとした点以外は、実施例26と同様にして、実施例30に係る第1導電シート52A及び第2導電シート52Bを作製した。
(実施例31)
導電部の線幅を10μmとし、小格子74の一辺の長さを300μm、大格子の一辺の長さを6mmとした点以外は、実施例26と同様にして、実施例31に係る第1導電シート52A及び第2導電シート52Bを作製した。
(実施例32)
導電部の線幅を15μmとし、小格子74の一辺の長さを400μm、大格子の一辺の長さを10mmとした点以外は、実施例26と同様にして、実施例32に係る第1導電シート52A及び第2導電シート52Bを作製した。
(実施例33)
導電部の線幅を30μmとし、小格子74の一辺の長さを500μm、大格子の一辺の長さを10mmとした点以外は、実施例26と同様にして、実施例33に係る第1導電シート52A及び第2導電シート52Bを作製した。
実施例34〜48に係るタッチパネル用導電シートについて、視認性を評価した。実施例34〜48の内訳並びに評価結果を表6に示す。
(実施例34)
上述した第3実施例に示す第2導電シート52B上に第1導電シート52Aを積層して、実施例34に係るタッチパネル用導電シートを作製した。この実施例34では、後述する表6にも示すように、導電部(第1透明導電パターン64A、第2透明導電パターン64B)の線幅が5μm、小格子74の一辺の長さが50μm、大格子(第1大格子68A及び第2大格子68B)の一辺の長さを3mmとし、第1補助短線94Aの軸線方向(第1傾斜方向)及び第2補助短線94Bの軸線方向(第2傾斜方向)へのずれ量が2.5μmである。
(実施例35、36)
実施例35及び36は、それぞれ導電部の線幅を8μm、小格子74の一辺の長さを150μmとし、大格子の一辺の長さを5mmとし、ずれ量を25μm及び75μmとした点以外は、上述した実施例34と同様にして、それぞれタッチパネル用導電シートを作製した。
(実施例37〜39)
実施例37、38及び39は、それぞれ導電部の線幅を8μm、小格子74の一辺の長さを250μmとし、大格子の一辺の長さを5mmとし、ずれ量を25μm、75μm及び125μmとした点以外は、上述した実施例34と同様にして、それぞれタッチパネル用導電シートを作製した。
(実施例40〜43)
実施例40、41、42及び43は、それぞれ導電部の線幅を10μm、小格子74の一辺の長さを300μmとし、大格子の一辺の長さを6mmとし、ずれ量を25μm、75μm、125μm及び150μmとした点以外は、上述した実施例34と同様にして、それぞれタッチパネル用導電シートを作製した。
(実施例44〜48)
実施例44、45、46、47及び48は、それぞれ導電部の線幅を15μm、小格子74の一辺の長さを500μmとし、大格子の一辺の長さを10mmとし、ずれ量を25μm、75μm、125μm、150μm及び250μmとした点以外は、上述した実施例11と同様にして、それぞれタッチパネル用導電シートを作製した。
12B…第2導電シート 14A…第1透明基体
14B…第2透明基体 16A…第1導電部
16B…第2導電部 18A…第1透明導電パターン
18B…第2透明導電パターン 20A…第1補助パターン
20B…第2補助パターン 24A…第1大格子
24B…第2大格子 26…小格子
28A…第1接続部 28B…第2接続部
30…中格子 32A…第1欠除部
32B…第2欠除部 34A…第1非接続部
34B…第2非接続部 36A…第1補助線
36B…第2補助線 44…組合せパターン
46A…第1軸線 46B…第2軸線
Claims (20)
- 導電シートを有するタッチパネルにおいて、
前記導電シートは、
基体と、
前記基体の一方の主面に形成された第1導電部と、
前記基体の他方の主面に形成された第2導電部とを有し、
前記第1導電部は、2以上の第1感知部が第1方向に直列に接続されて構成された2以上の第1透明導電パターンが前記第1方向と直交する第2方向に配列され、且つ、前記第1感知部の辺の周囲に、複数の第1補助線からなる第1補助パターンが配列されて構成され、
前記第2導電部は、2以上の第2感知部が前記第2方向に直列に接続されて構成された2以上の第2透明導電パターンが前記第1方向に配列され、且つ、前記第2感知部の辺の周囲に、複数の第2補助線からなる第2補助パターンが配列されて構成され、
各前記第1感知部及び各前記第2感知部は、それぞれ2以上の小格子が組み合わされて構成され、
前記第1補助線及び前記第2補助線の長さは、前記小格子の一辺の長さよりも短く、
前記第1補助パターンは、複数の前記第1補助線と交差する第1補助長線を備え、前記第2補助パターンは、複数の前記第2補助線と交差する第2補助長線を備え、
上面から見たとき、前記第1透明導電パターンと前記第2透明導電パターンとが交差して配置された形態とされ、
前記第1透明導電パターンと前記第2透明導電パターンとの間に、前記第1補助パターンと前記第2補助パターンとが対向することによる組合せパターンが形成されていることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項1記載のタッチパネルにおいて、
前記第1導電部及び前記第2導電部の線幅が30μm以下であり、
前記小格子の一辺の長さが50〜500μmであることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項1又は2記載のタッチパネルにおいて、
前記第1感知部及び前記第2感知部の一辺の長さが3〜10mmであることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のタッチパネルにおいて、
前記第1補助線及び前記第2補助線の長さは、前記小格子の一辺の長さの4/5以下であることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のタッチパネルにおいて、
前記第1補助線及び前記第2補助線の長さは、前記小格子の一辺の長さの1/2以下であることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のタッチパネルにおいて、
前記組合せパターンは、2以上の小格子が組み合わされて構成されていることを特徴とするタッチパネル。 - 導電シートを有するタッチパネルにおいて、
前記導電シートは、
基体と、
前記基体の一方の主面に形成された第1導電部と、
前記基体の他方の主面に形成された第2導電部とを有し、
前記第1導電部は、2以上の第1感知部が第1方向に直列に接続されて構成された2以上の第1透明導電パターンが前記第1方向と直交する第2方向に配列され、且つ、前記第1感知部の辺の周囲に、複数の第1補助線からなる第1補助パターンが配列されて構成され、
前記第2導電部は、2以上の第2感知部が前記第2方向に直列に接続されて構成された2以上の第2透明導電パターンが前記第1方向に配列され、且つ、前記第2感知部の辺の周囲に、複数の第2補助線からなる第2補助パターンが配列されて構成され、
各前記第1感知部及び各前記第2感知部は、それぞれ2以上の小格子が組み合わされて構成され、
前記第1補助線及び前記第2補助線の長さは、前記小格子の一辺の長さよりも短く、
上面から見たとき、前記第1透明導電パターンと前記第2透明導電パターンとが交差して配置された形態とされ、
前記第1透明導電パターンと前記第2透明導電パターンとの間に、前記第1補助パターンと前記第2補助パターンとが対向することによる組合せパターンが形成され、
前記組合せパターンは、前記第1補助線と前記第2補助線とが直交して重ならない形態を有することを特徴とするタッチパネル。 - 請求項7記載のタッチパネルにおいて、
前記組合せパターンは、前記第1補助線の第1軸線と前記第2補助線の第2軸線とがほぼ平行とされ、前記第1軸線と前記第2軸線間の距離が、前記第1補助線の線幅及び前記第2補助線の線幅のうち、いずれか短い方の線幅の1/2以上であることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項8記載のタッチパネルにおいて、
前記第1軸線と前記第2軸線間の距離が、前記第1補助線の線幅の1/2と前記第2補助線の線幅の1/2との合計であることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項8記載のタッチパネルにおいて、
前記第1軸線と前記第2軸線間の距離が、前記第1補助線の線幅の1/2と前記第2補助線の線幅の1/2との合計未満であることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項8〜10のいずれか1項に記載のタッチパネルにおいて、
前記組合せパターンは、前記第1補助線と前記第2補助線とが一部重なる形態を有することを特徴とするタッチパネル。 - 請求項8記載のタッチパネルにおいて、
前記第1軸線と前記第2軸線間の距離が、前記第1補助線の線幅の1/2と前記第2補助線の線幅の1/2との合計よりも長いことを特徴とするタッチパネル。 - 請求項8〜12のいずれか1項に記載のタッチパネルにおいて、
前記第1方向と前記第2方向とを二等分する方向を第3方向とし、該第3方向と直交する方向を第4方向としたとき、
前記第1導電部と前記第2導電部は、基準位置から少なくとも前記第3方向に前記第1補助線の線幅及び前記第2補助線の線幅のうち、いずれか短い方の線幅の1/2以上ずれて配置されていることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項13記載のタッチパネルにおいて、
前記基準位置は、
前記第1補助線の第1軸線と第2補助線の第2軸線とが一致し、且つ、前記第1補助線と前記第2補助線とが重ならず、且つ、前記第1補助線の一端と前記第2補助線の一端とが一致する位置を示すことを特徴とするタッチパネル。 - 請求項1記載のタッチパネルにおいて、
前記第1補助長線及び前記第2補助長線の長さは、前記小格子の一辺の長さと同等以上であることを特徴とするタッチパネル。 - 請求項1又は15記載のタッチパネルにおいて、
前記第1補助パターンは、複数の前記第1補助線と、前記第1補助長線とが交差することによる第1Z字状パターンを備え、
前記第2補助パターンは、複数の前記第2補助線と、前記第2補助長線とが交差することによる第2Z字状パターンを備えることを特徴とするタッチパネル。 - 基体と、
前記基体の一方の主面に形成された第1導電部と、
前記基体の他方の主面に形成された第2導電部とを有し、
前記第1導電部は、2以上の第1感知部が第1方向に直列に接続されて構成された2以上の第1透明導電パターンが前記第1方向と直交する第2方向に配列され、且つ、前記第1感知部の辺の周囲に、複数の第1補助線からなる第1補助パターンが配列されて構成され、
前記第2導電部は、2以上の第2感知部が前記第2方向に直列に接続されて構成された2以上の第2透明導電パターンが前記第1方向に配列され、且つ、前記第2感知部の辺の周囲に、複数の第2補助線からなる第2補助パターンが配列されて構成され、
各前記第1感知部及び各前記第2感知部は、それぞれ2以上の小格子が組み合わされて構成され、
前記第1補助線及び前記第2補助線の長さは、前記小格子の一辺の長さよりも短く、
前記第1補助パターンは、複数の前記第1補助線と交差する第1補助長線を備え、前記第2補助パターンは、複数の前記第2補助線と交差する第2補助長線を備え、
上面から見たとき、前記第1透明導電パターンに隣接して前記第2透明導電パターンが配置された形態とされ、
前記第1透明導電パターンと前記第2透明導電パターンとの間に、前記第1補助パターンと前記第2補助パターンとが対向することによる組合せパターンが形成されていることを特徴とする導電シート。 - 基体と、
前記基体の一方の主面に形成された第1導電部と、
前記基体の他方の主面に形成された第2導電部とを有し、
前記第1導電部は、2以上の第1感知部が第1方向に直列に接続されて構成された2以上の第1透明導電パターンが前記第1方向と直交する第2方向に配列され、且つ、前記第1感知部の辺の周囲に、複数の第1補助線からなる第1補助パターンが配列されて構成され、
前記第2導電部は、2以上の第2感知部が前記第2方向に直列に接続されて構成された2以上の第2透明導電パターンが前記第1方向に配列され、且つ、前記第2感知部の辺の周囲に、複数の第2補助線からなる第2補助パターンが配列されて構成され、
各前記第1感知部及び各前記第2感知部は、それぞれ2以上の小格子が組み合わされて構成され、
前記第1補助線及び前記第2補助線の長さは、前記小格子の一辺の長さよりも短く、
上面から見たとき、前記第1透明導電パターンに隣接して前記第2透明導電パターンが配置された形態とされ、
前記第1透明導電パターンと前記第2透明導電パターンとの間に、前記第1補助パターンと前記第2補助パターンとが対向することによる組合せパターンが形成され、
前記組合せパターンは、前記第1補助線と前記第2補助線とが直交して重ならない形態を有することを特徴とする導電シート。 - 導電シートを有するタッチパネルにおいて、
前記導電シートは、
第1透明基体の一主面に形成された第1導電部を有する第1導電シートと、
第2透明基体の一主面に形成された第2導電部を有する第2導電シートとが積層されて構成され、
前記第1導電部は、2以上の第1感知部が第1方向に直列に接続されて構成された2以上の第1透明導電パターンが前記第1方向と直交する第2方向に配列され、且つ、前記第1感知部の辺の周囲に、複数の第1補助線からなる第1補助パターンが配列されて構成され、
前記第2導電部は、2以上の第2感知部が前記第2方向に直列に接続されて構成された2以上の第2透明導電パターンが前記第1方向に配列され、且つ、前記第2感知部の辺の周囲に、複数の第2補助線からなる第2補助パターンが配列されて構成され、
各前記第1感知部及び各前記第2感知部は、それぞれ2以上の小格子が組み合わされて構成され、
前記第1補助線及び前記第2補助線の長さは、前記小格子の一辺の長さよりも短く、
前記第1補助パターンは、複数の前記第1補助線と交差する第1補助長線を備え、前記第2補助パターンは、複数の前記第2補助線と交差する第2補助長線を備え、
上面から見たとき、前記第1透明導電パターンと前記第2透明導電パターンとが交差して配置された形態とされ、
前記第1透明導電パターンと前記第2透明導電パターンとの間に、前記第1補助パターンと前記第2補助パターンとが対向することによる組合せパターンが形成されていることを特徴とするタッチパネル。 - 導電シートを有するタッチパネルにおいて、
前記導電シートは、
第1透明基体の一主面に形成された第1導電部を有する第1導電シートと、
第2透明基体の一主面に形成された第2導電部を有する第2導電シートとが積層されて構成され、
前記第1導電部は、2以上の第1感知部が第1方向に直列に接続されて構成された2以上の第1透明導電パターンが前記第1方向と直交する第2方向に配列され、且つ、前記第1感知部の辺の周囲に、複数の第1補助線からなる第1補助パターンが配列されて構成され、
前記第2導電部は、2以上の第2感知部が前記第2方向に直列に接続されて構成された2以上の第2透明導電パターンが前記第1方向に配列され、且つ、前記第2感知部の辺の周囲に、複数の第2補助線からなる第2補助パターンが配列されて構成され、
各前記第1感知部及び各前記第2感知部は、それぞれ2以上の小格子が組み合わされて構成され、
前記第1補助線及び前記第2補助線の長さは、前記小格子の一辺の長さよりも短く、
上面から見たとき、前記第1透明導電パターンと前記第2透明導電パターンとが交差して配置された形態とされ、
前記第1透明導電パターンと前記第2透明導電パターンとの間に、前記第1補助パターンと前記第2補助パターンとが対向することによる組合せパターンが形成され、
前記組合せパターンは、前記第1補助線と前記第2補助線とが直交して重ならない形態を有することを特徴とするタッチパネル。
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