JP2011151554A - 印刷情報管理システム、その方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のガマット下であっても、管理用パッチを用いて印刷物の印刷情報を効率的に管理することができる印刷情報管理システム、その方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】複数のガマットGa〜Gcを取得し、複数のガマットGa〜Gcのうち少なくとも2つのガマットを形成する各印刷物34に共通する共通情報(ID番号)と、少なくとも2つのガマットの重複領域166、168、170、174内の色値とを対応付ける。
【選択図】図16

Description

本発明は、印刷物の印刷情報を所定の色値に符号化し、該所定の色値を有する管理用パッチを前記印刷物とともに印刷し、測色により得られた前記管理用パッチの色値を復号化することで前記印刷情報を取得し管理する印刷情報管理システム、その方法及びプログラムに関する。
近年のインクジェット技術の飛躍的進歩に伴い、インクジェット方式の印刷機による高速・高画質を両立したカラー大判印刷が可能になりつつある。この印刷機は、個人的・家庭的用途だけでなく、最近では、特に商業用途において幅広い分野で用いられている。この印刷機を用いることにより、例えば、店頭POP(Point of Purchase)や壁面ポスターのみならず、屋外広告・看板等の大サイズメディア、ロールメディア、厚手の硬質メディアに対しても印刷が可能である。
このような多様な商業的需要に応えるため、印刷に用いられる印刷媒体(以下「メディア」という場合がある。)も多種多彩である。例えば、合成紙・厚紙・アルミ蒸着紙等の紙類、塩化ビニル・PET等の樹脂、繊維織物の両面に合成樹脂フイルムを貼り合わせたターポリン等が用いられる。
広告印刷には需要者の視覚を通じてその購買意欲を喚起させる効果が期待されることから、印刷物(印刷された印刷媒体)の色の仕上がりは特に重要である。従来から、印刷物の色管理手段として、ICC(International Color Consortium)プロファイルの作成方法や、指定色の調整方法等の様々なカラーマッチング技術が多数開示されている。その際に、印刷機を用いて複数の色のカラーパッチからなるカラーチャートを印刷し、該カラーチャートの評価結果を前記印刷機にフィードバックする方法が一般的である。
例えば、100〜1000色程度のカラーパッチを備えるカラーチャートを測色計で測色し、その測色データに基づいてその印刷機固有のICCプロファイルを作成できる。また、指定色近傍で徐々に色を変化させたカラーチャートを作業者に視認させ、指定色に最も近い色と判断されるカラーパッチの色を選択し、その色に合わせ込むような微調整をすることができる。
このように、印刷機による色再現や色の微調整を正確に行うためには、現に測色又は評価されたカラーチャートの印刷情報が追跡可能であることが望ましい。ここでいう印刷情報とは、印刷に関する種々の情報であって、印刷モード、メディアの種類等の印刷条件のみならず、印刷用途、印刷機の識別番号、指定色のカラー番号等をも含む広い概念である。
設定された印刷情報と印刷された印刷物とを照合させ、その印刷情報を間違いなく管理する方法の一つとして、カラーパッチの色と配置の組合せで各情報を埋め込む方法が提案されている。これにより、バーコード等の識別コードを読み取るための読取手段を新たに設けることなく測色計で代用でき、しかも少ない数のカラーパッチの構成で印刷情報を誤り無く識別可能となる。
特許文献1には、色校正用カラーパッチのうち所定の色が予め選定され、設定された印刷条件に応じて前記所定の色を有するカラーパッチの配置が変更されたカラーチャートが開示されている。さらに、測色計を用いて前記カラーチャートを測色し、前記カラーチャート上での前記所定の色のカラーパッチの配置(アドレス)を取得することで、前記カラーチャートに係る印刷条件を識別できるシステム及び方法が開示されている。
特許文献2及び3には、色校正用カラーパッチとは別に管理用パッチ(特許文献2の「属性特定用カラーパッチ」、特許文献3の「パッチシート」にそれぞれ対応する。)を設けているカラーチャートが開示されている。また、測色計を用いて前記カラーチャートを測色し、前記カラーチャート上での該色校正用カラーパッチの配置(アドレス)を取得することで、前記カラーチャートに係る印刷条件を識別できるシステム及び方法が開示されている。
特開2005−328255号公報 特開2007−221571号公報 特開2007−68083号公報
ところで、通常の印刷システム下では、複数の印刷機を用いて複数種のメディアにそれぞれ印刷物を印刷するのが一般的である。よって、同一の印刷機であって複数のメディアの種類を用いて印刷する場合や、複数の印刷機を用いて同種のメディアに印刷する場合であっても、上述した管理用パッチを用いて印刷情報を一元的に管理できることが好ましい。
しかしながら、特許文献1及び2に記載された方法では、カラーチャート上の二次元的な位置情報を参照してその位置情報を印刷情報に変換するので、カラーチャート等の特殊な印刷物のみに適用できるものであり、それ以外の印刷物には適用できない。
また、特許文献3に記載されたカラーチャートは、管理用パッチが占める印刷領域がきわめて大きいので、カラーチャート等のテストパターン以外の印刷物に多数の管理用パッチを付加することは物理的に困難である。
このような印刷物の種類や配置等の制約を受けることなく管理用パッチを用いて印刷情報を適切に管理するためには、ガマットの範囲内の色値と印刷情報とを直接的に対応付ける方法が有効である。以下、この対応付けを決定するテーブルを「カラー対応表」という。
しかしながら、ガマット毎に前記カラー対応表を作成する場合、各ガマットの範囲内の色値と印刷情報とを矛盾なく対応付ける必要がある。すなわち、各ガマットに対するカラー対応表をそれぞれ独立して作成する際には、各色値がそれぞれ重複しないように設定しなければならない。そうすると、管理対象とするガマットが変更され又は新たに追加された場合には、各カラー対応表の整合性をその都度確認しなければならず、場合によってはカラー対応表に使用可能な色値が枯渇し、効率的な情報管理ができないという問題が生じ得る。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、複数のガマット下であっても、管理用パッチを用いて印刷物の印刷情報を効率的に管理することができる印刷情報管理システム、その方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、印刷物の印刷情報を所定の色値に符号化し、該所定の色値を有する管理用パッチを前記印刷物とともに印刷し、測色により得られた前記管理用パッチの色値を復号化することで前記印刷情報を取得し管理する印刷情報管理システムに関する。
そして、複数のガマットを取得するガマット取得部と、前記複数のガマットのうち少なくとも2つのガマットを形成する各印刷物に共通する共通情報と、前記少なくとも2つのガマットの重複領域内の色値とを対応付ける共通情報対応付け部とを備える。
このように、複数のガマットのうち少なくとも2つのガマットを形成する各印刷物に共通する共通情報と、前記少なくとも2つのガマットの重複領域内の色値とを対応付ける共通情報対応付け部を設けているので、前記重複領域内では同一の共通情報と色値とを共有することが可能であり、管理用パッチを形成するのに必要な色数を低減できる。これにより、複数のガマット下であっても、管理用パッチを用いて印刷物の印刷情報を効率的に管理することができる。
また、前記複数のガマットは、同一の印刷機を用いて印刷された少なくとも2種類のメディアにより形成されることが好ましい。
さらに、前記複数のガマットは、ガマットが異なる少なくとも2台の印刷機により形成されることが好ましい。
さらに、前記共通情報は、前記印刷物の印刷情報をそれぞれ識別する識別情報であることが好ましい。これにより、印刷物の印刷情報を識別情報と紐付けて管理することができる。
さらに、前記共通情報は、前記印刷物の各印刷情報であることが好ましい。これにより、印刷物の各印刷情報を直接色値と対応付けて管理できる。
さらに、前記印刷物には、少なくともカラーチャートが含まれることが好ましい。
本発明に係る印刷情報管理方法は、印刷物の印刷情報を所定の色値に符号化し、該所定の色値を有する管理用パッチを前記印刷物とともに印刷し、測色により得られた前記管理用パッチの色値を復号化することで前記印刷情報を取得し管理するものであって、複数のガマットを取得する取得ステップと、前記複数のガマットのうち少なくとも2つのガマットを形成する各印刷物に共通する共通情報と、前記少なくとも2つのガマットの重複領域の色値とを対応付ける対応付けステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、印刷物の印刷情報を所定の色値に符号化し、該所定の色値を有する管理用パッチを前記印刷物とともに印刷し、測色により得られた前記管理用パッチの色値を復号化することで前記印刷情報を取得し管理するためにコンピュータを、複数のガマットを取得する手段、前記複数のガマットのうち少なくとも2つのガマットを形成する各印刷物に共通する共通情報と、前記少なくとも2つのガマットの重複領域の色値とを対応付ける手段として機能させることを特徴とする。
本発明に係る印刷情報管理システム、その方法及びプログラムによれば、複数のガマットを取得し、前記複数のガマットのうち少なくとも2つのガマットを形成する各印刷物に共通する共通情報と、前記少なくとも2つのガマットの重複領域内の色値とを対応付けるようにしたので、前記重複領域内では同一の共通情報と色値とを共有することが可能であり、管理用パッチを形成するのに必要な色数を低減できる。これにより、複数のガマット下であっても、管理用パッチを用いて印刷物の印刷情報を効率的に管理することができる。
第1実施形態に係る印刷情報管理システムの斜視説明図である。 図1の印刷機により印刷されるプロファイル用カラーチャートの概略正面図である。 図1の印刷機により印刷される指定色調整用カラーチャートの概略正面図である。 図1の印刷機により印刷される色見本の概略正面図である。 図1の印刷機により印刷される印刷物の概略正面図である。 図1の画像処理装置の機能ブロック図である。 図1の印刷情報管理システムを用いて印刷情報を管理するためのフローチャートである。 管理用パッチが付加された印刷物を得るためのフローチャートである。 異なる2種類のメディアに対して同一の印刷機により印刷し、形成されたガマットの位置関係を示す説明図である。 カラー対応表の各アドレスの決定方法の一例を示す説明図である。 印刷情報リストの一例を示す図である。 管理用パッチを測色して印刷情報を得るためのフローチャートである。 第2実施形態に係る印刷情報管理システムの斜視説明図である。 図13の画像処理装置の機能ブロック図である。 図13のデータベースサーバの機能ブロック図である。 図16A〜図16Dは、複数のガマットの色値に対してID番号を対応付ける手順を示す説明図である。
以下、本発明に係る印刷情報管理方法についてそれを実施する印刷情報管理システムとの関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、第1実施形態に係る印刷情報管理システム10について図1〜図12を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る印刷情報管理システム10の斜視説明図である。
印刷情報管理システム10は、LAN12と、編集装置14と、画像処理装置16と、印刷機18と、測色計20とを基本的に備える。
LAN12は、イーサネット(登録商標)等の通信規格に基づいて構築されているネットワークである。編集装置14と、画像処理装置16とは、前記LAN12を介して有線又は無線により相互に接続されている。
編集装置14は、文字、図形、絵柄や写真等から構成されるカラー画像の配置をページ毎に編集が自在であり、ページ記述言語(以下、PDLという。)による電子原稿、例えば、4色(CMYK)や3色(RGB)のカラーチャンネルからなる8ビット画像データを生成する。
ここで、PDLとは、印刷や表示等の出力単位である「ページ」内で文字、図形等の書式情報、位置情報、色情報(濃度情報を含む)等の画像情報を記述する言語である。例えば、PDF(Portable Document Formatの略で、ISO32000−1:2008に規定)、AdobeSystems社のPostScript(登録商標)やXPS(XML Paper Specification)等が知られている。
また、編集装置14には図示しないカラースキャナが接続されており、該カラースキャナは、所定の位置にセットされたカラー原稿を光学的に読み取ることで、前記電子原稿の構成要素となるカラー画像データを取得可能である。
画像処理装置16は、PDLによる電子原稿をビットマップ形式(ラスタ画像の一種)に展開し、所望の画像処理、例えば、色変換処理、画像拡縮処理や配置処理等を行い、印刷機18の印刷方式に適した印刷信号に変換し、前記印刷機18に前記印刷信号を送信する各機能を有している。
また、画像処理装置16は、CPU・メモリ等を有する本体22と、カラー画像を表示する表示装置24と、入力部としての入力装置26(キーボード28及びマウス30)を備えており、さらに測色計20が接続されている。
印刷機18は、C、M、Y、Kの各色(プロセスカラー)からなる標準インクと、LC、LM等の淡色やW(白色)等のオプションインクとを組み合わせてカラー画像を形成するインクジェット方式の印刷装置である。
この印刷機18は、外部(例えば、画像処理装置16)から受信した印刷信号に基づいて各色のインクの射出制御を行うことにより、印刷媒体としてのメディア32(図1では、ロール状の未印刷のメディア32)上にカラー画像を印刷し、印刷物34(印刷物34の一種であるプロファイル用カラーチャート34p、指定色調整用カラーチャート34cや色見本34mが含まれる。)を形成する。なお、図1ではメディア32が2種類設けられており、以下、個々のメディアを特定するために参照符号32の後にa又はbのアルファベット文字を付加する場合がある。
メディア32の基材には、合成紙・厚紙・アルミ蒸着紙等の紙類、塩化ビニル・PET等の樹脂やターポリン等を用いることができる。
測色計20は、測定対象物の測色値を測定する。ここで測色値とは、三刺激値XYZ、均等色空間の座標値L***等のみならず、波長に対する光学物性値の分布(以下、「分光データ」という。)、例えば、分光放射分布、分光感度分布、分光反射率又は分光透過率が含まれる。
図2は、図1の印刷機18により印刷されるプロファイル用カラーチャート34pの概略正面図である。
プロファイル用カラーチャート34pは、メディア32上に印刷された、色の異なる100個の略同形状のカラーパッチ36と、該カラーパッチ36の行方向及び列方向の配列位置を特定する数字列38及びアルファベット文字列40と、プロファイル用カラーチャート34pの印刷情報を取得するための管理用パッチ42とから構成される。
各カラーパッチ36は、縦方向には10個のカラーパッチ36が隙間なく配置され、横方向には10個のカラーパッチ36が所定間隔の隙間を設けながら配置されている。各カラーパッチ36の色は、CMYK値の各信号レベルの範囲(百分率では0%〜100%、8ビット階調である場合は0〜255)の所定の値が設定されている。
数字列38は、上から順に(01)〜(10)の文字列として、各カラーパッチ36の左方部にその位置に対応するように設けられている。一方、アルファベット文字列40は、左から順番に(A)〜(J)の文字列として、各カラーパッチ36の上方部にその位置に対応するように設けられている。
管理用パッチ42は、右から順番に、1個の先頭パッチ42aと、4個の印刷情報パッチ42bと、1個のチェックサム用パッチ42cと、1個の末尾パッチ42dとから構成される。なお、以下の図3〜図5に示す管理用パッチ42は、図2に示す管理用パッチ42と同一の構成を採るため説明を割愛する。
図3は、図1の印刷機18により印刷される指定色調整用カラーチャート34cの概略正面図である。
指定色調整用カラーチャート34cは、メディア32上に印刷された、色の異なる49個の略同形状のカラーパッチ44と、該カラーパッチ44の行方向及び列方向の配列位置を特定する行番号46及び列番号48と、指定色調整用カラーチャート34cの印刷情報を取得するための管理用パッチ42とから構成される。
各カラーパッチ44は、縦方向・横方向ともに7個ずつのカラーパッチ44が所定間隔の隙間を設けるように配置されている。各カラーパッチ44の色は、CMYK値の各信号レベルの範囲(百分率では0%〜100%、8ビット階調である場合は0〜255)の所定の値が設定されている。
行番号46は、上から順番に(+3)〜(−3)の文字列として、各カラーパッチ44の左方部にその位置に対応するように設けられている。一方、列番号48は、左から順番に(−3)〜(+3)の文字列として、各カラーパッチ44の上方部にその位置に対応するように設けられている。
図4は、図1の印刷機18により印刷される色見本34mの概略正面図である。
色見本34mは、メディア32上に印刷された、表題50と、所定の均一色で形成されたカラーパッチ52と、色見本34mの印刷情報を取得するための管理用パッチ42とから構成される。
表題50には、色見本34mに関する合意事項等が表示されている。例えば、契約の当事者たる印刷業者やクライアントの氏名・名称、作製日、色値等の色情報、印刷条件その他の各種情報である。
図5は、図1の印刷機18により印刷される印刷物34の概略正面図である。
印刷物34は、メディア32上に印刷された、印刷領域54と、印刷物34の印刷情報を取得するための管理用パッチ42とから構成される。メディア32の略全面に印刷された印刷領域54の右下方の余白領域に管理用パッチ42が設けられている。
図6は、図1の画像処理装置16の機能ブロック図である。なお、電子原稿は白抜実線矢印の方向に、カラーチャート用画像データは白抜破線矢印の方向に、その他の各種データは実線矢印の方向にそれぞれ供給されることを表す。
画像処理装置16の本体22は、編集装置14側から供給される電子原稿を入力するI/F60と、該I/F60を介して供給された電子原稿のPDL形式をビットマップ形式に展開するRIP62(ラスタイメージングプロセッサ)と、該RIP62により展開された電子原稿のCMYK値(あるいはRGB値)に対して所定の色変換処理を施して新たなCMYK値の画像データを得る色変換処理部64と、該色変換処理部64により色変換されて得られた新たなCMYK値の画像データに管理用パッチ42の画像データを付加する管理用パッチ付加部65と、該管理用パッチ付加部65により得られたCMYK値の画像データを印刷機18に適した印刷信号(インク射出制御データ)に変換する印刷機ドライバ66と、該印刷機ドライバ66により変換された印刷信号を印刷機18側に出力するI/F68とを備える。
また、本体22は、印刷機18毎にプロファイルを管理する色管理部70と、プロファイル用カラーチャート34p(図2参照)、指定色調整用カラーチャート34c(図3参照)又は管理用パッチ42(図2〜図5参照)を印刷するための画像データを生成する画像データ生成部72と、印刷要求時点や測色完了時点等の時間を監視する時間管理部74と、印刷物34の印刷情報を所定のフォーマットに従って印刷情報リストとして管理する印刷情報管理部75と、表示装置24との接続を可能とするI/F76と、入力装置26(キーボード28及びマウス30)との接続を可能とするI/F78と、測色計20との接続を可能とするI/F80とを備える。
さらに、本体22は、その内部の各構成要素から供給される各種データを記憶し、あるいは記憶している各種データを各構成要素に供給する記憶部82を備えている。該記憶部82は、I/F60と、RIP62と、色変換処理部64と、色管理部70と、画像データ生成部72と、時間管理部74と、印刷情報管理部75と、I/F76と、I/F78と、I/F80とにそれぞれ接続されている。
なお、色変換処理部64は、デバイス依存データからデバイス非依存データに変換する図示しない目標プロファイル処理部と、デバイス非依存データからデバイス依存データに変換する図示しない印刷プロファイル処理部とを備える。ここで、デバイス依存データとは、各種デバイスを適切に駆動するためのCMYK値、RGB値等で定義されるデータである。また、デバイス非依存データとは、HSL、HSB、CIELAB、CIELUV、XYZ等の表色系で定義されるデータである。
また、画像データ生成部72は、指定色調整用カラーチャート34cを印刷するための画像データを生成する指定色調整用データ生成部88と、プロファイル用カラーチャート34pを印刷するための画像データを生成するプロファイル用データ生成部90と、管理用パッチ42を印刷するための画像データを生成する管理用パッチデータ生成部92とを備える。
さらに、色管理部70は、印刷機18毎にプロファイルを生成するプロファイル生成部94と、管理用パッチ42におけるID番号(識別情報)を管理するID番号管理部96と、所定の規則に従って印刷情報と色値とを相互に変換するデータ変換部98とを備える。さらにまた、データ変換部98は、ID番号と色値(例えば、L***)とを対応付けるカラー対応表を作成するカラー対応表作成部100(共通情報対応付け部)と、印刷情報から色値に符号化する符号化処理部102と、色値から印刷情報に復号化する復号化処理部104と、管理用パッチ42の先頭パッチ42a又は末尾パッチ42dを検出する検出部106と、測色計20による測色値の取得結果の成否を判定する判定部108と、ドライダウンの定常状態下における管理用パッチ42の色値を予測する予測部109とから構成される。
さらに、RIP62は、電子原稿のビットマップ形式化の際に、印刷機18の解像度等に対応した画像拡縮処理や、印刷フォーマットに対応した回転・反転処理等の種々の画像処理を行うことができる。
さらに、印刷機ドライバ66は、CMYK値からインク各色(CMYK、LC、LM、又はW)に対応するインク射出制御用データを作成する。このインク射出制御用データは、印刷機18のインク射出動作(ON・OFFやインクドット径の大小等)との間でその印刷機18固有のデータ定義に従って関連付けられている。その際、8ビット多階調画像から2値画像等の低階調画像への変換を要するが、ディザマトリクス法や誤差拡散法等の公知のアルゴリズムを用いることができる。
さらに、色変換処理部64は、印刷機18の印刷モードに応じてプロファイルを補正することができる。ここで、印刷モードとは、印刷ヘッドのノズル数、印刷ヘッドの走査時におけるインク射出タイミング(片方向・双方向)、パス数、搭載インク色数及びその種類、インク射出制御用データ作成のアルゴリズム等の、印刷に関する各種設定をいう。
さらに、CPU等で構成される図示しない制御部は、この画像処理に関するすべての制御を行う。すなわち、本体22内部の各構成要素の制御(例えば、記憶部82のデータ読出し・書込み)のみならず、I/F76を介して表示装置24に表示信号を送信する制御や、I/F80を介して測色計20から測色データを取得する制御等も含まれる。
画像処理装置16は以上のように構成され、上述した各画像処理機能は、基本プログラム(オペレーティングシステム)上で動作する応用プログラムを用いて実現することができる。
第1実施形態に係る印刷情報管理システム10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について主に図7を参照しながら説明する。
図7は、図1の印刷情報管理システム10を用いて印刷情報を管理するためのフローチャートである。
作業者は、管理用パッチ42が付加された印刷物34の印刷を行う(ステップS1)。この管理用パッチ42が付加された印刷物34を得るためのフローチャートについて図8を参照しながら説明する。
先ず、印刷プロファイルを選択する(ステップS11)。印刷機18及びメディア32の種類の各組合せに適した印刷プロファイルがそれぞれ記憶部82に記憶されている。例えば、印刷機18及びメディア32aの組合せに適切な印刷プロファイルが1つ選択される。
次いで、ガマット情報を取得する(ステップS12)。図6に示すように、印刷機18及びメディア32aの組合せに適した印刷プロファイルと、印刷機18及びメディア32bの組合せに適した印刷プロファイルとが、予め記憶されている記憶部82から取得され、ガマット取得部99に供給される。そして、該ガマット取得部99により、各印刷プロファイルの一部である各色変換LUTが抽出され、該色変換LUTに基づいて各ガマット情報(例えば、L***)が取得される。
もし、前回取得したガマット情報からの更新があった場合は、カラー対応表を再作成する(ステップS14)。一方、前回取得したガマット情報からの更新がなかった場合は、カラー対応表を更新せずそのまま用いる(ステップS15)。
取得された各ガマット情報はカラー対応表作成部100に供給され、該カラー対応表作成部100によりカラー対応表が作成され、該カラー対応表はその後記憶部82に記憶される。ここで、カラー対応表とは、ID番号と、L***等の色空間上の色値とを対応付ける対応表である。
図9は、異なる2種類のメディア32a、32bに対して同一の印刷機18により印刷し、形成されたガマットG1、G2の位置関係を示す説明図である。本図に示すグラフは、L***空間におけるH*軸断面図であり、横軸はC*、縦軸はL*である。実線で囲まれた領域はメディア32aにおけるガマットG1を、一点鎖線で囲まれた領域はメディア32bにおけるガマットG2をそれぞれ示している。
ガマットG1とガマットG2との重複領域120に関して、メディア32a、32bのいずれも色再現が可能であるから、共通のID番号(共通情報としてのグローバルID番号)を用いる。一方、ガマットG1と重複領域120との差集合である非重複領域122に関して、メディア32aのみ色再現が可能であるから、メディア32aに固有のID番号(プライベートID番号)を用いる。また、ガマットG2と重複領域120との差集合である非重複領域124に関して、メディア32bのみ色再現が可能であるから、メディア32bに固有のID番号(プライベートID番号)を用いる。
例えば、メディア32毎にID番号を50個(1〜50)だけ割り当てる場合を想定する。メディア32毎に独立したカラー対応表を作成するとき、重複領域120内の色に関しては、各カラー対応表で設定された色値と重複しないようにする必要があった。ID番号の誤検出となるからである。
一方、本実施形態のように、重複領域120内の色に対してはグローバルID番号(1〜20)で割り当て、非重複領域122、124内の色に対してはプライベートID番号(それぞれ20〜50)で割り当てることができる。そうすると、異なるメディア32a、32bに共通する各グローバルID番号に対して、重複領域120内の同一の色を対応付けることができる。これにより、ID番号と色値とを矛盾なく対応付けられるとともに、印刷物34の印刷情報を効率的に管理することができる。
図10は、カラー対応表の各アドレスの決定方法の一例を示す説明図である。なお、本図は、L***空間上でのa**平面を表している。
画定された印刷機18のガマット126のうち、その境界の近傍色を除く内側の領域に符号化領域128が設けられている。後述するように、色再現性が不安定な傾向があるガマット126境界の近傍色を用いるよりも、色再現性が高い符号化領域128内の色を用いた方が、管理用パッチ42の読取成功率が向上するからである。
カラー対応表作成部100により、所定の規則に従って、符号化領域128内の無数の色の中から各目標色値130が設定される。この設定方法は種々存在し得るものであり、アルゴリズムの種類は問わない。例えば、様々なガマット形状に対しても同様の規則に従って作成できるように、隣接する各目標色値130の色差が略等間隔となるように格子状に設けてもよい。
その後、カラー対応表作成部100により、各目標色値130に対して互いに重複しない1つの数字と対応付けられた、適切なカラー対応表が作成される。図10の例では、原点(L*軸)を始点とする渦巻状に数字を付している。なお、対応数字の値や割り当て順番については図10の例に限られない。
このカラー対応表の作成と併せて、各目標色値130に対する色差の誤差の許容範囲がそれぞれ設定される。ここで、色差の誤差とは、測色計20や印刷機18の機器の性能ばらつきやドライダウンに起因する色再現のずれを意味する。図10に示すように、各目標色値130を中心とした閉空間132(色領域)がそれぞれ設定される。
ところで、印刷物34の印刷情報は、印刷情報管理部75により所定のフォーマットに従って印刷情報リストとして作成され、管理される。
図11は、ID番号に対する印刷情報リストの一例を示す図である。本図では、印刷機18の種類、製造番号、メディア32の種類、印刷サイズ、解像度、印刷モード、印刷時刻、印刷属性、目標プロファイル、印刷プロファイル、特色情報が一括で管理される。なお、印刷時刻とは、実質的には管理用パッチ42の色値を決定する直前の時点である。また、印刷属性とは、図2〜図5に示す印刷物34の描画内容であり、通常の印刷物34である場合は電子原稿のファイル名を併せて管理してもよい。さらに、特色情報とは、指定された特色名や指定色調整用カラーチャート34cでの選択結果等が含まれる。
次いで、ID番号の割り当てを行う(ステップS16)。新たな印刷物34の印刷情報を取得する際は、ID番号管理部96により、メディア32に使用可能なID番号のうち未使用のID番号が1つ選択され、選択されたID番号に対応する印刷情報リストが作成され、例えば記憶部82に記憶される。
次いで、ID番号の符号化を行う(ステップS17)。印刷機18の印刷情報は、符号化処理部102(図6参照)によりカラー対応表に基づいて符号化され、さらにL***値に変換される。
付与されたID番号xが仮に10進法で6桁の数値であるものとし、このxを2色(L* 1,a* 1,b* 1)、(L* 2,a* 2,b* 2)で符号化する場合を考える。符号化の一例として、各目標色値130は、次の(1)式〜(6)式で算出することができる。
* 1=k×Int{x/(10^5)}+h ……(1)
* 1=k×Int{x/(10^4)}+h ……(2)
* 1=k×Int{x/(10^3)}+h ……(3)
* 2=k×Int{x/(10^2)}+h ……(4)
* 2=k×Int{x/(10^1)}+h ……(5)
* 2=k×Int{x/(10^0)}+h ……(6)
なお、付与されたID番号の範囲内において、算出された2色(L* 1,a* 1,b* 1)、(L* 2,a* 2,b* 2)がいずれもガマットの範囲内に収まるように、k、hを予め決定することができる。また、ID番号の符号化・復号化が可能であれば、ID番号xの表記方法は10進法に限られることなく任意に設定することができる。
次いで、管理用パッチ42のチェックサムを算出する(ステップS18)。例えば、剰余値をチェックサムの値に設定することができる。具体的には、{N−mod(ΣVi,N)}mod(N)と設定することができる。ここで、modは、モジュロ演算子であり、{Vi}(i=1,…,M)は各印刷情報パッチ42bの値である。このようにして、チェックサム用パッチ42cの色が決定される。
符号化処理部102により、管理用パッチ42の先頭パッチ42a、末尾パッチ42dの色も併せて決定される。例えば、カラーパッチ36、44や管理用パッチ42のいずれにも使用されない色を選択することにより、管理用パッチ42の検出が容易となる。
次いで、管理用パッチ42を形成するための画像データ(以下、「パッチ画像データ」という。)を生成し、他の画像データの領域の一部にパッチ画像データを付する(ステップS19)。ステップS18で、符号化処理部102により得られた色値データは管理用パッチデータ生成部92に供給される。そして、管理用パッチデータ生成部92により前記色値データに基づいてパッチ画像データが生成される。そして、該パッチ画像データは、管理用パッチ付加部65に供給される。そして、印刷物34を表す画像データは、その画像処理の際の適切なタイミングで、管理用パッチ付加部65により前記パッチ画像データが付加される。
なお、この管理用パッチ42は、カラーパッチ36(図2及び図3参照)と区別し易い場所に、あるいは測色し易い位置に配置することができる。
最後に、印刷物34を印刷する(ステップS20)。
ここで、印刷物34又は色見本34mの印刷の際の、画像処理装置16による画像処理の流れについて、図6を参照しながら詳細に説明する。
編集装置14から供給された電子原稿(PDL形式)が、LAN12及びI/F60を介して画像処理装置16に入力されると、前記電子原稿は、RIP62によりそれぞれ8ビットのCMYKビットマップ形式(デバイス依存の画像データ)に展開され、図示しない目標プロファイル処理部によりL***(デバイス非依存の画像データ)に変換され、図示しない印刷プロファイル処理部によりCMYK値(デバイス依存の画像データ)に変換され、管理用パッチ付加部65により管理用パッチ42の画像データが付加され、印刷機ドライバ66により印刷信号(すなわち、インク射出制御データ)に変換され、I/F68を介して印刷機18に供給される。必要に応じて、RIP62で展開されたCMYKビットマップ形式の画像データを記憶部82に一時的に保存する。その後、印刷機18により所望の印刷物34が印刷される。
このとき、複数の設定条件に対応する目標プロファイル及び印刷プロファイルが予め記憶部82に記憶されているので、予め設定された各種条件に応じて選択的に、目標プロファイル及び印刷プロファイルが色変換処理部64に供給される。ここで、各プロファイルに対して印刷機18の印字モード等を加味した補正を適宜行うように構成すれば、さらに適切な色変換処理を行うことができる。
このようにして、管理用パッチ42が付加された印刷物34が印刷される。
また、指定色調整用カラーチャート34cの印刷の際の、画像処理装置16による画像処理の流れについて、図6を参照しながら詳細に説明する。
記憶部82により記憶された所定のCMYK値データに基づいて、指定色調整用データ生成部88により生成された画像データは、図6に示すように白抜破線矢印の経路から印刷機ドライバ66に供給され、電子原稿の印刷と同様の動作により印刷機18側に供給される。そして、印刷機18により指定色調整用カラーチャート34cが印刷される。
さらに、プロファイル用カラーチャート34pの印刷の際の、画像処理装置16による画像処理の流れについて、図6を参照しながら詳細に説明する。
記憶部82により記憶された所定のCMYK値データに基づいて、プロファイル用データ生成部90により生成された画像データは、図6に示すように白抜破線矢印の経路から印刷機ドライバ66に供給され、電子原稿の印刷と同様の動作により印刷機18側に供給される。そして、印刷機18によりプロファイル用カラーチャート34pが印刷される。
次いで、図8に戻り、管理用パッチ42等の測色を行う(ステップS2)。測色により、その印刷物34の印刷情報が自動的に取得される。印刷物34の印刷情報を得るためのフローチャートについて図12を参照しながら説明する。
先ず、管理用パッチ42の測色を行う(ステップS21)。作業者は、測色計20を用いて、先頭パッチ42a又は末尾パッチ42dを測色開始位置とし、末尾パッチ42d又は先頭パッチ42aを測色終了位置として色値データ列を取得する。
次いで、先頭パッチ42aを検出する(ステップS22)。カラーパッチ36や管理用パッチ42のいずれにも使用されない色値を先頭パッチ42aの色値として選択すれば、先頭パッチ42aの検出が容易且つ確実となる。
次いで、各パッチの測色値を取得する(ステップS23)。図2〜図5に示す例では、作業者は4個の印刷情報パッチ42b、チェックサム用パッチ42c、末尾パッチ42dの順番で測色する。測色値L***が所定の範囲内にあるか否かを確認し(ステップS24)、所定の範囲内にあれば復号化処理を行う(ステップS26)。
図10に示すように、測色値がP1である場合、対応数字「07」の目標色値130における閉空間132内の値であるので、復号化処理部104により「07」と復号化される。このように、各閉空間132の属否に基づいて色値を復号化することにより、印刷や測色の変動要因を加味した上で色値を適切に復号化できる。
また、各閉空間132が相互に重複しないようにカラー対応表が設けられているので、印刷や測色による変動状況下であっても色値を一意に復号化できる。一つの閉空間132内にある2点間の色差の最大値が5〜15の範囲となるように設けることができる。
例えば、符号化領域128が20≦L*≦80、−30≦a*≦30、−30≦b*≦30で与えられるとすると、60×60×60=216000の体積を有する。そこで、一辺が6である立方体に1つの符号を割り当てると、最大1000個の符号に対応させることができる。
また、測色値L***が所定の範囲外であれば、不正値を取得した旨を警告する(ステップS25)。この場合、表示装置24(図1参照)の表示等により警告を行うことができる。そして、復号化処理部104(図6参照)により、取得された色値から最も近い目標色値130が選択され、その色値に基づいて復号化処理が行われる。図10に示すように、測色された色値がP2である場合、この色値は、いずれの対応数字の閉空間132内に属しないが、P2に最も近い目標色値130である「06」として復号化される。
図8に戻り、その後末尾パッチ42dが検出されたか否かを判定し(ステップS27)、末尾パッチ42dが検出されない場合は、ステップS23〜S27の処理を繰り返す。
末尾パッチ42dが検出された場合は、印刷情報パッチ42bの復号化により得られた値を結合してID番号を取得する(ステップS28)。
次いで、チェックサムの確認を行う(ステップS29)。具体的には、判定部108(図6参照)により、4個の印刷情報パッチ42b及びチェックサム用パッチ42cの値の総和をNで除算し剰余値が算出される。もし、剰余値が0であればいずれの測色値も正常に測定されたものとしてOKと判定され、剰余値が0でなければいずれかの測色値が異常であるとしてNGと判定される。
判定部108による判定結果がOKであれば、読み取った印刷情報を表示する(ステップS30)。復号化処理部104により適正に取得されたID番号が印刷情報管理部75に供給されることで、該ID番号に対応する印刷物34の印刷情報が参照される。そして、参照された印刷物34の印刷情報を表示装置24に表示させることで、作業者はその印刷情報を容易に確認することができる。
一方、判定部108による判定結果がNGであれば、読取異常である旨を表示する(ステップS31)。さらに、チェックサム(剰余値)の確認結果に応じて、測色計20、印刷機18又はドライダウンによる異常原因を切り分けて、その結果を表示装置24に表示させることができる。
なお、時間管理部74において、印刷物34の印刷時点から管理用パッチ42の測色時点までの経過時間を計測してもよい。予測部109により、前記経過時間に基づいて管理用パッチ42の定常状態下における測色値L***を予測すれば、管理用パッチ42の読取精度がさらに向上する。
以上のようにして、印刷物34に付された管理用パッチ42から印刷情報が取得される。
図6に戻り、最後に、印刷情報を管理する(ステップS3)。
図2に示すプロファイル用カラーチャート34pを印刷した場合について説明する。作業者は、このようにして得られたプロファイル用カラーチャート34pの各カラーパッチ36(図2参照)を、画像処理装置16に接続された測色計20を用いて測色し、L***の測色値を取得する。この測色値のデータは記憶部82に一旦記憶される。その後、指定されたCMYK値と得られたL***との対応関係に基づいて3次元−4次元変換LUTを作成し、該LUTを備える印刷プロファイルを生成することができる。
なお、作業者は、各カラーパッチ36とあわせて管理用パッチ42を測色しているので、前記印刷プロファイルはプロファイル用カラーチャート34pの印刷情報(例えば、メディア32の種類)と誤りなく対応付けられる。その後、この印刷プロファイルは、記憶部82に記憶される。
図3に示す指定色調整用カラーチャート34cを印刷した場合について説明する。作業者は、このようにして得られた指定色調整用カラーチャート34cのうちカラーパッチ44を1個選択する。具体的には、カラーチップや、表示装置24の画面上に表示された色等である目標となる指定色を表す色見本と、指定色調整用カラーチャート34cとを比較観察し、指定色に最も近い色であるカラーパッチ44を選択する。その後、前記指定色に最も近い色のL***の色値のずれ量(すなわち、設計値と実測値との差分)に基づいて3次元−4次元変換LUTを作成又は補正し、該LUTを備える印刷プロファイルを生成することができる。
なお、作業者は、各カラーパッチ44とあわせて管理用パッチ42を測色しているので、前記印刷プロファイルは指定色調整用カラーチャート34cの印刷情報(例えば、指定色として入力された特色情報)と誤りなく対応付けられる。その後、この印刷プロファイルは、記憶部82に記憶される。
図4に示す色見本34mを印刷した場合について説明する。作業者は、色見本34mのうちカラーパッチ52と、管理用パッチ42とを併せて測色する。その後、カラーパッチ52の色値とともに、色見本34mの印刷情報(例えば、印刷時刻や特色情報)が表示装置24に表示される。これにより、作業者は、色見本34mの作製条件等を随時確認することができる。
また、図5に示す印刷物34に関して、管理用パッチ42の測色を行うことは通常はない。しかし、印刷物34の印刷色が適切でない等の印刷不具合が生じた場合に、管理用パッチ42を測色することで、その印刷情報を確認でき、不具合の原因究明の一助となる。
このようにして、管理用パッチ42の測色により、その印刷物34の印刷情報が自動的に取得され、その印刷情報が適切に管理される。
なお、第1実施形態では、付与されたID番号に対応する印刷情報リストとして、印刷物34の印刷情報を管理する方法を開示したがこれに限られない。印刷情報の各変数を前述したカラー対応表の対応数字と予め関連付けておく方法を採ってもよい。例えば、所定の印刷モードがONの状態を「1」、該印刷モードがOFFの状態を「0」として関連付けておき、各変数の対応数字の組み合わせによって符号化がなされる。また、印刷情報の各変数を一旦コード化し、その値とカラー対応表の対応数字と関連付けておく方法を採ってもよい。例えば、「PRINTER−1」からなる印刷機18の登録名を各ASCII文字としてコード変換し、その値とカラー対応表の対応数字と関連付けておいてもよい。
以上のように、複数のガマットG1、G2を取得するガマット取得部99と、複数のガマットG1、G2のうち少なくとも2つのガマットを形成する各印刷物34に共通するグローバルID番号(共通情報)と、少なくとも2つのガマットの重複領域120内の色値とを対応付けるカラー対応表作成部100とを設けたので、重複領域120内では同一のグローバルID番号と色値とを共有することが可能であり、管理用パッチ42を形成するのに必要な色数を低減できる。これにより、複数のガマットG1、G2下であっても、管理用パッチ42を用いて印刷物34の印刷情報を効率的に管理することができる。
次いで、第2実施形態に係る印刷情報管理システム140について図13〜図16を参照しながら説明する。以下、第1実施形態と同一である構成要素には同一の参照符号を付して、詳細な説明を省略する。
図13は、第2実施形態に係る印刷情報管理システム140の斜視説明図である。印刷情報管理システム140は、LAN12と、編集装置14と、画像処理装置16と、3台の印刷機18a〜18cと、3種類のメディア32a〜32cと、測色計20と、データベースサーバ142を基本的に備える。第2実施形態では、3台の印刷機18と、データベースサーバ142が新たに設けられている点が第1実施形態(図1参照)と異なる。以下、説明の便宜のため、個々の印刷機やメディアを特定する必要がないときは、参照符号18、32の後に付加されたa〜cのアルファベット文字を省略する場合がある。
図14は、図13の画像処理装置16の機能ブロック図である。第2実施形態の画像処理装置16は、第1実施形態の画像処理装置16(図6参照)とほぼ同様の構成を採っているが、以下の点が異なる。
本体22は、ID番号管理部96及びデータ変換部98の構成要素を有していない。
I/F68は、3台の印刷機18a〜18cのいずれにも接続可能である。ここで、印刷機18a〜18cは同一の機種でも異なる機種でもよく、さらに印刷方式は同一の方式でも異なる方式でもよい。また、印刷機ドライバ66は、印刷機18a〜18cのそれぞれに適した制御信号を生成することができる。
図15は、図13のデータベースサーバ142の機能ブロック図である。
データベースサーバ142は、I/F144と、制御部146と、印刷情報管理部75と、ID番号管理部96と、記憶部148と、データ変換部98とから基本的に構成される。
I/F144は、有線又は無線によりデータベースサーバ142とLAN12とを接続可能にする。
制御部146は、CPU等で構成され、データ処理に関するすべての制御を行う。すなわち、データベースサーバ142内部の各構成要素の制御(例えば、記憶部148のデータ読出し・書込み)のみならず、I/F144を介して画像処理装置16側から印刷機18a〜18cの印刷情報を受信する制御や、符号化された色値データを画像処理装置16側に送信する制御等も含まれる。
記憶部148は、その内部の各構成要素から供給される各種データを記憶し、あるいは記憶している各種データを各構成要素に供給する。該記憶部148は、I/F144と、印刷情報管理部75、ID番号管理部96、データ変換部98とにそれぞれ接続されている。
なお、印刷情報管理部75、ID番号管理部96、データ変換部98、ガマット取得部99、カラー対応表作成部100、符号化処理部102、復号化処理部104、検出部106、判定部108、及び予測部109は、図6に示す構成要素と同一の機能を発揮するので、その説明を割愛する。
第2実施形態に係る印刷情報管理システム140は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について説明する。なお、図2〜図5に示す印刷物34は同一構成とし、第1実施形態との同一の動作については説明を適宜割愛する。
図13の印刷情報管理システム140を用いて印刷情報を管理するためのフローチャートは、図7のフローチャートと同一であるので説明を省略する。
管理用パッチ42が付加された印刷物34を得るためのフローチャートについても図8のフローチャートと同一である。LAN12を介して、画像処理装置16とデータベースサーバ142とが色値データ等を送受信する動作が異なる。
具体的には、ステップS12でガマット情報が取得される際は、印刷機18a〜18cの各印刷プロファイルや、必要に応じて各印刷情報が、画像処理装置16からデータベースサーバ142側に送信される。そして、ステップS13〜S18が、図15に示すデータベースサーバ142側の各構成要素(データ変換部98、制御部146、印刷情報管理部75、ID番号管理部96、及び記憶部148)を用いて実行される。
その後、管理用パッチ42の各色値はI/F144、LAN12を介して画像処理装置16側に送信される。そして、図14に示すI/F60、記憶部82、管理用パッチデータ生成部92に順次供給され、管理用パッチ42を表すパッチ画像データが生成される。以下同様にして、管理用パッチ42が付加された印刷物34を得ることができる。
図16A〜図16Dは、複数のガマットGa〜Gcの色値に対してID番号を対応付ける手順を示す説明図である。
図16Aは、上述した方法により、印刷機18aのガマットGa及び印刷機18bのガマットGbの重複領域160の色値にはグローバルID番号1〜20が、ガマットGaの非重複領域162の色値にはプライベートID番号21〜50が、ガマットGbの非重複領域164の色値にはプライベートID番号21〜50がそれぞれ対応付けられている(図9参照)。
この状態から、印刷機18cのガマットGcが新たに追加された場合における新たなID番号の対応付け手順について図16B〜図16Dを参照しながら説明する。
仮に、図16Bに示すガマットGa〜Gcのすべての重複領域166の色値には10個のID番号を対応付けできるものとする。そうすると、重複領域160(図16A参照)のうち、重複領域166の色値には10個のグローバルID番号1〜10が、重複領域168の色値には残りの10個のグローバルID番号11〜20がそれぞれ対応付けられる。
また、仮に、図16Bに示すように、ガマットGa、Gcの重複領域170の色値には10個のID番号を対応付けできるものとする。そうすると、図16Cに示すように、ガマットGaの非重複領域162(図16A参照)のうち、重複領域170の色値には10個のグローバルID番号21〜30が、非重複領域172の色値には残りの20個のプライベートID番号31〜50がそれぞれ対応付けられる。
さらに、仮に、図16Bに示すように、ガマットGb、Gcの重複領域174の色値には10個のID番号を対応付けできるものとする。そうすると、図16Dに示すように、ガマットGbの非重複領域164(図16A参照)のうち、重複領域174の色値には10個のグローバルID番号31〜40が、非重複領域176の色値には残りの20個のプライベートID番号21〜30、41〜50がそれぞれ対応付けられる。そして、ガマットGcの非重複領域178の色値には残りの20個のID番号11〜20、41〜50が対応付けられる。
このように構成すれば、共通のID番号を一元的に管理可能であり、データ量を低減することができる。また、データの登録・削除その他の管理が容易となる。具体的には、印刷機1台につき50件ずつの印刷情報を管理する際には、従来技術の場合は合計150色を管理する必要があった。一方、図16Dに示す一例のように、第2実施形態の場合は合計100色を管理すれば足りる。
ところで、管理用パッチ42を測色して印刷情報を得るためのフローチャートについても図12のフローチャートと同一である。LAN12を介して、画像処理装置16とデータベースサーバ142とが色値データ等を送受信する動作が異なる。
具体的には、ステップS21で管理用パッチ42の測色が完了した後は、測色データや、必要に応じて印刷機18の種類が、画像処理装置16からデータベースサーバ142側に送信される。そして、ステップS22〜S29が、図15に示すデータベースサーバ142側の各構成要素(データ変換部98、制御部146、印刷情報管理部75、ID番号管理部96、及び記憶部148)を用いて実行される。
その後、管理用パッチ42の色値により取得された印刷情報は、I/F144、LAN12を介して画像処理装置16側に送信され、図14に示すI/F60、記憶部82、I/F76に順次供給される。そして、判定部108による判定結果に応じて、表示装置24に、印刷物34の印刷情報を表示し(ステップS30)、あるいは読取異常である旨を表示する(ステップS31)。
このようにして、管理用パッチ42の測色により、その印刷物34の印刷情報が自動的に取得され、その印刷情報が適切に管理される。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、本実施形態では、プロファイル用カラーチャート34p(図2参照)、指定色調整用カラーチャート34c(図3参照)が有するカラーパッチ36、44の個数をそれぞれ100個、49個としているが、これらを自由に変更できるように構成してもよい。
また、本実施形態では、カラーチャートの種類としてプロファイル用カラーチャート34p(図2参照)及び指定色調整用カラーチャート34c(図3参照)について説明しているが、これらの種類には限られない。具体的には、指定色の最終確認をさせるためにクライアントに提示するカラーチャートも含まれる。
さらに、印刷機18の台数、メディア32の種類数の組合せは本実施形態の例に限定されず、任意の数の組合せにおいても本発明を適用できることはいうまでもない。
さらに、本実施形態では、印刷機18がインクジェット方式である構成を採っているがこれに限定されることなく、オフセット印刷機、電子写真、感熱方式等であっても本発明の作用効果を得ることができる。
10、140…印刷情報管理システム 14…編集装置
16…画像処理装置 18、18a〜18c…印刷機
20…測色計 22…本体
24…表示装置 26…入力装置
32、32a〜32c…メディア 34…印刷物
34c…指定色調整用カラーチャート 34m…色見本
34p…プロファイル用カラーチャート 36、44、52…カラーパッチ
42…管理用パッチ 42a…先頭パッチ
42b…印刷情報パッチ 42c…チェックサム用パッチ
42d…末尾パッチ 54…印刷領域
60、68、76、78、80、144…I/F
62…RIP 64…色変換処理部
65…管理用パッチ付加部 66…印刷機ドライバ
70…色管理部 72…画像データ生成部
74…時間管理部 75…印刷情報管理部
82、148…記憶部 88…指定色調整用データ生成部
90…プロファイル用データ生成部 92…管理用パッチデータ生成部
94…プロファイル生成部 96…カラーID管理部
98…データ変換部 99…ガマット取得部
100…カラー対応表作成部 102…符号化処理部
104…復号化処理部 106…検出部
108…判定部 109…予測部
120、160、166、168、170、174…重複領域
122、124、162、164、172、176、178…非重複領域
126、G1、G2、Ga、Gb、Gc…ガマット
128…符号化領域 130…目標色値
132…閉空間 142…データベースサーバ

Claims (8)

  1. 印刷物の印刷情報を所定の色値に符号化し、該所定の色値を有する管理用パッチを前記印刷物とともに印刷し、測色により得られた前記管理用パッチの色値を復号化することで前記印刷情報を取得し管理する印刷情報管理システムであって、
    複数のガマットを取得するガマット取得部と、
    前記複数のガマットのうち少なくとも2つのガマットを形成する各印刷物に共通する共通情報と、前記少なくとも2つのガマットの重複領域内の色値とを対応付ける共通情報対応付け部と
    を備えることを特徴とする印刷情報管理システム。
  2. 請求項1記載の印刷情報管理システムにおいて、
    前記複数のガマットは、同一の印刷機を用いて印刷された少なくとも2種類のメディアにより形成される
    ことを特徴とする印刷情報管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の印刷情報管理システムにおいて、
    前記複数のガマットは、ガマットが異なる少なくとも2台の印刷機により形成される
    ことを特徴とする印刷情報管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷情報管理システムにおいて、
    前記共通情報は、前記印刷物の印刷情報をそれぞれ識別する識別情報である
    ことを特徴とする印刷情報管理システム。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷情報管理システムにおいて、
    前記共通情報は、前記印刷物の各印刷情報である
    ことを特徴とする印刷情報管理システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の印刷情報管理システムにおいて、
    前記印刷物には、少なくともカラーチャートが含まれる
    ことを特徴とする印刷情報管理システム。
  7. 印刷物の印刷情報を所定の色値に符号化し、該所定の色値を有する管理用パッチを前記印刷物とともに印刷し、測色により得られた前記管理用パッチの色値を復号化することで前記印刷情報を取得し管理する印刷情報管理方法であって、
    複数のガマットを取得する取得ステップと、
    前記複数のガマットのうち少なくとも2つのガマットを形成する各印刷物に共通する共通情報と、前記少なくとも2つのガマットの重複領域の色値とを対応付ける対応付けステップと
    を備えることを特徴とする印刷情報管理方法。
  8. 印刷物の印刷情報を所定の色値に符号化し、該所定の色値を有する管理用パッチを前記印刷物とともに印刷し、測色により得られた前記管理用パッチの色値を復号化することで前記印刷情報を取得し管理するためにコンピュータを、
    複数のガマットを取得する手段、
    前記複数のガマットのうち少なくとも2つのガマットを形成する各印刷物に共通する共通情報と、前記少なくとも2つのガマットの重複領域の色値とを対応付ける手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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