JP5616595B2 - ホースコネクタ - Google Patents
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Description
又、ホースの構造も、例えば、耐圧を保持する編入ホース、扁平を防止する金属スプリング入ホース、樹脂スプリング入ホース等、多岐にわたっている。
この様なホースと機器等と接続するには、図10に示す竹の子形ニップルにホースバンドで締め付けて接続している。
また、その差込部100cの外周面には、円周方向に凸部100dが形成してあると共に、その外径は、ホースの内径より、約1.1倍に形成してある。
一方、ホース101の先端部は、前記ホースコネクタの差込部100c、所謂、竹の子ニップルに挿入される。
そして、ホースバンド103で締め付け固定して接続する。尚、前記凸部100dは、差し込んだホース101の脱抜防止を図っている。
このナット130での締め付けによって、前記爪125の端部に形成の突起125aは、ナット130でホース中心方向に押圧されて、ホース101の外周に食い込んで、脱抜防止と漏洩防止を図っている。
又、図11(B)に示すニップル122とナット130で構成のコネクター120では、爪125の端部に形成の突起125aがホース101の外周に食い込んで接続されるが、押圧する幅が狭いためホースの内周面で下差込部123aを包み込むグリップ力が小さいため、高い圧力がかかると漏洩するという課題が生ずる。
そこで、本願発明は、かかる課題を解消するホースコネクターを提供するものである。
この本発明に係るコネクタは、老朽化したときに、ホースをニップルの差込部から抜取り易くして取り替えることができる。
又、本発明に係るコネクタは、樹脂ニップル20にニップルに挿入されるホースの先端が判るように窓50が形成されている。
図1はコネクタの正面一部断面図、図2はニップルの断面図、図3は樹脂ニップルの断面図、図4(A)は袋ナットの断面図と側面図である。
このコネクタは、ニップル1、樹脂ニップル20及び袋ナット30で構成されている。
尚、このニップル1の左側における機器の取り付け方法は、前記機器ネジ1b形式の他、バンド等を介して結合すればよく、機器の種類に適宜対応させる。
又、前記ニップル1の差込部1cの先端部には、ホース101の内周が食い込み可能なホース溝13が、後述する爪体25の内凸部25aに対応する位置に形成してある。
この樹脂ニップル20は筒状であり、内周面の左端部には前記ニップル1の回動頭部1aに嵌合する頭部21が形成されていると共に、その右側には前記ニップル溝11に嵌合可能な嵌合凸部22が形成されている。
又、前記樹脂ニップル20には、その右端部からネジ24に向けて、軸方向に、スリット23が適宜の間隔で形成され、円周にわたって複数の爪体25が形成されている。
尚、前記内凸部25aと外凸部25bの断面形状には、逆台形状、逆三角、半円形、反楕円形状等があり、使用分野に基づいて適宜選択する。
又、前記樹脂ニップル20のネジ24が形成されている箇所には、後記で詳述するが、ホース101が挿入され、その先端位置を確認するための窓50が形成されている。
又、前記内凸部25aと外凸部25bを形成の爪体25は1個であるが、2個以上形成してもよいし、前記内凸部25aに対応する位置に形成のホース溝13も同様に複数個形成してもよい。
この袋ナット30の内周面には、左端部から順次ネジ24a、テーパ面33及び筒孔38が形成されている。
前記ネジ24aは、前記樹脂ニップル20の外周に形成のネジ24に螺合するように形成されている。また、そのネジ24aの右側には、断面視、右下傾斜のテーパ面33が形成してあり、袋ナット30でホースを締め付けるとき、前記テーパ面33で前記爪体25を押圧する。
先ず、ニップル1の回動頭部1aに樹脂ニップル20に形成の主頭部20aを嵌合すると共に、内嵌合部22をニップル溝11に嵌合させる。
そして、図5に示すように、このニップル1を機器ネジ1bを介して機器に取り付ける。一方、袋ナット30をホース101に挿入する。
そして、ホース101の内周はニップル1の差込部1cに形成のホース溝13の右凸部を覆って密着されるので漏洩防止となる。
尚、内凸部25aにより膨出されるホース101の箇所には、ホース溝13が形成してあるので、膨出されたホース101はホース溝13に食い込む。そのため、ホース101の抜け防止の他に、漏洩防止となる。
この突起35は樹脂ニップル20に形成のスリット23に入り込み、袋ナット30の回動を阻止して緩み防止となる。
複数個のニップル凸部16が形成してあり、その左側に、ニップル凸部15がホース溝13を介して形成してある。
前記ニップル凸部16は、、ホースの内周面に食い込み可能な複数個の凸部を形成し、ニップル凸部15は、ホースの内周面が差込部1cの外周面に密着接合を防止するためのものである。
このことによって、ホースの内周面がニップル凸部16を円周にわたって覆うことになり、抜け防止と漏洩防止となる。
尚、前記ニップル、樹脂ニップル、袋ナットに形成の凸部、溝等は、適宜組み合せて適用できる。
1a 回動頭部
1c ホース差込部
12 防止ツバ
13 ホース溝
13a ホース凹部
15、16 ニップル凸部
23 スリット
25 爪体
25a 内凸部
25b 外凸部
30 袋ナット
33 テーパ面
35 突起
38 筒孔
50 窓
Claims (3)
- 差込部を延設のニップルに樹脂ニップルを嵌合し、前記ニップルと前記樹脂ニップルの間にホースを挿入した後に、袋ナットで締め付けて前記ニップルにホースを結合するコネクタであって、
前記樹脂ニップルには、軸方向に形成のスリットによって、適宜の間隔で爪体が形成され、
ホースが前記ニップルと前記樹脂ニップルの間に挿入されたとき、前記爪体の先端部が、前記ニップルの差込部の先端部に比して、長く(δ)形成され、
前記爪体の前記先端部には、回転中心方向に凸状をなす外凸部が形成され、
前記袋ナットの内周面には、ネジ込み方向の先端から順に、前記樹脂ニップルのネジと螺合するネジ、該ネジ径から縮径するテーパ面、及び該テーパ面の縮径端径の筒孔が形成され、
前記袋ナットを前記樹脂ニップルにネジ回ししてホースを締め付け始めると、先ず、前記テーパ面と前記外凸部の外周面の端縁部分との当接により前記差込部の先端部より長くされた前記爪体の先端部が該テーパ面にガイドされて内径方向に屈曲されるようにホースを押圧する締め付けが行なわれ、
更に前記袋ナットをネジ回しして締め付けると、前記筒孔の内周面と前記外凸部の外周面とが互いの周面同士で当接状態となって前記爪体によりホースを内径方向に押圧する締め付けとされて前記爪体をホースの外周に密着させることを特徴とするコネクタ。 - 請求項1のコネクタであって、
前記爪体には前記外凸部から間隔を有して回転中心方向に凸状をなす内凸部が形成されており、
前記内凸部に対応する位置の前記差込部にホース溝を形成するコネクタ。 - 請求項1又は請求項2のコネクタであって、
前記ニップルの前記差込部に、軸方向の長さが前記差込部の1/4程度に且つホースの内径と同じ外径の一のニップル凸部を形成すると共に、前記一のニップル凸部の基端部側にホースの内周面と線接触する形状の他のニップル凸部を形成し、
前記一のニップル凸部と前記他のニップル凸部の間のホース溝及び前記他のニップル凸部と防止ツバの間のホース凹部の外径を、ホースの内径の0.98程度に形成するコネクタ。
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