JP5656889B2 - 半導体装置及びこれを備えた半導体モジュール - Google Patents

半導体装置及びこれを備えた半導体モジュール Download PDF

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Description

この発明は、炭化珪素を用いた電力用半導体装置の耐圧特性を向上させる技術に関する。
炭化珪素を用いた半導体装置は破壊電界強度がSiに比べて大きく、高耐圧を実現できる。
しかしながら、縦型パワー半導体装置を形成した半導体チップにおいて、サージ電圧等の負電圧が表面電極に印加され、あるいは正電圧が裏面電極に印加されると、表面電極と半導体チップの端面との間で沿面放電が起こり、素子破壊に至るという問題がある。
上記の沿面放電を防ぐためには、終端構造を幅広くするか、チップ端部を終端構造から離す事によって、チップ端部の電界強度を低減する必要があった。その結果、チップの有効面に対して無効領域が広くなり、チップサイズは大きくならざるを得なかった。
この問題に対して特許文献1では、表面電極に形成した絶縁膜に凹凸面を形成することにより、終端構造の幅を維持しながら沿面距離を長くして、沿面放電を抑制する構造を提案している。
特許4535151号公報
特許文献1では、絶縁膜の形状を工夫することで沿面距離を長くしているが、これによる耐圧特性の向上は僅かであり、終端部分のサイズ縮小には限界がある。
そこで、本発明は上述の問題点に鑑み、無効領域を広くすることなく、沿面放電を防止する半導体装置およびこれを備えた半導体モジュールの提供を目的とする。
本発明の半導体装置は、SiC基板と、SiC基板の第1主面上に形成された第1導電型のSiC半導体層と、SiC半導体層上に形成された表面電極と、表面電極の外周に隣接してSiC半導体層の周縁部上に形成された絶縁膜と、表面電極の外周と一部が重複する位置で、SiC半導体層の周縁部における表層部に選択的に形成された第2導電型の不純物領域と、を備え、絶縁膜には、絶縁膜の上面からSiC半導体層の上面に至るスリットが形成され、スリットは、不純物領域より外側で前記絶縁膜に形成される
本発明の半導体装置は、SiC基板と、SiC基板の第1主面上に形成された第1導電型のSiC半導体層と、SiC半導体層上に形成された表面電極と、表面電極の外周に隣接してSiC半導体層の周縁部上に形成された絶縁膜と、表面電極の外周と一部が重複する位置で、SiC半導体層の周縁部における表層部に選択的に形成された第2導電型の不純物領域と、を備える。絶縁膜には、絶縁膜の上面からSiC半導体層の上面に至るスリットが形成されるので、電界が集中するSiC半導体層の端部から発生し絶縁膜の端部表面に付着したイオンが、絶縁膜の全体に移動するのを防ぎ、沿面放電を抑制する。特に、スリットは、不純物領域より外側で絶縁膜に形成されるので、スリットの外側の絶縁膜表面にイオンを留めることができ、絶縁膜表面を介した表面電極とSiC表面の沿面放電を抑制する。

本発明の半導体装置の断面図である。 本発明の半導体装置の平面図である。 本発明の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の半導体モジュールの製造工程を示す断面図である。 本発明の半導体モジュールの製造工程を示す断面図である。 本発明の半導体モジュールの製造工程を示す断面図である。 本発明の半導体モジュールの断面図である。 本発明の半導体モジュールの断面図である。 本発明の半導体装置の電界分布を示す図である。 比較例の半導体装置の電位分布を示す図である。 本発明の半導体装置の電位分布を示す図である。 本発明の半導体装置におけるスリットの効果を説明する図である。 本発明の変形例に係る半導体装置の断面図である。
(実施の形態1)
<構成>
図1は、本実施の形態に係る半導体装置の終端構造を示す断面図である。本明細書では、半導体装置の一例としてショットキーバリアダイオードを用いて説明を行うが、本発明は他の縦型構造の半導体装置にも適用可能である。
この半導体装置は、n型のSiC基板1とその上にエピタキシャル成長させたn型のSiCドリフト層2とからなるエピタキシャル基板を用いている。SiCドリフト層2の上面(第1主面)には、SiCドリフト層2とショットキー接続するショットキー電極3が形成され、ショットキー電極3の上面にはアルミ電極4が形成される。ショットキー電極3はチタン(Ti)で形成され、これとアルミ電極4とがアノード電極となる。アルミ電極4は、配線を半導体装置に接続するためのパッド電極として機能する。以下、ショットキー電極3とアルミ電極4を併せて表面電極とも呼ぶ。
SiC基板1の下面(第2主面)には、SiC基板1とオーミック接続するカソード電極5が形成される。カソード電極5はNi層とAu層の二層構造である。以下、カソード電極5を裏面電極とも呼ぶ。
SiCドリフト層2の表面部分には、ショットキー電極3の端部下での電界集中を抑制するため、p型の不純物領域であるガードリング(GR)6やフィールドリミッティングリング(FLR)7が形成されている。ショットキー電極3はGR6の一部に重複する位置に形成され、複数のp型不純物領域からなるFLR7は、GR6よりも外周側に形成される。GR6とFLR7により、SiCドリフト層2の表面部分における電界が緩和される。
SiCドリフト層2の上面には、カソード電極5(表面電極)に一部重複するようにして絶縁膜8が形成される。絶縁膜8は、GR6やFLR7よりも外側にスリット9が形成されている。スリット9は絶縁膜8の上面からSiCドリフト層2の上面に至る、すなわち絶縁膜8を貫通するものである。
図2は、本実施の形態の半導体装置の平面図である。半導体装置の素子領域となる中央部では、外部端子との電気的接続を行うための表面電極4が露出している。表面電極4の外周には、表面電極4を囲む環状の絶縁膜8が形成されている。スリット9も表面電極4を囲むよう環状に形成されるので、絶縁膜8はスリット9の外側の部分と内側の部分とに分断される。スリット9と、絶縁膜8の外側ではSiCドリフト層2が露出している。
<製造工程>
以下、図3から図9に沿って、本発明の半導体装置の製造工程を説明する。
まず、4H−SiCからなるn型のSiC基板1の表面(シリコン面)上に、n型不純物濃度が5×1015/cm程度の低濃度のSiCドリフト層2をエピタキシャル成長させる(図3)。
次に、SiCドリフト層2内に終端構造を形成する。SiCドリフト層2に例えばp型不純物たるAlイオンを選択的に注入し、ガードリング(GR)6、フィールドリミッティングリング(FLR)7を形成する(図4)。ショットキー電極の端部には電界集中が生じ易いので、終端構造にこうした不純物領域を形成することにより電界集中を緩和し、kV超の耐圧を安定して確保する。
その後、高温でアニール(熱処理)を行うことによって、前工程のイオン注入により損傷を受けたSiCドリフト層2を回復し、Alイオンを電気的に活性化させる。
次に、Ti膜を蒸着して金属層を形成し、これをパターニングし、400℃以上600℃以下で熱処理(Tiシンター)を施して、所望の特性のショットキー電極3を形成する(図5)。ここでは、ショットキー接合材料としてTiを用いているので、所望の順方向特性が得られると共に、後述するウェットエッチング等の加工プロセスが容易になる。
次に、ショットキー電極3の上にアルミ電極4を形成する。まず、ウエハの全面にAl層を蒸着形成し、写真製版によりレジスト開口部を熱リン酸などのウェットエッチングでパターニングすることにより、金属層3の上のみにアルミ電極4を形成する(図6)。
その後、ウエハの全面に絶縁膜8を塗布する(図7)。絶縁膜8の厚みは、約10μm程度で、ポリイミドなどの高分子材料を用いて作製する。そして、現像エッチングを行い、アルミ電極4を露出させ、さらにスリット9をFLR7よりも外側に形成する(図8)。
そして、絶縁膜8をキュアした後、ウエハ工程の最後に、SiC基板1の裏面に裏面電極5を形成する(図9)。例えばNi層とAu層を裏面電極5としてスパッタで形成すれば、チップの裏面にダイボンドを行う際、半田の濡れ性を良好にすることができる。こうして形成した半導体装置を、以下、SiC素子17と呼ぶ。
次に、SiC素子17をモジュール化する工程を図10〜12に沿って説明する。まず、スライシングしたSiC素子17をパッケージのケース16のパターン電極11に半田付け(ダイボンディング)する(図10)。半田付けにより、SiC素子17の裏面電極とケース16のパターン電極11が電気的に接続される。パターン電極11は取り出し電極13に接続されているので、裏面電極と取り出し電極13が電気的に接続されたことになる。
また、SiC素子17のアルミ電極4とケースのパターン電極12とを、Alなどのワイヤ15で超音波接続する(図11)。パターン電極12は取り出し電極14に接続されているので、アルミ電極4と取り出し電極14が電気的に接続されたことになる。
そして、ディスペンサなどでケース16内に樹脂膜10を充填する(図12)。樹脂膜10はワイヤ15が空気にさらされないよう、通常10mm以上の厚みで充填する。樹脂膜10は絶縁膜8とは異なる材質の膜であっても良く、例えばシリコン系の高分子材料(シリコン樹脂等)が用いられる。
図13は、SiC素子17の上面に樹脂膜10が塗布された状態を示している。なお、ケース16やワイヤ15などのモジュール部分は図示していない。絶縁膜8のスリット9に隙間無く樹脂膜10が充填されている。しかし、樹脂膜10に用いる材料の粘性によっては、図14に示すようにスリット9に部分的に樹脂膜10が充填されない場合がある。このような場合でも、スリット9の上部は樹脂膜10に覆われているので、表面電極4と裏面電極5の間に高電圧が印加しても、スリット9から放電が発生することはない。
<スリット>
図15は、SiC素子17において表面電極を0Vとし、裏面電極に1700Vを印加したときの終端部の電界分布図である。図では水平方向をX軸にとり、SiC素子17の中心から外周への向きをX軸正方向としている。また、Y軸はSiC素子17の厚み方向にとっている。絶縁膜8の厚みは7μm、スリット9の幅(X方向)は10μm、スリット9の外側の絶縁膜8の幅(X方向)は20μmとしている。
絶縁膜8表面、SiCドリフト層2表面のうち、電界強度が最も大きいのはSiCドリフト層2終端部(図15においては右端角部)であり、電界強度が1.68×10V/cmとなる。SiCドリフト層2の上面と側面のなす角度はおよそ90度であるので、SiCドリフト層2終端部に電界が集中しやすく、電界強度が大きくなっている。よって、SiCドリフト層2終端部から最もイオンが発生し易い。
比較例として、絶縁膜8にスリット9を設けない場合の終端領域の電位分布を図16に示す。軸の取り方は図15と同様である。また、表面電極を0Vとし、裏面電極に1700Vを印加している。図に示す等電位線に垂直な方向が電界の向きであり、電界内に存在するイオンは、電界の向きに沿った力を受ける。
図16において、絶縁膜8の表面付近に見られる等電位線は、絶縁膜8の端部では右肩下がりであり、端部より内側では右肩上がりである。すなわち、絶縁膜8の表面電界は、端部ではウエハ外周方向の成分を有し、端部より内側ではウエハ内周方向の成分を有している。そのため、SiCドリフト層2終端部から発生し、SiCドリフト層2表面に沿って絶縁膜8の端部に達した正イオンは、同じ極性の反発力のために、絶縁膜8の表面を内周側に移動する。そして、絶縁膜8表面上に発生する電界により、内周方向に力を受けて絶縁膜8表面上を内周側に移動する。こうして、正イオンが絶縁膜8表面に遍く付着することになり、沿面放電が生じ易くなる。
図17は、絶縁膜8にスリット9を設けた場合の終端領域の電位分布図である。軸の取り方は図16と同様である。また、表面電極を0Vとし、裏面電極に1700Vを印加している。ただし、スリット9の幅(X方向)は50μm、スリット9の外側の絶縁膜8の幅(X方向)は10μmである。スリット9における等電位線はSiCドリフト層2に平行であることから、スリット9ではSiCドリフト層2に垂直な方向に電界が発生している。そのため、最も電界が集中するSiCドリフト層2の終端から発生し、スリット9の外側の絶縁膜8表面に付着したイオンは、スリット9を横断することが困難である。そのため、スリット9の内側の絶縁膜8表面にはイオンが付着しない。
図18は、SiC素子17の終端部におけるイオン付着状況を模式的に示している。SiCドリフト層2の端面で発生したイオンは、スリット9の外側に位置する絶縁膜8に付着するが、スリット9に発生する電界によりスリット9内側の絶縁膜8への移動は妨げられる。その結果、イオンはスリット9外側の絶縁膜8の表面上(側面を含む)と、近傍のSiCドリフト層2表面上に集中する。これにより、表面電極からSiC端面に至る沿面放電が抑制される。
<変形例>
以上では、絶縁膜8に一つのスリット9を設けた場合について説明したが、複数のスリット9を設けても良い。図19には、FLR7よりも外周側の絶縁膜8の端部付近に2つのスリット9a,9bを形成した例を示している。
SiCドリフト層2が露出した箇所では電界がSiCドリフト層2の表面に垂直になる。そのため、スリットを複数設けるとイオンのX方向の移動が起きにくい領域が増え、SiC端部で発生したイオンが内周側へより移動しにくくなる。その結果、沿面放電の防止効果が大きくなる。
一方、スリットが形成される領域では絶縁膜8が存在せず、SiCドリフト層2の表面が露出するので、露出したSiC表面と表面電極との間に沿面ではなく空中を介した放電が発生する可能性が生じる。スリットを3個以上に増やすと空中放電の可能性が高くなるので、スリットの数は2個までとするのが望ましい。
<効果>
本実施の形態の半導体装置は、SiC基板1と、SiC基板1の第1主面上に形成された第1導電型のSiCドリフト層2(SiC半導体層)と、SiCドリフト層2上に形成された表面電極3,4と、表面電極3,4の外周に隣接してSiCドリフト層2の周縁部上に形成された絶縁膜8とを備える。絶縁膜8には、絶縁膜8の上面からSiCドリフト層2の上面に至るスリット9が形成されるので、SiCドリフト層2の終端から発生したイオンは、絶縁膜8の全体に移動することがない。そのため、絶縁膜8表面を介した表面電極3,4とSiC端面の沿面放電を抑制することが出来る。
本実施の形態の半導体装置は、表面電極3,4の外周と一部が重複する位置で、SiCドリフト層2の周縁部における表層部に選択的に形成された第2導電型のガードリング6やフィールドリミッティングリング7(不純物領域)をさらに備え、スリット9は、これらの不純物領域より外側で絶縁膜8に形成される。絶縁膜8の外周側の端部付近にスリット9を形成することにより、スリット9の外側の絶縁膜8表面にイオンを留めることが出来るので、絶縁膜8表面を介した表面電極3,4とSiC端面の沿面放電を抑制することが出来る。
また、スリット9は、絶縁膜8に1個または2個のみ形成されるので、スリットからの空中放電を避けることが出来る。
また、本実施の形態の半導体モジュールは、本実施の形態のSiC素子17(半導体装置)と、SiC素子17を収納するケース16と、ケース16内でSiC素子17を封止する封止樹脂10とを備えるので、絶縁膜8表面を介した表面電極3,4とSiC端面の沿面放電を抑制することが出来る。
1 SiC基板、2 SiCエピタキシャル層、3 ショットキー電極、4 アルミ電極、5 カソード電極、6 ガードリング(GR)、7 フィールドリミッティングリング(FLR)、8 絶縁膜、9,9a,9b スリット、10 樹脂膜、11,12 パターン電極、13,14 取り出し電極、15 ワイヤ、16 ケース、17 SiC素子。

Claims (3)

  1. SiC基板と、
    前記SiC基板の第1主面上に形成された第1導電型のSiC半導体層と、
    前記SiC半導体層上に形成された表面電極と、
    前記表面電極の外周に隣接して前記SiC半導体層の周縁部上に形成された絶縁膜と
    前記表面電極の外周と一部が重複する位置で、前記SiC半導体層の前記周縁部における表層部に選択的に形成された第2導電型の不純物領域と、を備え、
    前記絶縁膜には、前記絶縁膜の上面から前記SiC半導体層の上面に至るスリットが形成され
    前記スリットは、前記不純物領域より外側で前記絶縁膜に形成される、
    半導体装置。
  2. 前記スリットは、1個または2個のみ形成される、
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体装置と、
    前記半導体装置を収納するケースと、
    前記ケース内で前記半導体装置を封止する封止樹脂とを備える、
    半導体モジュール。
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