JP5569213B2 - 垂直磁気記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は各種磁気記録装置に搭載する垂直磁気記録媒体に関する。より詳細には、コンピュータ、AV機器等の外部記憶装置として用いられるハードディスクドライブに搭載される、高密度磁気記録が実現可能な垂直磁気記録媒体に関する。
近年、ハードディスクドライブ(HDD)として用いられる磁気記録媒体は、さらなる高記録密度化を達成するため、垂直磁気記録方式が採用されている。
垂直磁気記録媒体は、主に硬質磁性材料の磁気記録層と、磁気記録層を目的の方向に配向させるためのシード層、磁気記録層の表面を保護する保護層、および磁気記録層への記録に用いられる磁気ヘッドが発生する磁束を集中させる役割を担う軟磁性材料の裏打ち層から構成される。
垂直磁気記録方式では、垂直磁気記録媒体に記録された記録ビットは、隣接する記録ビットの反磁界の影響により、高記録密度であるほど残留磁化の大きさが安定するという利点がある。その結果、垂直磁気記録媒体は、優れた熱揺らぎ耐性を実現することもできる。
また、垂直磁気記録媒体には、基板と磁気記録層との間に軟磁性材料からなる軟磁性裏打ち層が配設される。これにより、軟磁性裏打ち層は、磁気ヘッドから発生される磁界を急峻に引き込むため、磁界勾配が小さくなり、信号の書き広がりの影響も低減される。
垂直磁気記録媒体の更なる高記録密度を実現するためには、磁性結晶粒の微細化、およびその分離性向上、ならびに磁性層の磁化容易軸であるc軸の配向分散Δθ50の減少などが必要である。これらの諸条件を満たすために有効な手段としては、以下の技術が開示されている。
特許文献1には、Ru中間層下に配向制御層としてNiCrまたはNiCuを主成分とする非磁性材料を用いることで、配向分散Δθ50の減少が実現できることが開示されている。特許文献2には、配向制御層としてCuTiシード層を用いる事によって薄い膜厚であっても配向分散Δθ50の減少が実現できることが開示されている。特許文献3には、磁性層の下層の中間層としてNiFeCrを用いることで、磁気記録層の配向性を改善できることが開示されている。特許文献4には、その他の材料を用いた例として、シード層にFeCoBを用いた例が開示されている。
特開2008−34060号公報 特開2010−44842号公報 特開2002−358617号公報 特開2008−84413号公報
このように、垂直磁気記録媒体の記録密度を向上させるための技術として多くの提案がなされている。しかしながら、垂直磁気記録媒体の特性は、積層される各層の成分、組成、および積層順序などの諸事項に依存し、従来提案されている技術においては、これら諸事項の全てを好適化しているとはいえず、故に媒体特性は一長一短である。このため、近年においては、垂直磁気記録媒体の特性のさらなる改善が要請されている。
垂直磁気記録媒体の信号出力の増大およびノイズの低減によって高いS/Nを実現するためには、磁気記録層の配向分散を可能な限り小さくする必要がある。前記に加え、磁気記録媒体の低ノイズ化のためには、磁気記録層の結晶粒径を縮小することが必要である。
更に、シード層または中間層は、その上に形成される磁気記録層の結晶性、配向性および結晶粒径などを制御する機能を有しており、磁気記録層の特性に影響を及ぼすことが知られている。したがって、磁気記録層材料の結晶粒径を低減させるためには、シード層または中間層の結晶粒径を縮小することが有効である。しかしながら、シード層または中間層の膜厚を減少させた場合、磁気記録層材料の結晶配向性の低下、磁性結晶粒間の磁気的分離の阻害が起り、磁気記録層の磁気特性が低下することが知られている。以上の点を考慮すると、シード層または中間層は、単に膜厚を減少させるのではなく、磁気記録層の磁気特性を維持ないし向上させると同時に、膜厚の減少を行う必要がある。
したがって、本発明の目的は、磁気記録層の配向分散低減および結晶粒径微細化と同時に、シード層および中間層の膜厚の低減を可能とし、それによって低ノイズ化、S/N向上など、性能向上を可能とする垂直磁気記録媒体を提供することである。
このような状況に鑑み、本発明者らは鋭意検討を進めた結果、シード層、第1非磁性中間層、第2非磁性中間層を順次積層して非磁性中間層を2層に分割するとともに、fcc(面心立法格子)構造を有するシード層材料を用いることによって、磁気記録層の配向性を高めることができることを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
本発明に係る垂直磁気記録媒体は、非磁性基板上に、軟磁性裏打ち層、シード層、第1非磁性中間層、第2非磁性中間層、グラニュラー磁気記録層、交換結合力制御層、非グラニュラー磁気記録層、保護膜、および潤滑層を備える垂直磁気記録媒体であって、前記シード層が、必須成分としてNiFeCrMoを備え、Co、Si、Tiから選択される少なくとも1種類を含み、fcc構造を有する材料で構成され、前記第1非磁性中間層が、CoCrMoもしくはCoCrMoRuを含む合金で構成され、第2非磁性中間層が、RuもしくはRuWを含む合金で構成されている事を特徴とする。
本発明の垂直磁気記録媒体においては、前記シード層のCr濃度が3〜20at%の範囲である事が好ましく、Fe濃度が3〜10at%の範囲である事が好ましく、更にMo濃度が2〜8at%の範囲である事が好ましい。更に前記シード層の膜厚が、2〜10nmであることが好ましい。前記シード層の飽和磁化(Ms)は0〜300emu/ccの範囲であることが好ましい。また、前記非磁性中間層が材料の異なる2種類の層から構成され、1層目(第1非磁性中間層)と2層目(第2非磁性中間層)を含めた膜厚が10〜30nmの範囲である事が好ましい。
本発明の垂直磁気記録媒体は、シード層の構成材料と濃度の最適化を図り、非磁性中間層を2層化することで、磁気記録層の配向性を高めることができる。すなわち、本発明の垂直磁気記録媒体は、シード層および第1、第2非磁性中間層を構成要素とするとともに、これらの層の材料を好適に選択することで、磁気記録層の優れた配向性を実現し、これにより良好な電磁変換特性を得て、高記録密度特性を実現することができるものである。
本発明の垂直磁気記録媒体の層構成を示す断面模式図である。
以下に、本発明の垂直磁気記録媒体を、図面に従い詳細に説明する。
図1は、本発明の垂直磁気記録媒体を示す断面図である。前記垂直磁気記録媒体は、非磁性基板101上に、軟磁性裏打ち層102、シード層103、第1非磁性中間層104、第2非磁性中間層105、グラニュラー磁気記録層106、交換結合力制御層107、非グラニュラー磁気記録層108、保護層109、および潤滑層110をこの順に備えている。
非磁性基板101としては、通常の磁気記録媒体に用いられる、表面が平滑である様々な基板を利用することができる。例えば、NiPメッキを施したAl合金、強化ガラス、および結晶化ガラス等を用いることができるのみならず、シリコン基板を用いることもできる。
非磁性基板101は、他の構成要素102〜110を形成する前に洗浄しておくことが好ましい。洗浄は、ブラシを用いたスクラブ方式、高圧水噴射方式、アルカリ洗剤への浸漬方式などにより行うことができる。また、これらの方式による洗浄を行った後、更に紫外線照射を行うことができる。
軟磁性裏打ち層102は、非磁性基板101上に設けられ、情報の記録時に磁気ヘッドから発生する磁束の広がりを防止すべく、垂直方向の磁界を十分に確保する役割を担う構成要素である。軟磁性裏打ち層102の材料としては、Ni合金、Fe合金、Co合金を用いることができる。特に、非晶質のCoZrNb,CoTaZr,CoTaZrNb,CoFeZrNb,CoFeNiZrNb,CoFeTaZrNb,CoFeTaZrなどを用いることにより、良好な電磁変換特性を得ることができる。
軟磁性裏打ち層102の膜厚は、情報の記録に使用する磁気ヘッドの構造および/または特性に応じて適宜設計変更することができるが、生産性を考慮した場合には、10〜100nmの膜厚で用いることが好ましい。10nm以上とすることで、十分な垂直方向の磁界を確保できる一方、100nm以下とすることで、生産性を向上できる。
シード層103は、当該層の上層として形成する第1非磁性中間層104の配向性および粒径を好適に制御し、更に第2非磁性中間層105の配向性を好適に制御し、その結果としてグラニュラー磁気記録層106の良好な垂直配向性を実現するために配設する構成要素である。
シード層103にこのような役割を十分に発揮させるためには、その結晶構造がfcc(面心立方格子)構造であることが好ましい。これは、第1非磁性中間層104と第2非磁性中間層105並びにグラニュラー磁気記録層106と非グラニュラー磁気記録層108の結晶構造が原子の最密充填構造(充填率74%)の一種であるhcp(六方最密充填)構造であるため、これら層104,105の下層に位置するシード層103の結晶構造も原子の最密充填構造の一種であるfcc構造とすることにより、前記二つの中間層104,105並びに前記二つの磁気記録層106,108の良好な配向性が得られるからである。
シード層103に用いるfcc構造の材料としては、NiFeCrMoが用いられ、更にCo,Si,Tiから選択される少なくとも一種を含む材料を利用できる。例えば、NiFeCrMoTi,NiFeCrMoSi,NiFeCoCrMo,NiFeCoCrMoTi等を用いることができる。なお、ここで選択されるCo,Si,Tiは粒径微細化の効果があると考えられているものである。
シード層103の膜厚は、前記磁気記録層106,108の磁気特性および/または電磁変換特性が所望の値になるように適宜設計変更することができるが、特に、2〜10nmとすることが好ましい。2nm以上とすることで、シード層103の結晶性を十分に確保することができ、シード層103上に配設する各層104〜108の優れた配向性を実現し、その結果として前記垂直磁気記録媒体の良好なS/N比(Signal Noise Ratio)を得ることができる。一方、10nm以下とすることで、シード層103の粒径が過大となることを抑制し、シード層103上に配設する各層104〜108の粒径の肥大化も順次抑制することができ、良好なS/N比を得ることができる。
シード層103の飽和磁化(Ms)は0〜300 emu/ccであることが好ましい。Msを300emu/cc以下とすることでシード層の磁化がノイズ源とならずに書き込み性を改善できる。Msが300emu/ccより大きい場合は、書き込み性はより改善されるが、シード層からのノイズにより、S/N比が劣化してしまう。
前記中間層104,105は、前記磁気記録層106,108の配向性を向上させるとともに、これらの層106,108の粒径を制御するために配設する構成要素である。該中間層のこのような役割を十分に発揮させるには、上記のように中間層を2層化して形成して達成できる。1層目の第1非磁性中間層104がCoCrMoもしくはCoCrMoRuを含む合金で構成される。2層目の第2非磁性中間層105は、RuもしくはRuWを含む合金で構成される。
上記のごとく中間層を2層化する事で、中間層を単層で用いた同じ膜厚の場合よりも、2層化して形成した場合の二つの中間層それぞれの膜厚を薄くできるため、粒径を微細化し易い効果がある。前記中間層104,105を合わせた膜厚は、10〜30nmとすることが好ましい。10nm以上とすることにより、中間層104,105の良好な結晶性が得られることで優れた配向性を実現することが出来て、中間層104,105上に配設される磁気記録層106,108の優れた配向性および優れた結晶粒の分離性が得られる。
一方、前記中間層104,105を合わせた膜厚を30nm以下とすることにより、中間層104,105の粒径の肥大化を抑制することで、前記磁気記録層106,108の粒径の肥大化も抑制され、その結果、磁気記録媒体106,108のノイズ低減に起因した優れたS/N比を得ることができる。
グラニュラー磁気記録層106は、情報を記録するために配設する構成要素である。グラニュラー磁気記録層106は、垂直磁気記録媒体の構成要素として用いる場合、磁化容易軸が基板面に対して垂直方向に配向している必要がある。具体的には、hcp(0002)面が基板面に平行に配向していることが好ましい。磁気記録層106は、Co基合金からなる強磁性結晶粒を、酸化物を主成分とする非磁性結晶粒が囲むいわゆるグラニュラー構造を呈することが好ましい。グラニュラー構造とすることにより、前記磁気記録層106の電磁変換特性を十分に担保し、磁気記録媒体のノイズ低減に起因した優れたS/N比を得ることができる。ここで、「酸化物を主成分とする」とは、他の成分を微量に含有することを妨げない意であり、酸化物が非磁性結晶粒の概ね90モル%以上の比率で存在することを意味する。
前記強磁性結晶粒を構成するCo基合金としては、CoPtCr,CoPt,CoPtSi,CoPtCrBなどのCoPt基合金、CoCr,CoCrTa,CoCrTaPtなどのCoCr基合金等が挙げられる。中でも、CoPt基合金は、磁気異方性エネルギー(Ku)を高く設定することができる点で好ましい。
前記非磁性結晶粒を構成する酸化物としては、上記のCo基合金の強磁性結晶粒を磁気的に分離する性能が高いSiO2,Cr23,ZrO2,Al23などが挙げられる。中でも、SiO2は、上記Co基合金からなる強磁性結晶粒を磁気的に分離する性能が優れている点で好ましい。
交換結合力制御層107は、グラニュラー磁気記録層106と非グラニュラー磁気記録層108の間に設けて交換結合エネルギーを弱めることで、熱安定性をほとんど劣化させずに反転磁界を低減させ、書き込み特性を改善させる層である。
前記交換結合力制御層の材料としては、Ru,RuCo,RuCr、NiCr等が挙げられる。交換結合力制御層の膜厚は、用いる材料により最適膜厚が異なるが、0.07〜0.8nmの範囲で用いることが好ましい。0.07nmより薄い場合は、グラニュラー磁気記録層106と非グラニュラー磁気記録層108が強磁性結合して、書き込み特性が劣化する。また、0.8nmより厚い場合は、グラニュラー磁気記録層106と非グラニュラー磁気記録層108との磁気的な結合が切れてしまうため、熱安定性が劣化する。
非グラニュラー磁気記録層108は、磁気記録媒体の優れた耐久性を担保するのみならず、磁気記録層106,108全体の磁気特性を好適に制御するために交換結合力制御層107上に配設する構成要素である。非グラニュラー磁気記録層108は、垂直磁気記録媒体の構成要素として用いる場合、Co基合金からなる強磁性結晶粒と、金属の酸化物および窒化物を含有しない金属の非磁性結晶粒とを含む構造とすることが好ましい。非グラニュラー構造とすることにより、グラニュラー磁気記録層106の非磁性結晶粒界から溶出するCo原子をブロックすることが出来て、磁気記録媒体の優れた耐久性を実現することができるとともに、前記磁気記録層106,108全体の磁気特性を好ましい状態に制御することができる。
非磁性結晶粒界を構成する金属材料としては、Ta,Pt,B,Si,Nb,CuおよびTiのうちの少なくとも一種が挙げられる。中でも、Bは、上記Co基合金からなる強磁性結晶粒を磁気的に分離する性能が特に優れている点で好ましい。
保護層109は、図1の磁気記録媒体の断面図において、当該層109の下方に位置する各層102〜108を保護するとともに、特に、軟磁性裏打ち層102からのCoの溶出を防止するために配設する構成要素である。保護層109には、垂直磁気記録媒体に通常使用される材料を用いることができる。例えば、ダイヤモンド状カーボン(DLC)もしくはアモルファスカーボンなどのカーボンを主体とする保護層(好ましくはダイヤモンド状カーボン)、または磁気記録媒体の保護層として用いることが知られている種々の薄層材料を利用できる。保護層109の膜厚は、垂直磁気記録媒体の構成要素として通常用いられる膜厚を適用することができる。
潤滑層110は、任意の構成要素であるが、保護層109と図1には示さないヘッドとの間に生ずる摩擦力を低減し、磁気記録媒体の優れた耐久性および信頼性を得る目的で配設する液状の構成要素である。潤滑層110の材料としては、磁気記録媒体に通常用いられる材料を使用することができる。例えば、パーフルオロポリエーテル系の潤滑剤などが挙げられる。潤滑層110の膜厚は、垂直磁気記録媒体の構成要素として通常用いられる膜厚を適用することができる。
非磁性基板101の上に積層される各層は、磁気記録媒体の分野で通常用いられる様々な成膜技術によって形成することが可能である。軟磁性裏打ち層102から保護層109に至る各層の形成には、例えば、スパッタ法(DCマグネトロンスパッタ法、RFマグネトロンスパッタ法などを含む。)、真空蒸着法などを用いることができる。また、保護層109の形成においては、前記の方法に加えてCVD法などを用いることもできる。一方、潤滑層110は、たとえば、ディップコート法、スピンコート法などの当該技術において知られている任意の塗布方法を用いて形成することができる。
以下に本発明の効果を実施例により実証する。なお、以下の実施例は、本発明を説明するための代表例に過ぎず、本発明をなんら限定するものではない。
図1に示すような構成の磁気記録媒体を作製した。非磁性基板101として、直径65mm、板厚0.635mmの化学強化ガラス基板(HOYA社製N−5ガラス基板)を用意した。これを洗浄後、スパッタリング装置内に導入し、Co27Fe4Zr6Nb(当該式中の数字は、この数字の後に続く元素の原子比を示し、本例ではFeが27at%、Zrが4at%、Nbが6at%、残部がCoであることを示す。以下、同様である。)ターゲットを用いて、CoFeZrNbからなる軟磁性裏打ち層102を50nmの膜厚で形成した。
次いで、Ni7Fe7Cr3Mo3Tiターゲットを用いて、シード層103をArガス圧5Pa下において4nmの膜厚で形成した。続いて、第1非磁性中間層104を、Co30Cr5Moターゲットを用いてArガス圧2Pa下において14nmの膜厚で形成した。更に続いて、第2非磁性中間層105を、Ruターゲットを用いてArガス圧15Pa下において8nmの膜厚で形成した。
更に、グラニュラー磁気記録層106を、90モル%(Co8Cr20Pt)−7モル%SiO2ターゲットを用いて、Arガス圧4.0Pa下において膜厚7nmの膜厚で形成した。次いで、交換結合力制御層107を、Ruターゲットを用いてArガス圧4.0Pa下において、0.130nm形成した。更にまた、非グラニュラー磁気記録層108を、Co18Cr12Pt4B3Cuターゲットを用いて、Arガス圧0.7Pa下において膜厚5nmの膜厚で形成した。以上に示す各層102〜108の形成は、全てDCマグネトロンスパッタリング法により行った。
引続き、カーボンからなる保護層109を、CVD法により膜厚2.5nmの膜厚で形成した後、積層体を真空装置から取り出した。その後、得られた積層体上に、パーフルオロポリエーテルからなる液状の潤滑層110を、ディップ法により膜厚1.0nmの膜厚で形成し、実施例1の垂直磁気記録媒体を得た。
シード層103を、Ni7Fe3Cr3Mo3Tiターゲットを用いて形成したことを除いて、実施例1と同様にして実施例2の垂直磁気記録媒体を作製した。
シード層103を、Ni5Fe5Cr5Mo1Siターゲットを用いて形成したことを除いて、実施例1と同様にして実施例3の垂直磁気記録媒体を作製した。
シード層103を、Ni5Co5Fe8Cr5Mo5Tiターゲットを用いて形成したことを除いて、実施例1と同様にして実施例4の垂直磁気記録媒体を作製した。
第1非磁性中間層104を、Co28Cr5Mo5Ruターゲットを用いて形成したことを除いて、実施例1と同様にして実施例5の垂直磁気記録媒体を作製した。
第2非磁性中間層105を、Ru5Wターゲットを用いて形成したことを除いて、実施例1と同様に実施例6の垂直磁気記録媒体を作製した。
(比較例1)
シード層103を、Ni25Cr5Moターゲットを用いて形成したことを除いて、実施例1と同様にして比較例1の垂直磁気記録媒体を作製した。
(比較例2)
シード層103を、Ni30Fe5Cr5Mo3Tiターゲットを用いて形成したことを除いて、実施例1と同様にして比較例2の垂直磁気記録媒体を作製した。
(比較例3)
シード層103を、Ni5Fe5Cr15Mo3Tiターゲットを用いて形成したことを除いて、実施例1と同様にして比較例3の垂直磁気記録媒体を作製した。
(比較例4)
第1非磁性中間層を形成しないこと以外は、実施例1と同様にして比較例4の垂直磁気記録媒体を作製した。
〔評価項目〕
実施例1〜5および比較例1〜4の各垂直磁気記録媒体について、垂直磁気記録媒体のS/N比とO/W(オーバーライト特性)、前記磁気記録層106の配向分散Δθ50と、結晶粒径およびシード層103の飽和磁化(Ms)について評価した。
ここで、S/N比に関連する特性は、媒体のSNRm(再生信号出力S:線記録密度716kFCIでの孤立波形の磁化反転における出力のピーク値、Nm:60kFCIでのRMS値(Root Mean Square−Inch))を評価した。このSNRmは、単磁極ヘッドを用いて信号を書き込み、MRヘッドを用いて信号を読みとる方法により評価を行った。なお、再生信号出力Sは、出力の最大値と最小値との差を1/2にした値であり、この値は大きいほど好ましい。SNRmに関する評価結果を表1に示す。
O/W特性評価は、同じくスピンスタンド型テスターを用いて行い、340kFCI信号上に45kFCI信号を上書きした時の値を用いた。
また、前記磁気記録層106の配向分散Δθ50は、X線回折装置でθ−2θの測定を行ない、非磁性基板101に対して平行な磁気記録層106のhcp(0002)面のピークトップから2θ値を測定し、2θを固定してθスキャンを行なった場合のピークの半値幅として算出した。この配向分散Δθ50は、磁化容易軸の分散を示す指標であり、この値は小さいほど好ましい。磁気記録層106の配向分散Δθ50に関する評価結果を表1に併記する。
前記磁気記録層106の結晶粒径は、透過電子顕微鏡で撮影した50万倍の写真を元に、結晶粒の輪郭をトレースし、計測を行なった。結晶粒径の評価結果を表1に併記する。
前記シード層103の磁化測定は、別途シード層のみを20nm形成した試料にてVSM(Vibrating Sample Magnetometer)により計測を行なった。飽和磁化測定の評価結果を表1に併記する。
表1に示すとおり、本発明の範囲内である各実施例1〜6は、いずれも、SNRmが大きく、磁気記録層の配向分散Δθ50が小さく、結晶粒径が微細であり、シード層のMsも0〜300emu/ccの範囲となっており、全ての項目について好適な結果が得られている。特に実施例2,4,5は、実施例1よりS/NもしくはO/Wが改善されている。
実施例2,4は、実施例1に対してO/Wが高く、その他の項目に関しては同等な値を示している。これは、FeとCrおよびCoを調整した組成であり、シード材料が磁性になった効果であると考えられる。実施例5は、第1非磁性中間層にRuを添加した例である。実施例5は、粒径が微細に成っており、これに伴いS/Nも向上している。Ruは粒径微細化の効果があると考えられる。実施例6は、第2非磁性中間層にWを添加した例であり、実施例1とほぼ同等の特性を示している。
これに対し、本発明の範囲外である各比較例1〜4は、SNRm、磁気記録層の配向分散Δθ50、あるいは結晶粒径の少なくともいずれかの項目について好適な結果が得られていない。
具体的に、比較例1は、実施例1に対してシード材料にFeとTiが含まれていない組成であり、Δθ50が劣化しており、これとともにS/Nも劣化している。Feの量を多くした比較例2では、Δθ50が改善しているため、配向分散改善の効果は主にFeの添加によると考えられる。
比較例2は、前述の通り実施例1に対してFeの濃度を増やした組成である。配向分散とO/Wは改善されているが、S/Nは劣化している。これは主にFe濃度増加によりシード層のMsが大きくなり、シード自体のノイズが増加したためと考えられる。
比較例3は、実施例1に対してMoの添加量を増やした例である。配向分散は改善されているが、粒径が大きくなっており、これとともにS/Nも低下している。過度なMo添加は粒径増大を招くと考えられる。
比較例4は、実施例1に対して第1非磁性中間層を設けなかった例である。シード層と中間層のトータル膜厚が薄くなったためO/Wは向上しているが、配向分散が劣化しており、S/Nも劣化している。膜厚8nmのRu(第2非磁性中間層)で配向性を維持するには、第1非磁性中間層のCoCrMoが必要である事を示唆している。
本発明の垂直磁気記録媒体は、シード層および第1非磁性中間層を所定材料から形成することで、優れたSNRmおよび磁気記録層の配向分散Δθ50を得ることができる。これにより、垂直磁気記録媒体の高記録密度を達成することができる。従って、本発明は、今後益々高記録密度の要請が予想される垂直磁気記録媒体の分野に適用できる点で有望である。
101 非磁性基板
102 軟磁性裏打ち層
103 シード層
104 第1非磁性中間層
105 第2非磁性中間層
106 グラニュラー磁気記録層
107 交換結合力制御層
108 非グラニュラー磁気記録層
109 保護層
110 潤滑層

Claims (4)

  1. 非磁性基板上に、軟磁性裏打ち層、シード層、第1非磁性中間層、第2非磁性中間層、グラニュラー磁気記録層、交換結合力制御層、非グラニュラー磁気記録層、保護膜、および潤滑層を順次積層してなる垂直磁気記録媒体であって、前記シード層が、必須成分としてNiFeCrMoを備え、Co、Si、Tiから選択される少なくとも1種類を含み、fcc構造を有する材料で構成され、前記第1非磁性中間層が、CoCrMoもしくはCoCrMoRuを含む合金で構成され、第2非磁性中間層が、RuもしくはRuWを含む合金で構成され
    前記シード層は、Cr濃度が3〜20at%であり、Fe濃度が3〜10at%であり、Mo濃度が2〜8at%であることを特徴とする垂直磁気記録媒体。
  2. 前記シード層の膜厚が、2〜10nmであることを特徴とする請求項に記載の垂直磁気記録媒体。
  3. 前記シード層の飽和磁化が0〜300emu/ccであることを特徴とする請求項ないし請求項2のいずれかに記載の垂直磁気記録媒体。
  4. 前記第1非磁性中間層と第2非磁性中間層を含めた膜厚が10〜30nmである事を特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の垂直磁気記録媒体。
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