JP2002220177A - エレベーター運転制御システム - Google Patents

エレベーター運転制御システム

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JP2002220177A
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Hitomi Matsuno
仁美 松野
Hidenobu Nakajima
秀信 中島
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • B66B13/02—Door or gate operation
    • B66B13/14—Control systems or devices
    • B66B13/143—Control systems or devices electrical
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00—Control systems of elevators in general
    • B66B1/24—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
    • B66B1/2408—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration where the allocation of a call to an elevator car is of importance, i.e. by means of a supervisory or group controller
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B2201/00—Aspects of control systems of elevators
    • B66B2201/20—Details of the evaluation method for the allocation of a call to an elevator car
    • B66B2201/231—Sequential evaluation of plurality of criteria
    • B66B2201/232—Sequential evaluation of plurality of criteria where the time needed for a passenger to arrive at the allocated elevator car from where the call is made is taken into account

Abstract

(57)【要約】 【課題】 玄関に設置した個人判別装置が特定個人を判
別すると玄関ドアの開錠と共にエレベーターの乗場呼び
を自動登録するエレベーター運転制御において、エレベ
ーターが玄関階に到着するまでの時間に基づき玄関階で
の戸開時間を決定し無駄な戸開待機を防止しまた個人の
歩行速度に対応した戸開時間を設定する。 【解決手段】 乗場呼びを登録してからエレベーターが
玄関階に到着するまでの時間を検出するエレベーター未
応答時間検出手段３と、このエレベーター未応答時間に
より玄関階でのエレベーター戸開時間を制御する戸開時
間制御手段４とを備えた。また登録された特定個人と判
別された人がエレベーターホールに到着したことを検出
するホール到着検出手段と、個人毎に玄関からエレベー
ターホールまでの移動時間を学習しながら求める移動時
間学習手段とを備え、戸開時間制御手段が移動時間学習
手段で学習した結果により玄関階でのエレベーター戸開
時間を個人毎に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、玄関を共有する
集合住宅等のエレベーター運転制御システムに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】個人判別装置を用いて玄関のドアを開錠
するとともに、エレベーターの乗場呼びを自動登録する
システムとして、例えば特開平１１−３４９２３８号公
報に開示されたものがある。
【０００３】図６は特開平１１−３４９２３８号公報に
示された従来のシステムを説明するためのエレベーター
ホールの平面図である。図において４０は玄関ドア、１
は個人判別装置、６はエレベーターかご、１０ａ〜１０
ｃは住庫等である。
【０００４】居住者が玄関の個人判別装置１で個人判別
すると、玄関ドア４０が開き、この居住者の住居階が玄
関階より上方であれば、エレベーターかご６を玄関階に
呼び寄せ、かご６が玄関階に到着した後、上記住居階へ
運転する。
【０００５】居住者は、玄関で簡単な操作をするだけ
で、エレベーターの乗場釦や行き先釦を操作しなくても
居住階へ行くことができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーター運転制御システムでは、玄関階でのエレベー
ターの戸開時間が玄関からエレベーターホールまでの平
均的な移動時間に基づいて決められているため、エレベ
ーターが他階の呼びに応答しているなど、玄関階に到着
するまでに時間がかかった場合は、到着後上記時間戸開
するため、無駄な戸開をすることになる。
【０００７】また、高齢者や身障者など歩行速度の遅い
人の場合は、エレベーターホールに到着する前にエレベ
ーターが戸閉し出発してしまい、乗り遅れてしまうこと
になる。
【０００８】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第１の目的は、エレベーターが
玄関階に到着するまでの時間に基づき、玄関階での戸開
時間を決定することで、無駄な戸開待機を防止するもの
である。
【０００９】また第２の目的は、個人の歩行速度に対応
した戸開時間を設定することによって高齢者や身障者な
ど歩行速度の遅い人の乗り遅れを防止するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明は、玄関に設置した個人判別装置が特定個人を判別
すると、玄関のドアを開錠するとともにエレベーターの
乗場呼びを自動登録するエレベーター運転制御システム
において、前記乗場呼びを登録してからエレベーターが
玄関階に到着するまでの時間を検出するエレベーター未
応答時間検出手段と、このエレベーター未応答時間によ
り、玄関階でのエレベーター戸開時間を制御する戸開時
間制御手段と、を備えたことを特徴とするエレベーター
運転制御システムにある。
【００１１】また、戸開時間制御手段が、未応答時間と
玄関階での戸開時間の合計が玄関からエレベーターホー
ルまでの移動時間を想定した所定時間となるように戸開
時間を決定することを特徴とする請求項１に記載のエレ
ベーター運転制御システムにある。
【００１２】また、前記個人判別装置により登録された
特定個人と判別された人がエレベーターホールに到着し
たことを検出するホール到着検出手段と、個人判別装置
で判別した個人毎に玄関からエレベーターホールまでの
移動時間を学習しながら求める移動時間学習手段と、を
備え、前記戸開時間制御手段が、上記移動時間学習手段
で学習した結果により、玄関階でのエレベーター戸開時
間を個人毎に制御する個人毎戸開時間制御手段であるこ
とを特徴とする請求項１に記載のエレベーター運転制御
システムにある。
【００１３】また、前記移動時間学習手段が、求めた玄
関からエレベーターホールまでの移動時間を個人毎に常
に最新の所定回ずつの値を記憶し、前記個人毎戸開時間
制御手段が、未応答時間と玄関階での戸開時間の合計が
前記個人毎の記憶された移動時間の値の最大値となるよ
うに戸開時間を決定することを特徴とする請求項３に記
載のエレベーター運転制御システムにある。
【００１４】
【発明の実施の形態】実施の形態１．図１はこの発明の
実施の形態１によるエレベーター運転制御システムの全
体構成図である。図１において１は周知の玄関で指紋照
合により個人判別を行う指紋照合装置、２は周知の指紋
照合装置１の結果により玄関階の乗場呼びを登録する乗
場呼び登録手段、３は乗場呼び登録手段２が乗場呼びを
登録してからエレベーターが玄関階に到着するまでの時
間を検出するエレベーター未応答時間検出手段、４はエ
レベーター未応答時間検出手段３が算出した結果でエレ
ベーターの戸開時間を制御する戸開時間制御手段、５は
エレベーターの運行や戸開閉を制御するエレベーター制
御手段、６は周知のレベーターかごである。
【００１５】なお、乗場呼び登録手段２、エレベーター
未応答時間検出手段３、戸開時間制御手段４およびエレ
ベーター制御手段５はプログラムに従って動作するマイ
クロコンピューターによって構成され、これをエレベー
ター制御装置８として示す。
【００１６】図３はこの発明によるエレベーター運転制
御システムのハードウェアーの構成図である。１はマイ
クロコンピューター(以下マイコンという)で構成された
個人判別を行う指紋照合装置である。中央処理装置(以
下ＣＰＵという)１Ａ、エレベーター制御装置とデータ
の送受信を行う伝送装置１Ｂ、指紋照合のためのプログ
ラム及びデータを格納する記憶装置１Ｃ、入出力の信号
レベルを変換する変換装置１Ｄを有し、変換装置１Ｄに
は玄関ドア４０と指紋リーダ１Ｆが接続されている。
【００１７】８は同じくマイコンで構成されたエレベー
ター制御装置で、同様にＣＰＵ８Ａ、伝送装置８Ｂ、こ
の発明による各手段を実行するためのものを含むエレベ
ータ制御用のプログラム及びデータを格納した記憶装置
８Ｃ、および変換装置８Ｄを有し、変換装置８Ｄには乗
場釦８Ｅ、エレベーターに設置した乗客を検出する乗客
検知カメラ８Ｆ、エレベーターかご６が接続されてい
る。指紋照合装置１とエレベーター制御装置８は伝送装
置１Ｂ、８Ｂを介して接続されている。
【００１８】次に図４のフローチャートに基づいて動作
を説明する。ステップＳ１で玄関にある指紋照合装置１
に指紋が読み込まれるまで待ち、指紋が読み込まれたら
ステップＳ２へ進み個人判別を行う。その結果、あらか
じめ登録してある例えば集合住宅の住人でなければ何も
しないで終わり、集合住宅の住人であれば、ステップＳ
３へ進み玄関錠を開錠する。
【００１９】次にステップＳ４へ進み、個人判別した住
人が玄関階の住人かどうかチェックし、玄関階の住人で
あれば何もしないで終わる。玄関階の住人でなければス
テップＳ５へ進み、玄関階の乗場呼びを登録するととも
に、乗場呼びが登録されてから玄関階に到着するまでの
時間(以下、未応答時間とする)のカウントを開始してス
テップＳ６へ進む。
【００２０】ステップＳ６は玄関階にエレベーターが到
着するまで待ち状態で、エレベーターが到着したらステ
ップＳ７へ進み、未応答時間と玄関階での戸開時間の合
計が玄関からエレベーターホールまでの移動時間(以
下、移動時間とする)になるように戸開時間を決定す
る。例えば、移動時間が１５秒と設定されているとき、
未応答時間が７秒とカウントされたら戸開時間を８秒と
決定する。
【００２１】ステップＳ８では、ステップＳ７で決定し
た戸開時間が経過するまで待ち、戸開時間が経過したら
ステップＳ９で戸閉させる。戸閉後、ステップＳ１０で
エレベータは目的階に向かって走行する。
【００２２】実施の形態２．図２はこの発明の実施の形
態２によるエレベーター運転制御システムの全体構成図
である。図２において１は周知の玄関で指紋照合により
個人判別を行う指紋照合装置、２は周知の指紋照合装置
１の照合結果により乗場呼びを登録する乗場呼び登録手
段、３は乗場呼び登録手段２が乗場呼びを登録してから
エレベーターが玄関階に到着するまでの時間を検出する
エレベーター未応答時間検出手段、７は乗客が玄関から
エレベーターホールまで移動する時間を学習する移動時
間学習手段、９は乗客がエレベーターホールに到着した
ことを検出するカメラ等のホール到着検出手段、１１は
玄関階での戸開時間を個人毎に切り換える個人毎戸開時
間制御手段、５はエレベーターの運行や戸閉を制御する
エレベーター制御手段、６は周知のレベーターかごであ
る。
【００２３】なお、乗場呼び登録手段２、エレベーター
未応答時間検出手段３、エレベーター制御手段５、移動
時間学習手段７および個人毎戸開時間制御手段１１はプ
ログラムに従って動作するマイクロコンピューターによ
って構成され、これをエレベーター制御装置８として示
す。
【００２４】また、エレベーター運転制御システムのハ
ードウェアーの構成は、図３に示すものと基本的に同じ
であるためここでは説明を省略する。
【００２５】次に図５のフローチャートに基づいて動作
を説明する。ステップＳ１１で玄関にある指紋照合装置
１に指紋が読み込まれるまで待ち、指紋が読み込まれた
らステップＳ１２へ進み個人判別を行う。その結果、あ
らかじめ登録してある例えば集合住宅の住人でなければ
何もしないで終わり、集合住宅の住人であれば、ステッ
プＳ１３へ進み玄関錠を開錠する。
【００２６】次にステップＳ１４へ進み、個人判別した
住人が玄関階の住人かどうかチェックし、玄関階の住人
であれば何もしないで終わる。玄関階の住人でなければ
ステップＳ１５へ進み、玄関階の乗場呼びを登録し未応
答時間と移動時間のカウントを開始する。
【００２７】ステップＳ１６で玄関階にエレベーターが
到着したらステップＳ１７へ進み、ステップＳ１７で未
応答時間のカウントを終了する。ステップＳ１８で前回
までの学習データが所定回数、例えば５回分あるかどう
かチェックし、５回分あれば、ステップＳ１９に進み過
去５回分の移動時間の最大値と未応答時間より戸開時間
を算出(移動時間の最大値と未応答時間の差)して設定す
る。また、前回までの学習データが５回分未満の場合は
ステップＳ２０へ進み、あらかじめ決められている平均
的な移動時間と未応答時間より戸開時間を算出(これら
の差)して設定する。
【００２８】ステップＳ２１で指紋照合した住人がエレ
ベーターホールに到着するまで待ち、乗客検知カメラに
より住人がエレベーターホールに到着したことを検出し
たら、ステップＳ２１で移動時間のカウントを終了す
る。ステップＳ２２で、カウント終了した移動時間デー
タを学習用データとして個人毎に保存(図３の記憶装置
８Ｃ)する。学習データが５回分以上ある場合は、最も
古いデータを削除し新しいデータを記憶する。
【００２９】ステップＳ２３でステップＳ１９またはス
テップＳ２０で決定した戸開時間終了後、エレベーター
が目的階に向かって出発する。
【００３０】なお上記各実施の形態では、個人判別装置
を指紋照合装置１としたが、これは一例であり、個人を
判別する装置であれば指紋照合装置に限定されるもので
はない。
【００３１】また実施の形態２におて、戸開時間を学習
データ内の最大値に基づいて決定したが、これは一例で
あり、戸開時間を学習データから決定するのであれば、
最大値に限定されるものではない。
【００３２】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、未応答
時間と、玄関階での戸開時間の合計があらかじめ設定さ
れた玄関からエレベーターホールまでの平均的な移動時
間になるように戸開時間を設定することによって、玄関
階での無駄な戸開待機をなくすことができる。
【００３３】また、指紋を登録している個人毎に玄関か
らエレベーターホールに到着する時間を学習し、個人に
合わせた戸開時間にすることによって、高齢者や身障者
などの移動に時間がかかる人達の乗り遅れを防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明の実施の形態１によるエレベーター
運転制御システムの全体構成図である。
【図２】 この発明の実施の形態２によるエレベーター
運転制御システムの全体構成図である。
【図３】 この発明によるエレベーター運転制御システ
ムのハードウェアーの構成図である。
【図４】 この発明の実施の形態１によるエレベーター
運転制御システムの動作を示すフローチャートである。
【図５】 この発明の実施の形態２によるエレベーター
運転制御システムの動作を示すフローチャートである。
【図６】 従来のシステムを説明するためのエレベータ
ーホールの平面図である。
【符号の説明】
１ 指紋照合装置、２ 乗場呼び登録手段、３ エレベ
ーター未応答時間検出手段、４ 戸開時間制御手段、５
エレベーター制御手段、６ エレベーターかご、７
移動時間学習手段、８ エレベーター制御装置、９ ホ
ール到着検出手段、１１ 個人毎戸開時間制御手段。
フロントページの続き Ｆターム(参考） 3F002 AA05 BB08 FA01 FA03 FA10 GB03 3F307 BA05 EA12 EA27

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 玄関に設置した個人判別装置が特定個人
    を判別すると、玄関のドアを開錠するとともにエレベー
    ターの乗場呼びを自動登録するエレベーター運転制御シ
    ステムにおいて、 前記乗場呼びを登録してからエレベーターが玄関階に到
    着するまでの時間を検出するエレベーター未応答時間検
    出手段と、 このエレベーター未応答時間により、玄関階でのエレベ
    ーター戸開時間を制御する戸開時間制御手段と、 を備えたことを特徴とするエレベーター運転制御システ
    ム。
  2. 【請求項２】 戸開時間制御手段が、未応答時間と玄関
    階での戸開時間の合計が玄関からエレベーターホールま
    での移動時間を想定した所定時間となるように戸開時間
    を決定することを特徴とする請求項１に記載のエレベー
    ター運転制御システム。
  3. 【請求項３】 前記個人判別装置により登録された特定
    個人と判別された人がエレベーターホールに到着したこ
    とを検出するホール到着検出手段と、 個人判別装置で判別した個人毎に玄関からエレベーター
    ホールまでの移動時間を学習しながら求める移動時間学
    習手段と、 を備え、 前記戸開時間制御手段が、上記移動時間学習手段で学習
    した結果により、玄関階でのエレベーター戸開時間を個
    人毎に制御する個人毎戸開時間制御手段であることを特
    徴とする請求項１に記載のエレベーター運転制御システ
    ム。
  4. 【請求項４】 前記移動時間学習手段が、求めた玄関か
    らエレベーターホールまでの移動時間を個人毎に常に最
    新の所定回ずつの値を記憶し、 前記個人毎戸開時間制御手段が、未応答時間と玄関階で
    の戸開時間の合計が前記個人毎の記憶された移動時間の
    値の最大値となるように戸開時間を決定することを特徴
    とする請求項３に記載のエレベーター運転制御システ
    ム。
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