JP5665785B2 - 垂直磁気記録媒体、及び磁気記録再生装置 - Google Patents

垂直磁気記録媒体、及び磁気記録再生装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、垂直磁気記録媒体、及び磁気記録再生装置に関する。
低粒径分散を持つAgGeシード層を用いて、その粒子構造を垂直磁気記録層まで伝達させ、磁性粒子の粒径分散を抑えて媒体転移ノイズを減少させ、記録再生特性の良い磁気記録媒体を提供する。本願の媒体は、少なくとも、非磁性基板、軟磁性裏打ち層、非磁性シード層、非磁性中間層、垂直磁気記録層からなる。この時、非磁性シード層は、AgGeから形成され、fcc構造を持つAg粒子とアモルファス構造を持つGe粒界から形成され、粒径分散は15%以下である。この時、Ag粒子は、最上部の界面において、粒子の中央部を凸、粒界部を凹とする2nm以上の凹凸を持つことを特徴とする。また、AgGe膜のGeの組成量は55at%以上70at%以下である。低粒径分散のAgGe膜は、従来の作成法と比べ、AgGe膜を低Ar圧下で作製することで得ることができる。
特開2003−123245号公報
本発明の実施形態は、媒体転移ノイズを低減し、記録再生特性を向上することを目的とする。
実施形態にかかる垂直磁気記録媒体は、非磁性基板、該非磁性基板上に形成された軟磁性裏打ち層、該軟磁性裏打ち層上に形成され、fcc構造を持つ銀粒子と該銀粒子の周囲に設けられた非晶質のゲルマニウム粒界とを有する銀ゲルマニウム層からなり、該銀粒子表面は該ゲルマニウム粒界表面よりも高くなっている非磁性シード層、該非磁性シード層上に形成され、ルテニウムまたはルテニウム合金から形成された非磁性中間層、該非磁性中間層上に形成された垂直磁気記録層を具備することを特徴とする。
第1の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体の一例を表す断面図である。 第2の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体の一例を表す断面図である。 第3の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体の一例を表す断面図である。 第4の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体の一例を表す断面図である。 第5の実施形態にかかる磁気記録再生装置の一例を表す概略図である。 第1の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体の他の一例を表す断面図である。 非磁性シード層の断面構造を表す模式図である。 非磁性シード層のGeの組成量に対する、非磁性シード層の粒径分散及びSNRを表すグラフである。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体の一例を表す断面図を示す。
第1の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体10は、非磁性基板1、非磁性基板1上に形成された軟磁性裏打ち層2、軟磁性裏打ち層2上に形成された非磁性シード層3、非磁性シード層3上に形成された非磁性中間層4、非磁性中間層4上に形成された垂直磁気記録層5を含む。非磁性シード層3はfcc構造を持つAg粒子とAg粒子の周囲に設けられた非晶質のGe粒界を有するAgGe層からなり、Ag粒子表面はGe粒界表面よりも高くなっている。非磁性中間層4はRuまたはRu合金から形成されている。
第1の実施形態によれば、粒径分散や結晶配向性が良好な垂直磁気記録層が得られ、媒体転移ノイズを低減し、記録再生特性を向上することが可能となる。
なお、ここでいう主成分とは、材料の組成のうち、含有量が相対的にもっとも多い成分またはその成分の組み合わせをいう。
Ag粒子表面はGe粒界表面よりも2nm以上高くなっていることが好ましい。Ge粒界表面に対するAg粒子表面の高さが2nm未満であると、AgGe膜の粒子構造を、うまく上の非磁性中間層に伝達できない。すなわち、凹凸差が小さいために、一つのAg粒子上に、一つの粒子(非磁性中間層)が載らずに、粒子、粒界を無視して、自由に非磁性中間層の粒子が生成する傾向がある。
Ag粒子表面はGe粒界表面よりも2nmないし3nm高くなっていることがより好ましい。Ge粒界表面に対するAg粒子表面の高さ3nmを越えると、ラフネスが大きいために、媒体表面で凹凸が発生し、磁気ヘッドの浮上位置が上昇して、磁気ヘッドからの記録磁界が広がったり、減少するなど、スペーシングロスが発生する傾向がある。
Ag粒子の粒径分散は、15%以下であることがより好ましい。
非磁性シード層として、Ag粒子の高さが2nm以上であり、かつAg粒子が15%以下の粒径分散を持つAgGe膜を用いることで、垂直磁気記録層の粒子の粒径分散を良好に低減することができ、記録再生特性の良い垂直磁気記録媒体を提供することができる。
非磁性シード層中のGe含有量は、55原子%ないし70原子%であることが好ましい。
Ge含有量は、55原子%未満であると、粒界物質が減少するために、粒子同士の分断が不充分となり、粒子同士がつながったメイズ構造となる傾向があり、70原子%を越えると、Ge量が多すぎてAg粒子内に混入してAg粒子の結晶性が悪化したり、Ag粒子とGe粒界ではなく、hcp構造を持つ一様なAgGe膜となる傾向がある。
非磁性シード層は、Arガス雰囲気で、0.05Paないし0.3PaのAr圧で製膜されたAgGe層であることが好ましい。
Ar圧が0.05Pa未満であると、スパッタリングによる製膜が不安定となる傾向があり、0.3Paを越えると、不純物が多いために、粒径分散が悪化したり、粒子が肥大化する傾向がある。
垂直磁気記録層は、FeまたはCoと、Ptとを主成分とすることができる。
図2は、第2の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体の一例を表す断面図を示す。
第2の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体20は、非磁性シード層3と磁性中間層4との間に、Pd、Ta、Co、及びNiからなる群から選択される少なくとも1種を主成分とする非磁性下地層6がさらに設けられること以外は、第1の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体10と同様の構成を有する。
Pd、Ta、Co、Niから選ばれるいずれかを主成分とする非磁性下地層6を用いることで、さらに垂直磁気記録層の粒径分散を改善することができ、さらに記録再生特性を改善することができる。
図3は、第3の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体の一例を表す断面図を示す。
第3の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体30は、軟磁性裏打ち層2と非磁性シード層3との間に、Ag、Pd、及びRuからなる群から選択される少なくとも1種を主成分とする非磁性配向制御層7がさらに設けられていること以外は、第1の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体10と同様の構成を有する。
Ag、Pd、Ruから選ばれるいずれかを主成分とする非磁性配向制御層7を用いることで、垂直磁気記録層の結晶配向性をより改善することができ、さらに記録再生特性を改善することができる。
図4は、第4の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体の一例を表す断面図を示す。
第4の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体40は、非磁性シード層3と磁性中間層4との間に、Pd、Ta、Co、及びNiからなる群から選択される少なくとも1種を主成分とする非磁性下地層6がさらに設けられ、かつ軟磁性裏打ち層2と非磁性シード層3との間に、Ag、Pd、及びRuからなる群から選択される少なくとも1種を主成分とする非磁性配向制御層7がさらに設けられていること以外は、第1の実施形態にかかる垂直磁気記録媒体10と同様の構成を有する。
Pd、Ta、Co、Niから選ばれるいずれかを主成分とする非磁性下地層6を用い、かつAg、Pd、Ruから選ばれるいずれかを主成分とする非磁性配向制御層7を用いることで、垂直磁気記録層の粒径分散及び結晶配向性をより改善することができ、記録再生特性をさらなる改善が可能となる。ただし、これら2層の膜を形成すると、結果的に磁気ヘッドと軟磁性裏打ち層との距離が離れるため、スペーシングロスが発生しやすくなる傾向がある。よって、なるべく薄い膜厚で作製する方が好ましく、例えば、2層の膜厚の合計を5nm以上20nm以下の範囲内で形成することが好ましい。これら2層の膜厚の合計が5nm未満であると、それぞれの層の効果が十分発揮できずに、特性改善効果が不充分となる傾向がある。2層の膜厚が20nmを越えると、スペーシングロスが発生して、磁気ヘッドの記録能力の悪化が見られ、結果、記録再生特性の悪化が見られる傾向がある。
実施形態にかかる磁気記録再生装置は、上記垂直磁気記録媒体を用いた磁気記録再生装置であって、非磁性基板、非磁性基板上に形成された軟磁性裏打ち層、軟磁性裏打ち層上に形成された非磁性シード層、非磁性シード層上に形成された非磁性中間層、非磁性中間層上に形成された垂直磁気記録層を含む垂直磁気記録媒体と、垂直磁気記録媒体を支持および回転駆動する機構と、垂直磁気記録媒体に対して情報の記録を行うための素子及び記録された情報の再生を行うための素子を有する磁気ヘッドと、磁気ヘッドを垂直磁気記録媒体に対して移動自在に支持したキャリッジアッセンブリとを含む。非磁性シード層はfcc構造を持つAg粒子とAg粒子の周囲に設けられた非晶質のGe粒界を有するAgGe層からなり、Ag粒子表面はGe粒界表面よりも高くなっている。非磁性中間層はRuまたはRu合金から形成されている。
図5に、実施形態にかかる磁気記録再生装置の一例を一部分解した斜視図を示す。
実施形態にかかる磁気記録再生装置は、上述の垂直磁気記録媒体と磁気ヘッドとを具備する。
実施形態にかかる磁気記録再生装置100において、実施形態にかかる情報を記録するための剛構成の磁気ディスク62はスピンドル63に装着されており、図示しないスピンドルモータによって一定回転数で回転駆動される。磁気ディスク62にアクセスして情報の記録を行う記録ヘッド及び情報の再生を行うためのMRヘッドを搭載したスライダー64は、薄板状の板ばねからなるサスペンション65の先端に取付けられている。サスペンション65は図示しない駆動コイルを保持するボビン部等を有するアーム66の一端側に接続されている。
アーム66の他端側には、リニアモータの一種であるボイスコイルモータ67が設けられている。ボイスコイルモータ67は、アーム66のボビン部に巻き上げられた図示しない駆動コイルと、それを挟み込むように対向して配置された永久磁石および対向ヨークにより構成される磁気回路とから構成されている。
アーム66は、固定軸の上下2カ所に設けられた図示しないボールベアリングによって保持され、ボイスコイルモータ67によって回転揺動駆動される。すなわち、磁気ディスク62上におけるスライダー64の位置は、ボイスコイルモータ67によって制御される。なお、図5中、61は筐体を示している。
以下、実施例を示し、実施形態をより具体的に説明する。
実施例1、および比較例1ないし9
図6に、実施例1、および比較例2ないし9にかかる垂直磁気記録媒体を表す概略的な断面図を示す。
非磁性ガラス基板1(コニカミノルタ社製アモルファス基板MEL6、直径2.5インチ)を、DCマグネトロンスパッタ装置(キヤノンアネルバ社製C−3010)の製膜チャンバー内に収容して、到達真空度1×10−5Paとなるまで製膜チャンバー内を排気した。
この基板1上に、製膜チャンバー内に、ガス圧が0.7PaとなるようにArガスを導入して、密着層8として、Cr−25at%TiをDC500Wで10nm形成した。
次いで、軟磁性層2として、Co−20at%Fe−7at%Ta−5at%Zrを、Ar圧0.7Pa、DC500Wで、40nm形成した。
次いで、非磁性シード層3として、Ar圧0.1Pa、DC100Wで、Ag−60at%Ge膜を5nm形成した。
次いで、非磁性中間層4として、Ruを、Ar圧0.7Pa、DC500Wで15nm形成した。
その後、垂直磁気記録層5として、Co−18at%Pt−14at%Cr−10mol%SiOを、Ar圧0.7Pa、DC500Wで12nm形成した。
次いで、化学気相成長(chemical vapor deposition: CVD)法により、2.5nmのダイアモンドライクカーボン(DLC)保護層6を形成した。
次いで、ディッピング法により図示しない潤滑剤を塗布し、本発明の実施形態に係る垂直磁気記録媒体50を得た。
同様にして、非磁性シード層を製膜しない以外は、実施例1の媒体と同様にして作製し、比較例1に係る垂直磁気記録媒体を得た。
また、非磁性シード層の材料、および製膜圧力、非磁性中間層の材料を、下記表1の通りに変更した以外は、実施例1の媒体と同様にして、比較例2ないし8に係る垂直磁気記録媒体を得た。
また、非磁性中間層5を製膜しない以外は、実施例1の媒体と同様にして作製し、比較例9に係る垂直磁気記録媒体を得た。
実施例1、および比較例2ないし8の媒体は、図6に示すように、下記の順に積層された構成を有する。
非磁性ガラス基板1/CrTi密着層8/CoFeTaZr軟磁性層2/非磁性シード層3/非磁性中間層4/CoCrPt−SiO垂直磁気記録層5/C保護層9
比較例1の媒体は下記の順に積層された構成を有する。
非磁性ガラス基板1/CrTi密着層8/CoFeTaZr軟磁性層2/Ru非磁性中間層4/CoCrPt−SiO垂直磁気記録層5/C保護層9
比較例9の媒体は下記の順に積層された構成を有する。
非磁性ガラス基板1/CrTi密着層8/CoFeTaZr軟磁性層2/非磁性シード層3/CoCrPt−SiO垂直磁気記録層5/C保護層9
得られた実施例1の媒体、および比較例1ないし9の媒体に対して、以下のように分析を行い、その特性を評価した。
まず、透過型電子顕微鏡(TEM)測定を用いて、非磁性シード層および垂直磁気記録層の膜平面方向の粒子構造を観測した。また、エネルギー分散型X線分光(TEM−EDX)を用いて、粒子や粒界の組成も分析した。
実施例1の媒体および比較例9の媒体について、非磁性シード層のAgGe膜は、粒径4nm程度の結晶質のAg粒子と、粒界幅2nm程度の非晶質のGe粒界からなることが分かった。
一方、比較例2ないし3の媒体の非磁性シード層について、結晶粒子がPdからなり結晶粒子同士が互いに接しており、粒界幅が実質的に0であった。
比較例4の媒体の非磁性シード層について、粒径20nm程度の結晶質のAg粒子と、粒界幅1nm程度の非晶質のGe粒界からなることが分かった。
比較例5ないし6の媒体の非磁性シード層について、結晶粒子がAgからなり、結晶粒子同士が互いに接しており、粒界幅が実質的に0であった。
比較例7ないし8の媒体の非磁性シード層について、結晶粒子がAgGeからなり、結晶粒子同士が互いに接しており、粒界幅が実質的に0であった。垂直磁気記録層については、それぞれの媒体において粒径や粒径分散は異なっているが、粒子は結晶質のCoCrPtからなり、粒界は非晶質SiOからなることが分かった。
次に、これらの実施例1および比較例1ないし9の媒体に対して、断面方向のTEM測定を行った。実施例1および比較例9の媒体において、非磁性シード層のAgGe膜は、Ag粒子表面が粒子の中央部を頂点とするドーム型の凸部を有し、中央部から粒界方向に向かって落ち込むような形状をしており、Ag粒子の凸部の高さは、2.5nmであった。
図7に、非磁性シード層の断面構造を表す模式図を示す。
図示するように、非磁性シード層3は、Ag粒子11とその周囲に設けられたGe粒界12からなる。Ag粒子11表面は、Ge粒界12表面よりも高くなっている。非磁性シード層3において、Ag粒子11間に一定の幅でGe粒界が存在する領域Aとするとき、領域Aより上方の領域BではAg粒子11間の距離が広がる。実施例ではAg粒子11間の距離が広がり始める位置を下辺とし、粒子の頂上部を上辺として、Ge粒界表面に対するAg粒子表面の高さhをAg粒子の凸部の高さとする。
また、断面方向のTEM測定により、Ag粒子(非磁性シード層)の直上に、1個のRu粒子(非磁性中間層)が成長しており、Ru粒子の直上に1個のCoCrPt粒子(垂直磁気記録層)が成長していることが分かった。この時、非磁性シード層のAg粒子と非磁性中間層のRu粒子および垂直磁気記録層のCoCrPt粒子が、それぞれ1対1成長していることが分かった。
一方、非磁性中間層のない比較例9の媒体においては、非磁性シード層と垂直磁気記録層の界面付近においては、概ね1個のAg粒子の上に1個のCoCrPt粒子が存在するものの、CoCrPt粒子は様々な方向に傾いて成長しており、多くの粒子で粒子同士が繋がった構造を取っていた。
次に、比較例1ないし8の媒体では、非磁性シード層の結晶粒子は平坦であった。例えば、比較例4の媒体では、Ge粒界表面に対するAg粒子表面の高さは1nm未満であった。また、比較例2,3および5ないし8の媒体では、上述の通り、粒界幅が実質的に0であったが、このように、粒界がなく粒子間が接している場合は、粒子間が離れ始める位置を下辺とし、粒子の頂上部を上辺として、その距離を粒子の凸部の高さと定めた。比較例1ないし8の媒体では、非磁性シード層の粒子1個の上に、必ずしも1個のRu粒子(非磁性中間層)が存在せず、1個のRu粒子がある場所と2個のRu粒子がある場所が混在していることが分かった。一方で、1個のRu粒子(非磁性中間層)の上には1個のCoCrPt粒子(垂直磁気記録層)が成長していた。よって、非磁性シード層の粒子構造は、Ru非磁性中間層やCoCrPt−SiO垂直磁気記録層には伝達されていないことが分かった。
また、平面TEM測定の結果を用いて、実施例1の媒体と比較例1ないし9の非磁性シード層および垂直磁気記録層の粒径解析を、以下の手順で行った。
倍率50〜200万倍の平面TEM像の中から,粒子数が少なく見積もっても100個以上ある任意の像をコンピュータに画像情報として取り込んだ。この画像情報を画像処理することにより、個々の結晶粒子の輪郭を抽出した。
次に、結晶粒子の外周の2点を結び、かつ重心を通る径を2度刻みに測定し、それらの平均値を測定して結晶粒子の結晶粒径として、平均粒径、および粒径分散を求めた。粒径分散は、粒径のばらつきの度合いを百分率で表すものである。また、粒界幅は粒子の重心と重心を結ぶ線上の粒界幅を測定し、それらの平均値を粒界幅とした。
実施例1および比較例1ないし9の粒径解析の結果を、下記表1に示す。
Figure 0005665785
実施例1の媒体において、非磁性シード層のAg粒子の平均粒径と粒径分散は、垂直磁気記録層とほぼ同等であることが分かった。すなわち、AgGe膜の粒子構造がCoCrPt−SiO垂直磁気記録層まで伝達できていることが分かった。
一方、比較例2ないし8の媒体については、上述の通り非磁性シード層の粒子構造が、垂直磁気記録層に伝達できていない。
比較例9の媒体について、上述の通り、垂直磁気記録層の粒子同士が繋がってしまい、非磁性シード層の粒子構造が、垂直磁気記録層に伝達できていない。表1の通り、実施例1の媒体は比較例の媒体より粒径分散が改善していることが分かった。
次いで、これらの媒体について、垂直磁気記録層の結晶配向性(Δθ50)をX線回折(XRD)装置(スペクトリス社製、Xpert−MRD)を用いて、ロッキングカーブを測定することで調査した。その結果は、上記表1に示す通りである。実施例1の媒体の垂直磁気記録層のΔθ50は2.8°であり、表1の比較例1ないし9の媒体と比べて、良好な結晶性を持つことが分かった。比較例3および比較例6のように、実施例1に倣って通常の金属を低Ar圧で製膜すると、結晶性は改善するものの、粒子間の結晶面が揃うために粒子同士がつながり、結果として結晶粒子は肥大化してしまうことが分かる。
また比較例4の結果より、実施例1の非磁性シード層と同じAgGe膜を用いても、製膜圧力を通常利用される0.7Paで製膜すると、粒径分散や結晶配向性が大幅に悪化していることが分かる。これは、製膜圧力を変えることで、AgGe非磁性シード膜に本願の媒体のような低粒径分散効果が得られていないことを示す。
また、25at%Ag−75at%Geでは、Ag粒子とGe粒界ではなく、AgGe粒子がhcp構造を取っており、本願の媒体のような効果が得られていない。比較例9の媒体では、粒子が傾いて成長しているために、配向面が揃っておらずΔθ50は悪化している。
続いて、これらの媒体において、記録再生特性を評価した。記録再生特性の評価は、米国GUZIK社製リードライトアナライザRWA1632、およびスピンスタンドS1701MPを用いて測定した。記録再生特性の評価には、書き込みにシールド付(シールドは、磁気ヘッドから出る磁束を収束させる働きを持つ)のシングルポール磁極であるシールディットポール磁極、再生部にTMR素子を用いたヘッドを用いて、記録周波数の条件を線記録密度1400kBPIとして測定した。結果を上記表1に示す。実施例1の媒体は、23.5dBと良好な記録再生特性を示すことが分かった。上記表1の通り、実施例1の媒体の方が比較例1ないし9の媒体より良好な記録再生特性を示すことが分かった。
以上のように、実施例1の媒体において、AgGe膜を通常より低Ar圧で製膜することで、低粒径分散の膜を得ることができた。また、AgGe非磁性シード層のAg粒子表面はGe粒界表面対し2.5nmの高さを持つことが分かった。
AgGe膜のAg粒子表面は粒界表面対し2.5nmの高さを持つことによって、Ag粒子の上に、中間層のRu粒子および記録層のCoCrPt粒子が1対1の関係で成長することが分かった。これにより、低粒径分散のAgGe非磁性シード層の粒子構造がCoCrPt−SiO垂直磁気記録層まで伝達でき、低粒径分散の垂直磁気記録層を得ることができた。これにより、転移ノイズが低減し、良好な記録再生特性を実現できる。
実施例2ないし5、および比較例10ないし12
非磁性シード層と非磁性中間層の間に、下記表2に示す非磁性下地層を形成した以外は、実施例1と同様にして磁気記録媒体を得た。非磁性下地層としては、表2に示す材料を、非磁性シード層上にAr圧0.7Pa、DC500Wで5nm形成した。
これらの媒体に対して、実施例1と同様に、TEM測定、XRD測定および記録再生特性を調査した。
得られた結果を下記表2に示す。
Figure 0005665785
上記表2の通り、Pd、Ta、Co、Niから選ばれるいずれかを主成分とする非磁性下地層を形成することで、実施例1よりさらに垂直磁気記録層の粒径分散を改善することができ、結果、記録再生特性を改善できることが分かった。
実施例2ないし5、および比較例10ないし12の媒体は下記の順に積層された構成を有し、非磁性シード層3と非磁性中間層4の間に非磁性下地層6を設けること以外は図6と同様の構成を有する。
非磁性ガラス基板1/CrTi密着層8/CoFeTaZr軟磁性層2/AgGe非磁性シード層3/非磁性下地層6/Ru非磁性中間層4/CoCrPt−SiO垂直磁気記録層5/C保護層9
実施例6ないし8、および比較例13ないし14
軟磁性裏打ち層と非磁性シード層の間に、下記表3に示す通りの非磁性配向制御層を形成した以外は、実施例1と同様にして、媒体を得た。軟磁性裏打ち層上に非磁性配向制御層9として、表3に示す材料を、Ar圧0.7Pa、DC500Wで5nm形成した。
これらの媒体に対して、実施例1と同様に、TEM測定、XRD測定および記録再生特性を調査した。
得られた結果を下記表3に示す。
Figure 0005665785
上記表3の通り、Ag、Pd、Ruから選ばれるいずれかを主成分とする非磁性配向制御層を形成することで、実施例1よりさらに垂直磁気記録層の結晶配向性を改善することができ、結果、記録再生特性を改善できることが分かった。
実施例6ないし8、および比較例13ないし14の媒体は下記の順に積層された構成を有し、軟磁性層2と非磁性シード層3の間に非磁性配向制御層7を設けること以外は図6と同様の構成を有する。
非磁性ガラス基板1/CrTi密着層8/CoFeTaZr軟磁性層2/非磁性配向制御層7/AgGe非磁性シード層3/Ru非磁性中間層4/CoCrPt−SiO垂直磁気記録層5/C保護層9
実施例9ないし12
軟磁性裏打ち層と非磁性シード層の間に、下記表4に示す通りの非磁性配向制御層を形成し、かつ非磁性シード層と非磁性中間層の間に、下記表4に示す通りの非磁性下地層を形成した以外は、実施例1と同様にして、媒体を得た。軟磁性裏打ち層上に、非磁性配向制御層として、表4に示す材料を、Ar圧0.7Pa、DC500Wで5nm形成し、かつ非磁性シード層上に、非磁性下地層として、表2に示す材料を、Ar圧0.7Pa、DC500Wで5nm形成した。
これらの媒体に対して、実施例1と同様に、TEM測定、XRD測定および記録再生特性を調査した。
その結果を下記表4に示す。
Figure 0005665785
上記表4の通り、非磁性配向制御層および非磁性下地層を形成することで、実施例1よりさらに垂直磁気記録層の結晶配向性および粒径分散を改善することができ、結果、記録再生特性を改善できることが分かった。
実施例9ないし12の媒体は下記の順に積層された構成を有し、軟磁性層2と非磁性シード層3の間に非磁性配向制御層7を設け、かつ非磁性シード層3と非磁性中間層4の間に非磁性下地層6を設けること以外は図6と同様の構成を有する。
非磁性ガラス基板1/CrTi密着層8/CoFeTaZr軟磁性層2/非磁性配向制御層7/AgGe非磁性シード層3/非磁性下地層6/Ru非磁性中間層5/CoCrPt−SiO垂直磁気記録層6/C保護層9
実施例13
非磁性シード層のGeの組成量を、30at%ないし85at%まで変更させたAg−Geターゲットを用いて、非磁性シード層を形成した以外は、実施例1と同様にして、媒体を得た。
これらの媒体に対して、実施例1と同様に、TEM測定および記録再生特性を調査した。
非磁性シード層のGeの組成量と非磁性シード層の粒径分散との関係を表すグラフ101と、及び非磁性シード層のGeの組成量とSNRとの関係を表すグラフ102を図8に示す。
図示するように、特にGeの組成量が55at%ないし70at%において良好な粒径分散および記録再生特性を持つことが分かった。
実施例14ないし15、および比較例15ないし16
非磁性シード層を作製する際の圧力を0.01Paないし1.0Paまで変更させて、非磁性シード層を形成した以外は、実施例1と同様にして、本願の実施例14ないし15の媒体、および比較例15ないし16の媒体を得た。ただし、0.01Paでの結果は、スパッタリング時にAr圧力が低すぎて放電せず、製膜することができなかったため記載していない。
これらの媒体に対して、実施例1と同様に、TEM測定、XRD測定、及び記録再生特性を調査した。
その結果を下記表5に示す。
Figure 0005665785
表5の通り、製膜圧力が0.05ないし0.3Paにおいて、比較例の媒体と比べて、良好な粒径分散および記録再生特性を持つことが分かった。
実施例16、および比較例17ないし18
垂直磁気記録層として、Fe−50at%Pt−10mol%SiOを用いて垂直磁気記録層を形成した以外は、実施例1と同様にして、本願の実施例16、および比較例17ないし18の媒体を得た。
得られた結果を下記表6に示す。
これらの媒体に対して、実施例1と同様に、TEM測定、XRD測定および記録再生特性を調査した。表6の通り、良好な粒径分散および記録再生特性を持つことが分かった。
Figure 0005665785
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…非磁性基板、2…軟磁性裏打ち層、3…非磁性シード層、4…非磁性中間層、5…垂直磁気記録層、6…非磁性下地層、7…非磁性配向制御層、8…密着層、9…保護層、10,20,30,40,50…垂直磁気記録媒体、11…銀粒子、12…ゲルマニウム粒界

Claims (7)

  1. 非磁性基板、該非磁性基板上に形成された軟磁性裏打ち層、該軟磁性裏打ち層上に形成され、fcc構造を持つ銀粒子と該銀粒子の周囲に設けられた非晶質のゲルマニウム粒界とを有する銀ゲルマニウム層からなり、該銀粒子表面は該ゲルマニウム粒界表面よりも2nm以上高くなっている非磁性シード層、該非磁性シード層上に形成され、ルテニウムまたはルテニウム合金から形成された非磁性中間層、該非磁性中間層上に形成され、コバルトまたは鉄、およびプラチナから形成された垂直磁気記録層を具備することを特徴とする垂直磁気記録媒体。
  2. 前記銀粒子表面は前記ゲルマニウム粒界表面よりも2nmないし3nm高くなっている請求項1に記載の垂直磁気記録媒体。
  3. 非磁性基板、該非磁性基板上に形成された軟磁性裏打ち層、該軟磁性裏打ち層上に形成され、fcc構造を持つ銀粒子と該銀粒子の周囲に設けられた非晶質のゲルマニウム粒界とを有する銀ゲルマニウム層からなり、該銀粒子表面は該ゲルマニウム粒界表面よりも高くなっている非磁性シード層、該非磁性シード層上に形成され、パラジウム、タンタル、コバルト、及びニツケルからなる群から選択される少なくとも1種を主成分とする非磁性下地層、該非磁性下地層上に形成され、ルテニウムまたはルテニウム合金から形成された非磁性中間層、該非磁性中間層上に形成され、コバルトまたは鉄、およびプラチナから形成された垂直磁気記録層を具備することを特徴とする垂直磁気記録媒体。
  4. 非磁性基板、該非磁性基板上に形成された軟磁性裏打ち層、該軟磁性裏打ち層上に形成され、銀、パラジウム、及びルテニウムからなる群から選択される少なくとも1種を主成分とする非磁性配向制御層、該非磁性配向制御層上に形成され、fcc構造を持つ銀粒子と該銀粒子の周囲に設けられた非晶質のゲルマニウム粒界とを有する銀ゲルマニウム層からなり、該銀粒子表面は該ゲルマニウム粒界表面よりも高くなっている非磁性シード層、該非磁性シード層上に形成され、ルテニウムまたはルテニウム合金から形成された非磁性中間層、該非磁性中間層上に形成され、コバルトまたは鉄、およびプラチナから形成された垂直磁気記録層を具備することを特徴とする垂直磁気記録媒体。
  5. 非磁性基板、該非磁性基板上に形成された軟磁性裏打ち層、該軟磁性裏打ち層上に、アルゴンガス雰囲気で、0.05Paないし0.3Paのアルゴン圧で製膜された、fcc構造を持つ銀粒子と該銀粒子の周囲に設けられた非晶質のゲルマニウム粒界とを有する銀ゲルマニウム層からなり、該銀粒子表面は該ゲルマニウム粒界表面よりも高くなっている非磁性シード層、該非磁性シード層上に形成され、ルテニウムまたはルテニウム合金から形成された非磁性中間層、該非磁性中間層上に形成され、コバルトまたは鉄、およびプラチナから形成された垂直磁気記録層を具備することを特徴とする垂直磁気記録媒体。
  6. 前記非磁性シード層中のゲルマニウム含有量は、55原子%ないし70原子%であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体と、前記垂直磁気記録媒体を支持および回転駆動する機構と、前記垂直磁気記録媒体に対して情報の記録を行うための素子及び記録された情報の再生を行うための素子を有する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記垂直磁気記録媒体に対して移動自在に支持したキャリッジアッセンブリとを具備する磁気記録再生装置。
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