JP5482797B2 - エレベータの群管理制御システムおよびエレベータの群管理制御方法 - Google Patents

エレベータの群管理制御システムおよびエレベータの群管理制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、遠隔乗場操作盤を有するエレベータの群管理制御システムおよびエレベータの群管理制御方法に関する。
従来には、各階毎にエレベータ乗場呼びの発生率等の学習データに基づいて高需要階の予測を行い、この予測結果に基づいて待機階を決定し、空かごを待機階に待機させるエレベータの群管理制御方法がある(例えば、特許文献1)。
また、エレベータ乗場から離れた場所に設置された遠隔乗場操作盤を有するエレベータ群管理制御システムとして、たとえば特許文献2に開示されたものある。この特許文献2では、遠隔乗場操作盤における呼び登録が発生してからかごが遠隔乗場操作盤の設置された階(以降、遠隔乗場操作盤設置階)に到着するまでにかかる未応答時間と、遠隔乗場操作盤設置階にてかごが戸開待機する戸開時間との合計を、乗客が遠隔乗場操作盤からエレベータ乗場へ移動するのにかかる移動時間に等しくしている。
特開昭60−209475号公報(例えば、第2頁右上欄、第17図、第18図) 特開2002−220177号公報(例えば、段落0019〜0020)
しかしながら、たとえば特許文献1のようにかごを待機階に待機させるエレベータの群管理制御システムにて、待機階を遠隔乗場操作盤設置階に設定した場合、特許文献2のように未応答時間と戸開時間の合計を移動時間とすると、遠隔乗場操作盤設置階に待機するかごの未応答時間はゼロであるため、戸開時間と移動時間とが等しくなる。すると、乗客が遠隔乗場操作盤からエレベータ乗場へ移動する間、このかごは戸開待機するのみで他階から発生する乗場呼び登録に応答できないため、エレベータの運行効率が悪化するという問題があった。また、乗客が遠隔乗場操作盤からエレベータ乗場へ移動する間は、かごが遠隔乗場操作盤設置階に待機する必要はないため、移動時間中のかごの待機は無駄である。しかし、空かごとなったかごは、待機階である遠隔乗場操作盤設置階へ配車されるため、最後の乗客が下車した階から遠隔乗場操作盤設置階までの無駄な走行により、消費電力が増大するという問題があった。
本発明にかかるエレベータの群管理制御システムは、エレベータ乗場に設けられ、乗場の呼び登録を行う乗場呼び手段と、エレベータ乗場から離れた場所に設けられ、乗場の呼び登録を行う遠隔乗場呼び手段と、前記遠隔乗場呼び手段が設けられた遠隔乗場呼び手段設置階の情報を予め記憶した記憶手段と、空かごを待機させるための第1の待機階を一旦決定する待機階決定手段と、前記待機階決定手段により一旦決定された第1の待機階が前記記憶手段に記憶された情報に対応した遠隔乗場呼び手段設置階と同一である場合に、一旦決定された第1の待機階を無効にする待機階無効手段と、一旦決定された第1の待機階が前記待機階無効手段により無効とされた場合に、最後の乗客が下車した階にて空かごを待機させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるエレベータの群管理制御システムは、エレベータ乗場に設けられ、乗場の呼び登録を行う乗場呼び手段と、エレベータ乗場から離れた場所に設けられ、乗場の呼び登録を行う遠隔乗場呼び手段と、前記遠隔乗場呼び手段が設けられた遠隔乗場呼び手段設置階の情報を予め記憶した記憶手段と、空かごを待機させるための第1の待機階を一旦決定する待機階決定手段と、前記待機階決定手段により一旦決定された第1の待機階が前記記憶手段に記憶された情報に対応した遠隔乗場呼び手段設置階と同一である場合に、一旦決定された第1の待機階を無効にする待機階無効手段と、一旦決定された第1の待機階が前記待機階無効手段により無効とされた場合に、前記遠隔乗場呼び手段設置階とは異なる階であるとともに空かごを待機させるための第2の待機階を決定する待機階補正手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明にかかるエレベータの群管理制御方法は、エレベータ乗場から離れた場所に設けられるとともに乗場の呼び登録を行う遠隔乗場呼び手段が設けられた遠隔乗場呼び手段設置階の情報を予め記憶する記憶ステップと、空かごを待機させるための第1の待機階を一旦決定する待機階決定ステップと、前記待機階決定ステップにて一旦決定された第1の待機階が前記記憶ステップにて記憶された情報に対応した遠隔乗場呼び手段設置階と同一である場合に、一旦決定された第1の待機階を無効にする待機階無効ステップと、一旦決定された第1の待機階が前記待機階無効ステップにて無効とされた後、最後の乗客が下車した階にて空かごを待機させる制御ステップと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるエレベータの群管理制御方法は、エレベータ乗場から離れた場所に設けられるとともに乗場の呼び登録を行う遠隔乗場呼び手段が設けられた遠隔乗場呼び手段設置階の情報を予め記憶する記憶ステップと、空かごを待機させるための第1の待機階を一旦決定する待機階決定ステップと、前記待機階決定ステップにて一旦決定された第1の待機階が前記記憶ステップにて記憶された情報に対応した遠隔乗場呼び手段設置階と同一である場合に、一旦決定された第1の待機階を無効にする待機階無効ステップと、一旦決定された第1の待機階が前記待機階無効ステップにて無効とされた後、前記遠隔乗場呼び手段設置階とは異なる階であるとともに空かごを待機させるための第2の待機階を決定する待機階補正ステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、待機階が遠隔乗場操作盤設置階に設定されることを抑制するため、エレベータの運行効率を向上するとともに、無駄な走行を抑制することができる。
実施の形態1における群管理制御システムを示す全体構成図である。 実施の形態1における群管理制御システムが設けられたビルの遠隔乗場操作盤設置階の水平断面図である。 実施の形態1における群管理制御システムが設けられたビルの縦断面図である。 実施の形態1における群管理制御装置1が行う処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における群管理制御装置1が行う処理を示すフローチャートである。 実施の形態3における群管理制御装置1が行う処理を示すフローチャートである。 実施の形態4における群管理制御装置1が行う処理を示すフローチャートである。 実施の形態5における群管理制御装置1が行う処理を示すフローチャートである。
1 群管理制御装置
3 エレベータ号機
4 乗場釦
5 遠隔乗場操作盤
6 ビル
10 制御部
実施の形態1.
本発明における実施の形態1について、図1〜図4を参照して説明する。
まず、図1〜図3を参照して、実施の形態1における群管理制御システムの構成を説明する。図1は、実施の形態1における群管理制御システムを示す全体構成図である。図2は、実施の形態1における群管理制御システムが設けられたビルの遠隔乗場操作盤設置階の水平断面図である。図3は、実施の形態1における群管理制御システムが設けられたビルの縦断面図である。
図2と図3に示すように、ビル6は、1階〜10階からなる10階建てであり、1階は玄関のある玄関階、2階〜4階は販売店が並ぶデパート階、5階は飲食店が並ぶレストラン階、9階〜10階はオフィス階である。ビル6内には、3a〜3dの4台のエレベータ号機3と、各階のエレベータ乗場に1台ずつ設けられ、4a〜4jの10台からなる乗場釦4と、1階のエレベータ乗場から離れた場所に設けられる一台の遠隔乗場操作盤5と、群管理制御装置1とがあり、これらはバス2に接続される。ここで、「号機」とは、1台のかご単位のエレベータをいう。
つぎに、エレベータ号機3の構成を説明する。かご33およびおもり34は巻上機32により昇降され、巻上機32は駆動制御回路31により駆動制御される。号機制御装置30は、バス2に接続されており、群管理制御装置1からバス2を介して受ける制御指令に基づき、駆動制御回路31を制御する。号機制御装置30および駆動制御回路31は、エレベータ号機3の制御盤(図示しない)に格納されている。また、かご33内には、乗客が行先階情報を入力してかご呼びを登録するためのかご内操作盤35が設けられている。ここで、「かご呼び」とは、かご内操作盤35にて入力される行先階情報に基づき、行先階までかご33を配車させるよう、号機制御装置30に対し指令するものである。なお、号機制御装置30は、かご内操作盤35にて行先階情報が入力されると、この行先階情報に基づくかご呼び登録情報を群管理制御装置1へ送信する。
つぎに、乗場釦4は、乗客が行先階方向情報を入力して乗場呼びを登録するための上方向釦と下方向釦を有する。ただし、最下階である1階に設けられる乗場釦4は上方向釦のみを有し、最上階である10階に設けられる乗場釦4は下方向釦のみを有する。ここで、「乗場呼び」とは、乗場釦4にて入力される行先階方向情報に基づき、この行先階方向情報の入力された乗場釦4が設けられた階(以降、「乗場呼び登録階」と呼ぶ)までかご33を配車させ、乗客が乗車した後、乗場呼び登録階から行先階方向にかご33を走行させるよう、群管理制御装置1に対し指令するものである。また、「行先階方向」とは、乗場呼び登録階から行先階へ向かう方向である。なお、乗場釦4は、行先階方向情報が入力されると、この行先階方向情報に基づく乗場呼び登録情報を群管理制御装置1へ送信する。
つぎに、遠隔乗場操作盤5は、図2に示すように、ビル6の1階の玄関7の付近に設けられ、乗客がIDカードをかざしたり指紋認証を行うなどしてセキュリティ認証情報を入力するためのセキュリティー・ゲートで構成される。遠隔乗場操作盤5は、入力されるセキュリティ認識情報に基づき乗客のビル6への入館を許可するか否かの判断を行い、入館を許可する場合には遠隔乗場呼び登録を行うとともに遠隔乗場呼び登録情報を群管理制御装置1へ送信する。ここで、「遠隔乗場呼び」とは、遠隔乗場操作盤5が設置された階(以降、「遠隔乗場操作盤設置階」と呼ぶ)である1階までかご33を配車させ、乗客が乗車した後、1階から上方向にかご33を走行させるよう、群管理制御装置1に対し指令するものである。
つぎに、群管理制御装置1の構成を説明する。群管理制御装置1は、たとえば機械室の制御盤内に設けられ、乗場呼び登録情報、かご呼び登録情報、遠隔乗場呼び登録情報などに基づいて、エレベータ号機3a〜3dの群管理制御を行う。群管理制御装置1は、プログラムやこのプログラムの実行に用いる情報などを記憶する記憶部11と、記憶部11内に記憶されたプログラムを実行する中央処理装置などの制御部10を有し、これらはバス13に接続されている。また、このバス13は、I/F部12を介してバス2に接続されている。
次に、図4を参照して、実施の形態1における群管理制御装置の動作を説明する。図4は、実施の形態1における群管理制御装置1が行う処理を示すフローチャートである。なお、群管理制御装置1の動作は、群管理制御装置1の制御部10が記憶部11に記憶されるプログラムに従って行うものである。
まず、群管理制御装置1は、予め、遠隔乗場操作盤設置階を特定する遠隔乗場操作盤設置階情報を記憶部11に記憶している。本実施の形態では、遠隔乗場操作盤設置階は1階である。
また、群管理制御装置1は、随時、号機制御装置30、乗場釦4、および遠隔乗場操作盤5のそれぞれから受信するかご呼び登録情報、乗場呼び登録情報、および遠隔乗場呼び登録情報を、学習データとして記憶部11に記憶している。
つぎに、群管理制御装置1は、記憶部11に記憶する学習データに基づき、定期的に、1階〜10階の各階に対応する需要予測値を求め、求めた需要予測値を記憶部11に記憶する。各階の需要予測値は、曜日や時間帯によって異なる。また、各階の需要予測値は、その階から乗場呼び登録が発生する確率、その階から遠隔乗場呼び登録が発生する確率、その階を行先階とするかご呼び登録が発生する確率などに基づき算出される。そして、需要予測値の高い階ほど、交通量の多いことが予測される階であることを意味する。ビル6では、需要予測値の最も高い階は1階の玄関階である。また、1階の次に需要予測値の高い階は5階のレストラン階である。
つぎに、群管理制御装置1は、記憶部11に記憶する各階の需要予測値に基づき、待機階を決定し、決定した待機階を特定する待機階情報を記憶部11に記憶する(ステップS1)。ここで、「待機階」とは、乗場呼び登録または遠隔乗場呼び登録が割り当てられていないとともに乗客を乗せていないかご33、すなわち空かごを、乗場呼び登録または遠隔乗場呼び登録が割り当てられるまで待機させる階である。待機階としては、たとえば最も需要予測値の高い階が選択される場合や、需要予測値の高い2つの階の中間に位置する階が選択される場合がある。このように、待機階を需要予測値の高い階またはこの付近に設定することによって、より多くの乗場呼び登録または遠隔乗場呼び登録に迅速に応答することができるため、各階のエレベータ乗場にて乗客が待機する時間を全体的に短縮することができる。すなわち、群管理制御システム全体の運行効率を向上することができる。なお、図3の点線で示すように、ビル6では、このS1により、待機階が需要予測値の最も高い1階に設定されている。
つぎに、群管理制御装置1は、記憶部11に記憶する遠隔乗場操作盤設置階情報と待機階情報とに基づき、遠隔乗場操作盤設置階と待機階とが同一か否かを判断する(ステップS2)。すなわち、群管理制御装置1は、待機階が、遠隔乗場操作盤設置階である1階に設定されているか否かを判断する。S2にて、遠隔乗場操作盤設置階と待機階とが異なる場合は、S4へ進む。
一方、S2にて、遠隔乗場操作盤設置階と待機階とが同一である場合は、つぎに、群管理制御装置1は、待機階を無効にする(ステップS3)。すなわち、図3では、遠隔乗場操作盤設置階と待機階とが共に1階であるため、群管理制御装置1は、待機階情報を記憶部11から消去するなどして、待機階を無効にする。これによって、待機階が存在しなくなる。
つぎに、群管理制御装置1は、遠隔乗場操作盤5にて新たな遠隔乗場呼び登録が発生したか否かを判断する(ステップS4)。すなわち、群管理制御装置1は、遠隔乗場操作盤5から新たな遠隔乗場呼び登録情報を受信したか否かを判断する。S4にて、新たな遠隔乗場呼び登録が発生した場合は、S6へ進む。
一方、S4にて、新たな遠隔乗場呼び登録が発生していない場合は、つぎに、群管理制御装置1は、乗場釦4にて新たな乗場呼び登録が発生したか否かを判断する(ステップS5)。すなわち、群管理制御装置1は、乗場釦4から新たな乗場呼び登録情報を受信したか否かを判断する。S5にて、新たな乗場呼び登録が発生した場合は、S6へ進む。
つぎに、S6では、群管理制御装置1は、S4にて発生した新たな遠隔乗場呼び登録またはS5にて発生した乗場呼び登録に基づき、各かご33の評価値を算出し、算出した各かご33の評価値を記憶部11に記憶する(ステップS6)。ここで、各かご33の「評価値」とは、そのかご33に新たな遠隔乗場呼び登録または乗場呼び登録を割当てた場合に各エレベータ乗場にて乗客の待機する待時間や、そのかご33に乗っている乗客の総重量などに基づき算出される値である。そして、評価値の高いかご33ほど、新たな遠隔乗場呼び登録または乗場呼び登録が割り当てられにくいことを意味する。
つぎに、群管理制御装置1は、記憶部11に記憶する各かご33の評価値に基づき、最も評価値の低いかご33を選択し、選択したかご33に、S4にて発生した新たな遠隔乗場呼び登録またはS5にて発生した乗場呼び登録を割当て(ステップS7)、その後、処理を終了する。
一方、S5にて、新たな乗場呼び登録が発生していない場合は、つぎに、群管理制御装置1は、乗場呼び登録または遠隔乗場呼び登録が割り当てられていないとともに乗客を乗せていないかご33、すなわち空かごが存在するか否かを判断する(ステップS8)。S8にて、空かごが存在しない場合は、そのまま処理を終了する。
一方、S8にて、空かごが存在する場合は、つぎに、群管理制御装置1は、この空かごであるかご33を待機階にて待機させることができるか否かを判断する(ステップS9)。ここで、S3にて待機階を無効にした場合や、既に待機階に他のかご33が待機している場合は、このかご33を待機階にて待機させることはできない。S9にて、上記のかご33を待機階にて待機させることができる場合は、つぎに、群管理制御装置1は、このかご33を待機階へ配車し(ステップS10)、その後、処理を終了する。
一方、S9にて、空かごであるかご33を待機階にて待機させることができない場合は、このかご33に乗り捨て運転をさせるべく、最後の乗客が下車した階でこのかご33を待機させたまま処理を終了する。ここで、「乗り捨て運転」とは、乗場呼び登録または遠隔乗場呼び登録が割り当てられていないとともに乗客を乗せていないかご33を、乗場呼び登録または遠隔乗場呼び登録が割り当てられるまで、最後の乗客が下車した階にて待機させる運転である。このように、待機階に複数台のかご33を待機させることを抑制することによって、各かご33を効率良く分散して待機させることができる。
なお、図4に示す処理は、定期的に行うものとし、S1〜S10を連続して行ってもよいし、各ステップを独立して互いに異なる周期で繰り返して行ってもよい。
また、遠隔乗場操作盤5は、ビル6内に複数台設置してもよいし、ビル6の外に設置してもよいし、最下階以外の階に設置してもよい。また、遠隔乗場操作盤5は、セキュリティー・ゲートに限定されず、たとえば行先階方向情報を入力するための上方向釦と下方向釦から構成してもよい。また、セキュリティ認証情報に行先階情報を含めたり、遠隔乗場操作盤5に行先階情報を入力するためのテンキーを設けたりすることにより、遠隔乗場呼び登録情報に行先階情報を含めるようにしてもよい。
また、S1にて記憶部11に記憶される待機階情報は、群管理制御システムの据付時に設定されてもよい。
実施の形態1によれば、待機階が遠隔乗場操作盤設置階に設定された場合、待機階を無効にすることができる。これによって、乗客が遠隔乗場操作盤からエレベータ乗場へ移動する間、かごが遠隔乗場操作盤設置階にて待機することを抑制することができる。よって、遠隔乗場呼び登録が割り当てられたかごは、たとえば他の乗場呼び登録に応答してから遠隔乗場呼び登録に応答するなど、乗客の移動時間を有効に使うことができるため、群管理制御システム全体の運行効率を向上することができる。また、乗り捨て運転を行うため、最後の乗客が下車した階から遠隔乗場操作盤設置階までの無駄な走行を抑制し、消費電力を減少することができる。
なお、S1にて一つの待機階のみ決定するが、複数の待機階を決定するようにしてもよい。たとえば、1階〜10階を複数のゾーンへ分割し、各ゾーンに一つずつ待機階を決定するようにしてもよい。これによって、さらに群管理制御システム全体の運行効率を向上することができる。
実施の形態2.
本発明における実施の形態2について、図5を参照して説明する。
まず、実施の形態2における群管理制御システムの構成は、実施の形態1における図1〜図3と同様である。以降、実施の形態1で用いた符号と同じ符号を用いて説明する。
つぎに、図5を参照して、実施の形態2における群管理制御装置の動作を説明する。図5は、実施の形態2における群管理制御装置1の処理を示すフローチャートである。なお、群管理制御装置1の動作は、群管理制御装置1の制御部10が記憶部11に記憶されるプログラムに従って行うものである。
まず、群管理制御装置1は、実施の形態1と同様、予め、遠隔乗場操作盤設置階を特定する遠隔乗場操作盤設置階情報を記憶部11に記憶している。本実施の形態では、遠隔乗場操作盤設置階は1階である。
また、群管理制御装置1は、予め、各乗客が遠隔乗場操作盤5からエレベータ乗場まで移動するのにかかる移動時間の平均値を特定する移動時間値を記憶部11に記憶している。この移動時間値は、群管理制御システムの据付時に設定された値でもよいし、制御部10が遠隔乗場操作盤5とエレベータ乗場との間の距離および各乗客の移動速度の平均値などに基づき定期的に算出する値でもよい。
また、群管理制御装置1は、実施の形態1と同様、随時、号機制御装置30、乗場釦4、および遠隔乗場操作盤5のそれぞれから受信するかご呼び登録情報、乗場呼び登録情報、および遠隔乗場呼び登録情報を、学習データとして記憶部11に記憶している。
つぎに、群管理制御装置1は、実施の形態1と同様、記憶部11に記憶する学習データに基づき、定期的に、1階〜10階の各階に対応する需要予測値を求め、求めた需要予測値を記憶部11に記憶する。各階の需要予測値は、曜日や時間帯によって異なる。また、各階の需要予測値は、その階から乗場呼び登録が発生する確率、その階から遠隔乗場呼び登録が発生する確率、およびその階を行先階とするかご呼び登録が発生する確率などに基づき算出される。そして、需要予測値の高い階ほど、交通量の多いことが予測される階であることを意味する。ビル6では、需要予測値の最も高い階は1階の玄関階である。また、1階の次に需要予測値の高い階は5階のレストラン階である。
つぎに、群管理制御装置1は、記憶部11に記憶されている各階の需要予測値に基づき、待機階を決定し、決定した待機階を特定する待機階情報を記憶部11に記憶する(ステップS21)。ビル6では、S21により、待機階が需要予測値が最も高い1階に設定されている。なお、このS21は、実施の形態1におけるS1と同様である。
つぎに、群管理制御装置1は、記憶部11に記憶する遠隔乗場操作盤設置階情報と待機階情報とに基づき、遠隔乗場操作盤設置階と待機階とが同一か否かを判断する(ステップS22)。すなわち、群管理制御装置1は、待機階が、遠隔乗場操作盤設置階である1階に設定されているか否かを判断する。なお、このS22は、実施の形態1におけるS2と同様である。S22にて、遠隔乗場操作盤設置階と待機階とが異なる場合は、S25へ進む。
一方、S22にて、遠隔乗場操作盤設置階と待機階とが同一である場合は、つぎに、群管理制御装置1は、遠隔乗場操作盤設置階にかご33が待機しているか否かを判断する(ステップS23)。S23にて、遠隔乗場操作盤設置階にかご33が待機している場合は、S25へ進む。
一方、S23にて、遠隔乗場操作盤設置階にかご33が待機していない場合、つぎに、群管理制御装置1は、記憶部11に記憶する移動時間値と各階の需要予測値とに基づき、遠隔乗場操作盤設置階に設定された待機階を補正し、補正後の待機階(以降、「補正待機階」と呼ぶ)を特定する待機階情報を記憶部11に記憶する(ステップS24)。すなわち、群管理制御装置1は、待機階情報を記憶部11から消去するなどして一旦待機階を無効にするとともに、移動時間以内にかご33を遠隔乗場操作盤設置階へ配車できる階で、かつ、遠隔乗場操作盤設置階の次に需要予測値の高い階に最も近い階を待機階と決定し、決定した待機階を特定する待機階情報を記憶部11に記憶する。
たとえばビル6では、移動時間が20秒であり、また、かご33を隣の階へ配車するのに8秒かかる。よって、移動時間以内にかご33を遠隔乗場操作盤設置階へ配車できる階は、2階と3階である。また、遠隔乗場操作盤設置階の次に需要予測値の高い階は、前述のように、5階である。したがって、S24にて補正待機階としては、3階が設定される。
なお、S23にて、かご33が既に遠隔乗場操作盤設置階にて待機している場合に、わざわざ待機階を補正しないようにすることで、無駄な電力の消費を抑制している。
つぎに、S25〜S31は、それぞれ実施の形態1におけるS4〜10と同様であり、その説明を省略する。
なお、図5に示す処理は、定期的に行うものとし、S21〜S31を連続して行ってもよいし、各ステップを独立して互いに異なる周期で繰り返して行ってもよい。
また、遠隔乗場操作盤5は、ビル6内に複数台設置してもよいし、ビル6の外に設置してもよいし、最下階以外の階に設置してもよい。また、遠隔乗場操作盤5は、セキュリティー・ゲートに限定されず、たとえば行先階方向情報を入力するための上方向釦と下方向釦から構成してもよい。また、セキュリティ認証情報に行先階情報を含めたり、遠隔乗場操作盤5に行先階情報を入力するためのテンキーを設けたりすることにより、遠隔乗場呼び登録情報に行先階情報を含めるようにしてもよい。
また、S21にて記憶部11に記憶される待機階情報は、群管理制御システムの据付時に設定されてもよい。
実施の形態2によれば、待機階が遠隔乗場操作盤設置階に設定された場合に、移動時間以内にかごを遠隔乗場操作盤設置階へ配車できる階で、また、遠隔乗場操作盤設置階の次に需要予測値の高い階に最も近い階へ待機階を補正することができる。これによって、実施の形態1の効果に加え、遠隔乗場呼びを登録した乗客が遠隔乗場操作盤設置階のエレベータ乗場にて待機する時間をゼロとすることができる。また、遠隔乗場操作盤設置階の次に需要予測値の高い階と同じ階またはこれに近い階を待機階とするため、より多くの乗場呼びに迅速に応答することができるとともに、消費電力を抑制することができる。
たとえば、S24にて、補正待機階を3階とすることにより、補正待機階を2階とする場合に比べて、補正待機階と5階との間の走行距離が短くなるため、5階から発生する乗場呼び登録に迅速に応答することができる。
なお、S21にて一つの待機階のみ決定するが、複数の待機階を決定するようにしてもよい。たとえば、1階〜10階を複数のゾーンへ分割し、各ゾーンに一つずつ待機階を決定するようにしてもよい。これによって、さらに群管理制御システム全体の運行効率を向上することができる。
実施の形態3.
本発明における実施の形態3について、図6を参照して説明する。
まず、実施の形態3における群管理制御システムの構成は、実施の形態1における図1〜図3と同様である。以降、実施の形態1で用いた符号と同じ符号を用いて説明する。
つぎに、図6を参照して実施の形態3における群管理制御装置の動作を説明する。図6は、実施の形態3における群管理制御装置1の処理を示すフローチャートである。なお、群管理制御装置1の動作は、群管理制御装置1の制御部10が記憶部11に記憶されるプログラムに従って行うものである。
まず、群管理制御装置1は、実施の形態1と同様、予め、遠隔乗場操作盤設置階を特定する遠隔乗場操作盤設置階情報を記憶部11に記憶している。本実施の形態では、遠隔乗場操作盤設置階は1階である。
また、群管理制御装置1は、実施の形態2と同様、予め、平均的な乗客が遠隔乗場操作盤5からエレベータ乗場まで移動するのにかかる移動時間を特定する移動時間値を記憶部11に記憶している。この移動時間値は、群管理制御システムの据付時に設定された値でもよいし、制御部10が遠隔乗場操作盤5とエレベータ乗場との間の距離および平均的な乗客の移動速度などに基づき定期的に算出する値でもよい。
また、群管理制御装置1は、実施の形態1と同様、随時、号機制御装置30、乗場釦4、および遠隔乗場操作盤5のそれぞれから受信するかご呼び登録情報、乗場呼び登録情報、および遠隔乗場呼び登録情報を、学習データとして記憶部11に記憶している。
つぎに、群管理制御装置1は、実施の形態1と同様、記憶部11に記憶する学習データに基づき、定期的に、1階〜10階の各階に対応する需要予測値を求め、求めた需要予測値を記憶部11に記憶する。各階の需要予測値は、曜日や時間帯によって異なる。また、各階の需要予測値は、その階から乗場呼び登録が発生する確率、その階から遠隔乗場呼び登録が発生する確率、およびその階を行先階とするかご呼び登録が発生する確率などに基づき算出される。そして、需要予測値の高い階ほど、交通量の多いことが予測される階であることを意味する。ビル6では、需要予測値の最も高い階は1階の玄関階である。また、1階の次に需要予測値の高い階は5階のレストラン階である。
つぎに、S41〜S44は、それぞれ実施の形態2におけるS21〜S24と同様であり、その説明を省略する。
つぎに、群管理制御装置1は、遠隔乗場操作盤5にて新たな遠隔乗場呼び登録が発生したか否かを判断する(ステップS45)。すなわち、群管理制御装置1は、遠隔乗場操作盤5から新たな遠隔乗場呼び登録情報を受信したか否かを判断する。なお、このS45は、実施の形態1におけるS4と同様である。S45にて、新たな遠隔乗場呼び登録が発生した場合は、S52へ進む。
一方、S45にて、新たな遠隔乗場呼び登録が発生していない場合は、つぎに、群管理制御装置1は、乗場釦4にて新たな乗場呼び登録が発生したか否かを判断する(ステップS46)。すなわち、群管理制御装置1は、乗場釦4から新たな乗場呼び登録情報を受信したか否かを判断する。なお、このS46は、実施の形態1におけるS5と同様である。S46にて、新たな乗場呼び登録が発生していない場合は、S53へ進む。
一方、S46にて、新たな乗場呼び登録が発生した場合は、つぎに、群管理制御装置1は、記憶部11に記憶する遠隔乗場操作盤設置階情報に基づき、遠隔乗場操作盤設置階とこの新たな乗場呼びが登録された乗場呼び登録階とが同一であるか否かを判断する(ステップS47)。S47にて、遠隔乗場操作盤設置階と乗場呼び登録階とが同一である場合は、S52へ進む。
一方、S47にて、遠隔乗場操作盤設置階と乗場呼び登録階とが異なる場合は、つぎに、群管理制御装置1は、記憶部11に記憶する待機階情報に基づき、待機階にかご33が待機しているか否かを判断する(ステップS48)。S48にて、待機階にかご33が待機していない場合は、S52へ進む。
一方、S48にて、待機階にかご33が待機している場合は、つぎに、群管理制御装置1は、S46にて発生した新たな乗場呼び登録に基づき、各かご33の評価値を算出し、算出した評価値を記憶部11に記憶する(ステップS49)。なお、このS49は、実施の形態1におけるS6と同様である。
つぎに、群管理制御装置1は、待機階に待機しているかご33の評価値を補正し、補正後の評価値を記憶部11に記憶する(ステップS50)。すなわち、群管理制御装置1は、待機階に待機しているかご33の評価値を、所定値分高く設定し、設定した評価値を記憶部11に記憶する。これによって、待機階に待機しているかご33には、S46にて発生した新たな乗場呼びが割当てられにくくなる。ここで、この「所定値」としては、たとえば、エレベータ乗場にて乗客が待機する時間の平均値である。
つぎに、群管理制御装置1は、記憶部11に記憶する各かご33の評価値に基づき、最も評価値の低いかご33を選択し、選択したかご33に、S46にて発生した新たな乗場呼び登録を割当て(ステップS51)、その後、処理を終了する。なお、このS51は、実施の形態1におけるS7と同様である。
一方、S52では、群管理制御装置1は、S45にて発生した新たな遠隔乗場呼び登録、または、S46にて発生した新たな乗場呼び登録に基づき、各かご33の評価値を算出し、算出した評価値を記憶部11に記憶する(ステップS52)。なお、このS52は、実施の形態1におけるS6と同様である。その後、S51へ進む。
一方、S53〜S55は、それぞれ実施の形態1におけるS8〜S10と同様であり、その説明を省略する。
なお、図6に示す処理は、定期的に行うものとし、S41〜S55を連続して行ってもよいし、各ステップ毎に独立して行ってもよい。
また、遠隔乗場操作盤5は、ビル6内に複数台設置してもよいし、ビル6の外に設置してもよいし、最下階以外の階に設置してもよい。また、遠隔乗場操作盤5は、セキュリティー・ゲートに限定されず、たとえば行先階方向情報を入力するための上方向釦と下方向釦から構成してもよい。また、セキュリティ認証情報に行先階情報を含めたり、遠隔乗場操作盤5に行先階情報を入力するためのテンキーを設けたりすることにより、遠隔乗場呼び登録情報に行先階情報を含めるようにしてもよい。
また、S41にて記憶部11に記憶される待機階情報は、群管理制御システムの据付時に設定されてもよい。
実施の形態3によれば、実施の形態2の効果に加え、遠隔乗場操作盤設置階以外の階から発生する乗場呼び登録を、遠隔乗場操作盤設置階以外の階に設定された待機階にて待機するかごに割当てることを制限することができる。これによって、遠隔乗場操作盤設置階から発生する遠隔乗場呼び登録および乗場呼び登録を、待機階に待機するかごに実質的に優先して割り当てることができる。
たとえば、待機階が3階と設定されている場合、遠隔乗場操作盤設置階以外の階である2階〜10階から発生する乗場呼び登録を、待機階に待機しているかごに割り当てることが制限される。これによって、遠隔乗場操作盤設置階である1階から発生する遠隔乗場呼び登録または乗場呼び登録は、待機階に待機しているかごに実質的に優先して割り当てられる。
なお、S41にて一つの待機階のみ決定するが、複数の待機階を決定するようにしてもよい。たとえば、1階〜10階を複数のゾーンへ分割し、各ゾーンに一つずつ待機階を決定するようにしてもよい。これによって、さらに群管理制御システム全体の運行効率を向上することができる。
実施の形態4.
本発明における実施の形態4について、図7を参照して説明する。
まず、実施の形態4における群管理制御システムの構成は、実施の形態1における図1〜図3と同様である。以降、実施の形態1で用いた符号と同じ符号を用いて説明する。
つぎに、図7を参照して実施の形態4における群管理制御装置の動作を説明する。図7は、実施の形態4における群管理制御装置1の処理を示すフローチャートである。なお、群管理制御装置1の動作は、群管理制御装置1の制御部10が記憶部11に記憶されるプログラムに従って行うものである。
まず、群管理制御装置1は、実施の形態1と同様、予め、遠隔乗場操作盤設置階を特定する遠隔乗場操作盤設置階情報を記憶部11に記憶している。本実施の形態では、遠隔乗場操作盤設置階は1階である。
また、群管理制御装置1は、実施の形態2と同様、予め、平均的な乗客が遠隔乗場操作盤5からエレベータ乗場までの移動にかかる移動時間を特定する移動時間値を記憶部11に記憶している。この移動時間値は、群管理制御システムの据付時に設定された値でもよいし、制御部10が遠隔乗場操作盤5とエレベータ乗場との間の距離および平均的な乗客の移動速度などに基づき定期的に算出する値でもよい。
また、群管理制御装置1は、実施の形態1と同様、随時、号機制御装置30、乗場釦4、および遠隔乗場操作盤5のそれぞれから受信するかご呼び登録情報、乗場呼び登録情報、および遠隔乗場呼び登録情報を、学習データとして記憶部11に記憶している。
つぎに、群管理制御装置1は、実施の形態1と同様、記憶部11に記憶する学習データに基づき、定期的に、1階〜10階の各階に対応する需要予測値を求め、求めた需要予測値を記憶部11に記憶する。各階の需要予測値は、曜日や時間帯によって異なる。また、各階の需要予測値は、その階から乗場呼び登録が発生する確率、その階から遠隔乗場呼び登録が発生する確率、およびその階を行先階とするかご呼び登録が発生する確率などに基づき算出される。そして、需要予測値の高い階ほど、交通量の多いことが予測される階であることを意味する。ビル6では、需要予測値の最も高い階は1階の玄関階である。また、1階の次に需要予測値の高い階は5階のレストラン階である。
つぎに、S61〜S68は、それぞれ実施の形態3におけるS41〜S48と同様であり、その説明を省略する。
つぎに、群管理制御装置1は、S66にて発生した新たな乗場呼び登録の乗場呼び登録階が、遠隔乗場操作盤から待機階までの間に位置するか否かを判断する(ステップS69)。S69にて、S66にて発生した新たな乗場呼び登録の乗場呼び登録階が、遠隔乗場操作盤から待機階までの間に位置する場合、S73へ進む。
一方、S69にて、S66にて発生した新たな乗場呼び登録の乗場呼び登録階が、遠隔乗場操作盤から待機階までの間に位置しない場合、S70へ進む。
つぎに、S71〜S76は、それぞれ実施の形態3におけるS50〜S55と同様であり、その説明を省略する。
なお、図7に示す処理は、定期的に行うものとし、S61〜S76を連続して行ってもよいし、各ステップ毎に独立して行ってもよい。
また、遠隔乗場操作盤5は、ビル6内に複数台設置してもよいし、ビル6の外に設置してもよいし、最下階以外の階に設置してもよい。また、遠隔乗場操作盤5は、セキュリティー・ゲートに限定されず、たとえば行先階方向情報を入力するための上方向釦と下方向釦から構成してもよい。また、セキュリティ認証情報に行先階情報を含めたり、遠隔乗場操作盤5に行先階情報を入力するためのテンキーを設けたりすることにより、遠隔乗場呼び登録情報に行先階情報を含めるようにしてもよい。
また、S61にて記憶部11に記憶される待機階情報は、群管理制御システムの据付時に設定されてもよい。
実施の形態4によれば、遠隔乗場操作盤設置階以外の階に設定された待機階にて待機しているかごに、遠隔乗場操作盤設置階から待機階までの間に位置しない階から発生する乗場呼び登録を割り当てることを制限することができる。これによって、待機階にて待機しているかごを、遠隔乗場操作盤設置階から遠ざかる方向へ走行して乗場呼び登録階へ配車することを抑制することができる。また、待機階にて待機しているかごに、遠隔乗場操作盤設置階から待機階までの間に位置する階から発生する乗場呼びを割り当てることができるため、実施の形態3と比べて、多くの乗場呼びに応答することができる。
たとえば、待機階が3階と設定されている場合、遠隔乗場操作盤から待機階までの間に位置しない階である4階〜10階から発生する乗場呼び登録を、待機階に待機しているかごに割り当てることが制限される。これによって、乗場呼び登録階へ遠隔乗場操作盤設置階である1階から発生する遠隔乗場呼び登録または乗場呼び登録と、2階〜3階から発生する乗場呼び登録とが、待機階に待機しているかごに実質的に優先して割り当てられる。
なお、S61にて一つの待機階のみ決定するが、複数の待機階を決定するようにしてもよい。たとえば、1階〜10階を複数のゾーンへ分割し、各ゾーンに一つずつ待機階を決定するようにしてもよい。これによって、さらに群管理制御システム全体の運行効率を向上することができる。
実施の形態5.
本発明における実施の形態5について、図8を参照して説明する。
まず、実施の形態5における群管理制御システムの構成は、実施の形態1における図1〜図3と同様である。以降、実施の形態1で用いた符号と同じ符号を用いて説明する。
つぎに、図8を参照して実施の形態5における群管理制御装置の動作を説明する。図8は、実施の形態5における群管理制御装置1の処理を示すフローチャートである。なお、群管理制御装置1の動作は、群管理制御装置1の制御部10が記憶部11に記憶されるプログラムに従って行うものである。
まず、群管理制御装置1は、実施の形態1と同様、予め、遠隔乗場操作盤設置階を特定する遠隔乗場操作盤設置階情報を記憶部11に記憶している。本実施の形態では、遠隔乗場操作盤設置階は1階である。
また、群管理制御装置1は、実施の形態2と同様、予め、平均的な乗客が遠隔乗場操作盤5からエレベータ乗場までの移動にかかる移動時間を特定する移動時間値を記憶部11に記憶している。この移動時間値は、群管理制御システムの据付時に設定された値でもよいし、制御部10が遠隔乗場操作盤5とエレベータ乗場との間の距離および平均的な乗客の移動速度などに基づき定期的に算出する値でもよい。
また、群管理制御装置1は、実施の形態1と同様、随時、号機制御装置30、乗場釦4、および遠隔乗場操作盤5のそれぞれから受信するかご呼び登録情報、乗場呼び登録情報、および遠隔乗場呼び登録情報を、学習データとして記憶部11に記憶している。
つぎに、群管理制御装置1は、実施の形態1と同様、記憶部11に記憶する学習データに基づき、定期的に、1階〜10階の各階に対応する需要予測値を求め、求めた需要予測値を記憶部11に記憶する。各階の需要予測値は、曜日や時間帯によって異なる。また、各階の需要予測値は、その階から乗場呼び登録が発生する確率、その階から遠隔乗場呼び登録が発生する確率、およびその階を行先階とするかご呼び登録が発生する確率などに基づき算出される。そして、需要予測値の高い階ほど、交通量の多いことが予測される階であることを意味する。ビル6では、需要予測値の最も高い階は1階の玄関階である。また、1階の次に需要予測値の高い階は5階のレストラン階である。
つぎに、S81〜S88は、それぞれ実施の形態3におけるS41〜S48と同様であり、その説明を省略する。
つぎに、群管理制御装置1は、S86にて発生した新たな乗場呼び登録の乗場呼び登録階が、遠隔乗場操作盤から待機階までの間に位置するか否かを判断する(ステップS89)。なお、このS89は、実施の形態4におけるS69と同様である。S89にて、S86にて発生した新たな乗場呼び登録の乗場呼び登録階が、遠隔乗場操作盤から待機階までの間に位置する場合、S93へ進む。
一方、S89にて、S86にて発生した新たな乗場呼び登録の乗場呼び登録階が、遠隔乗場操作盤から待機階までの間に位置しない場合、S90へ進む。
つぎに、S90〜S92は、それぞれ実施の形態3におけるS49〜S51と同様であり、その説明を省略する。
一方、S93では、群管理制御装置1は、S86にて発生した新たな乗場呼び登録の行先階方向が、待機階から見て遠隔乗場操作盤設置階へ近づく方向か否かを判断する(ステップS93)。S93にて、行先階方向が遠隔乗場操作盤設置階へ近づく方向である場合、S94へ進む。
一方、S93にて、S86にて発生した新たな乗場呼び登録の行先階方向が、遠隔乗場操作盤設置階から離れる方向である場合、S90へ進む。つぎに、S94〜S97は、それぞれ実施の形態3におけるS52〜S55と同様であり、その説明を省略する。
なお、図8に示す処理は、定期的に行うものとし、S81〜S97を連続して行ってもよいし、各ステップ毎に独立して行ってもよい。
また、遠隔乗場操作盤5は、ビル6内に複数台設置してもよいし、ビル6の外に設置してもよいし、最下階以外の階に設置してもよい。また、遠隔乗場操作盤5は、セキュリティー・ゲートに限定されず、たとえば行先階方向情報を入力するための上方向釦と下方向釦から構成してもよい。また、セキュリティ認証情報に行先階情報を含めたり、遠隔乗場操作盤5に行先階情報を入力するためのテンキーを設けたりすることにより、遠隔乗場呼び登録情報に行先階情報を含めるようにしてもよい。
また、S81にて記憶部11に記憶される待機階情報は、群管理制御システムの据付時に設定されてもよい。
実施の形態5によれば、遠隔乗場操作盤設置階以外の階に設定された待機階にて待機しているかごに、遠隔乗場操作盤設置階以外の階から発生する乗場呼び登録と、遠隔乗場操作盤設置階から待機階までの間に位置する階から発生するとともに行先階方向が遠隔乗場操作盤設置階から離れる方向である乗場呼び登録とを、割り当てることを制限することができる。これによって、待機階にて待機しているかごが、遠隔乗場操作盤設置階から遠ざかる方向へ走行して乗場呼び登録階または行先階へ配車されることを抑制することができる。よって、実施の形態4の効果と比べて、群管理制御システム全体の運行効率を向上することができる。
たとえば、待機階が3階と設定されている場合、待機階に待機しているかごに、遠隔乗場操作盤設置階から待機階までの間に位置しない階である4階〜10階から発生する乗場呼び登録と、遠隔乗場操作盤設置階から待機階までの間に位置する階である2階〜3階から発生するとともに行先階方向が遠隔乗場操作盤設置階から離れる方向である上方向の乗場呼び登録とを、割り当てることが制限される。これによって、乗場呼び登録階へ遠隔乗場操作盤設置階である1階から発生する遠隔乗場呼び登録または乗場呼び登録と、2階〜3階から発生する下方向の乗場呼び登録とが、待機階に待機しているかごに実質的に優先して割り当てられる。
なお、S81にて一つの待機階のみ決定するが、複数の待機階を決定するようにしてもよい。たとえば、1階〜10階を複数のゾーンへ分割し、各ゾーンに一つずつ待機階を決定するようにしてもよい。これによって、さらに群管理制御システム全体の運行効率を向上することができる。
なお、乗場釦4は乗場呼び手段に相当し、遠隔乗場操作盤5は遠隔乗場呼び手段に相当する。また、図4のS1は待機階決定手段ならびに待機階決定ステップに相当し、図4のS3は待機階無効手段ならびに待機階無効ステップに相当する。また、図5のS24は待機階補正手段ならびに待機階補正ステップに相当する。また、図6のS48〜S52、図7のS68〜S73、図8のS88〜S94はそれぞれかご割当制限手段ならびに待機階制限ステップに相当する。

Claims (8)

  1. エレベータ乗場に設けられ、乗場の呼び登録を行う乗場呼び手段と、
    エレベータ乗場から離れた場所に設けられ、乗場の呼び登録を行う遠隔乗場呼び手段と、
    前記遠隔乗場呼び手段が設けられた遠隔乗場呼び手段設置階の情報を予め記憶した記憶手段と、
    空かごを待機させるための第1の待機階を一旦決定する待機階決定手段と、
    前記待機階決定手段により一旦決定された第1の待機階が前記記憶手段に記憶された情報に対応した遠隔乗場呼び手段設置階と同一である場合に、一旦決定された第1の待機階を無効にする待機階無効手段と、
    一旦決定された第1の待機階が前記待機階無効手段により無効とされた場合に、最後の乗客が下車した階にて空かごを待機させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの群管理制御システム。
  2. エレベータ乗場に設けられ、乗場の呼び登録を行う乗場呼び手段と、
    エレベータ乗場から離れた場所に設けられ、乗場の呼び登録を行う遠隔乗場呼び手段と、
    前記遠隔乗場呼び手段が設けられた遠隔乗場呼び手段設置階の情報を予め記憶した記憶手段と、
    空かごを待機させるための第1の待機階を一旦決定する待機階決定手段と、
    前記待機階決定手段により一旦決定された第1の待機階が前記記憶手段に記憶された情報に対応した遠隔乗場呼び手段設置階と同一である場合に、一旦決定された第1の待機階を無効にする待機階無効手段と、
    一旦決定された第1の待機階が前記待機階無効手段により無効とされた場合に、前記遠隔乗場呼び手段設置階とは異なる階であるとともに空かごを待機させるための第2の待機階を決定する待機階補正手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理制御システム。
  3. 前記待機階補正手段は、前記遠隔乗場呼び手段設置階において乗客が前記遠隔乗場呼び手段の設けられた場所からエレベータ乗場まで移動するのにかかる移動時間に基づき前記第2の待機階を決定する
    ことを特徴とする請求項2記載のエレベータの群管理制御システム。
  4. 前記第2の待機階にて空かごが待機している場合、前記乗場呼び手段による所定の呼び登録を前記空かごに割当てることを制限するかご割当制限手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2記載のエレベータの群管理制御システム。
  5. エレベータ乗場から離れた場所に設けられるとともに乗場の呼び登録を行う遠隔乗場呼び手段が設けられた遠隔乗場呼び手段設置階の情報を予め記憶する記憶ステップと、
    空かごを待機させるための第1の待機階を一旦決定する待機階決定ステップと、
    前記待機階決定ステップにて一旦決定された第1の待機階が前記記憶ステップにて記憶された情報に対応した遠隔乗場呼び手段設置階と同一である場合に、一旦決定された第1の待機階を無効にする待機階無効ステップと、
    一旦決定された第1の待機階が前記待機階無効ステップにて無効とされた後、最後の乗客が下車した階にて空かごを待機させる制御ステップと、
    を備えたことを特徴とするエレベータの群管理制御方法。
  6. エレベータ乗場から離れた場所に設けられるとともに乗場の呼び登録を行う遠隔乗場呼び手段が設けられた遠隔乗場呼び手段設置階の情報を予め記憶する記憶ステップと、
    空かごを待機させるための第1の待機階を一旦決定する待機階決定ステップと、
    前記待機階決定ステップにて一旦決定された第1の待機階が前記記憶ステップにて記憶された情報に対応した遠隔乗場呼び手段設置階と同一である場合に、一旦決定された第1の待機階を無効にする待機階無効ステップと、
    一旦決定された第1の待機階が前記待機階無効ステップにて無効とされた後、前記遠隔乗場呼び手段設置階とは異なる階であるとともに空かごを待機させるための第2の待機階を決定する待機階補正ステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項5記載のエレベータの群管理制御方法。
  7. 前記待機階補正ステップは、前記遠隔乗場呼び手段設置階において乗客が前記遠隔乗場呼び手段の設けられた場所からエレベータ乗場まで移動するのにかかる移動時間に基づき前記第2の待機階を決定する
    ことを特徴とする請求項6記載のエレベータの群管理制御方法。
  8. 前記第2の待機階にて空かごが待機している場合、エレベータ乗場に設けられた乗場呼び手段による所定の呼び登録を前記空かごに割当てることを制限するかご割当制限ステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項6記載のエレベータの群管理制御方法。
JP2011541737A 2009-11-19 2009-11-19 エレベータの群管理制御システムおよびエレベータの群管理制御方法 Active JP5482797B2 (ja)

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