JP2981785B2 - エレベーターの呼び登録装置 - Google Patents
エレベーターの呼び登録装置Info
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- JP2981785B2 JP2981785B2 JP3179060A JP17906091A JP2981785B2 JP 2981785 B2 JP2981785 B2 JP 2981785B2 JP 3179060 A JP3179060 A JP 3179060A JP 17906091 A JP17906091 A JP 17906091A JP 2981785 B2 JP2981785 B2 JP 2981785B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベーターの呼び
登録を指紋照合により行なう装置に関するものである。
登録を指紋照合により行なう装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、住宅等において、防犯のため来客
の指紋を照合してあらかじめ指紋が登録されている乗客
だけ、行先階の呼び登録ができるようにしたものがあ
る。これは、例えば、特開平２−４３１８５号公報に示
されるように、基準階に指紋検出器を設け、居住者の指
紋と一致すると、自動的に呼びを登録するものである。
乗場出入口が特定階（基準階）だけであれば、上記装置
でよいが、特定階が複数階あると、コスト高となるた
め、かご内に指紋検出器を設置するのが一般的である。
の指紋を照合してあらかじめ指紋が登録されている乗客
だけ、行先階の呼び登録ができるようにしたものがあ
る。これは、例えば、特開平２−４３１８５号公報に示
されるように、基準階に指紋検出器を設け、居住者の指
紋と一致すると、自動的に呼びを登録するものである。
乗場出入口が特定階（基準階）だけであれば、上記装置
でよいが、特定階が複数階あると、コスト高となるた
め、かご内に指紋検出器を設置するのが一般的である。
【０００３】しかし、行先階が固定されている場合は、
自動的に呼びを登録するようにしてもよいが、行先階が
変化する場合には、指紋照合後に行先ボタンによってか
ご呼びを登録するようにしなければならない。
自動的に呼びを登録するようにしてもよいが、行先階が
変化する場合には、指紋照合後に行先ボタンによってか
ご呼びを登録するようにしなければならない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの呼び登録装置では、乗客の指紋を照合し、
その後行先ボタンによりかご呼び登録をする必要がある
ため、指紋照合とかご呼び登録という２回の動作が要求
されるという問題点がある。また、近年住宅は高層化さ
れ、エレベーターの停止数も増加する傾向になる。これ
に伴って行先ボタンの数も増加し、種々の不具合（上方
のボタンは子供が操作しにくい、行先階のボタンを探す
のに時間を要する等）が生じるという問題点がある。
レベーターの呼び登録装置では、乗客の指紋を照合し、
その後行先ボタンによりかご呼び登録をする必要がある
ため、指紋照合とかご呼び登録という２回の動作が要求
されるという問題点がある。また、近年住宅は高層化さ
れ、エレベーターの停止数も増加する傾向になる。これ
に伴って行先ボタンの数も増加し、種々の不具合（上方
のボタンは子供が操作しにくい、行先階のボタンを探す
のに時間を要する等）が生じるという問題点がある。
【０００５】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、１回の動作で指紋照合とかご呼び登録が
できるようにしたエレベーターの呼び登録装置を提供す
ることを目的とする。
されたもので、１回の動作で指紋照合とかご呼び登録が
できるようにしたエレベーターの呼び登録装置を提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ターの呼び登録装置は、かご内の複数の指紋検出器の組
合せにより行先階を判別し、これに対応するかご呼びを
登録するようにしたものである。
ターの呼び登録装置は、かご内の複数の指紋検出器の組
合せにより行先階を判別し、これに対応するかご呼びを
登録するようにしたものである。
【０００７】
【作用】この発明においては、複数の指紋検出器の組合
せにより行先階のかご呼びを登録するようにしたため、
乗客は指の指紋を照合する動作だけでよい。
せにより行先階のかご呼びを登録するようにしたため、
乗客は指の指紋を照合する動作だけでよい。
【０００８】
実施例１．図１〜図３はこの発明の一実施例を示す図
で、図１は全体構成図、図２はブロック回路図、図３は
フローチャートであり、同一符号は同一部分を示す。
で、図１は全体構成図、図２はブロック回路図、図３は
フローチャートであり、同一符号は同一部分を示す。
【０００９】図１において、１〜３はかご内に設置され
乗客の複数の指の指紋を検出する指紋検出器Ａ〜Ｃ、４
は指紋検出器Ａ〜Ｃ１〜３により検出された指紋と、あ
らかじめ登録された指紋データ５とを照合する指紋照合
装置、６は上記指紋照合後、組合せ情報記憶手段７にあ
らかじめ記憶された組合せ情報により行先階を判別する
組合せ判別手段で、組合せ情報は、例えば指紋検出器Ａ
１だけは１階、同じくＢ２だけは２階、同じくＣ３だけ
は３階、Ａ１＋Ｂ２は４階、Ａ１＋Ｃ３は５階というよ
うに設定されている。８は組合せ判別手段６により判別
された行先階のかご呼びを登録するかご呼び登録手段、
９はかご呼び登録を表示するかご呼び登録灯、１０はか
ご呼びに応じてかごを運転制御する運転制御装置であ
る。
乗客の複数の指の指紋を検出する指紋検出器Ａ〜Ｃ、４
は指紋検出器Ａ〜Ｃ１〜３により検出された指紋と、あ
らかじめ登録された指紋データ５とを照合する指紋照合
装置、６は上記指紋照合後、組合せ情報記憶手段７にあ
らかじめ記憶された組合せ情報により行先階を判別する
組合せ判別手段で、組合せ情報は、例えば指紋検出器Ａ
１だけは１階、同じくＢ２だけは２階、同じくＣ３だけ
は３階、Ａ１＋Ｂ２は４階、Ａ１＋Ｃ３は５階というよ
うに設定されている。８は組合せ判別手段６により判別
された行先階のかご呼びを登録するかご呼び登録手段、
９はかご呼び登録を表示するかご呼び登録灯、１０はか
ご呼びに応じてかごを運転制御する運転制御装置であ
る。
【００１０】図２において、１５はマイクロコンピュー
タ（以下マイコンという）で、ＣＰＵ１５Ａ、メモリ１
５Ｂ、入力回路１５Ｃ及び出力回路１５Ｄを有し、入力
回路１５Ｃは指紋検出器Ａ〜Ｃ１〜３及び指紋照合装置
４に接続され、出力回路１５Ｄはかご呼び登録灯９及び
運転制御装置１０に接続されている。
タ（以下マイコンという）で、ＣＰＵ１５Ａ、メモリ１
５Ｂ、入力回路１５Ｃ及び出力回路１５Ｄを有し、入力
回路１５Ｃは指紋検出器Ａ〜Ｃ１〜３及び指紋照合装置
４に接続され、出力回路１５Ｄはかご呼び登録灯９及び
運転制御装置１０に接続されている。
【００１１】次に、この実施例の動作を図３を参照して
説明する。なお、このフローチャートはマイコン１５の
メモリ１５Ｂに記憶されている。ステップ２１でかごが
停止中かを判断し、ステップ２２でかごが戸開状態かを
判断する。今、かごがある階の乗場呼びに応答して停止
しており、戸開状態であるとすると、ステップ２３へ進
み、指紋の検出を待つ。指紋検出器Ａ〜Ｃ１〜３で指紋
が検出されると、ステップ２４でそれがあらかじめ登録
されている指紋と一致するかを判断する。
説明する。なお、このフローチャートはマイコン１５の
メモリ１５Ｂに記憶されている。ステップ２１でかごが
停止中かを判断し、ステップ２２でかごが戸開状態かを
判断する。今、かごがある階の乗場呼びに応答して停止
しており、戸開状態であるとすると、ステップ２３へ進
み、指紋の検出を待つ。指紋検出器Ａ〜Ｃ１〜３で指紋
が検出されると、ステップ２４でそれがあらかじめ登録
されている指紋と一致するかを判断する。
【００１２】登録済みの指紋と一致すると、ステップ２
５へ進み、あらかじめ登録されている組合せと一致する
かを判断する。登録済みの組合せと一致すると、ステッ
プ２６でその組合せに対応する行先階（例えば、指紋検
出器Ａ，Ｂから出力があれば４階）のかご呼びを登録
し、ステップ２７でかご呼び登録灯９を点灯してステッ
プ３０へ進む。
５へ進み、あらかじめ登録されている組合せと一致する
かを判断する。登録済みの組合せと一致すると、ステッ
プ２６でその組合せに対応する行先階（例えば、指紋検
出器Ａ，Ｂから出力があれば４階）のかご呼びを登録
し、ステップ２７でかご呼び登録灯９を点灯してステッ
プ３０へ進む。
【００１３】ステップ３０で所定時間が経過したかを判
断し、ステップ３１で戸開状態を継続し、所定時間が経
過すればステップ３２で戸閉動作を行ない、ステップ３
３へ進んでかご呼びが登録されているかを判断する。こ
の場合、ステップ２６でかご呼びは登録されているの
で、ステップ３４で行先階へ走行する。
断し、ステップ３１で戸開状態を継続し、所定時間が経
過すればステップ３２で戸閉動作を行ない、ステップ３
３へ進んでかご呼びが登録されているかを判断する。こ
の場合、ステップ２６でかご呼びは登録されているの
で、ステップ３４で行先階へ走行する。
【００１４】ステップ２５，２６で検出された指紋が登
録されていない指紋であるか、登録されていない組合せ
である場合は、ステップ２８へ進み、かご内に乗客がい
るかをかご内荷重検出器等（図示しない）により検出
し、乗客がいると判断されると、ステップ２９で戸開状
態を継続する。そして、かご内に乗客がいなくなれば、
ステップ３０へ進み、所定時間が経過すると、ステップ
３２で戸閉動作を行ない、ステップ３３へ進む。この場
合ステップ３３ではかご呼びが登録されていないので、
ステップ３５へ進み、その階で戸閉待機する。
録されていない指紋であるか、登録されていない組合せ
である場合は、ステップ２８へ進み、かご内に乗客がい
るかをかご内荷重検出器等（図示しない）により検出
し、乗客がいると判断されると、ステップ２９で戸開状
態を継続する。そして、かご内に乗客がいなくなれば、
ステップ３０へ進み、所定時間が経過すると、ステップ
３２で戸閉動作を行ない、ステップ３３へ進む。この場
合ステップ３３ではかご呼びが登録されていないので、
ステップ３５へ進み、その階で戸閉待機する。
【００１５】実施例２．図４はこの発明の他の実施例を
示す要部構成図で、指紋照合装置Ａ〜Ｃ４Ａ〜４Ｃを指
紋検出器Ａ〜Ｃ１〜３ごとに設けて、ここで指紋データ
５と指紋照合し、それぞれ登録済みの指紋と一致する
と、組合せ判別手段６で行先階を判別するようにしたも
のである。このようにしても、図１の場合と同様の効果
を期待することができる。
示す要部構成図で、指紋照合装置Ａ〜Ｃ４Ａ〜４Ｃを指
紋検出器Ａ〜Ｃ１〜３ごとに設けて、ここで指紋データ
５と指紋照合し、それぞれ登録済みの指紋と一致する
と、組合せ判別手段６で行先階を判別するようにしたも
のである。このようにしても、図１の場合と同様の効果
を期待することができる。
【００１６】上記各実施例では、指紋検出器Ａ〜Ｃ１〜
３を３個設置するものとしたが、個数には限定されな
い。また、通常の行先ボタンと指紋検出器Ａ〜Ｃ１〜３
とを併用し、昼間は行先ボタンを用い、夜間は指紋検出
器Ａ〜Ｃ１〜３だけ有効にしてもよい。
３を３個設置するものとしたが、個数には限定されな
い。また、通常の行先ボタンと指紋検出器Ａ〜Ｃ１〜３
とを併用し、昼間は行先ボタンを用い、夜間は指紋検出
器Ａ〜Ｃ１〜３だけ有効にしてもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明では、かご
内の複数の指紋検出器の組合せにより行先階を判別し、
これに対応するかご呼びを登録するようにしたので、行
先ボタンを操作する代りに、乗客は指紋を照合するだけ
でよく、１回の動作で指紋照合とかご呼び登録ができか
つ指と階床との対応を覚えておく必要がなく、容易にか
ご呼びが登録できる効果がある。
内の複数の指紋検出器の組合せにより行先階を判別し、
これに対応するかご呼びを登録するようにしたので、行
先ボタンを操作する代りに、乗客は指紋を照合するだけ
でよく、１回の動作で指紋照合とかご呼び登録ができか
つ指と階床との対応を覚えておく必要がなく、容易にか
ご呼びが登録できる効果がある。
【図１】この発明の一実施例を示す全体構成図。
【図２】図１のブロック回路図。
【図３】図２の動作を示すフローチャート。
【図４】この発明の他の実施例を示す要部構成図。
１ 〜３ 指紋検出器Ａ〜Ｃ ４，４Ａ〜４Ｃ 指紋照合装置 ５ 指紋データ ６ 組合せ判別手段 ７ 組合せ情報記憶手段 ８ かご呼び登録手段 １５ マイクロコンピュータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−121184（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−116479（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−43185（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−129971（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−8951（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−26967（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−254740（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−262462（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−277618（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−337368（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−41174（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B66B 1/14 L B66B 3/00 K B66B 5/00 F
Claims (1)
- 【請求項１】 かご内に設置された複数の指紋検出器
と、あらかじめ登録された指紋データを記憶する手段
と、これらの指紋検出器により検出された指紋が上記記
憶された指紋データに一致すると動作する指紋照合装置
と、上記指紋データごとに当該指紋データと検出した指
紋検出器の組合せにより行先階を特定する組合せ情報を
記憶する手段と、上記指紋照合装置が動作すると上記指
紋データと検出した指紋検出器の組合せに応じて行先階
を判別する組合せ判別手段と、上記判別された行先階の
かご呼びを登録するかご呼び登録手段とを備えてなるエ
レベーターの呼び登録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179060A JP2981785B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | エレベーターの呼び登録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179060A JP2981785B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | エレベーターの呼び登録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05776A JPH05776A (ja) | 1993-01-08 |
| JP2981785B2 true JP2981785B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=16059414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3179060A Expired - Fee Related JP2981785B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | エレベーターの呼び登録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2981785B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3939027B2 (ja) * | 1998-06-26 | 2007-06-27 | 三菱電機株式会社 | エレベーターの呼び登録装置 |
| JP2006131373A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | ホームオートメーションシステム |
| JP5361550B2 (ja) * | 2009-06-09 | 2013-12-04 | 三菱電機株式会社 | エレベータ用セキュリティシステム及びリーダ装置 |
| CN105668356B (zh) * | 2016-03-25 | 2018-03-30 | 江苏威尔曼科技有限公司 | 一种电梯厅外呼梯装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62121184A (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-02 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タ−の運転装置 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3179060A patent/JP2981785B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05776A (ja) | 1993-01-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |