JP6399633B2 - ホース継手用スリーブ、ホース継手及びホース継手構造体 - Google Patents

ホース継手用スリーブ、ホース継手及びホース継手構造体 Download PDF

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Description

本発明は、ホース継手用スリーブ、ホース継手、及びこれらからなるホース継手構造体に関する。更に詳しくは、部品点数が少なく、作業性よくホースを取り付けることができ、接続したホースが脱落しにくいホース継手用スリーブ、ホース継手、及びこれらからなるホース継手構造体に関する。
各種機械や設備に圧縮空気等の流体を供給するのに用いられるホースは、ホース継手(ニップルともいう)を用いて接続される。ホース継手は管状であり、その一端側が機械設備や管等に接続され、他端側がホースに接続される。ホース継手とホースとの接続が外力や振動等により緩むと、接続部からの流体の漏出、ホースの脱落等の不具合が生じる。これを防ぐため、通常は、ホースをホース継手に縛り付けたり、ホース継手用スリーブを使用してカシメを行ったりすることによって、ホースをホース継手に固定する必要がある(例えば、特許文献1、2を参照。)。
特許文献1に記載されている継手は、ホースと円筒部材との間にコイルスプリングを介在させることにより、ホースを強固に固定している。また、特許文献2に記載されているホース継手は、竹の子ニップル及び締め付け具のホース根本側の形状を工夫することにより、ホースの脱落と破断の防止を図っている。
特開2008−101666号 特開2006−220186号
しかし、特許文献1に記載された継手は、ホースと円筒部材との間にコイルスプリングを設け、ホースを締め付け固定する際に、ホース接続部と円筒部材との間にホースを挿入した後、コイルスプリングをホースの周面に外挿して巻き付ける必要があるため、煩雑であり、部品点数が増えるという問題があった。また、特許文献2に記載されたホース継手は、締め付け具によるカシメが必要であり、均一にカシメを行うのに手間を要した。
本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、部品点数が少なく、作業性よくホースを取り付けることができ、接続したホースが脱落しにくいホース継手用スリーブ、ホース継手、及びこれらからなるホース継手構造体を提供することを目的とする。
本発明は以下のとおりである。
1.ホース継手用スリーブを使用するためのホース継手であって、
接続されるホースの先端側に向けて外周面が拡径となるテーパが付され、
前記外周面には周に沿って形成されている環状突起を複数備え、
接続されるホースの先端が当たる仕切部を具備し、
前記ホース継手用スリーブは前記ホースの外周面に被せられる筒状体であり、前記筒状体の内周面は、その全長にわたり前記ホース継手の前記テーパと同じ傾きのテーパを備え、前記筒状体の内周面にはその全長にわたり雌ねじが形成されており、
前記仕切部に達するように差し込まれた前記ホースの外周面に沿って前記ホース継手用スリーブを回転させ、前記仕切部に達するまで進めることによって、前記筒状体の内周面の全長にわたって前記ホースを挟持固定させることを特徴とするホース継手。
.前記環状突起は、接続された前記ホースの先端側となる側面が前記外周面に対して垂直に形成されており、その反対側の側面が前記外周面に対して傾斜して形成されている前記.記載のホース継手。
.接続された前記ホースの先端部に対応する外周面に、前記ホースの周方向の回転を阻害する滑止部を備える前記.又は前記.記載のホース継手。
.前記.乃至前記.のいずれかに記載のホース継手とホース継手用スリーブとを備え、
前記ホース継手用スリーブを前記ホース継手に差し込まれたホースの外周面に沿って回転させ、前記雌ねじを進めることによって前記ホースを前記ホース継手との間に挟持固定させることを特徴とするホース継手構造体。
参考として、本開示のホース継手用スリーブによれば、接続されるホースの先端側に向けて外周面が拡径となるテーパが付され、接続されるホースの先端が当たる仕切部を具備するホース継手に対して、ホース継手の外周面に沿って差し込まれるホースを挟持固定するホース継手用スリーブであって、ホースの外周面に被せられる筒状体であり、筒状体の内周面は、その全長にわたりホース継手のテーパと同じ傾きのテーパを備え、筒状体の内周面にはその全長にわたり雌ねじが形成されており、仕切部に達するようにホース継手に差し込まれたホースの外周面に沿って回転させ、仕切部に達するまで雌ねじを進めることによって、筒状体の内周面の全長にわたってホースをホース継手との間に挟持固定するため、ホース継手に差し込まれたホースを、ホース継手用スリーブを軽くねじこむことで容易に固定することができる。また、ホース継手用スリーブによる全挟持範囲において、ホース継手の外周面とホース継手用スリーブの内周面との間隔が一定に保たれ、均一の圧力によりホースが挟持されるため、気密性を高めると共に、ホースを強固に固定して脱落を防ぐことができる。また、ホース継手用スリーブ及びホース継手という2つの部品のみからホース継手構造体を構成することができる。
本ホース継手によれば、ホース継手用スリーブを使用するためのホース継手であって、接続されるホースの先端側に向けて外周面が拡径となるテーパが付され、外周面には周に沿って形成されている環状突起を複数備え、接続されるホースの先端が当たる仕切部を具備し、仕切部に達するように差し込まれたホースの外周面に沿ってホース継手用スリーブを仕切部に達するまで進めることによってホースを挟持固定させるため、ホース接続部の気密性を高めることができる。また、外周面の摩擦及び環状突起の食い込みによって、接続したホースの脱落を防止することができる。
また、環状突起が、接続されたホースの先端側の側面が外周面に対して垂直に形成されており、その反対側の側面が外周面に対して傾斜して形成されている場合は、傾斜側面により、ホースの挿入時に引っ掛かりにくく、ホースを容易に差し込むことができる。また、環状突起の垂直の側面がホースの内周面に食い込むため、接続されたホースの抜けを防止することができる。
接続されたホースの先端部に対応する外周面に、ホースの周方向の回転を阻害する滑止部を備える場合は、ホース継手に十分に差し込まれたホースがホース継手用スリーブと共に周方向に回転することが防止されるため、ホース継手用スリーブによってホースをより確実に固定することができる。
参考として、ホース継手用スリーブに設けられた雌ねじに対応する雄ねじが形成された固定部を備え、ホースが差し込まれた状態で、ホース継手用スリーブの先端側をホースの先端面より更に進めることにより、ホース継手用スリーブと固定部とが螺合して固定される場合は、ホース継手用スリーブが強固に固定され、外力や振動等が加わっても、ホース継手用スリーブによるホースの固定に緩みが生じるのを防止することができる。
本ホース継手構造体によれば、ホース継手用スリーブと、ホース継手とを備え、ホース継手用スリーブをホース継手に差し込まれたホースの外周面に沿って回転させ、雌ねじを進めることによってホースをホース継手との間に挟持固定させるため、ホース継手に差し込まれたホースを、ホース継手用スリーブを軽くねじこむことで容易に固定することができる。また、ホース継手用スリーブによる全挟持範囲において、ホース継手の外周面とホース継手用スリーブの内周面との間隔が一定に保たれ、均一の圧力によりホースが挟持されるため、気密性を高めると共に、ホースを強固に固定して脱落を防ぐことができる。また、ホース継手用スリーブ及びホース継手という2つの部品のみからホース継手構造体を構成することができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
ホース継手構造体を構成するホース継手及びホース継手用スリーブの外観を示す側面図である。 ホース継手構造体を構成するホース継手及びホース継手用スリーブの構造を示す側面からみた断面図である。 ホース継手構造体を構成するホース継手において、環状突起の構造を示す側面からみた部分拡大断面図である。 ホースを挟持固定するホース継手構造体を示す側面からみた断面図である。 ホースを挟持固定するホース継手構造体を示す側面からみた部分拡大断面図である。 他のホース継手構造体を構成するホース継手及びホース継手用スリーブの外観を示す側面図である。 他のホース継手構造体を構成するホース継手及びホース継手用スリーブの構造を示す側面からみた断面図である。 他のホースを挟持固定するホース継手構造体を示す側面からみた断面図である。
以下、図を参照しながら、本発明を詳しく説明する。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
本実施形態に係るホース継手構造体の外観を図1に、その断面を図2及び図3に示す。ホース継手構造体1は、各種機械や設備等の配管にホース9を接続するための継手構造であり、ホース継手用スリーブ21と、ホース継手(竹の子ニップルともいう。)31とからなる。ホース継手31の一端側(32側)にホース9が差し込まれ、ホース継手用スリーブ21によりホース9が固定される。ホース継手31の他端側(38側)は、上記設備等(図示せず。)に固定される。
ホース継手31の寸法や形状は特に限定されない。例えば、ホース継手31の一端側の外周面32の外径は、10〜20mm程度とすることができる。
ホース継手31の上記一端側の外周面32は、接続されるホース9の先端側に向けて拡径となるテーパが付されている。ホース継手31の材質は特に問わず、金属又は樹脂等を用いて形成することができる。
ホース9は、その内径を拡径させながらホース継手31の上記一端側に差し込むことが可能な軟質のホースであれば良く、その材質や寸法等は特に問わない。
(ホース継手用スリーブ)
ホース継手用スリーブ21は、ホース9の外周面に被せて用いられ、上記テーパの付されたホース継手31に対して、ホース継手31の外周面に沿って差し込まれたホース9を挟持固定するための筒状体である。ホース継手用スリーブ21の材質は特に問わず、金属又は樹脂等を用いて形成することができる。ホース継手用スリーブ21の外周面24の形状は、例えば、レンチによりホース継手用スリーブ21を回動できるように、六角柱状の周面とすることができる。また、他の形状としても良い。
ホース継手用スリーブ21の軸方向の長さは、ホース継手31の一端側の外周面32の軸方向の長さとほぼ同じとすることができるが、これに限定されない。例えば、ホース継手用スリーブ21を、ホース継手31の一端側の長さよりも長くしてもよい。
図2に示すように、ホース継手用スリーブ21の内周面22は、軸方向の全長にわたり、接続されるホース9の先端側が拡径となるテーパが付されている。その内周面22のテーパの傾斜は、ホース継手31の外周面32に付されたテーパと同じ傾きとされている。
また、ホース継手用スリーブ21の内周面22には、全長にわたって雌ねじ23が形成されている。ホース継手用スリーブ21は、その内径がホース継手31に差し込まれたホース9の外径よりも狭くなっており、雌ねじ23の山の頂部がホース9の外周面を押圧することで、ホース9の内周面をホース継手31の外周面32や環状突起33に強く圧接させ、気密性を高めることができる。
雌ねじ23のピッチ、ねじ山の形状等は、ホース9を適切に保持できるよう、任意に選択することができる。
ホース継手31に差し込まれたホース9の外周面に沿って雌ねじ23を回転させることによって、ホース継手用スリーブ21をホース9の先端方向に容易に進ませることができる。これによって、ホース9をホース継手31とホース継手用スリーブ21との間に確実に挟持固定することができる。
(ホース継手)
ホース継手31は、上記ホース継手用スリーブ21を使用するためのホース継手であって、その一端側(32側)にホース9が接続される管状体である。
ホース継手31の他端側38は任意の構成とすることができる。例えば、図1及び図2に示すように、他端側38の外周面に雄ねじを形成して、図示しない機器、設備等の配管に取り付け可能に構成することができる。その他、他端側38は機器等から延伸された配管を接続するような構造としてもよいし、別のホースを接続する構造としてもよい。
ホース継手31の一端側(32側)と他端側38との間には、仕切部39を設けることができる。仕切部39の形状は特に問わない。
ホース継手31の一端側の外周面32は、接続されるホース9の先端側(仕切部39側)に向けて拡径となるテーパが付されている。また、軸方向に所定の間隔で、外周面32に沿って形成されている環状突起33を複数備えることができる。環状突起33の数や寸法、形状等は、ホース9の内面を強く圧接することができる限り問わない。環状突起33によって、ホース接続部の気密性を保つことができ、ホース9の抜けを防止することができる。尚、一つの環状突起33と隣接する環状突起33との間は、平坦な外周面32となる。
図3は、環状突起33が設けられたホース継手31の外周面32の部分拡大図である。環状突起33は、図示されるように、ホース継手31に接続されたホース9の先端側の側面34が外周面32に対して垂直に形成されており、その反対側の側面35が外周面32に対して傾斜して形成されていることが好ましい。このような構造とすれば、傾斜側面35によりホース9の挿入時に引っ掛かりにくく、ホース9をホース継手31に容易に装着することができる。また、ホース9がホース継手31から脱落する方向に力が加わるときに、垂直の側面34がホース9の内周面に食い込むため、接続されたホース9が抜けるのを抑止することができる。
環状突起33の数は2以上の複数であれば良く、その数は問わない。また、環状突起33を配設する間隔も適宜選択することができる。
(ホース継手構造)
図4は、上記ホース継手用スリーブ21によりホース9が上記ホース継手31との間に挟持固定された状態を示している。このホース継手構造体1は、ホース継手用スリーブ21及びホース継手31の2つの部品のみから構成されている。
ホース9をホース継手31に接続して固定するには、始めに、ホース9をホース継手31の外周面32に沿って差し込む。ホース9は、ホース継手31の外周面32のテーパに従って拡径される。また、ホース9の内周面は外周面32に設けられた環状突起33により強く圧接されるが、環状突起33の側面35はホース9を押し込む方向に傾斜されているため、挿入は容易である。
次いで、予めホース9を挿通したホース継手用スリーブ21を、ホース9の接続部に移動させる。そして、ホース継手用スリーブ21をホース継手31に差し込まれたホース9の外周面に沿って回転させれば、ホース継手用スリーブ21はホース9の先端側(ホース継手31の仕切部39方向)に進む。ホース継手用スリーブ21の内周面にホース継手31の外周面32と同じ傾斜のテーパが付されていること、及び雌ねじ23が形成されていることから、ホース継手用スリーブ21をホース9の外周面に沿って無理なく進めることができる。ホース継手用スリーブ21がホース継手31の仕切部39に達した状態で、ホース9はホース継手用スリーブ21とホース継手31との間に挟持固定される。
ホース継手用スリーブ21の内周面22のテーパの傾きは、ホース継手31の外周面32のテーパと同じ傾きであるため、一定の肉厚のホース9をホース継手用スリーブ21とホース継手31との間に無理なく挟み込むことが可能になる。
図5は、図4に示したホース継手31とホース継手用スリーブ21とによって挟持されたホース9の部分拡大図である。ホース継手31の外周面32のテーパとホース継手用スリーブ21の内周面のテーパの角度が同じであるため、ホース継手31の外周面32からホース継手用スリーブ21の内周面(雌ねじ23の山の頂点)までの距離に相当する隙間d(d1、d2)は、軸方向の位置によって変化することなく一定である。これによって、ホース継手31の外周面32の全体にわたって、ホース9はホース継手用スリーブ21からの均一な圧力を受け、ホース9の内周面とホース継手31の外周面32とが密着して固定されることとなる。
また、ホース継手31の外周面32のテーパにより拡径されたホース9は、自己の収縮力と、ホース継手用スリーブ21からの均一な圧力によってホース継手31に圧接されているため、気密性を高めると共にホース継手31からの抜けが防止される。
このホース9の気密性向上と抜けの防止は、ホース継手31の外周面に、ホース9の内周面に食い込むように環状突起33を設けることによって、より効果的にすることができる。更に、ホースの先端側となる環状突起33の側面34が外周面32に対して垂直に形成されていれば、その側面34によりホース9の抜け方向の力が受け止められるため、ホース9の脱落を効果的に防止することができる。
尚、ホース継手構造体1は、ホース9の一端のみに設けてもよいし、両端に設けてもよい。
(他の態様のホース継手構造体)
本ホース継手構造体は、図1〜4に示したホース継手31及びホース継手用スリーブ21に限られず、以下に示す構造とすることができる。
例えば、図6〜8に示すホース継手構造体1’において、ホース継手3は、接続されたホース9の先端部に対応する外周面に、ホース9の周方向の回転を阻害する滑止部36を備えることができる。
滑止部36は、ホース9の周方向の回転を阻害するための凹凸が形成されていればよく、その凹凸の数や寸法、形状等は特に問わない。例えば、滑止部36として、上記外周面に任意のローレット加工を施して凹凸を形成することが挙げられる。そのローレット加工は、例えば、ホース継手3の軸方向の凸部が、外周に沿って多数形成されるような縦目のローレット加工とすることができる。凸部の高さは、環状突起33と同程度とすることができる。
滑止部36によってホース9が周方向に回転するのが阻害されるため、ホース9がホース継手用スリーブ21と共に周方向に回転することを防止することができる。これにより、ホース継手用スリーブ21が十分に締め付けられなかったり、締め付けが緩んでホース9がホース継手3から脱落したりすることを防止することができる。
また、図6〜8に示すように、ホース継手3には、ホース継手用スリーブ21の内周面22に設けられた雌ねじ23に対応する雄ねじが形成された固定部37を備えることができる。固定部37は、仕切部39と、外周面32部又は滑止部36と、の間に設けることができるが、これに限られない。ホース継手3の外周面の一端に固定部37を形成してもよい。
ホース継手3にホース9が一杯に差し込まれた状態で、ホース継手用スリーブ21の先端側をホース9の先端面より更に進めることにより、ホース継手用スリーブ21と固定部37とが螺合して固定される。固定部37の雄ねじとホース継手用スリーブ21の内周面22の雌ねじ23と螺合することにより、ホース継手用スリーブ21が外力や振動等により緩むことを防止することができる。
尚、本発明においては、以上に示した実施形態に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した態様とすることができる。例えば、図1〜8に示すホース継手31は直管形状であるがこれに限られず、仕切部39で屈曲するL字形状の管状体であってもよい。また、ホース継手31の他端側38にも一端側と同じ外周面及び環状突起を設けて、他のホースを接続できるようにしてもよい。また、ホースの一端又は両端にホース継手構造体を設けたホースセットとしてもよい。
本ホース継手は、主に圧縮空気を供給するホースのホース継手として利用される。
1;ホース継手構造体、21;ホース継手用スリーブ、22;内周面、23;雌ねじ、24;外周面、3、31;ホース継手、32;外周面、33;環状突起、34;垂直側面、35;傾斜面、36;滑止部、37;固定部、38;他端側、39;仕切部、9;ホース。

Claims (4)

  1. ホース継手用スリーブを使用するためのホース継手であって、
    接続されるホースの先端側に向けて外周面が拡径となるテーパが付され、
    前記外周面には周に沿って形成されている環状突起を複数備え、
    接続されるホースの先端が当たる仕切部を具備し、
    前記ホース継手用スリーブは前記ホースの外周面に被せられる筒状体であり、前記筒状体の内周面は、その全長にわたり前記ホース継手の前記テーパと同じ傾きのテーパを備え、前記筒状体の内周面にはその全長にわたり雌ねじが形成されており、
    前記仕切部に達するように差し込まれた前記ホースの外周面に沿って前記ホース継手用スリーブを回転させ、前記仕切部に達するまで進めることによって、前記筒状体の内周面の全長にわたって前記ホースを挟持固定させることを特徴とするホース継手。
  2. 前記環状突起は、接続された前記ホースの先端側となる側面が前記外周面に対して垂直に形成されており、その反対側の側面が前記外周面に対して傾斜して形成されている請求項記載のホース継手。
  3. 接続された前記ホースの先端部に対応する外周面に、前記ホースの周方向の回転を阻害する滑止部を備える請求項又は記載のホース継手。
  4. 請求項乃至のいずれかに記載のホース継手とホース継手用スリーブとを備え、
    前記ホース継手用スリーブを前記ホース継手に差し込まれたホースの外周面に沿って回転させ、前記雌ねじを進めることによって前記ホースを前記ホース継手との間に挟持固定させることを特徴とするホース継手構造体。
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