JP5462756B2 - 色選択支援方法、色値取得方法、画像処理方法、色選択支援装置、色値取得装置、画像処理装置及びプログラム - Google Patents

色選択支援方法、色値取得方法、画像処理方法、色選択支援装置、色値取得装置、画像処理装置及びプログラム Download PDF

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Description

この発明は、基準色を決定し、該基準色又はその近傍色からなる複数のカラーパッチを備えるカラーチャートを印刷した後、印刷で色再現しようとする指定色に最も近い色のカラーパッチを前記カラーチャートの中から選択させるための色選択支援方法、色値取得方法、画像処理方法、色選択支援装置、色値取得装置、画像処理装置及びプログラムに関する。
近時、インクジェット技術の飛躍的進歩に伴い、インクジェット方式の印刷機による高速・高画質を両立したカラー大判印刷が可能になりつつある。この印刷機は、個人的・家庭的用途だけでなく、最近では、特にサイン・ディスプレイ用途において幅広い分野で用いられている。この印刷機を用いることにより、例えば、店頭POP(Point of Purchase)や壁面ポスターのみならず、屋外広告・看板等の大サイズメディア、ロールメディア、厚手の硬質メディアに対しても印刷が可能である。
広告用の印刷物には需要者の視覚を通じてその購買意欲を喚起させる効果が期待されることから、印刷物の色の仕上がりは特に重要である。従来から、印刷物の色管理手段としてのカラーマッチング技術、例えば、ICC(International Color Consortium)プロファイルの作成方法あるいはスポットカラー(以下、指定色という。)の調整方法について種々提案されている。
ここで、「指定色の調整方法」とは、カラーチップ等の色見本により、印刷で色再現しようとする指定色と略一致するように、カラー画像の注目領域の色を微調整する方法である。具体的には、色見本の実際の色値と、印刷機を用いて指定色を再現するための色値とを取得し、両者の色値の差分量に基づいて印刷色を補正するものである。
例えば、特許文献1には、色見本をスキャナ装置で読み取り、その読取データから生成した前記色見本の複数の変種をメディア上に印刷し、前記複数の変種の中から特定の色を選択する方法が開示されている。
また、特許文献2には、表示装置の画面上(表示窓)に指定色が表示されるように設定し、印刷されたカラーチャートを目視観察し、27色のカラーパッチの中から前記指定色に最も近い色を選択し、画面を介してその色の番号を入力する方法が開示されている。これにより、表示装置上に表示した指定色と、印刷機から印刷される色との色感を厳密に近似させることが可能である旨が記載されている。
さらに、特許文献3には、表示装置及び印刷機を併用して所望の色を選択するシステムが開示されている。具体的には、表示装置の第1の画面上にカラーホイール(連続的な色)を表示させ、作業者に色を大局的に選択させる。そして、第2の画面上にウインドウ(離散的な色)を表示させ、印刷機での印刷結果に基づいて作業者に色を正確に選択させるものである。
特開2003−134349号公報([0009]、図4) 特開2000−217007号公報([0034]〜[0036]、図4、図5) 特開2002−351447号公報([0004]、図1、図2)
ところで、上記した方法を用いて、印刷物上で指定色を厳密に再現するためには、カラーチャートの印刷ステップとカラーパッチの選択ステップとを繰り返し行う必要がある。ところが、各カラーパッチ間の色間隔が小さくなるにつれて、作業者は、各カラーパッチと色見本との近似性を再現良く識別することが困難になる。
そこで、測色計を用いてカラーパッチを測色することで、指定色との色差が最小であるカラーパッチを選択する方法も採り得る。しかしながら、作業者は、カラーチャート上にある全てのカラーパッチを測色し、指定色との色差をそれぞれ算出した上で、前記色差が最小であるカラーパッチを特定する必要がある。その結果、作業工数が多くなり、作業者はその煩に堪えない。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、作業者が、指定色に近い色を効率良く選択可能である色選択支援方法、色値取得方法、画像処理方法、色選択支援装置、色値取得装置、画像処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、基準色を決定し、該基準色又はその近傍色からなる複数のカラーパッチを備えるカラーチャートを印刷した後、印刷物上で色再現しようとする指定色に近い色のカラーパッチを少なくとも1つ、前記カラーチャートの中から作業者に選択させるための色選択支援方法に関する。
前記指定色の色値を取得する色値取得ステップと、前記カラーチャートの中から候補パッチとして抽出された少なくとも1つのカラーパッチを測色し、前記候補パッチの色値を取得する測色ステップと、取得された前記指定色の色値及び前記候補パッチの色値に基づいて、前記指定色の色値に応じた前記カラーチャート上での対応位置を算出する算出ステップと、前記カラーチャート上における前記複数のカラーパッチの配置を模擬した模擬画像を表示するとともに、算出された前記対応位置を指示する指示マーク画像を前記模擬画像と併せて表示する表示ステップとを備えることを特徴とする。
また、前記表示ステップでは、前記色値の色成分毎に分離して前記指示マーク画像をそれぞれ表示することが好ましい。
さらに、前記指示マーク画像は、前記候補パッチの配設位置から前記対応位置への方向を表す画像であることが好ましい。
また、前記測色ステップでは、前記カラーチャート上の配設位置と対応付けて前記候補パッチの色値を取得することが好ましい。
さらに、前記指示マーク画像は、前記対応位置の存在範囲を表す画像であり、前記表示ステップでは、前記模擬画像に前記指示マーク画像を重畳して表示することが好ましい。
さらに、前記カラーチャートには、同一直線上に配置され、且つ、予め決定された複数の前記候補パッチの色を有する複数の測定用パッチが設けられていることが好ましい。
さらに、作業者の操作に応じて、抽出された前記候補パッチの識別情報を入力する入力ステップをさらに備え、前記測色ステップでは、入力された前記識別情報に基づいて、前記カラーチャート上の配設位置と対応付けて前記候補パッチの色値を取得することが好ましい。
さらに、抽出される前記候補パッチの個数、配設位置又は色値の取得順番の少なくとも1つを変更する変更ステップをさらに備えることが好ましい。
さらに、前記色値取得ステップでは、前記測色ステップで用いた測色計と同一の測色計を用いて、前記指定色の色値を取得することが好ましい。
本発明に係る色値取得方法は、上記した色選択支援方法のいずれかを用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である選択色値を取得する色値取得ステップを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像処理方法は、上記した色選択支援方法のいずれかを用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である第1色値を取得する第1取得ステップと、前記指定色の色値である第2色値を取得する第2取得ステップと、取得された前記第1及び第2色値に基づいて、印刷しようとする前記印刷物の色調整を行う色調整ステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係る色選択支援装置は、上記した色選択支援方法のいずれかを用いて、前記模擬画像及び前記指示マーク画像を表示する表示部を有することを特徴とする。
本発明に係る色値取得装置は、上記した色選択支援方法のいずれかを用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である選択色値を取得する色値取得部と、前記色値取得部により取得された前記選択色値に関する色情報を表示する表示部とを有することを特徴とする。
また、前記印刷物を印刷するための印刷機のプロファイルを用いて、前記選択色値を前記印刷機のデバイス依存データに変換するデータ変換部をさらに有し、前記表示部は、前記データ変換部により変換された前記デバイス依存データをさらに表示することが好ましい。
本発明に係る画像処理装置は、上記した色選択支援方法のいずれかを用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である第1色値を取得する第1色値取得部と、前記指定色の色値である第2色値を取得する第2色値取得部と、前記第1及び第2色値取得部により取得された前記第1及び第2色値に基づいて、印刷しようとする前記印刷物の色調整を行う印刷色調整部とを有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、印刷で色再現しようとする指定色の色値を取得する色値取得部、基準色を決定する基準色決定部、前記基準色決定部により決定された前記基準色又はその近傍色からなる複数のカラーパッチを備えるカラーチャートを印刷機に印刷させる印刷制御部、前記印刷機により印刷された前記カラーチャートの中から候補パッチとして抽出された少なくとも1つのカラーパッチを測色し、前記候補パッチの色値を取得する測色部、前記色値取得部により取得された前記指定色の色値及び前記測色部により取得された前記候補パッチの色値に基づいて、前記指定色の色値に応じた前記カラーチャート上での対応位置を算出する対応位置算出部、前記カラーチャート上における前記複数のカラーパッチの配置を模擬した模擬画像を表示するとともに、前記対応位置算出部により算出された前記対応位置を指示する指示マーク画像を前記模擬画像と併せて表示させる表示制御部として機能させることを特徴とする。
本発明に係る色選択支援方法、色値取得方法、画像処理方法、色選択支援装置、色値取得装置、画像処理装置及びプログラムによれば、指定色の色値及び候補パッチの色値に基づいて、前記指定色の色値に応じたカラーチャート上での対応位置を算出し、前記カラーチャート上における複数のカラーパッチの配置を模擬した模擬画像を表示するとともに、算出された前記対応位置を指示する指示マーク画像を前記模擬画像と併せて表示するようにした。作業者は、カラーチャートを測色することで、模擬画像と指示マーク画像との相対的位置関係から、指定色に最も近い色に相当するカラーパッチの存在を容易に把握できる。これにより、無駄な作業工数を費やすことなく、指定色に近い色を効率良く選択できる。
本発明の第1実施形態に係る色選択支援方法を実施する画像処理装置が組み込まれた印刷システムの斜視説明図である。 図2Aは、図1に示すカラーチャートの概略正面図である。図2Bは、図2Aの各カラーパッチの色値の設計例を表す説明図である。 図1に示す画像処理装置の機能ブロック図である。 図1に示す印刷システムを用いて適切な色の印刷物を得るためのフローチャートである。 色の微調整ステップにおいて、第1実施形態に係る色選択支援方法を実施する画像処理装置の動作説明に供されるフローチャートである。 指定色の色情報を入力する画面例を表す図である。 色選択画面の一例を表す図である。 第1実施形態に係る色選択表示データ作成部の詳細ブロック図である。 図7に示す色選択画面の第1変化図である。 図10Aは、図9等に示す色選択画面の一部省略正面図である。図10Bは、図9の表示欄の表示内容を表す概略説明図である。 色の選択結果を表示する画面例を表す図である。 色の微調整ステップにおいて、第2実施形態に係る色選択支援方法を実施する画像処理装置の動作説明に供されるフローチャートである。 図7に示す色選択画面の第2変化図である。 第2実施形態に係る色選択表示データ作成部の詳細ブロック図である。 第2実施形態の第1変形例に係るカラーチャートの概略正面図である。 図13の色選択画面の変形例を表す図である。 第2実施形態の第2変形例に係るカラーチャートの概略正面図である。
以下、本発明に係る色選択支援方法についてそれを実施する色選択支援装置(色値取得装置、画像処理装置)及び印刷システムとの関係において好適な第1、第2実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、本発明の第1実施形態に係る色選択支援方法について、図1〜図11を参照しながら説明する。
図1は、第1実施形態に係る色選択支援方法を実施する画像処理装置16が組み込まれた印刷システム10の斜視説明図である。
印刷システム10は、ネットワーク12と、編集装置14と、画像処理装置16と、印刷機18と、測色計20(測色部)とを基本的に備える。
ネットワーク12は、イーサネット(登録商標)等の通信規格に基づいて構築されている。編集装置14と、画像処理装置16と、データベースDBとは、前記ネットワーク12を介して有線又は無線により相互に接続されている。
編集装置14は、文字、図形、絵柄や写真等から構成されるカラー画像の配置をページ毎に編集が自在であり、ページ記述言語(以下、PDLという。)による電子原稿(印刷データ)、例えば、4色(CMYK)や3色(RGB)のカラーチャンネルからなる8ビット画像データを生成する。
ここで、PDLとは、印刷や表示等の出力単位である「ページ」内で文字、図形等の書式情報、位置情報、色情報(濃度情報を含む)等の画像情報を記述する言語である。例えば、PDF(Portable Document Formatの略で、ISO2000−1:2008に規定)、AdobeSystems社のPostScript(登録商標)やXPS(XML Paper Specification)等が知られている。
画像処理装置16は、PDL形式の電子原稿をラスタ形式(例えば、ビットマップやTIFF)の電子原稿に展開し、所望の画像処理(例えば、色変換処理、画像拡縮処理や配置処理等)を行い、印刷機18に適した印刷制御信号に変換し、又は前記印刷機18に前記印刷制御信号を送信する各機能を有している。
また、画像処理装置16は、CPU・メモリ等を有する本体22と、カラー画像を表示する表示装置24(表示部)と、本体22側に種々のデータ又は動作指示を入力自在である入力装置26(入力部;キーボード28及びマウス30)とを備えている。ポインティングデバイスとしてのマウス30に代替し、トラックパッドやトラックボールを用いてもよい。
さらに、画像処理装置16には、電子データの記録・消去が自在な可搬型メモリ32や測色計20が接続されている。
印刷機18は、C、M、Y、Kの各色(プロセスカラー)からなる標準インクと、LC、LM等の淡色やW(白色)等のオプションインクとを組み合わせてカラー画像を形成するインクジェット方式の印刷装置である。この印刷機18は、外部(例えば、画像処理装置16)から受信した印刷制御信号に基づいて各色のインクの射出制御を行うことにより、印刷媒体としてのメディア34(図1では、ロール状の未印刷のメディア34)上にカラー画像を印刷し、印刷物36(印刷物36の一種であるカラーチャート36cが含まれる。)を形成する。
メディア34の基材には、合成紙・厚紙・アルミ蒸着紙等の紙類、塩化ビニル・PET等の樹脂やターポリン等を用いることができる。
測色計20は、所定の測色操作に応じて、測定対象物から色値を取得する。ここで色値とは、三刺激値XYZ、均等色空間の表色値L等のデバイス非依存データのみならず、波長に対する光学物理量の分布(以下、「分光データ」という。)が含まれる。分光データとして、例えば、分光放射分布、分光感度分布、分光反射率又は分光透過率等が挙げられる。
データベースDBは、電子原稿のジョブチケット{例えば、JDF(Job Difinition Format)ファイル}、色見本データ、目標プロファイル(ターゲットプロファイル)又は各メディア34に適したプロファイル等のデータ管理を行うデータベースサーバである。
図2Aは、カラーチャート36cの概略正面図である。
カラーチャート36cは、メディア34上に印刷された、色の異なる27個の略同形状のカラーパッチ38と、該カラーパッチ38の行方向及び列方向の配列位置を特定する行番号40(識別情報)及び列番号42(識別情報)と、前記カラーチャート36cの印刷条件を識別する各種情報からなる印刷情報44とから構成される。
各カラーパッチ38は、メディア34の左側部、中央部及び右側部に、縦方向及び横方向に3個ずつ、所定間隔の隙間を設けるように配置されている。各カラーパッチ38の色は、CMYK値の各信号レベルの範囲(百分率では0%〜100%、8ビット階調である場合は0〜255)の所定の値が設定されている。
行番号40は上から順番に(1)、(0)、(−1)からなり、それぞれ各カラーパッチ38の左方にその位置に対応するように設けられている。一方、列番号42は、左から順番に(1’)、…、(−1”)からなり、各カラーパッチ38の上方にその位置に対応するように設けられている。
印刷情報44には、印刷機18の機種、シリアル番号若しくは登録名、印刷モード、メディア34の種類、印刷日時等が印刷されている。
図2Bは、図2Aに示す各カラーパッチ38の色値の設計例を表す説明図である。
複数のカラーパッチ38を二次元的に配置する際、カラーパッチ38の位置毎に色を徐々に変化させる方法を採ることができる。例えば、均等色空間CIELAB系の3つの変数(L,a,b)において、各カラーパッチ38に対応する色値を、(1)〜(3)式のように決定することができる。
=L +ΔL×i (iは整数) …(1)
=a +Δa×j (jは整数) …(2)
=b +Δb×k (kは整数) …(3)
図2Bに示す表の左方側、上方側に示される番号は、行番号40、列番号42にそれぞれ対応している。そして、この表の各欄の上段、中段及び下段はそれぞれ(1)式に示す「i」の値、(2)式に示す「j」の値及び(3)式に示す「k」の値を示す。
本明細書では、(1)〜(3)式により形成される色領域のことを、複数のカラーパッチ38による色の提示範囲(単に、提示範囲ともいう。)と呼ぶことにする。例えば、図2A及び図2Bにおける提示範囲は、(L +ΔL,a +Δa,b +Δb)、(L +ΔL,a +Δa,b −Δb)、(L +ΔL,a −Δa,b +Δb)、(L +ΔL,a −Δa,b −Δb)、(L −ΔL,a +Δa,b +Δb)、(L −ΔL,a +Δa,b −Δb)、(L −ΔL,a −Δa,b +Δb)、(L −ΔL,a −Δa,b −Δb)の8個の頂点で形成される、直方体状の色領域に相当する。
以下、各カラーパッチ38の代表的な色{例えば、中央値(L ,a ,b )}を「基準色」という。また、隣接するカラーパッチ38間の色差(ΔL,Δa,Δb)を「色間隔」という。さらに、カラーチャート36c上に二次元的に配置されたカラーパッチ38の、一辺当たりの個数(図2A例では3個)を「パッチ個数」という。さらに、図2Bに例示した各カラーパッチ38の配設位置と各色値との対応関係を「色対応付け」という。本明細書では、カラーチャート36cの基準色、色間隔、パッチ個数及び色対応付けを総称して「カラーチャート条件」という。
図3は、図1に示す画像処理装置16の機能ブロック図である。
本体22は、RIP処理部50と、制御部52と、表示制御部54と、印刷制御部56と、メモリ58と、色選択支援処理部60と、色値取得部62と、印刷色調整部64と、5つのI/F66、68、70、72、74とを備えている。
RIP処理部50は、PDL形式の電子原稿をラスタ形式のデバイス依存データに変換するラスタライズ処理部80と、入力プロファイルを用いてデバイス依存データをデバイス非依存データに変換する入力プロファイル処理部82と、出力プロファイルを用いてデバイス非依存データをデバイス依存データに変換する出力プロファイル処理部84とを備える。
制御部52は、CPU等のプロセッサによって構成されてよい。制御部52は、RIP処理部50、表示制御部54、色選択支援処理部60等の本体22の各部を制御する。
表示制御部54は、制御部52の制御に従って、表示装置24を駆動制御する制御回路である。表示制御部54が表示制御信号をI/F70を介して表示装置24に出力することで、表示装置24が駆動する。これにより、表示装置24は、画像を表示することができる。
印刷制御部56は、制御部52の制御に従って、印刷機18を駆動制御する制御回路である。印刷制御部56が印刷制御信号をI/F74を介して印刷機18に出力することで、印刷機18が駆動する。これにより、印刷機18は、印刷物36を印刷することができる。
メモリ58は、制御部52が各部を制御するのに必要なプログラム及びデータ(例えば、色選択支援処理部60の処理に必要なデータ)等を記憶している。メモリ58は、不揮発性のメモリ、ハードディスク等の記録媒体であってよい。
色選択支援処理部60は、カラーチャート36cを印刷する際のカラーチャート条件を決定するカラーチャート条件決定部86と、カラーチャート36cを印刷するための印刷データを作成するチャート印刷データ作成部88と、カラーチャート36cを模擬した模擬画像等を表示するための表示データを作成する色選択表示データ作成部90Aとを備えている。
カラーチャート条件決定部86は、印刷しようとするカラーチャート36cの基準色を決定する基準色決定部92と、カラーパッチ38の色間隔を決定する色間隔決定部94と、カラーチャート36cのパッチ個数を決定するパッチ個数決定部96と、カラーチャート36cの色対応付けを決定する色対応付け決定部98とをさらに備えている。
チャート印刷データ作成部88は、カラーチャート36cを印刷機18で印刷するための印刷データを作成する。色選択表示データ作成部90Aは、カラーチャート36c上における各カラーパッチ38の配置を模擬した模擬画像や、指定色の色値に応じたカラーチャート36c上での対応位置を指示する指示マーク画像(以下、ガイド画像という。)を表示するための表示データを作成する。
また、前記印刷データ又は前記表示データの形式は、TIFFや、ビットマップ等のラスタ形式データに限られず、PDFやPostScript(登録商標)等のPDL形式の印刷データであってもよい。
色選択支援処理部60は、色値取得部62で取得した各色値を表示するための各種データを作成する色値表示データ作成部100をさらに備える。ここで、色値取得部62は、カラーチャート36cの中から最終的に選択されたカラーパッチ38の色値を第1色値(選択色値という場合がある。)として取得する第1色値取得部102と、指定色の色値を第2色値として取得する第2色値取得部104とを備えている。すなわち、色値表示データ作成部100に作成させる色値データとして、印刷機18により色再現されるカラーパッチ38に応じたデバイス非依存データ及び/又はデバイス依存データ(第1色値、第2色値)等が挙げられる。
印刷色調整部64は、印刷機18のプロファイルが備える色変換テーブルを補正して新たなプロファイルを得るプロファイル補正部106と、電子原稿の一部について適切な色値に補正する印刷データ補正部108とを備えている。
入力装置26は、後述する色選択画面250(図7等参照)を介して、カラーチャート条件を入力するカラーチャート条件入力部110としての機能を有する。また、入力装置26は、色選択画面250を介して、カラーパッチ38の識別情報(図2例では、行番号40及び列番号42)を入力する識別情報入力部112としての機能を有する。さらに、入力装置26は、色選択画面250を介して、カラーチャート36cの測色条件に関する各種変数を設定する測色条件設定部114としての機能を有する。
なお、カラーパッチ38の識別情報は、カラーチャート36c上に設けられた各カラーパッチ38を一意に識別するための情報であればよく、種類は問わない。識別情報には、カラーパッチ38の配置情報(識別符号や位置関係等)又は色情報(測色で得た色値等)が含まれる。
I/F66は、本体22とネットワーク12との接続を可能とする。I/F68は、本体22と入力装置26との接続を可能とする。I/F72は、本体22と測色計20(又は可搬型メモリ32)との接続を可能とする。
画像処理装置16は以上のように構成され、上述した各画像処理機能は、基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)上で動作する、メモリ58に記憶された応用ソフトウェア(プログラム)を用いて実現することができる。
なお、上記プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体(例えば、図1の可搬型メモリ32)に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行させてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。コンピュータ読み取り可能な記録媒体には、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
第1実施形態に係る印刷システム10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について図4のフローチャート及び図3の機能ブロック図を参照しながら説明する。
先ず、作業者は、印刷物36に関する印刷条件を決定する(ステップS1)。ここで、印刷条件には、印刷に使用する印刷機18の種類、メディア34の種類、印刷モード等が含まれる。
次いで、作業者は、指定色の色情報を入手する(ステップS2)。ここで、色情報とは、色を特定するための各種情報であり、色見本の現物のみならず、その色値又は種類等が含まれる。色見本の色値には、デバイス非依存データあるいはデバイス依存データが含まれる。色見本の種類には、製造業者名、色見本番号等が含まれる。
次いで、作業者は、印刷しようとする印刷物36の色の微調整を行う(ステップS3A)。画像処理装置16の動作の詳細については後述する。
次いで、作業者は、入力装置26を用いた所定の操作指示をすることで、印刷機18に印刷物36を印刷させる(ステップS4)。画像処理装置16による画像処理の流れについて、図3の機能ブロック図を参照しながら説明する。
画像処理装置16は、ネットワーク12及びI/F66を介して、編集装置14から供給された電子原稿(PDL形式)を受信する。この電子原稿は、印刷物36を表すページ記述言語データである。
ラスタライズ処理部80は、編集装置14から取得した電子原稿(PDL形式)をラスタ形式のデバイス依存データ(例えば、8ビットのCMYK値)に変換する。そして、入力プロファイル処理部82は、ラスタライズ処理部80から取得したデバイス依存データをデバイス非依存データ(例えば、L値)に変換する。そして、出力プロファイル処理部84は、入力プロファイル処理部82から取得したデバイス非依存データをデバイス依存データ(例えば、CMYK値)に変換する。そして、印刷制御部56は、出力プロファイル処理部84から取得したデバイス依存データを印刷制御信号(インク射出制御データ)に変換する。そして、印刷制御部56は、I/F74を介して前記印刷制御信号を印刷機18に出力することで、印刷機18に所望の印刷物36を印刷させる。
次いで、図4に戻って、作業者は、印刷物36のカラー画像の色を評価し(ステップS5)、印刷物36上での所定の印刷領域と、色見本との色の見え方が略一致するか否かを判断する(ステップS6)。色の見え方が一致するか否かについての評価方法としては、画像の全体的外観又は部分的外観に着目し、作業者等の目視により良否を判断する方法、あるいは、測色計20を用いて印刷物36の所定の箇所を測色し、その値が所望の範囲内に収まるか否かで判断する方法等が使用される。
この画像評価の結果、印刷物36上での所定の印刷領域と色見本との色の見え方が一致しないと判断された場合は、色の微調整を再度行う(ステップS3A)。以下、印刷と評価を繰り返すことにより(ステップS3A〜S6)、所望の色の印刷物36が得られる。
続いて、図4に示す色の微調整(ステップS3A)を行う際の、第1実施形態に係る画像処理装置16(図1及び図3参照)の動作について、図5のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
先ず、作業者による所定の操作に応じて、画像処理装置16は、指定色の色情報を入力し、第2色値を取得する(ステップS31A)。
この入力動作に先立ち、表示制御部54(図3参照)は、図6に示す入力画面200を表示装置24に表示させる。
作業者は、指定色に関する色情報の入力方法(図6例では6通り)のうち1つを選択する。そして、作業者は、マウス30(図1参照)を用いて、表示装置24に表示された入力画面200上にあるラジオボタン202a〜202fのいずれか1つをクリックする。
ラジオボタン202aに対応する「Lで指定」とは、既知の指定色のL値を直接入力する方法である。具体的には、作業者は、キーボード28(図1参照)を用いて、3個のテキストボックス204に、入力画面200の左側からL、a、bの配列順に各色値を入力する。
ラジオボタン202bに対応する「RGBで指定」とは、既知の指定色のRGB値を数字列として直接入力する方法である。具体的には、作業者は、キーボード28を用いて、3個のテキストボックス206に、入力画面200の左側からR、G、Bの配列順に各色値を入力する。そして、作業者は、プルダウンメニュー208を介して、印刷目的等に応じた適切な目標プロファイル(図6例では、「sRGB」)を選択する。そうすると、本体22は、選択された目標プロファイルに対応するRGB−L***変換式に基づいて、RGB値(テキストボックス20への入力値)をL***値に変換する。
ラジオボタン202cに対応する「CMYKで指定」とは、既知の指定色のCMYK値を数字列として直接入力する方法である。具体的には、作業者は、キーボード28を用いて、4個のテキストボックス210に、入力画面200の左側からC、M、Y、Kの配列順に各色値を入力する。そして、作業者は、プルダウンメニュー212を介して、印刷目的等に応じた適切な目標プロファイル(図6例では、「ISO coated」)を選択する。そうすると、本体22は、選択された目標プロファイルに対応するCMYK−L変換式に基づいて、CMYK値(テキストボックス210への入力値)をL値に変換する。
ラジオボタン202dに対応する「測色計で測定」とは、カラーチップ等の色見本を測色計20により測色し、そのL値を入力する方法である。具体的には、作業者は、測色計20で測色可能な状態となるように色見本をセットする。そして、作業者は、マウス30を用いて、プルダウンメニュー214を介して測色計20に応じた機種名を入力した後、[測色]ボタン216をクリックする。そうすると、本体22は、I/F72(図3参照)を介して、測色計20から色値を取得する。
ラジオボタン202eに対応する「特色名で指定」とは、メモリ58やデータベースDB等に記憶・管理されている特色名(プルダウンメニュー218を介して選択可能である。)を参照することにより、該特色名に対応するL値を取得する方法である。
ラジオボタン202fに対応する「カラーホイールで指定」とは、カラーホイール220を用いてL値を取得する方法である。具体的には、作業者は、マウス30のドラッグ操作により、カラーパレット222上の環状ポインタ224を移動させる。そうすると、横方向は彩度(C)、縦方向は明度(L)を変数として指定色を変化させることができる。また、作業者は、マウス30のドラッグ操作により、バー226上の三角ポインタ228を上下方向に移動させる。そうすると、縦方向は色相(H)を変数として指定色を変化させることができる。なお、環状ポインタ224及び三角ポインタ228が現在指示する色と同一の色を、矩形状の参照パッチ230に表示させてもよい。
作業者による[OK]ボタン232のクリック操作に応じて、本体22は、指定色の色情報を入力し、該色情報に基づいてL値を取得する。
次いで、作業者の操作に応じて、画像処理装置16は、基準色、色間隔及びパッチ個数を決定する(ステップS32A)。この決定動作に先立ち、表示制御部54は、図7に示す色選択画面250を表示装置24に表示させる。
色選択画面250の中央上部には、カラーチャート36c上における各カラーパッチ38の配置を模擬したチャート模擬画像252(模擬画像)が設けられている。
チャート模擬画像252の上方には、左右方向に延在するカラーバー254(グラデーション画像)が設けられている。カラーバー254の右端254lから左端254hにかけてL値が線形的(カラーバー254の左右方向の位置に対して線形であることを意味する。以下同じ。)に増加するように連続階調の色で表示されている。すなわち、カラーバー254の色の表示は、カラーパッチ38の配置に応じた色変化(L値)の傾向と合致している(図2B参照)。
チャート模擬画像252の左方には、上下方向に延在するカラーバー256(グラデーション画像)が設けられている。カラーバー256の下端256lから上端256hにかけてb値が線形的に増加するように連続階調の色で表示されている。すなわち、カラーバー256の色の表示は、カラーパッチ38の配置に応じた色変化(b値)の傾向と合致している(図2B参照)。
チャート模擬画像252の左下方には、左右方向に延在するカラーバー258(グラデーション画像)が設けられている。カラーバー258の左端258lから右端258hにかけてa値が線形的に増加するように連続階調の色で表示されている。すなわち、カラーバー258の色の表示は、カラーパッチ38の配置に応じた色変化(a値)の傾向と合致している(図2B参照)。
また、チャート模擬画像252は、27個のパッチ画像260と、各パッチ画像260をそれぞれ囲繞する背景部262とから構成されている。
チャート模擬画像252の下方には、所定のタブのクリック操作に応じて表示内容の変更が自在である設定欄264が設けられている。設定欄264の右方には、上から順番に、[基準色の更新]、[印刷]、[確定]、[戻る]及び[中止]と表示されたボタン266、268、270、272及び274がそれぞれ設けられている。
設定欄264には、4個のプルダウンメニュー280、282、284、286と、[更新]と表示されたボタン288と、色間隔の自動更新/手動更新を択一的に選択する一対のラジオボタン302とが設けられている。
作業者は、設定欄264内にあるプルダウンメニュー280を介してL軸側のパッチ個数(図7例では「3」個)を入力し、プルダウンメニュー282を介してa軸及びb軸側のパッチ個数(図7例では「3」個)を入力する。そして、作業者は、プルダウンメニュー284を介してL軸側の色間隔(図7例ではΔe=「8」)を入力し、プルダウンメニュー286を介してa軸及びb軸側の色間隔(図7例ではΔe=「8」)を入力する。
次いで、表示制御部54は、図7の色選択画面250を更新表示させる(ステップS33A)。
図3に示すカラーチャート条件決定部86は、予め決定されたカラーチャート条件の初期値をメモリ58から読み出して取得する。あるいは、作業者による[更新]ボタン288のクリック操作に応じて、カラーチャート条件決定部86は、カラーチャート条件入力部110からI/F68を介して、現在設定されているカラーチャート条件を取得する。
そして、色選択表示データ作成部90Aは、カラーチャート条件決定部86からカラーチャート条件を取得する。このとき、基準色決定部92は、入力画面200(図6参照)での入力値をパッチ画像260(図7参照)の基準色として決定する。色間隔決定部94は、設定欄264での入力値(図7のプルダウンメニュー284、286)をパッチ画像260の色間隔として決定する。パッチ個数決定部96は、設定欄264での入力値(図7のプルダウンメニュー280、282)をチャート模擬画像252のパッチ個数として決定する。色対応付け決定部98は、チャート模擬画像252上における各パッチ画像260の配置と色値との対応関係(図2B参照)を決定する。
以下、チャート模擬画像252に応じた表示データを作成する際における色選択表示データ作成部90Aの動作について、図8の詳細ブロック図を参照しながら説明する。
図8に示すように、色選択表示データ作成部90A(図3参照)は、チャート模擬画像252を作成する模擬画像作成部170と、カラーバー254、256及び258を作成するグラデーション画像作成部172と、チャート模擬画像252及びカラーバー254等を重畳する画像重畳部174と、重畳された画像に対して、表示装置24に適した出力プロファイル処理(色変換処理)を施すプロファイル処理部176とを備える。
模擬画像作成部170は、カラーチャート条件決定部86から取得したパッチ個数を用いて、各パッチ画像260の配設位置に応じたアドレスデータを決定する。その後、模擬画像作成部170は、カラーチャート条件決定部86から取得した基準色、色間隔及び色対応付けを用いて、パッチ画像260毎の色値を決定する。模擬画像作成部170は、各パッチ画像260のアドレスデータ及び色値に基づいて、チャート模擬画像252を作成する。
一方、グラデーション画像作成部172は、カラーパッチ38の配置に応じた色変化の傾向と合致するカラーバー254等を作成する。図8例では、基準色の初期値、すなわち、入力画面200(図6参照)を介して入力された第2色値を中心とするグラデーションを有するカラーバー254等を作成する。なお、提示範囲に応じて、カラーバー254等の表示形態を種々変更してもよい。
その後、画像重畳部174は、模擬画像作成部170から取得したチャート模擬画像252と、グラデーション画像作成部172から取得したカラーバー254等とを重畳する。画像重畳部174は、チャート模擬画像252を所定のデータ領域に配置し、その3辺の外周にカラーバー254、256、258を所定間隔だけ離間して配置する。
その後、プロファイル処理部176は、画像重畳部174から取得した重畳画像データに対して、表示しようとする表示装置24に適切なプロファイル処理を施すことで、表示データを得る。具体的には、デバイス非依存データ(例えば、L値)からデバイス依存データ(例えばRGB値)への変換がなされる。
最後に、表示制御部54は、プロファイル処理部176から取得した前記表示データをI/F70を介して出力し、図7の色選択画面250(チャート模擬画像252)を表示装置24に表示させる。
このように、図7の色選択画面250上において、現在入力されているカラーチャート条件に従って、チャート模擬画像252内のパッチ画像260の表示色又は個数が即時に更新表示される(ステップS33A)。
次いで、図5に戻って、作業者は、所定の操作指示をすることで、印刷機18にカラーチャート36cを印刷させる(ステップS34A)。
作業者による[印刷]ボタン268(図7参照)のクリック操作に応じて、図3のカラーチャート条件決定部86は、カラーチャート条件入力部110からI/F68を介して、現在設定されているカラーチャート条件を取得する。
そして、チャート印刷データ作成部88は、模擬画像作成部170(図8参照)の上記した動作と同様に、カラーチャート条件決定部86から取得したカラーチャート条件(基準色、色間隔、パッチ個数及び色対応付け)に基づいて、カラーチャート36cを印刷するための印刷データを作成する。
そして、RIP処理部50は、カラーチャート条件決定部86から取得した前記印刷データに対して適切な処理を施し、処理後の印刷データを印刷制御部56に供給する。ここで、印刷データがPDL形式のデータである場合、RIP処理部50は、ラスタライズ処理部80及び出力プロファイル処理部84を介して、前記印刷データに対して処理を施す。また、印刷データがラスタ形式のデータである場合、RIP処理部50は、出力プロファイル処理部84を介して、前記印刷データに対して処理を施す。
そして、印刷制御部56は、I/F74を介して前記処理後の印刷データを出力し、印刷機18にカラーチャート36cを印刷させる。
作業者は、ステップS34Aで印刷されたカラーチャート36c中の各カラーパッチ38と、印刷機18で色再現しようとする色見本(指定色)とを比較・評価する。そして、カラーチャート36cの中から、色見本に最も近い色のカラーパッチ38を選択する。第1実施形態では、作業者は、測色計20を用いて各カラーパッチ38を1個ずつ測色し、得られた色値を手掛かりに指定色に最も近い色であるカラーパッチ38を選択する。なお、カラーパッチ38の選択にあたって、結果として、色見本(指定色)との色差が最小である色を選択できたか否かは問題としない。
次いで、画像処理装置16は、測色計20を用いた測色により、所望のカラーパッチ38の色値を入力する(ステップS35A)。
作業者は、測色計20を用いて各カラーパッチ38を直接測色する。例えば、1個のカラーパッチ38{行番号40が(1)、列番号42が(1)}が候補パッチとして抽出されたとする。ここで、候補パッチとは、カラーチャート36c上のカラーパッチ38(図2A例では、27個)の中から、色見本(指定色)と比較・評価するために抽出されたカラーパッチ38である。抽出する候補パッチの数は1個に限らず、同時に複数個であってもよい。
カラーパッチ38の測色動作が完了すると、画像処理装置16は、測色計20、I/F72を介して、候補パッチの色値を入力する。
なお、ステップS31Aにて測色計20を用いて指定色の色値を入力した場合、候補パッチの測色の際に同一の測色計20を用いることが好ましい。これにより、測色計20の機種差・個体差等による測定精度のばらつきを抑制できる。
次いで、表示制御部54は、指定色の対応位置を指示するガイド画像を表示装置24に表示させる(ステップS36A)。すなわち、表示制御部54は、測色計20からの色値の入力に応じて、図7の色選択画面250を更新表示させることで、色選択支援のための補助表示がなされる。以下、前記補助表示を実現するための画像処理装置16の動作について、図8の詳細ブロック図を参照しながら説明する。
色選択表示データ作成部90Aは、指定色と候補パッチの色との色差を色成分毎に算出する色差算出部178(対応位置算出部)と、指示マーク画像620(図9参照;詳細は後述する。)を格納するマーク画像格納部180と、ガイド画像を作成するガイド画像作成部182とをさらに備えている。色差算出部178は、L成分の差分値を算出するL成分算出部178lと、a成分の差分値を算出するa成分算出部178aと、b成分の差分値を算出するb成分算出部178bとから構成される。
続いて、色選択表示データ作成部90Aの動作について詳細に説明する。
先ず、色差算出部178は、測色計20、I/F72を介して、候補パッチ(1個のカラーパッチ38)の色値を取得する。色差算出部178は、メモリ58から取得した指定色の色値と、測色計20から取得した候補パッチの色値との色差を算出する。具体的に、L成分算出部178lはL成分の差分値を算出し、a成分算出部178aはa成分の差分値を算出し、b成分算出部178bはb成分の差分値を算出する。
ガイド画像作成部182は、色差算出部178から取得した候補パッチの色値及び色成分毎の差分値と、マーク画像格納部180から取得した指示マーク画像620とに基づいてガイド画像データを作成する。
ガイド画像作成部182は、候補パッチの色値から表示内容(図9の数字列618)を決定する。また、ガイド画像作成部182は、各色成分の差分値から絶対値(符号無しの値)を抽出することで、表示内容(図9の数字列622)を決定する。さらに、ガイド画像作成部182は、各色成分の差分値から符号を抽出することで、表示内容(図9の指示マーク画像620の向き・色)を決定する。さらに、ガイド画像作成部182は、各色成分の差分値から色差Δeを算出することで、表示内容(図9の数字列616)を決定する。
その後、プロファイル処理部176は、ガイド画像作成部182から取得したガイド画像データに対して、表示しようとする表示装置24に適切なプロファイル処理を施すことで、表示データを得る。最後に、表示制御部54は、プロファイル処理部176から取得した前記表示データをI/F70を介して出力し、図9の色選択画面250を表示装置24に表示させる。
図9に示すように、所定のタブのクリック操作に応じて、図7の設定欄264とは別の表示内容として、表示装置24に設定欄264aが新たに表示される。
設定欄264aには、指定色の色値を表示する色値表示欄608と、候補パッチの色を基準とした指定色の対応位置を指示するガイド表示欄610と、指定色と同一の色を表すカラーパッチ612と、候補パッチと同一の色を表すカラーパッチ614と、指定色との色差(Δe)を表示する数字列616とが表示されている。
色値表示欄608には、ステップS31Aで入力した指定色の色値(左からL値、a値、b値)がそれぞれ表示される。
ガイド表示欄610は、左側から順に、L*値成分での色差情報を表示する表示欄610lと、a*値成分での色差情報を表示する表示欄610aと、b*値成分での色差情報を表示する表示欄610bとを備えている。また、ガイド表示欄610には、候補パッチの色値を表す数字列61と、候補パッチを基準とした指定色の対応位置を指示する指示マーク画像620と、候補パッチの色値と指定色の色値との差分値を表す数字列622とが色成分毎に表示されている。
作業者は、設定欄264aに表示された各種情報を参照しながら、指定色と候補パッチの色との比較・評価を行うことができる。
なお、指示マーク画像620の指示方向とその色を予め対応させてもよい。例えば、L値が左方を指示する場合、L値の指示マーク画像620を、カラーバー254の左端254hが表す色で着色する。一方、L値が右方を指示する場合、その指示マーク画像620を、カラーバー254の右端254lが表す色で着色する。また、a値、b値に関しても同様である。
次いで、図5に戻って、画像処理装置16は、カラーパッチ38の識別情報の入力の有無について判別する(ステップS37A)。所定の操作を受け付けた場合、画像処理装置16は、カラーパッチ38の識別情報の入力があったものと判別する。
例えば、図7において、チャート模擬画像252内にポインタ600を配置した状態下での、作業者によるマウス30のクリック操作に応じて、1個のカラーパッチ38{行番号40が(1)、列番号42が(1)}が現時点で選択される。すなわち、図9に示すように、ポインタ600(図7参照)の指示位置にあるパッチ画像602の外周に枠が付された状態に変化する。
そして、画像処理装置16は、パッチ画像602を選択した状態下で、[確定]ボタン270のクリック操作があったか否かで判別する。
なお、カラーパッチ38の選択に関して、指定色との近似性が極めて高い場合は1個のみを選択してもよい。さらに、カラーホイール等のGUIコントロールを用いて、隣接するカラーパッチ38の中間的な色を入力してもよい。さらに、27個のカラーパッチ38が提示する色のいずれにも該当しない場合は、その提示範囲外であるとの選択をしてもよい。さらに、テキストボックス等を介して、選択されたカラーパッチ38の色に対応する色見本番号や色値等を直接入力してもよい。
カラーパッチ38の識別情報の入力がない場合、画像処理装置16は、次のカラーパッチ38の測色指示の有無についてさらに判別する(ステップS38A)。所定の操作を受け付けた場合、画像処理装置16は、次の測色指示があったものと判別する。例えば、画像処理装置16は、チャート模擬画像252(図7参照)内にあるパッチ画像260(パッチ画像602と異なる又は同一のパッチ画像260)を選択した状態下で、測色計20(図1参照)によるカラーパッチ38の測色操作があったか否かで判別する。
次のカラーパッチ38の測色指示を受け付けた場合、画像処理装置16は、ステップS35Aに戻って、他の候補パッチの測色、すなわちカラーパッチ38の色値の取得を繰り返す(ステップS35A〜S38A)。
一方、次の測色指示がない場合、画像処理装置16は、カラーチャート条件の変更指示の有無についてさらに判別する(ステップS39A)。所定の操作を受け付けた場合、画像処理装置16は、カラーチャート条件の変更指示があったものと判別する。例えば、画像処理装置16は、チャート模擬画像252(図7参照)内にあるいずれかのパッチ画像260を選択した状態下で、[基準色の更新]ボタン266のクリック操作があったか否かで判別する。
カラーチャート条件の変更指示がない場合、ステップS37Aに戻り、ステップS37A〜S39Aを順次繰り返す。すなわち、画像処理装置16は、カラーパッチ38の識別情報の入力、又は次の測色指示があるまで待機する。
次いで、図5に戻って、カラーチャート条件の変更指示があった場合、すなわち、図7の[基準色の更新]ボタン266のクリック操作を受け付けた後、カラーチャート条件決定部86は、カラーチャート条件入力部110からI/F68を介してカラーチャート条件を取得し、基準色、色間隔及びパッチ個数の各値を更新する(ステップS40A)。カラーチャート条件決定部86は、種々の決定アルゴリズムを適用して、基準色、色間隔及びパッチ個数の各値を更新してもよい。以下、一例を示す。
図3の基準色決定部92は、ステップS39Aの時点で入力(選択)されたパッチ画像260(例えば、パッチ画像602)に応じた色値を、新たな基準値として決定する。
色間隔決定部94は、図7に示す一対のラジオボタン302での選択結果に応じて、カラーパッチ38の色間隔を自動(又は手動)で決定する。
一対のラジオボタン302で「手動」が選択されていた場合、カラーチャート条件決定部86は、前回決定された色間隔と同じ値に決定する。そして、ステップS33A又はS34Aの実行の際に、作業者は、プルダウンメニュー284、286を介した再設定が自在である。すなわち、入力値が変更された後、[更新]ボタン288のクリック操作に応じて、色間隔決定部94は、変更された前記入力値を新たな色間隔として決定する。
一方、一対のラジオボタン302で「自動」が選択されていた場合、色間隔決定部94は、所定の規則に従って新たな色間隔を決定する。例えば、前回のカラーチャート36cにおいて、指定色に最も近い色が提示範囲内に存在すると判断された場合、色間隔決定部94は、前回決定された色間隔の半分の値を、新たな色間隔として決定する。これに対し、指定色に最も近い色が提示範囲内に存在しないと判断された場合、色間隔決定部94は、前回決定された色間隔と同じ値に決定する。
次いで、表示制御部54は、図9の色選択画面250を更新表示させ(ステップS33A)、以降、色を確定するまでステップS33A〜S40Aを繰り返す。
ところで、第1実施形態に係るガイド表示(設定欄264aの表示)を用いた色選択作業の一例について、図10A及び図10Bを参照しながら説明する。図10Aは、図9等に示す色選択画面250の一部省略正面図である。図10Bは、図9の表示欄610の表示内容を表す概略説明図である。
先ず、作業者は、位置P1に対応するカラーパッチ38{行番号40が(0)、列番号42が(0)}を測色する。測色完了の直後、色選択画面250の表示欄610には、図10Bの第P1行の内容(数字列618、622及び指示マーク画像620)が表示される。そして、作業者は、表示欄610lの内容(左向きの矢印)を視認し、位置P1よりも左方の位置、具体的には位置P2を選択する。
次いで、作業者は、位置P2に対応するカラーパッチ38{行番号40が(0)、列番号42が(0’)}を測色する。測色完了の直後、色選択画面250の表示欄610には、図10Bの第P2行の内容(数字列618、622及び指示マーク画像620)が表示される。そして、作業者は、表示欄610aの内容(右向きの矢印)を視認し、位置P2よりも右方の位置、具体的には位置P3を選択する。
次いで、作業者は、位置P3に対応するカラーパッチ38{行番号40が(0)、列番号42が(−1’)}を測色する。測色完了の直後、色選択画面250の表示欄610には、図10Bの第P3行の内容(数字列618、622及び指示マーク画像620)が表示される。そして、作業者は、表示欄610bの内容(下向きの矢印)を視認し、位置P3よりも下方の位置、具体的には位置P4を選択する。
次いで、作業者は、位置P4に対応するカラーパッチ38{行番号40が(−1)、列番号42が(−1’)}を測色する。測色完了の直後、色選択画面250の表示欄610には、図10Bの第P4行の内容(数字列618、622及び指示マーク画像620)が表示される。そして、作業者は、表示欄610bの内容を視認し、位置Pよりも左上方の位置、具体的には位置P5を選択する。
なお、作業者は、カラーパッチ38の測色の都度、数字列616(指定色との色差Δe)の値の変化を参照してもよい。これにより、さらに効率良く色を選択できる。
以上、作業者が表示欄610での表示内容を参照しながら、独自の判断に基づいて位置P1〜P5を推測する方法について例示した。その他に、画像処理装置16は、所定の判定処理演算の結果に基づいて、測色すべきカラーパッチ38をナビゲート表示してもよい。
例えば、画像処理装置16は、カラーチャート36cの印刷後であって候補パッチの測色前に、位置P1に対応するパッチ画像260を点滅表示させる。そして、カラーパッチ38{行番号40が(0)、列番号42が(0)}の測色後に、画像処理装置16は、位置P2に対応するパッチ画像260を点滅表示させる。このように、作業者は、パッチ画像260の表示内容の変化に追随して、カラーパッチ38の測色を順次行うことで、適切なカラーパッチ38を選択することができる。
以上のようにして、作業者は、必要に応じてガイド表示を参照しながら、基準色の決定ステップ(決定手段は、自動・手動を問わない。)、カラーチャート36cの印刷ステップ、カラーパッチ38の選択ステップを少なくとも1回順次行う(ステップS33A〜S40A)。そして、色を確定した場合は、次のステップ(S41A)に移行する。以下、ステップS31A〜S40Aの間に、最後に選択されたカラーパッチ38(すなわち、確定されたカラーパッチ38)が有する色値は第1色値(選択色値)に相当する。
次いで、第1色値取得部102は、選択色値を第1色値として取得する(ステップS41A)。色選択画面250(図7及び図9参照)の[確定]ボタン270のクリック操作に応じて、第1色値取得部102は、I/F68を介して、カラーチャート条件入力部110からカラーチャート条件を取得するとともに、識別情報入力部112から行番号40及び列番号42を取得する。そして、第1色値取得部102は、基準色、色間隔、色対応付け、行番号40及び列番号42に基づいて、最後に選択されたカラーパッチ38に応じた色値(選択色値)を算出・取得する。
あわせて、第2色値取得部104は、入力画面200(図6参照)を介して、指定色として入力された色値を第2色値として取得する。ここで、第2色値は、デバイス依存データ又はデバイス非依存データのいずれでもよい。
最後に、画像処理装置16は、電子原稿の色補正を行う(ステップS42A)。
電子原稿(印刷データ)のうち所定の色値を、適切な色値に置換する第1の補正方法について以下説明する。ステップS41Aの実行後、色値表示データ作成部100は、色値取得部62から第1及び第2色値を取得し、メモリ58等から印刷機18のプロファイルを取得する。そして、色値表示データ作成部100は、印刷機18を用いて色再現する際に適切な色情報を、表示装置24に表示させるための各種データ(デバイス非依存データ及び/又はデバイス依存データ)を作成する。
そして、表示制御部54は、図11に示す色選択の結果画面700(前記各種データを含む。)を表示装置24に表示させる。
作業者は、結果画面700に表示された色情報を参照しながら、電子原稿の色補正をすることができる。
結果画面700の上方部には、入力画面200(図6参照)で入力された指定色の色情報(第1色値を含む。)を表示する欄702が設けられている。
例えば、特色名(図6のプルダウンメニュー218)が入力された場合は、小欄704にその特色名が表示される。あわせて、前記特色名に対応するL値が小欄706に表示され、前記特色名に対応するRGB値が小欄708に表示され、前記特色名に対応するCMYK値が小欄710に表示される。さらに、その色値の指定方法が「特色名で指定」する旨も小欄712に表示される。
結果画面700の左下部には、印刷機18を用いて指定色を色再現する際の色値(電子原稿の色値)を表示する欄714が設けられている。
例えば、選択色値である第1色値(デバイス非依存データ)、具体的にはL値が、1組の小欄716にそれぞれ表示される。
また、任意のプロファイルを用いて前記第1色値をデバイス依存データに変換した値、具体的にはRGB値が、1組の小欄718に表示される。プルダウンメニュー208(図6参照)からのプロファイルの選択操作に応じて、色値表示データ作成部100は、該プロファイルが備えるL−RGB変換テーブルに従って、前記第1色値をRGB値に変換する。得られたRGB値は、1組の小欄718に即時に更新表示される。
さらに、任意のプロファイルを用いて前記第1色値をデバイス依存データに変換した値、具体的にはCMYK値が、1組の小欄722に表示される。プルダウンメニュー212(図6参照)からのプロファイルの選択操作に応じて、色値表示データ作成部100は、該プロファイルが備えるL−CMYK変換テーブルに従って、前記第1色値をCMYK値に変換する。得られたCMYK値は、1組の小欄722に即時に更新表示される。
結果画面700の右下部には、特色データベースの修正値を表示する欄726が設けられている。例えば、選択色値である第1色値(デバイス非依存データ)、具体的にはL値が、1組の小欄728にそれぞれ表示される。また、プルダウンメニュー212(図6参照)で入力されたプロファイルを用いて、前記第1色値をデバイス依存データに変換した値、具体的にはCMYK値が、1組の小欄730に表示される。
作業者は、結果画面700に表示された色情報のうちのいずれかを取得し、その色情報を用いて、電子原稿の色値を補正する。例えば、データ編集機能を有する印刷データ補正部108(図3参照)に補正させてもよい。
さらに、自動又は手動により、画像処理装置16内部又はその外部装置(例えば、データベースDB)が管理する特色データベースの管理情報(L値又はCMYK値)を上述した修正値に更新することができる。この更新された特色データを用いることにより、印刷物36の色を調整することができる。
また、第2の補正方法として、プロファイルが備える色変換テーブルを補正する方法を採ってもよい。具体的には、プロファイル補正部106は、色値取得部62から、前記指定色に最も近い色として選択・取得された第1色値と、指定色の色値である第2色値とを取得する。そして、プロファイル補正部106は、前記第1及び第2色値の差分量に基づいて色調整するように色変換テーブルを補正し、プロファイルを補正する。
以上のようにして、印刷物36の色の微調整が完了する(ステップS3A)。
このように、指定色の色値及び候補パッチの色値に基づいて、前記指定色の色値に応じたカラーチャート36c上での対応位置を算出し、カラーチャート36c上における複数のカラーパッチ38の配置を模擬したチャート模擬画像252を表示するとともに、算出された前記対応位置を指示する指示マーク画像620をチャート模擬画像252と併せて表示するようにした。作業者は、カラーチャート36cを測色することで、チャート模擬画像252と指示マーク画像620との相対的位置関係から、指定色に近い色に相当するカラーパッチ38の存在を容易に把握できる。
また、色値の色成分毎(すなわち、L、a、b毎)に分離して指示マーク画像620を、ガイド表示欄610(610l、610a、610b)にそれぞれ表示するようにしたので、作業者は、指定色に一層近い色を有するカラーパッチ38がカラーチャート36c上のどの方向に存在するかを容易に把握できる。
さらに、指示マーク画像620は、候補パッチ(パッチ画像602)の配設位置から前記対応位置への方向を表す画像(図9例では、矢印画像)であるので、作業者は、候補パッチの配設位置を基準として、選択すべきカラーパッチ38の方向を一見して容易に把握できる。
続いて、第2実施形態に係る色選択支援方法について、図12〜図14を参照しながら説明する。なお、印刷システム10(図1参照)、カラーチャート36c(図2A及び図2B参照)、及び画像処理装置16の構成については、第1実施形態と同様であるから、その説明を省略する。第2実施形態では、色選択表示データ作成部90Bの動作方法が、第1実施形態(色選択表示データ作成部90A)と異なっている。詳細は後述する。
図4に示す色の微調整(ステップS3B)を行う際の、第2実施形態に係る画像処理装置16(図1及び図3参照)の動作について、図12のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
先ず、ステップS31B〜S34Bに関して、第1実施形態におけるステップS31A〜S34A(図5参照)での動作と同様であるから、説明を省略する。
次いで、カラーチャート36cの測色により、画像処理装置16は、全てのカラーパッチ38の色値を取得する(ステップS35B)。
図13に示すように、所定のタブのクリック操作に応じて、設定欄264(図7参照)とは別の表示内容として、表示装置24に設定欄264bが新たに表示される。
設定欄264bには、パッシブ状態である4個のプルダウンメニュー630、632、634、636と、[測色開始]と表示されたボタン638と、一対のラジオボタン640とが設けられている。
例えば、作業者による[測色開始]ボタン638のクリック操作に応じて、測色計20は、カラーパッチ38の測色動作を開始する。そして、全てのカラーパッチ38の色値を取得するまで、カラーパッチ38の測色及びその色値の取得を繰り返す(ステップS36B、S37B)。
ここで、被測色物としてのカラーチャート36c又は測色計20のいずれかを相対的に移動させることで、カラーパッチ38の測色を自動的に行えるようにしてもよい。例えば、図2Aのカラーチャート36cの上下方向に沿って列毎にプロファイルデータを取得し、該プロファイルデータを解析することで、各カラーパッチ38の色値を取得してもよい。この場合、カラーパッチ38の測色順番を予め決定しておくことが好ましい。
また、カラーチャート36cを手動で移動させながら各カラーパッチ38を測定してもよい。この場合、測色回数に応じて測色終了を検知してもよい。さらに、図示しないスキャナ装置を介してカラーチャート36cの2次元画像を読み込み、公知の画像解析手法を用いて各カラーパッチ38の色値を取得してもよい。
次いで、表示制御部54は、表示装置24に指定色の対応位置をガイド表示させる(ステップS38B)。
以下、チャート模擬画像252に応じた表示データを作成する際における色選択表示データ作成部90Bの動作について、図14の詳細ブロック図を参照しながら説明する。なお、上記したステップS33A及びS36Aで既に説明した内容について省略する。
図14に示すように、色選択表示データ作成部90B(図3参照)は、上述した模擬画像作成部170、グラデーション画像作成部172、画像重畳部174、プロファイル処理部176、色差算出部178及びマーク画像格納部180を備えている。それに加えて、色選択表示データ作成部90Bは、チャート模擬画像252上に指示マーク画像642、644(図13参照;詳細は後述する。)を付加する位置(アドレスデータ)を算出するマーク付加位置算出部184(対応位置算出部)をさらに備えている。
模擬画像作成部170は、カラーチャート条件決定部86から取得したカラーチャート条件に基づいてチャート模擬画像252を作成する。そして、グラデーション画像作成部172は、カラーパッチ38の配置に応じた色変化の傾向と合致するカラーバー254等を作成する。
一方、色差算出部178は、メモリ58から取得した指定色の色値と、測色計20から取得した候補パッチの色値との色差を算出する。なお、第2実施形態では、27個全てのカラーパッチ38が候補パッチに相当する。
そして、マーク付加位置算出部184は、模擬画像作成部170から取得した色対応付けと、色差算出部178から取得した候補パッチの色値及び色成分毎の差分値とに基づいて、指定色の色値に応じたカラーチャート36c上での対応位置を決定する。換言すれば、マーク付加位置算出部184は、前記対応位置に相当する、チャート模擬画像252上でのアドレスデータを作成する。
そして、画像重畳部174は、模擬画像作成部170から取得したチャート模擬画像252と、グラデーション画像作成部172から取得したカラーバー254等と、マーク画像格納部180から取得した指示マーク画像642等とを重畳する。なお、画像重畳部174は、マーク付加位置算出部184から取得したアドレスデータに従って、チャート模擬画像252の所定位置に指示マーク画像642等を重畳する。また、画像重畳部174は、入力装置26から入力される設定値に応じて、指示マーク画像642等を重畳するか否かを選択する。
そして、プロファイル処理部176は、画像重畳部174から取得した重畳画像データに対して、表示しようとする表示装置24に適切なプロファイル処理を施すことで、表示データを得る。具体的には、デバイス非依存データ(例えば、L値)からデバイス依存データ(例えばRGB値)への変換がなされる。
最後に、表示制御部54は、プロファイル処理部176から取得した前記表示データをI/F70を介して出力し、図1の色選択画面250(チャート模擬画像252)を表示装置24に表示させる。
このように、図13の色選択画面250上において、カラーパッチ38の測色結果に従って、指定色の色値に応じたカラーチャート36c(チャート模擬画像252)上での対応位置に指示マーク画像642等が即時に更新表示される(ステップS38B)。
図13に示すように、チャート模擬画像252の右方部に、指示マーク画像642(星形状)が表示されている場合、4個のカラーパッチ38に中間位置に指定色が存在することを示唆している。4個のカラーパッチ38とは、[1]行番号40が(0)、且つ、列番号42が(0’)であり、[2]行番号40が(0)、且つ、列番号42が(−1’)であり、[3]行番号40が(−1)、且つ、列番号42が(0’)であり、及び[4]行番号40が(−1)、且つ、列番号42が(−1’)であるカラーパッチ38を意味する。これに対し、作業者は、現在の基準色に対し、指示マーク画像642の指示位置に応じた色値に再設定することで、次に印刷するカラーチャート36c上で指定色に一層近いカラーパッチ38を選択し易くなる。
また、チャート模擬画像252の上方部に、指示マーク画像644(三角形状)が表示されている場合、現在のカラーチャート36cの提示範囲外に属することを示唆する。具体的には、作業者は、指定色のb値が、カラーパッチ38による色の提示範囲の上限値(b +Δb)よりも大きいことを把握できる。これに対し、作業者は、現在の基準色に対し、b値を12(1.5×Δb)だけ増加した値に再設定することで、次に印刷するカラーチャート36c上で指定色に一層近いカラーパッチ38を選択し易くなる。
なお、一対のラジオボタン640のクリック操作に応じて、表示制御部54は、指示マーク画像642等を表示し、あるいは非表示にする。
このように、カラーチャート36c上の配設位置と対応付けて候補パッチの色値を取得するようにしたので、指定色の色値に応じたカラーチャート36c上での対応位置を正確に把握できる。
また、指示マーク画像642、644は、指定色の色値に応じたカラーチャート36c上での対応位置の存在範囲を表す画像(図13例では、星形又は三角形)であり、チャート模擬画像252に重畳して指示マーク画像642、644を表示するようにしたので、作業者は、選択すべきカラーパッチ38の位置を一見して容易に把握できる。
さらに、指定色がガマットの範囲外又は境界近傍の色である場合、すべてのカラーパッチ38を測色し、指定色の色値と比較・評価することで適切なカラーパッチ38を効率良く選択できる。
ところで、上記した第2実施形態の第1〜第3変形例について、図15〜図17を参照しながら説明する。
図15は、第2実施形態の第1変形例に係るカラーチャート36cAの概略正面図である。図2に示すカラーチャート36cの構成に加えて、6個の測色用パッチ46をさらに備えている。測色用パッチ46は、個々の測色用パッチ46a〜46fから構成されており、左側から順に、同一直線上(左右方向)に配置されている。
測色用パッチ46aは、行番号40が(0)、列番号42が(0’)であるカラーパッチ38の色と同一の色を有している。測色用パッチ46bは、行番号40が(0)、列番号42が(0”)であるカラーパッチ38の色と同一の色を有している。測色用パッチ46cは、行番号40が(0)、列番号42が(1)であるカラーパッチ38の色と同一の色を有している。測色用パッチ46dは、行番号40が(0)、列番号42が(−1)であるカラーパッチ38の色と同一の色を有している。測色用パッチ46eは、行番号40が(−1)、列番号42が(0)であるカラーパッチ38の色と同一の色を有している。測色用パッチ46fは、行番号40が(1)、列番号42が(0)であるカラーパッチ38の色と同一の色を有している。
図16は、図13の色選択画面250の第1変形例を表す図である。
設定欄264cは、図13の設定欄264bとほぼ同様の構成であり、一対のラジオボタン640に代替して、イラスト画像645が設けられている。この点において、設定欄264cは設定欄264bの構成と異なっている。
イラスト画像645には、矩形状のマークが6個設けられている。矩形状のマークには、左側から順に1〜6の算用数字がそれぞれ表記されている。
一方、チャート模擬画像252内にある6個のパッチ画像646a〜646fには、1〜6の算用数字が併せて表記されている。そして、パッチ画像646a〜646fの各色は、図15の測色用パッチ46a〜46fの各色とそれぞれ対応する。これにより、作業者は、色選択画面250上であっても、測色用パッチ46a〜46fの個数や色情報を一見して把握できる。
被測色物としてのカラーチャート36c又は測色計20のいずれかを相対的に移動させることで、測色用パッチ46a〜46fの測色を自動的に行わせる。例えば、[測色開始]ボタン638のクリック操作に応じて、画像処理装置16は、測色用パッチ46a〜46fの色値をそれぞれ入力する。
そうすると、マーク付加位置算出部184(図14参照)は、6個の候補パッチの色値に基づいて、指定色に最も近い色のカラーパッチ38(パッチ画像260)を少なくとも1つ決定する。例えば、指示マーク画像642(図13参照)の指示位置が指定色の色値に対応する場合、マーク付加位置算出部184は3個のカラーパッチ38を選択する。この3個のカラーパッチ38は、[1]行番号40が(0)、且つ、列番号42が(−1’)であり、[2]行番号40が(−1)、且つ、列番号42が(0’)であり、[3]行番号40が(−1)、且つ、列番号42が(−1)である3個のカラーパッチ38である。
そして、3個の指示マーク画像648(環状)が、所定のパッチ画像260上に重畳して表示される。3個の指示マーク画像648は、カラーチャート36c上での対応位置の存在範囲を表している。作業者は、指定色に最も近い色を有するカラーパッチ38をさらに絞り込むことができる。
このように、27個のカラーパッチ38とは別に、予め決定された複数のカラーパッチ38(候補パッチ)の色を有する測色用パッチ46a〜46fを同一直線上に配置するようにしたので、作業者による測色作業が簡略化できる。すなわち、測色計20(カラーチャート36c)の移動作業が不要である。また、測色の自動化が容易である。
なお、測色条件設定部114(図3参照)からの設定に応じて、抽出される候補パッチの個数、配設位置、又は色値の取得順番の少なくとも1つを変更してもよい。これにより、作業者に適した作業方法をカスタマイズできるので、便宜である。
続いて、図17は、第2実施形態の第2変形例に係るカラーチャート36cBの概略正面図である。図15に示すカラーチャート36cAと同様に、測色用パッチ48をさらに備えている。測色用パッチ48には、カラーパッチ38の全色(図17例では、27色)を有する測色用パッチが全て含まれている。
このカラーチャート36cBを測色することで、第2実施形態で説明した通り、指定色の色値に応じた対応位置を厳密に指示することができる。
続いて、第2実施形態の第3変形例として、作業者の操作に応じて、抽出された候補パッチの識別番号(例えば、行番号40及び列番号42)を入力し、該識別情報に基づいて、カラーチャート36c上の配設位置と対応付けて候補パッチの色値を取得するようにしてもよい。
上述した(1)〜(3)式のように、隣接するカラーパッチ38同士の色差が略等間隔になるように構成される場合、指定色の色値、候補パッチの測色値及び配設位置を決定すると、指定色の対応位置が一意に定まる。
そこで、図9に示すように、1個のパッチ画像260(パッチ画像602)を選択した状態下に、パッチ画像602に対応するカラーパッチ38{行番号40が(1)、列番号42が(1)}を測色することで、カラーチャート36c上の配設位置と対応付けて色値を取得してもよい。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
本実施の形態では、印刷機18がインクジェット方式である構成を採っているがこれに限定されることなく、電子写真、感熱方式等であっても本発明の作用効果を得ることができる。また、出力形態はハードコピーに限定されず、ソフトコピー、すなわち、画像表示装置(あるいは種々の表示方式)にも本発明が適用できることはいうまでもない。
10…印刷システム 16…画像処理装置
18…印刷機 20…測色計
22…本体 24…表示装置
26…入力装置 34…メディア
36…印刷物 36c(A、B)…カラーチャート
38…カラーパッチ 46(a〜f)、48…測色用パッチ
52…制御部 54…表示制御部
56…印刷制御部 58…メモリ
60…色選択支援処理部 62…色値取得部
64…印刷色調整部 86…カラーチャート条件決定部
88…チャート印刷データ作成部 90A、90B…色選択表示データ作成部
100…色値表示データ作成部 102…第1色値取得部
104…第2色値取得部 106…プロファイル補正部
108…印刷データ補正部 110…カラーチャート条件入力部
112…識別情報入力部 114…測色条件設定部
170…模擬画像作成部 172…グラデーション画像作成部
174…画像重畳部 178…色差算出部
182…ガイド画像作成部 184…マーク付加位置算出部
200…入力画面 250…色選択画面
252…チャート模擬画像 254、256、258…カラーバー
260、602、646a〜646f…パッチ画像
264、264a〜c…設定欄
620、642、644、648…指示マーク画像

Claims (16)

  1. 基準色を決定し、該基準色又はその近傍色からなる複数のカラーパッチを備えるカラーチャートを印刷した後、印刷物上で色再現しようとする指定色に近い色のカラーパッチを少なくとも1つ、前記カラーチャートの中から作業者に選択させるための色選択支援方法であって、
    前記指定色の色値を取得する色値取得ステップと、
    前記カラーチャートの中から候補パッチとして抽出された少なくとも1つのカラーパッチを測色し、前記候補パッチの色値を取得する測色ステップと、
    取得された前記指定色の色値及び前記候補パッチの色値に基づいて、前記指定色の色値に応じた前記カラーチャート上での対応位置を算出する算出ステップと、
    前記カラーチャート上における前記複数のカラーパッチの配置を模擬した模擬画像を表示するとともに、算出された前記対応位置を指示する指示マーク画像を前記模擬画像と併せて表示する表示ステップと
    を備えることを特徴とする色選択支援方法。
  2. 請求項1記載の色選択支援方法において、
    前記表示ステップでは、前記色値の色成分毎に分離して前記指示マーク画像をそれぞれ表示することを特徴とする色選択支援方法。
  3. 請求項1又は2に記載の色選択支援方法において、
    前記指示マーク画像は、前記候補パッチの配設位置から前記対応位置への方向を表す画像であることを特徴とする色選択支援方法。
  4. 請求項1記載の色選択支援方法において、
    前記測色ステップでは、前記カラーチャート上の配設位置と対応付けて前記候補パッチの色値を取得することを特徴とする色選択支援方法。
  5. 請求項4記載の色選択支援方法において、
    前記指示マーク画像は、前記対応位置の存在範囲を表す画像であり、
    前記表示ステップでは、前記模擬画像に前記指示マーク画像を重畳して表示する
    ことを特徴とする色選択支援方法。
  6. 請求項4又は5に記載の色選択支援方法において、
    前記カラーチャートには、同一直線上に配置され、且つ、予め決定された複数の前記候補パッチの色を有する複数の測定用パッチが設けられていることを特徴とする色選択支援方法。
  7. 請求項4又は5に記載の色選択支援方法において、
    作業者の操作に応じて、抽出された前記候補パッチの識別情報を入力する入力ステップをさらに備え、
    前記測色ステップでは、入力された前記識別情報に基づいて、前記カラーチャート上の配設位置と対応付けて前記候補パッチの色値を取得する
    ことを特徴とする色選択支援方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の色選択支援方法において、
    抽出される前記候補パッチの個数、配設位置又は色値の取得順番の少なくとも1つを変更する変更ステップをさらに備えることを特徴とする色選択支援方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の色選択支援方法において、
    前記色値取得ステップでは、前記測色ステップで用いた測色計と同一の測色計を用いて、前記指定色の色値を取得することを特徴とする色選択支援方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の色選択支援方法を用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である選択色値を取得する色値取得ステップを備えることを特徴とする色値取得方法。
  11. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の色選択支援方法を用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である第1色値を取得する第1取得ステップと、
    前記指定色の色値である第2色値を取得する第2取得ステップと、
    取得された前記第1及び第2色値に基づいて、印刷しようとする前記印刷物の色調整を行う色調整ステップと
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  12. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の色選択支援方法を用いて、前記模擬画像及び前記指示マーク画像を表示する表示部を有することを特徴とする色選択支援装置。
  13. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の色選択支援方法を用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である選択色値を取得する色値取得部と、
    前記色値取得部により取得された前記選択色値に関する色情報を表示する表示部と
    を有することを特徴とする色値取得装置。
  14. 請求項13記載の色値取得装置において、
    前記印刷物を印刷するための印刷機のプロファイルを用いて、前記選択色値を前記印刷機のデバイス依存データに変換するデータ変換部をさらに有し、
    前記表示部は、前記データ変換部により変換された前記デバイス依存データをさらに表示する
    ことを特徴とする色値取得装置。
  15. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の色選択支援方法を用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である第1色値を取得する第1色値取得部と、
    前記指定色の色値である第2色値を取得する第2色値取得部と、
    前記第1及び第2色値取得部により取得された前記第1及び第2色値に基づいて、印刷しようとする前記印刷物の色調整を行う印刷色調整部と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  16. コンピュータを、
    印刷で色再現しようとする指定色の色値を取得する色値取得部、
    基準色を決定する基準色決定部、
    前記基準色決定部により決定された前記基準色又はその近傍色からなる複数のカラーパッチを備えるカラーチャートを印刷機に印刷させる印刷制御部、
    前記印刷機により印刷された前記カラーチャートの中から候補パッチとして抽出された少なくとも1つのカラーパッチを測色し、前記候補パッチの色値を取得する測色部、
    前記色値取得部により取得された前記指定色の色値及び、前記測色部により取得された前記候補パッチの色値に基づいて、前記指定色の色値に応じた前記カラーチャート上での対応位置を算出する対応位置算出部、
    前記カラーチャート上における前記複数のカラーパッチの配置を模擬した模擬画像を表示するとともに、前記対応位置算出部により算出された前記対応位置を指示する指示マーク画像を前記模擬画像と併せて表示させる表示制御部
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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