JP5458994B2 - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置および画像形成方法に関する。
電子写真方式を用いた複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置は、常に安定した画質が得られるようにするために、例えば、主電源投入時や所定時間経過した後の待機時、所定枚数以上の印刷を終了した後の待機時などにプロセスコントロールと呼ばれる処理を実行し、その中で、画像の濃度を調整する制御を実施している。画像の濃度調整制御の手法としては、例えば、特許文献1に記載されている手法が知られている。
特許文献1に記載の技術では、以下のような手順で画像濃度調整を行う。すなわち、まず、現像ポテンシャル(現像バイアスとパターン電位の差)を変化させながら複数のトナーパッチを現像し、中間転写ベルトなどの像担持体上に濃度が異なる複数のトナーパッチからなる階調パターンを形成する。そして、像担持体上に形成した階調パターンの各トナーパッチを光学センサにより検出し、光学式センサの検出値から所定のアルゴリズムを用いて各トナーパッチのトナー付着量を算出する。そして、各トナーパッチのトナー付着量と各トナーパッチを形成したときの現像ポテンシャルとの関係から、直線方程式y=ax+bを求め、現像γ(現像ポテンシャルを横軸、トナー付着量を縦軸としたときの傾きa)および現像開始電圧Vk(現像ポテンシャルを横軸、トナー付着量を縦軸としたときの切片b)を求める。その求めた現像γ、現像開始電圧Vkに基づいて、適正なトナー付着量(すなわち画像濃度)となる現像ポテンシャルとなるように、LDパワー、帯電バイアス、現像バイアスなどの作像条件を調整するようにしている。
しかしながら、特許文献1に記載の画像濃度調整制御では、複数のトナーパッチを連続して現像するために、現像装置の現像ローラのピッチで画像履歴が生じた場合に、トナーパッチが直前に形成されたトナーパッチの履歴を受けて不安定になり、現像γ、現像開始電圧Vkを正確に検知できずに、結果として制御されるトナー付着量(画像濃度)が不安定になってしまうという不具合が発生する場合がある。ここで、画像履歴とは、直前に形成された画像の影響を受けて次の画像に濃度むらが生じる現象をいう。
このような画像履歴の影響を抑制して画像濃度調整を適切に行えるようにする技術としては、例えば特許文献2に記載の技術が知られている。特許文献2に記載の技術では、現像バイアスをその可変領域全体で変化させながら複数のトナーパッチを形成した後に、主走査方向にトナーパッチの幅以上の幅を有し、且つ副走査方向に現像ローラの周長以上の長さを有する不良トナー除去用画像を形成してから、次の画像を形成するようにしている。特許文献2に記載の技術では、このように新たな画像を形成する前に不良トナー除去用画像を形成することによって、現像ローラから供給されるトナーの帯電量を均一化し、画像履歴の影響によって次の画像が不安定になることを防止している。
また、特許文献3には、正反射受光部にて検出可能なトナーパッチと、拡散反射受光部にて検出可能なトナーパッチとを形成して、正反射および拡散反射の一体型センサにおいて発光体に流れる発光電流を切り替えてこれらを検出する構成が記載されている。そしてこの特許文献3に記載の技術では、一方のパッチを検出して、LEDの発光素子に流れる電流を安定するように調整した後、もう一方のパッチを検出するために、両トナーパッチ間に間隙を設けるようにしている。
しかしながら、特許文献2に記載の技術は、画像履歴の影響を抑制するために不良トナー除去用画像を形成する構成であるため、不良トナー除去用画像を形成することで無駄にトナーが消費されることとなり、ランニングコストの増加を招くといった課題がある。
また、特許文献3に記載の技術は、現像履歴の影響を考慮してパッチ間の間隙を設けているものではない。また、特許文献3には、どのくらいパッチ間の間隙を設ければいいのかといった具体的な点についてまでは記載がない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、無駄にトナーを消費することなく画像履歴の影響を有効に抑制し、適切な画像濃度調整を行って安定した画質を得ることができる画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像形成装置は、現像ローラを設けた現像装置を有し、異なる色のトナーを用いて画像を形成する画像形成手段と、コントローラと、前記画像形成手段によって像担持体上に形成されたトナーパッチを検出する検出手段とを備え、前記像担持体上に形成された濃度の異なる複数のトナーパッチを前記検出手段によって検出する画像形成装置において、前記像担持体の移動方向に沿って隣り合う2つのトナーパッチのうち、移動方向前方に位置するトナーパッチの後端と、移動方向後方に位置するトナーパッチの前端との間の距離を、トナーパッチ間の間隔としたときに、前記コントローラは、各トナーパッチ間の間隔が前記現像ローラの1周に相当する長さ以上となるように、前記トナーパッチを前記画像形成手段によって前記像担持体上に形成させる制御を行い、前記現像装置で用いる現像剤のトナー濃度または前記現像装置で用いる現像剤の使用状況に応じて、前記各トナーパッチ間の間隔を決定することを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成方法は、現像ローラを設けた現像装置を有し、異なる色のトナーを用いて画像を形成する画像形成手段と、コントローラと、前記画像形成手段によって像担持体上に形成されたトナーパッチを検出する検出手段とを備え、前記コントローラは、前記像担持体上に濃度の異なる複数のトナーパッチを前記画像形成手段に形成させ、前記検出手段によって前記トナーパッチを検出させる画像形成方法において、前記像担持体の移動方向に沿って隣り合う2つのトナーパッチのうち、移動方向前方に位置するトナーパッチの後端と、移動方向後方に位置するトナーパッチの前端との間の距離を、トナーパッチ間の間隔としたときに、前記コントローラは、各トナーパッチ間の間隔が前記現像ローラの1周に相当する長さ以上となるように、前記トナーパッチを前記画像形成手段によって前記像担持体上に形成させ、前記現像装置で用いる現像剤のトナー濃度または前記現像装置で用いる現像剤の使用状況に応じて、前記各トナーパッチ間の間隔を決定することを特徴とする。
本発明によれば、濃度の異なる複数のトナーパッチを、各トナーパッチ間の間隔が現像ローラの1周に相当する長さ以上となるように形成するようにしているので、無駄にトナーを消費することなく画像履歴の影響を有効に抑制し、適切な画像濃度調整を行って安定した画質を得ることができるという効果を奏する。
図1は、カラーレーザプリンタの概略構成を示す構成図である。 図2は、反射型フォトセンサが配設されている部位を図1のXの方向から見た図である。 図3は、カラーレーザプリンタの制御系の構成を示すブロック図である。 図4は、階調パターンを構成する各トナーパッチ形成時の現像ポテンシャルとトナー付着量との関係を示す図である。 図5は、現像装置の一構成例を示す図である。 図6は、画像履歴を説明する図である。 図7は、現像ローラ周面上の任意の位置におけるトナー帯電量と現像ローラの周回回数との関係を示す図である。 図8は、中間転写ベルト上に形成される各色の階調パターンの一例を示す図である。 図9は、先行するトナーパッチの画像履歴による影響を受けない位置に次のトナーパッチを形成する様子を模式的に示す図である。 図10は、現像剤のトナー濃度および使用度と画像履歴のレベルとの関係を示す図である。 図11は、階調パターンの各トナーパッチ間の間隔を現像剤のトナー濃度や現像剤の使用度に応じて決定する際に用いるデータテーブルの一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置および画像形成方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。以下に示す実施の形態は、本発明をカラーレーザプリンタに適用した例である。
図1は、本実施形態にかかるカラーレーザプリンタ100の概略構成を示す構成図である。このカラーレーザプリンタ100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)の各色のトナー像を生成するための4つのトナー像形成部6Y,6M,6C,6Kを備えている。これら4つのトナー像形成部6Y,6M,6C,6Kは、現像剤として互いに異なる色(Y,M,C,K)のトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。
Yトナー像を生成するためのトナー像形成部6Yを例に挙げて説明すると、このトナー像形成部6Yは、ドラム状の感光体1Yと、ドラムクリーニング装置2Yと、除電装置(図示せず)と、帯電装置4Yと、現像装置5Yとを備えている。帯電装置4Yは、図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動される感光体1Yの表面を一様に帯電させる。帯電装置4Yにより一様に帯電された感光体1Yの表面は、レーザ光によって露光走査されることで、Y用の静電潜像が形成される。このY用の静電潜像は、Yトナーを用いる現像装置5YによってYトナー像に現像される。そして、現像装置5Yによって現像されたYトナー像が、中間転写ベルト8上に中間転写される。ドラムクリーニング装置2Yは、中間転写工程を経た後の感光体1Y表面に残留したトナーを除去する。また、除電装置は、クリーニング後の感光体1Yの残留電荷を除電する。この除電により、感光体1Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。
他のトナー像形成部6M,6C,6Kにおいても、同様にして感光体1M,1C,1K上にM,C,Kのトナー像がそれぞれ形成され、中間転写ベルト8上に中間転写される。光書込ユニット7Y,7M,7C,7Kは、画像情報に基づいて発光されるレーザ光を、トナー像形成部6Y,6M,6C,6Kにおけるそれぞれの感光体1Y,1M、1C,1Kに照射して露光する。この露光により、感光体1Y,1M,1C,1K上に、Y,M,C,K用の静電潜像がそれぞれ形成される。
トナー像形成部6Y,6M,6C,6Kの図中下方の位置には、中間転写ユニット15が配設されている。この中間転写ユニット15は、図中時計回り(矢印16の方向)に無端移動される中間転写ベルト8と、4つの1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9K、クリーニング装置10などを備えている。また、中間転写ユニット15には、2次転写バックアップローラ12も設けられている。1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kは、無端移動される中間転写ベルト8を感光体1Y,1M,1C,1Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する方式のものである。1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kを除くローラは、全て電気的に接地されている。
中間転写ベルト8には、その無端移動に伴ってY,M,C,K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、感光体1Y,1M,1C,1K上のY,M,C,Kトナー像が重ね合わされて1次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という。)が形成される。上記2次転写バックアップローラ12は、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された4色トナー像は、この2次転写ニップで転写紙Pに転写される。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、クリーニング装置10によってクリーニングされる。2次転写ニップにおいては、転写紙Pが互いに順方向に表面移動する中間転写ベルト8と2次転写ローラ19との間に挟まれて搬送される。2次転写ニップから送り出された転写紙Pは、定着装置20のローラ間を通過する際に熱と圧力が加えられ、これにより、転写紙Pの表面に転写された4色トナー像が定着される。
図1において、中間転写ベルト8の移動方向の最下流に位置するトナー像形成部6Kと2次転写ニップ部の間には、中間転写ベルト8に対向して、濃度検出手段としての反射型フォトセンサ40が配設されている。反射型フォトセンサ40は、中間転写ベルト8上の光反射率に応じた信号を出力するように構成されている。
図2は、反射型フォトセンサ40が配設されている部位を図1のXの方向から見た図である。反射型フォトセンサ40は、中間転写ベルト8上に形成されたY,M,C,Kの4色のトナーパッチの濃度を個別に検知するために、各色用のセンサ部40Y,40M,40C,40Kを有する。これらセンサ部40Y,40M,40C,40Kは、図1の紙面に垂直な方向に一列に(つまり、中間転写ベルト8の移動方向16に対して並列となるように)配置されている。反射型フォトセンサ40の各センサ部40Y,40M,40C,40Kには、拡散光検出型センサか正反射光検出型センサのうち、中間転写ベルト8の表面の反射光量と、後述の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを構成する各トナーパッチの反射光量との差を十分な値にし得る方が用いられる。
図3は、本実施形態にかかるカラーレーザプリンタ100の制御系の構成を示すブロック図である。上述したトナー像形成部6Y,6M,6C,6Kや光書込ユニット7Y,7M,7C,7K、中間転写ユニット15、反射型フォトセンサ40の各センサ部40Y,40M,40C,40Kは、制御部(コントローラ)150に電気的に接続されており、この制御部150によって動作が制御される。制御部150は、例えば、CPU150aやROM150b、RAM150c、入出力インターフェース等を備えるマイクロコンピュータとして構成され、CPU150aがRAM150cをワークエリアとして利用してROM150bに格納された制御プログラムを実行することによって、トナー像形成部6Y,6M,6C,6Kや光書込ユニット7Y,7M,7C,7K、中間転写ユニット15、反射型フォトセンサ40の各センサ部40Y,40M,40C,40Kなどの動作を制御する。
特に本実施形態にかかるカラーレーザプリンタ100では、例えば、カラーレーザプリンタ100の主電源投入時や、所定時間経過した後の待機時、所定枚数以上の印刷を終了した後の待機時など、所定のタイミングで、制御部150による制御のもとでプロセスコントロールと呼ばれる処理が実行され、その中で、画像の濃度を調整する制御が実施される。
具体的には、上記の所定のタイミングが到来すると、まず、反射型フォトセンサ40の各センサ部40Y,40M,40C、40Kの校正を行う。このセンサ校正は、中間転写ベルト8上にトナー像を作像しない状態で反射型フォトセンサ40を作動させ、反射型フォトセンサ40の各センサ部40Y,40M,40C、40Kの発光光量を順次変化させながら、各センサ部40Y,40M,40C、40Kの検知電圧が所定の値となる発光光量を求める。この発光光量を例えば制御部150のRAM150cなどに記憶しておき、その後の画像濃度調整の際に用いる。
次に、トナー像形成部6Y,6M,6C,6Kの感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kを回転させながら、これら感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kを帯電させる。このときの帯電は、通常のプリント時における一様な帯電(例えば−700V)とは異なり、制御部150により、その電位を徐々に大きくしていくように制御される。そして、制御部150による制御のもとで、光書込ユニット7Y,7M,7C,7Kが感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの表面にレーザ光を走査し、感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kに階調パターンの静電潜像を形成するとともに、現像装置5Y,5M,5C,5Kにより階調パターンの静電潜像を現像する。この現像により、各色の階調パターンが感光体ドラム1Y,1M,1C,1K上にそれぞれ形成される。なお、現像の際、制御部150は、それぞれの現像装置5Y,5M,5C,5Kの現像ローラに印加される現像バイアスの値も徐々に高く(もしくは低く)していくように制御する。
このようにして、濃度の異なる複数(例えば10個)のトナーパッチからなる各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkが作像される。これら各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkは、図2に示したように、中間転写ベルト8上において、反射型フォトセンサ40の各センサ部40Y,40M,40C,40Kに対向する位置にそれぞれ重なり合わないように転写される。つまり、中間転写ベルト8上には、各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkが色ごとに並列に形成される。
中間転写ベルト8上に形成された各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkは、中間転写ベルト8の無端移動に伴って反射型フォトセンサ40との対向位置を通過する際、その光反射量が検知される。そして、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkそれぞれのトナーパッチ濃度に応じた電気信号が、反射型フォトセンサ40から制御部150に出力される。制御部150は、反射型フォトセンサ40から順次送られてくるこの出力信号に基づいて、各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkそれぞれの複数(例えば10個)のトナーパッチのトナー付着量を求めて、RAM150cに格納していく。ここで、制御部150は、トナー付着量をRAM150cに格納すると同時に、各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの作像条件から現像ポテンシャルを推定し、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの情報もRAM150cに格納する。
反射型フォトセンサ40との対向位置を通過した各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkは、上記クリーニング装置10Y,10M,10C,10Kによってそれぞれクリーニングされる。なお、以上の工程は、カラー毎にシーケンシャルに行われるのではなく、各色並列で実施される。
図4は、階調パターンを構成する各トナーパッチ形成時の現像ポテンシャルとトナー付着量との関係をX-Y平面上にプロットしたものである。この図4では、X軸に現像ポテンシャル(現像バイアスとパターン像電位の差:VB-VL)(単位V)、Y軸に単位面積当たりのトナー付着量(mg/cm)を割り振っている。制御部150は、図4のようにプロットしたデータより直線区域を選択し、区間内のデータに対して最小自乗法を適用することにより直線近似を行って得られる直線方程式をカラー毎に計算する。そして、この直線方程式により、目標のトナー付着量が得られる現像ポテンシャルを計算し、この現像ポテンシャルを実現するように作像条件(LDパワー、帯電バイアス、現像バイアスなど)を調整することによって、画像濃度維持を図っている。
ところで、以上のような画像濃度調整を適切に実施するには、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを形成する際の現像ポテンシャルの変化に対して、形成された階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの各トナーパッチのトナー濃度が正確に追従している必要がある。換言すると、何らかの外乱要因によって、現像ポテンシャルを変化させながら形成した階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの各トナーパッチに、現像ポテンシャルの変化に追従しない不安定な濃度変化が生じると、目標のトナー付着量が得られる現像ポテンシャルを正しく計算することができず、安定した画質を得ることが難しくなる。このような濃度調整に影響を与える外乱要因としては、画像履歴の影響が挙げられる。画像履歴は、現像装置5Y,5M,5C,5Kの現像ローラ周面におけるトナーの帯電量のばらつきに起因した画像の濃度むらである。
なお、現像装置5Y,5M,5C,5Kは、使用する現像剤の色が異なるのみで構成は同一のため、以下では、特にこれらを区別する場合を除いて現像装置5と総称する。ここで、図5を用いて画像履歴といわれる現象について説明する。図5に示す現像装置5は、一成分現像方式の現像器であり、筐体51内部に収容された現像剤としてのトナーをトナー供給ブレード52によって攪拌しながら現像ローラ53へと供給し、感光体1Y,1M、1C,1K(以下、特にこれらを区別する場合を除いて感光体1と総称する。)に形成された潜像を現像ローラ53周面のトナーによって現像する。現像ローラ53周面のトナーは、トナー供給ブレード52により攪拌されることで摩擦が生じ、所定極性に帯電された状態で現像ローラ53に供給される。現像ローラ53の周面には、トリマブレード54の先端が当接されており、現像ローラ53周面に形成されるトナー層がこのトリマブレード54によって所定の厚みに規制される。このとき、トリマブレード54との摩擦によっても、現像ローラ53周面のトナーが同じ極性に帯電される。
ここで、現像ローラ53周面のトナーによって感光体1に形成された潜像を現像する際、現像ローラ53の周面上で、感光体1の潜像が形成された位置と対向する位置においては帯電したトナーが現像によって消費されることとなるが、現像ローラ53周面のそれ以外の位置では、帯電したトナーが消費されずに残存することとなる。その後、現像ローラ53周面のトナーが消費された位置には、トナー供給ブレード52によって新たなトナーが供給されるが、この新たに供給されたトナーと現像ローラ53の周面に残存しているトナーとでは、帯電量の差が生じることとなる。例えば、現像ローラ53の周面に残存しているトナーは、その後の現像ローラ53の回転によってトリマブレード54との接触回数が増え、新たに供給されるトナーよりもトリマブレード54との接触による帯電の機会が多い分、帯電量が多くなる。この現像ローラ53周面におけるトナー帯電量の差は次の画像形成時におけるトナー付着量の差として現れ、直前に形成された画像の影響で次の画像に濃度むらが生じる、いわゆる画像履歴と呼ばれる現象が生じる。
以上は、現像装置5として1成分現像方式の現像器を用いた場合の例であるが、2成分現像方式の現像器を用いた場合においても、同様の画像履歴が生じる。2成分現像方式の場合は、現像剤としてトナーとキャリアとの混合剤が用いられ、トナーがキャリアとの攪拌によって摩擦帯電する。そして、現像装置5内に現像剤を現像ローラ53に供給するパドルが設けられている。なお、このパドルは、例えば、特許第4283688号に記載されているようなものになる。そして、帯電したトナーがキャリアとともにパドルの回転などによって現像ローラ53に供給されるが、感光体1の潜像の現像で消費されることなく残存したトナーは、感光体1からのカウンターチャージの影響を受けて帯電量が増加する。2成分現像方式では、感光体1の潜像の現像で消費されずに現像ローラ53の周面に残存した現像剤を剥離して回収するようにしているが、全ての現像剤が回収できるわけではなく、現像ローラ53の周面には帯電量の大きいトナーを含む現像剤が残存する。一方、現像ローラ周面のトナーが消費された位置には新たに現像剤が供給されるが、この新たに供給された現像剤に含まれるトナーと現像ローラ53の周面に残存している現像剤のトナーでは、帯電量の差が生じる。そして、1成分現像方式の場合と同様に、この現像ローラ53周面におけるトナー帯電量の差が次の画像形成時におけるトナー付着量の差として現れ、画像履歴が生じることとなる。
ここで、画像履歴の一例について、図6を用いて説明する。図6(a)は、ベタ画像A1に続けて、ハーフトーン画像A2を印刷した場合に発生する画像履歴を模式的に表したものであり、図6(b)は、図6(a)の線Y上におけるトナー付着量を示したものである。図6(b)において、Ptは現像ローラ53のピッチ(現像ローラ53の1周に相当する長さ)であり、X1は現像ローラ53の1周後の画像履歴に相当する部分、X2は現像ローラ53の2周後の画像履歴に相当する部分を示している。ここで、感光体1表面の線速に対する現像ローラ53周面の線速の比(以下、現像線速比という。)は1.0としない、つまり、感光体1表面の線速と現像ローラ53周面の線速を異ならせる設定とするのが一般的である。したがって、現像ローラ53のピッチPtは、現像ローラ53の周長を現像線速比で割った長さとなる。
図6に示すように、ベタ画像A1に続けてハーフトーン画像A2を印刷すると、ベタ画像A1が印刷された位置から現像ローラ53のピッチPt周期で画像履歴が生じてハーフトーン画像A2のトナー付着量が低下する。そして、この画像履歴は、履歴の元になる画像(図6においてはベタ画像A1)から、現像ローラ53の1周後に発生する画像履歴X1のトナー付着量の低下量が最も大きく、その後、現像ローラ53が周回を重ねるごとに画像履歴によるトナー付着量の低下量は序々に小さくなっていく。なお、図6の例では、ベタ画像A1に続けてハーフトーン画像A2を印刷した場合について示したが、ハーフトーン画像A2に代えてベタ画像を印刷した場合であっても、同様の画像履歴は発生する。ここで、現像ローラ53のピッチPt周期で発生する画像履歴の発生原因は、上述したように、現像ローラ53の周面におけるトナーの帯電量が、直前の画像形成時のトナー消費による影響を受け、現像によってトナー消費された位置とトナーが消費されずに残存した位置とでトナー帯電量の分布が生じることによるものである。この画像履歴は、現像ローラ53にトナー(現像剤)を供給し、現像ローラ53上に担持されたトナー(現像剤)により画像を現像するシステムにおいては程度の差はあれ完全に発生を免れることはできず、1成分現像方式であっても2成分現像方式であっても発生するものである。
図7は、トナー消費させることなく現像ローラ53を周回させたときの現像ローラ53周面上の任意の位置におけるトナー帯電量と現像ローラ53の周回回数との関係を表したグラフ図である。なお、図7の横軸が現像ローラ53の周回回数、縦軸が残存するトナー帯電量をそれぞれ示している。この図7に示すように、現像ローラ53周面上のトナー帯電量は、現像ローラ53の周回回数が増えるに従って増加するが、このトナー帯電量の増加は線形ではなく、現像ローラ53の周回回数が増えるごとにトナー帯電量の増加量は徐々に減少し、ある一定の帯電量に到達すると飽和して帯電量の増加がゼロに近づく傾向にある。例えば、現像ローラ53の周回回数が1回から2回に増えたときのトナー帯電量の増加量ΔV1に比べ、現像ローラ53の周回回数が2回から3回に増えた時のトナー帯電量の増加量ΔV2は小さくなっている。
画像履歴は、上述したように、現像によって消費されて新たに供給されたトナーと消費されずに残存したトナーの帯電量の差がトナー付着量の差として現れることで画像に濃度むらが生じる現象であるので、現像によってある部分のトナーを消費した後、所定期間はトナーを消費させずに(つまり、画像形成せずに)現像ローラ53を周回させることで、新たに供給されたトナーと残存しているトナーとの帯電量の差を小さくすることができ、結果として画像履歴の影響を小さくすることができる。ここで、画像濃度調整に用いる階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを形成する際は、画像履歴を完全にゼロにする必要はなく、トナー付着量の検知精度や、その他の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの変動要因(例えば、現像ギャップの周方向変動など)との兼ね合いにより、一定の許容レベル以下に抑えることができれば、実質的に画像濃度調整の安定性に影響を与えることはない。つまり、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの各トナーパッチを形成する際に、各トナーパッチ間の間隔をある程度あけることにより、画像履歴を許容レベルに抑えることができ、これにより画像濃度調整を適切に実施することが可能となる。
そこで、本実施形態にかかるカラーレーザプリンタ100では、制御部150の制御のもとで4つのトナー像形成部6Y,6M,6C,6Kが中間転写ベルト8上に各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを形成する際に、これら階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを、各トナーパッチ間の間隔が現像ローラ53の1周に相当する長さ(=現像ローラ53のピッチPt=現像ローラ53の周長/現像線速比)以上となるように形成するようにしている。
図8は、本実施形態にかかるカラーレーザプリンタ100において、中間転写ベルト8上に形成される各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの一例を示したものである。Y用の階調パターンPyは、トナー付着量が多い(濃度が濃い)トナーパッチから順にPy1,Py2,Py3,Py4,Py5・・・といったように、複数のトナーパッチが中間転写ベルト8の移動方向(図中矢印16の方向)に沿って間隔をあけて並ぶように形成されるが、トナーパッチPy1とPy2との間の間隔Py_i1,トナーパッチPy2とPy3との間の間隔Py_i2,トナーパッチPy3とPy4との間の間隔Py_i3,トナーパッチPy4とPy5との間の間隔Py_i4・・・が、それぞれ現像ローラ53の1周に相当する長さ以上とされる。
同様に、M用の階調パターンPmは、トナー付着量が多いトナーパッチから順にPm1,Pm2,Pm3,Pm4,Pm5・・・といったように、複数のトナーパッチが中間転写ベルト8の移動方向に沿って間隔をあけて並ぶように形成されるが、トナーパッチPm1とPm2との間の間隔Pm_i1,トナーパッチPm2とPm3との間の間隔Pm_i2,トナーパッチPm3とPm4との間の間隔Pm_i3,トナーパッチPm4とPm5との間の間隔Pm_i4・・・が、それぞれ現像ローラ53の1周に相当する長さ以上とされる。
同様に、C用の階調パターンPcは、トナー付着量が多いトナーパッチから順にPc1,Pc2,Pc3,Pc4・・・といったように、複数のトナーパッチが中間転写ベルト8の移動方向に沿って間隔をあけて並ぶように形成されるが、トナーパッチPc1とPc2との間の間隔Pc_i1,トナーパッチPc2とPc3との間の間隔Pc_i2,トナーパッチPc3とPc4との間の間隔Pc_i3・・・が、それぞれ現像ローラ53の1周に相当する長さ以上とされる。
同様に、K用の階調パターンPkは、トナー付着量が多いトナーパッチから順にPk1,Pk2,Pk3,Pk4,Pk5・・・といったように、複数のトナーパッチが中間転写ベルト8の移動方向に沿って間隔をあけて並ぶように形成されるが、トナーパッチPk1とPk2との間の間隔Pk_i1,トナーパッチPk2とPk3との間の間隔Pk_i2,トナーパッチPk3とPk4との間の間隔Pk_i3,トナーパッチPk4とPk5との間の間隔Pk_i4・・・が、それぞれ現像ローラ53の1周に相当する長さ以上とされる。
本実施形態にかかるカラーレーザプリンタ100では、以上のように、画像濃度調整に用いる階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを、各トナーパッチ間の間隔が現像ローラ53の1周に相当する長さ以上となるように形成することで、先行するトナーパッチ形成後、そのトナーパッチの画像履歴による影響が最も大きく現れる現像ローラ53の1周相当の距離範囲内で次のトナーパッチが形成されることがなくなり、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkにおける画像履歴の影響を、上述した許容レベル以内に抑えられる確率が高くなる。その結果、画像履歴の影響により階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの各トナーパッチの濃度(トナー付着量)を正確に検知できずに、画像濃度調整の制御が不安定となってしまうといった不都合を有効に抑制して、適切な画像濃度調整を安定的に実施することが可能となる。
ところで、現像ローラ53の周長に対して階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを構成する各トナーパッチの長さ(中間転写ベルト8の移動方向に沿った副走査方向の長さ)が十分に短く、現像ローラ53が1周する間に複数のトナーパッチを形成可能な場合には、現像ローラ53の周回ごとに、複数のトナーパッチの位置を現像ローラ53の前の周回で形成した複数のトナーパッチの画像履歴が及ばない位置にシフトしていくことで、トナーパッチ間の間隔をより小さくすることも可能になると考えられる。しかしながら、現像ローラ53の周回ごとに複数のトナーパッチの位置を適切にシフトするには複雑な制御が求められ、現実的でない。
また、実際には、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを構成する各トナーパッチの長さは、現像ローラ53の周長の半分以上の長さとしていることが多い。これは、トナーパッチの長さが短いと、反射型フォトセンサ40によるサンプリング点数を十分に確保できずに、各トナーパッチのトナー付着量を正確に検出できなくなるためである。特に、近年のカラーレーザプリンタは印刷速度の高速化が図られており、中間転写ベルト8の移動速度も速くなる傾向にあるため、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを構成する各トナーパッチの長さを十分に長くしておく必要がある。
階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを構成する各トナーパッチの長さが現像ローラ53の周長の半分以上である場合、図9に示すように、先行するトナーパッチP1の画像履歴による影響が最も大きく現れる領域は図中の領域Rとなり、この領域Rを避けて次のトナーパッチP2を形成するには、トナーパッチP2を領域Rの後に形成する必要があり、トナーパッチP1とトナーパッチP2との間の間隔は、現像ローラ53の1周相当の長さ以上となる。なお、図中のPtは現像ローラ53のピッチ(現像ローラ53の1周相当の長さ)である。以上のことから、本実施形態にかかるカラーレーザプリンタ100では、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを構成する各トナーパッチ間の間隔の最小値を現像ローラ53の1周に相当する長さとし、画像濃度調整に用いる階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを、各トナーパッチ間の間隔が現像ローラ53の1周に相当する長さ以上となるように形成するようにしている。
本実施形態にかかるカラーレーザプリンタ100は、以上のように、画像濃度調整に用いる階調パターンPy,Pm,Pc,Pkのトナーパッチ間の間隔を現像ローラ53の1周に相当する長さ以上とすることで適切な画像濃度調整を安定的に実施できるようにしているが、各トナーパッチ間の間隔が大きくなると、その分、各トナーパッチの濃度検出を終了するまでに時間がかかる。この時間を削減するため、トナーパッチ間の間隔を現像ローラ53の1周に相当する長さとする構成がより望ましい。なお、本実施形態にかかるカラーレーザプリンタ100では、上述したように、反射型フォトセンサ40に各色に対応したセンサ部40Y,40M,40C,40Kを設けるとともに、各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを中間転写ベルト8上に並列に形成し、各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkのトナーパッチの濃度検出を並列に(同時に)実施するようにしている。
例えば、各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkのトナーパッチの濃度検出をシーケンシャルに行った場合には、トナーパッチ間の間隔増加による検出時間増加の影響は、トナーパッチ間の間隔の増加長×(1色あたりのトナーパッチの数−1)×4色分となる。一方で、各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkのトナーパッチの濃度検出を並列に行えば、トナーパッチ間の間隔増加による検出時間増加の影響は、トナーパッチ間の間隔の増加長×(1色あたりのトナーパッチの数−1)となり、シーケンシャルに行った場合の1/4程に抑えることができる。
このことから、画像履歴の影響を上記の許容レベル以下に抑えるには、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの各トナーパッチ間の間隔を、最低限、現像ローラ53の1周に相当する長さ以上とすることが必要である。また、実際に画像履歴の影響を確実に許容レベル以下に抑えることができるトナーパッチ間の間隔は、各トナーパッチの形成条件など様々な要因によって決まるものであり、トナーパッチの色によっても違いがある。そこで、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの各トナーパッチ間の間隔は、各色共通で決めるのではなく、色ごとに決定することが望ましい。これにより、トナーパッチ間に間隔を設けたことによる検出時間増加の影響は、4色のうちで最もトナーパッチ間の間隔を長くした色の階調パターンにより決定されることになり、予め最悪条件を見越して各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkで共通のトナーパッチ間隔を定めた場合と比較して、ダウンタイムの増加を抑制することができる。
また、現像装置5として2成分現像方式の現像器を用いる場合には、現像剤のトナー濃度(現像剤中のトナー含有率)によっても画像履歴のレベルが変化し、図10に示すように、現像剤のトナー濃度が高いほど画像履歴のレベルが大きくなる傾向にある。なお、図10の横軸は2成分現像剤のトナー濃度(wt%)を示しており、縦軸は画像履歴のレベル(トナー付着量の変化量)を示している。このような画像履歴の特性を考慮すると、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの各トナーパッチ間の間隔は、現像装置5で現在用いている現像剤のトナー濃度に応じて、画像履歴が上記の許容レベル以下に収まるように決定することが望ましい。
また、画像履歴のレベルは、図10に示すように、現像剤として未使用の新品剤を用いている場合よりも、現像剤の流動性が低下した経時剤を用いている場合の方が大きくなる。なお、図10のαが現像剤の新品時の特性を示すグラフであり、βは現像剤が寿命近く(経時剤)となった場合の特性を示すグラフである。このような画像履歴の特性を考慮すると、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの各トナーパッチ間の間隔は、現像装置5で現在用いている現像剤の使用度(現像剤を新品に交換した時点からの、現像装置5の積算駆動時間や積算印刷枚数など)に応じて、画像履歴が上記の許容レベル以下に収まるように決定することが望ましい。但し、各トナーパッチ間の間隔は、現像ローラの1周に相当する長さ以上にする必要がある。
階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの各トナーパッチ間の間隔を現像剤のトナー濃度や現像剤の使用度に応じて決定する具体的な手法としては、例えば、以下のような手法が考えられる。すなわち、図10に示したような画像履歴の特性、つまり、現像装置5で使用する現像剤のトナー濃度および現像剤の使用度(例えば現像剤を新品に交換した時点からの積算印刷枚数)と画像履歴のレベルとの関係を比較して、現像剤のトナー濃度や使用度の条件ごとに、画像履歴が許容レベル以下に収まるまでの現像ローラ53の周回回数を予め求めて、図11に示すような色ごとのデータテーブルとして保持しておく。そして、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを形成するのに先立ち、例えば現像装置5に装着されたトナー濃度センサなどによって現像剤のトナー濃度を検知するとともに、制御部150は、現像剤を新品に交換した時点からの現像装置5の積算印刷枚数などの情報を得て、上述したデータテーブルを参照することで、画像履歴が許容レベル以下に収まる現像ローラ53の周回回数を認識する。そして、画像履歴が許容レベル以下に収まる現像ローラ53の周回回数に基づいて、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの各トナーパッチ間の間隔を、色ごとに独立して決定する。これにより、経時や環境変化によって現像剤の状態が変化した場合であっても、画像履歴の影響を有効に抑制して、適切な画像濃度調整を安定的に実施することができる。
また、画像履歴のレベルは、画像履歴の元となる画像濃度が高くなる(トナー付着量が多い)ほど、大きくなり、画像履歴が許容レベル以下に収まる現像ローラ53の周回回数が多くなる傾向にある。したがって、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの各トナーパッチ間の間隔は一律に決定するのではなく、直前に形成されるトナーパッチのトナー付着量が少なくなるに従って、このトナーパッチと次に形成されるトナーパッチとの間隔を狭くしていくことが望ましい。すなわち、階調パターンPy,Pm,Pc,Pkの各トナーパッチのうち、n(nは自然数)番目に形成するトナーパッチとn+1番目に形成するトナーパッチとの間の間隔は、n番目に形成するトナーパッチの濃度に応じて決定し、n番目に形成するトナーパッチの濃度が低くなる(トナー付着量が少なくなる)に従って、その間隔を狭くすることが望ましい。
具体的に述べると、例えば図8に示した例では、Y用の階調パターンPyのトナーパッチPy1とPy2との間隔Py_i1よりも、トナーパッチPy2とPy3との間隔Py_i2を狭くし、トナーパッチPy2とPy3との間隔Py_i2よりも、トナーパッチPy3とPy4との間隔Py_i3を狭くする。同様に、M用の階調パターンPmのトナーパッチPm1とPm2との間隔Pm_i1よりも、トナーパッチPm2とPm3との間隔Pm_i2を狭くし、トナーパッチPm2とPm3との間隔Pm_i2よりも、トナーパッチPm3とPm4との間隔Pm_i3を狭くする。同様に、C用の階調パターンPcのトナーパッチPc1とPc2との間隔Pc_i1よりも、トナーパッチPc2とPc3との間隔Pc_i2を狭くし、トナーパッチPc2とPc3との間隔Pc_i2よりも、トナーパッチPc3とPc4との間隔Pc_i3を狭くする。同様に、K用の階調パターンPkのトナーパッチPk1とPk2との間隔Pk_i1よりも、トナーパッチPk2とPk3との間隔Pk_i2を狭くし、トナーパッチPk2とPk3との間隔Pk_i2よりも、トナーパッチPk3とPk4との間隔Pk_i3を狭くする。これにより、画像履歴の影響を有効に抑制して、適切な画像濃度調整を安定的に実施することができる。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態にかかるカラーレーザプリンタ100は、所定のタイミングで画像濃度調整を行う場合に、画像濃度調整に用いる各色の階調パターンPy,Pm,Pc,Pkを、各トナーパッチ間の間隔が現像ローラ53の1周に相当する長さ以上となるように、中間転写ベルト8上に形成するようにしている。したがって、このカラーレーザプリンタ100によれば、不良トナー除去用画像を形成して画像履歴の影響をなくようにした従来技術の課題点、すなわち、無駄なトナー消費によってランニングコストの増加を招くといった課題を生じさせることなく画像履歴の影響を有効に抑制し、適切な画像濃度調整を行って安定した画質を得ることができる。
以上、本発明の一適用例としての具体的な実施形態を説明したが、本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形や変更を加えながら具体化することができる。例えば、上述した実施形態は、本発明をタンデム方式のカラーレーザプリンタ100に適用した例であるが、本発明は、上述の実施形態として示したカラーレーザプリンタ100に限らず、濃度の異なる複数のトナーパッチからなる階調パターンを像担持体上に形成し、この階調パターンの各トナーパッチの濃度を検出して、濃度検出値に基づいて作像条件を調整する機能を持ったあらゆる画像形成装置に対して有効に適用可能である。
1Y,1M,1C,1K 感光体
5Y,5M,5C,5K 現像装置
6Y,6M,6C,6K トナー像形成部
7Y,7M,7C,7K 光書込ユニット
8 中間転写ベルト
15 中間転写ユニット
40 反射型フォトセンサ
40Y,40M,40C,40K センサ部
53 現像ローラ
100 レーザプリンタ
150 制御部
Py,Pm,Pc,Pk 階調パターン
特開2006−113540号公報 特許第3719372号公報 特開2006−47841号公報

Claims (7)

  1. 現像ローラを設けた現像装置を有し、異なる色のトナーを用いて画像を形成する画像形成手段と、コントローラと、前記画像形成手段によって像担持体上に形成されたトナーパッチを検出する検出手段とを備え、前記像担持体上に形成された濃度の異なる複数のトナーパッチを前記検出手段によって検出する画像形成装置において、
    前記像担持体の移動方向に沿って隣り合う2つのトナーパッチのうち、移動方向前方に位置するトナーパッチの後端と、移動方向後方に位置するトナーパッチの前端との間の距離を、トナーパッチ間の間隔としたときに、
    前記コントローラは、
    各トナーパッチ間の間隔が前記現像ローラの1周に相当する長さ以上となるように、前記トナーパッチを前記画像形成手段によって前記像担持体上に形成させる制御を行い、
    前記現像装置で用いる現像剤のトナー濃度または前記現像装置で用いる現像剤の使用状況に応じて、前記各トナーパッチ間の間隔を決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 現像ローラを設けた現像装置を有し、異なる色のトナーを用いて画像を形成する画像形成手段と、コントローラと、前記画像形成手段によって像担持体上に形成されたトナーパッチを検出する検出手段とを備え、前記像担持体上に形成された濃度の異なる複数のトナーパッチを前記検出手段によって検出する画像形成装置において、
    前記像担持体の移動方向に沿って隣り合う2つのトナーパッチのうち、移動方向前方に位置するトナーパッチの後端と、移動方向後方に位置するトナーパッチの前端との間の距離を、トナーパッチ間の間隔としたときに、
    前記コントローラは、
    各トナーパッチ間の間隔が前記現像ローラの1周に相当する長さ以上となるように、前記トナーパッチを前記画像形成手段によって前記像担持体上に形成させる制御を行い、
    前記画像形成手段によって前記像担持体上に形成させる前記複数のトナーパッチのうち、n(nは自然数)番目に形成するトナーパッチとn+1番目に形成するトナーパッチとの間の間隔を、n番目に形成するトナーパッチの濃度に応じて決定することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記コントローラは、前記画像形成手段によって前記像担持体上に形成させる前記複数のトナーパッチのうち、n(nは自然数)番目に形成するトナーパッチとn+1番目に形成するトナーパッチとの間の間隔を、n番目に形成するトナーパッチのトナー付着量が少なくなるにつれ、小さくなるように制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記コントローラは、複数色の前記トナーパッチを前記画像形成手段によって前記像担持体上に色ごとに並列に形成させ、
    前記検出手段は、形成された複数色の前記トナーパッチに対応した複数の検出部を備え、複数色の前記トナーパッチの濃度を前記複数の検出部で並列に検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記コントローラは、前記各トナーパッチ間の間隔を色ごとに決定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 現像ローラを設けた現像装置を有し、異なる色のトナーを用いて画像を形成する画像形成手段と、コントローラと、前記画像形成手段によって像担持体上に形成されたトナーパッチを検出する検出手段とを備え、前記コントローラは、前記像担持体上に濃度の異なる複数のトナーパッチを前記画像形成手段に形成させ、前記検出手段によって前記トナーパッチを検出させる画像形成方法において、
    前記像担持体の移動方向に沿って隣り合う2つのトナーパッチのうち、移動方向前方に位置するトナーパッチの後端と、移動方向後方に位置するトナーパッチの前端との間の距離を、トナーパッチ間の間隔としたときに、
    前記コントローラは、
    各トナーパッチ間の間隔が前記現像ローラの1周に相当する長さ以上となるように、前記トナーパッチを前記画像形成手段によって前記像担持体上に形成させ
    前記現像装置で用いる現像剤のトナー濃度または前記現像装置で用いる現像剤の使用状況に応じて、前記各トナーパッチ間の間隔を決定することを特徴とする画像形成方法。
  7. 現像ローラを設けた現像装置を有し、異なる色のトナーを用いて画像を形成する画像形成手段と、コントローラと、前記画像形成手段によって像担持体上に形成されたトナーパッチを検出する検出手段とを備え、前記コントローラは、前記像担持体上に濃度の異なる複数のトナーパッチを前記画像形成手段に形成させ、前記検出手段によって前記トナーパッチを検出させる画像形成方法において、
    前記像担持体の移動方向に沿って隣り合う2つのトナーパッチのうち、移動方向前方に位置するトナーパッチの後端と、移動方向後方に位置するトナーパッチの前端との間の距離を、トナーパッチ間の間隔としたときに、
    前記コントローラは、
    各トナーパッチ間の間隔が前記現像ローラの1周に相当する長さ以上となるように、前記トナーパッチを前記画像形成手段によって前記像担持体上に形成させ、
    前記画像形成手段によって前記像担持体上に形成させる前記複数のトナーパッチのうち、n(nは自然数)番目に形成するトナーパッチとn+1番目に形成するトナーパッチとの間の間隔を、n番目に形成するトナーパッチの濃度に応じて決定することを特徴とする画像形成方法。
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